JPH0858455A - 自動車用レジスタ - Google Patents

自動車用レジスタ

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Publication number
JPH0858455A
JPH0858455A JP21329294A JP21329294A JPH0858455A JP H0858455 A JPH0858455 A JP H0858455A JP 21329294 A JP21329294 A JP 21329294A JP 21329294 A JP21329294 A JP 21329294A JP H0858455 A JPH0858455 A JP H0858455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
register
barrel
opening
lid
sides
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21329294A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nishikatsu
聡史 西勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP21329294A priority Critical patent/JPH0858455A/ja
Publication of JPH0858455A publication Critical patent/JPH0858455A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保温時にレジスタバレルの正面を専用の蓋で
閉鎖して保温専用に使用できる自動車用レジスタを提供
する。 【構成】 レジスタバレル20の正面にレジスタグリル
及び背面に冷温風導入用の開口部20aを形成し、レジ
スタバレル20がレジスタケース10から引出された状
態で上下に反転可能になるように、レジスタケース10
の両側面に形成されたガイド溝11に前後方向へスライ
ド可能にガイドされる両側のスライドアーム21にレジ
スタバレル20の両側面を枢着させる。開口部20aに
は、開放位置に保持可能で、かつ開口部20aを閉鎖す
る蓋を付属させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インストルメントパネ
ルに引出し可能に設けられて被保温物を収納可能な空間
部を有する自動車用レジスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インストルメントパネルに背後から冷温
風を供給されるレジスタバレルを引出し可能に収納し、
その中で物品を冷温又は暖温に保温する自動車レジスタ
は、実開昭57−159840号又は実開昭63−20
1837号公報により周知である。これらのレジスタバ
レルは、いずれも正面にレジスタグリルを備えることに
より、冷温風を正面から吹出させた状態で上面から被保
温物を出入れして保温していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このように
保温時にレジスタグリルから車室内に冷温風が吹出され
ていた点に鑑みて、保温時にレジスタバレルの正面を専
用の蓋で閉鎖して保温専用に使用できる冒頭の述べた類
の自動車用レジスタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、インストルメントパネルに設けられて背
後から冷温風を供給されるレジスタケースに引出し可能
に収納され、かつ被保温物を収納可能な空間部を有する
レジスタバレルを備えた自動車用レジスタにおいて、レ
ジスタバレルの正面にレジスタグリル及び背面に冷温風
導入用の開口部を形成し、レジスタバレルがレジスタケ
ースから引出された状態で上下に反転可能になるよう
に、レジスタケースの両側面に形成されたガイド溝に前
後方向へスライド可能にガイドされる両側のスライドア
ームにレジスタバレルの両側面を枢着させ、開口部に、
開放位置に保持可能で、かつ開口部を閉鎖する蓋を付属
させたことを特徴とする。
【0005】
【作用】レジスタバレルの正面のレジスタグリルから
は、蓋を開放位置に保持された状態で開口部へ導入され
た冷温風が吹出される。レジスタバレルを保温用に使用
する場合、スライドアームをガイド溝に沿ってスライド
させ、レジスタケースからレジスタバレルを引出して反
転させる。これにより、レジスタバレルの引出し又は格
納状態で蓋を開閉して前面に位置した開口部から空間部
に被保温物が収納可能となる。
【0006】
【実施例】図1乃至図3を基に本発明の一実施例による
自動車用レジスタを説明する。10は、レジスタバレル
20を収納するレジスタケースであり、インストルメン
トパネル1のエア供給口2に接続している。レジスタケ
ース10は後部に開閉弁13を備え、正面のつまみ12
を上下動操作することにより、クランク(図示せず)を
介して回転軸13aを中心に回転して開閉される。レジ
スタケース10の両側には、レジスタバレル20のスラ
イドアーム21をガイドするガイド溝11が前後方向へ
形成されている。スライドアーム21の後端部には、ス
トッパ21aが突設され、対応してガイド溝11にはこ
のストッパをガイドする凹部11aが形成されている。
レジスタバレル20を所定位置に引出すと、ストッパ2
1aがレジスタケース10の正面10aの近辺における
凹部11aの終端部に当接して拘束されるようになって
いる。
【0007】レジスタバレル20は、両側の側面に突設
されたピン20gによりスライドアーム21の先端部分
に上下に反転可能に枢着されている。さらに、その表面
にはピン20gに対して前後に一対の凹部20h、20
cが形成され、対応位置のスライドアーム21に形成さ
れた突起21bに係合することにより、双方の反転位置
が保持されるようになっている。
【0008】レジスタバレル20は、図3に示すように
空間部20eを備えると共に、背面は冷温風導入用の開
口部20aとして形成されている。さらに、正面にはレ
ジスタグリルとして上下の風向板22と、つまみ23に
より操作される左右方向の両側の風向板24と、引出し
用のつまみ25とを備えている。
【0009】レジスタバレル20の通常状態の下面20
bに沿って蓋27(図2及び図3参照)が重ねられ、そ
の基部両側面にピン27aが突設されると共に、レジス
タバレル20の両側面の下端部の内側には前後方向にピ
ン27aのガイド溝28が形成されている。その後方側
