JPH0859569A - 芳香族アミンの製造方法 - Google Patents
芳香族アミンの製造方法Info
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Abstract
ニトロ化合物の水素化によって、芳香族アミンを製造す
る。触媒は水素化に活性な支持された金属を含み、そし
て反応は、1〜30barの圧力で断熱条件下で200
〜400℃の入り口温度及び500℃の最高触媒温度で
実施する。 【効果】 大きな産出量、高い転化率そして高い選択率
で芳香族アミンを製造することができる。
Description
中で芳香族ニトロ化合物を芳香族アミン化合物に水素化
するための方法であって、熱を外側から供給せずまた熱
を取出しもしない、即ち、断熱的に実施する方法を提供
する。芳香族アミンは、妥当な価格でかつ大量に利用可
能でなければならない重要な中間生成物である。この理
由から、例えば、ニトロベンゼンの水素化のために、非
常に大きな能力を有するプラントを建設しなければなら
ない。芳香族ニトロ化合物の水素化は高度な発熱反応で
ある。かくして、200℃でのニトロキシレンのキシリ
ジンへの水素化においては約488kJ/mol(11
7kcal/mol)が放出され、そしてニトロベンゼ
ンの水素化においては約544kJ/mol(130k
cal/mol)が放出される。結果として、反応熱の
除去及び利用は、芳香族ニトロ化合物の水素化のための
方法を実施する際の重要な事柄である。
ては、触媒を流動化され熱安定化された床として運転す
る(US 3 136 818)。この方法による熱の
効果的な除去は、不均一な滞留時間分布(ニトロベンゼ
ンの漏れ)及び触媒摩耗に起因する問題に直面する。狭
い滞留時間分布及び少ない触媒摩耗は、静止触媒床を有
する反応器において起こる可能性がある。しかしなが
ら、これらの反応器においては、触媒床の温度調節制御
に関する問題が起きる。一般に、温度調節制御された多
チューブ反応器を使用するが、殊に大きな反応器の場合
には、これらは非常に複雑な冷却サイクルを有する(D
E−OS 22 01 528、DE−OS 34 1
4 714)。この種類の反応器は複雑でありそして高
い投資コストを含む。反応器のサイズと共に急速に増大
する、触媒床の機械的強度及び均一な温度調節制御に関
する問題は、このタイプの大きな装置を不経済にする。
後でより詳細に述べる本発明による方法のために用いら
れる単一反応器は、触媒床だけを含みそして反応器の内
側に熱収支のためのシステムを持たない。それらは、容
易に工業的スケールに変えられ、そしてすべてのサイズ
において経済的な価格でありそして頑丈である。このタ
イプの反応器においては、反応エンタルピーは、原料
(educt)ガス流れと生成物ガス流れとの間の温度
差に定量的に反映される。これまでのところ、芳香族ニ
トロ化合物の高度に発熱する水素化のためには、このよ
うな反応器の使用は述べられていないし、また適切な触
媒及び適切な運転方法も示されていない。
が等温反応器に接続されている、ニトロベンゼンの水素
化のための方法に関する。ここでは、ニトロベンゼンの
比較的大きな部分を温度調節制御された多チューブ反応
器中で反応させ、そして断熱反応器中で比較的少ない過
剰の水素(30:1未満)で残留含量だけのニトロベン
ゼンの水素化を実施する。純粋に断熱的な反応における
温度調節制御された反応器を完全に省略する利点は、見
られなかった。DE−AS 18 09 711は、好
ましくは反応器のすぐ上流の限定された点での、液体ニ
トロ化合物の熱いガス流れ中への噴霧による安定な導入
に関する。反応器のデザインは、この出願の明細書中で
は考慮されていない。しかしながら、かなり過剰の水素
にも拘わらず、少なくとも34%の反応エンタルピー
が、生成物ガスと共に反応器を去らなかったことを実施
例から推論することができる。DE−OS 36 36
984においては、ニトロ化と引き続く水素化による
対応する炭化水素からの芳香族ニトロ及び芳香族ジニト
ロ化合物の組み合わせた製造方法が述べられている。こ
の水素化は、176〜343.5℃の温度で気相中で実
施する。このDE−OSが強調しているのは、モノ−/
ジニトロベンゼン混合物のそしてアミノ−/ジアミノベ
ンゼン混合物の融点の低下を利用することである。この
手段によって、ニトロ化及び水素化の両方の生成物とも
にまた固体の形で、それ故溶媒なしで、結晶化の問題な
しで取り扱うことができる。反応を断熱的に実施する考
えはこのDE−OSからは推論することができない。
ための新しい改善されたプラントが運転されたことを、
雑誌“Hydrocarbon Processing
59”(Vol.59,1979,Number 1
1,page 136)から知ることができる。蒸気の
回収及び反応は一つの処理ステップにおいて密接に関係
付けられて実施されることをこの刊行物から推論するこ
とができる。上で述べたすべての刊行物においては、全
く小さな負荷量(0.1g(ニトロベンゼン)/ml
(触媒).h未満)でそして低い温度レベルで運転され
るCu触媒が用いられている。これは低い製造産出量し
かもたらさない。上で述べた銅触媒の外に、芳香族ニト
ロ化合物の気相水素化のための多数のその他の接触触媒
が述べられている。それらは多くの刊行物中に述べられ
ていて、そして水素化において活性な元素及び化合物と
して、支持体例えばAl2 O3 、Fe2 O3 /Al2 O
3 、SiO2 、シリケート、炭素、TiO2 、Cr2 O
