JPH0860744A - バルコニー付きユニット建物 - Google Patents

バルコニー付きユニット建物

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JPH0860744A
JPH0860744A JP19921194A JP19921194A JPH0860744A JP H0860744 A JPH0860744 A JP H0860744A JP 19921194 A JP19921194 A JP 19921194A JP 19921194 A JP19921194 A JP 19921194A JP H0860744 A JPH0860744 A JP H0860744A
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JP
Japan
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unit
balcony
floor
building
overhang
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JP19921194A
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English (en)
Inventor
Koichiro Yoshimura
幸一郎 吉村
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 標準型床フレーム11に設けた取付部材18
にオーバーハング床フレーム30に設けられたブラケッ
トが取り付けられ、下階建物ユニットの床面形状とほぼ
等しい床面形状を有する標準型バルコニーユニットB1
にオーバーハングバルコニーC1が連結されているバル
コニー付きユニット建物A。 【効果】 標準型床フレーム11に下階建物ユニットの
床と共通の大型部品を利用でき、在庫並びに生産管理が
し易い。又、取付部材とブラケットが接合しているの
で、位置合わせが容易であり、連結強度が得られる。
又、標準型床フレーム11にオーバーハング床フレーム
30を取り付けているので、段差が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルコニー付きユニッ
ト建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バルコニー付きユニット建物は、
建物ユニットとバルコニーユニットとを工場で製造し
て、施工現場に運搬し、施工現場で組み立てていた。こ
のバルコニー付きユニット建物に対しては、広いバルコ
ニーの要望が強い。しかし、バルコニーユニットを大き
くし過ぎると、そのままでは、施工現場に運搬出来なく
なる。従って、このバルコニーを数個に分割して、バル
コニーユニットとし、工場にて、この分割されたバルコ
ニーユニットを生産し、このバルコニーユニットを施工
現場に運搬し、現場にて、このバルコニーユニットを隣
接させて、連結して、単一のバルコニーにすることが特
開平4−319144号公報、特開平4−319136
号公報に記載されている。又、ユニット建物の側方にバ
ルコニーユニットを取り付ける方法については、バルコ
ニーユニットに取り付けられている逆L字形の孔付きブ
ラケットの取付孔と、下階の建物ユニットの柱の上端面
と柱の上端部側面とに設けられている取付孔とをボルト
で連結し、下階の建物ユニットの柱の上端部にオーバー
ハングバルコニーユニットを取り付けることが特開平3
−5535号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、下階建物ユ
ニットの天井面の一部領域を覆って下階建物ユニット側
面の外方まで突出延在するバルコニーユニットを用いる
と、突出する長さによってバルコニーユニットの寸法が
異なり大梁等の大型部品の種類が多くなるという問題が
ある。又、突出分だけのバルコニーユニットの変更で済
ますために、特開平3−5535号公報に記載のバルコ
ニーユニットの連結構造を用いると、下階建物ユニット
の上面に取り付けるバルコニー床部の施工現場での施工
工数が多くなる。更に、この方法によると、直接、下階
の建物ユニットの柱にオーバーハングバルコニーユニッ
トを取り付けるので、施工工数削減のために下階建物ユ
ニットの上にバルコニーユニットを載置した場合、オー
バーハングバルコニーユニットと上階の建物ユニットの
上に取り付けたバルコニーユニットとの間に段差が生じ
る。
【0004】そこで、特開平4−319136号公報及
び特開平4−319144号公報のように、バルコニー
の分割方法として、下階建物ユニットの天井とほぼ同じ
大きさの床を有するバルコニーユニットを標準にして、
これに屋外側に所定の長さ突出した各種大きさのオーバ
ーハングバルコニーユニットを取り付けて、多品種に対
応することが考えられる。しかし、標準型バルコニーユ
ニットの側面にオーバーハングバルコニーユニットを取
り付けるのに施工の容易な適当な手段がなかった。そこ
で、本発明の目的は、屋外側に突出するオーバーハング
バルコニーユニットの長さが450mmと900mm等の多
種類であっても、大型部品の種類を最小限に抑えること
ができ、更に、この標準型バルコニーユニットとオーバ
ーハングバルコニーユニットとの間に段差の生じない施
工の容易なバルコニー付きユニット建物を提供すること
である。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は上記の目的を
達成するためになされたもので、請求項1記載の発明
は、複数個の建物ユニットが2階以上に組み立てられた
ユニット建物の下階建物ユニットの上に、この下階建物
ユニットの床面形状とほぼ等しい床面形状を有する標準
型バルコニーユニットが取り付けられ、オーバーハング
バルコニーユニットが下階建物の壁面より外方に突出し
て標準型バルコニーユニットの側面に連結されてバルコ
ニーが形成されたバルコニー付きユニット建物におい
て、前記標準型バルコニーユニットの床周縁部に標準型
床フレームが設けられ、標準型床フレームに上面と側面
にそれぞれ取付孔を有する直方体状の第1の取付部材が
設けられ、前記オーバーハングバルコニーユニットの床
周縁部にオーバーハング床フレームが設けられ、オーバ
ーハング床フレームに上片と側片にそれぞれ取付孔を有
する逆L字形のブラケットが、上片を標準型バルコニー
ユニットに向けて突出させて設けられ、第1の取付部材
の上面と側面にそれぞれブラケットの上片と側片が当接
され、第1の取付部材とブラケットとがこれらの取付孔
を貫通する固着具によって固着されているものである。
【0006】請求項2記載の発明は、複数個の建物ユニ
ットが2階以上に組み立てられたユニット建物の下階建
物ユニットの上に、この下階建物ユニットの床面形状と
ほぼ等しい床面形状を有する標準型バルコニーユニット
が取り付けられ、オーバーハングバルコニーユニットが
下階建物の壁面より外方に突出して標準型バルコニーユ
ニットの側面に連結されてバルコニーが形成されたバル
コニー付きユニット建物において、前記標準型バルコニ
