JPH11281884A - 焦点位置検出装置 - Google Patents

焦点位置検出装置

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JPH11281884A
JPH11281884A JP8456398A JP8456398A JPH11281884A JP H11281884 A JPH11281884 A JP H11281884A JP 8456398 A JP8456398 A JP 8456398A JP 8456398 A JP8456398 A JP 8456398A JP H11281884 A JPH11281884 A JP H11281884A
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optical system
open
distance measurement
imaging optical
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Masataka Hamada
正隆 浜田
Akio Kaneuma
章夫 金馬
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用するレンズの開放F値に応じて、画面中
心から離れたより広い範囲にある被写体又は被写体の部
分に合焦を可能とする焦点位置検出装置を提供する。 【解決手段】 第1の開放F値(例えばF6.7)の撮
像光学系の瞳を透過した光束が到達しうる第1の範囲3
0内に設けられた第1の測距センサ群31〜34と、第
1の開放F値よりも小さな第2の開放F値(例えばF
4)の撮像光学系により被写体からの光束が到達しうる
第2の範囲40内で、かつ第1の領域30を除く範囲に
設けられた第2の測距センサ群41及び42とを設け、
第2の開放F値及びそれよりも開放F値の小さい撮像光
学系が装着された場合に第1の測距センサ群31〜34
及び第2の測距センサ群41及び42を用いて撮像光学
系の合焦動作を行い、第2の開放F値よりも大きな開放
F値の撮像光学系が装着された場合に第1の測距センサ
群31〜34を用いて撮像光学系の合焦動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AF一眼レフカメ
ラ等に用いられる撮像光学系の焦点位置検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、AF一眼レフカメラ等に用い
られている焦点位置検出装置の基本的構成を図12及び
図13を用いて説明する。図12に示すように、焦点位
置検出装置20は、撮像光学系10の予定焦点面11の
後方に設けられており、撮像光学系10を通過した光束
を集光するコンデンサレンズ21と、絞りマスク22
と、再結像レンズ23と、CCDラインセンサ等の光電
変換素子アレイ24と、光電変換素子アレイ24上に結
像された2つの被写体像の相対的な位置関係を検出する
ことにより合焦位置からのずれ量及びずれの方向を演算
する演算回路25等で構成されている。
【0003】撮像光学系10の焦点位置が被写体に一致
している、すなわち合焦している場合、光電変換素子ア
レイ24上に結像された2つの被写体像の間隔は一定
(合焦時の間隔をL0とする)であり、いわゆる前ピン
の場合の2つの被写体像の間隔はL0よりも狭く、一方
いわゆる後ピンの場合の2つの被写体像の間隔はL0よ
りも広い。従って、光電変換素子アレイ24上の2つの
被写体像の間隔を検出することにより合焦又は非合焦を
知ることができると共に、非合焦状態ではデフォーカス
の量と方向を知ることができる。
【0004】AF一眼レフカメラは、さまざまな焦点距
離や開放F値の撮像光学系を有するレンズ(撮像光学
系、絞り機構、撮像光学系の繰り出し機構等を含む完成
品としての交換レンズ)を装着することができる。図1
3において、実線で示すような開放F値がF2.8やF
4等のように小さい(明るい)撮像光学系10aを用い
た場合よりも、一点鎖線で示すような開放F値がF5.
6やF6.7等のように大きい(暗い)撮像光学系10
bを用いた場合の方が、絞りマスク22の位置に達する
被写体からの光束の断面径(撮像光学系の瞳の径)が小
さい。従って、絞りマスク22の一対の開口部22aの
位置は、このカメラにおいて使用可能な全ての交換レン
ズに対応できるように、最も開放F値の大きい撮像光学
系(例えばF6.7)に対応するように設けられてい
る。
【0005】また、近年のAF一眼レフカメラでは、被
写体が画面中心部にある場合だけでなく、画面中心から
離れた位置にある場合にも焦点位置検出が可能なよう
に、例えば図14に示すように複数の測距領域31〜3
4が設定されている。また、各測距領域31〜34ごと
に、それぞれ測距センサを構成するコンデンサレンズ2
1、絞りマスク22、再結像レンズ23及び光電変換素
