JPH085568A - リード検査装置 - Google Patents
リード検査装置Info
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- JPH085568A JPH085568A JP6132811A JP13281194A JPH085568A JP H085568 A JPH085568 A JP H085568A JP 6132811 A JP6132811 A JP 6132811A JP 13281194 A JP13281194 A JP 13281194A JP H085568 A JPH085568 A JP H085568A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リードを2方向から同時に検査できるリード
検査装置を提供する。 【構成】 半導体装置1を保持する検査ステージ2と、
半導体装置1の背面からリード1bに光を照射する光源
5と、リード1bを観測する第1および第2のCCDカ
メラ3,4とから構成する。第1のCCDカメラ3は、
光源5の対向位置に設けられてリード1bを観測する。
第2のCCDカメラ4は、光源5からの光の一部をリー
ド1bを有する面の外方向に反射する反射部6aからの
反射光を受光して、第1のCCDカメラ3とは別の角度
からリード1bを観測する。したがって、第1のCCD
カメラ3によって、半導体装置1の実装面に対してほぼ
垂直方向から、第2のCCDカメラ4によってほぼ水平
方向からリード1bを観測することができるので、リー
ド1bの曲がり、浮き、寸法不良、およびリード1bへ
の付着異物を同時に検出することができる。
検査装置を提供する。 【構成】 半導体装置1を保持する検査ステージ2と、
半導体装置1の背面からリード1bに光を照射する光源
5と、リード1bを観測する第1および第2のCCDカ
メラ3,4とから構成する。第1のCCDカメラ3は、
光源5の対向位置に設けられてリード1bを観測する。
第2のCCDカメラ4は、光源5からの光の一部をリー
ド1bを有する面の外方向に反射する反射部6aからの
反射光を受光して、第1のCCDカメラ3とは別の角度
からリード1bを観測する。したがって、第1のCCD
カメラ3によって、半導体装置1の実装面に対してほぼ
垂直方向から、第2のCCDカメラ4によってほぼ水平
方向からリード1bを観測することができるので、リー
ド1bの曲がり、浮き、寸法不良、およびリード1bへ
の付着異物を同時に検出することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に設けられ
たリードの変形やリードへの付着異物の有無を検査する
リード検査装置に関する。
たリードの変形やリードへの付着異物の有無を検査する
リード検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日における半導体装置の小型化や高集
積化の傾向の中で、半導体チップが搭載されるリードフ
レームについてもリードのファインピッチ化や微細化が
ますます進んでいる。そのため、ダイボンディングから
レジンなどによる封止を経てリードの切断成形に至る過
程におけるリードの曲がりや寸法不足、あるいは面実装
タイプの半導体装置におけるリード先端の高さの不揃い
であるリード浮きが一層発生しやすい状況になってい
る。リードの変形は実装後における導通不良の原因とな
るために、これを発見して所定の対策を講じることが必
要である。また、同様にリードに付着した異物も導通不
良の原因となることから、これを取り除く必要がある。
積化の傾向の中で、半導体チップが搭載されるリードフ
レームについてもリードのファインピッチ化や微細化が
ますます進んでいる。そのため、ダイボンディングから
レジンなどによる封止を経てリードの切断成形に至る過
程におけるリードの曲がりや寸法不足、あるいは面実装
タイプの半導体装置におけるリード先端の高さの不揃い
であるリード浮きが一層発生しやすい状況になってい
る。リードの変形は実装後における導通不良の原因とな
るために、これを発見して所定の対策を講じることが必
要である。また、同様にリードに付着した異物も導通不
良の原因となることから、これを取り除く必要がある。
【0003】そこで、組立完了後の半導体装置に対し