3の上のPd、Pt、Ru、Fe、Co、Ni、Mn、
Re、Cr、Mo、V、Pb、Ti、Sn、Dy、Z
n、Cd、Ba、Cu、Ag、Au、そして一部は酸化
物、硫化物又はセレン化物としての並びにラネー合金の
形でのこれらの金属を含む。これらの触媒はまた、35
0℃未満の温度範囲で小さな負荷量を使用して運転され
る。
ル又はエチルを表し、そしてR3 はまた、ニトロを表す
こともできる]の芳香族ニトロ化合物の固定触媒上での
H2 を使用する水素化による、式
ル又はエチルを表し、そしてR1 はまた、アミノを表す
こともできる]の芳香族アミンの製造方法であって、1
〜30barの圧力で断熱条件下で、200〜400℃
の芳香族ニトロ化合物/水素混合物の入り口温度で、そ
して500℃の最高触媒温度で実施することを特徴とす
る方法に関する。
い芳香族ニトロ化合物は、式
物である。特に好ましくは、芳香族ニトロ化合物はニト
ロベンゼンである。
供給された少なくとも1個断熱反応器から成る。高々1
0個、好ましくは高々5個、特に好ましくは高々3個の
これらの反応器が直列に接続されている。直列に接続さ
れた反応器の各々は、並列に接続された数個の反応器に
よって置き換えることができる。1個の反応器のための
置き換えとして、高々5個、好ましくは高々3個、特に
好ましくは高々2個の反応器を並列に接続する。従っ
て、本発明による方法は、高々50個のそして少なくと
も1個の反応器を含むことができる。1つの触媒床を有
する数個の反応器を、数個の触媒床を有する二三の反応
器によって置き換えることができる。これらの反応器
は、断熱された触媒床を有する単一の容器から成り、そ
して例えば、Ullmanns Encycloped
ia of Industrial Chemistr
y(第五完全改訂版、B4巻、95〜102頁、210
〜216頁)中に述べられている。触媒床は、先行技術
におけるように、ガス透過性壁の上に又はそれらの間に
設置する。殊に薄い床の場合には、ガスの均一な分配の
ために、床の上に、下に、又は上及び下に技術的なデバ
イスを設置する。これらのデバイスは、小さいが着実な
圧力降下を生み出すことによって触媒床中へのガスの均
一な進入をもたらす孔あきプレート、泡鐘トレー、バル
ブトレー又はその他の邪魔板で良い。例えば、Kreb
soege社によって販売されている金属又はセラミッ
ク焼結マットを使用することが好ましい。
物質として使用することができる。これは、例えば、S
ulzer社によって商品名Katapakの下で販売
されているハニカム体又は波形層で良い。これらの充填
物は、反応器中への導入に先立って適切な金属化合物の
それらの上への堆積によって本発明による使用のために
活性化する。各々の触媒床の上流において、リサイクル
されたそして新しく添加された水素から主に成る循環ガ
ス流れ中に、新しい芳香族ニトロ化合物を供給する。こ
れは、DE 18 09 711中で述べられたやり方
で行うことができるが、好ましくは、芳香族ニトロ化合
物を新しい水素中で完全に蒸発させて、そして次に蒸気
の形で循環ガス流れ中に導入する。この手順の利点は、
反応器中のそして供給パイプ中の顕著に比較的少ない堆
積の生成にある。蒸発は、先行技術におけるようにして
既知の蒸発器、例えば、ダウンフロー蒸発器、上昇パイ
プ蒸発器、噴射(injection)蒸発器、膜蒸発
器、循環蒸発器及び螺旋蒸発器中で実施することができ
る。蒸発は、好ましくはダウンフロー蒸発器及び噴射蒸
発器中で、特に好ましくはダウンフロー蒸発器中で実施
する。1液又は2液ノズルによって液体芳香族ニトロ化
合物を新しい水素の又は循環水素の流れの中に噴霧する
こともまた可能であり、この際、原料ガスの流れの結合
を熱交換器中での過熱の後で行うことができる。一般に
知られているミスト除去器を、蒸発装置に接続すること
ができる。原料ガス流れは、既知のやり方で、適切な供
給デバイス及び分配デバイスによって、又は混合デバイ
ス、例えば、Sulzer社若しくはKenics社か
ら入手できるタイプSUX若しくはSMVミキサーによ
って循環流れと混合する。
回収して冷却する。この目的のために、生成物ガスは1
個以上の熱交換器を通過させる。これらは、当業者には
知られている熱交換器、例えば、シェル及びチューブ熱
交換器、プレート熱交換器、リングナット(ringn
ut)熱交換器、螺旋流熱交換器又はフィンチューブ熱
交換器で良い。蒸気の製造のために用いられる最後の熱
交換器を去った後で、生成物ガスを、反応混合物から芳
香族アミン及び反応水を除去するために冷却する。次
に、残留する循環ガスを、循環ガスのガス状成分を一定
に維持するために小量のガスを他に向けた後で最初の反
応器に戻すが、ここでこれらのガス状成分は一部は原
料、即ち主に新しい水素と共に運ばれ、そして一部は接
触に際して生成される(N2、NH3 )。最初の反応器
に戻すのに先立って、残留するガスは入り口温度まで加
熱しなければならずそして新たに添加された原料を含ま
なければならない。有利には、生成物ガスの冷却及び循
環ガスの加熱は、凝縮性生成物の除去及び廃棄循環ガス
の進路変更の後で、これらのガス流れを熱交換器を通し
てお互いに向流に通過させることによって実施する。循
環ガスを、最初の反応器のすぐ上流で熱交換器によって
再び入り口温度に上げる。芳香族ニトロ化合物及び新し
い水素は、上で述べたようにして、予め又は後から、好
ましくは後から、中に供給する。
分の排出は、部分的な及び/又は全部の凝縮によって、
又は冷たい生成物若しくは不活性溶媒を使用して洗い出
すことによって実施することができる。ガス流れは好ま
