JPH0861211A - 油圧モータ - Google Patents

油圧モータ

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JPH0861211A
JPH0861211A JP20036294A JP20036294A JPH0861211A JP H0861211 A JPH0861211 A JP H0861211A JP 20036294 A JP20036294 A JP 20036294A JP 20036294 A JP20036294 A JP 20036294A JP H0861211 A JPH0861211 A JP H0861211A
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JP
Japan
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pressure oil
chamber
piston
brake
oil chamber
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Pending
Application number
JP20036294A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hamada
新一 濱田
Isao Tsurumi
功 鶴身
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネガティブブレーキの応答性を向上する。 【構成】 駆動室Dに、プランジャー10を装備したシ
リンダブロック4と斜板3とを配備し、このシリンダブ
ロック4と一体回転自在で、かつ、回転軸芯方向にスラ
イド自在な円形回転体13Aと、この円形回転体13A
を固定摩擦部13Eに押圧して回り止めするためのピス
トン13Bと、このピストン13Bに押圧方向への移動
力を付与するブレーキ作動用の駆動スプリング13C
と、圧油供給に伴いピストン13Bを移動力に抗して押
圧解除方向に移動させるためのブレーキ解除用の圧油室
13Dとを有するネガティブブレーキ13を前記シリン
ダブロック4の外周に配備し、前記プランジャー10へ
の圧油供給に伴って可逆的に前記圧油室13Dに圧油を
供給する圧油供給制御手段を設け、前記圧油室13Dへ
の圧油供給量よりも少ない流量でその圧油室13D内の
圧油を前記駆動室Dに逃がす圧油逃がし流路18を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クローラ型走行装置の
駆動装置等として用いられる油圧モータで、詳しくは、
駆動室に、プランジャーを装備したシリンダブロックと
斜板とを配備し、このシリンダブロックと一体回転自在
で、かつ、回転軸芯方向にスライド自在なブレーキディ
スクなどの円形回転体と、この円形回転体を固定摩擦部
に押圧して回り止めするためのピストンと、このピスト
ンに押圧方向への移動力を付与するブレーキ作動用の駆
動スプリングと、圧油供給に伴いピストンを移動力に抗
して押圧解除方向に移動させるためのブレーキ解除用の
圧油室とを有するネガティブブレーキを前記シリンダブ
ロックの外周に配備し、前記プランジャーへの圧油供給
に伴って可逆的に前記圧油室に圧油を供給する圧油供給
制御手段を設けてあるものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の油圧モータでは、プランジャー
への圧油供給によりシリンダブロックを回転させ、その
回転を出力軸で取り出してクローラ走行装置等の負荷装
置を駆動するものであり、前記ネガティブブレーキは、
プランジャーへの圧油供給に伴う圧油供給制御手段によ
る圧油室への圧油供給により、ピストンが駆動スプリン
グから付与される移動力に抗して押圧解除方向に移動し
て、シリンダブロックの回転を自由に許容するブレーキ
解除状態となり、他方、プランジャーへの圧油供給の停
止に伴う圧油供給制御手段による圧油室への圧油供給停
止及び圧油室からの圧油のドレンにより、駆動スプリン
グから付与される移動力でピストンが押圧方向に移動し