終端部28aは、開口部20aの領域に達するように設
定されている。図2はこのようなレジスタバレル20の
反転状態を示すもので、蓋27を引出してピン27aが
ガイド溝28の後方側終端部28aに当接してその位置
を支点に下方へ回動されることにより開口部20aを閉
鎖させる。レジスタバレル20の上面20dの後端部に
は磁石29が埋込まれ、蓋27の先端部に取付けられた
磁性材29aを吸着して、閉鎖状態をロックするように
なっている。上面20dには、反転時に缶等を安定的に
収納させる凹部20fが形成されている。
【0010】このように構成された自動車用レジスタの
使用方法及び動作を図3を参照して説明する。同図Aは
通常のレジスタとしての使用状態を示すものであり、レ
ジスタバレル20の前面は、ケース前面10aの位置を
占めて収納され、蓋27が下面20bに沿って格納され
た状態でつまみ12を操作することにより、開閉弁13
の開放量を制御してエアを吹出させることができる。レ
ジスタバレル20を保温用に使用する場合、先ずつまみ
25で引出す(同図B)。次いで、レジスタバレル20
を上下に反転させてその後方の開口部20aを前面に位
置させる(同図C)。さらに、この引出したまま又は格
納状態で蓋27を開口部20aの僅かに前方位置へ引出
して下方へ回動させ、開口部20aを閉鎖させ、磁力に
よりロックする(同図D)。これにより、レジスタバレ
ル20は保温用に使用可能となり、蓋27を開閉して空
間部20eを飲み物容器等を収納させ、盲蓋としての蓋
27による閉鎖状態で開閉弁13の開放により冷温風を
供給し、保温することができる。蓋27の遮蔽により、
車室内への冷温風の吹出しは無くなる。
【0011】
【発明の効果】以上、本発明によれば、レジスタバレル
の蓋付の後方開放部を反転により手前側に位置付けする
ことにより、レジスタグリルを奥へ収納し、手前側の開
閉可能な蓋で閉鎖することにより、レジスタが車室内へ
の冷温風の吹出しの無い保温器専用として転用可能とな
る。見掛け上もレジスタグリルが隠れて盲板となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動車用レジスタの要
部斜視図である。
【図2】同レジスタのレジスタバレルの反転状態を示す
斜視図である。
【図3】同レジスタの動作状態を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
10 レジスタケース 11 ガイド溝 20 レジスタバレル 20a 開口部 21 スライドアーム 27 蓋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルに設けられて背
    後から冷温風を供給されるレジスタケースに引出し可能
    に収納され、かつ被保温物を収納可能な空間部を有する
    レジスタバレルを備えた自動車用レジスタにおいて、 レジスタバレルの正面にレジスタグリル及び背面に冷温
    風導入用の開口部を形成し、 前記レジスタバレルがレジスタケースから引出された状
    態で上下に反転可能になるように、前記レジスタケース
    の両側面に形成されたガイド溝に前後方向へスライド可
    能にガイドされる両側のスライドアームに前記レジスタ
    バレルの両側面を枢着させ、 前記開口部に、開放位置に保持可能で、かつ前記開口部
    を閉鎖する蓋を付属させたことを特徴とする自動車用レ
    ジスタ。
  2. 【請求項2】 通常状態のレジスタバレルの両側面の下
    端部に、蓋の基部両側面に突設されたピンをガイドし、
    かつ後方側終端部が開口部領域に達する長溝を前後方向
    へ形成すると共に、前記蓋の先端部に、前記ピンが前記
    後方側終端部にスライドした状態で前記開口部を閉鎖す
    るように回動した前記蓋を拘束するロック具を設けたこ
    とを特徴とする請求項1の自動車用レジスタ。
JP21329294A 1994-08-16 1994-08-16 自動車用レジスタ Pending JPH0858455A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21329294A JPH0858455A (ja) 1994-08-16 1994-08-16 自動車用レジスタ

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JP21329294A JPH0858455A (ja) 1994-08-16 1994-08-16 自動車用レジスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0858455A true JPH0858455A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16636710

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JP21329294A Pending JPH0858455A (ja) 1994-08-16 1994-08-16 自動車用レジスタ

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JP (1) JPH0858455A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019004023A1 (ja) * 2017-06-26 2019-01-03 株式会社ニフコ 容器保持兼用のエアベントユニット

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CN110719858A (zh) * 2017-06-26 2020-01-21 株式会社利富高 兼用于保持容器的出风口单元
DE112018002622T5 (de) 2017-06-26 2020-05-14 Nifco Inc. Als Behälterhalter dienende Lüftereinheit
US11351843B2 (en) 2017-06-26 2022-06-07 Nifco Inc. Air vent unit serving as container holder
DE112018002622B4 (de) 2017-06-26 2023-07-27 Nifco Inc. Als Behälterhalter dienende Lüftereinheit

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