JPH0861289A - 横流ファン - Google Patents
横流ファンInfo
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- JPH0861289A JPH0861289A JP21186094A JP21186094A JPH0861289A JP H0861289 A JPH0861289 A JP H0861289A JP 21186094 A JP21186094 A JP 21186094A JP 21186094 A JP21186094 A JP 21186094A JP H0861289 A JPH0861289 A JP H0861289A
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- plate
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】振動を効率的に吸収して騒音を低減する横流フ
ァンの提供。組み立て作業性を向上することができる横
流ファンの提供。 【構成】中心部に位置して駆動部材の出力軸が取付けら
れるボス部と、偏平リング形状で、外周側に多数の羽根
が軸線回りに所定の間隔をおき、かつ半径方向に対して
所定の角度で傾斜して軸線方向へ延出するように一体成
形された合成樹脂製の側板と、該側板の内周側端縁とボ
ス部外周面との間に一体成形された弾性部材とから駆動
側端板を構成する。円盤形状からなる軸支側端板の中心
部に支持軸を設けると共に外周側に各羽根の端部が挿嵌
される多数の凹部を設け、各凹部に駆動側端板の側板に
一体形成された夫々の羽の端部を挿嵌固定して横流ファ
ンを構成する。
ァンの提供。組み立て作業性を向上することができる横
流ファンの提供。 【構成】中心部に位置して駆動部材の出力軸が取付けら
れるボス部と、偏平リング形状で、外周側に多数の羽根
が軸線回りに所定の間隔をおき、かつ半径方向に対して
所定の角度で傾斜して軸線方向へ延出するように一体成
形された合成樹脂製の側板と、該側板の内周側端縁とボ
ス部外周面との間に一体成形された弾性部材とから駆動
側端板を構成する。円盤形状からなる軸支側端板の中心
部に支持軸を設けると共に外周側に各羽根の端部が挿嵌
される多数の凹部を設け、各凹部に駆動側端板の側板に
一体形成された夫々の羽の端部を挿嵌固定して横流ファ
ンを構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、横流ファンに関す
る。
る。
【０００２】
【従来技術】従来の横流ファンは、例えば実開平２−１
１０２９４号公報に示すように電動モータの回転軸が取
付けられるボス部と、偏平リング状で内周端縁にリング
状の金属板が一体成形されると共に外周側に軸線回りに
対して所定の間隔をおき、半径方向へ所定に角度で傾斜
した多数の凹部を有した側板とを弾性部材により一体化
した駆動側端板と、中心部に支持軸が設けられると共に
外周側に上記凹部と相対する多数の凹部を有した軸支側
端板との間に多数の羽根を、各端部が駆動側端板及び軸
支側端板の凹部に夫々挿嵌して固着した構造からなる。
１０２９４号公報に示すように電動モータの回転軸が取
付けられるボス部と、偏平リング状で内周端縁にリング
状の金属板が一体成形されると共に外周側に軸線回りに
対して所定の間隔をおき、半径方向へ所定に角度で傾斜
した多数の凹部を有した側板とを弾性部材により一体化
した駆動側端板と、中心部に支持軸が設けられると共に
外周側に上記凹部と相対する多数の凹部を有した軸支側
端板との間に多数の羽根を、各端部が駆動側端板及び軸
支側端板の凹部に夫々挿嵌して固着した構造からなる。
【０００３】そして該横流ファンは、電動モータの回動
中心と横流ファンの回転中心との不一致により発生する
振動を弾性部材により吸収して騒音の発生を防止してい
る。
中心と横流ファンの回転中心との不一致により発生する
振動を弾性部材により吸収して騒音の発生を防止してい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造の横流ファンの駆動側端板は内周縁に金属板を一体成
形して側板を成形した後、ボス部の外周面と金属板の内
周縁との間に弾性部材を一体成形して成形されるため、
二回の一体成形作業を必要とすることにより製作コスト
が高コスト化する問題を有している。
造の横流ファンの駆動側端板は内周縁に金属板を一体成