て、シリンダブロックの回転を停止するブレーキ状態と
なるものである。
【0003】このように、油圧モータでは、プランジャ
ーへの圧油供給を停止させての負荷装置の停止時、ネガ
ティブブレーキが自動的にブレーキ状態となるから、負
荷装置が惰性で作動することを阻止できる。
【0004】そのような油圧モータとして従来では、圧
油供給制御手段による圧油室からの圧油のドレンによっ
てのみ、駆動スプリングから付与される移動力によるピ
ストンの押圧方向への移動を行わせるように構成したも
のが知られている。つまり、従来では、駆動スプリング
から付与される移動力でピストンが押圧方向に移動する
に伴って、圧油室への圧油供給路を通して圧油室内の圧
油をドレンさせるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、圧油室への圧油供給路を通して圧油を
ドレンするのであって、圧油供給路は長く、かつ、細く
て、流路抵抗が大きいから、駆動スプリングから付与さ
れる移動力によるピストンの押圧方向への移動に伴う圧
油室からの圧油のドレンに長時間を要して、プランジャ
ーへの圧油供給の停止からネガティブブレーキがブレー
キ状態となるまでに相当な時間を費やし、ネガティブブ
レーキの応答性が悪いものであった。
【0006】本発明の目的は、ネガティブブレーキの応
答性を向上する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる油圧モータの特徴は、前記圧油室への圧油供給量よ
りも少ない流量でその圧油室内の圧油を前記駆動室に逃
がす圧油逃がし流路を形成してある点にある。
【0008】
【作用】圧油室内の圧油をその圧油室から直接に逃がす
圧油逃がし流路を設けてあるから、圧油供給制御手段の
みで圧油室内の圧油をドレンさせる場合に比較して、圧
油室からのドレンを迅速に行うことができ、これによっ
て、プランジャーへの圧油供給の停止に伴いネガティブ
ブレーキをブレーキ状態に応答性良く作動させることが
できる。
【0009】しかも、圧油室からの圧油逃がし流路とし
て、圧油室への圧油供給量よりも少ない流量のものを設
けてあるから、圧油逃がし流路を弁構成が不要な常時逃
がし形式の構造簡素なものとしながらも、プランジャー
への圧油供給があったときには、圧油室内の圧力を、駆
動スプリングから付与される移動力に抗してピストンを
押圧解除方向に移動させ得る値まで上昇させて、所期の
ブレーキ解除状態への作動を確実に行わせることができ
る。
【0010】その上、油圧モータの駆動室は本来的にド
レン機能を備えており、かつ、ネガティブブレーキはそ
の駆動室の近くに配置されていることを利用して、圧油
室内の圧油を逃がす逃がし先を駆動室に設定してあるか
ら、圧油逃がし流路として、圧油室の圧油を駆動室に逃
がすだけの機能を備えた短いもので済み、圧油逃がし流
路を形成することによる構造の複雑化及びコストアップ
を極力少なくすることができる。
【0011】
【発明の効果】従って、本発明によれば、駆動停止のた
めにプランジャーへの圧油供給を停止した際、ネガティ
ブブレーキをブレーキ状態に非常に応答性良く作動させ
ることができ、しかも、構造簡単、安価に実施すること
ができるようになった。
【0012】
【実施例】図1に示すように、クローラ走行装置1を駆
動するための油圧モータ2への適用例を示す。
【0013】油圧モータ2は、出力する回転速度を高低
二段に切替え可能な可変容量型の斜板式アキシャルプラ
ンジャーモータであって、モータ本体2Aと、そのモー
タ本体2Aに回転のみ自在に装着した出力用の回転体2
Bと、その回転体2Bに回転力を付与するための駆動手
段と、その駆動手段による回転力付与を停止した状態に
おいて回転体2Bを停止保持するための制動手段と、制
動性能向上手段とからなる。
【0014】そして、油圧モータ2は、回転軸芯Xが左
右横向き姿勢に位置するようにクローラ走行装置1のト
ラックフレーム1Aにモータ本体2Aを固定装着する状
態で、かつ、クローラ1Bに噛み合う駆動スプロケット
1Cを回転体2Bに固定装着する状態で設置されて、回
転体2Bを回転させることにより、クローラ走行装置1