て、リード検査装置を用いてリードの変形や付着異物の
有無を検査することが行われている。このリード検査装
置は、たとえばプレスジャーナル社発行「93〜94年
度版 半導体製造装置・材料総合ガイドブック」平成4
年11月10日発行、P298、P304などに紹介さ
れている。
て、リード検査装置を用いてリードの変形や付着異物の
有無を検査することが行われている。このリード検査装
置は、たとえばプレスジャーナル社発行「93〜94年
度版 半導体製造装置・材料総合ガイドブック」平成4
年11月10日発行、P298、P304などに紹介さ
れている。
【0004】以下、本発明者によって検討されたリード
検査装置について説明する。
検査装置について説明する。
【0005】このリード検査装置は、たとえば図8に示
すような構造からなるもので、検査ステージ12上に保
持された半導体装置11の背面に設けられた透明性を有
する内部ステージ16に向けて光源15から光を照射
し、実装面に対して水平方向からCCDカメラ13など
の観測手段によってリード11bの浮きなどを検査する
ものである。
すような構造からなるもので、検査ステージ12上に保
持された半導体装置11の背面に設けられた透明性を有
する内部ステージ16に向けて光源15から光を照射
し、実装面に対して水平方向からCCDカメラ13など
の観測手段によってリード11bの浮きなどを検査する
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなリード検査
装置の観測手段によって観測される水平方向からの画像
によればリード浮きや先端ピッチを検査することは可能
であるが、リード間異物やリード先端曲がり、あるいは
リード寸法不良などが検査できない。したがって、別の
検査ステージを追加して半導体装置11をここに移送
し、別の観測手段によって半導体装置11の実装面に対
して垂直方向からあらためてリード11bを検査するこ
とが必要である。
装置の観測手段によって観測される水平方向からの画像
によればリード浮きや先端ピッチを検査することは可能
であるが、リード間異物やリード先端曲がり、あるいは
リード寸法不良などが検査できない。したがって、別の
検査ステージを追加して半導体装置11をここに移送
し、別の観測手段によって半導体装置11の実装面に対
して垂直方向からあらためてリード11bを検査するこ
とが必要である。
【0007】そして、このような水平、垂直という2方
向からのリード検査をそれぞれ別々のステージで行うこ
とは、検査スピードの遅延化を招来するのみならず、2
つの検査ステージおよびそれに付随する装置が必要で構
成部品が多くなり、リード検査装置自体の大型化をも招
くことになる。
向からのリード検査をそれぞれ別々のステージで行うこ
とは、検査スピードの遅延化を招来するのみならず、2
つの検査ステージおよびそれに付随する装置が必要で構
成部品が多くなり、リード検査装置自体の大型化をも招
くことになる。
【0008】そこで、本発明の目的は、半導体装置のリ
ードを2方向から同時に検査することのできるリード検
査装置に関する技術を提供することにある。
ードを2方向から同時に検査することのできるリード検
査装置に関する技術を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、装置の小型化を図る
ことのできるリード検査装置に関する技術を提供するこ
とにある。
ことのできるリード検査装置に関する技術を提供するこ
とにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
【0012】すなわち、本発明のリード検査装置は、半
導体装置を所定位置に保持する検査ステージと、この検
査ステージに保持された半導体装置の背面からリードに
光を照射する光源と、リードを観測する第1および第2
の観測手段とからなるものである。第1の観測手段は、
光源の対向位置に設けられてリードを観測するものであ
る。また、第2の観測手段は、光源からの光の一部をリ
ードを有する面の外方向に反射する反射部からの反射光
を受光して、第1の観測手段とは別の角度からリードを
観測するものである。したがって、第1の観測手段によ
って、半導体装置の実装面に対してほぼ垂直方向からリ
ードを観測し、第2の観測手段によって、半導体装置の
実装面に対してほぼ水平方向からリードを観測するよう
