JP2003269211A - エンジン自動停止・自動再始動装置 - Google Patents

エンジン自動停止・自動再始動装置

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JP2003269211A
JP2003269211A JP2002066213A JP2002066213A JP2003269211A JP 2003269211 A JP2003269211 A JP 2003269211A JP 2002066213 A JP2002066213 A JP 2002066213A JP 2002066213 A JP2002066213 A JP 2002066213A JP 2003269211 A JP2003269211 A JP 2003269211A
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0814Circuits or control means specially adapted for starting of engines comprising means for controlling automatic idle-start-stop
    • F02N11/0818Conditions for starting or stopping the engine or for deactivating the idle-start-stop mode
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N2200/00Parameters used for control of starting apparatus
    • F02N2200/10Parameters used for control of starting apparatus said parameters being related to driver demands or status
    • F02N2200/106Driver presence, e.g. detected by door lock, seat sensor or belt sensor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン1の無駄なエネルギー消費を防止す
る。 【解決手段】 エンジン運転中の車両が停止した際に所
定のエンジン自動停止条件が成立するとエンジンを自動
停止し、エンジン自動停止中に所定のエンジン自動再始
動条件が成立するとエンジンを自動再始動させるエンジ
ン自動停止・自動再始動装置において、車両に対する該
車両の車室内からの人為的操作を検知する人為的操作検
知手段を備え、エンジン自動再始動後の所定時間内に、
人為的操作検知手段により人為的操作が検知されなかっ
た場合には、エンジンを自動再停止し、エンジンキーに
よってのみエンジンが始動できる状態となるよう制御さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン自動停止
・自動再始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の燃費や排気エミッションの改善を
図るために、いわゆるアイドルストップ機能を備えた車
両が知られている。例えば、特開平6−257483号
公報には、車両が所定の自動停止条件を満足するとエン
ジンを自動停止させ、車両が所定の自動再始動条件を満
足するとエンジンを自動再始動させるエンジンの自動始
動停止装置が開示されている。
【0003】このようなアイドルストップ機能を備えた
車両は、エンジンの自動始動後は、エンジンの運転に必
要なエネルギー供給源の枯渇した場合、エンジンが故障
した場合、エンジンを作動させ続けることでエンジンも
しくはエンジンの作動環境に悪影響を及ぼすとエンジン
制御装置が判断した場合、といった特殊な場合を除い
て、基本的にエンジン停止を防止する観点に基づいてい
るため、エンジンは基本的には運転を継続するものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ドライバー
がエンジン自動停止中に、エンジンが停止したと判断し
て車両から離れてしまった場合に、ドライバーが不在と
なった後にエンジンが自動再始動すると、ドライバー不
在で車両が運転される必要がないにも関わらずエンジン
が作動することになり、無駄なエネルギー消費を行って
しまうという問題がある。
【0005】また、このような無駄なエネルギー消費に
伴う排出ガス等の排出による環境汚染や、最悪の場合エ
ネルギー供給源が枯渇してしまい、ドライバーが車両に
戻ってきたときにエンジンを始動させることができなく
