JPH0858546A - アンチスキッドブレーキ制御システム - Google Patents

アンチスキッドブレーキ制御システム

Info

Publication number
JPH0858546A
JPH0858546A JP19849194A JP19849194A JPH0858546A JP H0858546 A JPH0858546 A JP H0858546A JP 19849194 A JP19849194 A JP 19849194A JP 19849194 A JP19849194 A JP 19849194A JP H0858546 A JPH0858546 A JP H0858546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
valve
chamber
brake
compressed air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19849194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Nagase
久雄 長瀬
Ichiro Koike
一郎 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Kiki Co Ltd filed Critical Jidosha Kiki Co Ltd
Priority to JP19849194A priority Critical patent/JPH0858546A/ja
Publication of JPH0858546A publication Critical patent/JPH0858546A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/36Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
    • B60T8/3605Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force wherein the pilot valve is mounted in a circuit controlling the working fluid system

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】圧縮空気がモジュレータの排出口から外へ排出
されなくなっても、ブレーキの残圧を確実に防止すると
ともに、ABS制御性を向上する。 【構成】入口側空気流通路9eと指示圧室28との間を
連通する通路39にチェック弁40が設けられている。
ブレーキ減圧時に圧縮空気がモジュレータ9の排出口3
6から確実にかつ十分に排出されなくなった状態で、サ
ービスブレーキ時に排気用開閉弁25から洩れた圧縮空
気が減音室34、通路31を通って保持用開閉弁24の
指示圧室28に流入しても、サービスブレーキの解除時
に、この指示圧室28内の圧縮空気はチェック弁40を
開き、通路39を通って入口側空気流通路9eへ流動
し、更にリレーバルブ4から大気中へ排出される。した
がって、保持用開閉弁24の開弁圧が高くなることはな
く、ブレーキ残圧の発生を防止でき、その結果ブレーキ
の引きずりの発生も確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキ圧力を調整す
るためのモジュレータにより、車両の制動中の車輪ロッ
ク傾向時におけるアンチスキッドブレーキ(以下、AB
Sともいう)制御を行うABS制御システムに関し、特
にABS制御のブレーキ圧減圧時に圧縮空気がモジュレ
ータの排出口から排出されるようになっているABS制
御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の制動時に制動車輪がロックして操
縦が不安定になるとともに制動距離が長くなってしまう
ことがあり、このために、従来から制動車輪のロック傾
向が検出されたとき、ABS制御を行うアンチスキッド
ブレーキ制御システムが種々提案されている。このAB
S制御は、制動時に車輪がロック傾向となったことを検
出したとき、その車輪のブレーキ力を弱めてロック傾向
を解消し、その後再びブレーキ力を大きくすることによ
り、車両の操縦を安定させると共に、制動距離ができる
だけ短くなるようにブレーキ制御を行うものである。
【0003】空気圧によりブレーキ作動を行うエアブレ
ーキ装置にもこのようなABS制御を行うためのABS
制御システムを適用することが従来から種々行われてい
る。従来のエアブレーキ装置におけるABS制御システ
ムの一例として、例えば特開昭50ー96773号公報
等により提案されている。
【0004】図6はこの種の従来のエアブレーキ装置に
おけるABS制御装置の一例を概略的に示す図である。
図6に示すように、この例のABS制御装置が設けられ
ているエアブレーキ装置1は、圧縮空気を収容し、本発
明の圧縮空気源に相当するエアタンク2と、このエアタ
ンク2内の圧縮空気によるブレーキ信号を出力するブレ
ーキバルブ3と、このブレーキバルブ3を制御するブレ
ーキペダル3aと、後述するブレーキブースタ5に対す
るエアタンク2内の圧縮空気の給排を制御し、本発明の
ブレーキ制御弁に相当するリレーバルブ4と、リレーバ
ルブ4を通して送られてくる圧縮空気のブレーキ作動圧
により制動油圧を発生する空気圧ー油圧変換ブレーキブ
ースタであり、本願発明のブレーキアクチュエータに相
当するブレーキブースタ5と、このブレーキブースタ5
によって変換された油圧が導入されて車輪の制動を行う
ブレーキシリンダ6と、図示しないABS制御用のコン