子アレイ24が設けられている。なお、一般的には、各
測距領域31〜34に対応するコンデンサレンズ群、絞
りマスク群、再結像レンズ群及び光電変換素子アレイ群
はそれぞれ一体化され、さらにこれら全体を結合してモ
ジュール化されている。
【0006】なお、図14において、矩形枠Aはカメラ
の画枠又はファインダーにおける視野、すなわち画面を
表す。また、円30は開放F値の大きい撮像光学系(例
えばF6.7)により被写体からの光束が到達しうる範
囲(以下、第1の範囲30とする)を表し、円40は開
放F値の小さい撮像光学系(例えばF4)により被写体
からの光束が到達しうる範囲(以下、第2の範囲40と
する)を表す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
焦点位置検出装置では、使用可能な交換レンズのうち最
も開放F値の大きい撮像光学系(例えばF6.7)に対
応するため、測距領域31〜34は、最も開放F値の大
きい撮像光学系(F6.7)により被写体からの光束が
到達しうる第1の範囲30内、すなわち比較的光軸に近
い範囲内に限定されていた。これは、開放F値の小さい
撮像光学系(例えばF4)を装着した場合でも同様であ
り、本来その撮像光学系により被写体からの光束が到達
しうる第2の範囲40内に被写体がある場合であって
も、その被写体に対して合焦させることができないとい
う問題点を有していた。
【0008】本発明は、上記従来例の問題を解決するた
めになされたものであり、使用するレンズの撮像光学系
の開放F値に応じて、被写体に合焦可能な範囲を光軸か
らより離れた領域に拡大しうる焦点位置検出装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の焦点位置検出装置は、第1の開放F値の撮
像光学系により被写体からの光束が到達しうる第1の範
囲内に設けられた第1の測距センサ群と、少なくとも一
部分が第1の開放F値よりも小さな第2の開放F値の撮
像光学系により被写体からの光束が到達しうる第2の範
囲内で、かつ前記第1の領域を除く範囲に設けられた第
2の測距センサ群とを具備し、第2の開放F値及びそれ
よりも開放F値の小さい撮像光学系が装着された場合に
第1の測距センサ群及び第2の測距センサ群を用いて撮
像光学系の合焦動作を行い、第2の開放F値よりも大き
な開放F値の撮像光学系が装着された場合に第1の測距
センサ群を用いて撮像光学系の合焦動作を行う。
【0010】すなわち、例えば第1の開放F値をF6.
7、第2の開放F値をF4とすると、開放F値がF2.
8やF4等のように第2の開放F値及びそれよりも開放
F値の小さい撮像光学系が装着された場合、第1の測距
センサ群及び第2の測距センサ群に含まれる全ての測距
センサに被写体からの光束が到達するので、これら全て
の測距センサを用いて合焦動作を行う。一方、開放F値
がF5.6等のように第2の開放F値よりも大きな開放
F値の撮像光学系が装着された場合、第2の測距センサ
群には被写体からの光束が到達しないので、第1の測距
センサ群を用いてレンズの合焦動作を行う。後者の場
合、従来例と変わらないが、前者の場合、画面中心より
もより離れた位置にある被写体又は被写体の部分に撮像
光学系の焦点を合わせることが可能となる。なお、図1
2に示す焦点位置検出の原理から明らかなように、測距
センサを構成する光電変換素子アレイの一部の画素に光
束が到達しない場合、測距不能となる。従って、第1の
領域と第2の領域にまたがる測距センサは第2の測距セ
ンサ群に含まれる。
【0011】上記構成において、第1の測距センサ群
は、画面を縦方向及び横方向にそれぞれ略3等分して形
成された9つの領域の内、中央の領域に対応する位置に
設けてもよい。
【0012】また、画面中心から離れた点を中心とし
て、撮像光学系の光軸に対してサジタル方向及びメリデ
ィオナル方向に配置された2つの測距センサにより構成
される十字センサを具備し、メリディオナル方向の測距
センサを第1の測距センサ群に含み、サジタル方向の測
距センサを第2の測距センサ群に含むように構成しても
良い。この構成により、第2の開放F値及びそれよりも
開放F値の小さい開放F値を有する撮像光学系が装着さ
れた場合、画面中心から離れた位置(撮像光学系の光軸
外)に設けられた十字センサにより測距が可能となる。
一方、第2の開放F値よりも大きな開放F値を有する撮
像光学系が装着された場合、サジタル方向の測距センサ
は機能せず、メリディオナル方向の一文字センサとして
測距可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の焦点位置検出装置の各実
施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。ま
ず、本発明の焦点位置検出装置の各実施形態が用いられ
るAF一眼レフカメラの一構成例を図1に示す。
