JPH0860694A - 作業用自走車の掘削篩い選別装置 - Google Patents

作業用自走車の掘削篩い選別装置

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JPH0860694A
JPH0860694A JP21662494A JP21662494A JPH0860694A JP H0860694 A JPH0860694 A JP H0860694A JP 21662494 A JP21662494 A JP 21662494A JP 21662494 A JP21662494 A JP 21662494A JP H0860694 A JPH0860694 A JP H0860694A
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JP
Japan
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sieving
bucket
self
excavating
main body
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Withdrawn
Application number
JP21662494A
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English (en)
Inventor
Yukiro Sasaki
征郎 佐々木
Keizo Takahashi
啓蔵 高橋
Shinya Hirose
晋也 広瀬
Shigeru Hirabayashi
繁 平林
Toshiaki Tei
暁明 程
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業用自走車のアーム先端にアタッチメント
として取付けられる掘削篩い選別装置において、バケッ
ト本体を安定支持状態で前後篩い動できるようにする。 【構成】 バケット本体7を、アーム先端に揺動自在に
取付けられる支持ブラケット13aに前後スライド移動
自在に支持すると共に、支持ブラケット13aに、脚本
体部21aと接地板部22からなる脚部を一体的に垂設
してなる作業用自走車の掘削篩い選別装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械の一つである
油圧ショベル、農業機械の一つである農用トラクタ等の
作業用自走車にアタッチメントとして取付けられる作業
用自走車の掘削篩い選別装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
これら油圧ショベル等の作業用自走車にアタッチメント
として、泥土、砂礫、建築砕土等の掘削物の掘削機能と
該掘削物を篩う篩い選別機能とを備えた掘削選別装置を
取付けることがある。そして、この様なものとして、例
えば、実開平2−133481号公報、実開平3−12
5850号公報に示される如きものが知られているが、
これらのものは、アームに取付けられる掘削機能を有し
たバケット本体の底部に開口を開設し、該開口に、篩い
網が設けられた可動枠を前後移動自在に設け、可動枠の
前後移動に基づき掘削物の篩い選別を行うようにしてい
る。ところでこの場合に、可動枠はバケット本体の左右
側壁部に支持される状態で前後移動する構成になってお
り、この結果、バケット本体側左右側壁部と可動枠との
あいだにどうしても隙間が生じるが、この隙間に土砂等
が侵入しないよう厳密な対策をとることが事実上難し
く、この侵入した土砂等が可動枠とバケット本体とのあ
いだに設けられるガイドローラ方式等のガイド部材に付
着し、これによってガイド部材が早期のうちに摩耗して
円滑な前後移動が損なわれるという問題がある。
【0003】これに対し、特開平4−302621号公
報に示されるごとく、バケット支持体に上部が吊持され
るバケット本体を支軸中心に振動させて篩うようにした
ものが提唱される。しかるにこのものは、バケット本体
全体が宙に浮いた状態で篩い揺動するものであるため、
その反動が大きく、しかもこの大きな反動を、アームシ
リンダ、バケットシリンダ等の各種の油圧アクチュエー
タで受けなければならず、これら油圧系に悪影響を及ぼ
すうえ、アクチュエータ自体の寿命も短くなってしま
い、そのうえ走行機体側も大きく振動し、作業者の疲労
が増大する等の問題があり、このままでは採用すること
ができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる作業用自
走車の掘削篩い選別装置を提供することを目的として創
案されたものであって、作業用自走車のアーム先端に揺
動自在に取付けられるバケット支持部と、該バケット支
持部に前後篩い動自在に設けられ、前端部に掘削刃が形
成されるバケット本体と、該バケット本体の底部開口に
張設される篩い網と、バケット本体をバケット支持部に
対して前後篩い動させるための駆動部と、バケット支持
部から一体的に垂設される脚部とで構成してなることを
特徴とするものである。
【0005】そして本発明は、この構成によって、バケ
ット本体を安定支持状態で前後篩い動できるようにした
ものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図において、1は油圧ショベルであって、該油圧
ショベル1は、クローラ式の走行体2、該走行体2の上