しくはまず第一にスクラバーを通過させるが、その際に
それは、直列に接続された冷却されたコンデンサーから
流れる凝縮液と出合う。スクラバーは、それを去る凝縮
液が1相であるように運転する。この目的のためには、
スクラバーを去る凝縮液は、凝縮液中に殆ど又は全く水
が含まれないように、圧力にそして芳香族アミンの性質
に依存して特定の温度でなければならない。当業者は、
この問題に対する最適の解決策を見い出すことに慣れて
いる。好ましい実施態様においては、スクラバーを運転
するコンデンサーに直列に第二コンデンサーが接続され
ていて、そこでは大量の水及び更なる部分の芳香族アミ
ンを収集する。後者の凝縮液を液相(有機及び水性)を
分離するためのデバイスに供給する。スクラバーからの
凝縮液と一緒の有機相を蒸留によって後処理するために
導いて離す。水性相もまた、溶解した芳香族アミンを分
離除去しそしてこれを配達して蒸留によって後処理する
目的のために後処理する。絶対圧力に依存して、最後の
コンデンサーを去る際には、循環ガスは、5〜95℃、
好ましくは10〜80℃、特に好ましくは15〜70℃
そして最も好ましくは20〜60℃の温度にある。この
ガスの小量を上で述べたガス状成分の除去のために分離
する。
れ、最初の反応器に送られるために、向流熱交換器及び
必要に応じて過熱器を通過する。コンプレッサーは原則
としてガスサイクル中の任意の点にあって良い。好まし
くは、それは、堆積物が予期されない点に、即ち、凝縮
の後に、最初の反応器の上流にそして低温部分に位置付
ける。本発明による製造プラントを、流量、圧力及び温
度と一緒に図1及び2中に例として図示する。これらの
データは限定的であることを意図しない。本発明による
方法は、1〜30barの、好ましくは1〜20bar
の、特に好ましくは1〜15barの圧力で運転する。
各々の反応器の上流では、新しい水素及び芳香族ニトロ
化合物を循環ガス流れ中に供給する。生成されるガス混
合物の均一化の後では、1当量のニトロ基あたり60〜
800当量、好ましくは80〜400当量、特に好まし
くは100〜300当量、そして最も好ましくは120
〜200当量の水素が存在する。各々の反応器への入り
口でのガス状原料の均一化された混合物の温度は、20
0〜400℃、好ましくは230〜370℃、特に好ま
しくは250〜350℃である。触媒床の深さは、1c
m〜5m、好ましくは5cm〜2m、特に好ましくは1
0cm〜1m、最も好ましくは30〜60cmで良い。
で述べられてきたすべての接触触媒を触媒として用いる
ことができる。これらは、合金として又は混合酸化物と
してそして必要に応じて不活性支持体物質の上の、上で
より詳細に述べた元素を含む。特に適切な支持体物質
は、α−及びγ−Al2 O3 、SiO2 、TiO2 、テ
ラロッサ及び褐鉄鉱、Fe2 O3 /Al2 O3 混合物、
CuO/Cr2 O3 混合物、水ガラス、グラファイト、
活性炭(BET 20〜100m2 /g)並びに炭素繊
維である。しかし、その他の支持体もまた原理的には使
用することができる。好ましくは、DE 28 49
002中に述べられた触媒を使用する。これらは、20
m2 /g未満のBET表面積を有する不活性支持体、又
は10m2 /g未満のBET表面積を有するα−Al2
O3 の上の支持された触媒である。DE−OS 28
49 002中に述べられた塩基を使用する予備的な処
理は絶対に必要ではない。
させる: a)元素の周期表(メンデレエフ)のVIIIa、Ib
及びIIb族の一種以上の金属から成る1〜100g/
lの触媒、 b)IIb、IVa、Va及びVIa族の1〜100g
/lの一種以上の遷移金属、並びに c)IVb及びVb族の1〜100g/lの一種以上の
主族元素。 それ故、IIb族の元素は、活性物質(a)及び(b)
として作用することができる。好ましい活性物質は、金
属(a)としてのPd、遷移金属(b)としてのV、N
b、Ta、Cr、Mo、W、Ti、そして主族元素
(c)としてのPb及びBiである。特に好ましくは、
(a)20〜60gのPd、(b)20〜60gのV、
及び(c)10〜40gのPbを支持体に付与する。
体に付与する。1成分あたり幾つかの処理(含浸)が必
要とされるであろう。好ましい方法においては、活性物
質だけがシェルを形成する、即ち、それらは触媒の表面
の近くに付与される。これらの接触触媒は、原料ガスの
入り口温度から500℃の最高温度までの、好ましくは
480℃の最高温度までの、特に好ましくは460℃の
最高温度までの、そして最も好ましくは440℃の最高
温度までの温度範囲で運転する。他の好ましい触媒は、
低いBET表面積を有する炭素支持体の上にPdだけ
を、又はRh及び/若しくはIr及び/若しくはRuと
一緒に支持するものである。これらの支持体物質は、本
当のグラファイトとしてのグラファイト及びコークス例
えば針状晶コークス又は石油コークスを含む。これらの
支持体は0.2〜10m2 /gのBET表面積を有す
る。本発明によれば、支持体としてのグラファイト又は
グラファイト含有コークスの上に触媒の全重量に関して
0.001〜1.5重量%のPdを含む触媒を使用する
が、ここでPdの重量に関して0〜40重量%だけのI
r及び/又はRh及び/又はRuの置き換えが可能であ
る。それ故、これらの触媒は、支持体の上に以下の配列
で貴金属を含む:Pdだけ、Pd/Ir、Pd/Rh、
Pd/Ru、Pd/Ir/Rh、Pd/Ir/Ru、P
d/Rh/Ru又はPd/Ir/Rh/Ru。多くの場
