JPH085900A - 一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距システム - Google Patents
一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距システムInfo
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- JPH085900A JPH085900A JP13746794A JP13746794A JPH085900A JP H085900 A JPH085900 A JP H085900A JP 13746794 A JP13746794 A JP 13746794A JP 13746794 A JP13746794 A JP 13746794A JP H085900 A JPH085900 A JP H085900A
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- Japan
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- optical system
- light flux
- lens reflex
- film
- reflex camera
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レリーズタイムラグが短い、機械的機構が簡
単な一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距シス
テムを提供する。 【構成】 被写体像をフィルム5に結像するための撮影
レンズ1,2と、この撮影レンズ1,2とフィルム5の
間にあって被写体光束の一部をファインダ光学系側に反
射し一部をフィルム5側に透過させる固設されたメイン
ミラー3と、このメインミラー3によって反射された上
記被写体光束の一部を反射する固設されたサブミラー6
と、このサブミラー6により反射された被写体光束の一
部を受光して上記撮影レンズ1,2の合焦調節を行うA
Fセンサ8と、露出前,露出中の少なくとも一方で上記
AFセンサ8の積分動作および撮影レンズ1,2の合焦
調節のための演算を実行するAF演算回路17とを備え
た一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距システ
ム。
単な一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距シス
テムを提供する。 【構成】 被写体像をフィルム5に結像するための撮影
レンズ1,2と、この撮影レンズ1,2とフィルム5の
間にあって被写体光束の一部をファインダ光学系側に反
射し一部をフィルム5側に透過させる固設されたメイン
ミラー3と、このメインミラー3によって反射された上
記被写体光束の一部を反射する固設されたサブミラー6
と、このサブミラー6により反射された被写体光束の一
部を受光して上記撮影レンズ1,2の合焦調節を行うA
Fセンサ8と、露出前,露出中の少なくとも一方で上記
AFセンサ8の積分動作および撮影レンズ1,2の合焦
調節のための演算を実行するAF演算回路17とを備え
た一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距システ
ム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一眼レフレックスカメ
ラの測距光学系及び測距システム、より詳しくは、焦点
検出を行う一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測
距システムに関する。
ラの測距光学系及び測距システム、より詳しくは、焦点
検出を行う一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測
距システムに関する。
【0002】
【従来の技術】焦点検出を行う一眼レフレックスカメラ
の測距光学系及び測距システムは、従来より、種々のも
のが提案されている。このような一眼レフレックスカメ
ラに用いられる焦点検出としては、位相差検出方式のオ
ートフォーカスが広く使用されていて、その代表的な例
となっている。
の測距光学系及び測距システムは、従来より、種々のも
のが提案されている。このような一眼レフレックスカメ
ラに用いられる焦点検出としては、位相差検出方式のオ
ートフォーカスが広く使用されていて、その代表的な例
となっている。
【0003】このようなものとして、例えば特開昭52
−110033号公報には、撮影光軸に対して上向きに
45゜の角度となるように配置されていて、入射する光
束の一部を透過させる半透過部を有するメインミラー
と、このメインミラーの半透過部を透過した光束を下方
向に反射させてAF受光素子に導く、該メインミラーの
光軸後側に配設されたサブミラーとを有する一眼レフレ
ックスカメラが開示されている。この一眼レフレックス
カメラでは、シャッタ動作前に上記メインミラーとサブ
ミラーを退避させるようになっている。
−110033号公報には、撮影光軸に対して上向きに
45゜の角度となるように配置されていて、入射する光
束の一部を透過させる半透過部を有するメインミラー
と、このメインミラーの半透過部を透過した光束を下方
向に反射させてAF受光素子に導く、該メインミラーの
光軸後側に配設されたサブミラーとを有する一眼レフレ
ックスカメラが開示されている。この一眼レフレックス
カメラでは、シャッタ動作前に上記メインミラーとサブ
ミラーを退避させるようになっている。
【0004】また、従来より販売されている一眼レフレ
ックスカメラには、メインミラー全体を半透過型の固定
式としてその透過率を略65%に設定するとともに、こ
のメインミラーを透過した光束を下方向に反射させてA
F受光素子に導く従来と同様に構成されたサブミラー
を、シャッタ動作前に退避させるものがある。
ックスカメラには、メインミラー全体を半透過型の固定
式としてその透過率を略65%に設定するとともに、こ
のメインミラーを透過した光束を下方向に反射させてA
F受光素子に導く従来と同様に構成されたサブミラー
を、シャッタ動作前に退避させるものがある。
【0005】さらに、特開昭52−138924号公報
には、フォーカシングスクリーン通過後のコンデンサレ
ンズにハーフミラーの機能を備えさせて、このコンデン
サレンズにより反射された光束をAF受光素子に導いて
焦点検出を行うものが記載されている。
には、フォーカシングスクリーン通過後のコンデンサレ
ンズにハーフミラーの機能を備えさせて、このコンデン
サレンズにより反射された光束をAF受光素子に導いて
焦点検出を行うものが記載されている。
【0006】加えて、実開昭63−101915号公報
には、フォーカシングスクリーン内にビームスプリッタ
を設けて、このビームスプリッタから入射した光束の一
部をAF受光素子に導くものが記載されている。
には、フォーカシングスクリーン内にビームスプリッタ
を設けて、このビームスプリッタから入射した光束の一
部をAF受光素子に導くものが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭52−110033号公報に記載のものでは、撮影
時に被写体像が消失する、ミラー動作のショックが大き
く手振れの原因になる、ミラー駆動機構が必要になる、
レリーズタイムラグが長い、ミラーが退避している間は
AF動作を行うことができない、等の難点がある。
開昭52−110033号公報に記載のものでは、撮影
時に被写体像が消失する、ミラー動作のショックが大き
く手振れの原因になる、ミラー駆動機構が必要になる、
レリーズタイムラグが長い、ミラーが退避している間は
AF動作を行うことができない、等の難点がある。
【0008】また、上記従来より販売されている一眼レ
フレックスカメラの場合には、サブミラーを駆動する機
構が必要である、レリーズタイムラグが長い、サブミラ
ーが退避している間はAF動作を行うことができない、
等の不具合がある。
フレックスカメラの場合には、サブミラーを駆動する機
構が必要である、レリーズタイムラグが長い、サブミラ
ーが退避している間はAF動作を行うことができない、
等の不具合がある。
【0009】さらに、上記特開昭52−138924号
公報に記載のものでは、AF受光素子に導かれる光束が
通過するフォーカシングスクリーンの部分は、素通しガ
ラスにしないと測距できないために、この部分は該フォ
ーカシングスクリーン上でピントが合ったどうかを確認
することができない。
公報に記載のものでは、AF受光素子に導かれる光束が
通過するフォーカシングスクリーンの部分は、素通しガ
ラスにしないと測距できないために、この部分は該フォ
ーカシングスクリーン上でピントが合ったどうかを確認
することができない。
【0010】加えて、上記実開昭63−101915号
公報に記載のものでも、AF受光素子に導かれる光束が
通過するフォーカシングスクリーンの部分を素通しガラ
スにしないと測距できないために、この部分は該フォー
カシングスクリーン上でピントが合ったどうかを確認す
ることができないものであるとともに、スクリーンの厚
みが大きくなってスペースが必要であるという問題点が
ある。
公報に記載のものでも、AF受光素子に導かれる光束が
通過するフォーカシングスクリーンの部分を素通しガラ
スにしないと測距できないために、この部分は該フォー
カシングスクリーン上でピントが合ったどうかを確認す
ることができないものであるとともに、スクリーンの厚
みが大きくなってスペースが必要であるという問題点が
ある。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、レリーズタイムラグが短い、機械的機構が簡単な
一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距システム
を提供することを目的としている。
あり、レリーズタイムラグが短い、機械的機構が簡単な