形して側板を成形した後、ボス部の外周面と金属板の内
周縁との間に弾性部材を一体成形して成形されるため、
二回の一体成形作業を必要とすることにより製作コスト
が高コスト化する問題を有している。
【０００５】又、上記のように二回の一体成形作業によ
り成形された駆動側端板と軸支側端板との間に、各羽根
を取付けるには、各羽根の端部を各端板の凹部に夫々挿
嵌した後に、超音波及び熱等により溶着しなければなら
ず、羽根の固着作業に手間がかかる問題を有している。
り成形された駆動側端板と軸支側端板との間に、各羽根
を取付けるには、各羽根の端部を各端板の凹部に夫々挿
嵌した後に、超音波及び熱等により溶着しなければなら
ず、羽根の固着作業に手間がかかる問題を有している。
【０００６】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その目的とするところ
は、振動を効率的に吸収して騒音の発生を防止し得ると
共に羽根の固着作業を簡易化して製作コストを低減し得
る横流ファンを提供することにある。
ために発明されたものであり、その目的とするところ
は、振動を効率的に吸収して騒音の発生を防止し得ると
共に羽根の固着作業を簡易化して製作コストを低減し得
る横流ファンを提供することにある。
【０００７】
【問題点を解決するための手段】このため本発明は、駆
動側端板と軸支側端板との外周側に多数の羽根を軸線回
りに所定の間隔をおき、かつ半径方向に対して所定の傾
斜角度に設けた横流ファンにおいて、駆動側端板は中心
部に位置して駆動部材の出力軸が取付けられるボス部
と、偏平リング形状で、外周側に多数の羽根が軸線回り
に所定の間隔をおき、かつ半径方向に対して所定の角度
で傾斜して軸線方向へ延出するように一体成形された合
成樹脂製の側板と、該側板の内周側端縁とボス部外周面
とに一体成形された弾性部材とからなることを特徴とし
ている。
動側端板と軸支側端板との外周側に多数の羽根を軸線回
りに所定の間隔をおき、かつ半径方向に対して所定の傾
斜角度に設けた横流ファンにおいて、駆動側端板は中心
部に位置して駆動部材の出力軸が取付けられるボス部
と、偏平リング形状で、外周側に多数の羽根が軸線回り
に所定の間隔をおき、かつ半径方向に対して所定の角度
で傾斜して軸線方向へ延出するように一体成形された合
成樹脂製の側板と、該側板の内周側端縁とボス部外周面
とに一体成形された弾性部材とからなることを特徴とし
ている。
【０００８】
【発明の作用】本発明は上記のように構成されるため、
予め多数の羽根を有するように成形された側板とボス部
とに対して弾性部材を一体成形して駆動側端板が成形さ
れる。
予め多数の羽根を有するように成形された側板とボス部
とに対して弾性部材を一体成形して駆動側端板が成形さ
れる。
【０００９】そして駆動側端板における側板の各羽根端
部を軸支側端板に固着して横流ファンを形成する。
部を軸支側端板に固着して横流ファンを形成する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
する。
【００１１】図１〜図３において、横流ファン１は駆動
側端板３と、軸支側端板５と、これら駆動側端板３及び
軸支側端板５に設けられる多数の羽根７とから構成され
ている。
側端板３と、軸支側端板５と、これら駆動側端板３及び
軸支側端板５に設けられる多数の羽根７とから構成され
ている。
【００１２】駆動側端板３の側板９は合成樹脂製の偏平
リング盤形状からなり、その外周側外面には多数の凹部
１１が軸線回りに対して所定の間隔をおき、かつ半径方
向に対して所定の傾斜角度で形成されている。又、側板
９の外周側内面には多数の羽根７が、凹部１１に対して
若干ずれた位置にて半径方向へ所定の角度で傾斜し、か
つ軸線方向へ所定の長さで延出するように一体成形され
ている。更に、側板９の内周縁にはリング状のフランジ
部１３が一体成形され、該フランジ部１３には被係合部
１３ａが軸線回りに対して等間隔で形成されている。該
被係合部１３ａとしては孔、凹凸状の切欠等からなる。
リング盤形状からなり、その外周側外面には多数の凹部
１１が軸線回りに対して所定の間隔をおき、かつ半径方
向に対して所定の傾斜角度で形成されている。又、側板
９の外周側内面には多数の羽根７が、凹部１１に対して
若干ずれた位置にて半径方向へ所定の角度で傾斜し、か
つ軸線方向へ所定の長さで延出するように一体成形され
ている。更に、側板９の内周縁にはリング状のフランジ
部１３が一体成形され、該フランジ部１３には被係合部