部に旋回自在に支持される旋回体3、該旋回体3の前端
部に上下揺動自在に取付けられるブーム4、該ブーム4
の先端部に前後揺動自在に連結されるアーム5等の各部
から構成されており、そしてこれら各部は、旋回体3の
後部に搭載されるエンジン(図示せず)の動力で油圧作
動すること等は何れも従来通りであるが、アーム5の先
端部には、後述する掘削篩い選別装置6が取り付けられ
ている。
【0007】7は前記掘削篩い選別装置6を構成するバ
ケット本体であって、該バケット本体7は、天板8、左
右側壁面部9、9a、後壁面部10等によって上前方お
よび底部が開口したバケット状に形成されているが、左
右側壁面部9、9aの前端部間には掘削刃11が一体的
に取り付けられている。
【0008】さらに、12は前記バケット本体7の底部
開口に着脱自在に張設される篩い網であって、そして、
バケット本体7が後述するように前後方向に移動するこ
とに伴って前記掘削刃11で掘削した土砂等を篩い網1
2で篩い選別できるように構成されている。
【0009】また、13、13aは前後方向を向いた左
右一対の支持ブラケットであって、該支持ブラケット1
3、13aの前端部は、前記アーム5の先端部に支軸1
4を介して前後揺動自在に軸支されており、また支持ブ
ラケット13、13aの前後方向中間部は、バケットシ
リンダ15の先端部が連結されるリンク体16に前後揺
動自在に軸支されている。さらに、この支持ブラケット
13、13aの下部には、前後方向略全長に亘って左右
外方に突出するハンガー式のガイドレール17、17a
が一体的に形成されている。そして、このガイドレール
17、17aには、前記バケット本体7の天板8の上面
に一体的に突設された左右一対のスライダー18、18
aが、ウェアプレート、ローラベアリング等のスライド
部材19を介して前後スライド移動自在に係合されてお
り、この様にしてバケット本体7は、支持ブラケット1
3、13aに対して前後方向移動自在に支持されてい
る。尚、20はオイルシールであって、該オイルシール
20によって、スライド部材19に充填されるグリース
等の潤滑剤の漏洩を防ぐと共に、スライド部に土砂等が
侵入してしまうことを防止している。
【0010】一方、21、21aは前記支持ブラケット
13、13aの後端部から一体的に垂下される左右一対
の脚本体部であって、該脚本体部21、21aの下端に
は、水平板状の接地板部22が一体的に設けられてい
る。そして、この接地板部22を接地せしめた状態で、
前記バケット本体7を支持ブラット13、13aに対し
て前後方向スライド移動させることにより、篩い網12
上の土砂等の篩い選別作業が行なわれるように構成され
ている。ここで、支持ブラケット13、13aは、接地
板部22を接地させた状態で前高後低状となるよう脚本
体部21、21aに対して傾斜状に設けられており、こ
れによって前記バケット本体7の前後スライド移動は、
上下勾配を伴うとものとなっている。
【0011】また、23は前記脚本体部21、21aに
シリンダ筒23aが一体的に取付けられる油圧シリンダ
であって、該油圧シリンダ23は、油圧配管24を経由
して供給される作動油によって伸縮作動するものである
が、この油圧シリンダ23のピストンロッド23bの先
端部は、前記バケット本体7の後壁面部10に連結ブラ
ケット10aを介して連結されており、而して、油圧シ
リンダ23の伸縮作動に連繋してバケット本体7が前後
移動するように構成されている。
【0012】叙述のごとく構成された本発明の実施例に
おいて、掘削篩い選別装置6によって泥土、砂礫、建築
砕土等の掘削物の掘削作業と、該掘削物を篩う篩い選別
作業とを行うことができるが、篩い選別作業は、バケッ
ト本体7自体が、アーム5の先端部に揺動自在に取付け
られる支持ブラケット13、13aに対して前後スライ
ド移動することでなされることになり、しかもこの前後
スライド移動は、支持ブラケット13、13aから垂下
される脚本体部21、21aの下端の接地板部22を接
地せしめた安定支持状態で行われることになる。
【0013】この結果、バケット本体7自体が安定支持
状態で篩い動することになって、従来の篩い網が設けら
れた可動枠がバケット本体に対して前後移動するものの
ように、バケット本体と可動枠とのあいだのガイド部材
に土砂等が侵入付着してしまい、これによって円滑な前
後移動が早期のうちに損なわれるようなことが無い。ま
た、バケット本体を宙に浮かせた状態で篩い揺動させる
もののように、大きな反動が生じて各種アクチュエータ
や油圧系に悪影響を及ぼすうえ、走行機体側も大きく共
振して作業者の疲労が増大するような不具合も無く、も
って、長期に亘って円滑な篩い動を行えると共に、作業
性の向上にも寄与できることになる。
【0014】しかも、前記バケット本体7の前後スライ
ド移動は、前述したように上下勾配を伴うものであるた
め、篩い網12上の掘削物が傾斜上方に跳ね上げられる
状態での篩い選別がなされ、篩い網が単に水平移動する
ものに比してより優れた篩い選別性能を発揮できるとい
う利点がある。因みに、本実施例において、互いに対向
する支持ブラケット13、13a同志の補強、脚本体部
21、21a同志の補強が必要で在るときには、対向す
る両者間あるいは支持ブラケット13、13aと脚本体
部21、21aとの間に適宜補強材を介装して補強でき
るものであることはいうまでもない。
【0015】尚、本発明は上記実施例に限定されないこ
とは勿論であって、バケット本体7を前後移動させるた
