JPH0861109A - 車両の自動停止始動装置 - Google Patents
車両の自動停止始動装置Info
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- JPH0861109A JPH0861109A JP6200806A JP20080694A JPH0861109A JP H0861109 A JPH0861109 A JP H0861109A JP 6200806 A JP6200806 A JP 6200806A JP 20080694 A JP20080694 A JP 20080694A JP H0861109 A JPH0861109 A JP H0861109A
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- Japan
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- engine
- battery
- vehicle
- automatic stop
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- Prior art date
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの自動停止−自動始動により発生す
るバッテリ上がりを防止することができる車両の自動停
止始動装置を供給すること。 【構成】 ステップ210にて、バッテリ充電電流積算
量Mcを求めるための演算を開始する。ステップ230
では、バッテリ充電電流積算量Mcがバッテリ放電電流
積算量Mdを上回ったか否か、即ち始動時に消費された
電力がバッテリ11に蓄積されたか否かを判定する。ス
テップ250では、始動時に消費された電力の充電が完
了したので、回転機7の充電動作を停止し、続くステッ
プ260では、バッテリ充電電流積算量Mcの演算を終
了する。ステップ270では、エンジン1の自動停止の
条件が整ったか否かを判定する。ステップ290では、
自動停止の条件が満たされたので、エンジン1の自動停
止を行なうために、燃料をカットする。
るバッテリ上がりを防止することができる車両の自動停
止始動装置を供給すること。 【構成】 ステップ210にて、バッテリ充電電流積算
量Mcを求めるための演算を開始する。ステップ230
では、バッテリ充電電流積算量Mcがバッテリ放電電流
積算量Mdを上回ったか否か、即ち始動時に消費された
電力がバッテリ11に蓄積されたか否かを判定する。ス
テップ250では、始動時に消費された電力の充電が完
了したので、回転機7の充電動作を停止し、続くステッ
プ260では、バッテリ充電電流積算量Mcの演算を終
了する。ステップ270では、エンジン1の自動停止の
条件が整ったか否かを判定する。ステップ290では、
自動停止の条件が満たされたので、エンジン1の自動停
止を行なうために、燃料をカットする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交差点等で、エンジン
の自動停止と自動始動を実行することにより、燃料を節
約したり、排気エミッションを向上させる車両の自動停
止始動装置に関する。
の自動停止と自動始動を実行することにより、燃料を節
約したり、排気エミッションを向上させる車両の自動停
止始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、市街地走行時に、交差点等で
自動車が停車した場合、所定の停止条件下でエンジンを
自動停止させ、その後、所定の始動条件下でエンジンを
再始動させることにより、燃料を節約したり、排気エミ
ッションを向上させる自動停止始動装置が知られてい
る。
自動車が停車した場合、所定の停止条件下でエンジンを
自動停止させ、その後、所定の始動条件下でエンジンを
再始動させることにより、燃料を節約したり、排気エミ
ッションを向上させる自動停止始動装置が知られてい
る。
【0003】例えば特開昭50−78724号公報に記
載の装置では、(エンジンを自動停止させる)停車中で
も、作動が必要なスピードメータ、タコメータなどの機
器は作動させるが、停車中にその作動を停止させてもか
まわない前照灯などの機器は、停車中には作動させず、
それによってバッテリの消費電力を抑えて、バッテリ上
がりによる始動不能等の問題が生じない様にしている。
載の装置では、(エンジンを自動停止させる)停車中で
も、作動が必要なスピードメータ、タコメータなどの機
器は作動させるが、停車中にその作動を停止させてもか
まわない前照灯などの機器は、停車中には作動させず、
それによってバッテリの消費電力を抑えて、バッテリ上
がりによる始動不能等の問題が生じない様にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術では、ある程度はバッテリの消費電力を抑えられ
るが、渋滞時などで頻繁に自動停止−自動始動が行なわ
れる場合には、始動するための電力の消費でバッテリの
容量が低下し、最後には始動不能となってしまうという
問題が生じる。
た技術では、ある程度はバッテリの消費電力を抑えられ
るが、渋滞時などで頻繁に自動停止−自動始動が行なわ
れる場合には、始動するための電力の消費でバッテリの
容量が低下し、最後には始動不能となってしまうという
問題が生じる。
【0005】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、エンジンの自動停止−自動始動により
発生するバッテリ上がりを防止することができる車両の
自動停止始動装置を供給することを目的としている。
れたものであり、エンジンの自動停止−自動始動により
発生するバッテリ上がりを防止することができる車両の
自動停止始動装置を供給することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の請求項1の発明は、所定の停止条件が満足された時に
エンジンを自動的に停止させる一方、車両の発進操作を
検出した時にエンジンを自動的に始動させるようにした
車両の自動停止始動装置において、前記エンジンの始動
で消費されたバッテリの消費電力量に応じた電力量をバ
ッテリに充電するまでエンジンを作動させることを特徴
とする車両の自動停止始動装置を要旨とする。
の請求項1の発明は、所定の停止条件が満足された時に