１３ａが軸線回りに対して等間隔で形成されている。該
被係合部１３ａとしては孔、凹凸状の切欠等からなる。
【００１３】駆動側端板３の中心部には電動モータの回
転軸（図示せず）が取付けられるボス部１５が配置され
ている。該ボス部１５は側板９と同一若しくは異なる種
類の合成樹脂或いは金属材料で、中心部に被取付け部１
５ａを有した円筒形状或いは、例えば六角柱形状若しく
は外周面に軸線方向に延出する多数の溝が形成された形
状からなる。被取付け部１５ａとしては貫通状態若しく
は非貫通状態の孔であればよい。尚、図中の符号１５ｂ
は被取付け部１５ａ内に挿嵌された回転軸を固定するた
めのねじ（図示せず）が取付けられるねじ穴である。
転軸（図示せず）が取付けられるボス部１５が配置され
ている。該ボス部１５は側板９と同一若しくは異なる種
類の合成樹脂或いは金属材料で、中心部に被取付け部１
５ａを有した円筒形状或いは、例えば六角柱形状若しく
は外周面に軸線方向に延出する多数の溝が形成された形
状からなる。被取付け部１５ａとしては貫通状態若しく
は非貫通状態の孔であればよい。尚、図中の符号１５ｂ
は被取付け部１５ａ内に挿嵌された回転軸を固定するた
めのねじ（図示せず）が取付けられるねじ穴である。
【００１４】そしてボス部１５の外周面と側板９のフラ
ンジ部１３とには弾性部材１７が一体成形されている。
該弾性部材１７はセットされた側板９及びボス部１５間
に位置する金型の成形空間内に、オレフィン系、スチレ
ン系、ウレタン系、塩化ビニル系等の熱可塑性エラスト
マーを射出して側板９のフランジ部１３及びボス部１５
の外周面に一体成形される。尚、弾性部材１７は側板９
のフランジ部１３に対して被係合部１３ａと係合するよ
うに一体成形されるため、側板９に対してボス部１５の
回転力を確実に伝達し、又、異径断面形状若しくは外周
面に多数の溝が形成されたボス部１５にあっては、弾性
部材１７を介してボス部１５の回転力を側板１３へ確実
に伝達して横流ファン１を効率的に回転させることがで
きる。
ンジ部１３とには弾性部材１７が一体成形されている。
該弾性部材１７はセットされた側板９及びボス部１５間
に位置する金型の成形空間内に、オレフィン系、スチレ
ン系、ウレタン系、塩化ビニル系等の熱可塑性エラスト
マーを射出して側板９のフランジ部１３及びボス部１５
の外周面に一体成形される。尚、弾性部材１７は側板９
のフランジ部１３に対して被係合部１３ａと係合するよ
うに一体成形されるため、側板９に対してボス部１５の
回転力を確実に伝達し、又、異径断面形状若しくは外周
面に多数の溝が形成されたボス部１５にあっては、弾性
部材１７を介してボス部１５の回転力を側板１３へ確実
に伝達して横流ファン１を効率的に回転させることがで
きる。
【００１５】軸支側端板５は駆動側端板３と同一或いは
異なる種類の合成樹脂にて円盤形状に形成され、駆動側
端板３との相対面には多数の凹部１９が、各羽根７の端
部と一致して挿嵌可能に形成されている。又、軸支側端
板５の中心部には横流ファン１の軸線方向と一致する方
向に軸線を有した支持軸２１が一体成形されている。該
支持軸２１としては耐磨耗性を有した合成樹脂若しくは
金属材料からなる。
異なる種類の合成樹脂にて円盤形状に形成され、駆動側
端板３との相対面には多数の凹部１９が、各羽根７の端
部と一致して挿嵌可能に形成されている。又、軸支側端
板５の中心部には横流ファン１の軸線方向と一致する方
向に軸線を有した支持軸２１が一体成形されている。該
支持軸２１としては耐磨耗性を有した合成樹脂若しくは
金属材料からなる。
【００１６】そして上記構成からなる横流ファン１は駆
動側端板３の側板９に一体成形された各羽根７の端部を
軸支側端板５の凹部１９内に挿嵌して仮止めした後、超
音波により両者を熱溶着したり、接着剤により固着して
組み立てられる。
動側端板３の側板９に一体成形された各羽根７の端部を
軸支側端板５の凹部１９内に挿嵌して仮止めした後、超
音波により両者を熱溶着したり、接着剤により固着して
組み立てられる。
【００１７】このため、駆動側端板の側板に金属板を一
体成形した後に、該側板の金属板とボス部とに弾性部材
を一体成形する従来の駆動側端板に比べて一回の一体成
形作業で製作することができ、該駆動側端板３を効率的
に製作してその製作コストを低減することができる。
体成形した後に、該側板の金属板とボス部とに弾性部材
を一体成形する従来の駆動側端板に比べて一回の一体成
形作業で製作することができ、該駆動側端板３を効率的