一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距システム
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による一眼レフレックスカメラの測距光学
系は、合焦検出部を有した一眼レフレックスカメラにお
いて、撮影光学系と、撮影光学系からの光束を透過及び
反射させるよう光路中に固設された第1の分離光学部材
と、前記第1の分離光学部材からの透過光束、反射光束
のうちの一方の光束を更に透過及び反射させるよう光路
中に固設された第2の分離光学部材と、前記第2の分離
光学部材からの透過光束、反射光束のうちの一方の光束
を受光する合焦検出部とを有している。
めに、本発明による一眼レフレックスカメラの測距光学
系は、合焦検出部を有した一眼レフレックスカメラにお
いて、撮影光学系と、撮影光学系からの光束を透過及び
反射させるよう光路中に固設された第1の分離光学部材
と、前記第1の分離光学部材からの透過光束、反射光束
のうちの一方の光束を更に透過及び反射させるよう光路
中に固設された第2の分離光学部材と、前記第2の分離
光学部材からの透過光束、反射光束のうちの一方の光束
を受光する合焦検出部とを有している。
【0013】また、本発明による一眼レフレックスカメ
ラの測距光学系は、焦点検出素子を有した一眼レフレッ
クスカメラにおいて、撮影光学系と、撮影光学系とフィ
ルムの間にあって被写体からの光束の一部をファインダ
光学系へ導くよう反射し一部をフィルムへ導くように透
過させる固設メインミラーと、前記撮影光学系の合焦調
節を行うために撮影光学系を透過した被写体光束の一部
を受光する焦点検出素子と、前記メインミラーによって
反射された前記被写体光束の一部を前記焦点検出素子に
向けて反射する固設サブミラーとを有している。
ラの測距光学系は、焦点検出素子を有した一眼レフレッ
クスカメラにおいて、撮影光学系と、撮影光学系とフィ
ルムの間にあって被写体からの光束の一部をファインダ
光学系へ導くよう反射し一部をフィルムへ導くように透
過させる固設メインミラーと、前記撮影光学系の合焦調
節を行うために撮影光学系を透過した被写体光束の一部
を受光する焦点検出素子と、前記メインミラーによって
反射された前記被写体光束の一部を前記焦点検出素子に
向けて反射する固設サブミラーとを有している。
【0014】さらに、本発明による一眼レフレックスカ
メラの測距システムは、自動焦点一眼レフレックスカメ
ラにおいて、撮影光学系とフィルムの間にあって被写体
からの光束の一部をファインダ光学系へ導くよう反射し
一部をフィルムへ導くように透過させる固設メインミラ
ーと、撮影光学系の合焦調節を行うために撮影光学系を
通過した被写体光束の一部を受光する焦点検出素子と、
前記メインミラーによって反射された前記被写体光束の
一部を前記焦点検出素子に向け反射する固設サブミラー
と、露出前、露出中との少なくとも一方で、前記焦点検
出素子の積分動作及び撮影光学系の合焦調節のための演
算を実行する制御回路とを有している。
メラの測距システムは、自動焦点一眼レフレックスカメ
ラにおいて、撮影光学系とフィルムの間にあって被写体
からの光束の一部をファインダ光学系へ導くよう反射し
一部をフィルムへ導くように透過させる固設メインミラ
ーと、撮影光学系の合焦調節を行うために撮影光学系を
通過した被写体光束の一部を受光する焦点検出素子と、
前記メインミラーによって反射された前記被写体光束の
一部を前記焦点検出素子に向け反射する固設サブミラー
と、露出前、露出中との少なくとも一方で、前記焦点検
出素子の積分動作及び撮影光学系の合焦調節のための演
算を実行する制御回路とを有している。
【0015】
【作用】本発明による一眼レフレックスカメラの測距光
学系は、光路中に固設された第1の分離光学部材が撮影
光学系からの光束を透過及び反射させ、光路中に固設さ
れた第2の分離光学部材が前記第1の分離光学部材から
の透過光束、反射光束のうちの一方の光束を更に透過及
び反射させ、合焦検出部が前記第2の分離光学部材から
の透過光束、反射光束のうちの一方の光束を受光する。
学系は、光路中に固設された第1の分離光学部材が撮影
光学系からの光束を透過及び反射させ、光路中に固設さ
れた第2の分離光学部材が前記第1の分離光学部材から
の透過光束、反射光束のうちの一方の光束を更に透過及
び反射させ、合焦検出部が前記第2の分離光学部材から
の透過光束、反射光束のうちの一方の光束を受光する。
【0016】また、本発明による一眼レフレックスカメ
ラの測距光学系は、撮影光学系とフィルムの間にある固
設メインミラーが被写体からの光束の一部をファインダ
光学系へ導くよう反射し一部をフィルムへ導くように透
過させ、焦点検出素子が前記撮影光学系の合焦調節を行
うために撮影光学系を透過した被写体光束の一部を受光
し、固設サブミラーが前記メインミラーによって反射さ
れた前記被写体光束の一部を前記焦点検出素子に向けて
反射する。
ラの測距光学系は、撮影光学系とフィルムの間にある固
設メインミラーが被写体からの光束の一部をファインダ
光学系へ導くよう反射し一部をフィルムへ導くように透
過させ、焦点検出素子が前記撮影光学系の合焦調節を行
うために撮影光学系を透過した被写体光束の一部を受光
し、固設サブミラーが前記メインミラーによって反射さ
れた前記被写体光束の一部を前記焦点検出素子に向けて
反射する。
【0017】さらに、本発明による一眼レフレックスカ
メラの測距システムは、撮影光学系とフィルムの間にあ
る固設メインミラーが被写体からの光束の一部をファイ
ンダ光学系へ導くよう反射し一部をフィルムへ導くよう
に透過させ、焦点検出素子が撮影光学系の合焦調節を行
うために撮影光学系を通過した被写体光束の一部を受光
し、固設サブミラーが前記メインミラーによって反射さ
れた前記被写体光束の一部を前記焦点検出素子に向け反
射し、制御回路が露出前、露出中との少なくとも一方で
前記焦点検出素子の積分動作及び撮影光学系の合焦調節
のための演算を実行する。
メラの測距システムは、撮影光学系とフィルムの間にあ
る固設メインミラーが被写体からの光束の一部をファイ
ンダ光学系へ導くよう反射し一部をフィルムへ導くよう
に透過させ、焦点検出素子が撮影光学系の合焦調節を行
うために撮影光学系を通過した被写体光束の一部を受光
し、固設サブミラーが前記メインミラーによって反射さ
れた前記被写体光束の一部を前記焦点検出素子に向け反
射し、制御回路が露出前、露出中との少なくとも一方で
前記焦点検出素子の積分動作及び撮影光学系の合焦調節
のための演算を実行する。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1から図12は本発明の第1実施例を示したも
のであり、図1から図3は、公知の位相差式TTLオー
トフォーカスの原理を説明するための図であり、図1は
ベストピントのときの状態、図2は前ピンのときの状
態、図3は後ピンのときの状態をそれぞれ示している。
する。図1から図12は本発明の第1実施例を示したも
のであり、図1から図3は、公知の位相差式TTLオー
トフォーカスの原理を説明するための図であり、図1は
ベストピントのときの状態、図2は前ピンのときの状
態、図3は後ピンのときの状態をそれぞれ示している。
【0019】撮影光学系たる撮影レンズLに対してフィ
ルム面と等価な位置から距離f0だけ後方側に、撮影光
軸を挟んで距離Sだけ隔てた位置に瞳分割レンズ7a,
7bを配置している。この瞳分割レンズ7a,7bから
さらに距離fjだけ光軸後方側の位置に、1対の焦点検
出素子であるAFセンサ8a,8bが配置されている。
ルム面と等価な位置から距離f0だけ後方側に、撮影光
軸を挟んで距離Sだけ隔てた位置に瞳分割レンズ7a,
7bを配置している。この瞳分割レンズ7a,7bから
さらに距離fjだけ光軸後方側の位置に、1対の焦点検
出素子であるAFセンサ8a,8bが配置されている。
【0020】そして、図1に示すようなベストピントの
ときには、結像位置Qはフィルム面に一致している。
ときには、結像位置Qはフィルム面に一致している。
【0021】一方、図2に示すような前ピンのときに
は、結像位置Qはフィルム面よりも撮影レンズLに近い
位置になっていて、すなわち、結像位置Qから瞳分割レ
ンズ7a,7bまでの距離fxは、上記距離f0よりも大
きくなっている。
は、結像位置Qはフィルム面よりも撮影レンズLに近い
位置になっていて、すなわち、結像位置Qから瞳分割レ
ンズ7a,7bまでの距離fxは、上記距離f0よりも大
きくなっている。
【0022】また、図3に示すような後ピンのときに
は、結像位置Qはフィルム面よりも撮影レンズLから遠
い位置になっていて、すなわち、結像位置Qから瞳分割
レンズ7a,7bまでの距離fxは、上記距離f0よりも
小さくなっている。
は、結像位置Qはフィルム面よりも撮影レンズLから遠
い位置になっていて、すなわち、結像位置Qから瞳分割
レンズ7a,7bまでの距離fxは、上記距離f0よりも
小さくなっている。
【0023】このような配置において、ベストピント,
前ピン,後ピンのそれぞれのときのAFセンサ8a,8
b上の像間隔Rを比較すると、 前ピン<ベストピント<後ピン となっており、この像間隔を測定することによって、そ
のときのピントがベストピントからどれだけズレている
かを把握することができる。
前ピン,後ピンのそれぞれのときのAFセンサ8a,8
b上の像間隔Rを比較すると、 前ピン<ベストピント<後ピン となっており、この像間隔を測定することによって、そ
のときのピントがベストピントからどれだけズレている
かを把握することができる。
【0024】図4,図5は、AFセンサ8a,8b上の
像間隔Rを比較することによりベストピントからのずれ
量を求めるためのアルゴリズムを説明する図である。
像間隔Rを比較することによりベストピントからのずれ
量を求めるためのアルゴリズムを説明する図である。
【0025】AFセンサ8a,8bは、それぞれm個の
微小なセンサからなり、これらをそれぞれa列,b列と
いうことにする。なお、これらa列,b列を構成するm
個のセンサのピッチはPである。
微小なセンサからなり、これらをそれぞれa列,b列と
