JPH0860886A - 立体駐車場及び立体駐車場の回転スペース構造 - Google Patents
立体駐車場及び立体駐車場の回転スペース構造Info
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- JPH0860886A JPH0860886A JP19576094A JP19576094A JPH0860886A JP H0860886 A JPH0860886 A JP H0860886A JP 19576094 A JP19576094 A JP 19576094A JP 19576094 A JP19576094 A JP 19576094A JP H0860886 A JPH0860886 A JP H0860886A
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- Japan
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- moving floor
- vehicle
- moving
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転テーブルを有する移動床において、昇降
リフトの地上及び地下への移動を許容するようにした立
体駐車場の回転スペース構造及び立体駐車場を提供す
る。 【構成】 立体駐車場の車両Cが入出庫する階に設置さ
れ、横行して昇降通路Tから退避可能とする一方、昇降
通路T内では昇降リフト8の通過時に同昇降リフト8と
は衝突しない位置にあって同昇降リフト8の通過を許容
する移動床10と、同移動床10上に設置され、くし歯
状の複数のホーク21を形成して同じくくし歯状の複数
のホーク31を形成した前記昇降リフト8と互いのホー
ク21,31の隙間をぬってすれ違い可能とする一方、
自身のホーク21上に載置した車両Cの向きを自転して
転換可能とした回転テーブル11とを有する構造とし
た。
リフトの地上及び地下への移動を許容するようにした立
体駐車場の回転スペース構造及び立体駐車場を提供す
る。 【構成】 立体駐車場の車両Cが入出庫する階に設置さ
れ、横行して昇降通路Tから退避可能とする一方、昇降
通路T内では昇降リフト8の通過時に同昇降リフト8と
は衝突しない位置にあって同昇降リフト8の通過を許容
する移動床10と、同移動床10上に設置され、くし歯
状の複数のホーク21を形成して同じくくし歯状の複数
のホーク31を形成した前記昇降リフト8と互いのホー
ク21,31の隙間をぬってすれ違い可能とする一方、
自身のホーク21上に載置した車両Cの向きを自転して
転換可能とした回転テーブル11とを有する構造とし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は地上及び地下に格納庫
を有する立体駐車場の乗り込み口に配置された回転スペ
ース構造及び同回転スペース構造を有する立体駐車場に
関するものである。
を有する立体駐車場の乗り込み口に配置された回転スペ
ース構造及び同回転スペース構造を有する立体駐車場に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図15に示すような立体駐車場
が提案されている。すなわち、地上複数階、地下複数階
の各階床に左右一対の格納区画50が設けられ、各格納
区画50には横行トレイ51がローラ機構52により横
行可能に設置されたものである。左右の格納区画50の
間には昇降通路Tが立体駐車場の上下方向に渡って形成
され、昇降通路Tには昇降リフト54が図示しない巻き
上げ機構により昇降可能に設置されている。昇降リフト
54と横行トレイ51とは互いに噛み合うくし歯状のホ
ークを多数備えており、両者間において車両Cの受渡し
が可能となっている。
が提案されている。すなわち、地上複数階、地下複数階
の各階床に左右一対の格納区画50が設けられ、各格納
区画50には横行トレイ51がローラ機構52により横
行可能に設置されたものである。左右の格納区画50の
間には昇降通路Tが立体駐車場の上下方向に渡って形成
され、昇降通路Tには昇降リフト54が図示しない巻き
上げ機構により昇降可能に設置されている。昇降リフト
54と横行トレイ51とは互いに噛み合うくし歯状のホ
ークを多数備えており、両者間において車両Cの受渡し
が可能となっている。
【0003】1階床Fには移動床55が設置されてい
る。移動床55もローラ機構52により横行可能とされ
ている。移動床55にもくし歯状のホークが形成され昇
降リフト54と互いに噛み合うようになっている。従っ
て、昇降リフト54は移動床55とすれ違って昇降する
ことが可能となっている。また、昇降リフト54と移動
床55とが噛み合った状態で一体の車路が形成され、車
両Cの入庫又は出庫が可能となっている。
る。移動床55もローラ機構52により横行可能とされ
ている。移動床55にもくし歯状のホークが形成され昇
降リフト54と互いに噛み合うようになっている。従っ
て、昇降リフト54は移動床55とすれ違って昇降する
ことが可能となっている。また、昇降リフト54と移動
床55とが噛み合った状態で一体の車路が形成され、車
両Cの入庫又は出庫が可能となっている。
【0004】そして、一階床Fに車両Cが入庫する場合
には、昇降リフト54と移動床55とにより形成された
車路に車両Cを乗り入れるようにする。車両Cの車輪W
がホーク上に支承された状態で運転者が車両Cから退避
すると、昇降リフト54は上昇し、昇降リフト54側の
ホークに支承された車両Cは目的の階まで上昇される。
すると、その階の横行トレイ51が横行して昇降通路T
に進出し、昇降リフト54から車両Cを受け取ると再び
格納区画50へ横行して格納は完了する。
には、昇降リフト54と移動床55とにより形成された
車路に車両Cを乗り入れるようにする。車両Cの車輪W
がホーク上に支承された状態で運転者が車両Cから退避
すると、昇降リフト54は上昇し、昇降リフト54側の
ホークに支承された車両Cは目的の階まで上昇される。
すると、その階の横行トレイ51が横行して昇降通路T
に進出し、昇降リフト54から車両Cを受け取ると再び
格納区画50へ横行して格納は完了する。
【0005】また、目的階が地下の場合にはまず昇降リ
フト54を一旦上昇させ移動床55との噛み合い状態を
解除する。そして、矢印のように移動床55を横行させ
て車両Cを載置した昇降リフト54の下降を許容する
(勿論、車両Cがなければ昇降リフト54は移動床55
が横行しなくともすれ違って下降できる)。そして、地
下に下降した昇降リフト54は上記と同様に目的の階の
横行トレイ51に車両Cを受け渡すようにする。
フト54を一旦上昇させ移動床55との噛み合い状態を
解除する。そして、矢印のように移動床55を横行させ
て車両Cを載置した昇降リフト54の下降を許容する
(勿論、車両Cがなければ昇降リフト54は移動床55
が横行しなくともすれ違って下降できる)。そして、地
下に下降した昇降リフト54は上記と同様に目的の階の
横行トレイ51に車両Cを受け渡すようにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一階床Fに
は出庫の際に車両Cを180度方向転換させて入庫口方
向に向きを変えるため回転テーブルが設置されることが
ある。ところが、上記のように地下にも格納区画50が
ある立体駐車場に回転テーブルを設置する場合には次の
ような課題がある。
は出庫の際に車両Cを180度方向転換させて入庫口方
向に向きを変えるため回転テーブルが設置されることが
ある。ところが、上記のように地下にも格納区画50が
ある立体駐車場に回転テーブルを設置する場合には次の
ような課題がある。
【0007】回転テーブル上に車両Cが乗り込んだ場
合、どのように回転テーブルから昇降リフト54に車両
Cを受け渡すのか。また、車両Cを載置していない昇降
リフト54が一階床Fを通過する際に回転テーブルに衝
突してしまわないか。
合、どのように回転テーブルから昇降リフト54に車両
Cを受け渡すのか。また、車両Cを載置していない昇降
リフト54が一階床Fを通過する際に回転テーブルに衝
突してしまわないか。
【0008】回転テーブルは重量のある車両Cを載置
して回転するため、一般にその裏面には回転する際の案
内の車輪が装着され、重量を分散するようになってい
る。そのため、移動床55の上に回転テーブルを設置す
