JP2520865Y2 - 自動車用サンルーフのモータ制御装置 - Google Patents
自動車用サンルーフのモータ制御装置Info
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- JP2520865Y2 JP2520865Y2 JP1989148715U JP14871589U JP2520865Y2 JP 2520865 Y2 JP2520865 Y2 JP 2520865Y2 JP 1989148715 U JP1989148715 U JP 1989148715U JP 14871589 U JP14871589 U JP 14871589U JP 2520865 Y2 JP2520865 Y2 JP 2520865Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は自動車用サンルーフのモータ制御装置に関
するものである。
するものである。
(従来の技術) 一般に、チルト機能を備えた自動車用サンルーフにあ
っては、、例えば、第11図に示す如くリッド101は後方
が上昇したチルトアップの状態と、第12図に示す如く全
閉状態となるチルトダウンの状態とが得られるようにな
っており、リッド101の全周にはウェザーストリップ等
のシール部材103が設けられた構造となっている。
っては、、例えば、第11図に示す如くリッド101は後方
が上昇したチルトアップの状態と、第12図に示す如く全
閉状態となるチルトダウンの状態とが得られるようにな
っており、リッド101の全周にはウェザーストリップ等
のシール部材103が設けられた構造となっている。
(考案が解決しようとする課題) 前記した如くリッドはチルトダウンすることで全閉状
態が得られるもので、この時のシール性能はシール部材
103がルーフ開口105の開口縁107と強く弾接し合うこと
で確保されるためシール部材103はルーフ開口105より外
へ張り出す形状となっている。
態が得られるもので、この時のシール性能はシール部材
103がルーフ開口105の開口縁107と強く弾接し合うこと
で確保されるためシール部材103はルーフ開口105より外
へ張り出す形状となっている。
したがって、第10図に示す如くチルトダウンした時に
開口縁107と強く圧接し合う抵抗によってシール部材103
の先端が変形してしまい、リッド101が正規の全閉位置
に停止しなかったり、またシール部材103とルーフパネ
ル109との間に段差dができる等見栄えが悪くなる問題
があった。このために、例えば、特開昭59-202934号公
報記載の如くカム機構を使って第13図に示す如く一たん
全閉位置を通過させた後、再び上昇させて変形が起きな
いよう全閉を図る手段が知られているが、カム機構を利
用するため部品点数が増えるようになる。また、作動の
円滑化を図るためにカム機構の制御面の角度をゆるくす
ると前後に長くなる等作動範囲が拡大し能率が悪くなる
し、逆に制御面の角度を強くすると作動範囲が短くなる
反面、制御面を越えるのに強い力が必要となり動きも円
滑化を欠く等の問題を招来する。
開口縁107と強く圧接し合う抵抗によってシール部材103
の先端が変形してしまい、リッド101が正規の全閉位置
に停止しなかったり、またシール部材103とルーフパネ
ル109との間に段差dができる等見栄えが悪くなる問題
があった。このために、例えば、特開昭59-202934号公
報記載の如くカム機構を使って第13図に示す如く一たん
全閉位置を通過させた後、再び上昇させて変形が起きな
いよう全閉を図る手段が知られているが、カム機構を利
用するため部品点数が増えるようになる。また、作動の
円滑化を図るためにカム機構の制御面の角度をゆるくす
ると前後に長くなる等作動範囲が拡大し能率が悪くなる
し、逆に制御面の角度を強くすると作動範囲が短くなる
反面、制御面を越えるのに強い力が必要となり動きも円
滑化を欠く等の問題を招来する。
そこで、この考案はカム機構等を使用しなくてもリッ
ドの制御を可能にすると共に検出スイッチ領域の薄形化
が図れ、しかも段差の起きない自動車用サンルーフのモ
ータ制御装置を提供することを目的としている。
ドの制御を可能にすると共に検出スイッチ領域の薄形化
が図れ、しかも段差の起きない自動車用サンルーフのモ
ータ制御装置を提供することを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案は、駆動モータ
の正転と逆転とによって少なくともリッドの後方が上昇
するチルトアップの状態と、チルトアップから下降し全
閉状態となるチルト機能を備えた自動車用サンルーフに
おいて、前記リッドが全閉位置に達したことを検出する
検出時と、リッドが全閉位置を越えて下降したフラップ
ダウン位置にあることを検出する非検出時とに切換え可
能な全閉検出スイッチと、全閉検出スイッチが検出時か
ら非検出時に切換った時に所定時間オン状態を保持する
タイマー回路と、第1スイッチ接点の閉成により全閉位
置のリッドが上昇するよう駆動モータの回転を正転制御
するチルトアップ制御回路と、第2スイッチ接点の閉成
によりチルトアップ状態のリッドが下降するように駆動
モータの回転を逆転制御すると共に前記タイマー回路が
オンしている間、フラップダウンの位置までリッドが下
降するよう駆動モータの逆転を保持し、所定時間経過後
タイマー回路のオフによりフラップダウン位置から全閉
位置までリッドが上昇するよう駆動モータの回転を逆転
から正転に切換え、制御し、前記全閉検出スイッチが非
検出時から検出時に切換ったとき駆動モータの回転を停
止制御するチルトダウン制御回路とを備えている。
の正転と逆転とによって少なくともリッドの後方が上昇
するチルトアップの状態と、チルトアップから下降し全
閉状態となるチルト機能を備えた自動車用サンルーフに
おいて、前記リッドが全閉位置に達したことを検出する
検出時と、リッドが全閉位置を越えて下降したフラップ
ダウン位置にあることを検出する非検出時とに切換え可
能な全閉検出スイッチと、全閉検出スイッチが検出時か
ら非検出時に切換った時に所定時間オン状態を保持する
タイマー回路と、第1スイッチ接点の閉成により全閉位