【0014】カメラボディ100のほぼ中央には、光軸
Lに対して略45度傾斜した主ミラー111、主ミラー
111の背面に設けられ、主ミラー111の傾斜に対し
て略90度傾斜した補助ミラー112等を具備するミラ
ーボックス110が設けられている。ミラーボックス1
10の上部には、焦点板121、プリズム122、接眼
レンズ123、表示素子124等を具備するファインダ
ー120が設けられている。ファインダー120の上部
には、フラッシュ光を発光させるための発光ユニット1
70が設けられている。
【0015】ミラーボックス110の底部(ファインダ
120とは反対側)には、焦点位置検出装置140、調
光センサ150、AF駆動ユニット160、及び必要に
応じてリレーレンズ151等が設けられている。ミラー
ボックス110の背面(レンズ200とは反対側)とフ
ィルム面1との間には、シャッターユニット130が設
けられている。AFCPU301及び配線302等が設
けられたフレキシブルプリント基板300は、カメラボ
ディ100の隙間等に設けられている。
【0016】レンズ200は、撮像光学系201、撮像
光学系201を保持する鏡胴202、鏡胴202を光軸
Lに平行な方向Aに駆動するレンズ駆動機構203、レ
ンズの焦点距離、F値(開放F値、AF用開放F値、最
小F値等)等を記憶し、カメラボディ100側のAFC
PU301に出力するレンズCPU204等を具備す
る。なお、以下の各実施形態の説明において、レンズ2
00の撮像光学系201は第1の開放F値(例えばF
6.7)と同じ又はそれよりも小さい開放F値を有し、
オートフォーカス可能とする。
【0017】なお、AF用開放F値とは自動焦点調節の
際に用いる開放F値であり、必ずしも実際の撮像光学系
の開放F値とは一致しない。例えば接写用の50mm/
F2.8のレンズでは、AF用開放F値としてF5.6
を用いる。従って、撮像光学系の第1の開放F値及び第
2の開放F値とは、それぞれ撮像光学系の開放F値及び
AF用の開放F値の両方を含む広い概念である。
【0018】主ミラー111は、撮像光学系201によ
る光束の大部分を焦点板121方向に反射し、残りの部
分を透過させる。補助ミラー112は主ミラー111を
透過した光束を焦点位置検出装置140に導く。プリズ
ム122は、焦点板121上の像の左右を反転させ接眼
部レンズ123を介して撮影者の目に導く。
【0019】プリズム122の出射面近傍には、測光ユ
ニット180が設けられている。測光ユニット180
は、集光レンズ及びフォトダイオード等の光電変換素子
を含み、被写体2の輝度に対応する信号をAFCPU3
01に出力する。表示素子124は、発光ダイオード等
の発光素子及び液晶表示素子等を含み、レンズの焦点が
被写体2に合っている状態(合焦状態)や、シャッター
速度、レンズの絞り値等を表示する。
【0020】発光ユニット170は、発光エネルギーを
蓄積するためのコンデンサ(図示せず)、コンデンサを
充電するための充電回路(図示せず)、コンデンサに蓄
積された電気エネルギーを放電し、光エネルギーに変換
する発光管171、発光管171によるフラッシュ光を
カメラ前方に反射する反射板172、フラッシュ光を所
定の範囲に集光又は拡散するためのフレネルレンズ17
3等を具備する。調光センサ150は、例えば集光レン
ズ及びフォトダイオード等の光電変換素子を含み、発光
ユニット170によるフラッシュ光の発光中に、フィル
ム1からの反射光を検出し、その光量に対応する信号を
AFCPU301に出力する。AFCPU301は、調
光センサ150からの信号に基づいて、フィルム1の露
光量が所定値に達したと判断すると、発光ユニット17
0の発光を停止させる。
【0021】AF駆動ユニット160は、DCモータ
ー、ステッピングモータ、超音波モータ等のアクチュエ
ータ、アクチュエータの回転方向及び回転数等を検出し
てAFCPU301に出力するエンコーダ、アクチュエ
ータの回転数を減速するための減速系等(図示せず)を
含み、出力軸161を介してレンズ駆動機構203に連
結されている。レンズ駆動機構203は、例えばヘリコ
イド及びヘリコイドを回転させるギヤ等(図示せず)で
構成され、AF駆動ユニット160のアクチュエータの
駆動力により、撮像光学系201及び鏡胴202を一体
的に矢印A方向に移動させる。撮像光学系201及び鏡
胴202の移動方向及び移動量は、それぞれアクチュエ
ータの回転方向及び回転数に従う。
【0022】(第1の実施形態)本発明の焦点位置検出
装置の第1の実施形態について、図2から図6を参照し
つつ説明する。
【0023】図2に示す焦点位置検出装置140におい
て、視野マスク141は、撮像光学系201からの距離
がフィルム1と相対的に等しい位置の近傍に設けられて
おり、撮像光学系201からの入射光束のうち、焦点位
置検出装置140に入射する光束を制限する。視野マス
ク141は、後述する各測距領域31〜34、41及び