合には、上で述べた2つの組み合わせの一つ又はPd単
独を使用する。好ましい方法においては、触媒の全重量
に関して0.005〜1重量%、好ましくは0.05〜
0.5重量%の量のパラジウムが炭素支持体上の触媒中
に存在する。上で述べた他の白金金属の相対%のための
ゼロの下限は、Pd単独の使用を示す。他の白金金属を
使用する場合には、それらの割合は好ましくは全部の1
0〜40相対%であり、そしてそれらの中では、それら
の重量比は各々の対に関して1:1〜3:1である。
リン含有、好ましくはリン含有化合物によって付加的に
ドープすることが有利であることが証明された。このド
ーピング剤の付加的な含量は、触媒の全重量に関して
0.1〜2重量%、好ましくは0.1〜1重量%の、化
学的に結合された形の硫黄又はリン、好ましくはリンで
ある。本発明による触媒をドープするための好ましいリ
ン含有化合物の例は、リン酸H3 PO4 のオキシ酸、H
3 PO3 、H3 PO2 又はそれらのアルカリ塩、例えば
リン酸二水素ナトリウム、リン酸ナトリウム又はリン酸
カリウム又は次亜リン酸ナトリウムである。
能な方法は、適切な塩の形の上で述べた貴金属及びまた
硫黄含有又はリン含有化合物を、約1〜10mmのサイ
ズのペレット、球、粒子又は砕かれた片の形の上で述べ
た支持体の一つに別々の操作で付与することであり、そ
して各々の付与後に乾燥をする。乾燥は、既知のやり方
で、好ましくは100〜140℃で減圧から常圧まで
の、例えば1〜1000mbarの圧力で実施する。減
圧は、適切には例えば、水吸引ポンプによって与えられ
る。支持体を含浸するために水性溶液を用いることがで
きる。これは、それらの水溶性の例が好ましい硫黄含有
又はリン含有化合物に関しては好ましくはそのようであ
る。しかしながら、貴金属の塩は、好ましくは有機溶
媒、例えば簡単なアルコール、ケトン、環状エーテル又
はニトリル中に溶かしそして付与する。このような有機
溶媒の例は、メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、アセトン、メチルエチルケトン、ジ
オキサン、アセトニトリル及び匹敵する溶媒である。塩
化メチレン及び匹敵する溶媒もまた、有機アニオンを含
む塩の場合には使用することができる。貴金属の適切な
塩は、例えば、それらの塩化物、硝酸塩又は酢酸塩であ
る。含浸及び引き続く乾燥の後で、触媒は使用のために
利用可能である。ニトロベンゼンの水素化の開始に先立
って、高められた温度での水素による処理によって、好
ましくはそれを反応器中で活性化する。上で述べた高め
られた温度は、例えば200〜400℃の範囲に、好ま
しくは200〜380℃の範囲にある。
リンへの水素化における使用のために極めて適切であ
る。用いられる触媒の活性が仮に落ちる場合には、それ
は、その場で、即ち水素化反応器中で容易に再生するこ
とができる。この目的のためには、触媒を、350〜4
00℃で順番にスチームによって、窒素/空気混合物又
は大気の空気によって、そして最後に窒素によって処理
する。スチームによる処理は1〜3時間、そして空気に
よる又は窒素/空気混合物による処理は1〜4時間実施
して良い。この種類の再生は、上で述べた炭素支持体の
上以外の、例えば支持体として活性炭を使用する貴金属
触媒に関しては可能ではない。何故ならば、活性炭はこ
の種類の再生の間に燃焼を受け始めるからである。触媒
の更新された活性のためには、200〜400℃での水
素による処理を後続させることができる。これらの触媒
は、480℃未満、好ましくは460℃未満、最も好ま
しくは440℃未満の温度範囲で運転する。好ましいと
してこれまで述べてきた接触触媒は、再生の間の特に長
い運転時間を可能にする。原則として、触媒粒子は、任
意の形、例えば球、棒、ラシヒリング、粒子又はペレッ
トで良い。良好なガス表面接触と一緒に低い流れ抵抗を
有する床をもたらす形付けられた物体例えばラシヒリン
グ、サドル、車輪及び螺旋体を好ましくは使用する。
に実施することを可能にし、そしてこれは、芳香族アミ
ンの一定で高い選択率、及び一般には炭素質堆積物の燃
焼除去を含む触媒の再生の間の長い触媒滞留時間をもた
らす。一つの手順は、一定の圧力で運転すること及び触
媒の特に高い負荷量(g/ml.h)で開始することを
含む。次に、2つの再生の間の運転時間の間の触媒の失
活に応じて、芳香族ニトロ化合物が通り抜けないよう
に、負荷量を減らす。もう一つの等しく効果的な方法
は、触媒の負荷量(g/ml.h)を一定に維持するこ
と及びシステム中の低い圧力で始めることを含む。芳香
族ニトロ化合物が通り抜け始める前に、システム中の圧
力をゆっくりと上げる。一定圧力及び一定負荷量(g/
ml.h)の2つの極端の間の運転の態様もまた、選ぶ
ことができる。低い圧力及び低い負荷量で出発しそして
次に触媒の失活に応じてこれらの両方を増すことが好ま
しい。触媒の負荷量は、本発明による方法においては非
常に高くて良く、そして1mlの触媒あたりそして1時
間あたり0.1gから20gの芳香族ニトロ化合物(g
/ml.h)まで、好ましくは15g/ml.hまで、
特に好ましくは10g/ml.hまで、最も好ましくは
5g/ml.hまでの量で良い。それ故、本発明による
方法は、装置サイズの減少を伴う高い製造産出量によっ
て区別される。本発明による方法はまた、単一の標準的
装置の使用を可能にし、そして低い投資コストでの高い
プラント能力を可能にする。本発明の方法は、ニトロベ
ンゼンのアニリンへの転換のために特に適切である。
反応器(図1)又は並列に接続された3つの反応器(図