置のリッドが上昇するよう駆動モータの回転を正転制御
するチルトアップ制御回路と、第2スイッチ接点の閉成
によりチルトアップ状態のリッドが下降するように駆動
モータの回転を逆転制御すると共に前記タイマー回路が
オンしている間、フラップダウンの位置までリッドが下
降するよう駆動モータの逆転を保持し、所定時間経過後
タイマー回路のオフによりフラップダウン位置から全閉
位置までリッドが上昇するよう駆動モータの回転を逆転
から正転に切換え、制御し、前記全閉検出スイッチが非
検出時から検出時に切換ったとき駆動モータの回転を停
止制御するチルトダウン制御回路とを備えている。
(作用) かかるモータ制御装置においては、第1スイッチ接点
の閉成によりチルトアップ制御回路が働らいて駆動モー
タは正転制御され全閉位置のリッドは後方が上昇するチ
ルトアップの状態が得られるようになる。
の閉成によりチルトアップ制御回路が働らいて駆動モー
タは正転制御され全閉位置のリッドは後方が上昇するチ
ルトアップの状態が得られるようになる。
次に、第2スイッチ接点の閉成によりチルトダウン制
御回路が働らいて駆動モータは始めに逆転制御され、チ
ルトアップのリッドは下降する。そして、リッドが全閉
位置を通過してフラップダウンの位置に到着すると、オ
フとなるタイマー回路によって駆動モータは逆転から正
転に制御されリッドはフラップダウンの位置から再び上
昇し全閉状態となる。と同時に、全閉検出スイッチの検
出信号によって駆動モータは停止する。このため、常に
正規の全閉位置に停止して、段差は発生しなくなると共
にカム機構等の機能部品も不必要となる。しかも、全閉
検出スイッチは一つで済むため検出スイッチ領域の薄形
化が図れる。
御回路が働らいて駆動モータは始めに逆転制御され、チ
ルトアップのリッドは下降する。そして、リッドが全閉
位置を通過してフラップダウンの位置に到着すると、オ
フとなるタイマー回路によって駆動モータは逆転から正
転に制御されリッドはフラップダウンの位置から再び上
昇し全閉状態となる。と同時に、全閉検出スイッチの検
出信号によって駆動モータは停止する。このため、常に
正規の全閉位置に停止して、段差は発生しなくなると共
にカム機構等の機能部品も不必要となる。しかも、全閉
検出スイッチは一つで済むため検出スイッチ領域の薄形
化が図れる。
(実施例) 以下、第1図乃至第7図の図面を参照しながらこの考
案の一実施例を詳細に説明する。
案の一実施例を詳細に説明する。
第3図において1は自動車用のルーフ開口3に設けら
れたリッドを示している。リッド1の外周縁には、リッ
ド1の全閉時にルーフ開口縁3aと弾接してシールの確保
を図るウェザーストリップ等のシール部材4が装着され
ると共にリッド1はギヤ部が形成された一対の駆動ワイ
ヤ5,5を介して駆動モータ7と連動連結している。
れたリッドを示している。リッド1の外周縁には、リッ
ド1の全閉時にルーフ開口縁3aと弾接してシールの確保
を図るウェザーストリップ等のシール部材4が装着され
ると共にリッド1はギヤ部が形成された一対の駆動ワイ
ヤ5,5を介して駆動モータ7と連動連結している。
駆動モータ7はチルト操作スイッチTSとスライド操作
スイッチSLとによって正転及び逆転可能でルーフパネル
9の内側で、かつ、モータ軸心Xが車幅方向に沿って配
置され、後述する第1・第2伝達ギヤ系11・12を内蔵す
るケース本体13のフランジ15にボルト16によって固着さ
れている。
スイッチSLとによって正転及び逆転可能でルーフパネル
9の内側で、かつ、モータ軸心Xが車幅方向に沿って配
置され、後述する第1・第2伝達ギヤ系11・12を内蔵す
るケース本体13のフランジ15にボルト16によって固着さ
れている。
駆動モータ7の出力軸にはウォーム17が設けられ、ウ
ォーム17にはウォームホイールとなる主動ギヤ19が前記
軸心Xと直交して噛み合っている。
ォーム17にはウォームホイールとなる主動ギヤ19が前記
軸心Xと直交して噛み合っている。
主動ギヤ19は主軸21に遊嵌され、主軸21は軸受部材23
を介してケース本体13と軸心W方向に摺動自在に両端支
持されると共に両軸端は外部に露出している。主動ギヤ
19と対向し合う従動側となる駆動ギヤ25は主軸21と一体
に固着されている。
を介してケース本体13と軸心W方向に摺動自在に両端支
持されると共に両軸端は外部に露出している。主動ギヤ
19と対向し合う従動側となる駆動ギヤ25は主軸21と一体
に固着されている。
主動ギヤ19と駆動ギヤ25は摩擦クラッチ27によって締
結力が制御され、駆動ギヤ25側に負荷が作用した時に前
記摩擦クラッチ27によって滑りが発生し、駆動モータ7
に許容範囲を越える負荷が働かないようになっている。
結力が制御され、駆動ギヤ25側に負荷が作用した時に前
記摩擦クラッチ27によって滑りが発生し、駆動モータ7
に許容範囲を越える負荷が働かないようになっている。
即ち、主動ギヤ19と駆動ギヤ25との間にはワッシャ29
が装着され、ワッシャ29は主動ギヤ19側に固着してい
る。また、主動ギヤ19と前記主軸21のフランジ部31との
間にはワッシャ30を挾んでリング状のクラッチ部材33と
クラッチばね35が設けられ、リッド1のスライド開口完
了時、又はチルトアップ完了時において、クラッチ部材
33が滑り主軸21に対する動力が遮断されるようになる。
が装着され、ワッシャ29は主動ギヤ19側に固着してい
る。また、主動ギヤ19と前記主軸21のフランジ部31との
間にはワッシャ30を挾んでリング状のクラッチ部材33と
クラッチばね35が設けられ、リッド1のスライド開口完
了時、又はチルトアップ完了時において、クラッチ部材
33が滑り主軸21に対する動力が遮断されるようになる。
駆動ギヤ25には前記第1伝達ギヤ系11を構成する先頭
の第1ギヤ37が噛み合っている。第1ギヤ37は、ケース
本体13と両端支持された第1ギヤ軸39に遊嵌されると共
に第2ギヤ軸41に固着された第2ギヤ43と噛み合い、排
水樋9aの形状に影響を及ぼすことのない噛み合い状態が
確保されている。
の第1ギヤ37が噛み合っている。第1ギヤ37は、ケース
本体13と両端支持された第1ギヤ軸39に遊嵌されると共