ることとなると、回転テーブル裏面の車輪は移動床55
上を転動することとなる。ところが、移動床55は昇降
リフト54の昇降を許容するために昇降リフト54の幅
よりも狭く構成しなくてはならない。そもそも縦長の車
両Cを載置するために昇降リフト54自体それに合わせ
て縦長に形成されているわけであるから、移動床55は
それ以上に幅狭に形成されることとなる。従って、もし
回転テーブルが移動床55上で自転したとすると、移動
床55から大きくはみ出てしまいテーブル裏面の車輪は
移動床55から脱輪してしまうこととなる。
して回転するため、一般にその裏面には回転する際の案
内の車輪が装着され、重量を分散するようになってい
る。そのため、移動床55の上に回転テーブルを設置す
ることとなると、回転テーブル裏面の車輪は移動床55
上を転動することとなる。ところが、移動床55は昇降
リフト54の昇降を許容するために昇降リフト54の幅
よりも狭く構成しなくてはならない。そもそも縦長の車
両Cを載置するために昇降リフト54自体それに合わせ
て縦長に形成されているわけであるから、移動床55は
それ以上に幅狭に形成されることとなる。従って、もし
回転テーブルが移動床55上で自転したとすると、移動
床55から大きくはみ出てしまいテーブル裏面の車輪は
移動床55から脱輪してしまうこととなる。
【0009】もし、回転テーブルの回転の際に移動床
55から脱輪しないように移動床55の外方に回転テー
ブルの車輪が転動する補助レールを設置すると、移動床
55が横行する際にこの補助レールに衝突してしまうこ
ととなる。
55から脱輪しないように移動床55の外方に回転テー
ブルの車輪が転動する補助レールを設置すると、移動床
55が横行する際にこの補助レールに衝突してしまうこ
ととなる。
【0010】従来より昇降リフト54と移動床55を
備えた立体駐車場では移動床に装着された光電センサや
リミットスイッチ等への電力供給は移動床の受電トロリ
ー線と立体駐車場壁面に配設された給電ブラシとの接触
により行われていた。これはリード線で電源供給を行う
とすると昇降リフト54が昇降する際にリード線と交差
してこれを切断してしまうような位置関係となるからで
ある。
備えた立体駐車場では移動床に装着された光電センサや
リミットスイッチ等への電力供給は移動床の受電トロリ
ー線と立体駐車場壁面に配設された給電ブラシとの接触
により行われていた。これはリード線で電源供給を行う
とすると昇降リフト54が昇降する際にリード線と交差
してこれを切断してしまうような位置関係となるからで
ある。
【0011】移動床55に回転テーブルを設置するなら
ば回転テーブルを自転させるためのモータの電源が必要
とされるが回転テーブル用の電源とリミットスイッチや
光電センサの電源と比較すると回転テーブル用の電源の
ほうがはるかに高電圧を必要とする。そのため、2種類
の受電トロリー線と給電ブラシが必要とされる。
ば回転テーブルを自転させるためのモータの電源が必要
とされるが回転テーブル用の電源とリミットスイッチや
光電センサの電源と比較すると回転テーブル用の電源の
ほうがはるかに高電圧を必要とする。そのため、2種類
の受電トロリー線と給電ブラシが必要とされる。
【0012】ところが、これら2種類の受電トロリー線
と給電ブラシを並列に設置すると1種類の場合に比べて
2倍の設置用スペースが必要となってしまう。そのた
め、水平方向に直列に設置することが好ましい。しか
し、直列に設置した場合では移動床57が横行すると後
方側の受電トロリー線は必ず両方の給電ブラシと接触す
ることとなってしまう。そのため、移動床55が移動中
に給電がされることとなり、誤作動の原因となってしま
うことがあった。特に、低電圧用の受電トロリー線に高
電圧の給電ブラシが接触すると光電センサ等が故障した
りする原因となる。
と給電ブラシを並列に設置すると1種類の場合に比べて
2倍の設置用スペースが必要となってしまう。そのた
め、水平方向に直列に設置することが好ましい。しか
し、直列に設置した場合では移動床57が横行すると後
方側の受電トロリー線は必ず両方の給電ブラシと接触す
ることとなってしまう。そのため、移動床55が移動中
に給電がされることとなり、誤作動の原因となってしま
うことがあった。特に、低電圧用の受電トロリー線に高
電圧の給電ブラシが接触すると光電センサ等が故障した
りする原因となる。
【0013】本発明はこれらの課題を解決するためにな
されたものであり、回転テーブルを有する移動床にお
いて、昇降リフトの地上及び地下への移動を許容する
回転テーブルの車輪が脱輪しない水平方向に直列に設
置された給電部材と受電部材とが不用意に給電状態とな
らない回転スペース構造及び同回転スペース構造を有す
る立体駐車場を提供するものである。
されたものであり、回転テーブルを有する移動床にお
いて、昇降リフトの地上及び地下への移動を許容する
回転テーブルの車輪が脱輪しない水平方向に直列に設
置された給電部材と受電部材とが不用意に給電状態とな
らない回転スペース構造及び同回転スペース構造を有す
る立体駐車場を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明者は、請求項1の発明において、立体駐車場
の車両が入出庫する階に設置され、横行して昇降通路か
ら退避可能とする一方、昇降通路内では昇降リフトの通
過時に同昇降リフトとは衝突しない位置にあって同昇降
リフトの通過を許容する移動床と、同移動床上に設置さ
れ、くし歯状の複数のホークを形成して同じくくし歯状
の複数のホークを形成した前記昇降リフトと互いのホー
クの隙間をぬってすれ違い可能とする一方、自身のホー
ク上に載置した車両の向きを自転して転換可能とした回
転テーブルとを有する構成とした。
めに本発明者は、請求項1の発明において、立体駐車場
の車両が入出庫する階に設置され、横行して昇降通路か
ら退避可能とする一方、昇降通路内では昇降リフトの通
過時に同昇降リフトとは衝突しない位置にあって同昇降
リフトの通過を許容する移動床と、同移動床上に設置さ
れ、くし歯状の複数のホークを形成して同じくくし歯状
の複数のホークを形成した前記昇降リフトと互いのホー
クの隙間をぬってすれ違い可能とする一方、自身のホー
ク上に載置した車両の向きを自転して転換可能とした回
転テーブルとを有する構成とした。
【0015】また請求項2の発明においては請求項1の
発明に加え、前記移動床に隣接して床上面に対してぼほ
面一に補助床を設置し、前記回転テーブルの裏面には自
転時に同テーブルを支承する転動部材を配設するととも
に、同回転テーブルの自転に伴い転動部材が移動床から
はみ出ると補助床の上を転動するような構成とした。ま
た請求項3の発明では請求項2の発明に加え、前記移動
床の横行方向に位置する補助床は前記移動床の横行に先
立って垂直方向に移動し、同移動床の横行を可能とする
構成とした。
発明に加え、前記移動床に隣接して床上面に対してぼほ
面一に補助床を設置し、前記回転テーブルの裏面には自
転時に同テーブルを支承する転動部材を配設するととも
に、同回転テーブルの自転に伴い転動部材が移動床から
はみ出ると補助床の上を転動するような構成とした。ま
た請求項3の発明では請求項2の発明に加え、前記移動
床の横行方向に位置する補助床は前記移動床の横行に先
立って垂直方向に移動し、同移動床の横行を可能とする
構成とした。
【0016】また、請求項4の発明では請求項1乃至3
の発明に加え、前記移動床には適合電圧の異なる複数の
受電部材を直列かつ直列に配設し、立体駐車場本体側に
は同移動床が昇降通路内の基準位置に停止した状態で前
記受電部材と接続される複数の給電部材を配設するとと
もに、同立体駐車場本体側には同移動床が昇降通路内の
基準位置に停止した状態を検出して前記受電部材と給電
部材との通電を許容する移動床位置検出手段を配設する
ように構成した。更に、請求項5の発明では地上及び地
下に車両の格納区画を有する立体駐車場に請求項1乃至
3のいずれかの発明を適用する構成とした。
の発明に加え、前記移動床には適合電圧の異なる複数の
受電部材を直列かつ直列に配設し、立体駐車場本体側に
は同移動床が昇降通路内の基準位置に停止した状態で前
記受電部材と接続される複数の給電部材を配設するとと
もに、同立体駐車場本体側には同移動床が昇降通路内の
基準位置に停止した状態を検出して前記受電部材と給電
部材との通電を許容する移動床位置検出手段を配設する
