JPH085854Y2 - 開閉体の駆動制御装置 - Google Patents

開閉体の駆動制御装置

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JPH085854Y2
JPH085854Y2 JP2439290U JP2439290U JPH085854Y2 JP H085854 Y2 JPH085854 Y2 JP H085854Y2 JP 2439290 U JP2439290 U JP 2439290U JP 2439290 U JP2439290 U JP 2439290U JP H085854 Y2 JPH085854 Y2 JP H085854Y2
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勝也 松田
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日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、サンルーフやスライドドアのように摺動し
て車体開口部を開閉する開閉体の駆動制御装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、開閉体の駆動制御装置としては、実開平1−98
723号公報に開示されたものが提案されている。この装
置には、車体の開口縁部にリミットスイッチが配設され
ており、開閉体であるサンルーフには、全開位置となっ
た時点及び全閉位置となった時点で前記リミットスイッ
チに当接する凸部が設けられている。したがって、サン
ルーフが全閉位置又は全開位置に到達して、前記凸部が
リミットスイッチに当接すると、該リミットスイッチは
オフとなり、前記サンルーフの駆動手段であるモータの
電源回路が遮断される。その結果、前記モータが停止
し、サンルーフは全開位置又は全閉位置にて、停止する
のである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の装置にあっては、前
述のように、車体の開口縁部に配設されたリミットスイ
ッチに、サンルーフに設けられた凸部を当接させること
により、モータの電源回路を遮断するよう構成されてい
る。したがって、組み付け誤差や車体振動等により、サ
ンルーフの車体開口部に対する摺動軌跡が変位すると、
該サンルーフに設けられている凸部が、車体の開口縁部
に配設されたリミットスイッチに精度よく当接すること
が困難となる。
このため、サンルーフが全開位置あるいは全閉位置に
到達しても、前記凸部がリミットスイッチに当接し得
ず、該リミットスイッチはオン状態を維持してしまう。
その結果、サンルーフの全開及び全閉後も、引き続きモ
ータが回転し、これにより、該モータに過剰な負荷がか
かり、モータが破損するおそれがあった。
本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたも
のであり、リミットスイッチの作動に依存することな
く、サンルーフの全開位置又は全閉位置への到達に応じ
て、駆動手段の停止制御を行うことを可能にした開閉体
の駆動制御装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために本考案にあっては、駆動手
段により駆動されて摺動し、車体開口部を開閉する開閉
体において、該開閉体が全閉位置から開方向に摺動した
際の開作動時間と、全開位置から閉方向に摺動した際の
閉作動時間とを、各々計測する計測手段が設けられると
ともに、該計測手段により計測された各作動時間が、開
最大作動時間と閉最大作動時間に達したとき、前記駆動
手段を停止させる制御手段が設けられている。
ここで、前記開最大作動時間は、前記開閉体が全閉位
置から全開位置まで移動するに要する所要時間を所定時
間上回る時間であって、また、前記開最大作動時間は、
前記開閉体が全開位置から全閉位置まで移動するに要す
る所要時間を所定時間上回る時間である。
[作用] 前記構成において、駆動手段が作動すると、開閉体は
摺動し、これによって車体開口部は開閉される。このと
き、開閉体が全閉位置から開方向に作動した場合には、