42(図3参照)に対応する5つの開口141a〜14
1eを有する。
【0024】視野マスク141の後方には、視野マスク
141の各開口141a〜141eに対応する5つのコ
ンデンサレンズ群142a〜142eを一体化したコン
デンサレンズ142が設けられている。また、コンデン
サレンズ142の後方にはミラー143が設けられてお
り、視野マスク141及びコンデンサレンズ142を透
過した光束を、複数の開口を有する絞りマスク144、
複数の再結像レンズ群を一体化したレンズアレイ145
及び複数の光電変換素子アレイ群を一体化した検出素子
146に入射させる。
【0025】さらに、視野マスク141、コンデンサレ
ンズ142、ミラー143、絞りマスク144、レンズ
アレイ145及び検出素子146は、図示しないフレー
ム等に一体的に結合され、モジュール化されている。ま
た、各測距領域31〜34、41及び42に対応する絞
りマスク、再結像レンズ及び光電変換素子アレイは、そ
れぞれ測距センサを構成する。なお、以下の実施形態に
おいても同様である。
【0026】第1の実施形態の場合、装着されたレンズ
200の撮像光学系201の開放F値に応じて、被写体
に合焦可能な範囲を光軸からより離れた領域に拡大すべ
く、例えば図3に示すように、第1の開放F値(例えば
F6.7)の撮像光学系201の瞳を通過した被写体か
らの光束(以下、測距用光束とする)が到達しうる第1
の範囲30内に設定された第1の測距領域群31〜34
と、第1の範囲30の外側で、かつ第1の開放F値より
も小さな第2の開放F値(例えばF4)の撮像光学系2
01の瞳を通過した測距用光束が到達しうる第2の範囲
40内に設定された第2の測距領域群41及び42を有
する。
【0027】第1の測距領域群のうち、画面中央部に設
けられた2つの測距領域31及び32はそれぞれ画面の
横方向及び縦方向に対応し、画面中央部の被写体又は被
写体の部分に合焦させるために、十字をなすようにサジ
タル方向に設定されている。また、測距領域33及び3
4は、それぞれ第1の領域30内で画面中心(又は撮像
光学系210の光軸)から可能な限り離れた位置にある
被写体又は被写体の部分に合焦させるために、メリディ
オナル方向に設定されている。これら4つの第1の測距
領域群31〜34に対応する第1の測距センサ群は、装
着されたレンズ200の撮像光学系201の開放F値に
関わらず、常に使用される。なお、図3から明らかなよ
うに第1の測距領域群31〜34及びそれに対応する第
1の測距センサ群は、画面を縦方向及び横方向にそれぞ
れ略3等分して形成された9つの領域の内、中央の領域
に設けられている。
【0028】第2の測距領域群41及び42は、測距領
域33及び34による場合よりもさらに画面中心から離
れた位置にある被写体又は被写体の部分に合焦させるた
めに設定されている。第1の実施形態では、例えばメリ
ディオナル方向に設定されている。第2の測距領域群4
1及び42に対応する第2の測距センサ群は、装着され
たレンズ200の撮像光学系201の開放F値が、第1
の開放F値(例えばF6.7)よりも小さな第2の開放
F値(例えばF4)又はそれよりもさらに小さな開放F
値(例えば、F1.4、F2、F2.8、F3.5等)
である場合に使用される。
【0029】第1の実施形態における絞りマスク144
の開口、レンズアレイ145の各再結像レンズ及び検出
素子146の光電変換素子アレイの配置を、それぞれ図
4(a)〜(c)に示す。図4(c)から明らかなよう
に、第1の測距領域群31〜34及び第2の測距領域群
41及び42に対応する測距センサは、それぞれ画面中
心を通る縦軸V又は横軸Hに対して対称な2つの光電変
換素子アレイ146a及び146bからなる。この光電
変換素子アレイの構造に対応して、絞りマスク144の
開口144a及び144b、レンズアレイ145の再結
像レンズ145a及び145bも、それぞれ画面中心を
通る縦軸V又は横軸Hに対して対称に配置されている。
【0030】次に、撮像光学系201の瞳を通過した測
距用光束が、検出素子146の光電変換素子アレイに到
達する様子を図5に示す。なお、図示を簡単にするた
め、視野マスク141、ミラー143、絞りマスク14
4及び再結像レンズ(レンズアレイ)145は省略す
る。また、図中Fはフィルム面を表す。
【0031】第1の領域30内の領域30Aを通過した
光束は、図中一点鎖線で示すように進み、図3における
第1の測距領域33に対応する光電変換素子アレイ14
6Aに到達するが、撮像光学系201の絞りによりけら
れてしまい、第2の測距領域41に対応する光電変換素
子アレイ146Bには到達しない。同様に、第1の領域
30の外側で、かつ第2の領域40内の領域40Aを通
過した光束は、図中実線で示すように進み、第2の測距
領域41に対応する光電変換素子アレイ146Bに到達
する。なおこの光束40Aは第1の測距領域33に対応
する光電変換素子アレイ146Aにも到達する。