ように構成した。更に、請求項5の発明では地上及び地
下に車両の格納区画を有する立体駐車場に請求項1乃至
3のいずれかの発明を適用する構成とした。
【0017】
【作用】上記の構成によれば、請求項1の発明では、移
動床は車両が入出庫する階に設置され、昇降リフトが昇
降通路を昇降する際にその通過を許容する。そして、く
し歯状のホーク上に車両を載置した昇降リフトが地下か
ら上昇してくると横行して昇降通路から退避する。ま
た、移動床上の回転テーブルはくし歯状のホークを備え
昇降リフトとすれ違い可能とされる一方、車両を載置し
た昇降リフトが上方から下降してくると車両を受け取
る。そして、車両を載置した昇降リフトが地下から上昇
してくる場合には移動床とともに横行する。
動床は車両が入出庫する階に設置され、昇降リフトが昇
降通路を昇降する際にその通過を許容する。そして、く
し歯状のホーク上に車両を載置した昇降リフトが地下か
ら上昇してくると横行して昇降通路から退避する。ま
た、移動床上の回転テーブルはくし歯状のホークを備え
昇降リフトとすれ違い可能とされる一方、車両を載置し
た昇降リフトが上方から下降してくると車両を受け取
る。そして、車両を載置した昇降リフトが地下から上昇
してくる場合には移動床とともに横行する。
【0018】請求項2の発明では請求項1の発明の作用
に加え、自転とともに回転テーブルを支承する転動部材
が移動床上からはみ出ると、移動床に隣接して面一な補
助床上を転動して回転テーブルはスムーズに自転する。
また、請求項3の発明では請求項2の発明の作用に加
え、移動床の横行方向にある補助床は移動床と面一であ
るため移動床が横行すると衝突してしまう。そのため、
車両を載置した昇降リフトが地下から上昇してくると補
助床は上昇し、移動床の横行を可能とする。
に加え、自転とともに回転テーブルを支承する転動部材
が移動床上からはみ出ると、移動床に隣接して面一な補
助床上を転動して回転テーブルはスムーズに自転する。
また、請求項3の発明では請求項2の発明の作用に加
え、移動床の横行方向にある補助床は移動床と面一であ
るため移動床が横行すると衝突してしまう。そのため、
車両を載置した昇降リフトが地下から上昇してくると補
助床は上昇し、移動床の横行を可能とする。
【0019】請求項4の発明では請求項1〜3のいずれ
かの発明の作用に加え、移動床に適合電圧の異なる複数
の受電部材を水平かつ直列に配設し、移動床が昇降通路
内の基準位置にある場合に立体駐車場の対応する給電部
材と接触状態となって給電される。そして、移動床が横
行する際には受電部材は水平かつ直列に配設されている
ため、対応する給電部材以外の給電部材とも接触状態と
なる場合がある。しかし、移動床位置検出手段により移
動床が昇降通路内の基準位置にない限り 給電部材から
給電されないようになっている。
かの発明の作用に加え、移動床に適合電圧の異なる複数
の受電部材を水平かつ直列に配設し、移動床が昇降通路
内の基準位置にある場合に立体駐車場の対応する給電部
材と接触状態となって給電される。そして、移動床が横
行する際には受電部材は水平かつ直列に配設されている
ため、対応する給電部材以外の給電部材とも接触状態と
なる場合がある。しかし、移動床位置検出手段により移
動床が昇降通路内の基準位置にない限り 給電部材から
給電されないようになっている。
【0020】請求項5の発明では立体駐車場における回
転スペースとして上記請求項1〜4のいずれかの発明の
作用が発揮される。
転スペースとして上記請求項1〜4のいずれかの発明の
作用が発揮される。
【0021】
【実施例】以下、本発明にかかる立体駐車場における回
転スペース構造と同回転スペース構造を応用した立体駐
車場について図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下
の説明において左右という場合図1における左右方向を
いい、前後と言う場合図1における上下方向をいう。
転スペース構造と同回転スペース構造を応用した立体駐
車場について図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下
の説明において左右という場合図1における左右方向を
いい、前後と言う場合図1における上下方向をいう。
【0022】まず、立体駐車場1の概略を説明する。図
3に示すように、本実施例の立体駐車場1は地上及び地
下に車両Cを格納し得る大型の駐車場である。立体駐車
場1の各階には左右一対の格納区画2が設けられ、各格
納区画2には横行トレイ3が配設されている。横行トレ
イ3は立体駐車場1の壁面に配設された横行レール4間
に懸架され、同横行レール4に配設されたローラ5の転
動により横行可能とされている。
3に示すように、本実施例の立体駐車場1は地上及び地
下に車両Cを格納し得る大型の駐車場である。立体駐車
場1の各階には左右一対の格納区画2が設けられ、各格
納区画2には横行トレイ3が配設されている。横行トレ
イ3は立体駐車場1の壁面に配設された横行レール4間
に懸架され、同横行レール4に配設されたローラ5の転
動により横行可能とされている。
【0023】左右の格納区画2の間には昇降通路Tが立
体駐車場の上下方向に渡って形成されている。昇降通路
Tは立体駐車場1の中央部に形成された直方体形状の空
間であり、格納区画2との境となるコーナー部に配置さ
れた上下に伸びる4本の昇降ガイドレール6によって空
間として区切られている。昇降リフト8は同昇降ガイド
レール6に案内されて図示しない巻き上げ機構により昇
降可能とされている。昇降リフト8と横行トレイ3とは
互いに噛み合うくし歯状のホークを多数備えており、互
いのホークの隙間をぬって両者間において車両Cの受渡
しが可能となっている。
体駐車場の上下方向に渡って形成されている。昇降通路
Tは立体駐車場1の中央部に形成された直方体形状の空
間であり、格納区画2との境となるコーナー部に配置さ
れた上下に伸びる4本の昇降ガイドレール6によって空
間として区切られている。昇降リフト8は同昇降ガイド
レール6に案内されて図示しない巻き上げ機構により昇
降可能とされている。昇降リフト8と横行トレイ3とは
互いに噛み合うくし歯状のホークを多数備えており、互
いのホークの隙間をぬって両者間において車両Cの受渡
しが可能となっている。
【0024】立体駐車場1の1階には格納区画2は設け
られておらず、車両Cの入出庫時の回転スペースとされ
ている。昇降通路T内であって一階後方側の壁面1aに
は車両Cが入庫又は出庫するための入出庫口9が形成さ
れている。一階床Fの昇降通路内には移動床10が横行
可能に配設されている。移動床10は立体駐車場1の壁
面1aに配設された横行レール4のローラ5上に載置さ
れ、ローラ5が図示しない駆動機構により駆動される
と、横行するようになっている。移動床10上には回転
テーブル11が設置されている。
られておらず、車両Cの入出庫時の回転スペースとされ
ている。昇降通路T内であって一階後方側の壁面1aに
は車両Cが入庫又は出庫するための入出庫口9が形成さ
れている。一階床Fの昇降通路内には移動床10が横行
可能に配設されている。移動床10は立体駐車場1の壁
面1aに配設された横行レール4のローラ5上に載置さ
れ、ローラ5が図示しない駆動機構により駆動される
と、横行するようになっている。移動床10上には回転
テーブル11が設置されている。
【0025】次に回転スペースにおける移動床10及び
回転テーブル11等について説明する。図1、図2及び
図4に示すように、移動床10は梯子状の本体フレーム
12と同本体フレーム12の両端に形成された矩形の横
行プレート13とより構成されている。本体フレーム1
2の中央には軸受面14が形成されており、軸受面14
の上面中央には軸受15が凹設されている。図1、図
4、図8、図10及び図14に示すように、前方側の横
行プレート13の外側方(一階前方側の壁面1a方向)
には集電トロリー線16が形成されている。集電トロリ
ー線16は水平かつ直列に2か所に形成されており、図
4において左側が回転テーブル11の大電源供給用トロ
リー線16aとされ、右側が光電センサ18や図示しな
いリミットスイッチ等の小電源供給用トロリー線16b
とされている。集電トロリー線16の下方にはドグ19
が一階前方側の壁面1a方向に突設させられている。
回転テーブル11等について説明する。図1、図2及び
図4に示すように、移動床10は梯子状の本体フレーム