トローラからの制御信号に基づいて作動してブレーキブ
ースタ5に対する圧縮空気の給排、保持等を行うことに
より、ブレーキブースタ5に導入される空気圧を調整す
るABS制御を行うモジュレータ9とを備えている。
【0005】モジュレータ9は、一例として、例えば図
7に示すようにモジュレータ本体9aに設けられるとと
もにリレーバルブ4に入口側空気流通路9eを介して接
続されて、ブレーキバルブ3の作動時エアタンク2の圧
縮空気がリレーバルブ4を通して供給される入口室21
と、ブレーキブースタ5に出口側空気流通路9bを介し
て接続される出口室22と、大気に連通する排気室23
と、入口室21と出口室22との間の連通、遮断を行う
常閉の保持用開閉弁24と、出口室22と排気室23と
の間の連通、遮断を行う常閉の排気用開閉弁25と、保
持用開閉弁24の指示圧室28と入口室21または大気
との連通の切り換えを行う電磁弁からなる保持用切換弁
26と、排気用開閉弁25の指示圧室29と入口室21
または排気室23との連通切り換えを行う電磁弁からな
る排気用切換弁27とを備えている。保持用切換弁26
と排気用切換弁27との各ソレノイドはともにコントロ
ーラに接続されている。
【0006】保持用切換弁26はコントローラからの制
御信号により、通路30を介して指示圧室28と入口室
21との間の連通、遮断を行う弁26aと、通路31を
介して指示圧室28と大気に連通する減音室34(後
述:図8に図示)との間の連通、遮断を行う弁26bと
を備えており、非作動時は弁26aは閉、弁26bは開
となっており、指示圧室28が大気と連通している。
【0007】一方、排気用切換弁27は、コントローラ
からの制御信号により、通路32を介して指示圧室29
と排気室23との間の連通、遮断を行う弁27aと、通
路33を介して指示圧室29と入口室21との間の連
通、遮断を行う弁27bとを備えており、非作動時は弁
27aは閉、弁27bは開となっており、指示圧室29
が入口室21に連通している。
【0008】更に、図6および図8に示すように排気室
23は減音室34に連通しており、この減音室34には
圧縮空気の排気音を低減するための合成樹脂製のサイレ
ンサ35が配設されている。更に、減音室34は圧縮空
気を大気に排出する排出口36に連通している。排出口
36にはゴム板からなる水や塵挨等の異物の侵入を防止
するためのプレート37が配設されており、このプレー
ト37はリベット38により排出口36に取り付けられ
ている。
【0009】制動時、ブレーキペダル3aを踏み込んで
ブレーキバルブ3を作動させることにより、ブレーキ信
号がリレーバルブ4に送給され、リレーバルブ4が作動
する。これにより、エアタンク2の圧縮空気がリレーバ
ルブ4を通して入口室21に供給される。すると、指示
圧室28が大気と連通しているので、入口室21に供給
された圧縮空気の入力圧により、保持用開閉弁24は開
となり、入口室21に供給されたリレーバルブ4からの
圧縮空気は出口室22および出口側空気流通路9bを通
ってブレーキブースタ5に供給される。これにより、ブ
レーキブースタ5は作動して制動油圧を発生する。この
とき、指示圧室29が入口室21と連通しているので、
指示圧室29には入口室21の圧力が導入され、排気用
開閉弁25は閉のままである。ブレーキブースタ5で発
生した制動油圧は、ブレーキシリンダ6に導入され、ブ
レーキシリンダ6がブレーキを作動する。
【0010】制動を解除するために、ブレーキペダル3
aを解放してブレーキバルブ3を非作動位置にすると、
ブレーキ信号が解除されるので、リレーバルブ4は非作
動位置となる。このため、入口室21に供給されている
圧縮空気はリレーバルブ4を通して大気へ排出される。
すると、ブレーキブースタ5に供給されていた圧縮空気
も、出口側空気流通路9b、出口室22、保持用開閉弁
24、入口室21、リレーバルブ4を通って大気に排出
される。これにより、ブレーキブースタ5が非作動状態
となるので、ブレーキシリンダ6のブレーキ圧が低下し
てブレーキが解除される。
【0011】制動中に、コントローラが図示しない車輪
速センサからの車輪速信号に基づいて、車輪がロック傾
向にあると判断すると、コントローラはロック傾向にあ
る車輪に対応するモジュレータ9の保持用切換弁26を
作動させる。
【0012】これにより、弁26bは閉となり、弁26
aが開となる。すると、指示圧室28に入口室21の入
力圧が導入され、この指示圧室28の圧力により保持用
開閉弁24は閉となり、ブレーキ保持状態となる。しか
し、まだロック傾向が解消されないと、次にコントロー
ラは排気用切換弁27を作動する。これにより、弁27
bは閉となり、弁27aが開となる。すると、指示圧室
29は排気室23と連通し、指示圧室29の入力圧が排
気室23および減音室34を通って排出口36から排出
され、排気用開閉弁25が開となる。これにより、ブレ
ーキブースタ5に供給された圧縮空気は排気室23、減
音室34および排出口36を通って排気され、ブレーキ
減圧状態となる。
【0013】これにより、車輪のロック傾向が解消され
ると、コントローラからの制御信号により、保持用切換
弁26と排気用切換弁27とが非作動状態に戻される。
すると、弁27aは閉、弁27bは開となり、指示圧室
29に入口室21の圧力が導入されて排気用開閉弁25
が閉となり、また弁26aは閉、弁26bは開となり、
指示圧室28の圧力は大気に排出されて保持用開閉弁2
4が開となる。これにより、ブレーキブースタ5に圧縮
空気が再び供給され、ブレーキ増圧状態となる。
【0014】このように、保持用切換弁26、排気用切
換弁27はコントローラからの制御信号に応じて作動
し、ブレーキブースタ5の供給空気圧に対して、減圧、
