JP2000142204A - 車輛のカップホルダ - Google Patents

車輛のカップホルダ

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JP2000142204A
JP2000142204A JP10321914A JP32191498A JP2000142204A JP 2000142204 A JP2000142204 A JP 2000142204A JP 10321914 A JP10321914 A JP 10321914A JP 32191498 A JP32191498 A JP 32191498A JP 2000142204 A JP2000142204 A JP 2000142204A
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JP
Japan
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air
duct
cab
air duct
storage part
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JP10321914A
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English (en)
Inventor
Eiji Akabane
英司 赤羽根
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械のキャブ内で、運転席からそのまま
の位置で手を伸ばして缶やビン、カップなどを置いた
り、取ったりすることができるカップホルダに関する。 【構成】 エアコンユニット2を装備した車輛のキャブ
1内において、該エアコンユニット2から延出した送風
ダクト3の先端部をキャブ1前部に立ち上げて、上部噴
出口7を運転席13方向へ設定すると共に、該噴出口7
の下部域に送風ダクト3の後面壁と接するように収納部
5が架設され、収納部5の前壁には送風ダクト3内に連
通する通風孔6が形成されているので、送風ダクト3か
ら温度調節された送風を収納部5内に取り込んで、保持
された缶やビン、カップなどを冷却し、または保温する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車輛のカップホル
ダに係り、特にエアコンユニットを装備した建設用機械
等のキャブに形成され、缶やビン、カップ等を冷却し、
または保温することができる車輛のカップホルダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧シャベルなど建設機械のキャ
ブにはエアコンユニットが装備されており、冷暖房用送
風ダクトの噴出口が開設されている。この冷風や暖風を
利用して、缶やビン、カップ等を冷やしたり、保温した
りしており、例えば実開平5−40030号公報では、
エアコンからのダクト途中に缶.ビン等を保持できる装
置を備えた蓋付きのボックスを備えて冷却可能として、
また実公平5−41069号公報では、蓋付きのクール
ボックスを設けてエアコンからの冷気を導入し、クール
ボックスに保管した物を冷却する等の構成が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成において
は、いずれも温度を逃がさないように蓋付きボックスを
備えている。このような構成にする場合、特に油圧ショ
ベルなどの建設機械では、前記実公平5−41069号
公報に示されるように、キャブ内における設置場所の制
約として運転席の後部に配置されている。そのため、運
手席に座っているオペレータは、後向きにならなければ
使用することができない欠点がある。この配置について
実開平5−40030号公報では言及していないが、油
圧ショベルなどの建設機械では前記同様の配置となる。
従って、使用に際しては後ろ向きにならなければ利用す
ることができず、飲みかけの缶やビンなどを一時的に保
管するには不便である。また、蓋つきのボックスを使用
するためコストアップも免れない。この発明は上記事情
に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、
運転席で使用しやすく、蓋付きボックスを使用しなくて
も缶やビン、カップなどを冷却または保温させることの
できる車輛のカップホルダを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するために、請求項1の発明では、エアコンユニッ
トを装備した車輛のキャブ内において、エアコンユニッ
トから延出した送風ダクトの先端部をキャブ前部に立ち
上げて、上部噴出口を設定すると共に、該噴出口の下部
域に送風ダクトと接するように収納部が架設され、収納
部の周壁には送風ダクト内と連通する通風孔が形成され
ており、送風ダクトから温度調節された送風を収納部に
取り込める、という技術的手段を講じている。また、請