12と同本体フレーム12の両端に形成された矩形の横
行プレート13とより構成されている。本体フレーム1
2の中央には軸受面14が形成されており、軸受面14
の上面中央には軸受15が凹設されている。図1、図
4、図8、図10及び図14に示すように、前方側の横
行プレート13の外側方(一階前方側の壁面1a方向)
には集電トロリー線16が形成されている。集電トロリ
ー線16は水平かつ直列に2か所に形成されており、図
4において左側が回転テーブル11の大電源供給用トロ
リー線16aとされ、右側が光電センサ18や図示しな
いリミットスイッチ等の小電源供給用トロリー線16b
とされている。集電トロリー線16の下方にはドグ19
が一階前方側の壁面1a方向に突設させられている。
【0026】図1に示すように、移動床10の上面には
回転テーブル11が設置されている。図5(a)及び
(b)に示すように、回転テーブル11は略矩形のテー
ブル本体20と同テーブル本体20の両側に突設された
複数の合金製の支持ホーク21とより構成されている。
テーブル本体20には両端及び中央に張り出し部22が
形成され、支持ホーク21はそれら張り出し部22の間
に4か所に分かれて突設されている。同テーブル本体2
0の幅は前記移動床10の本体フレーム12よりも幅広
に形成されている。その結果、図1及び図2の移動床1
0と回転テーブル11が完全に重複した位置(以下基準
位置という)において、移動床10の本体フレーム12
は同テーブル本体20に覆われてしまうこととなる。
回転テーブル11が設置されている。図5(a)及び
(b)に示すように、回転テーブル11は略矩形のテー
ブル本体20と同テーブル本体20の両側に突設された
複数の合金製の支持ホーク21とより構成されている。
テーブル本体20には両端及び中央に張り出し部22が
形成され、支持ホーク21はそれら張り出し部22の間
に4か所に分かれて突設されている。同テーブル本体2
0の幅は前記移動床10の本体フレーム12よりも幅広
に形成されている。その結果、図1及び図2の移動床1
0と回転テーブル11が完全に重複した位置(以下基準
位置という)において、移動床10の本体フレーム12
は同テーブル本体20に覆われてしまうこととなる。
【0027】図5(b)に示すように、4か所に形成さ
れた支持ホーク21群にはそれぞれ支承される車輪の位
置に対応して円弧状に窪んだ車輪受け部23が形成され
ている。同テーブル本体20の側方であって、車輪受け
部23位置には光電センサ18が配設されており、車輪
が正しく車輪受け部23に収まったかどうかを検出する
ようになっている。
れた支持ホーク21群にはそれぞれ支承される車輪の位
置に対応して円弧状に窪んだ車輪受け部23が形成され
ている。同テーブル本体20の側方であって、車輪受け
部23位置には光電センサ18が配設されており、車輪
が正しく車輪受け部23に収まったかどうかを検出する
ようになっている。
【0028】テーブル本体20裏面には軸受25が形成
されており、同軸受25には回転軸26の上端が回動自
在に装着されている。回転軸26の下端は前記移動床1
0を構成する本体フレーム12の中央の軸受15に固着
されている。その結果、回転テーブル11は同軸26に
より支承されることとなり、かつ移動床10に対して自
転可能となっている。また、回転テーブル11は回転軸
26を中心に180度自転して車両Cを方向転換させる
必要がある。そのため、図1において中心線A−Aを挟
んで前後対称とされており、また中心線B−Bを挟んで
左右対称とされている。このような形状とされていれ
ば、自転前後における昇降リフト8及び移動床10との
位置関係は実質上同じとなる。
されており、同軸受25には回転軸26の上端が回動自
在に装着されている。回転軸26の下端は前記移動床1
0を構成する本体フレーム12の中央の軸受15に固着
されている。その結果、回転テーブル11は同軸26に
より支承されることとなり、かつ移動床10に対して自
転可能となっている。また、回転テーブル11は回転軸
26を中心に180度自転して車両Cを方向転換させる
必要がある。そのため、図1において中心線A−Aを挟
んで前後対称とされており、また中心線B−Bを挟んで
左右対称とされている。このような形状とされていれ
ば、自転前後における昇降リフト8及び移動床10との
位置関係は実質上同じとなる。
【0029】図5(a)に示すように、同テーブル本体
20裏面側であって、テーブル本体20両端の張り出し
部22には転動部材たるローラ28が配設されている。
ローラ28は移動床10を構成する本体フレーム12の
回転軸26を中心とする円弧に沿って、テーブル本体2
0両端それぞれに4個ずつ配設されている。4個のロー
ラ28の内の1つは主動ローラ28aとされ、他のロー
ラ28は従動ローラ28bとされている。主動ローラ2
8aにはモータ29が連結され積極回動するようになっ
ており、従動ローラ28bは主動ローラ28aに追随す
るようになっている。その結果、回転テーブル11はこ
れらローラ28により移動床10上で支承され、かつ主
動ローラ28aが駆動されることで回転テーブル11は
移動床10に対して自転するようになっている。
20裏面側であって、テーブル本体20両端の張り出し
部22には転動部材たるローラ28が配設されている。
ローラ28は移動床10を構成する本体フレーム12の
回転軸26を中心とする円弧に沿って、テーブル本体2
0両端それぞれに4個ずつ配設されている。4個のロー
ラ28の内の1つは主動ローラ28aとされ、他のロー
ラ28は従動ローラ28bとされている。主動ローラ2
8aにはモータ29が連結され積極回動するようになっ
ており、従動ローラ28bは主動ローラ28aに追随す
るようになっている。その結果、回転テーブル11はこ
れらローラ28により移動床10上で支承され、かつ主
動ローラ28aが駆動されることで回転テーブル11は
移動床10に対して自転するようになっている。
【0030】次に移動床10及び回転テーブル11に対
する昇降リフト8の位置関係について説明する。図1に
示すように、昇降リフト8は断面方形の一対の昇降リフ
ト本体30と、同本体30内面側に向かって水平に突設
された複数の合金製の昇降ホーク31とより構成されて
いる。昇降リフト本体30の両端は昇降ガイドレール6
内に配置されており、同本体30の両端に装着された案
内ローラ32にて同昇降ガイドレール6に沿って昇降可
能となっている。一対の昇降リフト本体30は対向状態
でを保って図示しない巻き上げ機構により同時に昇降す
るようになっている。各昇降ホーク31は各々他方の本
体30に形成された昇降ホーク31と先端部が対峙する
ように配置され、かつ対峙する両昇降ホーク31間は所
定の間隔(約1m)とされている。
する昇降リフト8の位置関係について説明する。図1に
示すように、昇降リフト8は断面方形の一対の昇降リフ
ト本体30と、同本体30内面側に向かって水平に突設
された複数の合金製の昇降ホーク31とより構成されて
いる。昇降リフト本体30の両端は昇降ガイドレール6
内に配置されており、同本体30の両端に装着された案
内ローラ32にて同昇降ガイドレール6に沿って昇降可
能となっている。一対の昇降リフト本体30は対向状態
でを保って図示しない巻き上げ機構により同時に昇降す
るようになっている。各昇降ホーク31は各々他方の本
体30に形成された昇降ホーク31と先端部が対峙する
ように配置され、かつ対峙する両昇降ホーク31間は所
定の間隔(約1m)とされている。
【0031】さて、図1に示すように、平面位置につい
ては移動床10及び回転テーブル11ともに左右の昇降
リフト本体30間に位置するようになっている。回転テ
ーブル11の支持ホーク21と昇降リフト8の昇降ホー
ク31とは互いのホークの隙間をぬうように噛み合って
いる。また、図1に示すように、移動床10は昇降通路
T内にあって、前記のように回転テーブル11のテーブ
ル本体20より幅狭であるため勿論昇降ホーク31と当
接することはない。従って、図1及び図2の基準位置に
おいて、昇降リフト8は移動床10及び回転テーブル1
1と当接することなく昇降可能となっている。
ては移動床10及び回転テーブル11ともに左右の昇降
リフト本体30間に位置するようになっている。回転テ
ーブル11の支持ホーク21と昇降リフト8の昇降ホー
ク31とは互いのホークの隙間をぬうように噛み合って
いる。また、図1に示すように、移動床10は昇降通路