保持あるいは増圧の制御が適宜繰り返し行われ、その車
輪のロック傾向を解消するようにアンチスキッドブレー
キ制御が行われる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ABS制御システムにおいては、冬季に雪、氷あるいは
水がモジュレータ9の排出口36部分に付着しかつ凍結
してしまうことがある。このため、ブレーキ減圧時に圧
縮空気がモジュレータ9の排出口36から確実にかつ十
分に排出されなくなるおそれがある。
【0016】このように圧縮空気が排出口36から排出
されなくなると、サービスブレーキ時に出口室22の圧
縮空気が排気用開閉弁25のダイヤフラム部分から排気
室23に洩れた場合に、洩れた圧縮空気が減音室34に
流入するが排出口36からは外へ排出されなく、通路3
1を通って保持用開閉弁24の指示圧室28に流入する
ようになる。このため、サービスブレーキの解除時に、
保持用開閉弁24の開弁圧が高くなってしまい、その結
果ブレーキ残圧が生じてしまう。そして、このブレーキ
残圧により、ブレーキの引きずりが発生するおそれがあ
る。
【0017】また、ABS制御の減圧モードにおいて
も、排気用開閉弁25から排出された圧縮空気が同様に
排出口36から外へ排出されなく、減音室34に流入す
るが排出口36からは外へ排出されなく、通路31を通
って指示圧室28に流入するようになる。その結果、前
述と同様にブレーキ残圧が生じて、ブレーキの引きずり
が発生するおそれがある。
【0018】更に、ABS制御の保持モードから増圧モ
ードあるいは減圧モードとなった場合に、指示圧室28
に流入した圧縮空気が排出口36から外へ排出されな
く、指示圧室28内に残ってしまう。その結果、前述と
同様にブレーキ残圧が生じて、ブレーキの引きずりが発
生するおそれがあるばかりでなく、ABS制御の増圧モ
ードが行われ難くなり、ABS制御性が不良となる。
【0019】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、モジュレータの排出口の
凍結等により、圧縮空気が排出口から外へ排出されなく
なっても、ブレーキ解除時にブレーキ残圧を生じないよ
うにしてブレーキの引きずりを確実に防止できるように
するとともに、ABS制御性を向上することのできるア
ンチスキッドブレーキ制御システムを提供することであ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、圧縮空気によるブレーキ作動
圧を発生する圧縮空気源と、前記ブレーキ作動圧が供給
されることにより車輪にブレーキをかけるためのブレー
キ圧力を発生するブレーキアクチュエータと、前記圧縮
空気源と前記ブレーキアクチュエータとの間に設けられ
て前記ブレーキアクチュエータに対する前記ブレーキ作
動圧の給排を制御するブレーキ制御弁と、該ブレーキ制
御弁と前記ブレーキアクチュエータとの間に設けられて
前記ブレーキアクチュエータに供給されるブレーキ作動
圧を調整する電磁弁を有するモジュレータとを少なくと
も備え、前記モジュレータが、前記ブレーキ制御弁に連
通する入口室と、前記ブレーキアクチュエータに連通す
る出口室と、外部に開口する排出口と、前記入口室と前
記第1指示圧室との圧力差が一定値以上となったとき開
くとともに、該圧力差が一定値より小さいとき閉じるこ
とにより前記入口室と前記出口室との間の連通、遮断を
制御する保持用開閉弁と、前記出口室と前記第2指示圧
室との圧力差が一定値以上となったとき開くとともに、
該圧力差が一定値より小さいとき閉じることにより前記
出口室と前記排出口との間の連通、遮断を制御する排気
用開閉弁と、前記第1指示圧室を通常時前記排出口に連
通しかつ前記入口室から遮断するとともにアンチスキッ
ドブレーキ制御中の必要時に前記入口室に連通しかつ前
記排出口から遮断するように切換制御する保持用切換弁
と、前記第2指示圧室を通常時前記入口室に連通しかつ
前記排出口から遮断するとともにアンチスキッドブレー
キ制御中の必要時に前記排出口に連通しかつ前記入口室
から遮断するように切換制御する排気用切換弁とからな
り、制動中の車輪のロック傾向時に前記保持用切換弁お
よび前記排気用切換弁を制御することにより前記ロック
傾向を解消するように前記ブレーキ圧を調整するアンチ
スキッドブレーキ制御システムにおいて、前記排気用開
閉弁から流出する前記圧縮空気により前記第1指示圧室
が圧力上昇するのを抑制する圧力抑制手段が設けられて
いることを特徴とあいている。
【0021】また請求項2の発明は、前記圧力抑制手段
が、前記入口室と前記第1指示圧室との間を連通する通
路と、該通路に設けられ、前記第1指示圧室側から前記
入口室側に向かう圧縮空気の流れのみを許容するチェッ
ク弁から構成されていることを特徴としている。
【0022】更に請求項3の発明は、前記圧力抑制手段
が、前記第1指示圧室と前記排出口との間の通路に設け
られ、前記排気用開閉弁から排出される圧縮空気の前記
第1指示圧室側に向かう流れのみを阻止するチェック弁
から構成されていることを特徴としている。
【0023】更に請求項4の発明は、前記圧力抑制手段
が、前記入口室と前記第1指示圧室との間を連通する第
1通路と、該第1通路に設けられ、前記第1指示圧室側
から前記入口室側に向かう圧縮空気の流れのみを許容す
る第1チェック弁と、前記第1指示圧室と前記排出口と
の間の第2通路に設けられ、前記排気用開閉弁から排出
される圧縮空気の前記第1指示圧室側に向かう流れのみ
を阻止する第2チェック弁とから構成されていることを
特徴としている。
【0024】更に請求項5の発明は、前記圧力抑制手段
が、前記排気用開閉弁および前記排出口間を連通する通
路と外部とを連通する連通孔と、該連通孔を塞ぐととも