を駆動し、回転体2Bを停止保持することにより、クロ
ーラ走行装置1を停止保持するように構成されている。
【0015】前記モータ本体2Aは、図2及び図3に示
すように、側方開口の駆動室Dを形成するとともに、ト
ラックフレーム1Aへのボルト取付用のフランジFを有
する本体ケース2aと、その本体ケース2aに対して着
脱自在で装着状態において駆動室Dの開口を閉塞する蓋
ブロック2bとからなる。
【0016】前記駆動手段は、図2及び図3に示すよう
に、斜板3とシリンダブロック4と出力軸5と一対の傾
斜角変更用油圧シリンダ6とを設けて構成されている。
【0017】前記斜板3は、前記駆動室D内の奥部に配
置され、トラニオン軸7を介して傾斜角変更自在に本体
ケース2aに取り付けられている。
【0018】前記シリンダブロック4は、シリンダ8内
への圧油供給に伴い前記斜板3にシュー9を介して押圧
作用する複数のプランジャー10を周方向に間隔を隔て
て装備したものであって、前記駆動室D内の開口側に配
置され、本体ケース2aに前記回転軸芯X周りに回転自
在に取り付けられている。
【0019】前記出力軸5は、前記シリンダブロック4
の回転を前記回転体2Bに遊星歯車機構11を介して伝
達するものであって、本体ケース2aの底部を貫通する
状態で本体ケース2aと蓋ブロック2bとに回転軸芯X
周りに回転自在に支承されており、シリンダブロック4
にスプライン12を介して連動している。
【0020】前記傾斜角変更用油圧シリンダ6は、トラ
ニオン軸7の軸芯周りに斜板3を回転させてその斜板3
の傾斜角(回転軸芯Xに対する傾斜角)を二段に変更す
るものであって、斜板3の背面を押圧して斜板3を回転
させるように本体ケース2aの底部に組み込まれてい
る。
【0021】前記制動手段は、前記プランジャー10へ
の圧油供給の停止、つまり、駆動の停止に伴い前記シリ
ンダブロック4の回転を停止し、かつ、その停止状態を
保持するようにシリンダブロック4を制動し、かつ、プ
ランジャー10への圧油供給に伴いその制動を解除する
手段であって、ネガティブブレーキ13と圧油供給制御
手段とからなる。
【0022】前記ネガティブブレーキ13は、図2及び
図3に示すように、前記シリンダブロック4の外周に配
備された摩擦制動式のブレーキであって、円形回転体1
3Aとピストン13Bと駆動スプリング13Cと圧油室
13Dとから構成されている。
【0023】前記円形回転体13Aは、前記シリンダブ
ロック4と一体回転する状態で回転軸芯X方向にスライ
ド自在にシリンダブロック4にスプライン嵌合する円環
状のもの、つまり、ブレーキディスクである。
【0024】前記ピストン13Bは、図4にも示すよう
に、本体ケース2aに回転軸芯X方向にスライド自在に
嵌合した円筒状のもので、スライドにより、ブレーキデ
ィスク13Aを固定摩擦部13Eに押圧して回り止めす
るブレーキ作用位置と、押圧を解除したブレーキ解除位
置とに位置変更するものであり、その開口側の端面が蓋
ブロック2bに当たることによりブレーキ解除位置を越
えてのスライドを阻止されるようになっている。つま
り、蓋ブロック2bがピストン13Bをブレーキ解除位
置に停止させるストッパーとなっている。
【0025】前記固定摩擦部13Eは、本体ケース2a
に装着したリング状の摩擦材から構成されている。
【0026】そして、前記ブレーキディスク13Aが駆
動室Dを回転軸芯X方向で奥側の室部と開口側の室部と
の二つに仕切る仕切り板のように作用することに着目し
て、ブレーキディスク13Aのそのような作用にかかわ
らず、両室部間での圧油の行き来を円滑に行わせるよう
にするために、ブレーキディスク13Aには、両室部同
士を連通させる複数の連通孔14が周方向に間隔を隔て
て形成されている。
【0027】前記駆動スプリング13Cは、圧縮コイル
スプリングで、前記ピストン13Bと蓋ブロック2bと
の間に介装されてピストン13Bに押圧方向への移動力
を付与するブレーキ作動用のものであり、周方向に間隔
を隔てて複数個設けられている。
【0028】前記圧油室13Dは、圧油供給に伴い前記
ピストン13Bを移動力に抗して押圧解除方向に移動さ
せるためのブレーキ解除用のものであって、ピストン1