エンジンを自動的に停止させる一方、車両の発進操作を
検出した時にエンジンを自動的に始動させるようにした
車両の自動停止始動装置において、前記エンジンの始動
で消費されたバッテリの消費電力量に応じた電力量をバ
ッテリに充電するまでエンジンを作動させることを特徴
とする車両の自動停止始動装置を要旨とする。
【0007】請求項2の発明は、図1に例示する様に、
前記エンジンの始動時に消費されたバッテリの消費電力
量を求める消費電力量検出手段と、該消費電力量検出手
段によって求められたバッテリの消費電力量に応じた電
力量を補うために、前記エンジンを作動させてバッテリ
の充電を行なうバッテリ充電制御手段と、を備えたこと
を特徴とする前記請求項1記載の車両の自動停止始動装
置を要旨とする。
前記エンジンの始動時に消費されたバッテリの消費電力
量を求める消費電力量検出手段と、該消費電力量検出手
段によって求められたバッテリの消費電力量に応じた電
力量を補うために、前記エンジンを作動させてバッテリ
の充電を行なうバッテリ充電制御手段と、を備えたこと
を特徴とする前記請求項1記載の車両の自動停止始動装
置を要旨とする。
【0008】請求項3の発明は、前記バッテリの消費電
力量に応じた電力量が、該バッテリの消費電力量以上で
あることを特徴とする前記請求項1又は2記載の車両の
自動停止始動装置を要旨とする。
力量に応じた電力量が、該バッテリの消費電力量以上で
あることを特徴とする前記請求項1又は2記載の車両の
自動停止始動装置を要旨とする。
【0009】請求項4の発明は、前記エンジンの前回の
始動の際にバッテリから放電される電流積算値と、今回
のエンジンの作動によって充電されるバッテリの電流積
算値とを略同一とすることを特徴とする前記請求項1〜
3のいずれか記載の車両の自動停止始動装置を要旨とす
る。
始動の際にバッテリから放電される電流積算値と、今回
のエンジンの作動によって充電されるバッテリの電流積
算値とを略同一とすることを特徴とする前記請求項1〜
3のいずれか記載の車両の自動停止始動装置を要旨とす
る。
【0010】請求項5の発明は、所定の停止条件が満足
された時にエンジンを自動的に停止させる一方、車両の
発進操作を検出した時にエンジンを自動的に始動させる
ようにした車両の自動停止始動装置において、前記エン
ジンの始動後に前記停止条件が満たされた場合でも、所
定期間は前記エンジンの自動停止を禁止してバッテリの
充電を行なうことを特徴とする車両の自動停止始動装置
を要旨とする。
された時にエンジンを自動的に停止させる一方、車両の
発進操作を検出した時にエンジンを自動的に始動させる
ようにした車両の自動停止始動装置において、前記エン
ジンの始動後に前記停止条件が満たされた場合でも、所
定期間は前記エンジンの自動停止を禁止してバッテリの
充電を行なうことを特徴とする車両の自動停止始動装置
を要旨とする。
【0011】請求項6の発明は、所定の停止条件が満足
された時にエンジンを自動的に停止させる一方、車両の
発進操作を検出した時にエンジンを自動的に始動させる
ようにした車両の自動停止始動装置において、前記エン
ジンの始動後に前記停止条件が満たされた場合でも、バ
ッテリの充電状態がエンジンの始動に必要な充電状態に
なるまで、前記エンジンの自動停止を禁止してエンジン
を作動させることを特徴とする車両の自動停止始動装置
を要旨とする。
された時にエンジンを自動的に停止させる一方、車両の
発進操作を検出した時にエンジンを自動的に始動させる
ようにした車両の自動停止始動装置において、前記エン
ジンの始動後に前記停止条件が満たされた場合でも、バ
ッテリの充電状態がエンジンの始動に必要な充電状態に
なるまで、前記エンジンの自動停止を禁止してエンジン
を作動させることを特徴とする車両の自動停止始動装置
を要旨とする。
【0012】請求項7の発明は、前記バッテリの充電状
態が、バッテリの端子電圧であることを特徴とする前記
請求項6記載の車両の自動停止始動装置を要旨とする。
態が、バッテリの端子電圧であることを特徴とする前記
請求項6記載の車両の自動停止始動装置を要旨とする。
【0013】
【作用】請求項1の発明の車両の自動停止始動装置は、
所定の停止条件が満足された時にエンジンを自動的に停
止させる一方、車両の発進操作を検出した時にエンジン
を自動的に始動させるものであり、特に、エンジンの始
動で消費されたバッテリの消費電力量に応じた電力量を
バッテリに充電するまでエンジンを作動させる。これに
よって、始動時に消費されたバッテリの電力が補充され
るので、バッテリ上がりが防止されることになる。
所定の停止条件が満足された時にエンジンを自動的に停
止させる一方、車両の発進操作を検出した時にエンジン
を自動的に始動させるものであり、特に、エンジンの始
動で消費されたバッテリの消費電力量に応じた電力量を
バッテリに充電するまでエンジンを作動させる。これに
よって、始動時に消費されたバッテリの電力が補充され
るので、バッテリ上がりが防止されることになる。
【0014】ここで、バッテリの消費電力量に応じた電
力量としては、例えば消費電力量以上や消費電力量と略
同一の量等を採用できるが、例えば消費電力量より少な
い一定の割合であってもよい。尚、前記始動時とは、イ
グニッションキーによる始動と、自動始動とを含むもの
である。
力量としては、例えば消費電力量以上や消費電力量と略
同一の量等を採用できるが、例えば消費電力量より少な
い一定の割合であってもよい。尚、前記始動時とは、イ
グニッションキーによる始動と、自動始動とを含むもの
である。
【0015】請求項2の発明では、消費電力量検出手段
によって、エンジンの始動時に消費されたバッテリの消
費電力量を求め、この消費電力量検出手段によって求め
られたバッテリの消費電力量に対応して、バッテリ充電
制御手段によって、エンジンを作動させてバッテリの充
電を行なう。よって、バッテリの消費電力に応じて適切
な電力の補充を行なうことが可能となる。
によって、エンジンの始動時に消費されたバッテリの消
費電力量を求め、この消費電力量検出手段によって求め
られたバッテリの消費電力量に対応して、バッテリ充電
制御手段によって、エンジンを作動させてバッテリの充
電を行なう。よって、バッテリの消費電力に応じて適切
な電力の補充を行なうことが可能となる。
【0016】請求項3の発明では、バッテリの消費放電
量に対応して充電される電力量が、消費電力量以上であ
るので、次回の始動に必要とされるバッテリの充電が確