に、前記通路の圧力が一定値以上となったとき連通孔を
開く栓とから構成されていることを特徴としている。
【0025】更に請求項6の発明は、前記圧力抑制手段
が、前記排気用開閉弁および前記排出口間を連通する通
路と外部とを連通する連通孔と、該連通孔に設けられ、
前記通路から外部へ向かう圧縮空気の流れのみを許容す
るチェック弁とから構成されていることを特徴としてい
る。
【0026】
【作用】このように構成された本発明にかかるアンチス
キッドブレーキ制御システムにおいては、雪、氷あるい
は水の付着かつ凍結等により、ブレーキ減圧時に圧縮空
気がモジュレータの排出口から確実にかつ十分に排出さ
れなくなった状態で、サービスブレーキ時に出口室の圧
縮空気が排気用開閉弁から排出口側に洩れた場合に、洩
れた圧縮空気が排出口から排出されないで、保持用開閉
弁の第1指示圧室に流入しようとする。しかし、圧力抑
制手段によりブレーキ解除時には第1指示圧室の圧力上
昇が抑制されるので、ブレーキ解除時第1指示圧室の圧
力は高くなることはない。
【0027】したがって、保持用開閉弁の開弁圧が高く
なることはなく、サービスブレーキの解除時にブレーキ
アクチュエータへ供給された圧縮空気が保持用開閉弁を
確実に開いて入口室を通ってブレーキ制御弁から確実に
かつ十分に排出されるようになる。これにより、ブレー
キ残圧の発生を防止でき、その結果ブレーキの引きずり
の発生も確実に防止できるようになる。
【0028】また、ABS制御の減圧モードにおいて
も、排気用開閉弁から圧縮空気が排出されても、同様に
この圧縮空気による第1指示圧室の圧力上昇が抑制され
るので、ブレーキ残圧の発生を防止できるとともに、ブ
レーキの引きずりの発生も防止できるようになる。
【0029】更に、ABS制御の保持モードから増圧モ
ードあるいは減圧モードとなった場合、ブレーキ解除時
には第1指示圧室の圧力が低下するので、前述と同様に
ブレーキ残圧が生じることはなくなるとともに、ブレー
キの引きずりが発生しなくなる。更に、保持用開閉弁の
開弁圧が高くならないことから、保持用開閉弁の開閉制
御が確実に行われるようになり、その結果ABS制御の
増圧モードが確実に行われるようになって、ABS制御
性は良好に保持されるようになる。
【0030】特に請求項2の発明においては、サービス
ブレーキの解除時に、第1指示圧室内の圧縮空気がチェ
ック弁を開いて入口室側に流動し、更にブレーキ制御弁
から大気中へ排出されるので、このときには第1指示圧
室の圧力は低圧に抑制されるようになる。
【0031】また請求項3の発明においては、排気用開
閉弁から排出される圧縮空気が第1指示圧室の方へ流動
するのをチェック弁により阻止されるので、第1指示圧
室の圧力が上昇することはない。
【0032】更に請求項4の発明においては、排気用開
閉弁から排出される圧縮空気が第1指示圧室の方へ流動
するのを第2チェック弁により阻止されるとともに、ア
ンチスキッドブレーキ制御の保持モードあるいは減圧モ
ード時に第1指示圧室内に導入された圧縮空気は、サー
ビスブレーキの解除時に、第1チェック弁を開いて入口
室側に流動し、更にブレーキ制御弁から大気中へ排出さ
れるので、第1指示圧室の圧力は低下するようになる。
【0033】更に請求項5の発明においては、排気用開
閉弁から排出される圧縮空気により、排気用開閉弁およ
び排出口間を連通する通路の圧力が一定値以上となった
とき、栓が開くので、この通路内の圧縮空気は外部に排
出されるようになる。これにより、第1指示圧室内の圧
力上昇が抑制される。
【0034】更に請求項6の発明においては、排気用開
閉弁から排出される圧縮空気により、排気用開閉弁およ
び排出口間を連通する通路の圧力が一定値以上となった
ときチェック弁が開いて、この通路内の圧縮空気は外部
に排出されるようになる。これにより、第1指示圧室内
の圧力上昇が抑制される。
【0035】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。図1は、本発明にかかるABS制御システム
の第1実施例を模式的に示す図である。なお、前述の図
6に示すABS制御システムと同じ構成要素には同じ符
号を付すことにより、その詳細な説明は省略する。
【0036】図1に示すように、本第1実施例において
は入口側空気流通路9eと指示圧室28との間を連通す
る通路39が設けられており、この通路39に指示圧室
28から入口側空気流通路9eに向かう空気の流れのみ
を許容するチェック弁40が設けられている。
【0037】このように構成されている第1実施例のA
BS制御システムにおいては、雪、氷あるいは水の付着
かつ凍結等により、ブレーキ減圧時に圧縮空気がモジュ
レータ9の排出口36から確実にかつ十分に排出されな
くなった状態で、サービスブレーキ時に出口室22の圧
縮空気が排気用開閉弁25から排気室23に洩れた場
合、洩れた圧縮空気が減音室34、通路31を通って保
持用開閉弁24の指示圧室28に流入しても、サービス
ブレーキの解除時に、この指示圧室28内の圧縮空気は
チェック弁40を開き、通路39を通って入口側空気流
通路9eへ流動し、更にリレーバルブ4から大気中へ排
出される。したがって、保持用開閉弁24の開弁圧が高
くなることはなく、サービスブレーキの解除時にブレー
キブースタ5へ供給された圧縮空気が保持用開閉弁24
を確実に開いて入口室21、入口側空気流通路9eを通
ってリレーバルブ4から確実にかつ十分に排出されるよ
うになる。これにより、ブレーキ残圧の発生を防止で
き、その結果ブレーキの引きずりの発生も確実に防止で
きるようになる。
【0038】また、ABS制御の減圧モードにおいて
も、同様に指示圧室28に流入した圧縮空気は、ブレー
キ解除時にチェック弁40を開き、通路39を通って入