T内にあって、前記のように回転テーブル11のテーブ
ル本体20より幅狭であるため勿論昇降ホーク31と当
接することはない。従って、図1及び図2の基準位置に
おいて、昇降リフト8は移動床10及び回転テーブル1
1と当接することなく昇降可能となっている。
【0032】図1及び図2に示すように、移動床10及
び回転テーブル11の左右両側には補助床35,36が
設置されている。両補助床35,36は昇降リフト8の
昇降経路に近接して配設された板体である。両補助床3
5,36の上面は、図2の基準位置において移動床10
の上面と面一になるようにフレーム34上に設置されて
いる。補助床35,36の上面には転動面35a,36
aが形成されており、回転テーブル11が自転して回転
テーブル本体20裏面のローラ28が移動床10上から
はみ出るとこの転動面35a,36aを転動していくよ
うになっている。図1において右側の第1の補助床35
は固定され、左側の第2の補助床36は移動床10の横
行に伴って上昇可能とされている。
び回転テーブル11の左右両側には補助床35,36が
設置されている。両補助床35,36は昇降リフト8の
昇降経路に近接して配設された板体である。両補助床3
5,36の上面は、図2の基準位置において移動床10
の上面と面一になるようにフレーム34上に設置されて
いる。補助床35,36の上面には転動面35a,36
aが形成されており、回転テーブル11が自転して回転
テーブル本体20裏面のローラ28が移動床10上から
はみ出るとこの転動面35a,36aを転動していくよ
うになっている。図1において右側の第1の補助床35
は固定され、左側の第2の補助床36は移動床10の横
行に伴って上昇可能とされている。
【0033】図1及び図7に示すように、一階の前後の
横行レール4には断面チャンネル状のガイドレール37
が上方に向かって立設されている。一対のガイドレール
37内には上下に案内ローラ38を設けたガイド39が
配設されている。図6上左側(図1では後方側)のガイ
ド39の上方にはギアドモータ装置40が配設されてお
り、同モータ装置40からワイヤ41が下垂されて同ガ
イド39の上端に固定されている。ギアドモータ装置4
0からカウンタシャフト43が図真上右側(図1では前
方側)に延設されており、ギア機構44にモータの駆動
が正確に伝達されるようになっている。同ギア機構44
からワイヤ41が下垂されて同ガイド39の上端に固定
されている。図6に示すように、両ガイド39と前記第
2の補助床36とは連結部42により連結されている。
横行レール4には断面チャンネル状のガイドレール37
が上方に向かって立設されている。一対のガイドレール
37内には上下に案内ローラ38を設けたガイド39が
配設されている。図6上左側(図1では後方側)のガイ
ド39の上方にはギアドモータ装置40が配設されてお
り、同モータ装置40からワイヤ41が下垂されて同ガ
イド39の上端に固定されている。ギアドモータ装置4
0からカウンタシャフト43が図真上右側(図1では前
方側)に延設されており、ギア機構44にモータの駆動
が正確に伝達されるようになっている。同ギア機構44
からワイヤ41が下垂されて同ガイド39の上端に固定
されている。図6に示すように、両ガイド39と前記第
2の補助床36とは連結部42により連結されている。
【0034】その結果、ギアドモータ装置40が駆動さ
れるとガイド39がガイドレール37内を案内ローラ3
8に案内されて上昇する。すると図2の基準位置にある
第2の補助床36は図6に示すように上昇するようにな
っている。
れるとガイド39がガイドレール37内を案内ローラ3
8に案内されて上昇する。すると図2の基準位置にある
第2の補助床36は図6に示すように上昇するようにな
っている。
【0035】図8、図10〜図12及び図14に示すよ
うに、昇降通路T内であって一階後方側の壁面に埋設さ
れたフレーム48には前記集電トロリー線16に対応す
る給電ブラシ45が配設されている。給電ブラシ45は
前記両電源供給用トロリー線16a,16bに対応して
水平かつ一直線状に2か所に形成されており、図9にお
いて左側が200V供給用ブラシ45aとされ、右側が
24V供給用ブラシ45bとされている。給電ブラシ線
45の下方であって、横行レール4の下面にはリミット
スイッチ47が配設されている。リミットスイッチ47
は移動床10が基準位置にあるときに前記ドグ19と係
合して入力されるようになっている。その結果、移動床
10が移動状態にある場合ではリミットスイッチ47は
オフ状態とされ、給電ブラシ45へ給電されないように
なっている。
うに、昇降通路T内であって一階後方側の壁面に埋設さ
れたフレーム48には前記集電トロリー線16に対応す
る給電ブラシ45が配設されている。給電ブラシ45は
前記両電源供給用トロリー線16a,16bに対応して
水平かつ一直線状に2か所に形成されており、図9にお
いて左側が200V供給用ブラシ45aとされ、右側が
24V供給用ブラシ45bとされている。給電ブラシ線
45の下方であって、横行レール4の下面にはリミット
スイッチ47が配設されている。リミットスイッチ47
は移動床10が基準位置にあるときに前記ドグ19と係
合して入力されるようになっている。その結果、移動床
10が移動状態にある場合ではリミットスイッチ47は
オフ状態とされ、給電ブラシ45へ給電されないように
なっている。
【0036】次に、本回転スペース構造を有する立体駐
車場1への車両Cの入出庫動作及び回転スペースでの車
両Cの回転動作について説明する。まず車両Cを入庫さ
せる場合について説明する。図1及び図2の基準位置に
おいては、昇降リフト8は下降して回転テーブル11の
支持ホーク21の上面よりも下がった位置へ移動してい
る。この状態で、入出庫口9から車両Cは立体駐車場1
内の回転テーブル11上に乗り込んでいく。車両Cの車
輪が支持ホーク21の車輪受け部23に載置されると車
両Cのサイドブレーキをかけて運転者は車両Cから退避
する。
車場1への車両Cの入出庫動作及び回転スペースでの車
両Cの回転動作について説明する。まず車両Cを入庫さ
せる場合について説明する。図1及び図2の基準位置に
おいては、昇降リフト8は下降して回転テーブル11の
支持ホーク21の上面よりも下がった位置へ移動してい
る。この状態で、入出庫口9から車両Cは立体駐車場1
内の回転テーブル11上に乗り込んでいく。車両Cの車
輪が支持ホーク21の車輪受け部23に載置されると車
両Cのサイドブレーキをかけて運転者は車両Cから退避
する。
【0037】そして、昇降リフト8を上昇させると車両
Cは回転テーブル11から昇降リフト8上に移動する。
昇降リフト8に車両Cが移動した状態で地上部に格納す
る場合にはそのまま昇降リフト8を上昇させ、横行トレ
イ3に車両Cを受け渡すようにする。従って、地上格納
区画2への格納については移動床10及び回転テーブル
11は図1及び図2の基準位置で停止されたままであ
る。
Cは回転テーブル11から昇降リフト8上に移動する。
昇降リフト8に車両Cが移動した状態で地上部に格納す
る場合にはそのまま昇降リフト8を上昇させ、横行トレ
イ3に車両Cを受け渡すようにする。従って、地上格納
区画2への格納については移動床10及び回転テーブル
11は図1及び図2の基準位置で停止されたままであ
る。
【0038】一方、地下へ格納する場合にはまず図9に
示すように、車両Cを載置した昇降リフト8をわずかに
上昇させた状態でギアドモータ装置40を駆動させワイ
ヤ41を巻き上げて第2の補助床36を上昇させる。そ
して、移動床10の横行スペースを確保して図10及び
図11に示すように回転テーブル諸共移動床10を横行
させる。すると、昇降通路Tは開放されるため車両Cを
載置した昇降リフト8を図12のように下降させて、地
下の格納区画2の横行トレイ3に車両Cを受け渡すよう
にする。昇降リフト8が地下へ移動すると、移動床10
を回転テーブル諸共再び昇降通路T内へ横行させて基準
位置へと復帰させる。そして、第2の補助床36も下降
させてその上面を移動床10の上面と再び面一となるよ
うにする。このようにして、車両Cの地下格納区画2へ
の格納は終了する。
示すように、車両Cを載置した昇降リフト8をわずかに
上昇させた状態でギアドモータ装置40を駆動させワイ
ヤ41を巻き上げて第2の補助床36を上昇させる。そ
して、移動床10の横行スペースを確保して図10及び
図11に示すように回転テーブル諸共移動床10を横行