計測手段により開作動時間が計測され、この計測された
開作動時間が予め設定された閉最大作動時間に達したと
き、前記駆動手段は停止する。また、開閉体が全開位置
から閉方向に作動した場合には、このときの閉作動時間
が計測手段により計測され、この計測された開作動時間
が予め設定されている閉最大作動時間に達したとき、前
記駆動手段は停止する。
すなわち、駆動手段は予め設定されている開最大作動
時間又は閉最大作動時間内において作動し、開閉体を開
方向及び閉方向に駆動する。このとき、前記開最大作動
時間は前述のように前記開閉体が全閉位置から全開位置
まで移動するまでに要する所要時間を、所定時間をもっ
て上回る時間であることから、この開最大動作時間にて
前記駆動手段が作動すれば、開閉体は確実に全開位置に
到達する。
しかも、前記開最大動作時間は、前記所要時間に対し
て、所定時間だけ上回る値であることから、前記開閉体
が全開位置に到達した後においては、駆動手段は前記所
定時間をもって、作動するのみであって、これを経過す
れば駆動手段は停止する。
また、前記閉最大作動時間に関しても同様であって、
閉最大動作時間をもって駆動手段が作動すれば、開閉体
は確実に全閉位置に到達するとともに、開閉体が全閉位
置に到達した後、前記所定時間を経過すれば駆動手段は
停止する。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面にしたがって説
明する。すなわち、第2図に示したように車体1のルー
フ2には、開口部3が設けられており、該開口部3には
全閉位置Pcから全開位置Poまで摺動自在な、開閉体たる
サンルーフ4が設けられている。該サンルーフ4には、
第3図に示した駆動手段としてのモータ5が連係されて
おり、該モータ5は第1リレー6の可動接点7と第2リ
レー8の可動接点9とに接続されているとともに、該第
1、第2各リレー6,7のコイル10、11は、一端がバッテ
リの陽極に接続され、かつ、他端が制御手段たるコント
ローラ12の出力ポートに接続されている。
該コントローラ12は、マイクロコンピュータであっ
て、計測手段としての開時間タイマ13と閉時間タイマ14
とが内蔵されている。前記開時間タイマ13は、前記サン
ルーフ4が全閉位置Pcから全開位置Po方向に移動した際
の開作動時間Toを計測し、また、前記閉時間タイマ14
は、前記前記サンルーフ4が全開位置Poから全閉位置Pc
方向に移動した際の開作動時間Tcを計測する機能を有し
ている。
また、前記コントローラ12の入力ポートには、閉時リ
ミットスイッチ15と開時リミットスイッチ16とが接続さ
れており、前記閉時リミットスイッチ15は常時はオフで
あって、前記サンルーフ4が全閉位置Pcに到達したとき
オンとなり、また、前記開時リミットスイッチ16も常時
はオフであって、サンルーフ4が全開位置Poに到達した
ときオンとなるように構成されている。
さらに、前記コントローラ12の入力ポートには、サン
ルーフスイッチ19が接続されており、該サンルーフスイ
ッチ19には、閉スイッチ接点17と開スイッチ接点18とが
設けられている。
次に、以上の構成にかかる本実施例の動作について、
第1図に示したフローチャートに従って説明する。な
お、このフローチャートにおいて、TMOは開最大移動時
間であり、第2図に示したようにサンルーフ4が全閉位
置Pcから全開位置Poに移動するに必要な所要時間βを所
定時間αだけ上回る時間であって、例えば前記所要時間
βが10秒、所定時間αを5秒とすると、前記開最大移動
時間TMOは15秒である。
ここで、前記所要時間βは、想定される悪条件下でサ
ンルーフ4を摺動させた場合において、該サンルーフ4
が全閉位置PcからPoに到達するまでの時間である。具体
的には、全開位置Pc側が下方となり全開位置Poが上方と
なるように坂道に停車した状態で、かつ、定格出力12V
のバッテリの電圧が9V程度に低下している条件下で、サ
ンルーフ4を全閉位置Pcから全開位置Poまで摺動させた
ときの所要時間である。
また、TMCは閉最大移動時間であり、サンルーフ4が
全開位置Poから全閉位置Pcに移動するに必要な所要時間
γを所定時間αだけ上回る時間であって、例えば前記所