口側空気流通路9eへ流動するようになり、その結果、
前述と同様にブレーキ残圧の発生を防止できるととも
に、ブレーキの引きずりの発生も防止できるようにな
る。
【0039】更に、ABS制御の保持モードから増圧モ
ードあるいは減圧モードとなった場合、指示圧室28に
流入した圧縮空気も前述と同様にブレーキ解除時には排
出されるので、ブレーキ残圧が生じることはなくなると
ともに、ブレーキの引きずりが発生しなくなる。更に、
保持用開閉弁24の開弁圧が高くならないことから、保
持用開閉弁24の開閉制御が確実に行われるようになっ
て、ABS制御の増圧モードが確実に行われるようにな
り、その結果ABS制御性は良好に保持される。
【0040】図2は、本発明にかかるABS制御システ
ムの第2実施例を模式的に示す図である。なお、前述の
図1および図6に示すABS制御システムと同じ構成要
素には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省
略する。図2に示すように、本第2実施例においては指
示圧室28と減音室34とを連通する通路31に、減音
室34から指示圧室28に向かう空気の流れのみを阻止
するチェック弁41が設けられている。
【0041】このように構成されている第2実施例のA
BS制御システムにおいては、ブレーキ減圧時に圧縮空
気がモジュレータ9の排出口36から確実にかつ十分に
排出されなくなった状態で、サービスブレーキ時に出口
室22の圧縮空気が排気用開閉弁25から排気室23に
洩れた場合に、この洩れた圧縮空気は減音室34から通
路31を通って指示圧室28の方へ流動しようとして
も、チェック弁41によりその流動が阻止されるので、
指示圧室28へ流入するようなことはなくなる。したが
って、保持用開閉弁24の開弁圧が高くなることはな
く、前述と同様の効果を得ることができるようになる。
【0042】なお、この第2実施例においては、モジュ
レータ9の排出口36から空気の排出が正常である状態
で、サービスブレーキ時に保持用開閉弁24が移動して
開くことにより、指示圧室28の容積が減少する。これ
により、指示圧室28の大気圧である空気の一部が、通
路31、チェック弁41、減音室34を通って排出口3
6から大気中へ排出される。この状態で、サービスブレ
ーキの解除時に保持用開閉弁24が移動して閉じること
により、指示圧室28の容積が増大する。このとき、大
気圧の空気が排出口36から減音室34、通路31を通
って指示圧室28内に流入しようとするが、この空気の
指示圧室28への流動がチェック弁41により阻止され
るので、空気は指示圧室28内に流入することはない。
したがって、サービスブレーキの解除により保持用開閉
弁24が閉じたとき、指示圧室28内は負圧に保持され
るようになる。これにより、保持用開閉弁24の開弁圧
が低くなるので、その分ブレーキ残圧を低くできるよう
になる。
【0043】図3は、本発明にかかるABS制御システ
ムの第3実施例を模式的に示す図である。なお、前述の
図1、図2および図6に示すABS制御システムと同じ
構成要素には同じ符号を付すことにより、その詳細な説
明は省略する。
【0044】図3に示すように、本第3実施例は前述の
第1および第2実施例を合わせた実施例である。すなわ
ち、本第3実施例においては、入口側空気流通路9eと
指示圧室28との間を連通する通路39が設けられてお
り、この通路39に指示圧室28から入口側空気流通路
9eに向かう空気の流れのみを許容するチェック弁40
が設けられているとともに、指示圧室28と減音室34
とを連通する通路31に、減音室34から指示圧室28
に向かう空気の流れのみを阻止するチェック弁41が設
けられている。本第3実施例の作用効果は、前述の第1
および第2実施例の作用効果を合わせた作用効果と同じ
であるので、その説明は省略する。
【0045】図4は、本発明にかかるABS制御システ
ムの第4実施例を模式的に示す図である。なお、前述の
図6に示すABS制御システムおよび図7および図8に
示すモジュレータと同じ構成要素には同じ符号を付すこ
とにより、その詳細な説明は省略する。
【0046】図4に示すように本第4実施例において
は、モジュレータ本体9aに減音室34と外部との間を
連通する連通孔42が穿設されているとともに、モジュ
レータ本体9aにこの連通孔42を塞ぐヒューズ栓43
が設けられている。このヒューズ栓43は、この連通孔
42の気密を確保するために設けられるものではなく、
水や塵等の異物が外部から連通孔42を通って減音室3
4内に侵入するのを防止するだけのものでよいので、減
音室34内の比較的低い一定圧力で外方へ脱落可能にモ
ジュレータ本体9aに取り付けられている。
【0047】このように構成されている本第4実施例に
おいては、圧縮空気がモジュレータ9の排出口36から
排出されなくなった状態で、サービスブレーキ時に出口
室21の圧縮空気が排気用開閉弁25から排気室23に
洩れた場合に、洩れた圧縮空気が減音室34および指示
圧室28に流入するようになるが、この洩れた圧縮空気
が排出口36から排出されないので、減音室34内の圧
力が上昇する。この減音室34内の圧力が一定圧以上と
なると、ヒューズ栓42が連通孔42から脱出し、その
結果減音室34内が外部と連通するようになる。したが
って、減音室34、通路31、および指示圧室28内の
圧縮空気が連通孔42を通って外部へ排出され、減音室
34および指示圧室28内は大気圧となる。
【0048】したがって、本第4実施例においても、前
述の各実施例と同様に保持用開閉弁24の開弁圧が高く
なることはなく、サービスブレーキの解除時にブレーキ
残圧の発生を防止でき、その結果ブレーキの引きずりの
発生も確実に防止できるようになる。