ーユニットの床周縁部に標準型床フレームが設られ、標
準型床フレームに上面と側面に取付孔を有する直方体状
の第1の取付部材及び側面に取付孔を有する直方体状の
第2の取付部材が設けられ、前記オーバーハングバルコ
ニーユニットの床周縁部にオーバーハング床フレームが
設けられ、オーバーハング床フレームの一方端部に上片
と側片にそれぞれ取付孔を有する逆L字形のブラケット
が、上片を標準型バルコニーユニットに向けて突出させ
て設けられ、更に、オーバーハング床フレームの他方端
部に取付孔を有する当て板が設けられ、第1の取付部材
の上面と側面にそれぞれブラケットの上片と側片が当接
され、第1の取付部材とブラケットとがこれらの取付孔
を貫通する固着具によって固着され、第2の取付部材の
側面と当て板とが当接され、第2の取付部材と当て板と
がこれらの取付孔を貫通する固着具によって固着されて
いるものである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1、又は、
請求項2記載のバルコニー付きユニット建物であって、
取付部材の取付孔が設けられている面の裏側に、補強プ
レートがあてがわれて補強されているものである。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1、請求項
2、又は、請求項3記載のバルコニー付きユニット建物
であって、前記オーバーハング床フレームの標準型バル
コニーユニット側の大梁に標準型バルコニーユニット側
に向けて、断面コ字状の突出部が設けられ、この突出部
の先端部に取付孔を有する接合板が設けられ、接合板に
当接する標準型床フレームの当接部に取付孔が設けら
れ、標準型床フレームと接合板とがこれらの取付孔を貫
通する固着具によって固着されているものである。
【0009】請求項5記載の発明は、複数個の建物ユニ
ットが2階以上に組み立てられたユニット建物の下階建
物ユニットの上に、この下階建物ユニットの床面形状と
ほぼ等しい床面形状を有する標準型バルコニーユニット
が取り付けられ、オーバーハングバルコニーユニットが
下階建物の壁面より外方に突出して標準型バルコニーユ
ニットの側面に連結されてバルコニーが形成されたバル
コニー付きユニット建物において、オーバーハングバル
コニーユニットを側面に連結した標準型バルコニーユニ
ットと、オーバーハングバルコニーユニットを側面に連
結していない標準型バルコニーユニットとを有している
ものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明においては、バルコニーを
構成するに当たって、下階建物ユニットの天井とほぼ同
じ大きさの床を有するバルコニーユニットを標準にし、
これにオーバーハングバルコニーユニットを取り付ける
から、オーバーハングバルコニーユニットのみを替える
ことによって種々の大きさのバルコニーを作ることがで
きる。従って、標準型バルコニーユニットを構成する標
準型床フレームの種類が限られ、下階建物ユニットの床
と共通の大型部品を利用でき、大型部品の種類を最小限
に抑えることができ、在庫並びに生産管理がし易い。
【0011】更に、標準型バルコニーユニットの床周縁
部に標準型床フレームが設けられ、標準型床フレームに
上面と側面にそれぞれ取付孔を有する直方体状の第1の
取付部材が設けられ、前記オーバーハングバルコニーユ
ニットの床周縁部にオーバーハング床フレームが設けら
れ、オーバーハング床フレームに逆L字形のブラケット
が取り付けられているので、施工時に第1の取付部材の
上面と側面にブラケットの上片と側片を当接させて容易
に位置合わせをすることができる。そして、第1の取付
部材とブラケットとがこれらの取付孔を貫通する固着具
によって固着されるので、標準型バルコニーユニットに
オーバーハングバルコニーユニットを簡単に固定でき、
水平並びに垂直荷重に対して高い連結強度を得ることが
できる。このように、標準型床フレームにオーバーハン
グ床フレームを取り付けるから、標準型バルコニーユニ
ットとオーバーハングバルコニーユニットとは、床の高
さをほぼ等しく、段差無く取り付けることができる。
【0012】又、請求項2記載の発明においては、オー
バーハング床フレームの一方端部においては請求項1記
載の発明と同様の構成であり、請求項1記載の発明と同
様の作用がある他、標準型床フレームの側面に取付孔を
有する直方体状の第2の取付部材が設けられ、オーバー
ハング床フレームの他方端部に取付孔を有する当て板が
設けられ、第2の取付部材の側面と当て板とが当接さ
れ、第2の取付部材と当て板とがこれらの取付孔を貫通
する固着具によって固着されるので、二つのオーバーハ
ングバルコニーユニットを第1の取付部材と第2の取付
部材を兼ねた一の取付部材の二方向に取り付けることが
できる。この場合、上面と二側面にそれぞれ取付孔を有
する取付部材の上面と一側面に一のオーバーハングバル
コニーユニットのブラケットの上片と側片を当接し、取
付部材の他側面に他のオーバーハングバルコニーユニッ
トの当て板を当接するので、取付部材の上面にブラケッ
トの上片が二枚重ねにならず、二つのオーバーハングバ
ルコニーユニットのブラケットの上片の高さを同一にで
き、ブラケットの種類を同一にできる。また、二つのオ
ーバーハングバルコニーユニットの取付順序はどちらを
先にしてもよいので、より施工の容易な取付順序を選択
でき、施工が容易となる。
【0013】又、請求項3記載の発明においては、直方
体状の取付部材の取付孔が設けられている面の裏側に、
補強プレートがあてがわれて補強されているので、取付
部材がより強固なものになり、従来のものに較べて、よ
り大きく、より重量のあるオーバーハングバルコニーユ
ニットを、標準型バルコニーユニットに、簡単に固定で
き、水平並びに垂直荷重に対して高い連結強度を得るこ
とができる。そのため、屋外側に突出する長さがより長
いオーバーハングバルコニーユニットを取り付けること
ができ、オーバーハングバルコニーユニットの屋外側の
突出長さによらずに同一の標準型床フレームを用いるこ
とができ、下階建物ユニットの床と共通の大型部品を利
用でき、大型部品の種類を最小限に抑えることができ、
在庫並びに生産管理がし易い。
【0014】又、請求項4記載の発明においては、前記
オーバーハング床フレームの標準型バルコニーユニット
側の大梁に標準型バルコニーユニット側に向けて、断面
コ字状の突出部が設けられ、突出部の先端部に取付孔を
有する接合板が設けられ、接合板と当接する標準型床フ
レームの当接部に取付孔が設けられ、標準型床フレーム
と接合板とがこれらの取付孔を貫通する固着具によって
固着されているので、取付が強固なものになり、従来の
ものに較べて、より大きく、より重量のあるオーバーハ
ングバルコニーユニットを標準型バルコニーユニット
に、簡単に固定でき、水平並びに垂直荷重に対して高い
連結強度を得ることができる。そのため、屋外側に突出
する長さがより長いオーバーハングバルコニーユニット
を取り付けることができ、オーバーハングバルコニーユ
ニットの屋外側の突出長さによらずに同一の標準型床フ
レームを用いることができ、下階建物ユニットの床と共
通の大型部品を利用でき、大型部品の種類を最小限に抑