にそれぞれ位置決めすることができる。
導体装置を所定位置に保持する検査ステージと、この検
査ステージに保持された半導体装置の背面からリードに
光を照射する光源と、リードを観測する第1および第2
の観測手段とからなるものである。第1の観測手段は、
光源の対向位置に設けられてリードを観測するものであ
る。また、第2の観測手段は、光源からの光の一部をリ
ードを有する面の外方向に反射する反射部からの反射光
を受光して、第1の観測手段とは別の角度からリードを
観測するものである。したがって、第1の観測手段によ
って、半導体装置の実装面に対してほぼ垂直方向からリ
ードを観測し、第2の観測手段によって、半導体装置の
実装面に対してほぼ水平方向からリードを観測するよう
にそれぞれ位置決めすることができる。
【0013】この場合、前記した検査ステージは、複数
の外周面の少なくとも1面が光源の方向に傾斜されて反
射部が設けられた内部ステージと、この内部ステージの
外側に位置させて設けられ、透明性を有する部材によっ
て形成された外部ステージとで構成することができる。
の外周面の少なくとも1面が光源の方向に傾斜されて反
射部が設けられた内部ステージと、この内部ステージの
外側に位置させて設けられ、透明性を有する部材によっ
て形成された外部ステージとで構成することができる。
【0014】また、本発明のリード検査装置は、半導体
装置を所定位置に保持する検査ステージと、この検査ス
テージに保持された半導体装置の背面側からリードに光
を照射する光源と、光源の対向位置に設けられてリード
を観測する双方向観測手段とからなるものである。ま
た、光源からの光の一部をリードを有する面の外方向に
反射する第1の反射部と、この第1の反射部からの反射
光をさらに光源の照射方向に反射する第2の反射部とが
設けられており、前記双方向観測手段は、光源からの光
を受光するとともに第2の反射部からの反射光を受光し
てリードを観測するものである。したがって、双方向観
測手段によって、半導体装置の実装面に対してほぼ垂直
方向、およびほぼ水平方向からリードを観測するように
位置決めすることができる。
装置を所定位置に保持する検査ステージと、この検査ス
テージに保持された半導体装置の背面側からリードに光
を照射する光源と、光源の対向位置に設けられてリード
を観測する双方向観測手段とからなるものである。ま
た、光源からの光の一部をリードを有する面の外方向に
反射する第1の反射部と、この第1の反射部からの反射
光をさらに光源の照射方向に反射する第2の反射部とが
設けられており、前記双方向観測手段は、光源からの光
を受光するとともに第2の反射部からの反射光を受光し
てリードを観測するものである。したがって、双方向観
測手段によって、半導体装置の実装面に対してほぼ垂直
方向、およびほぼ水平方向からリードを観測するように
位置決めすることができる。
【0015】この場合、前記した検査ステージは、複数
の外周面の少なくとも1面が光源の方向に傾斜された第
1の反射部が設けられた内部ステージと、この内部ステ
ージの外側に位置されるとともに第2の反射部が設けら
れ、透明性を有する部材によって形成された外部ステー
ジとで構成することができる。
の外周面の少なくとも1面が光源の方向に傾斜された第
1の反射部が設けられた内部ステージと、この内部ステ
ージの外側に位置されるとともに第2の反射部が設けら
れ、透明性を有する部材によって形成された外部ステー
ジとで構成することができる。
【0016】そして、これらの場合において、前記した
外部ステージは、第2の観測手段または双方向観測手段
が受光する光源からの反射光が通過するように設けるこ
とが可能である。
外部ステージは、第2の観測手段または双方向観測手段
が受光する光源からの反射光が通過するように設けるこ
とが可能である。
【0017】
【作用】上記のような構成のリード検査装置によれば、
半導体装置の本体から延在されたリードを、たとえば半
導体装置の実装面に対してほぼ垂直方向およびほぼ水平
方向の2方向から同時に観測することができるので、リ
ードの曲がり、浮き、寸法不良、およびリードへの付着
異物を同時に検出することが可能になる。
半導体装置の本体から延在されたリードを、たとえば半
導体装置の実装面に対してほぼ垂直方向およびほぼ水平
方向の2方向から同時に観測することができるので、リ
ードの曲がり、浮き、寸法不良、およびリードへの付着