3Bの外周面と本体ケース2aの内周面との間に形成さ
れている。詳述すると、図4に詳しく示すように、ピス
トン13Bの外周面及び本体ケース2aの内周面のそれ
ぞれに段部を形成して、ピストン13Bの外周面と本体
ケース2aの内周面との間のうち段部間に形成される回
転軸芯X周りに沿ったリング状の隙間を圧油室13Dと
してある。この圧油室13Dへの圧油供給路13aは本
体ケース2aに形成されている。
【0029】かつ、前記ピストン13Bの開口側の端面
には、駆動スプリング13Cの一端部を挿入させて駆動
スプリング13Cをピストン13Bに対して位置決めす
る受け穴15と、蓋ブロック2bから突出させた位置決
めピン16を回転軸芯X方向にスライド自在に挿入させ
てピストン13Bの蓋ブロック2b、つまりは、本体ケ
ース2aに対する回転軸芯X周りでの回転を阻止する回
り止め穴17とが形成されている。
【0030】もって、ネガティブブレーキ13は、圧油
室13Dへの圧油供給に伴って、駆動スプリング13C
から付与される移動力に抗してピストン13Bをブレー
キ解除位置にスライドさせることにより、シリンダブロ
ック4に対する制動(ブレーキ動作)を解除し、圧油室
13Dへの圧油供給の停止に伴って、圧油室13Dの圧
油を圧油供給路13aに排出させながら駆動スプリング
13Cから付与される移動力でピストン13Bを制動作
用位置にスライドさせることにより、シリンダブロック
4を制動するように構成されている。
【0031】前記圧油供給制御手段は、プランジャー1
0への圧油供給に伴って前記圧油室13Dに圧油を供給
し、プランジャー10への圧油供給の停止に伴って圧油
室13Dの圧油をドレンさせる手段、つまり、プランジ
ャー10への圧油供給時には圧油供給路13aを圧油供
給源に接続させ、プランジャー10への圧油供給停止時
には圧油供給路13aをドレンに接続させる手段であっ
て、前記蓋ブロック2bを油圧ブロックとしてその蓋ブ
ロック2bに組み込み形成されている。
【0032】前記制動性能向上手段は、プランジャー1
0への圧油供給停止時におけるネガティブブレーキ13
のブレーキ動作の応答性を高めるための手段であって、
図4に示すように、前記圧油供給路13aを介する圧油
室13Dへの圧油供給量よりも少ない流量でその圧油室
13Dの圧油を前記駆動室Dに逃がす圧油逃がし流路1
8を形成して構成されている。
【0033】前記圧油逃がし流路18を形成する手段
は、一端を圧油室13Dに開口させ、かつ、他端を駆動
室Dに開口させて圧油室13Dを駆動室Dに連通させる
孔をピストン13Bに形成し、この孔を圧油逃がし流路
18とする手段である。
【0034】従って、この実施例構成によれば、常時、
圧油室13Dから圧油が圧油逃がし流路18を通して駆
動室Dに逃げることになる。その結果、プランジャー1
0への圧油供給の停止時には、圧油供給制御手段による
圧油のドレン及びこの圧油逃がし流路18を介する圧油
の逃げにより、圧油室13Dから抵抗少なく圧油を逃が
し得る状態となり、これにより、駆動スプリング13C
から付与された移動力によるピストン13Bのブレーキ
作用位置へのスライドに伴う圧油の圧油室13Dからの
排出を抵抗少なく行わせて、ピストン13Bのブレーキ
作用位置へのスライドを迅速に行わせることができる。
他方、圧油逃がし流路18を介する圧油の流し量は圧油
供給路13aを介する圧油室13Dへの圧油供給量より
も少ないから、所期の圧油室13Dに圧油を供給しての
ピストン13Bのブレーキ作用位置へのスライドは保証
できる。
【0035】〔別実施例〕圧油逃がし流路18を形成す
る手段は、図5に示すように、圧油室13Dを受け穴1
5のうちの一つに連通させる第1連通孔19をピストン
13Bに形成し、この第1連通孔19と受け穴15とか
ら圧油逃がし流路18を形成する手段であっても良い。
この場合、第1連通孔19が、圧油逃がし流路18の逃
がし流量を圧油室13Dへの圧油供給量よりも少なくす
る絞りとして作用している。なお、上記では、一つの受
け穴15と一つの第1連通孔19とから圧油逃がし流路
18を形成したが、圧油逃がし流路18は、複数の受け
穴15とそれと同数の第1連通路19とから構成しても