えることができ、在庫並びに生産管理がし易い。更に、
突出部の断面がコ字状であるので、固着具の操作が容易
となり、施工作業が容易となる。
【0015】又、請求項5記載の発明においては、オー
バーハングバルコニーユニットを側面に連結した標準型
バルコニーユニットと、オーバーハングバルコニーユニ
ットを側面に連結していない標準型バルコニーユニット
とを有しているので、オーバーハングバルコニーユニッ
トを側面に連結した標準型バルコニーユニットと、オー
バーハングバルコニーユニットを側面に連結していない
標準型バルコニーユニットとに共通の標準型床フレーム
を用いることができ、大型部品の種類を最小限に抑える
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。図1〜図7は本発明の一実施例を示すもので、図1
はバルコニーユニットを分解して示すユニット建物の分
解斜視図、図2は図1のユニット建物に使用する一の標
準型バルコニーユニットの標準型床フレームの説明図で
あり、(イ)は平面図、(ロ)は大梁と取付部材との接
続状態を示す説明図、(ハ)は大梁と小梁との接続状態
を示す説明図、図3は標準型バルコニーユニットとオー
バーハングバルコニーユニットとの接続状態を示す説明
図、図4及び図5は標準型バルコニーユニットとオーバ
ーハングバルコニーユニットとを連結する際の状態を示
す説明図、図6は取付部材の上片の取付孔にガイドピン
を差し込み、逆L字形の孔付きブラケットの位置合わせ
を示す説明図、図7(イ)〜(ハ)はいずれも図1のユ
ニット建物に使用するオーバーハングバルコニーユニッ
トのオーバーハング床フレームの平面図である。
【0017】図8は本発明の他の実施例を示すもので、
図8はユニット建物の分解斜視図である。図9、図10
は本発明の別の実施例を示すもので、図9はユニット建
物の分解斜視図、図10は図9のユニット建物に使用す
る一つのオーバーハングバルコニーユニットのオーバー
ハング床フレームの平面図である。
【0018】図1〜図7に示す実施例では、Aはユニッ
ト建物であり、このユニット建物Aは、4個の下階建物
ユニットA1、A2、A3、A4と、1個の上型建物ユ
ニットA5と、3個の標準型バルコニーユニットB1、
B2、B3と、3個のオーバーハングバルコニーユニッ
トC1、C2、C3とからなる。下型建物ユニットA
1、A2は、長さ3600mm、幅2400mm、高さ24
00mmの箱型であって、下型建物ユニットA3、A4及
び上階建物ユニットA5は、長さ5400mm、幅240
0mm、高さ2400mmの箱型であって、いずれも鉄骨ラ
ーメン構造の骨格を有する。4個の下階建物ユニットA
1、A2、A3、A4は、平面視で反時計回りに隣接配
置され、全体で直方体の下階建物を構成している。上階
建物ユニットA5は、建物ユニットA4の上に四隅を合
わせて載置されている。
【0019】3個の標準型バルコニーユニットB1、B
2、B3は、それぞれの下階建物ユニットA1、A2、
A3の上に載置され、床面形状はそれぞれ下階建物ユニ
ットA1、A2、A3の床面形状とほぼ等しくなされて
いる。3個のオーバーハングバルコニーユニットC1、
C2、C3は、それぞれ標準型バルコニーユニットB1
の長手側縁、標準型バルコニーユニットB3の長手側
縁、短手側縁に連結されている。標準型バルコニーユニ
ットB2には、オーバーハングバルコニーユニットは連
結されていない。3個のオーバーハングバルコニーユニ
ットC1、C2、C3は下階建物の壁面より外方に45
0mm突出している。標準型バルコニーユニットB1、B
2、B3及び3個のオーバーハングバルコニーユニット
C1、C2、C3は、全体で1つの連続したバルコニー
を形成している。
【0020】図1、図2(イ)、(ロ)に示すように、
標準型バルコニーユニットB1、B2、B3の床周縁部
には、下階建物ユニットA1、A2、A3の床梁と同一
の大梁14、15、16の用いられた、標準型床フレー
ム11、12、13が設けられている。これらの大梁1
4、15、16は、防錆処理された溝型鋼材である。標
準型床フレーム11、12は、四隅に配置された直方体
状の取付部材18と、2本の短手用の大梁14と、2本
の長手用の大梁15とで長方形枠状に構成されている。
標準型床フレーム13は、四隅に配置された直方体状の
取付部材18と、2本の短手用の大梁14と、2本の長
手用の大梁16とで長方形枠状に構成されている。大梁
14、15、16の端部は大梁の溝を標準型床フレーム
の内方に向けて、取付部材18の側面に溶接されてい
る。
【0021】図2(イ)に示すように、標準型床フレー
ム11(標準型床フレーム12、13も同様であり詳細
説明は省略する。)において、相対する大梁15、15
間には、所定間隔で、防錆処理鋼材からなる四角筒状の
小梁17が差し渡されている。図2(ハ)、図3に示す
ように、小梁17は、僅かに水勾配が付され、大梁15
に溝型部材の受け金具25を介して取り付けられてい
る。大梁15と受け金具25とは、溝が横方向の大梁1
5と溝が上下方向の断面コ字状の受け金具25とを溝同
士を対向させて、大梁15の溝部に受け金具25を嵌合
させて溶着されている。
【0022】大梁14、15、16の側面であって、オ
ーバーハングバルコニーユニットC1、C2、C3に設
けられた接合板40と当接する位置には、取付孔24が
設けられている。大梁15、16においては、接合板4
0と当接する位置は、受け金具25の設けられている所
と一致し、受け金具25はオーバーハングバルコニーユ
ニットC1等との接続部の強度向上に寄与している。
【0023】小梁17の上には根太56が小梁17と直
交するように配置され、その上に床面材57が張られ
て、バルコニー床面58が構成されている。標準型バル
コニーユニットB1、B2には、下階建物の壁面上部に
相当する標準型バルコニーユニットの側縁に、アルミ外
壁パネル54、55を両面に取り付けた手摺47、4
8、49が立設されている。
【0024】図6に示すように、取付部材18は、大梁
の溶接されていない二側面の裏側には、補強プレート2
0、20があてがわれて溶接されて、補強されている。
取付部材18及び補強プレート20、20は、上面に1
個の取付孔21及び補強された二側面に2個ずつの取付
孔22、22、23、23が設けられている。取付部材
18は第1の取付部材及び第2の取付部材を兼ねてい
る。尚、これらの補強プレート20及び取付孔21、2
2、23の内、オーバーハングバルコニーユニットに対
向していない部分については省略ができる。
【0025】図3、図4、図7(イ)に示すように、オ
ーバーハングバルコニーユニットC1の床周縁部には、
大梁34a、34bと中梁35、35の用いられたオー
バーハング床フレーム30が設けられている。
【0026】オーバーハング床フレーム30の構成は次
の通りである。図7の(イ)に示すように、2本の大梁
34a、34b(防錆処理された溝型鋼材)は、標準型
床フレーム11の長手用の大梁15とそれぞれ同じ長さ
である。図3のイ部詳細図に示すように2本の大梁34
a(外側)、34b(内側)は標準型バルコニーユニッ
トとの取り付け方向に溝を向けて所定間隔でほぼ平行に
並べられている。
【0027】外側の大梁34aと内側の大梁34bの両