いうことにする。なお、これらa列,b列を構成するm
個のセンサのピッチはPである。
【0026】a列,b列を構成するm個のセンサから出
力される電圧を、a列,b列のそれぞれで、撮影光軸に
近い方から Va1,Va2,Va3,……,Van,……,Vam Vb1,Vb2,Vb3,……,Vbn,……,Vbm (n<m) とする。
力される電圧を、a列,b列のそれぞれで、撮影光軸に
近い方から Va1,Va2,Va3,……,Van,……,Vam Vb1,Vb2,Vb3,……,Vbn,……,Vbm (n<m) とする。
【0027】今、m個のセンサの内、a列,b列ともn
個のセンサを使って位相差演算を内側から徐々に外側に
向かってシフトしながら実行する。これを式に表わす
と、
個のセンサを使って位相差演算を内側から徐々に外側に
向かってシフトしながら実行する。これを式に表わす
と、
【数1】 となる。
【0028】この数式1について、jの値を0からm−
nまで実行してその結果をグラフに表すと、例えば図5
に示すようになる。
nまで実行してその結果をグラフに表すと、例えば図5
に示すようになる。
【0029】ΔVjについてのj=0〜(m−n)の中
から最も小さい値ΔVjminをとるときのjの値をj0 と
すると、三角形の相似の関係から、
から最も小さい値ΔVjminをとるときのjの値をj0 と
すると、三角形の相似の関係から、
【数2】 なる関係式が得られる。
【0030】これにより、ピント面(つまり、上記結像
位置Q)とフィルム面とのズレ量Δfc は、次のように
なる。
位置Q)とフィルム面とのズレ量Δfc は、次のように
なる。
【0031】
【数3】 ベストピントにするために必要なレンズの駆動量Kは、
レンズのフォーカシング群からフィルム面を見たときの
縦倍率をβ^2(fTL)とすると、
レンズのフォーカシング群からフィルム面を見たときの
縦倍率をβ^2(fTL)とすると、
【数4】 となる。
【0032】図6は、撮影レンズLから入射した被写体
光束の光路図を表す、(A)上面図,(B)側面図であ
る。
光束の光路図を表す、(A)上面図,(B)側面図であ
る。
【0033】第1の分離光学部材たるメインミラー3と
第2の分離光学部材たるサブミラー6は固定となってい
て、メインミラー3の反射率は約50%、サブミラー6
は約25%程度である。
第2の分離光学部材たるサブミラー6は固定となってい
て、メインミラー3の反射率は約50%、サブミラー6
は約25%程度である。
【0034】上記メインミラー3は、被写体光束の全て
をカバーするように光路中に挿入されており、フォーカ
シングスクリーン9上にフィルム面と同じ被写体像を結
像させる。
をカバーするように光路中に挿入されており、フォーカ
シングスクリーン9上にフィルム面と同じ被写体像を結
像させる。
【0035】一方、上記サブミラー6は、図6(A)か
らわかるように、フィルムの走行方向をその長手方向と
して帯状に挿入されていて、画面上下方向の中心付近の
光束の約25%を反射するようになっている。該サブミ
ラー6がこのように設けられているのは、全光束を反射
させるだけの大きさのサブミラーを配置するスペースが
存在しないのが理由の一つであり、また、全光束に対し
てサブミラーを挿入するとファインダ全体が暗くなって
しまうためである。
らわかるように、フィルムの走行方向をその長手方向と
して帯状に挿入されていて、画面上下方向の中心付近の
光束の約25%を反射するようになっている。該サブミ
ラー6がこのように設けられているのは、全光束を反射
させるだけの大きさのサブミラーを配置するスペースが
存在しないのが理由の一つであり、また、全光束に対し
てサブミラーを挿入するとファインダ全体が暗くなって
しまうためである。
【0036】撮像レンズLの左右方向の端部を通過した
被写体光束は、メインミラー3により上方に反射され、
さらにサブミラー6で反射して前方側に折り返されて、
フィルム等価面より光軸後方側(すなわち、前方被写体
側)に設けられている瞳分割レンズ7a,7bを通っ
て、1対のAFセンサ8a,8bのセンサ列で受光され
る。
被写体光束は、メインミラー3により上方に反射され、
さらにサブミラー6で反射して前方側に折り返されて、
フィルム等価面より光軸後方側(すなわち、前方被写体
側)に設けられている瞳分割レンズ7a,7bを通っ
て、1対のAFセンサ8a,8bのセンサ列で受光され
る。
【0037】また、残りの光束は、フォーカシングスク
リーン9上で結像して、ファインダ像として撮影者に観
察されるようになっている。
リーン9上で結像して、ファインダ像として撮影者に観
察されるようになっている。
【0038】一方、上記メインミラー3を透過した光束
は、そのままフィルム5に到達して、該フィルム5の露
光に用いられる。
は、そのままフィルム5に到達して、該フィルム5の露
光に用いられる。
【0039】図7はこの第1実施例の一眼レフレックス
カメラの主として光学系に係る構成を示す側断面図であ
る。
カメラの主として光学系に係る構成を示す側断面図であ
る。
【0040】2群ズームからなる撮影光学系たる撮影レ
ンズ1,2の間には、絞り13が設けられている。この
撮影レンズ1,2の光軸後方側には、反射面を上斜め4
5度に傾けてメインミラー3が配設されており、このメ
インミラー3は、薄膜の厚さで透過率が決まる半透過型
の固定式のミラーである。該メインミラー3の撮影光軸
後方には、フォーカルプレーン式シャッタ4が配設さ
れ、その後側にフィルム5が位置している。
ンズ1,2の間には、絞り13が設けられている。この
撮影レンズ1,2の光軸後方側には、反射面を上斜め4
5度に傾けてメインミラー3が配設されており、このメ
インミラー3は、薄膜の厚さで透過率が決まる半透過型
の固定式のミラーである。該メインミラー3の撮影光軸
後方には、フォーカルプレーン式シャッタ4が配設さ
れ、その後側にフィルム5が位置している。
【0041】一方、上記メインミラー3により上方に反
射された光束上には、固定式のサブミラー6が設けられ
ている。このサブミラー6は、上記メインミラー3で一
部反射された光束の内のさらに一部を反射して、一対の
瞳分割レンズ7を通して焦点検出素子であり合焦検出部
たるAFセンサ8に導くようになっている。
射された光束上には、固定式のサブミラー6が設けられ
ている。このサブミラー6は、上記メインミラー3で一
部反射された光束の内のさらに一部を反射して、一対の
瞳分割レンズ7を通して焦点検出素子であり合焦検出部
たるAFセンサ8に導くようになっている。
【0042】上記メインミラー3の上方には、上記撮影
レンズ1,2に対して上記フィルム5と光学的に等価な
位置にフォーカシングスクリーン9が配設されていて、
このフォーカシングスクリーン9上に被写体の像を結ぶ
ようになっている。
レンズ1,2に対して上記フィルム5と光学的に等価な
位置にフォーカシングスクリーン9が配設されていて、
このフォーカシングスクリーン9上に被写体の像を結ぶ
ようになっている。
【0043】このフォーカシングスクリーン9で拡散光
になった被写体像光束は、フィールドレンズ10を介し
て確実にペンタプリズム11に入射される。
になった被写体像光束は、フィールドレンズ10を介し
て確実にペンタプリズム11に入射される。
【0044】このペンタプリズム11で正しい向きに正
転された被写体像は、接眼レンズ12を介して撮影者に
観察されるようになっている。
転された被写体像は、接眼レンズ12を介して撮影者に
観察されるようになっている。
【0045】上述のようにメインミラー3およびサブミ
ラー6は固定式であり、露光中、つまり、絞り13やシ
ャッタ4が駆動している最中も固定されたままである。
ラー6は固定式であり、露光中、つまり、絞り13やシ
ャッタ4が駆動している最中も固定されたままである。
【0046】図8は、サブミラー6によって一部の光が
反射されることにより、透過率が変化している様子を示
す平面図である。図8(A)は、サブミラー6のほぼ中
央部に、細長い略楕円形の透過率が低い部分6aが設け
られていて、すなわちこの部分6aがAFセンサ8側に
光を反射させる部分となっている。
反射されることにより、透過率が変化している様子を示
す平面図である。図8(A)は、サブミラー6のほぼ中
央部に、細長い略楕円形の透過率が低い部分6aが設け
られていて、すなわちこの部分6aがAFセンサ8側に
光を反射させる部分となっている。
【0047】図8(B)は、上記図8(A)に示したも
のの他の例であり、ファインダ上で観察する被写体像の
一部が輪郭をもって暗く見えるのを防ぐために、サブミ
ラー6’に設けられた透過率の低い部分6a’を、その
周縁部から中心部に向かって徐々に透過率が減少するよ
うに変化させたものであり、すなわち、中心部が最も高
い反射率を有するようになっている。
のの他の例であり、ファインダ上で観察する被写体像の
一部が輪郭をもって暗く見えるのを防ぐために、サブミ
ラー6’に設けられた透過率の低い部分6a’を、その
周縁部から中心部に向かって徐々に透過率が減少するよ
うに変化させたものであり、すなわち、中心部が最も高
い反射率を有するようになっている。
【0048】なお、図8(A),(B)のいずれの場合
にも透過率が0になる部分はなく、周辺よりはいくらか
低くなるのみであり、被写体像の観察にはあまり影響が
ないようになっている。
にも透過率が0になる部分はなく、周辺よりはいくらか
低くなるのみであり、被写体像の観察にはあまり影響が
ないようになっている。
【0049】図9はこの第1実施例の一眼レフレックス
カメラの、主として電気的構成に係る部分を示すブロッ
ク図である。
カメラの、主として電気的構成に係る部分を示すブロッ
ク図である。
【0050】この一眼レフレックスカメラには、上記シ
ャッタ4を駆動するシャッタ制御回路24と、焦点距離
検出用のズームエンコーダ28の出力を参照しながら撮
影レンズ1,2のズーム駆動を行うズーム駆動回路27
と、絞りエンコーダ26の出力を参照しながら絞り13
の制御を行う絞り制御回路25と、レンズ位置を検出す
るレンズエンコーダ19の出力を参照しながらレンズ1
の駆動を行うレンズ駆動回路18と、このレンズ駆動回