良い。つまり、圧油逃がし流路18を形成する受け穴1
5と第1連通路19の数は適宜変更可能である。
【0036】圧油逃がし流路18を形成する手段は、図
6に示すように、圧油室13Dを回り止め穴17の一つ
に連通させる第2連通孔20をピストン13Bに形成
し、その第2連通孔20を介して圧油室13Dに連通す
る回り止め穴17に挿入する位置決めピン16の周面に
溝21を形成し、前記回り止め穴17と第2連通孔20
と溝21とから圧油逃がし流路18を形成する手段であ
っても良い。この場合、第2連通孔20が、圧油逃がし
流路18の逃がし流量を圧油室13Dへの圧油供給量よ
りも少なくする絞りとして作用している。
【0037】上記実施例では、油圧モータ2として、斜
板3の傾斜角を変更して高低二段に回転速度を変更でき
る可変容量型のものを示したが、油圧モータ2として
は、容量が固定の、つまり、回転速度を変更できないも
のであっても良い。
【0038】上記実施例では、クローラ式走行装置の駆
動装置への適用例を示したが、本発明の油圧モータは、
車輪式走行装置などクローラ式走行装置以外の走行装置
の駆動装置、或いは、走行装置以外の各種産業機械の駆
動装置として使用することができる。
【0039】上記実施例では、圧油逃がし流路18をピ
ストン13Bに形成して実施したが、圧油流し流路13
Bは、本体ケース2aに形成しても良い。
【0040】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ走行装置への適用例を示す要部の正面
【図2】縦断正面図
【図3】縦断平面図
【図4】要部の拡大縦断面図
【図5】別実施例を示す要部の拡大縦断図
【図6】別実施例を示す要部の拡大縦断図
【符号の説明】
D 駆動室 10 プランジャー 4 シリンダブロック 3 斜板 13A 円形回転体 13E 固定摩擦部 13B ピストン 13C 駆動スプリング 13D 圧油室 13 ネガティブブレーキ 18 圧油逃がし流路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動室(D)に、プランジャー(10)
    を装備したシリンダブロック(4)と斜板(3)とを配
    備し、このシリンダブロック(4)と一体回転自在で、
    かつ、回転軸芯方向にスライド自在な円形回転体(13
    A)と、この円形回転体(13A)を固定摩擦部(13
    E)に押圧して回り止めするためのピストン(13B)
    と、このピストン(13B)に押圧方向への移動力を付
    与するブレーキ作動用の駆動スプリング(13C)と、
    圧油供給に伴いピストン(13B)を移動力に抗して押
    圧解除方向に移動させるためのブレーキ解除用の圧油室
    (13D)とを有するネガティブブレーキ(13)を前
    記シリンダブロック(4)の外周に配備し、前記プラン
    ジャー(10)への圧油供給に伴って可逆的に前記圧油
    室(13D)に圧油を供給する圧油供給制御手段を設け
    てある油圧モータであって、前記圧油室(13D)への
    圧油供給量よりも少ない流量でその圧油室(13D)内
    の圧油を前記駆動室(D)に逃がす圧油逃がし流路(1
    8)を形成してある油圧モータ。
JP20036294A 1994-08-25 1994-08-25 油圧モータ Pending JPH0861211A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009209805A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Nabtesco Corp 油圧モータのブレーキ機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009209805A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Nabtesco Corp 油圧モータのブレーキ機構

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