端部には、中梁35、35(防錆処理された溝型鋼材)
が、溶接されており、それぞれの中梁35、35は標準
型バルコニーユニットB1の標準型床フレーム11側に
突き出ている。これら中梁35、35の標準型床フレー
ム11側の先端には、逆L字形のブラケット41、41
が取り付けられている。
【0028】更に、外側の大梁34aと溝を対抗させて
小梁止め材38(防錆処理された溝型鋼材)が大梁34
aに溶接されている。この小梁止め材38と内側の大梁
34b間に背の低い小梁36(防錆処理された四角筒型
鋼材)が所定間隔で差し渡されている。小梁36は小梁
止め材38と内側の大梁34bのそれぞれの下端が小梁
36の底面と面一になるように溶接されている。これら
の小梁36の上の凹部には雨樋60が取り付けられてい
る。
【0029】更に、オーバーハング床フレーム30の大
梁34bより、標準型バルコニーユニットB1に向け
て、両端の小梁36を除き、各小梁36の延長上に、断
面コ字状の突出部39(防錆処理された溝型鋼材)が設
けられている。この突出部39の一方の端部は内側の大
梁34bの溝内に挿入され溶接されており、大梁34b
から離れている他方の端部には端面を塞ぐように接合板
40が溶接されている。この接合板40には、標準型バ
ルコニーユニットB1の大梁15に当接する箇所に取付
孔37が設けられている。
【0030】ブラケット41、41は、上片を標準型バ
ルコニーユニットB1に向けて突出させて設けられてお
り、上片に取付孔43が設けられ、側片に取付孔44、
44が設けられている。このため、ブラケット41の上
片の取付孔43と取付部材18の上面の取付孔21と
が、ブラケット41の側片の取付孔44、44と取付部
材18の側面の取付孔22、22又は取付孔23、23
とが、それぞれボルト、ナットからなる固着具で固着で
き、容易に強固に前記標準型バルコニーユニットB1に
オーバーハングバルコニーユニットC1を取り付けるこ
とができる。
【0031】オーバーハング床フレーム30の2本の大
梁34a、34bの上には根太56が設けられ、その上
に前記床面材57が張られて、前記バルコニー床面58
の一部が構成されている。図3のイ部詳細図に示す如
く、オーバーハングバルコニーユニットC1においても
バルコニー床面58には、僅かな水勾配が付され、2本
の大梁34a、34b間に排水口59が設けられ、これ
に連通する雨樋60が内蔵されている。又、オーバーハ
ングバルコニーユニットC1の側縁にアルミ外壁パネル
54、55を両面に取り付けた手摺50が、その支持柱
を外側の大梁34aに溶接させて立設されている。
【0032】オーバーハング床フレーム31の構成は、
オーバーハング床フレーム30の構成とほとんど同様で
あるので詳細説明を省略する。ただ、異なるところは次
の点である。図7の(ロ)に示すように、外側の大梁3
4aは、オーバーハング床フレーム32の端部の中梁3
5に相当する長さだけ、大梁34bより長くなってお
り、下階建物の角部側の中梁35から突出している。
【0033】オーバーハング床フレーム31の大梁34
aの突出側端部において、大梁34aの突出部と、中梁
35の一部とを二辺とし、L字状のフレームを他の二辺
とする長方形枠状の突き出しフレーム46が形成されて
いる。
【0034】尚、オーバーハング床フレーム31、32
を標準型バルコニーユニットB3に取り付けた後は、突
き出しフレーム46の一のフレームにオーバーハング床
フレーム32の端部の中梁35が当接し、突き出しフレ
ーム46の他の一のフレームとオーバーハング床フレー
ム32の外側の大梁34aとが面一になる。
【0035】オーバーハング床フレーム32の構成は、
オーバーハング床フレーム30の構成と次の点を除いて
ほとんど同様であるので詳細説明を省略する。図7の
(ハ)に示すように、2本の大梁34a、34bの長さ
は、短くなっており、標準型バルコニーユニットの標準
型床フレーム13の短手側縁の大梁14と同じ長さであ
る。更に、両端に設けられている中梁35の下階建物の
角部側の先端部には、ブラケット41に代えて当て板4
2が取り付けられている。この当て板42には取付孔4
5、45が設けられている。
【0036】このようにすると、ブラケット41の上片
の取付孔43と取付部材18の上面の取付孔21とが、
ブラケット41の側片の取付孔44、44と取付部材1
8の側面の取付孔22、22とが、当て板42の取付孔
45、45と前記標準型床フレーム11の取付部材18
の側面の取付孔23、23とがそれぞれボルト、ナット
からなる固着具で固着でき、容易に且つ強固に前記標準
型バルコニーユニットB3にオーバーハングバルコニー
ユニットC3を取り付けることができる。
【0037】これらのオーバーハングバルコニーユニッ
トとしては、前述した如く、下階建物の壁面より、外方
に450mm突出しているもの以外に900mm突出してい
るものを用いることができる。この900mm突出したオ
ーバーハングバルコニーユニットを作る場合は、オーバ
ーハング床フレーム30、31、32の中梁35と突出
部39(両端の小梁36を除く)を、標準型バルコニー
ユニットB1、B3に向けて長いものとするか、又は、
中梁35とともに各小梁36自体を長いものとして対応
する。
【0038】又、この900mm突出したオーバーハング
バルコニーユニットの構成については、前述の450mm
突出したオーバーハングバルコニーユニットの構成と同
様であるので、詳細説明は省略する。
【0039】次に、ユニット建物の施工方法について説
明する。先ず、予め設けている基礎の上に、下階に4個
の建物ユニットA1、A2、A3、A4を据え付ける。
次に、建物ユニットA4の上に建物ユニットA5を据え
付け、建物ユニットA3の上に標準型バルコニーユニッ
トB3を据え付け、建物ユニットA1、A2の上に標準
型バルコニーユニットB1、B2を据え付ける。更に、
標準型バルコニーユニットB1の長手側縁にオーバーハ
ングバルコニーユニットC1を、標準型バルコニーユニ
ットB3の長手側縁にオーバーハングバルコニーユニッ
トC2と短手側縁にオーバーハングバルコニーユニット
C3とを取り付ける。
【0040】標準型バルコニーユニットB1の長手側縁
にオーバーハングバルコニーユニットC1を取り付ける
方法及び標準型バルコニーユニットB3の長手側縁にオ
ーバーハングバルコニーユニットC2と短手側縁にオー
バーハングバルコニーユニットC3とを取り付ける方法
について、以下の通り、詳しく説明する。
【0041】先ず、標準型バルコニーユニットB1の長
手側縁にオーバーハングバルコニーユニットC1を取り
付ける方法については、図6に示すように、標準型バル
コニーユニットB1の標準型床フレーム11の取付部材
18の上面の取付孔21にガイドピン62を取り付け
る。このガイドピン62は上端部が円錐台形状になって
おり、取付部材18の上面の厚みと逆L字形のブラケッ
ト41の上片の厚みをたした長さの円筒形の中間部が設
けられており、下端部は螺子状になっている。このガイ
ドピン62の取り付けは、ガイドピン62を取付孔21
から挿入し、取付部材18の上面の板の裏側に溶着され
たナット63に螺合して行う。
【0042】次に、図4に示すように、オーバーハング