なる虞がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明は、エンジン運転中の車両が停止した際に所定の
エンジン自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止
し、エンジン自動停止中に所定のエンジン自動再始動条
件が成立すると上記エンジンを自動再始動させるエンジ
ン自動停止・自動再始動装置において、上記車両に対す
る該車両の車室内からの人為的操作を検知する人為的操
作検知手段を備え、エンジン自動再始動後の所定時間内
に、上記人為的操作検知手段により人為的操作が検知さ
れなかった場合には、上記エンジンを自動再停止し、エ
ンジンキーによってのみ上記エンジンが始動できる状態
となるよう制御されていることを特徴としている。すな
わち、人為的操作検知手段により人為的操作が検出され
なかった場合には、その後エンジン自動再始動条件が成
立してもエンジン自動再始動が禁止される。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、所定のエンジン運転維持条件が成立し
ているときには、エンジン自動再始動後の所定時間内に
上記人為的操作検出手段により人為的操作が検知されな
くても、上記エンジンを自動再停止させないことを特徴
としている。これによって、エンジン運転維持条件が成
立していれば、車両停止中であってもエンジンは自動停
止することはない。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、上記車両は、車両内の座席に人が着座
しているかを検知する着座センサを有し、上記着座セン
サにより車両内の座席に人が着座していると判定される
ことによって上記運転条件維持条件が成立することを特
徴としている。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、上記車両は、エンジン自動停止を禁止
するエンジン自動再停止禁止スイッチを有し、上記エン
ジン自動再停止禁止スイッチがONになっていることに
よって上記エンジン運転維持条件が成立することを特徴
としている。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、上記車両は、渋滞路での一時停止を検
知する渋滞路一時停止検知手段を有し、上記渋滞路一時
停止検知手段によって車両が渋滞路内で一時的に停止し
ていると検知されることによって上記エンジン運転維持
条件が成立することを特徴としている。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、渋滞路一時停止検知手段は、VICS
情報に基づいて車両が渋滞路内で一時的に停止している
ことを検知していることを特徴としている。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、エンジンの作動を必要
とする者が長期間エンジンから離れるような場合に、エ
ンジンが無駄なエネルギー消費をすることがなく、この
ような無駄なエネルギー消費に伴う排出ガス等の排出に
よる環境汚染を防止することができる。また、エンジン
の作動が必要な場合に不用意にエンジンが停止してしま
うことを防止することができる。
【0013】そして、請求項2の発明によれば、エンジ
ン運転維持条件が成立していれば、車両停止中であって
もエンジン自動再停止することはないので、例えば、エ
アコン、車両オーディオ、カーナビゲーションシステム
等の電装系を使用している場合にエンジン運転維持条件
が成立するように設定しておけば、利便性向上を図るこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係るエンジン自動停止・
自動再始動装置が搭載された車両(図示せず)のシステ
ム構成を示す説明図であって、エンジン1の運転は、エ
ンジンコントロールモジュール2(以下、ECMと記
す)によって制御されている。
【0016】ECM2には、車両の車速を検知する車速
センサ3、アクセルペダルの踏み込み量からアクセルペ
ダルのON−OFFを検知する車室内から車両に対する
人為的操作を検出する人為的操作検知手段としてのアク
セルペダルセンサ4、ブレーキペダルの踏み込み量から
ブレーキペダルのON−OFFを検知する上記人為的操
作検知手段としてのブレーキペダルセンサ5、スロット
ル開度を検知する上記人為的操作検知手段としてのスロ
ットルセンサ6、エンジンの冷却水温を検出する水温セ
ンサ7、自動変速機(図示せず)のセレクトレバーのシ
フトポジションを検出すると共に、エンジン稼働時間t
(詳しくは後述)の値をリセットする上記人為的操作検
知手段としてのインヒビタースイッチ8、上記自動変速
機の油温を検出する油温センサ9及びステアリング(図
示せず)の操舵角の変化を検知するステアリングセンサ
11からの出力信号が入力されている。