実に行われることになる。請求項4の発明では、エンジ
ンの前回の自動始動の際にバッテリから放電される電流
積算値と、今回の自動停止の禁止に伴うエンジンの作動
によって充電されるバッテリの電流積算値とを略同一と
している。つまり、前回消費した電力量を、今回の充電
によって補充するので、必要最小限の電力量を安定して
確実に補充できることになる。
量に対応して充電される電力量が、消費電力量以上であ
るので、次回の始動に必要とされるバッテリの充電が確
実に行われることになる。請求項4の発明では、エンジ
ンの前回の自動始動の際にバッテリから放電される電流
積算値と、今回の自動停止の禁止に伴うエンジンの作動
によって充電されるバッテリの電流積算値とを略同一と
している。つまり、前回消費した電力量を、今回の充電
によって補充するので、必要最小限の電力量を安定して
確実に補充できることになる。
【0017】請求項5の発明では、エンジンの始動後に
停止条件が満たされた場合でも、従来の様にそのまま自
動停止させるのではなく、一旦エンジンの自動停止を禁
止し、所定期間にわたりエンジンを作動させてバッテリ
の充電を行なっている。従って、消費電力量を検出する
必要もなく、簡単な構成でバッテリ上がりを防止するこ
とが可能である。
停止条件が満たされた場合でも、従来の様にそのまま自
動停止させるのではなく、一旦エンジンの自動停止を禁
止し、所定期間にわたりエンジンを作動させてバッテリ
の充電を行なっている。従って、消費電力量を検出する
必要もなく、簡単な構成でバッテリ上がりを防止するこ
とが可能である。
【0018】請求項6の発明では、エンジンの始動後に
停止条件が満たされた場合でも、従来の様にそのまま自
動停止させるのでなく、一旦エンジンの自動停止を禁止
し、バッテリの充電状態がエンジンの始動に必要な充電
状態になるまでエンジンを作動させる。つまり、バッテ
リが必要とするまで充電を行なうので、始動に必要な電
力を毎回確実に確保できることになる。
停止条件が満たされた場合でも、従来の様にそのまま自
動停止させるのでなく、一旦エンジンの自動停止を禁止
し、バッテリの充電状態がエンジンの始動に必要な充電
状態になるまでエンジンを作動させる。つまり、バッテ
リが必要とするまで充電を行なうので、始動に必要な電
力を毎回確実に確保できることになる。
【0019】請求項7の発明は、バッテリの充電状態と
して、バッテリの端子電圧を採用しているので、電圧計
等を用いて容易にバッテリの充電状態を把握できること
になる。
して、バッテリの端子電圧を採用しているので、電圧計
等を用いて容易にバッテリの充電状態を把握できること
になる。
【0020】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。 (実施例1)本発明に係る車両の自動停止始動装置は、
図2に示す様に、エンジン1と、トランスミッション3
と、エンジン1とクランク軸5を介して接続された回転
機7と、回転機7の機能を電動機能と発電機能とに切り
替えるインバータ9と、回転機によって発電された電力
をインバータ9を介して蓄積するバッテリ11と、イン
バータ9等に対して制御信号を出力するなどの各種の制
御を行なうECU13を、主として備えている。
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。 (実施例1)本発明に係る車両の自動停止始動装置は、
図2に示す様に、エンジン1と、トランスミッション3
と、エンジン1とクランク軸5を介して接続された回転
機7と、回転機7の機能を電動機能と発電機能とに切り
替えるインバータ9と、回転機によって発電された電力
をインバータ9を介して蓄積するバッテリ11と、イン
バータ9等に対して制御信号を出力するなどの各種の制
御を行なうECU13を、主として備えている。
【0021】更に、本実施例では、車両の運転状態を検
出するために、エンジン1の回転数を検出する回転数セ
ンサ15と、トランスミッション3のシフト位置を検出
するシフト位置センサ16と、図示しないイグニッショ
ンキーの操作状態を検出するイグニッションスイッチ
(以下スイッチはSWと記す)17と、図示しないアク
セルペダルが戻された状態を検出するアイドルSW19
と、車速を検出する車速センサ20と、バッテリ11の
電流を検出する電流センサ21と、バッテリの電圧を検
出する電圧センサ23とを備えており、これらは、前記
ECU13に接続されている。
出するために、エンジン1の回転数を検出する回転数セ
ンサ15と、トランスミッション3のシフト位置を検出
するシフト位置センサ16と、図示しないイグニッショ
ンキーの操作状態を検出するイグニッションスイッチ
(以下スイッチはSWと記す)17と、図示しないアク
セルペダルが戻された状態を検出するアイドルSW19
と、車速を検出する車速センサ20と、バッテリ11の
電流を検出する電流センサ21と、バッテリの電圧を検
出する電圧センサ23とを備えており、これらは、前記
ECU13に接続されている。
【0022】そして、このECU13は、後に詳述する
様に、エンジン1の自動停止及び自動始動を制御すると
ともに、発電によりバッテリ11を充電させるか否かを
判断し、回転機7の機能を電動機能又は発電機能に切り
換える等の制御を行なう。次に、前記構成を備えた本実
施例の自動停止始動装置の動作について、図3及び図4
のフローチャート、及び図5のグラフに基づいて説明す
る。
様に、エンジン1の自動停止及び自動始動を制御すると
ともに、発電によりバッテリ11を充電させるか否かを
判断し、回転機7の機能を電動機能又は発電機能に切り
換える等の制御を行なう。次に、前記構成を備えた本実
施例の自動停止始動装置の動作について、図3及び図4
のフローチャート、及び図5のグラフに基づいて説明す
る。
【0023】図3に示す様に、ステップ100にて、イ
グニッションSW17がオン(ON)されたか否かを判
定し、ここで肯定判断されるとステップ110にて、シ
フト位置センサ16によってシフト位置を読み込む。続
くステップ120では、読み込んだシフト位置が、(パ
ーキング)Pもしくは(ニュートラル)Nか否か、即ち
後の(運転者のイグニッションキーの操作による)始動
のための条件が揃っているか否かを判定する。ここで肯
定判断されるとステップ130に進み、一方否定判断さ
れるとステップ140に進む。
グニッションSW17がオン(ON)されたか否かを判