バルコニーユニットC1をクレーン等で吊り上げて大梁
34bを前記標準型床フレーム11の大梁15に近接さ
せる。そして、両端のブラケット41を標準型床フレー
ム11の両端の対応する取付部材18にそれぞれ合わせ
る。この時、ブラケット41に設けられている取付孔4
3に前記ガイドピン62を挿入させるようにすると、オ
ーバーハング床フレーム30はガイドピン62がガイド
になって所定位置に合わせられる。又、オーバーハング
床フレーム30は、ブラケット41の上片が取付部材1
8の上面に当接されると共に係止されることによって上
下方向に移動規制され、上面の取付孔43にガイドピン
62が挿入することによって左右方向に移動規制され
る。
【0043】このように、標準型床フレーム11とオー
バーハング床フレーム30の位置合わせができると、オ
ーバーハング床フレーム30は、ブラケット41の側片
が取付部材18の側面に当接される。この後、図6に示
すように、ブラケット41の側片の取付孔44と標準型
床フレーム11の取付部材18の側面の取付孔22とを
貫通するボルト等の固着具によって固定する。具体的に
は、前記ブラケット41の側片の固定は、ボルトを座金
及びバネ座金を介して取付孔44に挿入し、補強プレー
ト20の取付孔19に螺合させて行う。又、もう一方の
取付部材18とブラケット41との接合も同様にして行
う。
【0044】次に、ガイドピン62を取り外し、ブラケ
ット41の上片の取付孔43と標準型床フレーム11の
取付部材18の上面の取付孔21とを貫通するボルト等
の固着具によって固定する。
【0045】上述のように、オーバーハング床フレーム
30の両端の接合をすると、標準型バルコニーユニット
B1の大梁15にオーバーハングバルコニーユニットC
1の接合板40が当接される。すると、図3に示すよう
に、大梁15に設けられた取付孔24と接合板40の取
付孔37とが連通するので、これらを貫通するボルト等
の固着具によって固定する。
【0046】このようにして、標準型床フレーム11の
長手方向に、オーバーハング床フレーム30が接合でき
る。更に、標準型バルコニーユニットB1のオーバーハ
ング床フレーム30が接合されていない長手側縁に標準
型バルコニーユニットB2を連結することによって、建
物ユニットA1、A2の上にバルコニーを作ることがで
きる。
【0047】次に、標準型バルコニーユニットB3の建
物ユニットA5と反対側の長手側縁にオーバーハングバ
ルコニーユニットC2とを取り付ける方法については、
図5に示すように、標準型バルコニーユニットB1の長
手側縁にオーバーハングバルコニーユニットC1を取り
付ける方法と同様であるので、説明は省略する。
【0048】標準型バルコニーユニットB3の短手側縁
にオーバーハングバルコニーユニットC3とを取り付け
る方法について、説明すると、図5に示すように、オー
バーハングバルコニーユニットC3をクレーン等で吊り
上げて大梁34bを前記標準型床フレーム13の大梁1
4に近接させる。そして、オーバーハング床フレーム3
2の一方の端部に設けられたブラケット41を一方の取
付部材18に合わせる。この時、ブラケット41に設け
られている取付孔43に前記ガイドピン62を挿入させ
るようにすると、オーバーハング床フレーム32はガイ
ドピン62がガイドになって所定位置に合わせされる。
【0049】又、オーバーハング床フレーム32は、ブ
ラケット41の上片が取付部材18の上面に当接される
と共に係止されることによって上下方向に移動規制さ
れ、上面の取付孔43にガイドピン62が挿入すること
によって左右方向に移動規制される。このとき、オーバ
ーハングバルコニーユニットC3は、上述のように、一
端が移動規制されているので、当て板42の位置合わせ
が容易になっている。次に、オーバーハング床フレーム
32の他方の端部に設けられた当て板42を他方の取付
部材18の側片に合わせる。
【0050】このように、標準型床フレーム13とオー
バーハング床フレーム32の位置合わせを行った後、図
5に示すように、当て板42の側片の取付孔42と標準
型床フレーム13の取付部材18の側面の取付孔23と
を貫通するボルト等の固着具によって固定する。
【0051】このようにすると、標準型床フレーム13
の長手側縁に、オーバーハング床フレーム31が接合で
き、更に、短手側縁にオーバーハング床フレーム32が
接合することができ、建物ユニットA3の上にバルコニ
ーを作ることができる。
【0052】尚、本実施例では、先に、標準型バルコニ
ーユニットB3にオーバーハングバルコニーユニットC
2を取り付け、次に、標準型バルコニーユニットB3に
オーバーハングバルコニーユニットC3とを取り付けた
が、順序を逆にしてもよい。
【0053】下階建物の壁面より外方に900mm突出し
ているオーバーハングバルコニーユニットを使う場合に
も、同様に標準型バルコニー床フレーム11をつかうこ
とができる。
【0054】尚、標準型バルコニーユニットB1の手摺
41と標準型バルコニーユニットB2の手摺49、48
とオーバーハングバルコニーユニットC1、C2、C3
の手摺50、51、52は、予め、工場において床フレ
ームに立設されており、現場で、ユニットを据え付ける
と、一つの連続した手摺を形成する。
【0055】尚、標準型バルコニーユニットB2の床面
には、水勾配が付与されており、隣接する標準型バルコ
ニーユニットB1、B3間で床面が整合するようになさ
れている。
【0056】(実施例2)図8は本発明の他の実施例を
示すもので、ユニット建物の分解斜視図である。この実
施例では、Aはユニット建物であり、このユニット建物
Aは、1階に4個の建物ユニットA1、A2、A3、A
4と、2階に2個の建物ユニットA5、A6と2個の標
準型バルコニーユニットB1、B3と3個のオーバーハ
ングバルコニーユニットC1、C2、C3と、3階に1
個の建物ユニットA7と1個の標準型バルコニーユニッ
トB2とからなる。
【0057】1階の建物ユニットA1、A2及び2階の
A6は長さ3600mm、幅2400mm、高さ2400mm
の箱型であって、1階の建物ユニットA3、A4、2階
のA5及び3階のA7は、長さ5400mm、幅2400
mm、高さ2400mmの箱型であって、いずれも鉄骨ラー
メン構造の骨格を有する。1階の4個の建物ユニットA
1、A2、A3、A4は、平面視で反時計回りに隣接配
置され、全体で直方体の最下階建物を、又、2階の2個
の建物ユニットA5、A6は、それぞれ1階の建物ユニ
ットA4、A1の上で隣接配置され、2個で直方体の中
階建物を構成している。3階の建物ユニットA7は、2
階の建物ユニットA5の上に四隅を合わせて載置されて
いる。
【0058】2個の標準型バルコニーユニットB1、B
3は、それぞれの1階の建物ユニットA2、A3の上に
載置され、又、1個の標準型バルコニーユニットB2
は、2階の建物ユニットA6の上に載置され、床面形状
は、それぞれ、1階の建物ユニットA2、A3及び2階
の建物ユニットA6の床面形状とほぼ等しくなされてい
る。3個のオーバーハングバルコニーユニットC1、C
2、C3は、それぞれ標準型バルコニーユニットB1の
長手側縁、標準型バルコニーユニットB3の長手側縁、
短手側縁に連結されている。標準型バルコニーユニット