【0032】従って、装着されたレンズ200の撮像光
学系201の開放F値が第2の開放F値(例えばF4)
よりも大きい場合、第2の測距領域群41及び42に対
応する測距センサでは測距することができず、第2の測
距領域群41又は42に位置する被写体又は被写体の部
分に対して合焦させることはできない。逆に、装着され
たレンズ200の撮像光学系201の開放F値が第2の
開放F値(例えばF4)と同じか又はそれよりも小さい
場合、第2の測距領域群41及び42に対応する測距セ
ンサで測距することができ、画面上で第2の測距領域群
41又は42に位置する被写体又は被写体の部分に対し
て合焦させることが可能となる。
【0033】次に、第1の実施形態の動作について、図
6に示すフローチャートを参照しつつ説明する。先ず、
カメラボディ100にレンズ200を装着し、メインス
イッチをオンすると(ステップS100)、AFCPU
301はレンズCPU204に記憶されているAF用開
放F値を読み取り(ステップS105)、読み取ったA
F用開放F値が第2の開放F値と同じか又はそれよりも
小さいか否かを判断する(ステップS110)。AF用
開放F値が第2の開放F値と同じ又はそれよりも小さい
場合(ステップS110でYES)、AFCPU301
は、第1の測距領域群31〜34に対応する第1の測距
センサ群(特に光電変換素子アレイ)及び第2の測距領
域群41及び42に対応する第2の測距センサ群を使用
するように設定する(ステップS115)。一方、AF
用開放F値が第2の開放F値よりも大きい場合(ステッ
プS110でNO)、AFCPU301は、第1の測距
領域群31〜34に対応する第1の測距センサ群のみを
使用するように設定する(ステップS120)。
【0034】第1の測距センサ群及び第2の測距センサ
群又は第1の測距センサ群のみのいずれかが設定される
と、AFCPU301はこれらの測距センサ群を用いて
測距を行い、デフォーカス量及びレンズの駆動方向を演
算する(ステップS125)。さらに、AFCPU30
1は、演算したデフォーカス量及びレンズの駆動方向を
用いてレンズ駆動機構203を制御し、撮像光学系20
1を移動させる(ステップS130)。
【0035】撮像光学系201の移動が完了すると、A
FCPU301は、測距センサ群を用いて撮像光学系2
01が合焦したか否かを判断する(ステップS13
5)。合焦していない場合(ステップS135でN
O)、AFCPU301は、再度デフォーカス量及びレ
ンズの駆動方向を演算し(ステップS125)、撮像光
学系201を移動させる(ステップS130)。一方、
合焦している場合(ステップS135でYES)、合焦
動作を終了し(ステップS140)、次の動作、例えば
シャッターレリーズボタンがオンされるのを待つ。
【0036】複数の測距領域を用いた焦点位置検出の場
合、各測距領域ごとにデフォーカス量を演算し、複数の
デフォーカス量の中から実際に撮像光学系201の移動
を制御するための1つのデフォーカス量を決定する。一
例として、上記撮像光学系201のF値が第2の開放F
値(例えばF4)よりも小さい場合、演算回路148
は、第1の測距領域群31〜34及び第2の測距領域群
41及び42にそれぞれ対応する測距センサを用いて各
測距領域ごとのデフォーカス量を演算し、これらのデフ
ォーカス量を比較して、例えばカメラに最も近いデータ
を最終デフォーカス量として出力する(近位置優先方
式)。上記撮像光学系201のF値が第2の開放F値
(例えばF4)よりも大きい場合も同様に、演算回路1
48は、第1の測距領域群31〜34にそれぞれ対応す
る測距センサ群を用いて各測距領域ごとのデフォーカス
量を演算し、これらのデフォーカス量を比較して、例え
ばカメラに最も近いデータを最終デフォーカス量として
出力する。
【0037】(第2の実施形態)本発明の焦点位置検出
装置の第2の実施形態について、図7及び図8を参照し
つつ説明する。なお、第1の実施形態の焦点位置検出装
置と共通する部分については、その説明を省略する。
【0038】図7から明らかなように、第2の実施形態
では、装着されたレンズ200の撮像光学系の開放F値
が第2の開放F値(例えばF4)と同じか又はそれより
も小さい場合、画面中心を通る横軸H上に3つの十字セ
ンサを構成するように、第1の測距領域群31〜34及
び第2の測距領域群41及び42が設定されている。
【0039】第1の測距領域群のうち、画面中心から離
れた位置に設定されている測距領域33及び34は、そ
れぞれ第1の領域30内で画面中心(又は撮像光学系2
10の光軸)から可能な限り離れた位置にある被写体又
は被写体の部分に合焦させるために、メリディオナル方
向に設定されているとともに、第2の測距領域群41及
び42と十字センサを構成すべく、第1の実施形態の場
合よりも若干第1の領域30内の外側に位置する。ま
た、第2の測距領域群41及び42は、第1の実施形態
の場合と異なり、サジタル方向に設定されている。