に製作してその製作コストを低減することができる。
【００１８】又、駆動側端板の凹部と軸支側端板の凹部
とに羽根の各端部を挿嵌して固着した従来の横流ファン
に比べて羽根７の固着作業を簡易化して製作コストを低
減することができる。
とに羽根の各端部を挿嵌して固着した従来の横流ファン
に比べて羽根７の固着作業を簡易化して製作コストを低
減することができる。
【００１９】次に、軸線方向が長尺状の横流ファン１を
構成する場合について説明する。
構成する場合について説明する。
【００２０】図４及び図５において、駆動側端板３の側
板９に一体形成された各羽根７の端部には駆動側端板３
の側板９´が中間板として連結される。即ち、各羽根７
の端部は側板９´の凹部１１´に挿嵌された後、超音波
振動等により熱溶着される。このとき、駆動側端板３の
側板９から延出した羽根７と、中間板として使用される
側板９´から延出する羽根７´とは軸線回りに対して所
定の間隔で相互にずれている。
板９に一体形成された各羽根７の端部には駆動側端板３
の側板９´が中間板として連結される。即ち、各羽根７
の端部は側板９´の凹部１１´に挿嵌された後、超音波
振動等により熱溶着される。このとき、駆動側端板３の
側板９から延出した羽根７と、中間板として使用される
側板９´から延出する羽根７´とは軸線回りに対して所
定の間隔で相互にずれている。
【００２１】そして形成しようとする横流ファン１´の
軸線方向長さに応じた個数の側板９´を中間板として使
用して相互に連結した後、側板９´に設けられた羽根７
´の端部に軸支側端板５を上記のように固着して軸線方
向が所定の長さの横流ファン１´に形成される。
軸線方向長さに応じた個数の側板９´を中間板として使
用して相互に連結した後、側板９´に設けられた羽根７
´の端部に軸支側端板５を上記のように固着して軸線方
向が所定の長さの横流ファン１´に形成される。
【００２２】このため、駆動側端板３の側板９を中間板
として使用して相互を連結することにより軸線方向が長
尺状の横流ファン１´を構成することができる。又、駆
動側端板３の側板９を中間板として使用して部品を共用
化できるため、長尺状の横流ファン１´の製作コストを
低減できる。
として使用して相互を連結することにより軸線方向が長
尺状の横流ファン１´を構成することができる。又、駆
動側端板３の側板９を中間板として使用して部品を共用
化できるため、長尺状の横流ファン１´の製作コストを
低減できる。
【００２３】上記説明は、軸支側端板５の凹部１９に対
して夫々の羽根７端部を凹部１９を挿嵌した後に超音波
振動等により熱溶着して横流ファン１を構成したが、該
凹部１９の代わりに長孔を設け、該長孔内に羽根７の端
部全体を挿嵌した後に熱溶着或いは接着剤により固着し
て横流ファン１を構成してもよい。そしてこのように長
孔を設けて羽根７の端部を固定する構成にあっては、羽
根７の端部に突部を段差状に一体に設けると共に長孔を
突部に一致させ、該長孔内に羽根７の突部を挿嵌した後
に超音波振動等により熱溶着して固着する構成であって
もよい。この場合にあっては、軸支側端板に対して羽根
７を正確に位置決めして製作することができ、バランス
のよい横流ファンにすることができる。
して夫々の羽根７端部を凹部１９を挿嵌した後に超音波
振動等により熱溶着して横流ファン１を構成したが、該
凹部１９の代わりに長孔を設け、該長孔内に羽根７の端
部全体を挿嵌した後に熱溶着或いは接着剤により固着し
て横流ファン１を構成してもよい。そしてこのように長
孔を設けて羽根７の端部を固定する構成にあっては、羽
根７の端部に突部を段差状に一体に設けると共に長孔を
突部に一致させ、該長孔内に羽根７の突部を挿嵌した後
に超音波振動等により熱溶着して固着する構成であって
もよい。この場合にあっては、軸支側端板に対して羽根
７を正確に位置決めして製作することができ、バランス
のよい横流ファンにすることができる。
【００２４】
【発明の効果】このため本発明は、振動を効果的に吸収
して騒音の発生を防止し得ると共に羽根の固着作業を簡
易化して製作コストを低減し得る。
して騒音の発生を防止し得ると共に羽根の固着作業を簡
易化して製作コストを低減し得る。
【図１】横流ファンの分解斜視図である。
【図２】駆動側端板の分解斜視図である。
【図３】図１の中央縦断面図である。
【図４】長尺状の横流ファンの分解斜視図である。
【図５】図４の中央縦断面図である。