B2には、オーバーハングバルコニーユニットは連結さ
れていない。
【0059】3個のオーバーハングバルコニーユニット
C1、C2、C3は、それぞれの下階建物の壁面より外
方に450mm突出している。標準型バルコニーユニット
B1、B3及び3個のオーバーハングバルコニーユニッ
トC1、C2、C3は、全体で1つの連続した広いバル
コニーを形成している。標準型バルコニーユニットB2
は単独でバルコニーを形成している。
【0060】本実施例で使われている標準型バルコニー
ユニットB1、B2、B3を構成している標準型床フレ
ーム11、取付部材18及び手摺47、48、49等に
ついては、実施例1のものと同様であり、説明を省略す
る。又、オーバーハングバルコニーユニットC1、C
2、C3を構成しているオーバーハング床フレーム3
0、31、32、手摺50、51、52等についても、
実施例1のものと同様であり、説明を省略する。
【0061】又、オーバーハングバルコニーユニットC
1、C2の接続部において、互いに対向する側縁部分に
は、手摺が設けられておらず、オーバーハングバルコニ
ーユニットC1、C2が突き合わされて手摺が面一にな
っている。
【0062】次に、ユニット建物の施工方法ついて説明
する。先ず、予め、設けている基礎の上に、実施例1と
同じように、1階に4個の建物ユニットA1、A2、A
3、A4を据え付ける。次に、2階に、1階の建物ユニ
ットA4、A1の上に建物ユニットA5、A6と建物ユ
ニットA2、A3の上に標準型バルコニーユニットB
1、B3とを据え付ける。更に、3階に、2階の建物ユ
ニットA5の上に建物ユニットA7と建物ユニットA6
の上に標準型バルコニーユニットB2とを据え付ける。
【0063】更に、標準型バルコニーユニットB1の長
手側縁にオーバーハングバルコニーユニットC1を、標
準型バルコニーユニットB3の長手側縁にオーバーハン
グバルコニーユニットC2と短手側縁にオーバーハング
バルコニーユニットC3とを取り付ける。
【0064】標準型バルコニーユニットB1の長手側縁
にオーバーハングバルコニーユニットC1を取り付ける
方法及び標準型バルコニーユニットB3の長手側縁にオ
ーバーハングバルコニーユニットC2と短手方向の側方
にオーバーハングバルコニーユニットC3とを取り付け
る方法については、前述の実施例1に示した方法と同じ
であるので、説明を省略する。
【0065】標準型バルコニーユニットB1、B2及び
オーバーハングバルコニーユニットC1、C2、C3の
それぞれの所定の側縁に手摺50、51、52が設けら
れていることも実施例1と同様である。
【0066】尚、標準型バルコニーユニットB2には、
床面に水勾配を持たせ、床面の一つの箇所に排水口を設
け、排水するようになされている。
【0067】又、オーバーハングバルコニーユニット
は、前述の如く、下階建物の壁面より外方に450mm突
出しているもの以外に900mm突出しているものを用い
ることができる。900mmの場合の構成及び施工方法
は、前述の実施例1と同じであるので、説明を省略す
る。
【0068】(実施例3)図9及び図10は本発明の別
の実施例を示すもので、図9はユニット建物の分解斜視
図、図10は図9のユニット建物に使用するオーバーハ
ングバルコニーユニットのオーバーハング床フレームの
平面図である。この実施例では、Aはユニット建物であ
り、このユニット建物Aは、下階に2個の建物ユニット
A1、A2と、上階に1個の建物ユニットA3と、1個
の標準型バルコニーユニットB3と、3個のオーバーハ
ングバルコニーユニットC4、C3、C3とからなる。
建物ユニットA1、A2及びA3は、長さ5400mm、
幅2400mm、高さ2400mmの箱型であって、いずれ
も鉄骨ラーメン構造の骨格を有する。下階の2個の建物
ユニットA1、A2は、隣接配置され、全体で直方体の
下階建物を構成している。上階建物ユニットA3は、建
物ユニットA2の上に四隅を合わせて載置されている。
【0069】標準型バルコニーユニットB3は、下階建
物ユニットA1の上に載置され、床面形状は、下階建物
ユニットA1の床面形状とほぼ等しくなされている。3
個のオーバーハングバルコニーユニットC4、C3、C
3は、それぞれ標準型バルコニーユニットB3の長手側
縁と両端の短手側縁に連結されている。2個のオーバー
ハングバルコニーユニットC3、C3は、それぞれの下
階建物の壁面より外方に450mm突出している。オーバ
ーハングバルコニーユニットC4は下階建物の壁面より
外方に900mm突出している。標準型バルコニーユニッ
トB3と3個のオーバーハングバルコニーユニットC
4、C3、C3は、全体で1つの連続したバルコニーを
形成している。
【0070】本実施例で使われている標準型バルコニー
ユニットB3を構成している標準型床フレーム13、取
付部材18については、実施例1のものと同じものであ
り、説明を省略する。
【0071】図10に示すように、オーバーハング床フ
レーム33の構成は、ほとんどオーバーハング床フレー
ム31と同じであり、異なる点は、両端部に突き出しフ
レーム46が設けられていることと中梁35と突出部3
9がそれぞれ長くなっていることだけであり、詳細説明
は省略する。又、オーバーハング床フレーム32の構成
及び手摺53については、実施例1と同様であるので、
説明を省略する。
【0072】次に、ユニット建物の施工方法ついて説明
する。先ず、予め、設けている基礎の上に、下階に2個
の建物ユニットA1、A2、を据え付け、次に、建物ユ
ニットA2の上に建物ユニットA3を据え付け、建物ユ
ニットA1の上に標準型バルコニーユニットB3を据え
付ける。更に、標準型バルコニーユニットB3の長手側
縁にオーバーハングバルコニーユニットC4を、両側の
短手側縁にオーバーハングバルコニーユニットC3、C
3とを取り付ける。
【0073】標準型バルコニーユニットB3の両側の短
手側縁にオーバーハングバルコニーユニットC3を取り
付ける方法は、前述の実施例1と同様であるので、説明
は省略する。
【0074】標準型バルコニーユニットB3の長手側縁
にオーバーハングバルコニーユニットC4の取り付けに
ついても、前述の実施例1と同じであるので、説明は省
略する。ただ、オーバーハングバルコニーユニットC4
に使われるオーバーハング床フレーム33は両端部に突
き出しフレーム46が設けられているので、両端部で
は、両側に取り付けられるオーバーハング床フレーム3
2の中梁35と突き出しフレーム46のフレームとが当
接し、突き出しフレーム46の他の一フレームとオーバ
ーハング床フレーム32の大梁34aとが面一になる。
【0075】又、オーバーハングバルコニーユニット
は、前述の如く、下階建物の壁面より外方に900mm突
出しているものを用いているが、450mmを用いてもよ
い。450mmの場合は、前述の実施例1と同様であるの
で、説明を省略する。
【0076】これらの実施例によれば、次のような効果
がえられる。 (イ)施工現場にてバルコニーの組立作業が少なくな
り、1日でバルコニー仕上げまで終了できる。 (ロ)施工現場にて、従来のごとく細かい部材からバル
コニーを組み立てる必要がなくなり、細かい部材を探す
手間が省け部材の紛失や取付間違いが生ずることもな