【0040】第2の測距領域群41及び42は第1の領
域30と第2の領域40にまたがるため、装着されたレ
ンズ200の撮像光学系201の開放F値が第2の開放
F値(例えばF4)よりも大きい場合であっても、これ
らの第2の測距領域群41及び42に少なくとも光束の
一部(場合によっては光束の全部)が到達する。しかし
ながら、図12に示す焦点位置検出原理から明らかなよ
うに、第2の測距領域群41及び42に対応する測距セ
ンサ(光電変換素子アレイ)の全ての画素に光束が到達
しなければ測距できないため、光束のけられによる測距
不能の可能性を排除すべく、第2の測距領域群41及び
42に対応する測距センサ群は、第2の開放F値と同じ
か又はそれよりも小さい開放F値のレンズが装着された
場合にのみ使用する。
【0041】次に、第2の実施形態における絞りマスク
144の開口、レンズアレイ145の各再結像レンズ及
び検出素子146の光電変換素子アレイの配置を、それ
ぞれ図8(a)〜(c)に示す。図8(c)から明らか
なように、第1の測距領域群31〜34及び第2の測距
領域群41及び42に対応する測距センサ(光電変換素
子アレイ)は、それぞれ3つの十字センサを構成するよ
うに、横軸H上、縦軸V上、及び縦軸Vに平行で、かつ
対称な2つの軸V1及びV2上にそれぞれ設けられてい
る。この光電変換素子アレイの構造に対応して、絞りマ
スク144の開口144a及び144b、レンズアレイ
145の再結像レンズ145a及び145bも、それぞ
れ横軸Hと縦軸V、軸V1及びV2との交点をそれぞれ
中心として放射状に配置されている。
【0042】このように、第2の開放F値と同じか又は
それよりも小さい開放F値のレンズが装着され、例えば
画面中心から離れた位置にある被写体又は被写体に部分
のコントラストがサジタル方向とメリディオナル方向で
異なる場合等であっても、いずれかコントラストの高い
方向の測距センサを用いて焦点位置検出を行うことがで
き、測距不能の可能性が小さくなる。
【0043】(第3の実施形態)本発明の焦点位置検出
装置の第3の実施形態について、図9を参照しつつ説明
する。第3の実施形態は、第1の実施形態の構成に、さ
らに横軸Hに対して平行で、かつ対称に配置された測距
領域及びそれらに対応する測距センサを追加したもので
ある。なお、第1の実施形態の焦点位置検出装置と共通
する部分については、その説明を省略する。
【0044】図9(a)に示すように、第1の領域30
内において、縦軸Vと横軸Hに対して平行で、かつ対称
な2つの軸H1及びH2の交点近傍に、第1の測距領域
群に属する2つの測距領域35及び36が横軸Hに対し
て平行に設けられている。第1の測距領域群31〜36
及びそれらに対応する第1の測距センサ群は、画面Aを
縦方向及び横方向にそれぞれ略3等分して形成された9
つの領域の内の中央の領域にほぼ位置するように設定さ
れている。但し、厳密にこの領域内でなくても良い。ま
た、第1の領域30の外側で、かつ第2の領域40内の
軸H1及びH2上には、第2の測距領域群に属する4つ
の測距領域43〜46が横軸Hに対して平行に設けられ
ている。
【0045】第1の測距領域群31〜36及び第2の測
距領域群41〜46にそれぞれ対応する光電変換素子ア
レイの配置を図9(b)に示す。この構成によれば、画
面中央部及び画面中心から離れた位置に計12個の測距
領域を設定しているので、画面中心から離れた位置ある
被写体又は被写体の部分に合焦させる可能性が高くな
る。また、検出素子146上に形成される全ての光電変
換素子アレイ146a及び146bが、縦軸V又は横軸
Hのいずれかに平行であるので、検出素子146の製造
が比較的容易となる。
【0046】(第4の実施形態)本発明の焦点位置検出
装置の第4の実施形態について、図10を参照しつつ説
明する。第4の実施形態は、第2の実施形態の構成に、
画面中心から離れた位置に複数の測距領域を設定したも
のである。なお、第2の実施形態の焦点位置検出装置と
共通する部分については、その説明を省略する。
【0047】図10(a)から明らかなように、第2の
実施形態と同様に、画面中心を通る横軸H上に3つの十
字センサ31、32、33、41、34、42が配列さ
れていると共に、画面中心を中心とする複数の同心円の
円周上に測距領域35、36、43〜48が設定されて
いる。
【0048】第1の測距領域群に属する測距領域35及
び36は、第1の領域30内で、横軸Hに対して平行
で、かつ対称な2つの軸H1及びH2と縦軸Vとの交点
近傍に、横軸Hに対して平行に設けられている。また、
第1の測距領域群31〜36及びそれらに対応する測距
センサ群が、画面Aを縦方向及び横方向にそれぞれ略3
等分して形成された9つの領域の内の中央の領域にほぼ
位置する。第1の測距領域群に属する4つの測距領域3
3〜36は、実質的に画面中心を中心とする同心円の円
周上に配置されている。
【0049】同様に、第2の測距領域群に属する4つの