１ 横流ファン ３ 駆動側端板 ５ 軸支側端板 ７ 羽根 ９ 側板 １５ ボス部 １７ 弾性部材
【手続補正書】
【提出日】平成７年３月１０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００２
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００２】
【従来技術】従来の横流ファンは、例えば実開平２−１
１０２９４号公報に示すように電動モータの回転軸が取
付けられるボス部と、偏平リング状で内周側縁にリング
状の金属板が一体成形されると共に外周側に軸線回りに
対して所定の間隔をおき、半径方向へ所定の角度で傾斜
した多数の凹部を有した側板とを弾性部材により一体化
した駆動側端板と、中心部に支持軸が設けられると共に
外周側に上記凹部と相対する多数の凹部を有した軸支側
端板との間に多数の羽根を、各端部が駆動側端板及び軸
支側端板の凹部に夫々挿嵌して固定した構造からなる。
１０２９４号公報に示すように電動モータの回転軸が取
付けられるボス部と、偏平リング状で内周側縁にリング
状の金属板が一体成形されると共に外周側に軸線回りに
対して所定の間隔をおき、半径方向へ所定の角度で傾斜
した多数の凹部を有した側板とを弾性部材により一体化
した駆動側端板と、中心部に支持軸が設けられると共に
外周側に上記凹部と相対する多数の凹部を有した軸支側
端板との間に多数の羽根を、各端部が駆動側端板及び軸
支側端板の凹部に夫々挿嵌して固定した構造からなる。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】 しかしながら、上記構造の横流ファンの
駆動側端板は内周縁に金属板を一体成形して側板を成形
する工程と、ボス部の外周側と金属板の内周縁との間に
弾性部材を一体成形する工程との一体成形作業を必要と
することにより製作コストが高コスト化する問題を有し
ている。
駆動側端板は内周縁に金属板を一体成形して側板を成形
する工程と、ボス部の外周側と金属板の内周縁との間に
弾性部材を一体成形する工程との一体成形作業を必要と
することにより製作コストが高コスト化する問題を有し
ている。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】削除
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】 本発明は、上記した従来の欠点を解決す
るために発明されたものであり、その目的とするところ
は、振動を効率的に吸収して騒音の発生を防止し得る横
流ファンを提供することにある。
るために発明されたものであり、その目的とするところ
は、振動を効率的に吸収して騒音の発生を防止し得る横
流ファンを提供することにある。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】 図１〜図３において、横流ファン１は駆
動側端板３と、軸支側端板５と、これら駆動側端板３若
しくは軸支側端板５に設けられる多数の羽根７とから構
成されている。
動側端板３と、軸支側端板５と、これら駆動側端板３若
しくは軸支側端板５に設けられる多数の羽根７とから構
成されている。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１８
【補正方法】削除
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２３】 上記説明は、軸支側端板５の凹部１９に
対して夫々の羽根７端部を凹部１９に挿嵌した後に超音
波振動等により熱溶着して横流ファン１を構成したが、
該凹部１９の代わりに長孔を設け、該長孔内に羽根７の
端部全体を挿嵌した後に熱溶着或いは接着剤により固定
して横流ファン１を構成してもよい。そしてこのように
長孔を設けて羽根７の端部を固定する構成にあっては、
羽根７の端部に突部を段差状に一体に設けると共に長孔
を突部に一致させ、該長孔内に羽根７の突部を挿嵌した
後に超音波振動等により熱溶着して固定する構成であっ
てもよい。この場合にあっては、軸支側端板に対して羽
根７を正確に位置決めして製作することができる。
対して夫々の羽根７端部を凹部１９に挿嵌した後に超音
波振動等により熱溶着して横流ファン１を構成したが、
該凹部１９の代わりに長孔を設け、該長孔内に羽根７の
端部全体を挿嵌した後に熱溶着或いは接着剤により固定
して横流ファン１を構成してもよい。そしてこのように