定し、ここで肯定判断されるとステップ110にて、シ
フト位置センサ16によってシフト位置を読み込む。続
くステップ120では、読み込んだシフト位置が、(パ
ーキング)Pもしくは(ニュートラル)Nか否か、即ち
後の(運転者のイグニッションキーの操作による)始動
のための条件が揃っているか否かを判定する。ここで肯
定判断されるとステップ130に進み、一方否定判断さ
れるとステップ140に進む。
【0024】ステップ130では、イグニッションSW
17がSTART位置(イグニションキー操作による始
動位置)か否かを判定し、ここで肯定判断されるとステ
ップ160に進み、一方否定判断されるとステップ10
0に戻る。一方、ステップ140では、回転数センサ1
5からエンジン回転数Neを読み込むとともに、アイド
ルSW19からの信号を読む込む。
17がSTART位置(イグニションキー操作による始
動位置)か否かを判定し、ここで肯定判断されるとステ
ップ160に進み、一方否定判断されるとステップ10
0に戻る。一方、ステップ140では、回転数センサ1
5からエンジン回転数Neを読み込むとともに、アイド
ルSW19からの信号を読む込む。
【0025】続くステップ150では、エンジン回転数
Neが0で、且つアイドルSW19がオフ(OFF)
で、且つシフト位置がDレンジ又は1速(1st)レン
ジ又は2速(2nd)レンジか否かを判定する。即ち、
シフト位置が発進のレンジに入っている状態でアクセル
ペダルが踏まれているが、エンジン1は始動されていな
いという、自動始動の条件が整っているか否かを判定す
る。ここで肯定判断されるとステップ160に進み、一
方否定判断されるとステップ100に戻る。
Neが0で、且つアイドルSW19がオフ(OFF)
で、且つシフト位置がDレンジ又は1速(1st)レン
ジ又は2速(2nd)レンジか否かを判定する。即ち、
シフト位置が発進のレンジに入っている状態でアクセル
ペダルが踏まれているが、エンジン1は始動されていな
いという、自動始動の条件が整っているか否かを判定す
る。ここで肯定判断されるとステップ160に進み、一
方否定判断されるとステップ100に戻る。
【0026】そして、イグニッションキーの操作或は自
動始動に対応する処理が行われるステップ160では、
通常の始動動作を行なうために、(インバータ9に制御
信号を出力して)回転機7にバッテリ11の電力を供給
するとともに、始動時の燃料噴射を行なう。
動始動に対応する処理が行われるステップ160では、
通常の始動動作を行なうために、(インバータ9に制御
信号を出力して)回転機7にバッテリ11の電力を供給
するとともに、始動時の燃料噴射を行なう。
【0027】続くステップ170では、電流センサ21
からの信号に基づいて、バッテリ放電電流積算量Mdを
求めるための演算を開始する。続くステップ180で
は、始動完了か否かをエンジン回転数Neが例えば30
0rpmを上回るか否かによって判定する。ここで肯定
判断されるとステップ190に進み、一方否定判断され
るとステップ160に戻る。
からの信号に基づいて、バッテリ放電電流積算量Mdを
求めるための演算を開始する。続くステップ180で
は、始動完了か否かをエンジン回転数Neが例えば30
0rpmを上回るか否かによって判定する。ここで肯定
判断されるとステップ190に進み、一方否定判断され
るとステップ160に戻る。
【0028】ステップ190では、始動が完了したの
で、自動に際に消費された電力に相当するバッテリ放電
電流積算量Mdの演算を終了する。続くステップ200
では、エンジン1が始動したので、バッテリ11の充電
を行なうために、(インバータ9に制御信号を出力し
て)回転機7による発電を開始してバッテリ11の充電
を行なう。
で、自動に際に消費された電力に相当するバッテリ放電
電流積算量Mdの演算を終了する。続くステップ200
では、エンジン1が始動したので、バッテリ11の充電
を行なうために、(インバータ9に制御信号を出力し
て)回転機7による発電を開始してバッテリ11の充電
を行なう。
【0029】続いて、図4に示す様に、ステップ210
にて、電流センサ21からの信号に基づいて、バッテリ
充電電流積算量Mcを求めるための演算を開始する。続
くステップ220では、イグニッションSW17がオン
の状態であるか否かをチェックし、ここで肯定判断され
るとステップ230に進み、一方否定判断されるとステ
ップ240に進む。
にて、電流センサ21からの信号に基づいて、バッテリ
充電電流積算量Mcを求めるための演算を開始する。続
くステップ220では、イグニッションSW17がオン
の状態であるか否かをチェックし、ここで肯定判断され
るとステップ230に進み、一方否定判断されるとステ
ップ240に進む。
【0030】ステップ240では、イグニッションSW
17がオフされたので、エンジン1を停止させるため
に、燃料噴射を停止し、一旦本処理を終了する。一方、
ステップ230では、バッテリ充電電流積算量Mcがバ
ッテリ放電電流積算量Mdを上回ったか否か、即ち始動
時に消費された電力がバッテリ11に蓄積されたか否か
を判定し、ここで肯定判断されるとステップ250に進
み、一方否定判断されるとステップ210に戻る。
17がオフされたので、エンジン1を停止させるため
に、燃料噴射を停止し、一旦本処理を終了する。一方、
ステップ230では、バッテリ充電電流積算量Mcがバ
ッテリ放電電流積算量Mdを上回ったか否か、即ち始動
時に消費された電力がバッテリ11に蓄積されたか否か
を判定し、ここで肯定判断されるとステップ250に進
み、一方否定判断されるとステップ210に戻る。
【0031】尚、ここでは、バッテリ充電電流積算量M
c>バッテリ放電電流積算量Mdを判定したが、これと
は別に、バッテリ充電電流積算量Mc≧バッテリ放電電
流積算量Mdや、バッテリ充電電流積算量Mc=バッテ
リ放電電流積算量Mdの判定を行なってもよい。或は、
バッテリ充電電流積算量Mc<バッテリ放電電流積算量
Mdの所定量(或は所定割合)を充電するだけでも、そ
れを行わない場合よりはバッテリ上がりに対しある程度
の効果はある。
c>バッテリ放電電流積算量Mdを判定したが、これと
は別に、バッテリ充電電流積算量Mc≧バッテリ放電電
流積算量Mdや、バッテリ充電電流積算量Mc=バッテ
リ放電電流積算量Mdの判定を行なってもよい。或は、
バッテリ充電電流積算量Mc<バッテリ放電電流積算量