異物を同時に検出することが可能になる。
【0018】また、1つの検査ステージでリードを2方
向から観測できるので、検査ステージ数が減少でき、さ
らに付随装置が不要となり、リード検査装置の小型化や
低コスト化を図ることが可能になる。
向から観測できるので、検査ステージ数が減少でき、さ
らに付随装置が不要となり、リード検査装置の小型化や
低コスト化を図ることが可能になる。
【0019】検査ステージを内部ステージと外部ステー
ジとで構成し、外部ステージを透明性を有する部材とす
ることで、光源からの光が拡散されて、最適な条件下で
のリードの観測が可能になる。
ジとで構成し、外部ステージを透明性を有する部材とす
ることで、光源からの光が拡散されて、最適な条件下で
のリードの観測が可能になる。
【0020】さらに、2方向の画像が同時にとらえられ
る双方向観測手段が用いられたリード検査装置によれ
ば、画像メモリが減少され、処理速度がアップする。
る双方向観測手段が用いられたリード検査装置によれ
ば、画像メモリが減少され、処理速度がアップする。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0022】(実施例1)図1は本発明の一実施例であ
るリード検査装置を示す要部斜視図、図2はそのリード
検査装置の要部断面図、図3はそのリード検査装置の第
1の観測手段によって観測される画像を示す概略図、そ
して図4はそのリード検査装置の第2の観測手段によっ
て観測される画像を示す概略図である。
るリード検査装置を示す要部斜視図、図2はそのリード
検査装置の要部断面図、図3はそのリード検査装置の第
1の観測手段によって観測される画像を示す概略図、そ
して図4はそのリード検査装置の第2の観測手段によっ
て観測される画像を示す概略図である。
【0023】本実施例のリード検査装置は、半導体装置
(図2)1の本体1aから延在されたリード1bの曲が
り、浮き、寸法不良、およびリード1bへの付着異物な
どを検出する装置であり、図1に示すように、ほぼ水平
方向に設置されて半導体装置1を所定位置に保持する検
査ステージ2の上方には第1のCCDカメラ(第1の観
測手段)3が、側方には第2のCCDカメラ(第2の観
測手段)4が、それぞれ2台ずつ配置されている。ま
た、検査ステージ2の下方、すなわち保持された半導体
装置1の背面側には、リード1bに光を照射して鮮明な
観測を可能とするための光源5が前記した第1のCCD
カメラ3に対向して設けられている。
(図2)1の本体1aから延在されたリード1bの曲が
り、浮き、寸法不良、およびリード1bへの付着異物な
どを検出する装置であり、図1に示すように、ほぼ水平
方向に設置されて半導体装置1を所定位置に保持する検
査ステージ2の上方には第1のCCDカメラ(第1の観
測手段)3が、側方には第2のCCDカメラ(第2の観
測手段)4が、それぞれ2台ずつ配置されている。ま
た、検査ステージ2の下方、すなわち保持された半導体
装置1の背面側には、リード1bに光を照射して鮮明な
観測を可能とするための光源5が前記した第1のCCD
カメラ3に対向して設けられている。
【0024】検査ステージ2は、半導体装置1の本体1
aが位置する内部ステージ6と、この内部ステージ6の
外側に設けられて半導体装置1のリード1bが位置する
外部ステージ7とから構成されている。
aが位置する内部ステージ6と、この内部ステージ6の
外側に設けられて半導体装置1のリード1bが位置する
外部ステージ7とから構成されている。
【0025】図2に示すように、内部ステージ6の外周
辺は上方に立ち上がって形成されて半導体装置1の本体
1aが位置決めされるようになっている。また、この内
部ステージ6の外周面のうち対向する2面は下方に位置
する光源5の方向に傾斜して設けられ、光源5から照射
される光の一部を第2のCCDカメラ4の方向、すなわ
ち半導体装置1のリード1bを有する面の外方向に反射
する反射部6aとされている。この内部ステージ6を周
方向から包囲するように設けられた外部ステージ7は、
たとえば半透明である乳白色のアクリルからなってお
り、照射された光を適度に拡散して光量を調整してリー
ド1bの観測条件を適正化している。
辺は上方に立ち上がって形成されて半導体装置1の本体
1aが位置決めされるようになっている。また、この内
部ステージ6の外周面のうち対向する2面は下方に位置