2)を図示する。図1中に図示された配列は実施例9に
おいて使用した。図2中に図示された配列は実施例10
において使用した。これらの図面の各々において示した
単位装置は、I=蒸発器、II、III、IV=3つの
反応器、V、VI、VII=3つのスチーム発生器(図
2中では、ただ1つ)、VIII=蒸留塔、IX=コン
デンサー、X=2つの一定レベルデバイスを有する分離
容器である。表した物質の流れは、1=H2 、2=ニト
ロ芳香族化合物(例えばニトロベンゼン)、3,4,5
=反応器II、III及びIV中へのH2 /ニトロベン
ゼン蒸気混合物のための供給物、6,7,8=反応器I
I、III及びIVからの水素化された反応混合物、
[これらは、図1中では、有用なスチームの製造のため
に冷却した後で、新しいH2 /ニトロベンゼン蒸気混合
物の導入をして次の反応器中に導き、そして図2中で
は、収集しそしてスチーム製造のための単位装置に供給
する]、9=ボイラー供給水、10=有用なスチーム、
11=VIIIの底からのH2 O含有アニリン、12=
H2 O/アニリン蒸気混合物、13=VIIIへの戻し
流れ及びXへの供給物、14=XからのH2 O含有アニ
リン、15=更なる後処理のためのH2 O含有アニリン
の収集主分、16=更なる後処理のためのXからのアニ
リン含有水、17=廃ガス、[これは、その水素含量に
起因して、大部分この方法に返し(図示しない)、一方
小部分を処分する(例えば、燃焼によって)]。
以下の実施例はその例示であるとして与える。これらの
実施例中で与えられるすべての部及び%は、特記しない
限り重量部又は重量%である。
容量を有するRingsdorf社からの粒子状グラフ
ァイトEG 17(1〜3mmの粒子、軽打密度 65
0〜1000g/l、BET=0.3〜0.4m2 /
g)の4000gを、回転自在な容器中に入れ、そして
これに、260gのアセトニトリル中の16.6gの酢
酸パラジウム(II)の溶液を添加した。溶液が支持体
物質によって完全に吸収されてしまうまで、混合物を回
転によって撹拌した。次に、40℃で暖かい空気の強い
上昇する流れの中で5分の間、固体物質を乾燥した。引
き続いて、乾燥された触媒を100℃で3時間の期間の
間、水素の熱い流れの中で還元した。
有するCondea社からのα−Al2 O3 (α−アル
ミナ、密度 1.02g/ml、1mmの径を有する
球、BET=4m2 /g)の5000mlを、回転自在
な容器中に入れ、そしてこれに、1200gの水の中の
553gの二ナトリウムテトラクロロパラデート(te
trachloro−palladate)の溶液を添
加した。溶液全体が支持体物質によって吸収されてしま
うまで、混合物を回転によって撹拌した。次に、40℃
で暖かい空気の強い上昇する流れの中で10分の間、固
体物質を乾燥した。乾燥された触媒を350℃で3時間
の期間の間、水素によって還元し、次に、還元されそし
て乾燥された固体物質に、1030gの水の中の500
gのシュウ酸二水和物及び178.6gの五酸化バナジ
ウムの溶液を室温で添加し、そして溶液全体が支持体物
質によって吸収されてしまうまで回転によってこの混合
物を撹拌した。次に、40℃で暖かい空気の強い上昇す
る流れの中で10分の間、固体物質を乾燥し、引き続い
て同一の量のシュウ酸バナジウム溶液によってもう一度
含浸し、そして引き続いて暖かい空気の流れの中で乾燥
した。乾燥された触媒を300℃で4時間の間焼き戻
し、そして次に室温まで冷却した。引き続いて、120
0gの水の中の128.2gの酢酸鉛(II)三水和物
の溶液によって、上で述べたようにして、固体物質を含
浸した。次に、40℃で暖かい空気の強い上昇する流れ
の中で10分の間、固体物質を再び乾燥し、乾燥された
触媒を、水素によって350℃で3時間の期間の間、還
元し、そして最後に洗浄物が7のpH値を示すまで室温
で蒸留水で洗浄した。このようにして得られた触媒は、
40℃での暖かい空気の強い上昇する流れの中での10
分の間の最後の乾燥を受けた。
るGrafogranGmbh社からの針状晶コークス
(1〜4mmの粒子、BET=1.0〜1.1m2 /
g)の4000gを、回転自在な容器中に入れ、そして
これに、260gのアセトニトリル中の16.6gの酢
酸パラジウム(II)の溶液を添加した。溶液全体が支
持体物質によって吸収されてしまうまで、混合物を回転
によって撹拌した。次に、40℃で暖かい空気の強い上
昇する流れの中で5分の間、固体物質を乾燥した。次
に、乾燥された触媒を100℃で3時間の期間の間、水
素の熱い流れの中で還元した。
有するCondea社からのα−Al2 O3 (α−アル
ミナ、密度 1.02g/ml、1mmの径を有する
球、BET=4m2 /g)の5000mlを、回転自在
な容器中に入れ、そしてこれに、1200gの水の中の
415gの二ナトリウムテトラクロロパラデートの溶液
を添加した。溶液全体が支持体物質によって吸収されて
しまうまで、混合物を回転によって撹拌した。次に、4
0℃で暖かい空気の強い上昇する流れの中で10分の
間、固体物質を乾燥し、そして含浸及び乾燥のプロセス
を繰り返した。乾燥された触媒を350℃で3時間の期
間の間、水素によって還元した。次に、還元されそして
乾燥された固体物質に、1030gの水の中の500g
のシュウ酸二水和物及び178.2gの五酸化バナジウ
ムの溶液を室温で添加し、そして溶液全体が支持体物質
によって吸収されてしまうまで回転によってこの混合物
を撹拌した。次に、40℃で暖かい空気の強い上昇する