させる。すると、昇降通路Tは開放されるため車両Cを
載置した昇降リフト8を図12のように下降させて、地
下の格納区画2の横行トレイ3に車両Cを受け渡すよう
にする。昇降リフト8が地下へ移動すると、移動床10
を回転テーブル諸共再び昇降通路T内へ横行させて基準
位置へと復帰させる。そして、第2の補助床36も下降
させてその上面を移動床10の上面と再び面一となるよ
うにする。このようにして、車両Cの地下格納区画2へ
の格納は終了する。
【0039】次に、車両Cを出庫させる場合において、
まず格納区画2から回転テーブル11上に車両Cが受け
渡される動作について説明する。地上に格納された車両
Cを出庫する場合には、横行トレイ3から車両Cを受け
渡された昇降リフト8をそのまま下降させ、回転テーブ
ル11とすれ違うようにする。すると、車両Cは昇降リ
フト8から回転テーブル11上に移動することとなる。
まず格納区画2から回転テーブル11上に車両Cが受け
渡される動作について説明する。地上に格納された車両
Cを出庫する場合には、横行トレイ3から車両Cを受け
渡された昇降リフト8をそのまま下降させ、回転テーブ
ル11とすれ違うようにする。すると、車両Cは昇降リ
フト8から回転テーブル11上に移動することとなる。
【0040】一方、地下に格納された車両Cを出庫させ
る場合には、まず図13に示すように、ギアドモータ装
置40を駆動させワイヤ41を巻き上げて第2の補助床
36を上昇させる。そして、移動床10の横行スペース
を確保して図10及び図11に示すように回転テーブル
諸共移動床10を横行させる。すると、図12のように
昇降通路Tは開放される。このような昇降通路Tの開放
動作とほぼ同時に、地下の格納区画2の横行トレイ3か
ら昇降リフト8上に車両Cの受け渡しを行う。そして、
同昇降リフト8を車両Cを載置したまま上昇させ、開放
された昇降通路Tを通過して地上部側へ移動させる(図
9の状態)。
る場合には、まず図13に示すように、ギアドモータ装
置40を駆動させワイヤ41を巻き上げて第2の補助床
36を上昇させる。そして、移動床10の横行スペース
を確保して図10及び図11に示すように回転テーブル
諸共移動床10を横行させる。すると、図12のように
昇降通路Tは開放される。このような昇降通路Tの開放
動作とほぼ同時に、地下の格納区画2の横行トレイ3か
ら昇降リフト8上に車両Cの受け渡しを行う。そして、
同昇降リフト8を車両Cを載置したまま上昇させ、開放
された昇降通路Tを通過して地上部側へ移動させる(図
9の状態)。
【0041】そして、移動床10を回転テーブル諸共再
び昇降通路T内へ横行させて基準位置へと復帰させる。
そして、第2の補助床36も下降させてその上面を移動
床10の上面と再び面一となるようにする。次いで、昇
降リフト8をそのまま下降させ、回転テーブル11とす
れ違うようにする。すると、車両Cは昇降リフト8から
回転テーブル11上に移動することとなる。
び昇降通路T内へ横行させて基準位置へと復帰させる。
そして、第2の補助床36も下降させてその上面を移動
床10の上面と再び面一となるようにする。次いで、昇
降リフト8をそのまま下降させ、回転テーブル11とす
れ違うようにする。すると、車両Cは昇降リフト8から
回転テーブル11上に移動することとなる。
【0042】次にこのようにして、回転テーブル11上
に車両Cを移動させた後、車両Cを入出庫口9から前向
きに出庫させるために180度方向転換させる動作につ
いて説明する。
に車両Cを移動させた後、車両Cを入出庫口9から前向
きに出庫させるために180度方向転換させる動作につ
いて説明する。
【0043】回転テーブル11の主動ローラ28aのモ
ータ29を駆動させ主動ローラ28aを回転させる。す
ると主動ローラ28a及び他の従動ローラ28b(ロー
ラ28)が移動床10上を転動し、回転軸26を中心に
回転テーブル11は反時計回り方向に自転していく。車
両Cを載置した回転テーブル11は移動床10上を転動
していくと、図14に示すようにほぼ45度自転しした
段階で、ローラ28は移動床10から両補助床35,3
6の転動面35a,36aへと移動する。回転テーブル
11は更に、自転し続け基準位置から180度自転した
位置で、図示しないリミットスイッチが入力される。す
ると主動ローラ28aのモータ29がオフ状態となり回
転テーブル11は停止する。次に出庫する車両Cを方向
転換する場合には、この180度自転した位置において
車両Cが昇降リフト8から渡されると、主動ローラ28
aのモータ29が逆転して再び基準位置に戻るようにな
る。
ータ29を駆動させ主動ローラ28aを回転させる。す
ると主動ローラ28a及び他の従動ローラ28b(ロー
ラ28)が移動床10上を転動し、回転軸26を中心に
回転テーブル11は反時計回り方向に自転していく。車
両Cを載置した回転テーブル11は移動床10上を転動
していくと、図14に示すようにほぼ45度自転しした
段階で、ローラ28は移動床10から両補助床35,3
6の転動面35a,36aへと移動する。回転テーブル
11は更に、自転し続け基準位置から180度自転した
位置で、図示しないリミットスイッチが入力される。す
ると主動ローラ28aのモータ29がオフ状態となり回
転テーブル11は停止する。次に出庫する車両Cを方向
転換する場合には、この180度自転した位置において
車両Cが昇降リフト8から渡されると、主動ローラ28
aのモータ29が逆転して再び基準位置に戻るようにな
る。
【0044】尚、移動床10が基準位置にある場合に、
給電ブラシ45と集電トロリー線16とが接触し、かつ
リミットスイッチ47がオン状態となる。従って、移動
床10が横行している状態においては回転テーブル11
側へは給電されないため回転テーブル11や光電センサ
18等は稼動することはない。また、直列に配設された
電源供給用トロリー線16a,16bの内、小電源供給
用トロリー線16bが移動床10の横行中に200V供
給用ブラシ45aと接触してしまうこととなる。しか
し、移動床10が基準位置にいない場合にはリミットス
イッチ47がオン状態とならないため200V供給用ブ
ラシ45aには通電されていない。そのため、小電源供
給用トロリー線16bには200Vの大電圧がかかるこ
とはなく、光電センサ18等が不具合を生じてしまうこ
とはない。
給電ブラシ45と集電トロリー線16とが接触し、かつ
リミットスイッチ47がオン状態となる。従って、移動
床10が横行している状態においては回転テーブル11
側へは給電されないため回転テーブル11や光電センサ
18等は稼動することはない。また、直列に配設された
電源供給用トロリー線16a,16bの内、小電源供給
用トロリー線16bが移動床10の横行中に200V供
給用ブラシ45aと接触してしまうこととなる。しか
し、移動床10が基準位置にいない場合にはリミットス
イッチ47がオン状態とならないため200V供給用ブ
ラシ45aには通電されていない。そのため、小電源供
給用トロリー線16bには200Vの大電圧がかかるこ
とはなく、光電センサ18等が不具合を生じてしまうこ
とはない。
【0045】このような構成とすることで以下のような
効果が奏される。 (1)回転テーブル11にくし歯状のホーク21を突設
して昇降リフト8のホーク31とすれ違うようにし、か
つ移動床10と昇降リフト8と衝突しないため回転テー
ブル11と昇降リフト8との間で車両Cの受渡しが可能
となるとともに、回転テーブル11上に載置した車両C
を方向転換させることができる。
効果が奏される。 (1)回転テーブル11にくし歯状のホーク21を突設
して昇降リフト8のホーク31とすれ違うようにし、か
つ移動床10と昇降リフト8と衝突しないため回転テー
ブル11と昇降リフト8との間で車両Cの受渡しが可能
となるとともに、回転テーブル11上に載置した車両C
を方向転換させることができる。
【0046】そして、地下に車両Cを入庫させる際、又
は地下から車両Cを出庫させる際には回転テーブル11
は移動床諸共横行して昇降通路Tから退避するため車両
Cをを載置した昇降リフト8の通過が邪魔されることは
ない。 (2)回転テーブル11の裏面に自転及びテーブル11
の支承を兼ねたローラ28を装着したが、幅狭の移動床
55上をローラ28が転動してはみ出ても、補助床3
5,36の上を連続して転動していくことができる。そ
のため脱輪することなく、回転テーブルはスムーズに自