する光源5の方向に傾斜して設けられ、光源5から照射
される光の一部を第2のCCDカメラ4の方向、すなわ
ち半導体装置1のリード1bを有する面の外方向に反射
する反射部6aとされている。この内部ステージ6を周
方向から包囲するように設けられた外部ステージ7は、
たとえば半透明である乳白色のアクリルからなってお
り、照射された光を適度に拡散して光量を調整してリー
ド1bの観測条件を適正化している。
【0026】検査ステージ2の上方に位置する第1のC
CDカメラ3は、検査ステージ2に保持された半導体装
置1の実装面に対してほぼ垂直方向からリード1bを観
測する位置に設けられており、観測された画像は図示し
ない制御部に送られて正規のリード1bの画像と比較さ
れるようになっている。そして、後述する第2のCCD
カメラ4による画像と併せて、観測された画像が正規の
画像と一致している場合には良品としてのマーキングが
されて次工程に移送され、一方、正規の画像とは不一致
の場合には、不良品としてラインからはずされるととも
に所定の処置が施されることになる。
CDカメラ3は、検査ステージ2に保持された半導体装
置1の実装面に対してほぼ垂直方向からリード1bを観
測する位置に設けられており、観測された画像は図示し
ない制御部に送られて正規のリード1bの画像と比較さ
れるようになっている。そして、後述する第2のCCD
カメラ4による画像と併せて、観測された画像が正規の
画像と一致している場合には良品としてのマーキングが
されて次工程に移送され、一方、正規の画像とは不一致
の場合には、不良品としてラインからはずされるととも
に所定の処置が施されることになる。
【0027】検査ステージ2の側方に位置する第2のC
CDカメラ4は、検査ステージ2に保持された半導体装
置1の実装面に対してほぼ水平方向からリード1bを観
測する位置に設けられており、観測された画像は制御部
に送られて前記した第1のCCDカメラ3の場合と同様
の処理がされるようになっている。
CDカメラ4は、検査ステージ2に保持された半導体装
置1の実装面に対してほぼ水平方向からリード1bを観
測する位置に設けられており、観測された画像は制御部
に送られて前記した第1のCCDカメラ3の場合と同様
の処理がされるようになっている。
【0028】このようなリード検査装置の検査ステージ
2には、たとえば図示する場合には面実装タイプである
SOP(Samll Outline Package )の半導体装置1が保
持される。
2には、たとえば図示する場合には面実装タイプである
SOP(Samll Outline Package )の半導体装置1が保
持される。
【0029】ここで、半導体装置1の背面側の光源5か
らリード1bに向けて光が照射されると、その一部は直
進してアクリルからなる半透明の外部ステージ7によっ
て拡散され、光源5の対向位置に設けられた第1のCC
Dカメラ3に受光される。したがって、半導体装置1の
リード1bは、第1のCCDカメラ3によって実装面に
対してほぼ垂直方向から観測されることになる。そし
て、このときの画像の一例を示すのが図3である。この
図3によれば、正常なリード1bの画像Aとともに曲が
ったリード1bの画像B、異物が付着したリード1bの
画像C、寸法不良のリード1bの画像Dなどを観測する
ことができる。
らリード1bに向けて光が照射されると、その一部は直
進してアクリルからなる半透明の外部ステージ7によっ
て拡散され、光源5の対向位置に設けられた第1のCC
Dカメラ3に受光される。したがって、半導体装置1の
リード1bは、第1のCCDカメラ3によって実装面に
対してほぼ垂直方向から観測されることになる。そし
て、このときの画像の一例を示すのが図3である。この
図3によれば、正常なリード1bの画像Aとともに曲が
ったリード1bの画像B、異物が付着したリード1bの
画像C、寸法不良のリード1bの画像Dなどを観測する
ことができる。
【0030】一方、光源5から照射された光の一部は内
部ステージ6の反射部6aによって半導体装置1のリー
ド1bを有する面の外方向に反射され、側方に設けられ
た第2のCCDカメラ4に受光される。したがって、半
導体装置1のリード1bは、前記のように第1のCCD
カメラ3によって実装面に対してほぼ垂直方向から観測
されるとともに、この第2のCCDカメラ4によって実
装面に対してほぼ水平方向からも、同時に観測されるこ