求項2の発明では、エアコンユニットを装備した建設機
械のキャブ内において、該エアコンユニットから延出し
た送風ダクトの先端部が、キャブ前部に立ち上げたワイ
パーカバー内に立ち上げられ、その上部に形成された上
部噴出口が運転席方向へ設定され、該噴出口の下部域に
形成された開口部内に送風ダクトの後面壁と接するよう
に収納部が設けられ、該収納部の周壁には送風ダクト内
と連通する通風孔が形成されており、送風ダクトから温
度調節された送風を収納部に取り込める、という技術的
手段を講じている。更に、請求項3の発明では、前記ワ
イパーカバーには、開口部に収納部を覆う開閉蓋が配設
されている、という技術的手段を講じている。請求項4
の発明では、前記ワイパーカバーには、送風ダクトの前
壁から収納部の下面にかけて送風ガイドが配設され、送
風ダクトの冷暖風が収納部の下面に取り込める、という
技術的手段を講じている。
【0005】このように、キャブの後部に配設されてい
るエアコンユニットから延出した送風ダクトの先端部
を、キャブの前部に立ち上げて上部噴出口を運転席方向
へ設定してあるので、運転席の前部から冷風または暖風
を噴出させることができるが、収納部は送風ダクトの上
部噴出口下部域に配設され、送風ダクトから冷風あるい
は暖風が通風孔を経て収納部に取り込めるため、収納部
に飲料水等の缶やビン、カップなどを保持させることに
よって、保冷または保温させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の車輌のカップホ
ルダーを建設機械に適用した場合の好適実施例について
図面を参照して説明する。
【0007】図1〜3において、キャブ1の後下部にエ
アコンユニット2が配設されている。該エアコンユニッ
ト2から延出した細い送風ダクト3が、運転席13の横
を通って、キャブ1の前部で、ウインドウワイパー14
の装着されているフロントサイドフレーム15に沿って
配設されたワイパーカバー4内へ立ち上がるように配設
されている。ここで、ワイパーカバー4は、ウインドウ
ワイパーの駆動機構を収納する略ボックス状のケーシン
グであって、キャブ1の一方の前方隅部に沿って床面か
ら中途位置まで立ち上がって形成されている。
【0008】前記送風ダクト3は、上記ワイパーカバー
4内でこれに沿って略垂直に立ち上がっており、その先
端に上部噴出口7が形成されており、該上部噴出口7の
下方に通風孔6が設けられている。また、前記ワイパー
カバー4は、前記送風ダクト3の外側に空間を有してお
り、該空間の上部に収納部5が形成されている。
【0009】即ち、前記ワイパーカバー4の上部噴出口
7の下には開口部10が形成されており、該開口部10
は送風ダクト3の外側の空間に連通しており、そこに受
箱状の収納部5が形成されている。図示例の場合、収納
部5は、上面が開口するボックス状となっており、送風
ダクト3の後壁の上部で、周壁となるプレートで仕切ら
れて形成されている。この送風ダクト3に臨む収納部5
の前壁部5Aには、送風ダクト3内に連通する通風孔
6、6、・・が開設されており、送風ダクト3から冷風
あるいは温風が収納部5内へ流出可能に構成されてい
る。
【0010】そして、ワイパーカバー4の収納部5の上
方部分には、送風ダクト3の上部噴出口7が運転席13
方向に向いて形成されている。該噴出口7には、ルーバ
8が配設されており、送風9の流れの向きを変化、調節
することができるようになっている。
【0011】また、前記ワイパーカバー4の開口部10
には、開閉可能な蓋を設けることができる。図示例の場
合、開口部10の両側縁部には、ガイドレール11,1
1が形成され、両ガイドレール11,11間に開閉蓋1
2が上下へスライド自在に配設されている。この開閉蓋
は、一辺がヒンジで連結されて開閉可能な構造、あるい
は二重に重なってスライドして開閉可能な構造などの構
造を適宜用いても良い。
【0012】上記のように構成されたこの実施例におい
て、エアコンユニット2から送風される冷温あるいは高
温の送風9は、送風ダクト3の真上に配置された噴出口
7から運転席13の方へと噴出される。従って、収納部
5に例えば缶やカップ17を入れておけば、送風ダクト
3から通風孔6、6・・を経て冷風あるいは暖風が収納
部5の缶17へと噴出されるので、缶17を保冷あるい
は保温させておくことができる。
【0013】また収納部5は運転席13の直前に配設さ
れているので、運転者は着座した姿勢のままで、手を伸
ばして缶やカップ17を置き、または取り出すことがで
きる。エアコンを使用しないときは収納部5に小物を収
納して開閉蓋12を閉じれば小物入れとして使用しう
る。
【0014】前記実施例では、ワイパーカバー4内に送
風ダクト3と収納部5を形成したものを例示したが、こ
の構成に限定されるものではなく、送風ダクト3の前壁
に直接通風孔6を形成して、該前壁に棚状に収納部5を
架設するようにしてもよい。また、ワイパーカバー4と
は関係なく、送風ダクト3の先端部を立ち上げて、送風