【0049】図5は、本発明にかかるABS制御システ
ムの第5実施例を模式的に示す図であり、(a)は一例
として弁体がボールからなるチェック弁を用いた実施例
を示し、(b)はダックビル型のチェック弁を用いた実
施例を示す図である。なお、前述の図6に示すABS制
御システム、および図7および図8に示すモジュレータ
と同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、その詳
細な説明は省略する。
【0050】図5(a)に示すように本第5実施例にお
いては、モジュレータ本体9aの連通孔42に、減音室
34から外部へ向かう圧縮空気の流れのみを許容するチ
ェック弁44が設けられている。このチェック弁44
は、弁体がボールから形成されていて、通常時スプリン
グの比較的弱い付勢力でボールが弁座に着座していると
ともに、減音室34内の圧力が若干上昇したときボール
が弁座から離座してチェック弁44が開くようになって
いる。
【0051】このように構成された本第5実施例におい
ては、前述の実施例と同様に減音室34内の圧力が上昇
してこの減音室34内の圧力が一定圧以上となると、チ
ェック弁44が開き、その結果減音室34、通路31、
および指示圧室28内の圧縮空気が連通孔42を通って
外部へ排出され、減音室34および指示圧室28内は大
気圧となる。この実施例においても前述の第4実施例と
同じ効果を得ることができる。
【0052】第5実施例のチェック弁44の変形例とし
て同図(b)に示すように、チェック弁44として、ダ
ックビル型のチェック弁が用いられている。この変形例
においても同図(a)に示す例と同じ作用効果を奏す
る。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のアンチスキッドブレーキ制御システムによれば、雪、
氷あるいは水の付着かつ凍結等により、ブレーキ減圧時
に圧縮空気がモジュレータの排出口から確実にかつ十分
に排出されなくなっても、サービスブレーキの解除時こ
のモジュレータの保持用開閉弁の指示圧室内の圧力を確
実に低くなるようにしているとともに、ABS制御の減
圧モード時には排気用開閉弁から排出される圧縮空気に
よる指示圧室内の圧力上昇を抑制し、更にABS制御の
保持モードから減圧モードあるいは増圧モードになった
場合にも、ブレーキ解除時には第1指示圧室の圧力が低
下するようにしているので、ブレーキ残圧の発生を防止
できるとともに、ブレーキの引きずりの発生を確実に防
止できる。
【0054】更に本発明によれば、保持用開閉弁の開弁
圧が高くなることはないので、保持用開閉弁の開閉制御
を確実に行うことができ、これによりABS制御性を良
好に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるアンチスキッドブレーキ制御
システムの第1実施例を模式的に示す図である。
【図2】 本発明にかかるアンチスキッドブレーキ制御
システムの第2実施例を模式的に示す図である。
【図3】 本発明にかかるアンチスキッドブレーキ制御
システムの第3実施例を模式的に示す図である。
【図4】 本発明にかかるアンチスキッドブレーキ制御
システムの第4実施例に用いられるモジュレータの一部
を示す断面図である。
【図5】 本発明にかかるアンチスキッドブレーキ制御
システムの第5実施例に用いられるモジュレータの一部
を示し、(a)はボール弁からなるチェック弁を用いた
例を示す図であり、(b)ダックビル型のチェック弁を
用いた例を示す図である。
【図6】 従来のアンチスキッドブレーキ制御システム
の一例を示す回路図である。
【図7】 図6に示す従来のアンチスキッドブレーキ制
御システムおよび本発明の各実施例に用いられるモジュ
レータの縦断面図である。
【図8】 図7に示すモジュレータの排出口部分の断面
図である。
【符号の説明】
1…エアブレーキ装置、2…エアタンク、3…ブレーキ
バルブ、3a…ブレーキペダル、4…リレー弁、5…ブ
レーキアクチュエータ、6…ブレーキシリンダ、9…モ
ジュレータ、9a…モジュレータ本体、9b…出口側空
気通路、9e…入口側空気通路、21…入口室、22…
出口室、23…排気室、24…保持用開閉弁、25…排
気用開閉弁、26…保持用切換弁、26a,26b…
弁、27…排気用切換弁、27a,27b…弁、28…
指示圧室、29…指示圧室、33…通路、34…減音
室、36…排出口、39…通路、40…チェック弁、4
1…チェック弁、42…連通孔、43…ヒューズ栓、4
4…チェック弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気によるブレーキ作動圧を発生す
    る圧縮空気源と、前記ブレーキ作動圧が供給されること
    により車輪にブレーキをかけるためのブレーキ圧力を発
    生するブレーキアクチュエータと、前記圧縮空気源と前
    記ブレーキアクチュエータとの間に設けられて前記ブレ
    ーキアクチュエータに対する前記ブレーキ作動圧の給排
    を制御するブレーキ制御弁と、該ブレーキ制御弁と前記
    ブレーキアクチュエータとの間に設けられて前記ブレー
    キアクチュエータに供給されるブレーキ作動圧を調整す
    る電磁弁を有するモジュレータとを少なくとも備え、前
    記モジュレータが、前記ブレーキ制御弁に連通する入口
    室と、前記ブレーキアクチュエータに連通する出口室
    と、外部に開口する排出口と、前記入口室と前記第1指
    示圧室との圧力差が一定値以上となったとき開くととも
    に、該圧力差が一定値より小さいとき閉じることにより
    前記入口室と前記出口室との間の連通、遮断を制御する