Mdの所定量(或は所定割合)を充電するだけでも、そ
れを行わない場合よりはバッテリ上がりに対しある程度
の効果はある。
【0032】ステップ250では、始動時に消費された
電力の充電が完了したので、回転機7の充電動作を停止
し、続くステップ260では、バッテリ充電電流積算量
Mcの演算を終了する。続くステップ270では、エン
ジン回転数Ne、アイドルSW19の状態、(車速セン
サ20から)車速Vを読み込む。
電力の充電が完了したので、回転機7の充電動作を停止
し、続くステップ260では、バッテリ充電電流積算量
Mcの演算を終了する。続くステップ270では、エン
ジン回転数Ne、アイドルSW19の状態、(車速セン
サ20から)車速Vを読み込む。
【0033】続くステップ280では、エンジン回転数
Neが1000rpm未満で、且つアイドルSW19が
オンで、且つ車速Vが10km/hであるか否かを判定
する。つまり、エンジン1の自動停止の条件が整ったか
否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ29
0に進み、一方否定判断されるとステップ300に進
む。
Neが1000rpm未満で、且つアイドルSW19が
オンで、且つ車速Vが10km/hであるか否かを判定
する。つまり、エンジン1の自動停止の条件が整ったか
否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ29
0に進み、一方否定判断されるとステップ300に進
む。
【0034】ステップ290では、自動停止の条件が満
たされたので、エンジン1の自動停止を行なうために、
燃料をカットし、前記ステップ100に戻る。一方、ス
テップ300では、自動停止の条件が満たされていない
ので、燃料噴射を実行する。
たされたので、エンジン1の自動停止を行なうために、
燃料をカットし、前記ステップ100に戻る。一方、ス
テップ300では、自動停止の条件が満たされていない
ので、燃料噴射を実行する。
【0035】続くステップ310では、イグニッション
SW17がオンの状態であるか否かをチェックし、ここ
で肯定判断されると前記ステップ270に進み、一方否
定判断されると、一旦本処理を終了する。次に、上述し
た制御によって生じる始動時のエンジン回転数Neとバ
ッテリ電流の挙動を図5に示す。この図5から明らかな
様に、イグニッションSW17がSTART位置(ステ
ップ130)から1秒以内にステップ250まで完了し
ている事がわかる。尚、エンジン回転数Neが300r
pmを上回る時間と実際に充電が開始される時間には、
若干のタイムラグがある。
SW17がオンの状態であるか否かをチェックし、ここ
で肯定判断されると前記ステップ270に進み、一方否
定判断されると、一旦本処理を終了する。次に、上述し
た制御によって生じる始動時のエンジン回転数Neとバ
ッテリ電流の挙動を図5に示す。この図5から明らかな
様に、イグニッションSW17がSTART位置(ステ
ップ130)から1秒以内にステップ250まで完了し
ている事がわかる。尚、エンジン回転数Neが300r
pmを上回る時間と実際に充電が開始される時間には、
若干のタイムラグがある。
【0036】この様に本実施例では、(運転者の操作に
よる又は自動始動による)始動時にバッテリ11の消費
された電力(消費電流量)を測定し、エンジン1が始動
した後には、その消費電力を補充するまで、バッテリ1
1の充電を行なっている。従って、例えば渋滞等の頻繁
に自動停止や自動始動が行われる様な場合であっても、
常に始動に必要な電力が確保されているので、バッテリ
上がりによる始動不良を確実に防止できるという顕著な
効果を奏する。 (実施例2)次に、実施例2について説明する。
よる又は自動始動による)始動時にバッテリ11の消費
された電力(消費電流量)を測定し、エンジン1が始動
した後には、その消費電力を補充するまで、バッテリ1
1の充電を行なっている。従って、例えば渋滞等の頻繁
に自動停止や自動始動が行われる様な場合であっても、
常に始動に必要な電力が確保されているので、バッテリ
上がりによる始動不良を確実に防止できるという顕著な
効果を奏する。 (実施例2)次に、実施例2について説明する。
【0037】本実施例の自動停止始動装置は、ハード構
成は前記実施例1と同様であるので、その説明は省略
し、制御処理のみ図6のフローチャートに基づいて説明
する。尚、図6においても前記図3及び図4と同様な処
理の説明は省略する。前記実施例1のステップ130又
は150と同様な処理の後に進むステップ300では、
通常の始動動作を行なうために、回転機7にバッテリ1
1の電力を供給するとともに、始動時の燃料噴射を行な
う。
成は前記実施例1と同様であるので、その説明は省略
し、制御処理のみ図6のフローチャートに基づいて説明
する。尚、図6においても前記図3及び図4と同様な処
理の説明は省略する。前記実施例1のステップ130又
は150と同様な処理の後に進むステップ300では、
通常の始動動作を行なうために、回転機7にバッテリ1
1の電力を供給するとともに、始動時の燃料噴射を行な
う。
【0038】続くステップ310では、始動完了か否か
をエンジン回転数Neが例えば300rpmを上回るか
否かによって判定する。ここで肯定判断されるとステッ
プ320に進み、一方否定判断されるとステップ300
に戻る。ステップ320では、エンジン1が始動したの
で、バッテリ11の充電を行なうために、回転機7によ
る発電を開始してバッテリ11の充電を行なう。
をエンジン回転数Neが例えば300rpmを上回るか
否かによって判定する。ここで肯定判断されるとステッ
プ320に進み、一方否定判断されるとステップ300
に戻る。ステップ320では、エンジン1が始動したの
で、バッテリ11の充電を行なうために、回転機7によ
る発電を開始してバッテリ11の充電を行なう。
【0039】続くステップ330では、イグニッション
SW17がオンの状態であるか否かをチェックし、ここ
で肯定判断されるとステップ340に進み、一方否定判
断されるとステップ350に進む。ステップ350で
は、イグニッションSW17がオフされたので、エンジ
ン1を停止させるために、燃料噴射を停止し、一旦本処
理を終了する。
SW17がオンの状態であるか否かをチェックし、ここ
で肯定判断されるとステップ340に進み、一方否定判
断されるとステップ350に進む。ステップ350で
は、イグニッションSW17がオフされたので、エンジ