【0017】さらに、ECM2は、エアコンディショナ
ー(A/C)12のON−OFF信号及び電動パワース
テアリング13のON−OFF信号が入力されている共
に、バッテリコントローラ14を介してバッテリ15の
充電量をモニタリングしている。
【0018】エンジン1に配設されたインジェクタ16
は、ECM2からの指令に応じて燃料噴射を行ってい
る。また、エンジン1に取り付けられたスタータ17
は、ECM2からの指令により起動するものであって、
エンジンキーをSTART位置に合わせたとき及びエン
ジン自動再始動要求(詳しくは後述)があった場合に起
動するものである。尚、18は、ECM2からスタータ
17へのスタータ起動指令の伝達経路に介装されたリレ
ーである。
【0019】次に、上述したECM2で実行されるエン
ジン自動停止・自動再始動の制御内容を図2のフローチ
ャートを用いて具体的に説明する。
【0020】ステップ101では、エンジン自動再始動
条件が成立しているか判定する。すなわち、シフトレバ
ーがPレンジまたNレンジにおけるアイドルストップ中
(エンジン自動停止中)において、バッテリ15の充電
量が所定値以下(バッテリSOC低下)、エンジン水温
が所定値以下、自動変速機の油温が所定値以下、温度設
定されたエアコンディショナー12の作動、ステアリン
グの操舵角の変化量が所定の変化量以上、のいずれかが
検知されると、ECM2はエンジン自動再始動条件が成
立していると判定する。
【0021】エンジン自動再始動条件が成立した判定さ
れるとステップ102に進み、スタータ17を起動して
エンジン1の自動再始動を行う。
【0022】ステップ103では、ステップ102にて
エンジン自動再始動を開始した時を基準(t=0)とし
てエンジン稼働時間tの計測を開始する。
【0023】ステップ104では、車両が動いているか
判定し、動いていればエンジン稼働時間tの計測を終了
してステップ112に進み、動いていなければステップ
105に進む。
【0024】ステップ105では、バッテリコントロー
ラ14もしくは各電装系部品(エアコンディショナー1
2や電動パワーステアリング13等)の電源ON−OF
F状態から電力負荷の大小を検出し、電力負荷が大きい
場合には、エンジン稼働時間tの計測を終了し、車室内
から車両に対する人為的操作があったとしてステップ1
12に進み、小さければステップ106に進む。
【0025】ステップ106では、インヒビタースイッ
チ8によりシフトレバーの操作、すなわちシフトチェン
ジされたかどうかを検知し、シフトチェンジが検知され
た場合には、エンジン稼働時間tの計測を終了し、上記
人為的操作があったとしてステップ112に進み、検知
されなければステップ107に進む。
【0026】ステップ107では、ブレーキペダルセン
サ5により、ブレーキペダルストロークに変化があるか
検知し、ブレーキペダルストロークに変化がある場合に
は、エンジン稼働時間tの計測を終了し、上記人為的操
作があったとしてステップ112に進み、変化が無い場
合にはステップ108に進む。
【0027】ステップ108では、アクセルペダルセン
サ4により、アクセルペダルストロークに変化があるか
検知し、アクセルペダルストロークに変化がある場合に
は、エンジン稼働時間tの計測を終了し、上記人為的操
作があったとしてステップ112に進み、変化が無い場
合にはステップ109に進む。尚、ステップ108にお
いては、アクセルペダルセンサ4の代わりにスロットル
開度の変化量、すなわち、スロットルセンサ6からの信
号入力信号に基づいて状態遷移を検知するようにしても
よい。
【0028】ステップ109では、ステップ103から
計測を開始したエンジン稼働時間tと、予め設定された
所定時間tmax(例えば2時間)とを比較し、エンジ
ン稼働時間tが所定時間tmaxを越えた場合には、エ
ンジン稼働時間tの計測を終了してステップ110に進
み、越えていない場合にはエンジン稼働時間tの計測を
継続しつつステップ104に戻り、ステップ104〜ス
テップ108で再度各種の状態遷移の有無の検知を行
う。すなわち、エンジン稼働時間tが所定時間tmax
に達するまでの間に、ステップ104〜ステップ108
のいずれかにおいて、状態遷移有りと検知されない場合
(ステップ104〜ステップ108のいずれかからもス
テップ112に進まなかった場合)にのみ、上記人為的
操作が検知されなかったとしてステップ110に進むこ
とになる。
【0029】ステップ109でエンジン稼働時間t>t
maxと判定されると、エンジン稼働時間tの計測を終
了してステップ110に進み、エンジン自動再停止を行
う。自動再停止されたエンジン1は、エンジンキーによ
ってのみエンジン1の始動できる状態、すなわち、いわ
ゆるエンスト状態と同じ状態となる。
【0030】また、エンジン自動再停止した際には、制
御上、エンジン自動再始動禁止フラグが立つようになっ