要時間γが10秒、所定時間αを5秒とすると、前記開最
大移動時間TMCは15秒である。ここで、所要時間γは、
前述とは逆に、全開位置Po側が下方となり全閉位置Pcが
上方となるように坂道に停車した状態で、かつ定格出力
12Vのバッテリの電圧が9V程度に低下している条件下
で、サンルーフ4を全開位置Poから全閉位置Pcまで摺動
させたときの所要時間である。
かかるフローチャートにおいて、前記サンルーフスイ
ッチ19をオンにすると、ステップ101の判別はYESとなっ
て、次にサンルーフスイッチ19のオンが開スイッチ接点
18側においてオンとなったか否かが判別される(ステッ
プ102)。この判別がYESであって、前記開スイッチ接点
18がオンとなるように操作されたとすると、第1リレー
6のコイル10が励磁され、該第1リレー6の可動接点7
がバッテリに接続された固定接点に接触する。したがっ
て、モータ5は正回転を開始し、これにより、サンルー
フ4は全閉位置Pcから全開位置Po方向への摺動、すなわ
ち開作動を開始する(ステップ103)。
すると、前記開時間タイマ13は、前記開作動時間Toの
積算を行うとともに、前記閉時間タイマ14は閉作動時間
Tcの減算を行う(ステップ104)。つまり、開時間タイ
マ13にあっては、例えば秒単位でサンルーフ4の全開位
置Po方向への移動時間、より具体的にはモータ5の作動
時間を計測するとともに、閉時間タイマ14にあっては、
前記閉最大作動時間TMC(本実施例では15秒)からの減
算を行うのである。
次に、開時リミットスイッチ16がオンとなったか否か
を判別し(ステップ105)、この判別がNOであれば、さ
らに「To=TMO」の判別、すなわち開作動時間Toが開最
大作動時間TMO(=15秒)に到達するまでカウントアッ
プしたか否かを判別し、この判別がNOであれば、ステッ
プ101にリターンし、該ステップ101からステップ106の
ループを繰り返す。
そして、このループ実行中において、ステップ105の
判別がYESになると、開時リミットスイッチ16は正常に
機能しており、また、該開時リミットスイッチ16のオン
作動のみにより、サンルーフ4が全開位置Poに到達した
ことが判明する。しがたって、この時点で既に開時間タ
イマ13により、積算を行う必要がなくなってしまったこ
とから、開時間タイマ13をストップさせるとともに(ス
テップ107)、前記第1リレー6のコイル10を消磁状態
にして、モータ5の電源回路を遮断し、サンルーフ4を
停止させ(ステップ108)、さらに、減算を行っていた
閉時間タイマ14をリセットする(ステップ109)。
一方、サンルーフ4が全開位置Poに到達した後におい
ても、ステップ105のNOである状態が続く場合は、前記
開時リミットスイッチ16が正常に作動していない場合で
あり、その場合には、ステップ106の判別がYESとなるま
で、ステップ101〜106のループが繰り返される。そし
て、開動作時間Toが開最大作動時間TMOに到達すること
より、ステップ106の判別がYESになると、前述したステ
ップ107,108,109の処理が実行され、サンルーフ4は全
開位置Poにて停止する。
すなわち、モータ5は前記閉時リミットスイッチ13が
正常に機能しない場合であっても、前記開最大作動時間
TMO(15秒)においてのみ作動し、その後停止する。こ
のとき、前記開最大作動時間TMO(15秒)は前述のよう
にサンルーフ4が全閉位置Pcから全開位置Pまで移動す
るまでに要する所要時間β(10秒)を、さらに所定時間
α(5秒)上回る時間であることから、この開最大動作
時間TMO(15秒)をもって前記モータ5が作動すれば、
サンルーフ4は確実に全閉位置Pcから全開位置Poに到達
する。
しかも、前記前記開最大動作時間TMO(15秒)は、前
記所要時間β(10秒)に対して、所定時間α(5秒)だ
け上回る値に過ぎないことから、前記サンルーフ4が全
開位置Poに到達した後においては、モータ5は前記所定
時間α(5秒)をもって、作動するのみである。よっ
て、モータ5に長時間に亙って過剰な負荷がかかるよう
なことはなく、開時リミットスイッチ15が正常に作動し
ない場合におけるモータ5の破損を未然に防止すること