転することができる。また、移動床10が横行する場合
には補助床35,36は上昇して移動床10の横行の邪
魔をすることもない。 (3)移動床10側の大電源供給用トロリー線16aと
小電源供給用トロリー線16bは水平かつ直列に配設さ
れている。そして、それぞれ立体駐車場1側の200V
供給用ブラシ45aと24V供給用ブラシ45bと接続
して給電されるようになっている。この場合、移動床1
0の横行に伴い、小電源供給用トロリー線16bが20
0V供給用ブラシ45aと接触してしまうこととなる
が、リミットスイッチ47により移動床10が基準位置
以外にある場合には給電がストップするため、小電源供
給用トロリー線16bに高電圧がかかることはない。 (4)回転テーブル11は仮想線aを挟んで前後対称と
されており、また仮想線bを挟んで左右対称とされてい
る。従って、回転軸26を中心に180度自転して車両
Cを方向転換させた場合自転前後における昇降リフト8
及び移動床10との位置関係は実質上同じとなる。その
ため、1回の車両Cの方向転換毎に回転テーブル11を
逆転させて自転前の状態とする必要がない。
は地下から車両Cを出庫させる際には回転テーブル11
は移動床諸共横行して昇降通路Tから退避するため車両
Cをを載置した昇降リフト8の通過が邪魔されることは
ない。 (2)回転テーブル11の裏面に自転及びテーブル11
の支承を兼ねたローラ28を装着したが、幅狭の移動床
55上をローラ28が転動してはみ出ても、補助床3
5,36の上を連続して転動していくことができる。そ
のため脱輪することなく、回転テーブルはスムーズに自
転することができる。また、移動床10が横行する場合
には補助床35,36は上昇して移動床10の横行の邪
魔をすることもない。 (3)移動床10側の大電源供給用トロリー線16aと
小電源供給用トロリー線16bは水平かつ直列に配設さ
れている。そして、それぞれ立体駐車場1側の200V
供給用ブラシ45aと24V供給用ブラシ45bと接続
して給電されるようになっている。この場合、移動床1
0の横行に伴い、小電源供給用トロリー線16bが20
0V供給用ブラシ45aと接触してしまうこととなる
が、リミットスイッチ47により移動床10が基準位置
以外にある場合には給電がストップするため、小電源供
給用トロリー線16bに高電圧がかかることはない。 (4)回転テーブル11は仮想線aを挟んで前後対称と
されており、また仮想線bを挟んで左右対称とされてい
る。従って、回転軸26を中心に180度自転して車両
Cを方向転換させた場合自転前後における昇降リフト8
及び移動床10との位置関係は実質上同じとなる。その
ため、1回の車両Cの方向転換毎に回転テーブル11を
逆転させて自転前の状態とする必要がない。
【0047】以上本発明の実施例について詳述したが、
本発明はその他の態様に変更して実施することも可能で
ある。 移動床10の移動はローラ5ではなく移動床10自身
にローラ等の転動部材を設け自走するようにしてもよ
い。
本発明はその他の態様に変更して実施することも可能で
ある。 移動床10の移動はローラ5ではなく移動床10自身
にローラ等の転動部材を設け自走するようにしてもよ
い。
【0048】上記実施例では第2の補助床36は車両
Cの入出庫の際には、図2に示すように移動床10の側
方に位置して上面は面一となっている。これを、車両C
の入出庫の際に補助床36を上昇させ、その上面を回転
テーブル11(又は昇降リフト8)の上面と面一にする
ようにしてもよい。このようにすれば、車両Cの走行路
面が広くなることとなり、回転テーブル11上を走行す
る車両Cが脱輪しにくくなる。
Cの入出庫の際には、図2に示すように移動床10の側
方に位置して上面は面一となっている。これを、車両C
の入出庫の際に補助床36を上昇させ、その上面を回転
テーブル11(又は昇降リフト8)の上面と面一にする
ようにしてもよい。このようにすれば、車両Cの走行路
面が広くなることとなり、回転テーブル11上を走行す
る車両Cが脱輪しにくくなる。
【0049】回転テーブル11はローラ28により自
転させられていた。しかし、ローラ28は単に支承用と
し、回転テーブル11の自転は回転軸26を積極駆動さ
せて(例えば、回転軸26にピニオンを装着し、別途設
置したラックを進出・後退させる如く)行うようにして
もよい。その他本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて変更して実施することは自由である。
転させられていた。しかし、ローラ28は単に支承用と
し、回転テーブル11の自転は回転軸26を積極駆動さ
せて(例えば、回転軸26にピニオンを装着し、別途設
置したラックを進出・後退させる如く)行うようにして
もよい。その他本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて変更して実施することは自由である。
【0050】付記 以上の実施例によって把握されるそ
の他の技術的思想について、その効果とともに以下に記
載する。 (1)請求項1乃至4のいずれかの発明の構成に加えて
回転テーブルの形状を前後左右が対称形状となるように
形成すること。このようにすれば、車両を180度方向
転換させる毎に回転テーブルを原位置に復帰させる必要
がなくなる。
の他の技術的思想について、その効果とともに以下に記
載する。 (1)請求項1乃至4のいずれかの発明の構成に加えて
回転テーブルの形状を前後左右が対称形状となるように
形成すること。このようにすれば、車両を180度方向
転換させる毎に回転テーブルを原位置に復帰させる必要
がなくなる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明で
は、回転テーブルと昇降リフトとの間で車両の受渡しが
可能となるとともに、回転テーブル11上に載置した車
両Cを方向転換させることができ、地下に車両を入庫さ
せる際、又は地下から車両を出庫させる際には回転テー
ブルは移動床諸共横行して昇降通路から退避するため車
両を載置した昇降リフト8の通過が邪魔されることがな
い。
は、回転テーブルと昇降リフトとの間で車両の受渡しが
可能となるとともに、回転テーブル11上に載置した車
両Cを方向転換させることができ、地下に車両を入庫さ
せる際、又は地下から車両を出庫させる際には回転テー
ブルは移動床諸共横行して昇降通路から退避するため車
両を載置した昇降リフト8の通過が邪魔されることがな
い。
【0052】請求項2の発明では請求項1の発明の効果
に加え、回転テーブル裏面に転動部材を装着した場合移
動床上を転動部材が転動してはみ出ても、補助床の上を
連続して転動していくことができため転動部材が脱輪す
ることなく、回転テーブルはスムーズに自転することが
できる。また、請求項3の発明では請求項2の発明の効
果に加え、移動床が横行する場合には補助床が上昇する
ため移動床の横行の邪魔をすることがない。
に加え、回転テーブル裏面に転動部材を装着した場合移
動床上を転動部材が転動してはみ出ても、補助床の上を
連続して転動していくことができため転動部材が脱輪す
ることなく、回転テーブルはスムーズに自転することが
できる。また、請求項3の発明では請求項2の発明の効
果に加え、移動床が横行する場合には補助床が上昇する
ため移動床の横行の邪魔をすることがない。
【0053】請求項4の発明では請求項1〜3の発明の
効果に加え、複数の受電トロリー線と給電ブラシを直列
に設置したため移動床の横行に伴い、受電トロリー線は
対応する給電ブラシ以外と接触してしまうこととなる
が、移動床位置検出手段により給電がストップするため
誤作動や部材の故障が生じることはない。また、請求項
5の発明では立体駐車場について請求項1〜4の発明の
効果が奏される。
効果に加え、複数の受電トロリー線と給電ブラシを直列
に設置したため移動床の横行に伴い、受電トロリー線は
対応する給電ブラシ以外と接触してしまうこととなる
が、移動床位置検出手段により給電がストップするため
誤作動や部材の故障が生じることはない。また、請求項
5の発明では立体駐車場について請求項1〜4の発明の
効果が奏される。
【図1】 本発明の一実施例を具体化した立体駐車場の
回転スペース構造の平面図である。
回転スペース構造の平面図である。
【図2】 同じ実施例の回転スペース構造の正面図であ
る。
る。
【図3】 同じ実施例における立体駐車場の概略を説明
する説明図である。
する説明図である。