路18の制御量の演算を行うAF演算回路17とを制御
する制御回路35が設けられていて、このシステム全体
の制御を司る制御回路35には、半押しの1stレリー
ズスイッチと押込みの2ndレリーズスイッチからなる
レリーズ入力回路32と、撮影レンズ1,2の焦点距離
を変化させるズーム入力回路33と、様々なモード情報
を設定するモード入力回路34とから入力がされるとと
もに、表示回路36にカメラの状態等の各種情報を表示
させるようになっている。
ャッタ4を駆動するシャッタ制御回路24と、焦点距離
検出用のズームエンコーダ28の出力を参照しながら撮
影レンズ1,2のズーム駆動を行うズーム駆動回路27
と、絞りエンコーダ26の出力を参照しながら絞り13
の制御を行う絞り制御回路25と、レンズ位置を検出す
るレンズエンコーダ19の出力を参照しながらレンズ1
の駆動を行うレンズ駆動回路18と、このレンズ駆動回
路18の制御量の演算を行うAF演算回路17とを制御
する制御回路35が設けられていて、このシステム全体
の制御を司る制御回路35には、半押しの1stレリー
ズスイッチと押込みの2ndレリーズスイッチからなる
レリーズ入力回路32と、撮影レンズ1,2の焦点距離
を変化させるズーム入力回路33と、様々なモード情報
を設定するモード入力回路34とから入力がされるとと
もに、表示回路36にカメラの状態等の各種情報を表示
させるようになっている。
【0051】上記AFセンサ8a,8b(a列,b列)
の各出力電圧は、読出回路15により読み出されて、A
/D回路16に入力されてデジタル信号に変換された
後、上記AF演算回路17に入力されるようになってい
る。
の各出力電圧は、読出回路15により読み出されて、A
/D回路16に入力されてデジタル信号に変換された
後、上記AF演算回路17に入力されるようになってい
る。
【0052】このAF演算回路17は、上記AFセンサ
8(8a,8b)の出力および上記ズームエンコーダ2
8の出力を参照してレンズ繰出量(数式4参照)を求め
るものであり、その結果に基づいて上記レンズ駆動回路
18が撮影レンズ1を繰り出して焦点調節を行うように
なっている。
8(8a,8b)の出力および上記ズームエンコーダ2
8の出力を参照してレンズ繰出量(数式4参照)を求め
るものであり、その結果に基づいて上記レンズ駆動回路
18が撮影レンズ1を繰り出して焦点調節を行うように
なっている。
【0053】上記ペンタプリズム11内には測光用のA
Eセンサ14が設けられていて、その出力は露出演算回
路22に入力されるようになっている。
Eセンサ14が設けられていて、その出力は露出演算回
路22に入力されるようになっている。
【0054】この露出演算回路22には、該AEセンサ
14の出力とともにフィルム5の感度情報を読み取るフ
ィルム情報読取回路23の出力が入るようになってい
て、これらの情報に基づいてプログラム線図から露出
値、つまり絞り値Avとシャッタ秒時Tvを決定するよ
うになっている。
14の出力とともにフィルム5の感度情報を読み取るフ
ィルム情報読取回路23の出力が入るようになってい
て、これらの情報に基づいてプログラム線図から露出
値、つまり絞り値Avとシャッタ秒時Tvを決定するよ
うになっている。
【0055】この露出演算回路22で算出された露出値
が上記シャッタ制御回路24および絞り制御回路25に
入力されて、それぞれがシャッタ4および絞り13を駆
動して露出を行うものである。
が上記シャッタ制御回路24および絞り制御回路25に
入力されて、それぞれがシャッタ4および絞り13を駆
動して露出を行うものである。
【0056】上記AEセンサ14の出力は補助光駆動回
路20にも入力され、AF用の補助光21が必要か否か
を判断して、必要であるときは補助光21を発するよう
駆動する。
路20にも入力され、AF用の補助光21が必要か否か
を判断して、必要であるときは補助光21を発するよう
駆動する。
【0057】上記フィルム5は、該フィルム5が所定量
移動する毎にパルスを発生するフィルムエンコーダ30
の出力を参照しながら、フィルム給送回路29により給
送されるようになっている。
移動する毎にパルスを発生するフィルムエンコーダ30
の出力を参照しながら、フィルム給送回路29により給
送されるようになっている。
【0058】さらに、フィルム5の近傍には磁気記録回
路31が設けられていて、上記フィルム給送回路29に
よりフィルム5の給送を行っている最中に、該フィルム
5の露光画面の外側に設けられている磁気記録層に、必
要な情報を記録するようになっている。
路31が設けられていて、上記フィルム給送回路29に
よりフィルム5の給送を行っている最中に、該フィルム
5の露光画面の外側に設けられている磁気記録層に、必
要な情報を記録するようになっている。
【0059】次に図10,図11,図12のフローチャ
ートを用いて一眼レフレックスカメラの動作を説明す
る。なお、これら図10,図11,図12は、本来は1
つの図面となるものであるが、便宜上3つの図面に分け
たものである。
ートを用いて一眼レフレックスカメラの動作を説明す
る。なお、これら図10,図11,図12は、本来は1
つの図面となるものであるが、便宜上3つの図面に分け
たものである。
【0060】まず、パワースイッチがオンされるまで待
機し(ステップS1)、パワースイッチが入ると各種の
回路がオンして(ステップS2)、上記レリーズ入力回
路32の1stレリーズスイッチがオンするまで待機す
る(ステップS3)。
機し(ステップS1)、パワースイッチが入ると各種の
回路がオンして(ステップS2)、上記レリーズ入力回
路32の1stレリーズスイッチがオンするまで待機す
る(ステップS3)。
【0061】この1stレリーズスイッチがオンする
と、まずAEセンサ14により測光を行う(ステップS
4)。
と、まずAEセンサ14により測光を行う(ステップS
4)。
【0062】この測光を行った結果、被写体が所定値よ
りも暗いか否か、すなわち、AFを行うに際して、AF
補助光21が必要であるか否かを判断する(ステップS
5)。必要である場合にはAF補助光21を点灯させ
(ステップS6)てから後述するステップS7へ行き、
必要でない場合には、そのままステップS7へ行く。
りも暗いか否か、すなわち、AFを行うに際して、AF
補助光21が必要であるか否かを判断する(ステップS
5)。必要である場合にはAF補助光21を点灯させ
(ステップS6)てから後述するステップS7へ行き、
必要でない場合には、そのままステップS7へ行く。
【0063】AF積分を行うためのタイマをリセットし
た後にスタートし(ステップS7)、AFセンサ8の積
分動作を開始する(ステップS8)。
た後にスタートし(ステップS7)、AFセンサ8の積
分動作を開始する(ステップS8)。
【0064】そして、AF積分が終了したか否かを判断
し(ステップS9)、終了していない場合には、タイマ
カウントが終了したかを判断して(ステップS10)、
このタイマカウントが終了していない場合には、上記ス
テップS9に戻る。
し(ステップS9)、終了していない場合には、タイマ
カウントが終了したかを判断して(ステップS10)、
このタイマカウントが終了していない場合には、上記ス
テップS9に戻る。
【0065】上記ステップS10でタイマカウントが終
了した場合には、上記表示回路36に警告を表示し、あ
るいは警告音を発するなどして撮影者に警告を行い(ス
テップS11)、レリーズを禁止した後(ステップS1
2)、終了する。
了した場合には、上記表示回路36に警告を表示し、あ
るいは警告音を発するなどして撮影者に警告を行い(ス
テップS11)、レリーズを禁止した後(ステップS1
2)、終了する。
【0066】一方、上記ステップS9において、AF積
分が終了した旨の信号がAFセンサ8から出力される
と、AFセンサ8a,8bのそれぞれを構成するm個の
各センサ(図4参照)毎の出力電圧を読み出して各画素
毎にA/D変換し、RAMに格納していく。
分が終了した旨の信号がAFセンサ8から出力される
と、AFセンサ8a,8bのそれぞれを構成するm個の
各センサ(図4参照)毎の出力電圧を読み出して各画素
毎にA/D変換し、RAMに格納していく。
【0067】すなわち、まず、センサa列を選択して
(ステップS13)、iに1を代入する(ステップS1
4)。そして、Vaiの読み出しを行い(ステップS1
5)、VaiのA/D変換を行い(ステップS16)、V
aiをRAMに格納し(ステップS17)、iを1増やし
てから(ステップS18)、iがm以上になったか否か
を判断し(ステップS19)、iがmに達していないと
きには、上記ステップS15に戻って上記Vaiの読み出
しを繰り返す。
(ステップS13)、iに1を代入する(ステップS1
4)。そして、Vaiの読み出しを行い(ステップS1
5)、VaiのA/D変換を行い(ステップS16)、V
aiをRAMに格納し(ステップS17)、iを1増やし
てから(ステップS18)、iがm以上になったか否か
を判断し(ステップS19)、iがmに達していないと
きには、上記ステップS15に戻って上記Vaiの読み出
しを繰り返す。
【0068】こうして、AFセンサ8a(a列)を構成
するm個の各センサの出力電圧の読み出しが全て終了す
ると、次にセンサb列を選択する(ステップS20)。
するm個の各センサの出力電圧の読み出しが全て終了す
ると、次にセンサb列を選択する(ステップS20)。
【0069】そして、上記ステップS14からステップ
S19と同様に、iに1を代入し(ステップS21)、
Vbiの読み出しを行い(ステップS22)、VbiのA/
D変換を行い(ステップS23)、VbiをRAMに格納
し(ステップS24)、iを1増やしてから(ステップ
S25)、iがm以上になったか否かを判断し(ステッ
プS26)、iがmに達していないときには、上記ステ
ップS22に戻って上記Vbiの読み出しを繰り返す。こ
うして、AFセンサ8b(b列)を構成するm個の各セ
ンサの出力電圧の読み出しを全て行う。
S19と同様に、iに1を代入し(ステップS21)、
Vbiの読み出しを行い(ステップS22)、VbiのA/
D変換を行い(ステップS23)、VbiをRAMに格納