ている。このエンジン自動再始動禁止フラグは、エンジ
ンキーの位置を通常のエンジン始動時と同様にSTAR
T位置に合わせることによって解除されるものであっ
て、このエンジン自動再始動禁止フラグが立っている間
は、エンジン自動再始動ができないようになっている。
尚、エンジン自動再停止中に、バッテリが消費する電力
量が一定量を超えた場合、電力消費を行う電装系電源を
バッテリコントローラ14などでともに遮断する。
【0031】自動再停止したエンジン1は、エンジンキ
ーによって始動し(ステップ111)、エンジン自動再
始動禁止フラグが解除され、通常のエンジン運転状態
(ステップ112)となる。
【0032】ステップ113では、エンジン自動停止条
件が成立したかどうかを判定する。すなわち、シフトレ
バーがPレンジまたはNレンジにあり、バッテリ15の
充電量(バッテリSOC)が所定値以上、エンジン水温
が所定値以上、自動変速機の油温が所定値以上、であれ
ばECM2がエンジン自動停止条件成立と判定してステ
ップ114に進みエンジン自動停止(アイドルストッ
プ)を行い、エンジン自動停止条件が成立していない場
合には、ステップ112に戻る。
【0033】このように制御されたエンジン自動停止・
自動再始動装置においては、エンジン自動再始動後に、
長時間(tmax)に亙って、車室内で人為的操作が検
知されないような場合に、エンジン1を自動再停止する
ことによって、エンジン1が無駄なエネルギー消費をす
ることがなく、このような無駄なエネルギー消費に伴う
排出ガス等の排出による環境汚染を防止することができ
る。また、エンジン1の作動が必要な場合に不用意にエ
ンジン1が停止してしまうことを防止することができ
る。
【0034】次に本発明の第2実施例について説明す
る。尚、上述した第1実施例と同一構成の部位には同一
の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0035】図3は、第2実施例におけるエンジン自動
停止・自動再始動装置が搭載された車両(図示せず)の
システム構成を示す説明図であって、上述した第1実施
例と略同一構成となっているが、この第2実施例におい
ては、上述した第1実施例の構成に加え、ECM2に
は、エンジン自動再停止禁止スイッチ30からのON−
OFF信号が入力されている。
【0036】このエンジン自動再停止禁止スイッチ30
は、例えば車室内のインストルメントパネル等に配設さ
れ、スイッチ操作により上述したエンジン自動再停止を
行わないようにすることができるものであって、具体的
には、このエンジン自動再停止禁止スイッチ30をON
することによって、エンジン運転維持条件が成立し、エ
ンジン自動再始動後の所定時間tmax内に上述した人
為的操作が検出されなくてもエンジン自動再停止が行わ
れない。また、エンジン自動再停止禁止スイッチ30を
OFFにすれば、エンジン運転維持条件が成立せず、エ
ンジン自動再始動後の所定時間tmax内に上述した人
為的操作が検出されないとエンジン自動再停止が行われ
る。
【0037】このような第2実施例において、ECM2
で実行される制御内容を図4のフローチャートを用いて
具体的に説明する。
【0038】ステップ201では、エンジン自動再始動
条件が成立しているか判定する。すなわち、シフトレバ
ーがPレンジまたNレンジにおけるアイドルストップ中
(エンジン自動停止中)において、バッテリ15の充電
量が所定値以下(バッテリSOC低下)、エンジン水温
が所定値以下、自動変速機の油温が所定値以下、温度設
定されたエアコンディショナー12の作動、ステアリン
グの操舵角の変化量が所定の変化量以上、のいずれかが
検知されると、ECM2はエンジン自動再始動条件が成
立していると判定する。
【0039】エンジン自動再始動条件が成立した判定さ
れるとステップ202に進み、スタータ17を起動して
エンジン自動再始動を行う。
【0040】ステップ203では、ステップ202にて
エンジン自動再始動を開始した時を基準(t=0)とし
てエンジン稼働時間tの計測を開始する。
【0041】ステップ204では、エンジン運転維持条
件が成立しているか判定する。すなわち、エンジン自動
再停止禁止スイッチ30がONになっている場合には、
エンジン稼働時間tの計測を終了してステップ213に
進み、エンジン自動再停止禁止スイッチ30がOFFに
なっている場合にはステップ205に進む。
【0042】ステップ205では、車両が動いているか
判定し、動いていればエンジン稼働時間tの計測を終了
してステップ213に進み、動いていなければステップ
206に進む。
【0043】ステップ206では、バッテリコントロー
ラ14もしくは各電装系部品(エアコンディショナーや
電動パワーステアリング等)の電源ON−OFF状態か
ら電力負荷の大小を検出し、電力負荷が大きい場合に
は、エンジン稼働時間tの計測を終了し、車室内から車