【図4】 同じ実施例における回転スペース構造の移動
床の平面図である。
床の平面図である。
【図5】 同じ実施例における回転スペース構造の回転
テーブルであり、(a)は平面図(b)は側面図であ
る。
テーブルであり、(a)は平面図(b)は側面図であ
る。
【図6】 同じ実施例における回転スペース構造の補助
床の動作を説明する側面図である。
床の動作を説明する側面図である。
【図7】 同じ実施例における回転スペース構造の補助
床の昇降機構を説明する部分正面図である。
床の昇降機構を説明する部分正面図である。
【図8】 同じ実施例における回転スペース構造の給電
及び受電機構を説明する部分拡大縦断面図である。
及び受電機構を説明する部分拡大縦断面図である。
【図9】 同じ実施例の回転スペース構造において車両
が地上にあって補助床が上昇した状態を説明する正面図
である。
が地上にあって補助床が上昇した状態を説明する正面図
である。
【図10】 同じ実施例の回転スペース構造において移
動床及び回転テーブルが横行した状態を説明する平面図
である。
動床及び回転テーブルが横行した状態を説明する平面図
である。
【図11】 同じ実施例の回転スペース構造において移
動床及び回転テーブルが横行した状態を説明する正面図
である。
動床及び回転テーブルが横行した状態を説明する正面図
である。
【図12】 同じ実施例の回転スペース構造において車
両が地下にあって移動床及び回転テーブルが横行した状
態を説明する正面図である。
両が地下にあって移動床及び回転テーブルが横行した状
態を説明する正面図である。
【図13】 同じ実施例の回転スペース構造において車
両が地下にあって移動床及び回転テーブルが横行した状
態を説明する正面図である。
両が地下にあって移動床及び回転テーブルが横行した状
態を説明する正面図である。
【図14】 同じ実施例の回転スペース構造において車
両を載置した回転テーブルが自転している状態を説明す
る平面図である。
両を載置した回転テーブルが自転している状態を説明す
る平面図である。
【図15】 従来の立体駐車場の概略を説明する説明図
である。
である。
1…立体駐車場、8…昇降リフト、10…移動床、11
…回転テーブル、16…受電トロリー線、21…回転テ
ーブルのホーク、28…転動部材たるローラ、31…昇
降リフトのホーク、35,36…補助床、45…給電ブ
ラシ、47…移動床位置検出手段たるリミットスイッ
チ。
…回転テーブル、16…受電トロリー線、21…回転テ
ーブルのホーク、28…転動部材たるローラ、31…昇
降リフトのホーク、35,36…補助床、45…給電ブ
ラシ、47…移動床位置検出手段たるリミットスイッ
チ。
Claims (5)
- 【請求項1】 立体駐車場の車両が入出庫する階に設置
され、横行して昇降通路から退避可能とする一方、昇降
通路内では昇降リフトの通過時に同昇降リフトとは衝突
しない位置にあって同昇降リフトの通過を許容する移動
床と、 同移動床上に設置され、くし歯状の複数のホークを形成
して同じくくし歯状の複数のホークを形成した前記昇降
リフトと互いのホークの隙間をぬってすれ違い可能とす
る一方、自身のホーク上に載置した車両の向きを自転し
て転換可能とした回転テーブルと、を有する立体駐車場
の回転スペース構造。 - 【請求項2】 前記移動床に隣接して床上面に対してぼ
ほ面一となるように補助床を設置し、前記回転テーブル
の裏面には自転時に同テーブルを支承する転動部材を配
設するとともに、同回転テーブルの自転に伴い転動部材
が移動床からはみ出ると補助床の上を転動するようにし
た請求項1に記載の立体駐車場の回転スペース構造。 - 【請求項3】 前記移動床の横行方向に位置する補助床
は前記移動床の横行に先立って垂直方向に移動し、同移
動床の横行を可能とした請求項2に記載の立体駐車場の
回転スペース構造。 - 【請求項4】 前記移動床には適合電圧の異なる複数の
受電部材を水平かつ直列に配設し、立体駐車場本体側に
は同移動床が昇降通路内の基準位置に停止した状態で前
記受電部材と接続される複数の給電部材を配設するとと
もに、同立体駐車場本体側には同移動床が昇降通路内の
基準位置に停止した状態を検出して前記受電部材と給電
部材との通電を許容する移動床位置検出手段を配設した
請求項1乃至3のいずれかに記載の立体駐車場の回転ス
ペース構造。 - 【請求項5】 地上及び地下に車両の格納区画を有する
立体駐車場に請求項1乃至4のいずれかに記載した回転
スペース構造を備えた立体駐車場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19576094A JP3168123B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 立体駐車場及び立体駐車場の回転スペース構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19576094A JP3168123B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 立体駐車場及び立体駐車場の回転スペース構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0860886A true JPH0860886A (ja) | 1996-03-05 |
JP3168123B2 JP3168123B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=16346510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19576094A Expired - Fee Related JP3168123B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 立体駐車場及び立体駐車場の回転スペース構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3168123B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102889015A (zh) * | 2012-10-29 | 2013-01-23 | 何于江 | 顶部带开合转盘的立体车库升降机 |
CN103255939A (zh) * | 2012-02-20 | 2013-08-21 | 陈大超 | 一种快速存取车的梳齿式立体车库 |
CN103669941A (zh) * | 2013-12-11 | 2014-03-26 | 李振中 | 一种便捷式储物间或地下空间的进出口,或地下车库 |
CN105507633A (zh) * | 2016-01-14 | 2016-04-20 | 许剑辉 | 一种梳型存取车平台 |
CN105927013A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-09-07 | 江苏中泰停车产业有限公司 | 一种无梳齿顶部开合转盘升降机及其搬运方法 |
CN109779359A (zh) * | 2019-01-15 | 2019-05-21 | 青岛茂源停车设备制造有限公司 | 一种90°进车微升微降踏板结构、塔库及升降方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104563566B (zh) * | 2015-01-19 | 2017-01-04 | 浙江巨人控股有限公司 | 一种液压驱动抱夹智能小车 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP19576094A patent/JP3168123B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN105927013B (zh) * | 2016-06-12 | 2017-07-07 | 江苏中泰停车产业有限公司 | 一种无梳齿顶部开合转盘升降机及其搬运方法 |
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JP3168123B2 (ja) | 2001-05-21 |
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