    保持用開閉弁と、前記出口室と前記第2指示圧室との圧
    力差が一定値以上となったとき開くとともに、該圧力差
    が一定値より小さいとき閉じることにより前記出口室と
    前記排出口との間の連通、遮断を制御する排気用開閉弁
    と、前記第1指示圧室を通常時前記排出口に連通しかつ
    前記入口室から遮断するとともにアンチスキッドブレー
    キ制御中の必要時に前記入口室に連通しかつ前記排出口
    から遮断するように切換制御する保持用切換弁と、前記
    第2指示圧室を通常時前記入口室に連通しかつ前記排出
    口から遮断するとともにアンチスキッドブレーキ制御中
    の必要時に前記排出口に連通しかつ前記入口室から遮断
    するように切換制御する排気用切換弁とからなり、制動
    中の車輪のロック傾向時に前記保持用切換弁および前記
    排気用切換弁を制御することにより前記ロック傾向を解
    消するように前記ブレーキ圧を調整するアンチスキッド
    ブレーキ制御システムにおいて、 前記排気用開閉弁から流出する前記圧縮空気により前記
    第1指示圧室が圧力上昇するのを抑制する圧力抑制手段
    が設けられていることを特徴とするアンチスキッドブレ
    ーキ制御システム。
  2. 【請求項2】 前記圧力抑制手段は、前記入口室と前記
    第1指示圧室との間を連通する通路と、該通路に設けら
    れ、前記第1指示圧室側から前記入口室側に向かう圧縮
    空気の流れのみを許容するチェック弁から構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のアンチスキッドブレ
    ーキ制御システム。
  3. 【請求項3】 前記圧力抑制手段は、前記第1指示圧室
    と前記排出口との間の通路に設けられ、前記排気用開閉
    弁から排出される圧縮空気の前記第1指示圧室側に向か
    う流れのみを阻止するチェック弁から構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のアンチスキッドブレーキ
    制御システム。
  4. 【請求項4】 前記圧力抑制手段は、前記入口室と前記
    第1指示圧室との間を連通する第1通路と、該第1通路
    に設けられ、前記第1指示圧室側から前記入口室側に向
    かう圧縮空気の流れのみを許容する第1チェック弁と、
    前記第1指示圧室と前記排出口との間の第2通路に設け
    られ、前記排気用開閉弁から排出される圧縮空気の前記
    第1指示圧室側に向かう流れのみを阻止する第2チェッ
    ク弁とから構成されていることを特徴とする請求項1記
    載のアンチスキッドブレーキ制御システム。
  5. 【請求項5】 前記圧力抑制手段は、前記排気用開閉弁
    および前記排出口間を連通する通路と外部とを連通する
    連通孔と、該連通孔を塞ぐとともに、前記通路の圧力が
    一定値以上となったとき連通孔を開く栓とから構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のアンチスキッド
    ブレーキ制御システム。
  6. 【請求項6】 前記圧力抑制手段は、前記排気用開閉弁
    および前記排出口間を連通する通路と外部とを連通する
    連通孔と、該連通孔に設けられ、前記通路から外部へ向
    かう圧縮空気の流れのみを許容するチェック弁とから構
    成されていることを特徴とする請求項1記載のアンチス
    キッドブレーキ制御システム。
JP19849194A 1994-08-23 1994-08-23 アンチスキッドブレーキ制御システム Pending JPH0858546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19849194A JPH0858546A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 アンチスキッドブレーキ制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19849194A JPH0858546A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 アンチスキッドブレーキ制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0858546A true JPH0858546A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16392009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19849194A Pending JPH0858546A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 アンチスキッドブレーキ制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0858546A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6206487B1 (en) 1997-09-02 2001-03-27 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Brake pressure control device
EP0994003A3 (de) * 1998-10-14 2001-05-30 WABCO GmbH & Co. OHG Ventileinrichtung