に第2ギヤ軸41に固着された第2ギヤ43と噛み合い、排
水樋9aの形状に影響を及ぼすことのない噛み合い状態が
確保されている。
第2ギヤ軸41は軸受部材45,45を介してケース本体13
に回転自在に両端支持され、一方の軸端はケース本体13
から外方へ突出している。突出した第2ギヤ軸41の軸端
部には前記駆動ワイヤ5,5のギヤ部と噛み合う第3ギヤ4
7が固着され、第3ギヤの正転又は逆転によって駆動ワ
イヤ5,5が移動し、駆動ワイヤ5,5の移動で前記リッド1
の後端側が上昇するチルト制御及び車体前後方向のスラ
イド制御が可能となる。
に回転自在に両端支持され、一方の軸端はケース本体13
から外方へ突出している。突出した第2ギヤ軸41の軸端
部には前記駆動ワイヤ5,5のギヤ部と噛み合う第3ギヤ4
7が固着され、第3ギヤの正転又は逆転によって駆動ワ
イヤ5,5が移動し、駆動ワイヤ5,5の移動で前記リッド1
の後端側が上昇するチルト制御及び車体前後方向のスラ
イド制御が可能となる。
一方、主軸21に装着された駆動ギヤ25の下部にサブギ
ヤ49が一体に設けられ、サブギヤ49には第2伝達ギヤ系
12を構成する先頭の第1ギヤ51が噛み合い、第1ギヤ51
は、ケース本体13に両端支持されたギヤ部59を有する第
1ギヤ軸53に固着されると共に、ギヤ部57には回転体駆
動ギヤ55が噛み合っている。回転体駆動ギヤ55は回転体
59と一体に形成され、回転体59の回転軸61はケース本体
13に両端支持されている。
ヤ49が一体に設けられ、サブギヤ49には第2伝達ギヤ系
12を構成する先頭の第1ギヤ51が噛み合い、第1ギヤ51
は、ケース本体13に両端支持されたギヤ部59を有する第
1ギヤ軸53に固着されると共に、ギヤ部57には回転体駆
動ギヤ55が噛み合っている。回転体駆動ギヤ55は回転体
59と一体に形成され、回転体59の回転軸61はケース本体
13に両端支持されている。
回転体59の外周面には、全閉検知スイッチLS-1のスイ
ッチ端子S1が接触し合うスライド制御面が形成されて
いる。
ッチ端子S1が接触し合うスライド制御面が形成されて
いる。
全閉検知スイッチLS-1は、第2図で示す如くチルト制
御時の全閉までと、フラップダウン位置から全閉位置に
到達した時に第1、第2接点C1、C2に切換え可能とな
っている。
御時の全閉までと、フラップダウン位置から全閉位置に
到達した時に第1、第2接点C1、C2に切換え可能とな
っている。
全閉検出スイッチLS-1のスイッチ本体に設けられた貫
通孔にはブラケット70を介してボルト73が貫通し、ボル
ト73のねじ部はケース本体13に螺合している。また、ブ
ラケット70の取付孔は回転軸61に遊嵌している。
通孔にはブラケット70を介してボルト73が貫通し、ボル
ト73のねじ部はケース本体13に螺合している。また、ブ
ラケット70の取付孔は回転軸61に遊嵌している。
第1図は制御回路を示しており、この制御回路におい
て、R1,R2はモータリレーコイルを、R3,R4,R5,R6,R7,R
8,R9,R10はリレーコイルを、Tはタイマー回路をそれぞ
れ示している。
て、R1,R2はモータリレーコイルを、R3,R4,R5,R6,R7,R
8,R9,R10はリレーコイルを、Tはタイマー回路をそれぞ
れ示している。
タイマー回路Tは二つのタイマーオープン接点T-Aと
三つのタイマークローズ接点T-Bとを有し、電流が充填
される所定時間はオフ状態を維持した後に充填電流が流
れるオン状態となり、タイムラグを有してオン・オフと
なる。このオンの時には、タイマーオープン接点T-Aは
クローズに、タイマークローズ接点T-Bはオープンにそ
れぞれ切換え可能となっている。タイマー回路Tの一端
は電源となるプラス回路BTと、他端はリレー接点R5-Aを
介してアースとなるマイナス回路Gとそれぞれ接続して
いる。また、第1のタイマークローズ接点T-Bの一端は
プラス回路BTと、他端はモータリレーコイルR1とそれぞ
れ接続している。
三つのタイマークローズ接点T-Bとを有し、電流が充填
される所定時間はオフ状態を維持した後に充填電流が流
れるオン状態となり、タイムラグを有してオン・オフと
なる。このオンの時には、タイマーオープン接点T-Aは
クローズに、タイマークローズ接点T-Bはオープンにそ
れぞれ切換え可能となっている。タイマー回路Tの一端
は電源となるプラス回路BTと、他端はリレー接点R5-Aを
介してアースとなるマイナス回路Gとそれぞれ接続して
いる。また、第1のタイマークローズ接点T-Bの一端は
プラス回路BTと、他端はモータリレーコイルR1とそれぞ
れ接続している。
第2のタイマークローズ接点T-Bはリレー接点R4-Aと
直列に接続し一端はモータリレーコイルR1及びリレー接
点R7-Bと、他端はリレー接点R5-Aを介してマイナス回路
とそれぞれ接続している。さらに、第3のタイマークロ
ーズ接点T-Bは、リレー接点R6-Aと並列に接続され、そ
の一端はリレーコイルR7と、他端はリレー接点R7-Aとそ
れぞれ接続している。
直列に接続し一端はモータリレーコイルR1及びリレー接
点R7-Bと、他端はリレー接点R5-Aを介してマイナス回路
とそれぞれ接続している。さらに、第3のタイマークロ
ーズ接点T-Bは、リレー接点R6-Aと並列に接続され、そ
の一端はリレーコイルR7と、他端はリレー接点R7-Aとそ
れぞれ接続している。
一方、タイマーオープン接点T-Aはリレー接点R2-Aと
並列接続していて、その一端はリレー接点R4-B及びスラ
イドクローズ制御回路SLCとそれぞれ接続し、他端はリ
レー接点R5-Aを介してマイナス回路Gと接続している。
並列接続していて、その一端はリレー接点R4-B及びスラ
イドクローズ制御回路SLCとそれぞれ接続し、他端はリ
レー接点R5-Aを介してマイナス回路Gと接続している。
また、第2のタイマーオープン接点T-Aはリレー接点R
9-Aと並列接続し、その一端はリレーコイルR9と、他端
はマイナス回路Gとそれぞれ接続している。
9-Aと並列接続し、その一端はリレーコイルR9と、他端
はマイナス回路Gとそれぞれ接続している。
モータリレーコイルR1は、ノーマルオープンのリレー