い。 (ハ)バルコニーの外側に組み付けられる部品も工場に
て取り付けられるため、現場における高所作業もほとん
どなくなり、現場での、作業の安全性が確保される。
【0077】更に、本実施例によれば、バルコニ−を構
成するに当たって、下階建物ユニットの天井とほぼ同じ
大きさの床を有するバルコニーユニットを標準にし、こ
れにオーバーハングバルコニーを取り付けるから、オー
バーハングバルコニーのみを替えることによって種々の
大きさのバルコニーを作ることが出来る。従って、標準
型バルコニーユニットB1、B2、B3を構成する標準
型床フレーム11、12、13の種類が限られ、下階建
物ユニットの床と共通の大型部品を利用でき、大型部品
の種類を最小限に抑えることができ、在庫並びに生産管
理がし易い。
【0078】更に、標準型床フレームにオーバーハング
床フレームを取り付けるから、標準型バルコニーユニッ
トとオーバーハングバルコニーユニットとは、床の高さ
を、段差なく、ほぼ等しく取り付けることができる。
【0079】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、図5の
(ロ)及び図8で、オーバーハング床フレーム31及び
別の型のオーバーハング床フレーム33の大梁34の延
長上に設けられた突き出しフレーム46の形状は、長方
形状になっているが、1本のフレーム、三角形のフレー
ム、又は他の形状でもよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明では、バルコニーを構成するに当たって、下階建
物ユニットの天井とほぼ同じ大きさの床を有するバルコ
ニーユニットを標準にし、これにオーバーハングバルコ
ニーユニットを取り付けるから、オーバーハングバルコ
ニーユニットのみを替えることによって種々の大きさの
バルコニーを作ることができる。従って、標準型バルコ
ニーユニットを構成する標準型床フレームの種類が限ら
れ、下階建物ユニットの床と共通の大型部品を利用で
き、大型部品の種類を最小限に抑えることができ、在庫
並びに生産管理がし易く、生産効率は低下しない。
【0081】更に、標準型バルコニーユニットの床周縁
部に標準型床フレームが設けられ、標準型床フレームに
上面と側面にそれぞれ取付孔を有する直方体状の第1の
取付部材が設けられ、前記オーバーハングバルコニーユ
ニットの床周縁部にオーバーハング床フレームが設けら
れ、オーバーハング床フレームに逆L字形のブラケット
が取り付けられているので、施工時に第1の取付部材の
上面と側面にブラケットの上片と側片を当接させて容易
に位置合わせをすることができる。そして、第1の取付
部材とブラケットとがこれらの取付孔を貫通する固着具
によって固着されるので、標準型バルコニーユニットに
オーバーハングバルコニーユニットを簡単に固定でき、
水平並びに垂直荷重に対して高い連結強度を得ることが
できる。
【0082】又、このように、標準型床フレームにオー
バーハング床フレームを取り付けるから、標準型バルコ
ニーユニットとオーバーハングバルコニーユニットと
は、床の高さをほぼ等しく、段差無く取り付けることが
できる。
【0083】請求項2記載の発明では、オーバーハング
床フレームの一方端部においては請求項1記載の発明と
同様の構成であり、請求項1記載の発明と同様の作用が
ある他、標準型床フレームの側面に取付孔を有する直方
体状の第2の取付部材が設けられ、オーバーハング床フ
レームの他方端部に取付孔を有する当て板が設けられ、
第2の取付部材の側面と当て板とが当接され、第2の取
付部材と当て板とがこれらの取付孔を貫通する固着具に
よって固着されるので、二つのオーバーハングバルコニ
ーユニットを第1の取付部材と第2の取付部材を兼ねた
一の取付部材の二方向に取り付けることができる。この
場合、上面と二側面にそれぞれ取付孔を有する取付部材
の上面と一側面に一のオーバーハングバルコニーユニッ
トのブラケットの上片と側片を当接し、取付部材の他側
面に他のオーバーハングバルコニーユニットの当て板を
当接するので、取付部材の上面にブラケットの上片が二
枚重ねにならず、二つのオーバーハングバルコニーユニ
ットのブラケットの上片の高さを同一にでき、ブラケッ
トの種類を同一にできる。また、二つのオーバーハング
バルコニーユニットの取付順序はどちらを先にしてもよ
いので、より施工の容易な取付順序を選択でき、施工が
容易となる。
【0084】又、請求項3記載の発明においては、直方
体状の取付部材の取付孔が設けられている面の裏側に、
補強プレートがあてがわれて補強されているので、取付
部材がより強固なものになり、従来のものに較べて、よ
り大きく、より重量のあるオーバーハングバルコニーユ
ニットを、標準型バルコニーユニットに、簡単に固定で
き、水平並びに垂直荷重に対して高い連結強度を得るこ
とができる。そのため、屋外側に突出する長さがより長
いオーバーハングバルコニーユニットを取り付けること
ができ、オーバーハングバルコニーユニットの屋外側の
突出長さによらずに同一の標準型床フレームを用いるこ
とができ、下階建物ユニットの床と共通の大型部品を利
用でき、大型部品の種類を最小限に抑えることができ、
在庫並びに生産管理がし易い。
【0085】又、請求項4記載の発明においては、前記
オーバーハング床フレームの標準型バルコニーユニット
側の大梁に標準型バルコニーユニット側に向けて、断面
コ字状の突出部が設けられ、突出部の先端部に取付孔を
有する接合板が設けられ、接合板と当接する標準型床フ
レームの当接部に取付孔が設けられ、標準型床フレーム
と接合板とがこれらの取付孔を貫通する固着具によって
固着されているので、取付が強固なものになり、従来の
ものに較べて、より大きく、より重量のあるオーバーハ
ングバルコニーユニットを標準型バルコニーユニット
に、簡単に固定でき、水平並びに垂直荷重に対して高い
連結強度を得ることができる。そのため、屋外側に突出
する長さがより長いオーバーハングバルコニーユニット
を取り付けることができ、オーバーハングバルコニーユ
ニットの屋外側の突出長さによらずに同一の標準型床フ
レームを用いることができ、下階建物ユニットの床と共
通の大型部品を利用でき、大型部品の種類を最小限に抑
えることができ、在庫並びに生産管理がし易い。更に、
突出部の断面がコ字状であるので、固着具の操作が容易
となり、施工作業が容易となる。
【0086】又、請求項5記載の発明においては、オー
バーハングバルコニーユニットを側面に連結した標準型
バルコニーユニットと、オーバーハングバルコニーユニ
ットを側面に連結していない標準型バルコニーユニット
とを有しているので、オーバーハングバルコニーユニッ
トを側面に連結した標準型バルコニーユニットと、オー
バーハングバルコニーユニットを側面に連結していない
標準型バルコニーユニットとに共通の標準型床フレーム
を用いることができ、大型部品の種類を最小限に抑える
ことができる。
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、バルコニーユ
ニットを分解して示すユニット建物の分解斜視図であ
る。
【図2】図1のユニット建物に使用する一つの標準型バ
ルコニーユニットの標準型床フレームの説明図であり、