し(ステップS24)、iを1増やしてから(ステップ
S25)、iがm以上になったか否かを判断し(ステッ
プS26)、iがmに達していないときには、上記ステ
ップS22に戻って上記Vbiの読み出しを繰り返す。こ
うして、AFセンサ8b(b列)を構成するm個の各セ
ンサの出力電圧の読み出しを全て行う。
【0070】次のステップS27からはアルゴリズム演
算に入って行く。まず、j0を初期化して0を代入し
(ステップS27)、ΔVjminにFF(例えば、十分に
大きい値)を代入し(ステップS28)、jに0を代入
する(ステップS29)。
算に入って行く。まず、j0を初期化して0を代入し
(ステップS27)、ΔVjminにFF(例えば、十分に
大きい値)を代入し(ステップS28)、jに0を代入
する(ステップS29)。
【0071】そして、そのjの値のときのΔVjを数式
1から算出する(ステップS30)。この算出したΔV
jがΔVjminよりも小さいか否かを判定し(ステップS
31)、小さいときにはΔVjminにそのΔVjの値を代
入し(ステップS32)、j0にそのjの値を代入する
(ステップS33)。
1から算出する(ステップS30)。この算出したΔV
jがΔVjminよりも小さいか否かを判定し(ステップS
31)、小さいときにはΔVjminにそのΔVjの値を代
入し(ステップS32)、j0にそのjの値を代入する
(ステップS33)。
【0072】このステップS33が終了したとき、ある
いは上記ステップS31でΔVjがΔVjminよりも小さ
くないと判断されたときには、n+jがm以上であるか
否かを判断する(ステップS34)。このステップS3
4でn+jがmよりも小さいときには、jの値を1増や
して(ステップS35)から上記ステップS30に戻
る。
いは上記ステップS31でΔVjがΔVjminよりも小さ
くないと判断されたときには、n+jがm以上であるか
否かを判断する(ステップS34)。このステップS3
4でn+jがmよりも小さいときには、jの値を1増や
して(ステップS35)から上記ステップS30に戻
る。
【0073】このようにして、上記数式1をjの値を変
化させながら実行して、ΔVjが最も小さくなる値j0
を見つける。
化させながら実行して、ΔVjが最も小さくなる値j0
を見つける。
【0074】一方、上記ステップS34でn+jがm以
上である場合には、上記数式3によりピントのずれ量Δ
fcを算出する(ステップS36)。
上である場合には、上記数式3によりピントのずれ量Δ
fcを算出する(ステップS36)。
【0075】そして、このΔfcの絶対値が所定の値Δ
よりも大きいか否かを判断し(ステップS37)、大き
い場合には、Δfcの符号が正であるか否かにより前ピ
ン/後ピンの判定をする(ステップS38)。符号が正
であるときにはモータフラグに正転フラグを立て(ステ
ップS39)、符号が負であるときにはモータフラグに
逆転フラグを立て(ステップS40)、上記ズームエン
コーダ28から撮影レンズの焦点距離fTLを読み出し
(ステップS41)、テーブルを参照して縦倍率β^2
(fTL)を算出する(ステップS42)。
よりも大きいか否かを判断し(ステップS37)、大き
い場合には、Δfcの符号が正であるか否かにより前ピ
ン/後ピンの判定をする(ステップS38)。符号が正
であるときにはモータフラグに正転フラグを立て(ステ
ップS39)、符号が負であるときにはモータフラグに
逆転フラグを立て(ステップS40)、上記ズームエン
コーダ28から撮影レンズの焦点距離fTLを読み出し
(ステップS41)、テーブルを参照して縦倍率β^2
(fTL)を算出する(ステップS42)。
【0076】そして、上記数式4によりベストピントに
するために必要なレンズの繰り出し量Kを算出し(ステ
ップS43)、求めた繰り出し量Kをレンズエンコーダ
19の1パルス当たりのレンズ繰り出し量dで割って、
必要なパルス数PULS=K/dを求める(ステップS
44)。
するために必要なレンズの繰り出し量Kを算出し(ステ
ップS43)、求めた繰り出し量Kをレンズエンコーダ
19の1パルス当たりのレンズ繰り出し量dで割って、
必要なパルス数PULS=K/dを求める(ステップS
44)。
【0077】そして、上記パルス数PULSに0を代入
し(ステップS45)、レンズ駆動回路18により上記
モータフラグの方向に実際にレンズモータを駆動して
(ステップS46)、パルスの発生を確認する(ステッ
プS47)。
し(ステップS45)、レンズ駆動回路18により上記
モータフラグの方向に実際にレンズモータを駆動して
(ステップS46)、パルスの発生を確認する(ステッ
プS47)。
【0078】そして、パルス数PULSの値を1増やし
(ステップS48)、その値がK/d−20以上に達し
たか否かを判断し(ステップS49)、達していない場
合には上記ステップS47へ戻り、一方、達した場合に
はレンズモータを減速する(ステップS50)。
(ステップS48)、その値がK/d−20以上に達し
たか否かを判断し(ステップS49)、達していない場
合には上記ステップS47へ戻り、一方、達した場合に
はレンズモータを減速する(ステップS50)。
【0079】さらに、パルスの発生を確認し(ステップ
S51)、パルス数PULSの値を1増やし(ステップ
S52)、その値がK/d以上に達したか否かを判断す
る(ステップS53)。達していない場合には上記ステ
ップS51へ戻り、一方、達した場合にはモータブレー
キをかけてレンズモータを停止させる(ステップS5
4)。このように、目標の20パルス手前からスピード
を落とすことにより精度良く停止させている。その後、
上記ステップS4に戻って、再度AF演算等を行う。
S51)、パルス数PULSの値を1増やし(ステップ
S52)、その値がK/d以上に達したか否かを判断す
る(ステップS53)。達していない場合には上記ステ
ップS51へ戻り、一方、達した場合にはモータブレー
キをかけてレンズモータを停止させる(ステップS5
4)。このように、目標の20パルス手前からスピード
を落とすことにより精度良く停止させている。その後、
上記ステップS4に戻って、再度AF演算等を行う。
【0080】一方、上記ステップS37で|Δfc |<
Δ(定数)になった場合には、合焦表示を出し(ステッ
プS55)、上記露出演算回路22により露出演算を行
い(ステップS56)、演算して得られた絞り値Avと
シャッタ速度Tvを上記絞り制御回路25とシャッタ制
御回路24にそれぞれセットする(ステップS57)。
Δ(定数)になった場合には、合焦表示を出し(ステッ
プS55)、上記露出演算回路22により露出演算を行
い(ステップS56)、演算して得られた絞り値Avと
シャッタ速度Tvを上記絞り制御回路25とシャッタ制
御回路24にそれぞれセットする(ステップS57)。
【0081】そして、レリーズ入力回路32の2ndレ
リーズスイッチがオンしたところで(ステップS5
8)、上記絞り制御回路25により絞り13の制御を行
うとともに(ステップS59)、シャッタ制御回路24
によりシャッタ4の制御を行う(ステップS60)。露
光後は絞り13を開放に戻し(ステップS61)、フィ
ルム給送回路29によりフィルム5の給送を行い(ステ
ップS62)、このとき同時に磁気記録回路31により
磁気記録を行い(ステップS63)、終了する。
リーズスイッチがオンしたところで(ステップS5
8)、上記絞り制御回路25により絞り13の制御を行
うとともに(ステップS59)、シャッタ制御回路24
によりシャッタ4の制御を行う(ステップS60)。露
光後は絞り13を開放に戻し(ステップS61)、フィ
ルム給送回路29によりフィルム5の給送を行い(ステ
ップS62)、このとき同時に磁気記録回路31により
磁気記録を行い(ステップS63)、終了する。
【0082】このような第1実施例よれば、サブミラー
はフィルムに露光するための光束と分岐した後の光束の
光路中に挿入されているので、該サブミラーの影などが
フィルムへの露光に影響を与えることはない。
はフィルムに露光するための光束と分岐した後の光束の
光路中に挿入されているので、該サブミラーの影などが
フィルムへの露光に影響を与えることはない。
【0083】また、メインミラーおよびサブミラーがと
もに固定されているので、機械的構成が簡単で、かつ露
光動作時のタイムラグが短いという利点を有している。
そして、シャッタ駆動中でもAF動作を行うことができ
るカメラとなっている。
もに固定されているので、機械的構成が簡単で、かつ露
光動作時のタイムラグが短いという利点を有している。
そして、シャッタ駆動中でもAF動作を行うことができ
るカメラとなっている。
【0084】図13は本発明の第2実施例を示したもの
であり、一眼レフレックスカメラの動作を示すフローチ
ャートである。この第2実施例において、上述の第1実
施例と同様である部分については説明を省略し、主とし
て異なる点についてのみ説明する。
であり、一眼レフレックスカメラの動作を示すフローチ
ャートである。この第2実施例において、上述の第1実
施例と同様である部分については説明を省略し、主とし
て異なる点についてのみ説明する。
【0085】この第2実施例の構成は上述の第1実施例
とほぼ同様であるので、図13を参照して一眼レフレッ
クスカメラの動作について説明する。
とほぼ同様であるので、図13を参照して一眼レフレッ
クスカメラの動作について説明する。
【0086】動作がスタートすると、まず、上記レリー
ズ入力回路32の1stレリーズスイッチがオンするま
で待機する(ステップS71)。
ズ入力回路32の1stレリーズスイッチがオンするま
で待機する(ステップS71)。
【0087】この1stレリーズスイッチがオンする
と、AEセンサ14により測光を行い(ステップS7
2)、AE演算を行う(ステップS73)。
と、AEセンサ14により測光を行い(ステップS7
2)、AE演算を行う(ステップS73)。
【0088】次に、AFセンサ積分を行って(ステップ
S74)、その結果に基づいてAF演算を行い(ステッ
プS75)、レンズ駆動回路18を介してレンズ駆動を
行う(ステップS76)。
S74)、その結果に基づいてAF演算を行い(ステッ