接点R1-Aと、ノーマルクローズのリレー接点R1-Bとを有
している。モータリレーコイルR1の一端は、タイマー回
路Tのクローズ接点T-Bを介して電源側となるプラス回
路BTと、他端は直列に接続されたリレー接点R7-B、R10-
Aを介してアース側となるマイナス回路Gとにそれぞれ
接続し、モータリレーコイルR1に電流が流れることで励
磁される。これにより、一方のリレー接点R1-Aはクロー
ズとなり、他方のリレー接点R1-Bはオープンの状態に切
換可能となる。
接点R1-Aと、ノーマルクローズのリレー接点R1-Bとを有
している。モータリレーコイルR1の一端は、タイマー回
路Tのクローズ接点T-Bを介して電源側となるプラス回
路BTと、他端は直列に接続されたリレー接点R7-B、R10-
Aを介してアース側となるマイナス回路Gとにそれぞれ
接続し、モータリレーコイルR1に電流が流れることで励
磁される。これにより、一方のリレー接点R1-Aはクロー
ズとなり、他方のリレー接点R1-Bはオープンの状態に切
換可能となる。
モータリレーコイルR1のリレー接点R1-AとR1-Bは直列
接続し、接続側となる一端は駆動モータ7の第1端子7a
と接続している。また、リレー接点R1-Aの他端はプラス
回路BTと、さらに、リレー接点R1-Bの他端はマイナス回
路Gとそれぞれ接続している。
接続し、接続側となる一端は駆動モータ7の第1端子7a
と接続している。また、リレー接点R1-Aの他端はプラス
回路BTと、さらに、リレー接点R1-Bの他端はマイナス回
路Gとそれぞれ接続している。
モータリレーコイルR2は、二つのノーマルオープンの
リレー接点R2-A,R2-Aと、ノーマルクローズのリレー接
点R2-Bとを有している。モータリレーコイルR2の一端
は、プラス回路BTと接続している。他端は直列接続のリ
レー接点R4-A、R6-Aを介してマイナス回路Gと、また、
リレー接点R4-Bとそれぞれ接続し、モータリレーコイル
R2に電流が流れることで励磁される。これにより、一方
のリレー接点R2-Aはクローズとなり、他方のリレー接点
R2-Bはオープンの状態に切換可能となる。
リレー接点R2-A,R2-Aと、ノーマルクローズのリレー接
点R2-Bとを有している。モータリレーコイルR2の一端
は、プラス回路BTと接続している。他端は直列接続のリ
レー接点R4-A、R6-Aを介してマイナス回路Gと、また、
リレー接点R4-Bとそれぞれ接続し、モータリレーコイル
R2に電流が流れることで励磁される。これにより、一方
のリレー接点R2-Aはクローズとなり、他方のリレー接点
R2-Bはオープンの状態に切換可能となる。
モータリレーコイルR2のリレー接点R2-Bと一方のR2-A
とは直列接続し、接続側となる一端は駆動モータ7の第
2端子7bと接続している。また、リレー接点R2-Aの他端
はプラス回路BTと、さらに、リレー接点R2-Bの他端はマ
イナス回路Gとにそれぞれ接続している。
とは直列接続し、接続側となる一端は駆動モータ7の第
2端子7bと接続している。また、リレー接点R2-Aの他端
はプラス回路BTと、さらに、リレー接点R2-Bの他端はマ
イナス回路Gとにそれぞれ接続している。
したがって、駆動モータ7は各リレー接点R1-A,R1-B
と、R2-A,A2-Bがそれぞれクローズからオープンに、オ
ープンからクローズに切換わることで第1端子7aから第
2端子7bへ、また、第2端子7bから第1端子7aへ電流が
流れ正転又は逆転が可能となる。
と、R2-A,A2-Bがそれぞれクローズからオープンに、オ
ープンからクローズに切換わることで第1端子7aから第
2端子7bへ、また、第2端子7bから第1端子7aへ電流が
流れ正転又は逆転が可能となる。
さらに、他のノーマルオープン側のリレー接点R2-Aは
前記した如くタイマー回路Tのタイマー接点T-Aと並列
接続し合うと共に一端はリレー接点R4-B及びノーマルク
ローズ制御回路SLCと接続し合う回路とそれぞれ接続し
ている。他端はリレー接点R5-Aを介してマイナス回路G
と接続している。
前記した如くタイマー回路Tのタイマー接点T-Aと並列
接続し合うと共に一端はリレー接点R4-B及びノーマルク
ローズ制御回路SLCと接続し合う回路とそれぞれ接続し
ている。他端はリレー接点R5-Aを介してマイナス回路G
と接続している。
したがって、モータリレーコイルR2は、リレー接点R4
-A,R6-Aの回路がオフとなってもリレー接点R4-Bの回路
によって第2図に示す如くフラップダウンの位置から全
閉位置まではオンの自己保持回路GL-1が確保されるよう
になっている。
-A,R6-Aの回路がオフとなってもリレー接点R4-Bの回路
によって第2図に示す如くフラップダウンの位置から全
閉位置まではオンの自己保持回路GL-1が確保されるよう
になっている。
リレーコイルR3は、ノーマルオープンのリレー接点R3
-Aを有している。リレーコイルR3の一端はプラス回路BT
と、他端は全閉検出検出スイッチLS-1の第1接点C1と
それぞれ接続し、スイッチ端子S1はマイナス回路Gと
接続し、リレーコイルR3に電流が流れることで励磁され
る。
-Aを有している。リレーコイルR3の一端はプラス回路BT
と、他端は全閉検出検出スイッチLS-1の第1接点C1と
それぞれ接続し、スイッチ端子S1はマイナス回路Gと
接続し、リレーコイルR3に電流が流れることで励磁され
る。
これにより、リレー接点R3-Aはクローズとなる。
リレーコイルR4は、二つのノーマルオープンのリレー
接点R4-A,R4-A,R4-Aと、二つのノーマルクローズのリレ
ー接点R4-B,R4-Bとを有している。リレーコイルR4の一
端は、プラス回路BTと、他端は全閉検出スイッチLS-1の
第2接点C2とそれぞれ接続し、リレーコイルR4に電流が
流れることで励磁される。これにより、一方の各リレー
接点R4-Aはクローズに、他方の各リレー接点R4-Bはオー
プンにそれぞれ切換え可能となる。そして、ノーマルオ
ープン側となる第1のリレー接点R4-Aの一端はリレーコ
イルR1と直列に、また、リレー接点R7-B,R3-Bと並列に
接続し合うと共に他端はリレー接点R5-Aを介してマイナ
ス回路Gとそれぞれ接続している。また、第2のリレー