(イ)は平面図、(ロ)は大梁と取付部材との接続状態
を示す説明図、(ハ)は大梁と小梁との接続状態を示す
説明図である。
【図3】標準型バルコニーユニットとオーバーハングバ
ルコニーユニットとの接続状態を示す説明図である。
【図4】標準型バルコニーユニットとオーバーハングバ
ルコニーユニットとを連結する際の状態を示す説明図で
ある。
【図5】標準型バルコニーユニットとオーバーハングバ
ルコニーユニットとを連結する際の状態を示す説明図で
ある。
【図6】取付部材の上面の取付孔にガイドピンを差し込
み逆L字形の孔付きブラケットの位置合わせを示す説明
図である。
【図7】(イ)〜(ハ)はいずれも図1のユニット建物
に使用するオーバーハングバルコニーユニットのオーバ
ーハング床フレームの平面図である。
【図8】他の実施例を示すユニット建物の分解斜視図で
ある。ユニット建物に使用するオーバーハングバルコニ
ーユニットのオーバーハング床フレームの平面図であ
る。
【図9】別の実施例を示すユニット建物の分解斜視図で
ある。
【図10】図9のユニット建物に使用する一のオーバー
ハングバルコニーユニットのオーバーハング床フレーム
の平面図である。
【符号の説明】
A ユニット建物 A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7 建物ユニ
ット B1、B2、B3、 標準型バルコニ
ーユニット C1、C2、C3、C4 オーバーハング
バルコニーユニット 11、12、13 標準型床フレー
ム 14、15、16 大梁 18 取付部材 19、21、22、23、24、37、43、45 取
付孔 20 補強プレート 30、31、32、33 オーバーハング
床フレーム 39 突出部 40 接合板 41 ブラケット 42 当て板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の建物ユニットが2階以上に組み
    立てられたユニット建物の下階建物ユニットの上に、こ
    の下階建物ユニットの床面形状とほぼ等しい床面形状を
    有する標準型バルコニーユニットが取り付けられ、オー
    バーハングバルコニーユニットが下階建物の壁面より外
    方に突出して標準型バルコニーユニットの側面に連結さ
    れてバルコニーが形成されたバルコニー付きユニット建
    物において、前記標準型バルコニーユニットの床周縁部
    に標準型床フレームが設けられ、標準型床フレームに上
    面と側面にそれぞれ取付孔を有する直方体状の第1の取
    付部材が設けられ、前記オーバーハングバルコニーユニ
    ットの床周縁部にオーバーハング床フレームが設けら
    れ、オーバーハング床フレームに上片と側片にそれぞれ
    取付孔を有する逆L字形のブラケットが、上片を標準型
    バルコニーユニットに向けて突出させて設けられ、第1
    の取付部材の上面と側面にそれぞれブラケットの上片と
    側片が当接され、第1の取付部材とブラケットとがこれ
    らの取付孔を貫通する固着具によって固着されているこ
    とを特徴とするバルコニー付きユニット建物。
  2. 【請求項2】 複数個の建物ユニットが2階以上に組み
    立てられたユニット建物の下階建物ユニットの上に、こ
    の下階建物ユニットの床面形状とほぼ等しい床面形状を
    有する標準型バルコニーユニットが取り付けられ、オー
    バーハングバルコニーユニットが下階建物の壁面より外
    方に突出して標準型バルコニーユニットの側面に連結さ
    れてバルコニーが形成されたバルコニー付きユニット建
    物において、前記標準型バルコニーユニットの床周縁部
    に標準型床フレームが設られ、標準型床フレームに上面
    と側面に取付孔を有する直方体状の第1の取付部材及び
    側面に取付孔を有する直方体状の第2の取付部材が設け
    られ、前記オーバーハングバルコニーユニットの床周縁
    部にオーバーハング床フレームが設けられ、オーバーハ
    ング床フレームの一方端部に上片と側片にそれぞれ取付
    孔を有する逆L字形のブラケットが、上片を標準型バル
    コニーユニットに向けて突出させて設けられ、更に、オ
    ーバーハング床フレームの他方端部に取付孔を有する当
    て板が設けられ、第1の取付部材の上面と側面にそれぞ
    れブラケットの上片と側片が当接され、第1の取付部材
    とブラケットとがこれらの取付孔を貫通する固着具によ
    って固着され、第2の取付部材の側面と当て板とが当接
    され、第2の取付部材と当て板とがこれらの取付孔を貫
    通する固着具によって固着されていることを特徴とする
    バルコニー付きユニット建物。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は、請求項2記載のバルコ
    ニー付きユニット建物であって、取付部材の取付孔が設
    けられている面の裏側に、補強プレートがあてがわれて
    補強されていることを特徴とするバルコニー付きユニッ
    ト建物。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3記載の
    バルコニー付きユニット建物であって、前記オーバーハ
    ング床フレームの標準型バルコニーユニット側の大梁に
    標準型バルコニーユニット側に向けて、断面コ字状の突
    出部が設けられ、この突出部の先端部に取付孔を有する
    接合板が設けられ、接合板と当接する標準型床フレーム
    の当接部に取付孔が設けられ、標準型床フレームと接合
    板とがこれらの取付孔を貫通する固着具によって固着さ
    れていることを特徴とするバルコニー付きユニット建
    物。
  5. 【請求項5】 複数個の建物ユニットが2階以上に組み
    立てられたユニット建物の下階建物ユニットの上に、こ
    の下階建物ユニットの床面形状とほぼ等しい床面形状を
    有する標準型バルコニーユニットが取り付けられ、オー
    バーハングバルコニーユニットが下階建物の壁面より外
    方に突出して標準型バルコニーユニットの側面に連結さ
    れてバルコニーが形成されたバルコニー付きユニット建
    物において、オーバーハングバルコニーユニットを側面
    に連結した標準型バルコニーユニットと、オーバーハン
    グバルコニーユニットを側面に連結していない標準型バ
    ルコニーユニットとを有していることを特徴とするバル
    コニー付きユニット建物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052220A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 ミサワホーム株式会社 付帯構造物の支持構造
JP2016216965A (ja) * 2015-05-18 2016-12-22 三菱重工業株式会社 複数分割式ガイドピン及び構造物の据付方法

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