流れの中で10分の間、固体物質を乾燥し、そして更に
2回のシュウ酸バナジウム溶液による含浸及び暖かい空
気の流れの中での乾燥を実施した。乾燥された触媒を3
00℃で4時間の間焼き戻し、そして次に室温まで冷却
した。引き続いて、実施例2中で述べたようにして、1
200gの水の中の192.4gの酢酸鉛(II)三水
和物の溶液によって固体物質を含浸した。次に、40℃
で暖かい空気の強い上昇する流れの中で10分の間、固
体物質を再び乾燥し、乾燥された触媒を、水素によって
350℃で3時間の期間の間、還元し、そして最後に洗
浄物が7のpH値を示すまで室温で蒸留水で洗浄した。
このようにして得られた触媒は、40℃での暖かい空気
の強い上昇する流れの中での10分の間の最後の乾燥を
受けた。
た触媒を、耐圧スチールパイプ(DIN 2463、φ
a =168.3mm、φi =158.3mm)の中央
に、高さ155mmの床として置いた。パイプの軸内
に、小さなスチールチューブを位置付けたが、熱電対を
軸方向に動かすことができた。ガラス球の床を触媒床の
上及び下に位置付けた。耐圧スチールパイプを、織物テ
ープによって十分に断熱し、そして耐火粘土で内張りさ
れた管状炉の中に配置し、そして上端に耐圧蒸発器−過
熱器を、そして下端に収集容器及び生成物の連続的な排
出のための設備を有するコンデンサーを装着した。水素
の流れを、常圧で蒸発器−過熱器、触媒を含む反応器及
び生成物の連続的排出を有するコンデンサーを通して送
り、そして触媒を100℃で3時間の間、活性化した。
これに引き続いて、プラント中の圧力を2barに設定
し、そして比例ポンプによってニトロベンゼンを蒸発器
−過熱器に送った。実験は以下の一般的条件下で進行し
た:導入された1モルのニトロベンゼンあたり、81モ
ルの水素を蒸発器−過熱器中に導いた;過熱器及び管状
炉の加熱は、どの位置においても触媒の温度が400℃
を越えないように制御し、そして触媒の負荷量は、1m
lの床あたりそして1時間あたり1gのニトロベンゼン
であった。24時間後のガスクロマトグラフィーによる
凝縮液の分析は、99.9%のニトロベンゼンが転換さ
れたこと、及び99.8%を越える選択率を有するアニ
リンが生成されたことを示した。次の500時間の間
に、圧力及び負荷量を段階的に4bar及び3g/m
l.hに増し、そして3bar以上では触媒の温度が4
40℃に上がることを容認した。ガスクロマトグラフィ
ーによる凝縮液の分析は、99.5%よりも良いアニリ
ンに関する選択率と共に100%の転化率を示した。3
g/ml.hの負荷量、1対81のニトロベンゼン対水
の比でもって、440℃の触媒の最高温度及び4bar
の全圧力で、触媒の失活の始まりの何らの兆候なしに、
実験を更に500時間続け、そして次に終結した。
た触媒を、実施例5中で述べた設備の中に、高さ160
mmの床として置いた。次に、触媒は、水素の流れ中で
480℃及び5barで48時間の間の調整を受けた。
次に、圧力を常圧に下げ、そしてニトロベンゼン及び水
素を1対81のモル比で蒸発器−過熱器中に供給した。
負荷量をニトロベンゼンに関して1.5g/ml.hに
調節し、そして過熱器及び管状炉の温度は、どの位置に
おいても触媒が445℃よりも熱くないように選んだ。
12時間後に圧力を2barに下げた。更に12時間後
に、負荷量を3g/ml.hにそして全圧力を4bar
に上げた。収集された凝縮液のガスクロマトグラフィー
による分析は、時間のこの点までは一貫して95%より
も良いアニリンに関する選択率と共に100%の転化率
を示した。100時間後に全圧力を8barに上げた。
200時間後に全圧力を12barに上げた。400時
間後に、全圧力を16barに上げ、そして負荷量を5
g/ml.hに上げた。600時間後に全圧力を20b
arに上げた。800時間後に、100%の転化率及び
99.7%のアニリンに関する選択率で実験を終結した
が、触媒の失活の何らの兆候もなかった。実験の間に、
触媒が445℃の温度を達成した位置は、触媒床の始め
から触媒床の終わりに向かって100mm移動した。
た触媒を、非常に良く断熱された管状ガラス反応器中
に、180mmの床高さでもって置いた。反応器は6つ
の点で温度を測定するためのデバイスを備えていた。第
一測定点TE は触媒床のすぐ上に位置付けられ、TK1〜
TK4は、2cmの床高さから始まって各々4cm離れた
距離で触媒床の中にあり、そして第六測定点TA は触媒
床のすぐ下に位置付けられていた。管状ガラス反応器の
上端に蒸発器−過熱器を装着した。生成物ガスの連続的
な除去のために、十分に断熱されたガラスチューブを反
応器の出口に接続した。このガラスチューブは、多管式
コンデンサー及びコイルチューブコンデンサーのシステ
ム中に凝縮のために生成物を導いた。蒸発器及び過熱器
を経由して水素を導入しながら、まず第一に、触媒を常
圧で反応器中で200℃で10時間の間、活性化した。
次に、水素の流れを1620l/hに調節した。TE =
201℃、TK1=198℃、TK2=198℃、TK3=1
98℃、TK4=197℃、TA =197℃の初期温度
で、110g/hのニトロベンゼンを、比例ポンプによ
って蒸発器−過熱器を経由して水素の流れの中へ供給し
た。これは、ニトロベンゼンに関して2600モル過剰
の水素に相当した。数時間後に、以下の温度が確立され
た:TE =207℃、TK1=329℃、TK2=370
℃、TK3=376℃、TK4=366℃、TA =365
℃。40時間後のガスクロマトグラフィーによる凝縮液
の分析は、99.98%の転化率及び99.5%の選択
率を示した。170時間後には、アニリンの選択率は9
9.6%以上に上昇した。1700時間後に、触媒の失
活の始まりの何らの兆候なしに実験を終結した。
例4からの触媒を、実施例7において使用されたのと同
じ反応器中に置いた。実施例7におけるものと類似の還
元に引き続いて、TE =208℃、TK1=212℃、T
K2=210℃、TK3=208℃、TK4=206℃、TA
=203℃の初期温度で、ニトロベンゼンの測定された
添加でそれ以外は同一の条件下で、以下の温度が達成さ
れた:TE =218℃、TK1=300℃、TK2=385
℃、TK3=380℃、TK4=375℃、TA =376
℃。8時間後には、定量的な転化率でもって、98.5
%のアニリン選択率が達成された。251時間後のガス
クロマトグラフィーによる更なる分析は、99.95%
より大きいアニリンの選択率を示した。1100時間後
には、小量のニトロベンゼンが触媒の失活の始まりを示
した。
明したような工業的プラント中で実施した。以下の量的
なデータ(1時間あたりの重量部=T)及び温度は、図
1中の物質の流れに関する:流れ1は、20℃で1時間
あたり420.5重量部のH2 及び1時間あたり7.0
重量部のN2 から成っていた。流れ2は、20℃で81
08.2重量部のニトロベンゼンから成っていた。流れ
3は、220℃で1時間あたり2383重量部のニトロ
ベンゼン及び1時間あたり3441重量部のH2 及び1
時間あたり181.5重量部のアニリン及び1時間あた
り1237.3重量部のH2 O及び1時間あたり94
3.3重量部のN2 (リサイクルされた廃ガスを含む)
から成っていた。流れ4は、220℃で1時間あたり2
690重量部のニトロベンゼン及び1時間あたり356
0.4重量部のH2 及び1時間あたり1989.4重量
部のアニリン及び1時間あたり1971重量部のH2 O
及び1時間あたり973重量部のN2 (廃ガス部分を含
む)から成っていた。流れ5は、220℃で1時間あた
り3036重量部のニトロベンゼン及び1時間あたり3
695重量部のH2 及び1時間あたり4030重量部の
アニリン及び1時間あたり2799重量部のH2 O及び
1時間あたり1006重量部のN2 (廃ガス部分を含
む)から成っていた。
4重量部のH2 及び1時間あたり1984重量部のアニ
リン及び1時間あたり1934重量部のH2 O及び1時
間あたり943.3重量部のN2 から成っていた。流れ
7は、400℃で1時間あたり3428.3重量部のH
2 及び1時間あたり4024重量部のアニリン及び1時
間あたり2758重量部のH2 O及び1時間あたり97
3重量部のN2 から成っていた。流れ8は、400℃で
1時間あたり3546重量部のH2 及び1時間あたり6
326重量部のアニリン及び1時間あたり3687重量
部のH2 O及び1時間あたり1006重量部のN2 から
成っていた。流れ15は、110℃で1時間あたり60
19重量部のアニリン及び1時間あたり97重量部のH
2 Oから成っていた。流れ16は、60℃で1時間あた
り113.4重量部のアニリン及び1時間あたり226
7.5重量部のH2 Oから成っていた。流れ17は、6
0℃で1時間あたり3546重量部のH2 (これの、1
時間あたり3523.8重量部を本方法に戻しそして1
時間あたり22.2重量部を処分のために除去した)及
び1時間あたり194重量部のアニリン(1時間あたり
192.8重量部を本方法に戻しそして1時間あたり
1.2重量部を除去した)及び1時間あたり1323重
量部のH2 O(1時間あたり1314.7重量部を本方
法に戻しそして1時間あたり8.3重量部を除去した)
及び1時間あたり1006重量部のN2 (1時間あたり
999重量部を本方法に戻しそして1時間あたり7重量
部を除去した)から成っていた。この手順の間、圧力を
5〜5.5barの範囲に維持した。最後のスチーム発
生器を出た後で、反応混合物を180℃に冷却した。
る方法に従ってニトロベンゼンを水素化した。以下の量
的なデータ及び温度は、図2中の物質の流れに関する:
流れ1は、20℃で1時間あたり747.4重量部のH
2 及び1時間あたり7重量部のN2 から成っていた。流
れ2は、20℃で8108.3重量部のニトロベンゼン
から成っていた。流れ3、4及び5は、等しくそして2
10℃で合わせて1時間あたり8108.3重量部のニ
トロベンゼン及び1時間あたり11208.5重量部の
H2 及び1時間あたり589重量部のアニリン及び1時
間あたり3942.4重量部のH2 O及び1時間あたり
1007重量部のN2 (廃ガス部分を含む)から成って
いた。流れ6、7及び8は、等しくそして400℃で合
わせて1時間あたり10810.5重量部のH2 及び1
時間あたり6722.6重量部のアニリン及び1時間あ
たり6315.4重量部のH2 O及び1時間あたり10
07重量部のN2 から成っていた。流れ15は、84℃
で1時間あたり6022重量部のアニリン及び1時間あ
たり200.6重量部のH2 Oから成っていた。流れ1
6は、60℃で1時間あたり107重量部のアニリン及
び1時間あたり2144重量部のH2 Oから成ってい
た。流れ17は、60℃で1時間あたり10810.5
重量部のH2 (1時間あたり10734重量部を戻しそ
して1時間あたり76.6重量部を除去した)及び1時
間あたり593.2重量部のアニリン(1時間あたり5
89重量部を戻しそして1時間あたり4.2重量部を除
去した)及び1時間あたり3970.5重量部のH2 O
(1時間あたり3942.5重量部を戻しそして1時間
あたり28重量部を除去した)及び1時間あたり100
7重量部のN2 (1時間あたり1000重量部を戻しそ
して1時間あたり7重量部を除去した)から成ってい
た。この方法を通じて、圧力を約5〜約5.5barの
範囲に維持した。最後のスチーム発生器を去った後で、
反応混合物を140℃に冷却した。
詳細に述べてきたけれども、このような詳細は単にその
目的のためだけであること、及び本発明を請求の範囲に
よって限定しても良い以外は本発明の精神及び範囲から
逸脱することなく当業者はその中で変更をすることがで
きることが理解されるものとする。
である。 1. 式
そしてR3 は、水素、メチル基、エチル基又はニトロ基
を表す]によって表される芳香族ニトロ化合物を1〜3
0barの圧力で断熱条件下での固定触媒上で水素によ
って水素化することから成る、式
基を表し、そしてR2 は、水素、メチル基又はエチル基
を表す]によって表される芳香族アミンの製造方法であ
って、ニトロ化合物及び水素を約200〜約400℃の
温度で反応容器中に導入し、そして最高触媒温度が50
0℃である方法。
で実施する、上記1記載の方法。 3. 水素化反応を1〜15barの圧力で実施する、
上記1記載の方法。 4. ニトロ化合物及び水素を約230〜約370℃の
温度で導入する、上記1記載の方法。 5. ニトロ化合物及び水素を約250〜約350℃の
温度で導入する、上記1記載の方法。 6. R2 が水素を表す、上記1記載の方法。 7. R2 が水素を表しそしてR3 が水素を表す、上記
1記載の方法。 8. 直列に接続された2〜10個の反応器中で反応を
実施する、上記1記載の方法。 9. 直列に接続された2〜5個の反応器中で反応を実
施する、上記1記載の方法。 10. 直列に接続された2又は3個の反応器中で反応
を実施する、上記1記載の方法。
器中で反応を実施する、上記1記載の方法。 12. 並列に接続された2又は3個の反応器中で反応
を実施する、上記1記載の方法。 13. 蒸気を発生させるために集積された反応熱を使
用する、上記1記載の方法。 14. ニトロ芳香族化合物を各々の反応器に供給す
る、上記8記載の方法。 15. 固定触媒が約1cm〜約5mの透過性深さを有
する、上記1記載の方法。 16. 固定触媒が約5cm〜約2mの透過性深さを有
する、上記1記載の方法。 17. 固定触媒が約10cm〜約1mの透過性深さを
有する、上記1記載の方法。 18. 固定触媒が約30cm〜約60cmの透過性深
さを有する、上記1記載の方法。 19. 固定触媒がα−アルミナ支持体上のパラジウム
である、上記1記載の方法。
支持体あたり(a)元素の周期表(メンデレエフ)のV
IIIa、Ib及びIIb族から選ばれた約1〜約10
0gの少なくとも一種の金属、(b)元素の周期表(メ
ンデレエフ)のIIb、IVa、Va及びVIa族から
選ばれた約1〜約100gの少なくとも一種の遷移金
属、並びに(c)元素の周期表(メンデレエフ)のIV
b及びVb族から選ばれた約1〜約100gの少なくと
も一種の元素から成り、そして20m2 /g未満のBE
T表面積を有する、上記1記載の方法。 21. (a)、(b)及び(c)が支持体の上にシェ
ルの形で配列されている、上記20記載の方法。 22. 約20〜約60gの(a)、約20〜約60g
の(b)及び約10〜約40gの(c)が存在する、上
記20記載の方法。
ET表面積を有するα−アルミナ支持体上の(a)1リ
ットルの触媒あたり約20〜約60gのPd、(b)1
リットルの触媒あたり約20〜約60gのTi、V、N
b、Ta、Cr、Mo及びWから選ばれた少なくとも一
種の遷移金属、並びに(c)1リットルの触媒あたり約
10〜約40gのPb及び/又はBiから成る、上記1
記載の方法。 24. 固定触媒が10m2 /g未満のBET表面積を
有する、上記23記載の方法。 25. 固定触媒が約0.2〜約10m2 /gのBET
表面積を有する炭素支持体上のパラジウム触媒である、
上記1記載の方法。 26. パラジウムが触媒の全重量を基にして0.00
1〜約1.5重量%の量で存在する、上記25記載の方
法。 27. パラジウムの40重量%までがRh、Ir及び
Ruから選ばれた一種以上の金属によって置き換えられ
ている、上記26記載の方法。 28. 触媒が0.1〜2重量%(硫黄及び/又はリン
を基にして)の硫黄含有化合物及び/又はリン含有化合
物を更に含む、上記27記載の方法。 29. 触媒が0.1〜1重量%の硫黄含有化合物及び
/又はリン含有化合物を更に含む、上記27記載の方
法。 30. 触媒がリン含有化合物を含む、上記28記載の
方法。
に接続された装置のブロック図である。
に接続された装置のブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 式 【化1】 [式中、 R2 は、水素、メチル基又はエチル基を表し、そしてR
3 は、水素、メチル基、エチル基又はニトロ基を表す]
によって表される芳香族ニトロ化合物を1〜30bar
の圧力で断熱条件下での固定触媒上で水素によって水素
化することから成る、式 【化2】 [式中、 R1 は、水素、メチル基、エチル基又はアミノ基を表
し、そしてR2 は、水素、メチル基又はエチル基を表
す]によって表される芳香族アミンの製造方法であっ
て、ニトロ化合物及び水素を約200〜約400℃の温
度で反応容器中に導入し、そして最高触媒温度が500
℃である方法。
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