ができる。
一方、このようにサンルーフ4が全開位置Poにある状
態において、前記サンルーフスイッチ19をオンにする
と、ステップ101の判別はYESとなって、次にサンルーフ
スイッチ19のオンが開スイッチ接点18側においてオンと
なったか否かが判別される(ステップ102)。この判別
がNOであって、閉スイッチ接点17がオンとなるように操
作されたとすると、第2リレー8のコイル11が励磁さ
れ、該第2リレー8の可動接点9がバッテリに接続され
た固定接点に接触する。
したがって、モータ5は逆回転を開始し、これによ
り、サンルーフ4は全開位置Poから全閉位置Pc方向への
摺動、すなわち閉作動を開始する(ステップ110)。す
ると、前記開時間タイマ13は、前記開作動時間Toの減算
を行うとともに、前記閉時間タイマ14は閉作動時間Tcの
積算を行う(ステップ111)。
次に、閉時リミットスイッチ16がオンとなったか否か
を判別し(ステップ112)、この判別がNOであれば、さ
らに「Tc=TMC」の判別、すなわち閉作動時間Tcが開最
大作動時間TMC(=15秒)に到達するまでカウントアッ
プしたか否かを判別し、この判別がNOであれば、ステッ
プ101にリターンし、該ステップ101,102,110〜113のル
ープを繰り返す。
そして、このループ実行中において、ステップ112の
判別がYESになると、閉時リミットスイッチ15は正常に
機能しており、また、該閉時リミットスイッチ15のオン
作動のみにより、サンルーフ4が全閉位置Pcに到達した
ことが判明する。したがって、この時点で既に閉時間タ
イマ14により、積算を行う必要がなくなってしまったこ
とから、閉時間タイマ14をストップさせるとともに(ス
テップ114)、前記第2リレー8のコイル11を消磁状態
にして、モータ5の電源回路を遮断し、サンルーフ4を
停止させ(ステップ115)、さらに、減算を行っていた
開時間タイマ13をリセットする(ステップ116)。
一方、サンルーフ4が全閉位置Pcに到達した後におい
ても、ステップ112がNOである状態が続く場合は、前記
閉時リミットスイッチ15が正常に作動していない場合で
あり、その場合には、ステップ113の判別がYESとなるま
で、ステップのループ101,102,110〜113が繰り返され
る。そして、閉動作時間Tcが閉最大作動時間TMCに到達
することより、ステップ113の判別がYESになると、前述
したステップ114,115,116の処理が実行され、サンルー
フ4は全閉位置Pcにて停止する。
すなわち、モータ5は前記閉時リミットスイッチ15が
正常に機能しない場合であっても、前記閉最大作動時間
TMC(15秒)においてのみ作動し、その後停止する。こ
のとき、前記開最大作動時間TMC(15秒)は前述のよう
にサンルーフ4が全開位置Poから全閉位置Pcまで移動す
るまでに要する所要時間γ(10秒)を、さらに所定時間
α(5秒)上回る時間であることから、この閉最大動作
時間TMC(15秒)をもって前記モータ5が作動すれば、
サンルーフ4は確実に全開位置Poから全開位置Pcに到達
する。
しかも、前記前記閉最大動作時間TMC(15秒)は、前
記所要時間γ(10秒)に対して、所定時間α(5秒)だ
け上回る値に過ぎないことから、前記サンルーフ4が全
閉位置Pcに到達した後においては、モータ5は前記所定
時間α(5秒)をもって、作動するのみである。よっ
て、開時においても前述した閉時と同様に、モータ5に
長時間に亙って過剰な負荷がかかるようなこともなく、
開時リミットスイッチ15が正常に作動しない場合におけ
るモータ5の破損を未然に防止することができる。
また、このように開時リミットスイッチ16や閉時リミ
ットスイッチ15に依存することなく、サンルーフ4が全
開位置Po及び全閉位置Pcに到達した後、確実にモータ5
を停止させ得ることから、あえて、開時リミットスイッ
チ15と閉時リミットスイッチ16とを設ける必要もなく、
装置の低コスト化を図ることができるのである。
なお、前記ステップ101〜106のループ又はステップ10
1,102,110〜113のループが繰り返されている状態におい
て、サンルーフスイッチ19をオフにすると、ステップ10