ダクト3の後壁面に通風孔6を形成し、該通風孔の下部
域に収納部5を架設するようにすることもできる。
【0015】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、用途に沿って任意に設計変更をすること
ができる。例えば、前記収納部の通風孔に対して、送風
量を調節することのできるシャッタあるいはルーバを配
設することができる。また図において収納部は固定した
状態のものが示されているが、受箱状の形態で、上から
着脱自在に嵌着した構成にすることもできる。また、エ
アコンユニットは冷房または暖房のいずれか一方であっ
てもよい。更に、車輌として建設機械を例示したが、そ
の他の産業用車輌などの作業用車輌であってもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明は上記構成からなっているの
で、オペレータは運転席に座ったままで手を前に伸ばし
て飲用水等の缶やビン、カップなどを収納部から取り上
げ、また保管させることができる。収納部は、その前壁
に形成した通風孔を送風ダクト内に連通させて送風ダク
トの後面に配設したので、大がかりで高価な蓋付きボッ
クスなどを使用しなくても、送風ダクトから冷風あるい
は暖風を収納部上の缶ビンに直接あてることができ、缶
やビン、カップなどを容易に冷却したり、または保温さ
せることができる。また、キャブの前部に立ち上げたワ
イパーカバーの上部に形成した開口部の中に収納部が配
設されたものにおいて、開口部に開閉蓋を配設すれば、
収納部は小物入れとして使用できる。また、収納部は前
壁に通風孔を開口させて、該通風孔を送風ダクト内に連
通させるだけの簡単な構成なので、コストダウンを図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械のキャブの斜視図である。
【図2】収納部の斜視図である。
【図3】収納部の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 建設用機械のキャブ 2 エアコンユニット 3 送風ダクト 4 ワイパーカバー 5 収納部 5A 前壁部 6 通風孔 7 噴出口 8 ルーバ 10 開口部 11 ガイドレール 12 開閉蓋 13 運転席 14 ウインドウワイパー 15 フロントサイドフレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアコンユニットを装備した車輛のキャ
    ブ内において、 エアコンユニットから延出した送風ダクトの先端部をキ
    ャブ前部に立ち上げて、上部噴出口を設定すると共に、 該噴出口の下部域に送風ダクトと接するように収納部が
    形成され、 収納部の周壁には送風ダクト内と連通する通風孔が形成
    されており、 送風ダクトから温度調節された送風を収納部へ取り込め
    ることを特徴とする車輛のカップホルダ。
  2. 【請求項2】 エアコンユニットを装備した建設機械の
    キャブ内において、 エアコンユニットから延出した送風ダクトの先端部が、
    キャブ前部に立ち上げたワイパーカバー内に立ち上げら
    れ、 その上部に形成された上部噴出口が運転席方向へ設定さ
    れ、 該噴出口の下部域に形成された開口部内に送風ダクトの
    後面壁と接するように収納部が設けられ、 該収納部の周壁には送風ダクト内と連通する通風孔が形
    成されており、 送風ダクトから温度調節された送風を収納部へ取り込め
    ることを特徴とする車輛のカップホルダ。
  3. 【請求項3】 前記ワイパーカバーには、開口部に収納
    部を覆う開閉蓋が配設されていることを特徴とする請求
    項2に記載された車輛のカップホルダ。
  4. 【請求項4】 前記ワイパーカバーには、送風ダクトの
    前壁から収納部の下面にかけて送風ガイドが配設され、
    送風ダクトの冷暖風が収納部の下面に取り込めることを
    特徴とする請求項2または3のいずれかに記載された車
    輛のカップホルダ。
JP10321914A 1998-11-12 1998-11-12 車輛のカップホルダ Pending JP2000142204A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095002A (ja) * 2001-09-19 2003-04-03 Nifco Inc 物品収容装置
KR100602681B1 (ko) 2004-10-12 2006-07-20 비스티온 인테리어스 코리아 주식회사 슬라이딩 커버를 갖는 자동차용 컵홀더 및 그 제조방법
JP2007276604A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Kojima Press Co Ltd 空気取入れ装置付きカップホルダ

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203