接点R4-Aの一端はリレーコイルR2及びリレー接点R4-B
と、他端はリレー接点R6-Aを介してマイナス回路Gとそ
れぞれ接続している。さらに、第3のリレー接点R4-Aの
一端は直列にリレーコイルR5と、並列にリレー接点R4-B
と接続し他端はリレー接点R8-Aを介してマイナス回路G
と接続している。
接点R4-A,R4-A,R4-Aと、二つのノーマルクローズのリレ
ー接点R4-B,R4-Bとを有している。リレーコイルR4の一
端は、プラス回路BTと、他端は全閉検出スイッチLS-1の
第2接点C2とそれぞれ接続し、リレーコイルR4に電流が
流れることで励磁される。これにより、一方の各リレー
接点R4-Aはクローズに、他方の各リレー接点R4-Bはオー
プンにそれぞれ切換え可能となる。そして、ノーマルオ
ープン側となる第1のリレー接点R4-Aの一端はリレーコ
イルR1と直列に、また、リレー接点R7-B,R3-Bと並列に
接続し合うと共に他端はリレー接点R5-Aを介してマイナ
ス回路Gとそれぞれ接続している。また、第2のリレー
接点R4-Aの一端はリレーコイルR2及びリレー接点R4-B
と、他端はリレー接点R6-Aを介してマイナス回路Gとそ
れぞれ接続している。さらに、第3のリレー接点R4-Aの
一端は直列にリレーコイルR5と、並列にリレー接点R4-B
と接続し他端はリレー接点R8-Aを介してマイナス回路G
と接続している。
一方、ノーマルクローズ側となる第1のリレー接点R4
-Bの一端は前記した如くリレー接点R4-Aとは並列で、リ
レーコイルR2とは直列にそれぞれ接続し、他端は、リレ
ー接点R2-A及びスライドクローズ制御回路SLCとそれぞ
れ接続している。また、第2のリレー接点R4-Bの一端
は、リレー接点R4-Aと並列で、リレーコイルR5とは直列
にそれぞれ接続し、他端は並列接続されたリレー接点R5
-A,R8-Aの一端と接続している。
-Bの一端は前記した如くリレー接点R4-Aとは並列で、リ
レーコイルR2とは直列にそれぞれ接続し、他端は、リレ
ー接点R2-A及びスライドクローズ制御回路SLCとそれぞ
れ接続している。また、第2のリレー接点R4-Bの一端
は、リレー接点R4-Aと並列で、リレーコイルR5とは直列
にそれぞれ接続し、他端は並列接続されたリレー接点R5
-A,R8-Aの一端と接続している。
したがって、リレーコイルR5はリレー接点R4-A,R8-A
を通る回路と、リレー接点R4-B及び並列接続のリレー接
点R5-A,R8-Aを通る回路とが構成され、いずれか一方が
オフの時、もう一方の回路がオンにより自己保持回路GL
-2が確保されるようになっている。
を通る回路と、リレー接点R4-B及び並列接続のリレー接
点R5-A,R8-Aを通る回路とが構成され、いずれか一方が
オフの時、もう一方の回路がオンにより自己保持回路GL
-2が確保されるようになっている。
リレーコイルR6は、二つのノーマルオープンとなるリ
レー接点R6-A,R6-Aと一つのノーマルクローズのリレー
接点R6-Bとを有している。リレーコイルR6の一端はプラ
ス回路BTと、他端はチルトアップ制御回路TLUとそれぞ
れ接続しリレーコイルR6に電流が流れることで励磁され
る。これにより、各リレー接点R6-Aはクローズにリレー
接点R6-Bはオープンに切換え可能となっている。そし
て、第1のリレー接点R6-Aの一端はリレー接点R4-Aと、
他端はマイナス回路Gとそれぞれ接続している。また、
第2のリレー接点R6-Aの一端は、リレーコイルR7と接続
し、他端はマイナス回路Gと接続している。さらに、リ
レー接点R6-Bの一端はプラス回路BTと、他端はリレー接
点R10-Bとそれぞれ直列に接続している。
レー接点R6-A,R6-Aと一つのノーマルクローズのリレー
接点R6-Bとを有している。リレーコイルR6の一端はプラ
ス回路BTと、他端はチルトアップ制御回路TLUとそれぞ
れ接続しリレーコイルR6に電流が流れることで励磁され
る。これにより、各リレー接点R6-Aはクローズにリレー
接点R6-Bはオープンに切換え可能となっている。そし
て、第1のリレー接点R6-Aの一端はリレー接点R4-Aと、
他端はマイナス回路Gとそれぞれ接続している。また、
第2のリレー接点R6-Aの一端は、リレーコイルR7と接続
し、他端はマイナス回路Gと接続している。さらに、リ
レー接点R6-Bの一端はプラス回路BTと、他端はリレー接
点R10-Bとそれぞれ直列に接続している。
リレーコイルR7は、ノーマルオープンのリレー接点R7
-Aとノーマルクローズのリレー接点R7-Bとを有してい
る。リレーコイルR7の一端はプラス回路BTと、他端はリ
レー接点R6-A及びタイマークローズ接点T-Bとそれぞれ
接続し、リレーコイルR7に電流が流れることで励磁され
る。これにより、各リレー接点R7-Aはクローズにリレー
接点R7-Bはオープンに切換え可能となっている。そし
て、ノーマルクローズ側のリレー接点R7-Bの一端はリレ
ーコイルR1及びリレー接点R4-A,及びタイマークローズ
接点T-Bとそれぞれ接続し、他端はリレー接点R10-Aを介
してマイナス回路Gと接続している。また、ノーマルオ
ープン側となるリレー接点R7-Aの一端は、タイマークロ
ーズ接点T-Bと、他端はマイナス回路Gとそれそぞれ接
続している。
-Aとノーマルクローズのリレー接点R7-Bとを有してい
る。リレーコイルR7の一端はプラス回路BTと、他端はリ
レー接点R6-A及びタイマークローズ接点T-Bとそれぞれ
接続し、リレーコイルR7に電流が流れることで励磁され
る。これにより、各リレー接点R7-Aはクローズにリレー
接点R7-Bはオープンに切換え可能となっている。そし
て、ノーマルクローズ側のリレー接点R7-Bの一端はリレ
ーコイルR1及びリレー接点R4-A,及びタイマークローズ
接点T-Bとそれぞれ接続し、他端はリレー接点R10-Aを介
してマイナス回路Gと接続している。また、ノーマルオ
ープン側となるリレー接点R7-Aの一端は、タイマークロ
ーズ接点T-Bと、他端はマイナス回路Gとそれそぞれ接
続している。
リレーコイルR8は、二つのノーマルオープンのリレー
接点R8-A,R8-Aを有している。リレーコイルR8の一端は