1の判別がNOとなって、第1リレー6のコイル10が消磁
され、サンルーフ4は停止する(ステップ117)。した
がって、このときサンルーフ4が開時である場合には開
時間タイマ13は積算を停止し、かつ、閉時間タイマ14は
減算を停止するとともに、閉時である場合には、開時タ
イマ13は減算を停止し、かつ閉時タイマ14は積算を停止
する。しかし、各タイマ13,14の積算値及び減算値は、
リセットされることなく、そのまま放置される。
したがって、再度サンルーフスイッチ19を閉スイッチ
接点17側、若しくは開スイッチ接点18側にオンにした時
には、前記積算値又は減算値を起点として、引き続き減
算及び積算が開始される。よって、このように途中でサ
ンルーフ4を一旦停止させた場合であっても、引き続い
て積算及び減算がなされることにより、開作動時間Toと
閉鎖同時間Tcとを支障なく計測することができ、サンル
ーフ4が全開位置Po及び全閉位置Pcに到達した後におい
て、モータ5を確実に停止させることができる。
また、前述した実施例においては、開閉体としてサン
ルーフ4を示したが、これに限ることなく、スライドド
アのようにモータ等の駆動手段により、駆動されて摺動
し、車体開口部を開閉する他の開閉体においても、適用
し得ることは勿論であるとともに、5秒、10秒、15秒等
の実数値は一例であって、サンルーフ4の動作特性に応
じて適切な値に設定すればよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、開閉体の開作動時間
と、閉作動時間とが、前記開閉体の全閉位置から全開位
置までの移動所要時間を所定時間上回る開最大作動時間
と、全開位置から全閉位置までの移動所要時間を所定時
間上回る閉最大作動時間に達したとき、開閉体の駆動手
段を停止させるようにした。
したがって、前記開閉体の全開位置及び全閉位置を検
出するリミットスイッチが、正常に作動しない場合であ
っても、該リミットスイッチに依存することなく、開閉
体が全開位置及び全閉位置に到達した後に、駆動手段を
停止させることができる。よって、駆動手段に過剰な負
荷がかかるようなこともなく、リミットスイッチが正常
に作動しない場合における駆動手段の破損を未然に防止
することができる。
また、このようにリミットスイッチに依存することな
く、開閉体が全閉位置及び全閉位置に到達した後、駆動
手段を停止させ得ることから、あえて、開時に作動する
リミットスイッチと閉時に作動するリミットスイッチと
を設ける必要もなく、装置の低コスト化を図ることがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例にかかる開閉体の駆動制御
装置の制御内容を示すフローチャート、 第2図は、同実施例の制御に用いられる値を示す説明
図、 第3図は、同実施例の回路図である。 1……車体、3……開口部、4……サンルーフ(開閉
体)、5……モータ(駆動手段)、12……コントローラ
(制御手段)、13……開時間タイマ、14……閉時間タイ
マ、15……閉時リミットスイッチ、16……開時リミット
スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動手段により駆動されて摺動し、車体開
    口部を開閉する開閉体において、該開閉体が全閉位置か
    ら開方向に摺動した際の開作動時間と、全開位置から閉
    方向に摺動した際の閉作動時間とを、各々計測する計測
    手段が設けられるとともに、該計測手段により計測され
    たに各作動時間が、前記開閉体の全閉位置から全開位置
    までの移動所要時間を所定時間上回る開最大作動時間
    と、全開位置から全閉位置までの移動所要時間とを所定
    時間上回る閉最大作動時間に達したとき、前記駆動手段
    を停止させる制御手段が設けられたことを特徴とする開
    閉体の駆動制御装置。
JP2439290U 1990-03-10 1990-03-10 開閉体の駆動制御装置 Expired - Fee Related JPH085854Y2 (ja)

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