両に対する人為的操作があったとしてステップ213に
進み、小さければステップ207に進む。
【0044】ステップ207では、インヒビタースイッ
チ8によりシフトレバーの操作、すなわちシフトチェン
ジされたかどうかを検知し、シフトチェンジが検知され
た場合には、エンジン稼働時間tの計測を終了し、上記
人為的操作があったとしてステップ213に進み、検知
されなければステップ208に進む。
【0045】ステップ208では、ブレーキペダルセン
サ5により、ブレーキペダルストロークに変化があるか
検知し、ブレーキペダルストロークに変化がある場合に
は、エンジン稼働時間tの計測を終了し、上記人為的操
作があったとしてステップ213に進み、変化が無い場
合にはステップ209に進む。
【0046】ステップ209では、アクセルペダルセン
サ4により、アクセルペダルストロークに変化があるか
検知し、アクセルペダルストロークに変化がある場合に
は、エンジン稼働時間tの計測を終了し、上記人為的操
作があったとしてステップ213に進み、変化が無い場
合にはステップ210に進む。尚、ステップ209にお
いては、アクセルペダルセンサ4の代わりにスロットル
開度の変化量、すなわち、スロットルセンサ6からの信
号入力信号に基づいて状態遷移を検知するようにしても
よい。
【0047】ステップ210では、ステップ203から
計測を開始したエンジン稼働時間tと、予め設定された
所定時間tmax(例えば2時間)とを比較し、エンジ
ン稼働時間tが所定時間tmaxを越えた場合には、エ
ンジン稼働時間tの計測を終了してステップ211に進
み、越えていない場合にはエンジン稼働時間tの計測を
継続しつつステップ205に戻り、ステップ205〜ス
テップ209で再度各種の状態遷移の有無の検知を行
う。すなわち、エンジン稼働時間tが所定時間tmax
に達するまでの間に、ステップ205〜ステップ209
のいずれかにおいて、状態遷移有りと検知されない場合
(ステップ205〜ステップ209のいずれかからもス
テップ213に進まなかった場合)にのみ、上記人為的
操作が検知されなかったとしてステップ211に進むこ
とになる。
【0048】ステップ210でエンジン稼働時間t>t
maxと判定されると、ステップ211にてエンジン自
動再停止を行う。自動再停止されたエンジン1は、エン
ジンキーによってのみエンジンが始動できる状態、すな
わち、いわゆるエンスト状態と同じ状態となる。
【0049】また、エンジン自動再停止した際には、制
御上、エンジン自動再始動禁止フラグが立つようになっ
ている。このエンジン自動再始動禁止フラグは、エンジ
ンキーの位置を通常のエンジン始動時と同様にSTAR
T位置に合わせることによって解除されるものであっ
て、このエンジン自動再始動禁止フラグが立っている間
は、エンジン自動再始動ができないようになっている。
尚、エンジン自動再停止中に、バッテリ15が消費する
電力量が一定量を超えた場合、電力消費を行う電装系電
源をバッテリコントローラ14などでともに遮断する。
【0050】自動再停止したエンジン1は、エンジンキ
ーによって始動し(ステップ212)、エンジン自動再
始動禁止フラグが解除され、通常のエンジン運転状態
(ステップ213)となる。
【0051】ステップ214では、エンジン自動停止条
件が成立したかどうかを判定する。すなわち、シフトレ
バーがPレンジまたはNレンジにあり、バッテリ15の
充電量(バッテリSOC)が所定値以上、エンジン水温
が所定値以上、自動変速機の油温が所定値以上、であれ
ばECM2がエンジン自動停止条件成立と判定してステ
ップ215に進みエンジン自動停止(アイドルストッ
プ)を行い、エンジン自動停止条件が成立していない場
合には、ステップ213に戻る。
【0052】このように、エンジン運転維持条件を成立
させるエンジン自動再停止禁止スイッチ30を設けるこ
とによって、エンジン運転維持条件が成立していれば、
車室内にいる運転者もしくは搭乗者が、車両運行中では
なく車両停車中であっても渋滞などで長期間、エンジン
1の動力を必要とする作業もしくは要求を行った場合
(例えば、エアコンディショナー12、車内オーディ
オ、カーナビゲーション等の電装系に継続して電力を供
給しなければないらない作業もしくは要求がある場
合)、エンジン1を自動再停止させることなく運転し続
けることができるようになるため、利便性向上を図るこ
とができる。
【0053】尚、エンジン運転維持条件を成立させる手
段としては、車両内の座席に人が着座しているかどうか
を検知する着座センサを配設し、この着座センサによっ
て人が着座していると判定されることによってエンジン
運転維持条件が自動的に成立するようにしてもよい。ま
た、VICS情報に基づいて渋滞路での一時停止を検知
可能な、渋滞路一時停止検知手段を設け、この渋滞路一
時停止検知手段によって、車両が渋滞路内で一時的に停