ン1を停止させるために、燃料噴射を停止し、一旦本処
理を終了する。
【0040】一方、ステップ340では、発電時間が所
定時間(例えば1秒)経過したか否か、即ち始動時に消
費された電力が(ある程度又は消費電力以上)バッテリ
11に蓄積されたか否かを判定し、ここで肯定判断され
るとステップ360に進み、一方否定判断されるとステ
ップ330に戻る。尚、ここで所定時間とは、例えば通
常の始動の際に消費される電力分を充電するために必要
な時間であり、実験等によって定めることができるが、
水温や吸気温等に応じて可変としてもよい。
定時間(例えば1秒)経過したか否か、即ち始動時に消
費された電力が(ある程度又は消費電力以上)バッテリ
11に蓄積されたか否かを判定し、ここで肯定判断され
るとステップ360に進み、一方否定判断されるとステ
ップ330に戻る。尚、ここで所定時間とは、例えば通
常の始動の際に消費される電力分を充電するために必要
な時間であり、実験等によって定めることができるが、
水温や吸気温等に応じて可変としてもよい。
【0041】ステップ360では、始動時に消費された
電力の(所定量の)充電が完了したので、回転機7の充
電動作を停止する。続くステップ370では、エンジン
回転数Ne、アイドルSW19の状態、車速Vを読み込
み、前記実施例1のステップ280以下の処理と同様な
処理を行なう。
電力の(所定量の)充電が完了したので、回転機7の充
電動作を停止する。続くステップ370では、エンジン
回転数Ne、アイドルSW19の状態、車速Vを読み込
み、前記実施例1のステップ280以下の処理と同様な
処理を行なう。
【0042】この様に、本実施例では、前記実施例1の
様にバッテリ11の消費電力を検出したり、バッテリ1
1に充電される電力を検出しておらず、始動後に単に所
定時間にわたり充電を行なうのみである。従って、消費
電力を検出するためのセンサ類が不要であり、しかも消
費電力や充電電力等を演算する処理が不要となる。つま
り、本実施例は、前記実施例1より簡易な構成で、バッ
テリ上がりを防止できるという利点がある。 (実施例3)次に、実施例3について説明する。
様にバッテリ11の消費電力を検出したり、バッテリ1
1に充電される電力を検出しておらず、始動後に単に所
定時間にわたり充電を行なうのみである。従って、消費
電力を検出するためのセンサ類が不要であり、しかも消
費電力や充電電力等を演算する処理が不要となる。つま
り、本実施例は、前記実施例1より簡易な構成で、バッ
テリ上がりを防止できるという利点がある。 (実施例3)次に、実施例3について説明する。
【0043】本実施例の自動停止始動装置は、ハード構
成は前記実施例1と同様であるので、その説明は省略
し、制御処理のみ図7のフローチャートに基づいて説明
する。尚、図7においても前記図3及び図4と同様な処
理の処理は省略する。前記実施例1のステップ130又
は150と同様な処理の後に進むステップ400では、
通常の始動動作を行なうために、回転機7にバッテリ1
1の電力を供給するとともに、始動時の燃料噴射を行な
う。
成は前記実施例1と同様であるので、その説明は省略
し、制御処理のみ図7のフローチャートに基づいて説明
する。尚、図7においても前記図3及び図4と同様な処
理の処理は省略する。前記実施例1のステップ130又
は150と同様な処理の後に進むステップ400では、
通常の始動動作を行なうために、回転機7にバッテリ1
1の電力を供給するとともに、始動時の燃料噴射を行な
う。
【0044】続くステップ410では、始動完了か否か
をエンジン回転数Neが例えば300rpmを上回るか
否かによって判定する。ここで肯定判断されるとステッ
プ420に進み、一方否定判断されるとステップ400
に戻る。ステップ420では、エンジン1が始動したの
で、バッテリ11の充電を行なうために、回転機7によ
る発電を開始してバッテリ11の充電を行なう。
をエンジン回転数Neが例えば300rpmを上回るか
否かによって判定する。ここで肯定判断されるとステッ
プ420に進み、一方否定判断されるとステップ400
に戻る。ステップ420では、エンジン1が始動したの
で、バッテリ11の充電を行なうために、回転機7によ
る発電を開始してバッテリ11の充電を行なう。
【0045】続くステップ430では、イグニッション
SW17がオンの状態であるか否かをチェックし、ここ
で肯定判断されるとステップ440に進み、一方否定判
断されるとステップ450に進む。ステップ450で
は、イグニッションSW17がオフされたので、エンジ
ン1を停止させるために、燃料噴射を停止し、一旦本処
理を終了する。
SW17がオンの状態であるか否かをチェックし、ここ
で肯定判断されるとステップ440に進み、一方否定判
断されるとステップ450に進む。ステップ450で
は、イグニッションSW17がオフされたので、エンジ
ン1を停止させるために、燃料噴射を停止し、一旦本処
理を終了する。
【0046】一方、ステップ440では、バッテリ11
の充電状態をチェックするために、バッテリ11の端子
電圧Eを読み込む。続くステップ460では、その端子
電圧Eが、所定の基準となる端子電圧E0以上であるか
否か、即ち始動時に必要とされる電力がバッテリ11に
蓄積されたか否かを判定し、ここで肯定判断されるとス
テップ470に進み、一方否定判断されるとステップ4
30に戻る。
の充電状態をチェックするために、バッテリ11の端子
電圧Eを読み込む。続くステップ460では、その端子
電圧Eが、所定の基準となる端子電圧E0以上であるか
否か、即ち始動時に必要とされる電力がバッテリ11に
蓄積されたか否かを判定し、ここで肯定判断されるとス
テップ470に進み、一方否定判断されるとステップ4
30に戻る。
【0047】ステップ470では、始動時に必要とされ
る電力の充電が完了したので、回転機7の充電動作を停
止する。続くステップ480では、エンジン回転数N
e、アイドルSW19の状態、車速Vを読み込み、前記
実施例1のステップ280以下の処理と同様な処理を行
なう。
る電力の充電が完了したので、回転機7の充電動作を停
止する。続くステップ480では、エンジン回転数N
e、アイドルSW19の状態、車速Vを読み込み、前記
実施例1のステップ280以下の処理と同様な処理を行
なう。
【0048】この様に、本実施例では、前記実施例1の
様にバッテリ11の消費電力を検出したり、バッテリ1
1に充電される電力を検出しておらず、始動後に単にバ