測距領域43〜46は、画面中心を中心とする同心円の
円周の接線方向、すなわちメリディオナル方向に配置さ
れている。また、第2の測距領域群に属する2つの測距
領域47及び48は、第2の領域40の最外周近傍で、
かつ縦軸Vに対して平行に設けられている。測距領域4
7及び46も、実質的に画面中心を中心とする同心円の
円周上に配置されている。
【0050】第1の測距領域群31〜36及び第2の測
距領域群41〜48にそれぞれ対応する光電変換素子ア
レイの配置を図10(b)に示す。この構成によれば、
画面中央部及び画面中心から離れた位置に計14個の測
距領域を設定しているので、画面中心から離れた位置あ
る被写体又は被写体の部分に合焦させる可能性が高くな
る。また、第2の実施形態と同様に、画面中心から離れ
た位置にある被写体又は被写体の部分のコントラストが
画像のサジタル方向とメリディオナル方向において異な
る場合等において、いずれかコントラストの高い方向の
測距センサを用いて焦点位置検出を行うことができ、測
距不能の可能性が小さくなる。
【0051】(第5の実施形態)本発明の焦点位置検出
装置の第5の実施形態について、図11を参照しつつ説
明する。第5の実施形態も、第2の実施形態の構成に、
画面中心から離れた位置に複数の測距領域を設定したも
のである。なお、第2又は第4の実施形態の焦点位置検
出装置と共通する部分については、その説明を省略す
る。
【0052】図11(a)から明らかなように、第2の
実施形態と同様に、画面中心を通る横軸H上に3つの十
字センサ31、32、33、41、34、42が配列さ
れていると共に、縦軸V又は横軸Hに対して平行な複数
の測距領域35、36、43〜48が設定されている。
第4の実施形態と異なり、第1の測距領域群に属する測
距領域35と第2の測距領域群に属する測距領域43及
び45は、それぞれ軸H1に沿って隣接するように、か
つ横軸Hに平行に設けられている。同様に、第1の測距
領域群に属する測距領域36と第2の測距領域群に属す
る測距領域44及び46は、それぞれ軸H1に沿って隣
接するように、かつ横軸Hに平行に設けられている。そ
の他は第4の実施形態の場合と同様である。
【0053】第1の測距領域群31〜36及び第2の測
距領域群41〜48にそれぞれ対応する光電変換素子ア
レイの配置を図11(b)に示す。この構成によれば、
画面中央部及び画面中心から離れた位置に計14個の測
距領域を設定しているので、画面中心から離れた位置あ
る被写体又は被写体の部分に合焦させる可能性が高くな
る。また、第2の実施形態と同様に、画面中心から離れ
た位置にある被写体又は被写体の部分のコントラストが
画像のサジタル方向とメリディオナル方向において異な
る場合等において、いずれかコントラストの高い方向の
測距センサを用いて焦点位置検出を行うことができ、測
距不能の可能性が小さくなる。また、第3の実施形態と
同様に、検出素子146上に形成される全ての光電変換
素子アレイ146a及び146bが、縦軸V又は横軸H
のいずれかに平行であるので、検出素子146の製造が
比較的容易となる。
【0054】(その他の実施形態)上記各実施形態で
は、第1の開放F値としてF6.7、第2の開放F値と
してF4を例示したが、これに限定されるものではな
く、その他の開放F値であっても良い。また、単にレン
ズ200の撮像光学系201の開放F値と称している
が、前述のように、撮像光学系の開放F値と自動焦点調
節の際に用いる開放F値とは必ずしも一致しない。従っ
て、撮像光学系201の第1の開放F値及び第2の開放
F値は、それぞれ撮像光学系の実際の開放F値及びAF
用の開放F値の両方を含むことは言うまでもない。ま
た、上記各実施形態では、焦点位置検出装置を用いる装
置の一例としてAF一眼レフカメラについて説明した
が、これに限定されるものではなく、レンズ交換が可能
なビデオカメラ等、その他の装置にも用いることができ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の焦点位置
検出装置によれば、第1の開放F値の撮像光学系により
被写体からの光束が到達しうる第1の範囲内に設けられ
た第1の測距センサ群と、少なくとも一部分が第1の開
放F値よりも小さな第2の開放F値の撮像光学系により
被写体からの光束が到達しうる第2の範囲内で、かつ前
記第1の領域を除く範囲に設けられた第2の測距センサ
群とを具備し、第2の開放F値及びそれよりも開放F値
の小さい撮像光学系が装着された場合に第1の測距セン
サ群及び第2の測距センサ群を用いて撮像光学系の合焦
動作を行い、第2の開放F値よりも大きな開放F値の撮
像光学系が装着された場合に第1の測距センサ群を用い
て撮像光学系の合焦動作を行うので、第2の開放F値及
びそれよりも開放F値の小さい撮像光学系が装着された
場合、第1の測距センサ群及び第2の測距センサ群に含
まれる全ての測距センサに被写体からの光束が到達する