長孔を設けて羽根７の端部を固定する構成にあっては、
羽根７の端部に突部を段差状に一体に設けると共に長孔
を突部に一致させ、該長孔内に羽根７の突部を挿嵌した
後に超音波振動等により熱溶着して固定する構成であっ
てもよい。この場合にあっては、軸支側端板に対して羽
根７を正確に位置決めして製作することができる。
【手続補正８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２４】
【発明の効果】このため本発明は、振動を効率的に吸収
して騒音の発生を防止できる。
して騒音の発生を防止できる。
Claims (3)
- 【請求項１】駆動側端板と軸支側端板との外周側に多数
の羽根を軸線回りに所定の間隔をおき、かつ半径方向に
対して所定の傾斜角度に設けた横流ファンにおいて、駆
動側端板は中心部に位置して駆動部材の出力軸が取付け
られるボス部と、偏平リング形状で、外周側に多数の羽
根が軸線回りに所定の間隔をおき、かつ半径方向に対し
て所定の角度で傾斜して軸線方向へ延出するように一体
成形された合成樹脂製の側板と、該側板の内周側端縁と
ボス部外周面とに一体成形された弾性部材とからなるこ
とを特徴とする横流ファン。 - 【請求項２】駆動側端板の側板には羽根と反対側の面に
該羽根と同数の凹部が、各羽根に対して軸線回りの方向
へ所定の間隔をおいてずれて形成された請求項１の横流
ファン。 - 【請求項３】駆動側端板と軸支側端板との間に中間板を
設けて多連続構造とした横流ファンにおいて、上記中間
板は駆動側端板を構成する側板からなり、該側板の外周
側に形成された凹部に各羽根の端部を順に挿嵌固定して
軸線方向が所望の長さからなる請求項２の横流ファン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21186094A JPH0861289A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 横流ファン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21186094A JPH0861289A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 横流ファン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861289A true JPH0861289A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16612808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21186094A Pending JPH0861289A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 横流ファン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0861289A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030032380A (ko) * | 2001-10-17 | 2003-04-26 | 병 국 오 | 벽걸이형 에어컨의 횡류팬 축부 제조방법 |
| CN111608951A (zh) * | 2020-06-06 | 2020-09-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种贯流风叶及贯流风机 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP21186094A patent/JPH0861289A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030032380A (ko) * | 2001-10-17 | 2003-04-26 | 병 국 오 | 벽걸이형 에어컨의 횡류팬 축부 제조방법 |
| CN111608951A (zh) * | 2020-06-06 | 2020-09-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种贯流风叶及贯流风机 |
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