めの駆動源としては、クランクアーム付き油圧モータ等
の適宜駆動源を用いることができる。また、脚部として
は、折畳み自在または長さ調節自在に構成しておき、掘
削作業時には脚部を短い状態にしておけば、脚部が掘削
作業の邪魔になる惧れがなくて都合が良い。そしてこの
様なものとしては、例えば、図6に示す第二実施例のよ
うに、脚部25を伸縮自在なテレスコピック式に形成
し、作動シリンダ26の伸縮に対応して長さ調整できる
ようにしたものや、図7に示す第三実施例のように、脚
部27を折畳み自在なパンタグラフ式に形成し、作動シ
リンダ26の伸縮に対応して長さ調整できるようにした
もの等、各種の構造を採用することができる。
【0016】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、篩い選別作業は、篩い網が張設さ
れたバケット本体自体が、アーム先端に揺動自在に取付
けられるバケット支持部に対して前後篩い動することで
なされることになり、しかもこの前後篩い動は、バケッ
ト支持部に垂設の脚部を接地せしめた安定支持状態で行
えることになる。この結果、従来の篩い網が張設された
可動枠がバケット本体に対して前後移動するもののよう
に、バケット本体と可動枠とのあいだのガイド部材に土
砂等が侵入付着してしまい、これによって円滑な前後移
動が早期のうちに損なわれるようなことが無く、しか
も、バケット本体を宙に浮かせた状態で篩い揺動させる
もののように、大きな反動が生じて各種アクチュエータ
や油圧系に悪影響を及ぼすうえ、走行機体側も大きく共
振して作業者の疲労が増大するような不具合も無く、も
って、長期に亘って円滑な篩い動を行えると共に、作業
性の向上にも寄与できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧シャベルの側面図である。
【図2】掘削篩い装置の正面図である。
【図3】掘削篩い装置の平面図である。
【図4】掘削篩い装置の側面図である。
【図5】スライド部の断面図である。
【図6】第二実施例を示す脚部の背面図である。
【図7】第三実施例を示す脚部の背面図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル 5 アーム 6 掘削篩い選別装置 7 バケット本体 11 掘削刃 12 篩い網 13 支持ブラケット 13a 支持ブラケット 21 脚本体部 21a 脚本体部 22 接地板部 23 油圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平林 繁 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 程 暁明 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業用自走車のアーム先端に揺動自在に
    取付けられるバケット支持部と、該バケット支持部に前
    後篩い動自在に設けられ、前端部に掘削刃が形成される
    バケット本体と、該バケット本体の底部開口に張設され
    る篩い網と、バケット本体をバケット支持部に対して前
    後篩い動させるための駆動部と、バケット支持部から一
    体的に垂設される脚部とで構成してなることを特徴とす
    る作業用自走車の掘削篩い選別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、バケット本体のバケ
    ット支持部に対する前後篩い動は前後方向の直線移動と
    したことを特徴とする作業用自走車の掘削篩い選別装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前後方向の直線移動
    は上下勾配を伴うものであることを特徴とする作業用自
    走車の掘削篩い選別装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、前後方向の
    直線移動は、バケット支持部の下面に形成のハンガー式
    のガイドレールに、バケット本体の上部に形成のスライ
    ダー部が前後スライド移動することで行う構成にしたこ
    とを特徴とする作業用自走車の掘削篩い選別装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、脚部は、バケット支
    持部から垂下される脚本体部と、該脚本体部の下端縁に
    一体形成される水平板状の接地板部とで形成されている
    ことを特徴とする作業用自走車の掘削篩い選別装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、5において、脚部は、折畳み
    自在または長さ調整自在に形成されていることを特徴と
    する作業用自走車の掘削篩い選別装置。
JP21662494A 1994-08-18 1994-08-18 作業用自走車の掘削篩い選別装置 Withdrawn JPH0860694A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101464378B1 (ko) * 2007-12-26 2014-11-24 두산인프라코어 주식회사 건설기계의 버켓 충격완화장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011106