ッテリ11の端子電圧Eが基準値E0以上となるまで充
電を行なうのみである。従って、前記実施例2と同様
に、消費電力を検出するためのセンサ類が不要であり、
しかも消費電力や充電電力等を演算する処理が不要とな
る。つまり、本実施例は、前記実施例1より簡易な構成
で、バッテリ上がりを防止できるという利点がある。
様にバッテリ11の消費電力を検出したり、バッテリ1
1に充電される電力を検出しておらず、始動後に単にバ
ッテリ11の端子電圧Eが基準値E0以上となるまで充
電を行なうのみである。従って、前記実施例2と同様
に、消費電力を検出するためのセンサ類が不要であり、
しかも消費電力や充電電力等を演算する処理が不要とな
る。つまり、本実施例は、前記実施例1より簡易な構成
で、バッテリ上がりを防止できるという利点がある。
【0049】尚、本発明は、上記実施例に何等限定され
ず、本発明の要旨の範囲内において各種の態様で実施で
きることは勿論である。
ず、本発明の要旨の範囲内において各種の態様で実施で
きることは勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した様に、請求項1の発明で
は、所定の停止条件が満足された時にエンジンを自動的
に停止させる一方、車両の発進操作を検出した時にエン
ジンを自動的に始動させるものであり、特に、エンジン
の始動で消費されたバッテリの消費電力量に応じた電力
量をバッテリに充電するまでエンジンを作動させる。こ
れによって、始動時に消費されたバッテリの電力が補充
されるので、バッテリ上がりが防止されることになる。
は、所定の停止条件が満足された時にエンジンを自動的
に停止させる一方、車両の発進操作を検出した時にエン
ジンを自動的に始動させるものであり、特に、エンジン
の始動で消費されたバッテリの消費電力量に応じた電力
量をバッテリに充電するまでエンジンを作動させる。こ
れによって、始動時に消費されたバッテリの電力が補充
されるので、バッテリ上がりが防止されることになる。
【0051】請求項2の発明では、消費電力量検出手段
によって、エンジンの始動時に消費されたバッテリの消
費電力量を求め、この消費電力量検出手段によって求め
られたバッテリの消費電力量に対応して、バッテリ充電
制御手段によって、エンジンを作動させてバッテリの充
電を行なう。よって、バッテリの消費電力に応じて適切
な電力の補充を行なうことが可能となる。
によって、エンジンの始動時に消費されたバッテリの消
費電力量を求め、この消費電力量検出手段によって求め
られたバッテリの消費電力量に対応して、バッテリ充電
制御手段によって、エンジンを作動させてバッテリの充
電を行なう。よって、バッテリの消費電力に応じて適切
な電力の補充を行なうことが可能となる。
【0052】請求項3の発明では、バッテリの消費放電
量に対応して充電される電力量が、消費電力量以上であ
るので、次回の始動に必要とされるバッテリの充電が確
実に行われることになる。請求項4の発明では、エンジ
ンの前回の自動始動の際にバッテリから放電される電流
積算値と、今回の自動停止の禁止に伴うエンジンの作動
によって充電されるバッテリの電流積算値とを略同一と
している。つまり、前回消費した電力量を、今回の充電
によって補充するので、必要最小限の電力量を安定して
確実に補充できることになる。
量に対応して充電される電力量が、消費電力量以上であ
るので、次回の始動に必要とされるバッテリの充電が確
実に行われることになる。請求項4の発明では、エンジ
ンの前回の自動始動の際にバッテリから放電される電流
積算値と、今回の自動停止の禁止に伴うエンジンの作動
によって充電されるバッテリの電流積算値とを略同一と
している。つまり、前回消費した電力量を、今回の充電
によって補充するので、必要最小限の電力量を安定して
確実に補充できることになる。
【0053】請求項5の発明では、エンジンの始動後に
停止条件が満たされた場合でも、従来の様にそのまま自
動停止させるのではなく、一旦エンジンの自動停止を禁
止し、所定期間にわたりエンジンを作動させてバッテリ
の充電を行なっている。従って、消費電力量を検出する
必要もなく、簡単な構成でバッテリ上がりを防止するこ
とが可能である。
停止条件が満たされた場合でも、従来の様にそのまま自
動停止させるのではなく、一旦エンジンの自動停止を禁
止し、所定期間にわたりエンジンを作動させてバッテリ
の充電を行なっている。従って、消費電力量を検出する
必要もなく、簡単な構成でバッテリ上がりを防止するこ
とが可能である。
【0054】請求項6の発明では、エンジンの始動後に
停止条件が満たされた場合でも、従来の様にそのまま自
動停止させるのでなく、一旦エンジンの自動停止を禁止
し、バッテリの充電状態がエンジンの始動に必要な充電
状態になるまでエンジンを作動させる。つまり、バッテ
リが必要とするまで充電を行なうので、始動に必要な電
力を毎回確実に確保できることになる。
停止条件が満たされた場合でも、従来の様にそのまま自
動停止させるのでなく、一旦エンジンの自動停止を禁止
し、バッテリの充電状態がエンジンの始動に必要な充電
状態になるまでエンジンを作動させる。つまり、バッテ
リが必要とするまで充電を行なうので、始動に必要な電
力を毎回確実に確保できることになる。
【0055】請求項7の発明は、バッテリの充電状態と
して、バッテリの端子電圧を採用しているので、電圧計
等を用いて容易にバッテリの充電状態を把握できること
になる。
して、バッテリの端子電圧を採用しているので、電圧計
等を用いて容易にバッテリの充電状態を把握できること
になる。
【図1】 請求項2の発明の構成を例示する概略構成
図。
図。
【図2】 実施例1の自動停止始動装置の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図3】 実施例1の充電の制御処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】 実施例1の充電の制御処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】 実施例1のエンジン回転数とバッテリ電流と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図6】 実施例2の充電の制御処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】 実施例3の充電の制御処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