プラス回路BTと、他端はリレー接点R9-Bを介してチルト
ダウン制御回路TLDと接続し、リレーコイルR8に電流が
流れることで励磁される。これにより、各リレー接点R8
-Aはクローズに切換え可能となる。そして、第1のリレ
ー接点R8-Aの一端はリレー接点R4-Aと、他端はマイナス
回路Gとそれぞれ接続している。また、第2のリレー接
点R8-Aの一端は、リレー接点R5-A,R4-Bと接続すると共
に他端はマイナス回路Gと接続している。
接点R8-A,R8-Aを有している。リレーコイルR8の一端は
プラス回路BTと、他端はリレー接点R9-Bを介してチルト
ダウン制御回路TLDと接続し、リレーコイルR8に電流が
流れることで励磁される。これにより、各リレー接点R8
-Aはクローズに切換え可能となる。そして、第1のリレ
ー接点R8-Aの一端はリレー接点R4-Aと、他端はマイナス
回路Gとそれぞれ接続している。また、第2のリレー接
点R8-Aの一端は、リレー接点R5-A,R4-Bと接続すると共
に他端はマイナス回路Gと接続している。
リレーコイルR9は、ノーマルオープンのリレー接点R9
-Aとノーマルクローズのリレー接点R9-Bを有している。
リレーコイルR9は、リレー接点R10-B,R6-Bを介してプラ
ス回路BTと、他端は並列接続されたタイマーオープン接
点T-A,R9-Aを介してプラス回路Gとそれぞれ接続し、リ
レーコイルR9に電流が流れることで励磁される。これに
より、リレー接点R9-Aはクローズとなり、リレー接点R9
-Bはオープンに切換え可能となる。ノーマルオープン側
となるリレー接点R9-Aは、前記した如くタイマーオープ
ン接点T-Aと並列接続で、一端はリレーコイルR9と、他
端はマイナス回路Gと接続している。また、ノーマルク
ローズ側となるリレー接点R9-Bの一端は、リレーコイル
R8と、他端はチルトダウン制御回路TLDとそれぞれ接続
している。
-Aとノーマルクローズのリレー接点R9-Bを有している。
リレーコイルR9は、リレー接点R10-B,R6-Bを介してプラ
ス回路BTと、他端は並列接続されたタイマーオープン接
点T-A,R9-Aを介してプラス回路Gとそれぞれ接続し、リ
レーコイルR9に電流が流れることで励磁される。これに
より、リレー接点R9-Aはクローズとなり、リレー接点R9
-Bはオープンに切換え可能となる。ノーマルオープン側
となるリレー接点R9-Aは、前記した如くタイマーオープ
ン接点T-Aと並列接続で、一端はリレーコイルR9と、他
端はマイナス回路Gと接続している。また、ノーマルク
ローズ側となるリレー接点R9-Bの一端は、リレーコイル
R8と、他端はチルトダウン制御回路TLDとそれぞれ接続
している。
リレーコイルR10は、ノーマルオープンのリレー接点R
10-Aとノーマルクローズのリレー接点R10-Bを有してい
る。リレーコイルR10の一端はプラス回路BTと、他端は
スライドオープン制御回路SLPとそれぞれ接続し、リレ
ーコイルR10に電流が流れることで励磁される。これに
より、リレー接点R10-Aはクローズとなり、リレー接点R
10-Bはオープンに切換え可能となる。ノーマルオープン
側となるリレー接点R10-Aの一端はリレー接点R7-Bと他
端はマイナス回路Gと接続している。また、ノーマルク
ローズ側となるリレー接点R10-Bの一端は、リレー接点R
6-Bと、他端はリレーコイルR9とそれぞれ接続してい
る。
10-Aとノーマルクローズのリレー接点R10-Bを有してい
る。リレーコイルR10の一端はプラス回路BTと、他端は
スライドオープン制御回路SLPとそれぞれ接続し、リレ
ーコイルR10に電流が流れることで励磁される。これに
より、リレー接点R10-Aはクローズとなり、リレー接点R
10-Bはオープンに切換え可能となる。ノーマルオープン
側となるリレー接点R10-Aの一端はリレー接点R7-Bと他
端はマイナス回路Gと接続している。また、ノーマルク
ローズ側となるリレー接点R10-Bの一端は、リレー接点R
6-Bと、他端はリレーコイルR9とそれぞれ接続してい
る。
一方、チルトアップ制御回路TLUの第1スイッチ接点T
S-1とチルトダウン制御回路TLDの第2スイッチ接点TS-2
はチルト操作スイッチTSによって開閉自在に切換え制御
される。
S-1とチルトダウン制御回路TLDの第2スイッチ接点TS-2
はチルト操作スイッチTSによって開閉自在に切換え制御
される。
また、スライドクローズ制御回路SLCのスライドクロ
ーズ接点SL-1とスライドオープン制御回路SLPのスライ
ドオープン接点SL-2はスライド操作スイッチSLによって
開閉自在に切換え制御される。
ーズ接点SL-1とスライドオープン制御回路SLPのスライ
ドオープン接点SL-2はスライド操作スイッチSLによって
開閉自在に切換え制御される。
次に第1図と第2図を参照しながら動作を説明する。
リッド1の全閉時において、チルト操作スイッチTSを
操作して第1スイッチ接点TS-1を閉成にすると、リレー
コイルR6が、又、全閉位置検出スイッチLS-1によってリ
レーコイルR4がそれぞれ励磁される。
操作して第1スイッチ接点TS-1を閉成にすると、リレー
コイルR6が、又、全閉位置検出スイッチLS-1によってリ
レーコイルR4がそれぞれ励磁される。
したがって、モータリレーコイルR2が働き、駆動モー
タ7は第2端子7bから第1端子7aに電流が流れて正転
し、リッド1のチルトアップ状態が確保される。
タ7は第2端子7bから第1端子7aに電流が流れて正転
し、リッド1のチルトアップ状態が確保される。
次に、チルトアップの状態から第2スイッチ接点TS-2
を閉成にすると、リレーコイルR8、リレーコイルR5の順
に励磁される。したがって、モータリレーコイルR1が働
き、駆動モータ7は第1端子7aから第2端子7bに電流が
流れて逆転し、リッド1はチルトアップの状態から下降
する。そして、リッド1が全閉位置に到達すると全閉検
出スイッチLS-1は第2接点C2から第1接点C1に切換わ
るためリレーコイルR4は非励磁の状態となり、また、リ
レーコイルR5は自己保持回路GL-2によって励磁状態が保
持されているので、モータリレーコイルR1と直列のタイ