止していると検知されることによって、エンジン運転維
持条件が自動的に成立するようにすることも可能であ
る。
【0054】さらに、上述した各実施例は、AT(オー
トマチックトランスミッション)車に適用されたもので
あるが、本願発明に係るエンジン自動停止・自動再始動
装置は、MT(マニュアルトランスミッション)車に対
しても適用可能である。MT車に適用する場合には、エ
ンジン自動停止条件は、シフトレバーがニュートラルの
位置にあり、バッテリの充電量(バッテリSOC)が所
定値以上、エンジン水温が所定値以上、となった場合に
成立し、エンジン自動停止条件は、シフトレバーがニュ
ートラルの位置にあるアイドルストップ中に、バッテリ
の充電量(バッテリSOC)が所定値以下、エンジン水
温が所定値以下、温度設定されたエアコンディショナー
のONによるバッテリの充電量の低下、ステアリングの
操舵角の変化量が所定の変化量以上、のいずれかが検知
された場合に成立し、これら以外の制御は上述した各実
施例と同じとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン自動停止・自動再始動装
置が搭載された車両のシステム構成を示す説明図。
【図2】本発明の第1実施例における制御の流れを示す
フローチャート。
【図3】本発明の第2実施例におけるエンジン自動停止
・自動再始動装置が搭載された車両のシステム構成を示
す説明図。
【図4】本発明の第2実施例における制御の流れを示す
フローチャート。
【符号の説明】
1…エンジン 2…ECM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G092 AC03 BA10 CB04 CB05 EA14 FA24 FA30 FA43 GA01 GA10 HA06Z HE08Z HF00Z HF02Z HF04Z HF09Z HF17Z HF18Z HF26Z HG04Z 3G093 AA01 BA21 BA22 CA02 CA04 DA05 DA06 DB00 DB05 DB15 DB19 DB24 DB25 EA05 EA12 EC02 FA11 FA12 FB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン運転中の車両が停止した際に所
    定のエンジン自動停止条件が成立するとエンジンを自動
    停止し、エンジン自動停止中に所定のエンジン自動再始
    動条件が成立すると上記エンジンを自動再始動させるエ
    ンジン自動停止・自動再始動装置において、 上記車両に対する該車両の車室内からの人為的操作を検
    知する人為的操作検知手段を備え、エンジン自動再始動
    後の所定時間内に、上記人為的操作検知手段により人為
    的操作が検知されなかった場合には、上記エンジンを自
    動再停止し、エンジンキーによってのみ上記エンジンが
    始動できる状態となるよう制御されていることを特徴と
    するエンジン自動停止・自動再始動装置。
  2. 【請求項2】 所定のエンジン運転維持条件が成立して
    いるときには、エンジン自動再始動後の所定時間内に上
    記人為的操作検出手段により人為的操作が検知されなく
    ても、上記エンジンを自動再停止させないことを特徴と
    する請求項1に記載のエンジン自動停止・自動再始動装
    置。
  3. 【請求項3】 上記車両は、車両内の座席に人が着座し
    ているかを検知する着座センサを有し、上記着座センサ
    により車両内の座席に人が着座していると判定されるこ
    とによって上記運転条件維持条件が成立することを特徴
    とする請求項2に記載のエンジン自動停止・自動再始動
    装置。
  4. 【請求項4】 上記車両は、エンジン自動停止を禁止す
    るエンジン自動再停止禁止スイッチを有し、上記エンジ
    ン自動再停止禁止スイッチがONになっていることによ
    って上記エンジン運転維持条件が成立することを特徴と
    する請求項2に記載のエンジン自動停止・自動再始動装
    置。
  5. 【請求項5】 上記車両は、渋滞路での一時停止を検知
    する渋滞路一時停止検知手段を有し、上記渋滞路一時停
    止検知手段によって車両が渋滞路内で一時的に停止して
    いると検知されることによって上記エンジン運転維持条
    件が成立することを特徴とする請求項2に記載のエンジ
    ン自動停止・自動再始動装置。
  6. 【請求項6】 渋滞路一時停止検知手段は、VICS情
    報に基づいて車両が渋滞路内で一時的に停止しているこ
    とを検知していることを特徴とする請求項5に記載のエ
    ンジン自動停止・自動再始動装置。
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