1…エンジン 3…トランスミッ
ション 7…回転機 9…インバータ 13…電子制御装置(ECU) 15…回転数セン
サ 17…イグニッションSW 19…アイドルS
W
ション 7…回転機 9…インバータ 13…電子制御装置(ECU) 15…回転数セン
サ 17…イグニッションSW 19…アイドルS
W
Claims (7)
- 【請求項1】 所定の停止条件が満足された時にエンジ
ンを自動的に停止させる一方、車両の発進操作を検出し
た時にエンジンを自動的に始動させるようにした車両の
自動停止始動装置において、 前記エンジンの始動で消費されたバッテリの消費電力量
に応じた電力量をバッテリに充電するまでエンジンを作
動させることを特徴とする車両の自動停止始動装置。 - 【請求項2】 前記エンジンの始動時に消費されたバッ
テリの消費電力量を求める消費電力量検出手段と、 該消費電力量検出手段によって求められたバッテリの消
費電力量に応じた電力量を補うために、前記エンジンを
作動させてバッテリの充電を行なうバッテリ充電制御手
段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項1記載の車両の自
動停止始動装置。 - 【請求項3】 前記バッテリの消費電力量に応じた電力
量が、該バッテリの消費電力量以上であることを特徴と
する前記請求項1又は2記載の車両の自動停止始動装
置。 - 【請求項4】 前記エンジンの前回の始動の際にバッテ
リから放電される電流積算値と、今回のエンジンの作動
によって充電されるバッテリの電流積算値とを略同一と
することを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか記載
の車両の自動停止始動装置。 - 【請求項5】 所定の停止条件が満足された時にエンジ
ンを自動的に停止させる一方、車両の発進操作を検出し
た時にエンジンを自動的に始動させるようにした車両の
自動停止始動装置において、 前記エンジンの始動後に前記停止条件が満たされた場合
でも、所定期間は前記エンジンの自動停止を禁止してバ
ッテリの充電を行なうことを特徴とする車両の自動停止
始動装置。 - 【請求項6】 所定の停止条件が満足された時にエンジ
ンを自動的に停止させる一方、車両の発進操作を検出し
た時にエンジンを自動的に始動させるようにした車両の
自動停止始動装置において、 前記エンジンの始動後に前記停止条件が満たされた場合
でも、バッテリの充電状態がエンジンの始動に必要な充
電状態になるまで、前記エンジンの自動停止を禁止して
エンジンを作動させることを特徴とする車両の自動停止
始動装置。 - 【請求項7】 前記バッテリの充電状態が、バッテリの
端子電圧であることを特徴とする前記請求項6記載の車
両の自動停止始動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6200806A JPH0861109A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 車両の自動停止始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6200806A JPH0861109A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 車両の自動停止始動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0861109A true JPH0861109A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16430509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6200806A Pending JPH0861109A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 車両の自動停止始動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0861109A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7107956B2 (en) | 2004-07-30 | 2006-09-19 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle and method for controlling engine start in a vehicle |
CN102167001A (zh) * | 2011-04-18 | 2011-08-31 | 北京理工华创电动车技术有限公司 | 电动车辆的整车控制器 |
JP2017025754A (ja) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | 日産自動車株式会社 | 車両のエンジン制御方法および車両のエンジン制御装置 |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP6200806A patent/JPH0861109A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7107956B2 (en) | 2004-07-30 | 2006-09-19 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle and method for controlling engine start in a vehicle |
CN102167001A (zh) * | 2011-04-18 | 2011-08-31 | 北京理工华创电动车技术有限公司 | 电动车辆的整车控制器 |
JP2017025754A (ja) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | 日産自動車株式会社 | 車両のエンジン制御方法および車両のエンジン制御装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |