JPH0859197A - フォークのチルト補正装置 - Google Patents

フォークのチルト補正装置

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JPH0859197A
JPH0859197A JP19988794A JP19988794A JPH0859197A JP H0859197 A JPH0859197 A JP H0859197A JP 19988794 A JP19988794 A JP 19988794A JP 19988794 A JP19988794 A JP 19988794A JP H0859197 A JPH0859197 A JP H0859197A
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fork
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Futoshi Nagaki
太 長木
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造の簡素化及び軽量化を図ると共に、フォ
ークのチルト角度の調整作業の作業性の向上を図ったフ
ォークのチルト補正装置を提供する。 【構成】 走行自在な車両本体11にマスト14を設け
てそのマスト14に沿ってフォークベース15が昇降自
在に支持され、このフォークベース15にフォーク16
が装着されたフォークリフトにおいて、フォークベース
15をポスト14に対してカムローラ21により上下に
回動自在に支持すると共に、フォークベース15にその
回動量を規制する偏心カムフォロア22を回転自在に設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトに装着
された荷役搬送用のフォークのチルト量を調整するフォ
ークのチルト補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のフォークリフトの側面視、
図7にその従来のフォークリフトに装着されたフォーク
のチルト補正装置を表す要部拡大を示す。
【0003】図6に示すように、このフォークリフト1
01は無人搬送システム内で使用されるものであって、
車体本体102に搭載された図示しない駆動装置によっ
て駆動する一対の駆動輪103と操舵輪104によって
走行自在となっている。この車体本体102の後部には
直立する一対のマスト105が設けられており、このマ
スト105に沿ってフォークベース106が昇降自在に
支持され、このフォークベース106には後方に伸びる
一対のフォーク107が装着されている。そして、この
フォークベース106(フォーク107)は図示しない
リフトシリンダによりチェーン108を介して昇降駆動
することができる。なお、109はバランスウエイトで
ある。
【0004】このフォークリフト101において、この
フォークリフト101の走行中にフォーク108が保持
した荷役を落下させないように若干チルト(傾斜)した
状態であり、このフォーク108のチルト角度は調整自
在となっている。即ち、図7に示すように、フォークベ
ース106と一体の基板110に対向して取付板111
が位置し、両者は上部の水平な支持軸112により回動
自在に連結されている。また、基板110の下部には左
右一対のジャッキボルト113が螺合してナット114
により固定できるようになっており、この各ジャッキボ
ルト113の先端部は取付板111に当接している。そ
して、この取付板111にフォーク107が固定されて
いる。
【0005】従って、図6に示すように、フォークリフ
ト101は無人搬送システムによって制御され、駆動装
置により一対の駆動輪103が駆動することで前進ある
いは後退し、操舵輪104を操舵することで所定の方向
に走行することができる。そして、リフトシリンダによ
りチェーン108を介し、フォークベース106をマス
ト105に沿って移動することでフォーク107を昇降
することができる。また、図7に示すように、左右一対
のジャッキボルト113を回転させ、先端部により取付
板111を押圧して支持軸112を支点として回動させ
ることで、フォーク107を、図7に二点鎖線で示すよ
うに、チルトさせてその角度を調整することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のフォークのチルト補正装置にあっては、フォーク1
07が荷役を搭載した場合、その荷重はフォークベース
106の基板110とフォーク107の取付板111と
を連結する支持軸112に作用することとなる。そのた
め、この連結部分の強度を十分なものとしなければなら
ず、構造が大型化してしまう。また、この支持軸112
の連結部分を設けるために基板110と取付板111と
の間に間隔Lを設けることとなり、フォーク107が車
体本体102に対して後方に移動することとなり、車体
本体102の前方にバランスウエイト109をより重量
のあるものにしなければならない。更に、フォーク10
7のチルト角度の調整を左右一対のジャッキボルト11
3により行っているため、その操作時に左右のジャッキ
ボルト113の回転量がばらつき、フォーク107のチ
ルト角度の調整作業に時間がかかってしまうという問題
があった。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するもの
であって、構造の簡素化及び軽量化を図ると共に、フォ
ークのチルト角度の調整作業の作業性の向上を図ったフ
ォークのチルト補正装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のフォークのチルト補正装置は、走行自在な
車両本体の一端部にマストが設けられ、該マストに沿っ
てフォークベースが昇降自在に支持され、該フォークベ
ースにほぼ水平に伸びるフォークが装着されたフォーク
リフトにおいて、前記フォークベースが前記ポストに対
して上下方向に回動自在に支持されると共に、前記フォ
ークベースにその回動量を規制する偏心カムフォロアが
回転自在に設けられたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】フォークのチルト角度を調整する場合、偏心カ
ムフォロアを回転してその偏心量によってフォークベー
スはポストに対して上下方向に回動し、フォークのチル
ト角度が調整されてチルト補正がなされる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0011】図1に本発明の一実施例に係るフォークの
チルト補正装置が装着されたフォークリフトのフォーク
支持部の概略、図2に本実施例のフォークのチルト補正
装置における偏心カムフォロア取付部分の拡大、図3に
図2のIII−III断面、図4に本実施例のフォークリフト
の側面視、図5に本実施例のフォークリフトの平面視を
示す。
【0012】本実施例のフォークのチルト補正装置が装
着されたフォークリフトにおいて、図4及び図5に示す
ように、車体本体11の前部には操舵輪12が装着され
る一方、後部には図示しない駆動装置によって駆動する
一対の駆動輪13が装着されており、車体本体11はこ
の操舵輪12及び一対の駆動輪13によって走行自在と
なっている。この車体本体11の後部には直立するマス
ト14が取付けられており、このマスト14にはフォー
クベース15が上下方向に沿って移動自在に支持され、
このフォークベース15には後方に伸びる一対のフォー
ク16が装着されている。そして、このフォークベース
15(フォーク16)は図示しないリフトシリンダによ
りチェーン17を介して昇降駆動することができる。な
お、18はバランスウエイトである。
【0013】このように構成されたフォークリフトにお
いて、フォーク16はチルト補正装置によってそのチル
ト(傾斜)角度が調整自在となっている。図1乃至図3
に示すように、フォークベース15はマスト14を囲繞
して移動自在なベース本体15aとフォーク16が固定
される取付板15bと両者を連結する一対の連結片15
cとで構成されている。そして、本体15aにはマスト
の前側(図1にて左側)の上部に位置して、フォークベ
ース15の回動支点となる左右一対のカムローラ21が
装着される一方、本体15aのマストの後側(図1にて
右側)の下部に位置して、フォークベース15の回動量
を規制する偏心カムフォロア22が装着されている。
【0014】即ち、フォークベース15の本体15aの
両側には固定ボルト23によってそれぞれ偏心サポート
24が固定されており、各偏心サポート24には支持軸
25が回転自在に嵌合している。そして、この各支持軸
25の互いに対向する一端には偏心カムフォロア22が
偏心量Dをもって偏心した状態で固定されており、支持
軸25の他端はねじ26が形成されてそれぞれ偏心カム
フォロア取付ナット27が螺合している。
【0015】従って、図4及び図5に示すように、本実
施例のフォークリフトは無人搬送システムによって制御
され、駆動装置により一対の駆動輪13が駆動すること
で前進あるいは後退し、操舵輪12を操舵することで所
定の方向に走行することができる。そして、リフトシリ
ンダによりチェーン17を介し、フォークベース15を
マスト14に沿って移動することでフォーク16を昇降
することができる。
【0016】また、図1乃至図3に示すように、フォー
ク16のチルト角度を調整するには、左右一対の各固定
ボルト23を緩めて取外し、各偏心サポート24を回転
自在とし、この偏心サポート24を介して各偏心カムフ
ォロア22を所定量回動する。すると、フォークベース
15はカムローラ21を支点として角度θの範囲内で回
動することができ、この結果、フォーク16を、図1に
二点鎖線で示すように、チルトさせてその角度を補正す
ることができる。そして、フォーク16のチルト角度を
補正した後には、各固定ボルト23を締付けて各偏心サ
ポート24を回転不能とする。
【0017】このように本実施例のフォークのチルト補
正装置にあっては、フォークベースをポスト14に対し
てカムローラ21を支点として上下方向に回動自在に支
持すると共に、偏心カムフォロア22によってそのフォ
ークベース15の回動量を規制するようにしたので、フ
ォーク16のチルト角度を簡単に補正することができ
る。そして、従来のように、フォークベース15とフォ
ーク16とを別体として連結せずに一体に構成できるの
で、連結部分での強度アップが不要となり、フォーク1
6の装着位置が車体本体11に近くなって大重量なバラ
ンスウエイト18も不要となり、装置をコンパクトで軽
量とできる。
【0018】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のフォークのチルト補正装置によれば、車両
本体のマストに沿ってフォークベースを昇降自在に支持
してそのフォークベースにフォークを装着したフォーク
リフトにおいて、このフォークベースをポストに対して
上下方向に回動自在に支持してこのフォークベースにそ
の回動量を規制する偏心カムフォロアを回転自在に設け
たので、簡単な構造で重量化せずにフォークのチルト角
度を補正可能とすることができ、フォークのチルト角度
の調整作業も簡単となって作業性の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフォークのチルト補正
装置が装着されたフォークリフトのフォーク支持部の概
略図である。
【図2】本実施例のフォークのチルト補正装置における
カムフォロア取付部分の拡大図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】本実施例のフォークリフトの側面図である。
【図5】本実施例のフォークリフトの平面図である。
【図6】従来のフォークリフトの側面図である。
【図7】従来のフォークリフトに装着されたフォークの
チルト補正装置を表す要部拡大図である。
【符号の説明】
11 車体本体 14 マスト 15 フォークベース 16 フォーク 21 カムローラ 22 偏心カムフォロア 23 固定ボルト 24 偏心サポート 25 支持軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行自在な車両本体の一端部にマストが
    設けられ、該マストに沿ってフォークベースが昇降自在
    に支持され、該フォークベースにほぼ水平に伸びるフォ
    ークが装着されたフォークリフトにおいて、前記フォー
    クベースが前記ポストに対して上下方向に回動自在に支
    持されると共に、前記フォークベースにその回動量を規
    制する偏心カムフォロアが回転自在に設けられたことを
    特徴とするフォークのチルト補正装置。
JP19988794A 1994-08-24 1994-08-24 フォークのチルト補正装置 Expired - Fee Related JP3173294B2 (ja)

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