プS75)、レンズ駆動回路18を介してレンズ駆動を
行う(ステップS76)。
【0089】その後、レリーズ入力回路32の2ndレ
リーズスイッチがオンされたか否かを判定し(ステップ
S77)、オンされていない場合には上記ステップS7
2へ戻り、オンされた場合には、絞り13が開放に近い
か否かを判定する(ステップS78)。
リーズスイッチがオンされたか否かを判定し(ステップ
S77)、オンされていない場合には上記ステップS7
2へ戻り、オンされた場合には、絞り13が開放に近い
か否かを判定する(ステップS78)。
【0090】絞り13が開放に近い場合には、AFセン
サ積分をスタートし(ステップS79)、上記絞り制御
回路25により絞り制御を行うとともに(ステップS8
0)、シャッタ制御回路24によりシャッタ制御を行い
(ステップS81)、露光が終了した後は絞り13を開
放に戻し(ステップS82)、次のステップS87へ行
く。
サ積分をスタートし(ステップS79)、上記絞り制御
回路25により絞り制御を行うとともに(ステップS8
0)、シャッタ制御回路24によりシャッタ制御を行い
(ステップS81)、露光が終了した後は絞り13を開
放に戻し(ステップS82)、次のステップS87へ行
く。
【0091】一方、上記ステップS78で絞り13が開
放に近くない場合には、まず上記絞り制御回路25によ
り絞り制御を行うとともに(ステップS83)、シャッ
タ制御回路24によりシャッタ制御を行い(ステップS
84)、露光が終了した後は絞り13を開放に戻し(ス
テップS85)、その後にAFセンサ積分をスタートし
てから(ステップS86)、次のステップS87へ行
く。
放に近くない場合には、まず上記絞り制御回路25によ
り絞り制御を行うとともに(ステップS83)、シャッ
タ制御回路24によりシャッタ制御を行い(ステップS
84)、露光が終了した後は絞り13を開放に戻し(ス
テップS85)、その後にAFセンサ積分をスタートし
てから(ステップS86)、次のステップS87へ行
く。
【0092】そして、上記ステップS79あるいは上記
ステップS86でスタートしたAFセンサ積分が終了し
たか否かを判定し(ステップS87)、終了した場合に
はAF演算をスタートしてから(ステップS88)、終
了していない場合にはそのまま、フィルム給送回路29
によりフィルム5の給送をスタートする(ステップS8
9)。
ステップS86でスタートしたAFセンサ積分が終了し
たか否かを判定し(ステップS87)、終了した場合に
はAF演算をスタートしてから(ステップS88)、終
了していない場合にはそのまま、フィルム給送回路29
によりフィルム5の給送をスタートする(ステップS8
9)。
【0093】その後、再度AFセンサ積分が終了したか
否かを判定し(ステップS90)、終了した場合にはA
F演算をスタートしてから(ステップS91)、終了し
ていない場合にはそのまま、フィルム給送回路29によ
るフィルム5の巻上が完了したか否かを判定する(ステ
ップS92)。巻上が完了していない場合には上記ステ
ップS90へ戻り、完了した場合には、レリーズ入力回
路32の2ndレリーズスイッチがオンされたか否かを
判定し(ステップS93)、オンされた場合には、レン
ズ駆動回路18によりレンズ駆動を行ってから(ステッ
プS94)上記ステップS78へ戻る。
否かを判定し(ステップS90)、終了した場合にはA
F演算をスタートしてから(ステップS91)、終了し
ていない場合にはそのまま、フィルム給送回路29によ
るフィルム5の巻上が完了したか否かを判定する(ステ
ップS92)。巻上が完了していない場合には上記ステ
ップS90へ戻り、完了した場合には、レリーズ入力回
路32の2ndレリーズスイッチがオンされたか否かを
判定し(ステップS93)、オンされた場合には、レン
ズ駆動回路18によりレンズ駆動を行ってから(ステッ
プS94)上記ステップS78へ戻る。
【0094】一方、上記ステップS93で2ndレリー
ズスイッチがオンされていない場合には、1stレリー
ズスイッチがオンされたか否かを判定し(ステップS9
5)、オンされた場合にはレンズ駆動回路18によりレ
ンズ駆動を行ってから(ステップS96)上記ステップ
S72へ戻り、オンされていない場合には終了する。こ
のように、カメラがコンティニアスモードに入ったとき
に、絞り13が開放もしくは開放に近い場合には、シャ
ッタ4が駆動中であってもAFセンサ8に被写体光束が
入射されるので、1回目のAFを行った後の露光中に、
次の測距のためにAFセンサ8がすでにAFセンサ積分
もしくはAF演算を開始するというものである。
ズスイッチがオンされていない場合には、1stレリー
ズスイッチがオンされたか否かを判定し(ステップS9
5)、オンされた場合にはレンズ駆動回路18によりレ
ンズ駆動を行ってから(ステップS96)上記ステップ
S72へ戻り、オンされていない場合には終了する。こ
のように、カメラがコンティニアスモードに入ったとき
に、絞り13が開放もしくは開放に近い場合には、シャ
ッタ4が駆動中であってもAFセンサ8に被写体光束が
入射されるので、1回目のAFを行った後の露光中に、
次の測距のためにAFセンサ8がすでにAFセンサ積分
もしくはAF演算を開始するというものである。
【0095】このような第2実施例によれば、上述の第
1実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、被写体距
離が著しく変化するような被写体にも、即座に対応する
ことができて、AF追従性の高いカメラとなる。
1実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、被写体距
離が著しく変化するような被写体にも、即座に対応する
ことができて、AF追従性の高いカメラとなる。
【0096】図14,図15は本発明の第3実施例を示
したものであり、図14は一眼レフレックスカメラを示
す側断面図、図15は上記図14に示した内の撮影光軸
周辺の構成を示す平断面図である。この第3実施例にお
いて、上述の第1,第2実施例と同様である部分につい
ては説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明
する。
したものであり、図14は一眼レフレックスカメラを示
す側断面図、図15は上記図14に示した内の撮影光軸
周辺の構成を示す平断面図である。この第3実施例にお
いて、上述の第1,第2実施例と同様である部分につい
ては説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明
する。
【0097】この第3実施例は、撮影光学系2とメイン
ミラー3の間を通過する被写体光束の周縁光束部のみに
かかるようにサブミラー6を側部に配置して、このサブ
ミラー6による反射光をさらにミラー41を介して前方
側に反射し、瞳分割レンズ7を通過させてAFセンサ8
に導くものである。
ミラー3の間を通過する被写体光束の周縁光束部のみに
かかるようにサブミラー6を側部に配置して、このサブ
ミラー6による反射光をさらにミラー41を介して前方
側に反射し、瞳分割レンズ7を通過させてAFセンサ8
に導くものである。
【0098】このような第3実施例によれば、上述の第
1,第2実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、サ
ブミラーを周辺に配置するだけでよいので、サブミラー
のエッジの影などの影響が目立たなくなるという利点を
有している。
1,第2実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、サ
ブミラーを周辺に配置するだけでよいので、サブミラー
のエッジの影などの影響が目立たなくなるという利点を
有している。
【0099】図16,図17は本発明の第4実施例を示
したものであり、図16は一眼レフレックスカメラを示
す側断面図、図17はフォーカシングスクリーンを示す
平面図である。この第4実施例において、上述の第1か
ら第3実施例と同様である部分については説明を省略
し、主として異なる点についてのみ説明する。
したものであり、図16は一眼レフレックスカメラを示
す側断面図、図17はフォーカシングスクリーンを示す
平面図である。この第4実施例において、上述の第1か
ら第3実施例と同様である部分については説明を省略
し、主として異なる点についてのみ説明する。
【0100】この第4実施例は、サブミラー6を、フォ
ーカシングスクリーン9’とペンタプリズム11’との
間に配設したものである。
ーカシングスクリーン9’とペンタプリズム11’との
間に配設したものである。
【0101】上記フォーカシングスクリーン9’は、被
写体像が結像される通常のスクリーン部分9a’の中央
部に、光を素通しにするやや細長の透過部9b’を設け
たものである。
写体像が結像される通常のスクリーン部分9a’の中央
部に、光を素通しにするやや細長の透過部9b’を設け
たものである。
【0102】また、この実施例のペンタプリズム11’
は、ファインダ光学系のパワーの一部を担うようになっ
ている。
は、ファインダ光学系のパワーの一部を担うようになっ
ている。
【0103】このような第4実施例によれば、上述の第
1から第3実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、
メインミラーとフォーカシングスクリーンとの距離を小
さくすることが可能であるために、カメラを小型化する
ことが可能になる。
1から第3実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、
メインミラーとフォーカシングスクリーンとの距離を小
さくすることが可能であるために、カメラを小型化する
ことが可能になる。
【0104】図18は本発明の第5実施例を示したもの
であり、一眼レフレックスカメラを示す側断面図であ
る。この第5実施例において、上述の第1から第4実施
例と同様である部分については説明を省略し、主として
異なる点についてのみ説明する。
であり、一眼レフレックスカメラを示す側断面図であ