マークローズ接点T-Bはクローズの状態が保持されるた
め駆動モータ7の逆転状態が確保される。
を閉成にすると、リレーコイルR8、リレーコイルR5の順
に励磁される。したがって、モータリレーコイルR1が働
き、駆動モータ7は第1端子7aから第2端子7bに電流が
流れて逆転し、リッド1はチルトアップの状態から下降
する。そして、リッド1が全閉位置に到達すると全閉検
出スイッチLS-1は第2接点C2から第1接点C1に切換わ
るためリレーコイルR4は非励磁の状態となり、また、リ
レーコイルR5は自己保持回路GL-2によって励磁状態が保
持されているので、モータリレーコイルR1と直列のタイ
マークローズ接点T-Bはクローズの状態が保持されるた
め駆動モータ7の逆転状態が確保される。
そして、リッド1がフラップダウンの位置に到達する
とタイマークローズ接点T-Bはオープンに、タイマーオ
ープン接点T-Aはクローズとなるため、モータリレーコ
イルR1はオフ、モータリレーコイル22はオンとなる。し
たがって第2端子7bから第1端子7bに電流が流れ駆動モ
ータ7は逆転から正転に切替わる。これにより、リッド
1は再び上昇し全閉状態が得られる。この時、全閉検出
スイッチLS-1のオンにより駆動モータ7は停止すると共
にリッド1はフラップダウンの位置から全閉状態となる
ため、第8図に示す如くシール部材4による段差は起き
ない。さらに、全閉検出スイッチLS-1で済むため第6図
に示す如く全閉検出スイッチ領域の寸法Dの薄型化が図
れる。
とタイマークローズ接点T-Bはオープンに、タイマーオ
ープン接点T-Aはクローズとなるため、モータリレーコ
イルR1はオフ、モータリレーコイル22はオンとなる。し
たがって第2端子7bから第1端子7bに電流が流れ駆動モ
ータ7は逆転から正転に切替わる。これにより、リッド
1は再び上昇し全閉状態が得られる。この時、全閉検出
スイッチLS-1のオンにより駆動モータ7は停止すると共
にリッド1はフラップダウンの位置から全閉状態となる
ため、第8図に示す如くシール部材4による段差は起き
ない。さらに、全閉検出スイッチLS-1で済むため第6図
に示す如く全閉検出スイッチ領域の寸法Dの薄型化が図
れる。
次に、リッド1をスライドオープンにするにはスライ
ドオープン制御回路SLPのスライドオープン接点SL-2を
スライド操作スイッチSLによって閉成とすれば、リレー
コイルR10の励磁によりモータリレーコイルR1が働いて
駆動モータ7は逆転し、第7図に示す如くスライドオー
プンの状態が得られる。また、スライドオープンの状態
からスライドクローズ制御回路SLCのスライドクローズ
接点SL-1を閉成とすれば、モータリレーコイルR2が働い
て駆動モータ7は正転する。この時、リッド1は全閉位
置までスライドした後、フラップダウンの位置から全閉
位置まで上昇する動きによって全閉状態が得られるよう
になる。従って、スライドオープンの状態からリッドを
全開させる動きと、前述のチルトアップの状態からリッ
ドを全閉させる動きとが同じであるので、どの状態から
全閉しても、常に正規の位置に停止させることができ
る。
ドオープン制御回路SLPのスライドオープン接点SL-2を
スライド操作スイッチSLによって閉成とすれば、リレー
コイルR10の励磁によりモータリレーコイルR1が働いて
駆動モータ7は逆転し、第7図に示す如くスライドオー
プンの状態が得られる。また、スライドオープンの状態
からスライドクローズ制御回路SLCのスライドクローズ
接点SL-1を閉成とすれば、モータリレーコイルR2が働い
て駆動モータ7は正転する。この時、リッド1は全閉位
置までスライドした後、フラップダウンの位置から全閉
位置まで上昇する動きによって全閉状態が得られるよう
になる。従って、スライドオープンの状態からリッドを
全開させる動きと、前述のチルトアップの状態からリッ
ドを全閉させる動きとが同じであるので、どの状態から
全閉しても、常に正規の位置に停止させることができ
る。
なお、この実施例ではリレー回路を用いた説明となっ
ているが、例えば、第9図に示す如く入力された情報に
基づき演算処理する比較演算部を有するCPU75によって
制御することも可能である。この場合、全閉検出スイッ
チLS-1からの検出信号と、チルトアップ制御回路TLU及
びチルトダウン制御回路TLDと、スライドオープン制御
回路SLP、スライドクローズ制御回路SLCからの閉成信号
は入力インタフェース77を介してCPU75に入力される。
また入力された情報に基づき出力される指令信号は出力
インタフェース79を介して各モータリレーコイルR1,R2
に与えられ、接点の切換え制御によりリッド1が全閉位
置を越えて下降し、フラップダウンの位置から再び全閉
位置まで上昇するように第1端子7aから第2端子7bに、
また第2端子7bから第1端子7bに電流が流れるようにす
ることで駆動モータ7の正転制御及び逆転制御を図るよ
うにしてもよい。
ているが、例えば、第9図に示す如く入力された情報に
基づき演算処理する比較演算部を有するCPU75によって
制御することも可能である。この場合、全閉検出スイッ
チLS-1からの検出信号と、チルトアップ制御回路TLU及
びチルトダウン制御回路TLDと、スライドオープン制御
回路SLP、スライドクローズ制御回路SLCからの閉成信号
は入力インタフェース77を介してCPU75に入力される。
また入力された情報に基づき出力される指令信号は出力
インタフェース79を介して各モータリレーコイルR1,R2
に与えられ、接点の切換え制御によりリッド1が全閉位
置を越えて下降し、フラップダウンの位置から再び全閉
位置まで上昇するように第1端子7aから第2端子7bに、
また第2端子7bから第1端子7bに電流が流れるようにす
ることで駆動モータ7の正転制御及び逆転制御を図るよ
うにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案のモータ制御装置によれ
ば、全閉位置を下降したリッドがフラップダウンの位置
から再び上昇して、全閉状態となるまで駆動モータの回
転を逆転から正転制御への切換えが連続してできるため