ので、これら全ての測距センサを用いて合焦動作を行う
ことができる。その結果、より広い範囲の被写体に対し
て合焦させることが可能となる。一方、第2の開放F値
よりも大きな開放F値の撮像光学系が装着された場合、
第2の測距センサ群には被写体からの光束が到達しない
ので、従来例と同様に第1の測距センサ群を用いてレン
ズの合焦動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の焦点位置検出装置の各実施形態が用
いられるAF一眼レフカメラの一構成例を示す図であ
る。
【図2】 本発明の焦点位置検出装置の第1の実施形態
の構成を示す斜視図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態における画面上での
測距領域の配置を示す図である。
【図4】 (a)は第1の実施形態における絞りマスク
の開口を示す図、(b)は同再結像レンズの配置を示す
図、(c)は同光電変換素子アレイの配置を示す図であ
る。
【図5】 第1の実施形態において、撮像光学系の瞳を
通過した光束が測距センサの撮像光学系アレイに到達す
る様子を示す図である。
【図6】 第1の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図7】 本発明の第2の実施形態における画面上での
測距領域の配置を示す図である。
【図8】 (a)は第2の実施形態における絞りマスク
の開口を示す図、(b)は同再結像レンズの配置を示す
図、(c)は同光電変換素子アレイの配置を示す図であ
る。
【図9】 (a)は本発明の第3の実施形態における画
面上での測距領域の配置を示す図であり、(b)はその
光電変換素子アレイの配置を示す図である。
【図10】 (a)は本発明の第4の実施形態における
画面上での測距領域の配置を示す図であり、(b)はそ
の光電変換素子アレイの配置を示す図である。
【図11】 (a)は本発明の第5の実施形態における
画面上での測距領域の配置を示す図であり、(b)はそ
の光電変換素子アレイの配置を示す図である。
【図12】 従来の焦点位置検出装置の構成及び検出原
理を示す図である。
【図13】 F値の異なる2つの撮像光学系による入射
光束の違いを示す図である。
【図14】 従来の焦点位置検出装置における画面上で
の測距領域の配置を示す図である。
【符号の説明】
31〜36:第1の測距領域群 41〜48:第2の測距領域群 140 :焦点位置検出装置 141 :視野マスク 142 :コンデンサレンズ 143 :ビームスプリッタ 144 :絞りマスク 144a、144b:開口 145 :レンズアレイ 145a、145b:再結像レンズ 146 :検出素子 146a、146b:光電変換素子アレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の開放F値の撮像光学系により被写
    体からの光束が到達しうる第1の範囲内に設けられた第
    1の測距センサ群と、少なくとも一部分が第1の開放F
    値よりも小さな第2の開放F値の撮像光学系により被写
    体からの光束が到達しうる第2の範囲内で、かつ前記第
    1の領域を除く範囲に設けられた第2の測距センサ群と
    を具備し、第2の開放F値及びそれよりも開放F値の小
    さい撮像光学系が装着された場合に第1の測距センサ群
    及び第2の測距センサ群を用いて撮像光学系の合焦動作
    を行い、第2の開放F値よりも大きな開放F値の撮像光
    学系が装着された場合に第1の測距センサ群を用いて撮
    像光学系の合焦動作を行うことを特徴とする焦点位置検
    出装置。
  2. 【請求項2】 第1の測距センサ群は、画面を縦方向及
    び横方向にそれぞれ略3等分して形成された9つの領域
    の内、中央の領域に対応する位置に設けたことを特徴と
    する請求項1記載の焦点位置検出装置。
  3. 【請求項3】 画面中心から離れた点を中心として、撮
    像光学系の光軸に対してサジタル方向及びメリディオナ
    ル方向に配置された2つの測距センサにより構成される
    十字センサを具備し、メリディオナル方向の測距センサ
    を第1の測距センサ群に含み、サジタル方向の測距セン
    サを第2の測距センサ群に含むことを特徴とする請求項
    1又は2記載の焦点位置検出装置。
JP8456398A 1997-02-09 1998-03-30 焦点位置検出装置 Withdrawn JPH11281884A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015043026A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法

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