る。この第5実施例において、上述の第1から第4実施
例と同様である部分については説明を省略し、主として
異なる点についてのみ説明する。
【0105】この第5実施例は、固定式のサブミラー5
1をメインミラー3の撮影光軸後方側であってシャッタ
4の前方側に配置したものであり、このサブミラー51
で下方に反射された光束は、さらにミラー52で前方側
に反射され、瞳分割レンズ7を介してAFセンサ8に入
射するようになっている。
1をメインミラー3の撮影光軸後方側であってシャッタ
4の前方側に配置したものであり、このサブミラー51
で下方に反射された光束は、さらにミラー52で前方側
に反射され、瞳分割レンズ7を介してAFセンサ8に入
射するようになっている。
【0106】上記サブミラー51は、固定式のものであ
り、上記第3実施例の図15に示すサブミラー6と同様
に、被写体光束の周縁光束部にのみかかるように側部に
配置されている。
り、上記第3実施例の図15に示すサブミラー6と同様
に、被写体光束の周縁光束部にのみかかるように側部に
配置されている。
【0107】このような第5実施例によれば、上述の第
1から第4実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、
AFセンサの配置をレイアウトし易いという利点を有し
ている。
1から第4実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、
AFセンサの配置をレイアウトし易いという利点を有し
ている。
【0108】図19は本発明の第6実施例を示したもの
であり、一眼レフレックスカメラを示す側断面図および
このカメラに取り付けられた電子ビューファインダユニ
ットを示すブロック図である。この第6実施例におい
て、上述の第1から第5実施例と同様である部分につい
ては説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明
する。
であり、一眼レフレックスカメラを示す側断面図および
このカメラに取り付けられた電子ビューファインダユニ
ットを示すブロック図である。この第6実施例におい
て、上述の第1から第5実施例と同様である部分につい
ては説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明
する。
【0109】一眼レフレックスカメラから上記接眼レン
ズ12を外して、その位置に再結像レンズ62と撮像素
子63を有する電子ビューファインダユニット61を装
着することによって、全体として電子スチルカメラを構
成している。
ズ12を外して、その位置に再結像レンズ62と撮像素
子63を有する電子ビューファインダユニット61を装
着することによって、全体として電子スチルカメラを構
成している。
【0110】上記電子ビューファインダユニット61
は、撮像素子63の出力が信号処理回路64に入力され
て種々の処理を施された後、電子ビューファインダ65
により撮影者に観察されるようになっているとともに、
必要に応じてメモリ66に記録を行うことができるよう
に構成されている。
は、撮像素子63の出力が信号処理回路64に入力され
て種々の処理を施された後、電子ビューファインダ65
により撮影者に観察されるようになっているとともに、
必要に応じてメモリ66に記録を行うことができるよう
に構成されている。
【0111】このような第6実施例によれば、上述の第
1から第5実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、
固定ミラーにすることによって、いわゆる銀塩フィルム
と、電子スチルカメラとを同時に撮影することが可能な
ものとなっている。
1から第5実施例とほぼ同様の効果を有するとともに、
固定ミラーにすることによって、いわゆる銀塩フィルム
と、電子スチルカメラとを同時に撮影することが可能な
ものとなっている。
【0112】なお、上記第1から第6実施例の全てにお
いて、メインミラーおよびサブミラーは、図示しないカ
メラ本体等に固定されている。
いて、メインミラーおよびサブミラーは、図示しないカ
メラ本体等に固定されている。
【0113】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施態様によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
実施態様によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0114】(1) 焦点検出素子を有した一眼レフレ
ックスカメラにおいて、撮影光学系と、撮影光学系とフ
ィルムの間にあって被写体からの光束の一部をファイン
ダ光学系へ導くよう反射し、一部をフィルムへ導くよう
に透過させる固設メインミラーと、前記撮影光学系の合
焦調節を行うために撮影光学系を通過した被写体光束の
一部を受光する焦点検出素子と、前記被写体光束の一部
を前記焦点検出素子に向けて反射する固設サブミラー
と、を有することを特徴とする一眼レフレックスカメラ
の測距光学系。
ックスカメラにおいて、撮影光学系と、撮影光学系とフ
ィルムの間にあって被写体からの光束の一部をファイン
ダ光学系へ導くよう反射し、一部をフィルムへ導くよう
に透過させる固設メインミラーと、前記撮影光学系の合
焦調節を行うために撮影光学系を通過した被写体光束の
一部を受光する焦点検出素子と、前記被写体光束の一部
を前記焦点検出素子に向けて反射する固設サブミラー
と、を有することを特徴とする一眼レフレックスカメラ
の測距光学系。
【0115】(2) 自動焦点一眼レフレックスカメラ
において、撮影光学系と、撮影光学系とフィルムの間に
あって被写体からの光束の一部をファインダ光学系へ導
くよう反射し、一部をフィルムへ導くように透過させる
固設メインミラーと、前記メインミラーで反射された光
束を結像し被写体像を確認するためのフォーカシングス
クリーンと前記撮影光学系の合焦調節を行うために撮影
光学系を通過した被写体光束の一部を受光する焦点検出
素子と、前記メインミラーとフォーカシングスクリーン
の間にあって、前記被写体光束の一部を前記焦点検出素
子に向け反射し、一部をファインダ光学系へ導くよう透
過させる固設サブミラーと、を有することを特徴とする
一眼レフレックスカメラの測距光学系。
において、撮影光学系と、撮影光学系とフィルムの間に
あって被写体からの光束の一部をファインダ光学系へ導
くよう反射し、一部をフィルムへ導くように透過させる
固設メインミラーと、前記メインミラーで反射された光
束を結像し被写体像を確認するためのフォーカシングス
クリーンと前記撮影光学系の合焦調節を行うために撮影
光学系を通過した被写体光束の一部を受光する焦点検出
素子と、前記メインミラーとフォーカシングスクリーン
の間にあって、前記被写体光束の一部を前記焦点検出素
子に向け反射し、一部をファインダ光学系へ導くよう透
過させる固設サブミラーと、を有することを特徴とする
一眼レフレックスカメラの測距光学系。
【0116】(3) 上記サブミラーはその透過と反射
の比率が場所によって異なることを特徴とする付記2に
記載の一眼レフレックスカメラの測距光学系。
の比率が場所によって異なることを特徴とする付記2に
記載の一眼レフレックスカメラの測距光学系。
【0117】(4) 上記サブミラーは、透過及び反射
する範囲を中央部に略長円状に設けられ、その中心より
周辺に行くに従い透過と反射の比率が徐々に変化してい
ることを特徴とする付記2に記載の一眼レフレックスカ
メラの測距光学系。
する範囲を中央部に略長円状に設けられ、その中心より
周辺に行くに従い透過と反射の比率が徐々に変化してい
ることを特徴とする付記2に記載の一眼レフレックスカ
メラの測距光学系。
【0118】(5) 合焦検出部を有した一眼レフレッ
クスカメラにおいて、撮影光学系と、撮影光学系とフィ
ルムの間にあって被写体からの光束の一部をファインダ
光学系へ導くよう反射し、一部をフィルムへ導くように
透過させる固設メンミラーと、前記撮影光学系の合焦調
節を行うために撮影光学系を通過した被写体光束の一部
を受光する合焦検出部と、前記メインミラーによって反
射された前記被写体光束の一部を前記合焦検出部に向け
反射する固設サブミラーと、前記撮影光学系の露光中の
絞り込み口径が合焦検出に適切かどうか判断する判断手
段と、前記撮影光学系の絞り込み口径が測距動作に適切
であれば、露出シーケンス中において、前記合焦検出部
の積分動作及び撮影光学系の合焦調節のための演算を実
行するようにした制御回路と、を有することを特徴とす
る一眼レフレックスカメラの測距システム。
クスカメラにおいて、撮影光学系と、撮影光学系とフィ
ルムの間にあって被写体からの光束の一部をファインダ
光学系へ導くよう反射し、一部をフィルムへ導くように
透過させる固設メンミラーと、前記撮影光学系の合焦調
節を行うために撮影光学系を通過した被写体光束の一部
を受光する合焦検出部と、前記メインミラーによって反
射された前記被写体光束の一部を前記合焦検出部に向け
反射する固設サブミラーと、前記撮影光学系の露光中の
絞り込み口径が合焦検出に適切かどうか判断する判断手
段と、前記撮影光学系の絞り込み口径が測距動作に適切
であれば、露出シーケンス中において、前記合焦検出部
の積分動作及び撮影光学系の合焦調節のための演算を実
行するようにした制御回路と、を有することを特徴とす
る一眼レフレックスカメラの測距システム。
【0119】(6) 焦点検出素子を有した一眼レフレ
ックスカメラにおいて、撮影光学系と、撮影光学系とフ
ィルムの間にあって被写体からの光束の一部をファイン
ダ光学系へ導くよう反射し、一部をフィルムへ導くよう
に透過させる固設メインミラーと、前記撮影光学系の合
焦調節を行うために撮影光学系を通過した被写体光束の
一部を受光する焦点検出素子と、前記撮影光学系と前記
メインミラーの間に固設され、被写体光束の一部を前記
焦点検出素子に向け反射し、一部をフィルムへ導くよう
透過させるサブミラーと、を有することを特徴とする一
眼レフレックスカメラの測距光学系。
ックスカメラにおいて、撮影光学系と、撮影光学系とフ