リッドを常に正規の停止位置に停めることができてリッ
ドの円滑な全閉作動が確保できると共にシール部材の段
差も発生しない。また、タイマー回路によって、全閉検
出スイッチが一つで済むため検出スイッチ領域の薄形化
が図れる。
ば、全閉位置を下降したリッドがフラップダウンの位置
から再び上昇して、全閉状態となるまで駆動モータの回
転を逆転から正転制御への切換えが連続してできるため
リッドを常に正規の停止位置に停めることができてリッ
ドの円滑な全閉作動が確保できると共にシール部材の段
差も発生しない。また、タイマー回路によって、全閉検
出スイッチが一つで済むため検出スイッチ領域の薄形化
が図れる。
第1図はこの考案のモータ制御装置の電気回路図、第2
図はタイムチャート図、第3図はこの発明を実施したリ
ッドのチルトアップ状態を示す自動車の概要平面図、第
4図は駆動モータの拡大平面図、第5図は第4図のV-V
線断面図、第6図は第4図のVI-VI線断面図、第7図は
スライドオープン状態を示した第3図と同様の概要平面
図、第8図はリッド全閉時のシール部材の説明図、第9
図は別の実施例を示したブロック図、第10図は従来例を
示した第8図と同様の説明図、第11図、第12図、第13図
は従来例を示したリッドの動作説明図である。 7……駆動モータ LS-1……全閉検出スイッチ T……タイマー回路 TLU……チルトアップ制御回路 TLD……チルトダウン制御回路
図はタイムチャート図、第3図はこの発明を実施したリ
ッドのチルトアップ状態を示す自動車の概要平面図、第
4図は駆動モータの拡大平面図、第5図は第4図のV-V
線断面図、第6図は第4図のVI-VI線断面図、第7図は
スライドオープン状態を示した第3図と同様の概要平面
図、第8図はリッド全閉時のシール部材の説明図、第9
図は別の実施例を示したブロック図、第10図は従来例を
示した第8図と同様の説明図、第11図、第12図、第13図
は従来例を示したリッドの動作説明図である。 7……駆動モータ LS-1……全閉検出スイッチ T……タイマー回路 TLU……チルトアップ制御回路 TLD……チルトダウン制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】駆動モータの正転と逆転とによって少なく
ともリッドの後方が上昇するチルトアップの状態と、チ
ルトアップから下降し全閉状態となるチルト機能を備え
た自動車用サンルーフにおいて、前記リッドが全閉位置
に達したことを検出する検出時と、リッドが全閉位置を
越えて下降したフラップダウン位置にあることを検出す
る非検出時とに切換え可能な全閉検出スイッチと、全閉
検出スイッチが検出時から非検出時に切換った時に所定
時間オン状態を保持するタイマー回路と、第1スイッチ
接点の閉成により全閉位置のリッドが上昇するよう駆動
モータの回転を正転制御するチルトアップ制御回路と、
第2スイッチ接点の閉成によりチルトアップ状態のリッ
ドが下降するように駆動モータの回転を逆転制御すると
共に前記タイマー回路がオンしている間、フラップダウ
ンの位置までリッドが下降するよう駆動モータの逆転を
保持し、所定時間経過後タイマー回路のオフによりフラ
ップダウン位置から全閉位置までリッドが上昇するよう
駆動モータの回転を逆転から正転に切換え、制御し、前
記全閉検出スイッチが非検出時から検出時に切換ったと
き駆動モータの回転を停止制御するチルトダウン制御回
路とを備えていることを特徴とする自動車用サンルーフ
のモータ制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989148715U JP2520865Y2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 自動車用サンルーフのモータ制御装置 |
US07/631,923 US5098152A (en) | 1989-12-26 | 1990-12-20 | Automotive power sunroof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989148715U JP2520865Y2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 自動車用サンルーフのモータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386819U JPH0386819U (ja) | 1991-09-03 |
JP2520865Y2 true JP2520865Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=31695156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989148715U Expired - Fee Related JP2520865Y2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 自動車用サンルーフのモータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520865Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59202934A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用可動屋根装置 |
JPH0645305B2 (ja) * | 1987-03-18 | 1994-06-15 | 株式会社大井製作所 | サンル−フの駆動モ−タ制御回路 |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP1989148715U patent/JP2520865Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0386819U (ja) | 1991-09-03 |
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