US8260520B2 (en) 2008-10-28 2012-09-04 Bendix Commercial Vehicle Systems Llc Heavy vehicle trailer ABS module
WO2015043710A1 (de) * 2013-09-24 2015-04-02 Wabco Gmbh & Ventileinrichtung
WO2019111899A1 (ja) * 2017-12-04 2019-06-13 ナブテスコオートモーティブ株式会社 圧力制御弁装置及び圧力制御弁装置の製造方法
DE102018127822A1 (de) * 2018-11-07 2020-05-07 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Ventilanordnung und ein Verfahren zur Drucksteuerung
JP2021102430A (ja) * 2019-11-19 2021-07-15 ヴァブコ・ヨーロッパ・ベスローテン・フェンノートシャップ Abs制御弁を制御する方法及び制御装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6206487B1 (en) 1997-09-02 2001-03-27 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Brake pressure control device
EP0994003A3 (de) * 1998-10-14 2001-05-30 WABCO GmbH & Co. OHG Ventileinrichtung
US6659129B1 (en) 1998-10-14 2003-12-09 Wabco Gmbh Valve arrangement
US8260520B2 (en) 2008-10-28 2012-09-04 Bendix Commercial Vehicle Systems Llc Heavy vehicle trailer ABS module
WO2015043710A1 (de) * 2013-09-24 2015-04-02 Wabco Gmbh & Ventileinrichtung
US9637104B2 (en) 2013-09-24 2017-05-02 Wabco Gmbh Valve apparatus
WO2019111899A1 (ja) * 2017-12-04 2019-06-13 ナブテスコオートモーティブ株式会社 圧力制御弁装置及び圧力制御弁装置の製造方法
DE102018127822A1 (de) * 2018-11-07 2020-05-07 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Ventilanordnung und ein Verfahren zur Drucksteuerung
JP2021102430A (ja) * 2019-11-19 2021-07-15 ヴァブコ・ヨーロッパ・ベスローテン・フェンノートシャップ Abs制御弁を制御する方法及び制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5427440A (en) Braking system for a vehicle
JPH06206532A (ja) スキッドコントロール装置を有する液圧式自動車ブレーキ装置
MXPA02006737A (es) Montaje de valvula rele moduladora y metodo.
JPH0858546A (ja) アンチスキッドブレーキ制御システム
JPH0891186A (ja) トレーラのブレーキ制御装置
JP3510607B2 (ja) エアブレーキシステム用ブレーキ圧力制御弁装置
JPH11124018A (ja) 坂道発進補助装置を備えたブレーキ制御システム
US4272133A (en) Anti-locking with fail safe system
JPH08175353A (ja) アンチスキッドブレーキ装置
JP3233815B2 (ja) エアブレーキシステム用ブレーキ圧力制御弁装置
JPH10310045A (ja) 車両用ブレーキ装置
JPS6033157A (ja) 車両用アンチスキッドブレ−キ装置
JPH05155319A (ja) アンチスキッドブレーキ制御方法
JPH07125619A (ja) アンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータおよびこのモジュレータを用いたアンチスキッドブレーキ制御方法
JPH05330415A (ja) アンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータ
JPH0986372A (ja) ブレーキシステム
JPH0490954A (ja) エア・オーバ・ハイドロリック・ブレーキ用液圧制御装置
JPH07291110A (ja) アンチスキッドブレーキ制御システム
JPH11147459A (ja) ブレーキ圧制御装置
JPH05345560A (ja) アンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータ
JPH05254411A (ja) エアブレーキシステムおよびこれに用いるリレーバルブ
JPH11278231A (ja) ブレーキ圧力制御装置
JPH07291109A (ja) アンチスキッドブレーキ制御システム
JPH09175356A (ja) 車両用制動制御装置
JPH06278597A (ja) 流体圧制御装置