ィルムの間にあって被写体からの光束の一部をファイン
ダ光学系へ導くよう反射し、一部をフィルムへ導くよう
に透過させる固設メインミラーと、前記撮影光学系の合
焦調節を行うために撮影光学系を通過した被写体光束の
一部を受光する焦点検出素子と、前記撮影光学系と前記
メインミラーの間に固設され、被写体光束の一部を前記
焦点検出素子に向け反射し、一部をフィルムへ導くよう
透過させるサブミラーと、を有することを特徴とする一
眼レフレックスカメラの測距光学系。
【0120】(7) 焦点検出素子を有した一眼レフレ
ックスカメラにおいて、撮影光学系と、撮影光学系とフ
ィルムの間にあって被写体からの光束の一部をファイン
ダ光学系へ導くよう反射し、一部をフィルムへ導くよう
に透過させる固設メインミラーと、前記撮影光学系の合
焦調節を行うために撮影光学系を通過した被写体光束の
一部を受光する焦点検出素子と、前記撮影光学系と前記
メインミラーの間で、かつ前記撮影光学系の周辺光束通
過部に固設され、被写体光束の一部を前記焦点検出素子
に向け反射し、一部をフィルムへ導くよう透過させるサ
ブミラーと、を有することを特徴とする一眼レフレック
スカメラの測距光学系。
ックスカメラにおいて、撮影光学系と、撮影光学系とフ
ィルムの間にあって被写体からの光束の一部をファイン
ダ光学系へ導くよう反射し、一部をフィルムへ導くよう
に透過させる固設メインミラーと、前記撮影光学系の合
焦調節を行うために撮影光学系を通過した被写体光束の
一部を受光する焦点検出素子と、前記撮影光学系と前記
メインミラーの間で、かつ前記撮影光学系の周辺光束通
過部に固設され、被写体光束の一部を前記焦点検出素子
に向け反射し、一部をフィルムへ導くよう透過させるサ
ブミラーと、を有することを特徴とする一眼レフレック
スカメラの測距光学系。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
リーズタイムラグが短い、機械的機構が簡単な一眼レフ
レックスカメラの測距光学系及び測距システムとなる。
リーズタイムラグが短い、機械的機構が簡単な一眼レフ
レックスカメラの測距光学系及び測距システムとなる。
【図1】本発明の第1実施例において、位相差式TTL
オートフォーカスの原理を説明するためのベストピント
の状態を示す図。
オートフォーカスの原理を説明するためのベストピント
の状態を示す図。
【図2】上記第1実施例において、位相差式TTLオー
トフォーカスの原理を説明するための前ピンの状態を示
す図。
トフォーカスの原理を説明するための前ピンの状態を示
す図。
【図3】上記第1実施例において、位相差式TTLオー
トフォーカスの原理を説明するための後ピンの状態を示
す図。
トフォーカスの原理を説明するための後ピンの状態を示
す図。
【図4】上記第1実施例において、AFセンサ上の像間
隔を比較することによりベストピントからのずれ量を求
めるアルゴリズムを説明するための図。
隔を比較することによりベストピントからのずれ量を求
めるアルゴリズムを説明するための図。
【図5】上記第1実施例において、jの値によるΔVj
の変化の状態を示す線図。
の変化の状態を示す線図。
【図6】上記第1実施例の撮影レンズから入射した被写
体光束の光路図を表す、(A)上面図,(B)側面図。
体光束の光路図を表す、(A)上面図,(B)側面図。
【図7】上記第1実施例の一眼レフレックスカメラの、
主として光学系に係る構成を示す側断面図。
主として光学系に係る構成を示す側断面図。
【図8】上記第1実施例の、中央部に透過率が低い部分
が設けられているサブミラーを示す平面図。
が設けられているサブミラーを示す平面図。
【図9】上記第1実施例の一眼レフレックスカメラの、
主として電気的構成に係る部分を示すブロック図。
主として電気的構成に係る部分を示すブロック図。
【図10】上記第1実施例の一眼レフレックスカメラの
動作の一部を示すフローチャート。
動作の一部を示すフローチャート。
【図11】上記第1実施例の一眼レフレックスカメラの
動作の他の一部を示すフローチャート。
動作の他の一部を示すフローチャート。
【図12】上記第1実施例の一眼レフレックスカメラの
動作のさらに他の一部を示すフローチャート。
動作のさらに他の一部を示すフローチャート。
【図13】本発明の第2実施例の一眼レフレックスカメ
ラの動作を示すフローチャート。
ラの動作を示すフローチャート。
【図14】本発明の第3実施例の一眼レフレックスカメ
ラを示す側断面図。
ラを示す側断面図。
【図15】上記第3実施例の一眼レフレックスカメラの
撮影光軸周辺の構成を示す平断面図。
撮影光軸周辺の構成を示す平断面図。
【図16】本発明の第4実施例の一眼レフレックスカメ
ラを示す側断面図。
ラを示す側断面図。
【図17】上記第4実施例のフォーカシングスクリーン
を示す平面図。
を示す平面図。
【図18】本発明の第5実施例の一眼レフレックスカメ
ラを示す側断面図。
ラを示す側断面図。
【図19】本発明の第6実施例の一眼レフレックスカメ
ラを示す側断面図およびこのカメラに取り付けられた電
子ビューファインダユニットを示すブロック図。
ラを示す側断面図およびこのカメラに取り付けられた電
子ビューファインダユニットを示すブロック図。
【符号の説明】 1,2,L…撮影レンズ(撮影光学系) 3…メインミラー(第1の分離光学部材) 5…フィルム 6,6’,51…サブミラー(第2の分離光学部材) 7,7a,7b…瞳分割レンズ 8,8a,8b…AFセンサ(焦点検出素子,合焦検出
部) 9,9’…フォーカシングスクリーン 17…AF演算回路 61…電子ビューファインダユニット
部) 9,9’…フォーカシングスクリーン 17…AF演算回路 61…電子ビューファインダユニット
Claims (3)
- 【請求項1】 合焦検出部を有した一眼レフレックスカ
メラにおいて、 撮影光学系と、 撮影光学系からの光束を透過及び反射させるよう光路中
に固設された第1の分離光学部材と、 前記第1の分離光学部材からの透過光束、反射光束のう
ちの一方の光束を更に透過及び反射させるよう光路中に
固設された第2の分離光学部材と、 前記第2の分離光学部材からの透過光束、反射光束のう
ちの一方の光束を受光する合焦検出部と、 を有することを特徴とする一眼レフレックスカメラの測
距光学系。 - 【請求項2】 焦点検出素子を有した一眼レフレックス
カメラにおいて、 撮影光学系と、 撮影光学系とフィルムの間にあって被写体からの光束の
一部をファインダ光学系へ導くよう反射し、一部をフィ
ルムへ導くように透過させる固設メインミラーと、 前記撮影光学系の合焦調節を行うために撮影光学系を透
過した被写体光束の一部を受光する焦点検出素子と、 前記メインミラーによって反射された前記被写体光束の
一部を前記焦点検出素子に向けて反射する固設サブミラ
ーと、 を有することを特徴とする一眼レフレックスカメラの測
距光学系。 - 【請求項3】 自動焦点一眼レフレックスカメラにおい
て、 撮影光学系とフィルムの間にあって被写体からの光束の
一部をファインダ光学系へ導くよう反射し、一部をフィ
ルムへ導くように透過させる固設メインミラーと、 撮影光学系の合焦調節を行うために撮影光学系を通過し
た被写体光束の一部を受光する焦点検出素子と、 前記メインミラーによって反射された前記被写体光束の
一部を前記焦点検出素子に向け反射する固設サブミラー
と、 露出前、露出中との少なくとも一方で、前記焦点検出素
子の積分動作及び撮影光学系の合焦調節のための演算を
実行する制御回路と、 を有することを特徴とする一眼レフレックスカメラの測
距システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13746794A JPH085900A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13746794A JPH085900A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH085900A true JPH085900A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15199295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13746794A Pending JPH085900A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 一眼レフレックスカメラの測距光学系及び測距システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085900A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7453508B2 (en) | 2004-02-09 | 2008-11-18 | Olympus Corporation | Camera having optical viewfinder |
US7747156B2 (en) | 2005-07-21 | 2010-06-29 | Olympus Imaging Corp. | Digital single-lens reflex camera |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP13746794A patent/JPH085900A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7453508B2 (en) | 2004-02-09 | 2008-11-18 | Olympus Corporation | Camera having optical viewfinder |
US7747156B2 (en) | 2005-07-21 | 2010-06-29 | Olympus Imaging Corp. | Digital single-lens reflex camera |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021225 |