とになる。そして、このときの画像の一例を示す図4に
よれば、正常なリード1bの画像Eとともに実装面から
浮いたリード1bの画像Fなどを観測することができ
る。
部ステージ6の反射部6aによって半導体装置1のリー
ド1bを有する面の外方向に反射され、側方に設けられ
た第2のCCDカメラ4に受光される。したがって、半
導体装置1のリード1bは、前記のように第1のCCD
カメラ3によって実装面に対してほぼ垂直方向から観測
されるとともに、この第2のCCDカメラ4によって実
装面に対してほぼ水平方向からも、同時に観測されるこ
とになる。そして、このときの画像の一例を示す図4に
よれば、正常なリード1bの画像Eとともに実装面から
浮いたリード1bの画像Fなどを観測することができ
る。
【0031】実装面に対してほぼ垂直方向およびほぼ水
平方向から観測された2種類のリード1bの画像は、前
記のように図示しない制御部に伝送される。したがっ
て、図3および図4に示すように、リード1bに曲がり
や浮き、寸法不良、そして異物付着が認められた場合に
は、制御部に予めインプットされた正規のリード1bの
画像とは不一致であるので、不良品と判断されてライン
からはずされ、不良個所を修正するための処理が講じら
れることになる。なお、観測された画像が正規の画像と
一致している場合であれば次工程に移送される。
平方向から観測された2種類のリード1bの画像は、前
記のように図示しない制御部に伝送される。したがっ
て、図3および図4に示すように、リード1bに曲がり
や浮き、寸法不良、そして異物付着が認められた場合に
は、制御部に予めインプットされた正規のリード1bの
画像とは不一致であるので、不良品と判断されてライン
からはずされ、不良個所を修正するための処理が講じら
れることになる。なお、観測された画像が正規の画像と
一致している場合であれば次工程に移送される。
【0032】このように、本実施例に示すリード検査装
置によれば、半導体装置1の本体1aから延在されたリ
ード1bを、第1および第2のCCDカメラ3,4によ
って半導体装置1の実装面に対してほぼ垂直方向および
ほぼ水平方向という2方向から同時に観測することがで
きる。したがって、1回の検査によってリード1bの曲
がり、浮き、寸法不良、およびリード1bへの付着異物
などを同時に検出することが可能になる。
置によれば、半導体装置1の本体1aから延在されたリ
ード1bを、第1および第2のCCDカメラ3,4によ
って半導体装置1の実装面に対してほぼ垂直方向および
ほぼ水平方向という2方向から同時に観測することがで
きる。したがって、1回の検査によってリード1bの曲
がり、浮き、寸法不良、およびリード1bへの付着異物
などを同時に検出することが可能になる。
【0033】また、1つの検査ステージ2でリード1b
を2方向から観測できるので、複数の検査ステージ2お
よびこれに付随する装置を設ける必要がなくなり、リー
ド検査装置自体の小型化や低コスト化を図ることが可能
になる。
を2方向から観測できるので、複数の検査ステージ2お
よびこれに付随する装置を設ける必要がなくなり、リー
ド検査装置自体の小型化や低コスト化を図ることが可能
になる。
【0034】(実施例2)図5は本発明の他の実施例で
あるリード検査装置を示す断面図である。
あるリード検査装置を示す断面図である。
【0035】本実施例のリード検査装置は、内部ステー
ジ6とともに検査ステージ2を構成する外部ステージ7
が、内部ステージ6の反射部6aに近接する位置まで至
っている点で、前記した実施例1のリード検査装置と相
違している。なお、その他の箇所は実施例1のリード検
査装置と同一であり、よって同一の部材には同一の符号
が付されている。
ジ6とともに検査ステージ2を構成する外部ステージ7
が、内部ステージ6の反射部6aに近接する位置まで至
っている点で、前記した実施例1のリード検査装置と相
違している。なお、その他の箇所は実施例1のリード検
査装置と同一であり、よって同一の部材には同一の符号
が付されている。
【0036】図示するように、外部ステージ7を反射部
6aの近接位置まで設けることによって、第1のCCD
カメラ3が受光する光のみならず、第2のCCDカメラ
4が受光する光も外部ステージ7によって拡散されたも
のとなる。したがって、双方のCCDカメラ3,4が受
光する光がいずれも適度に拡散されて光量が調整された
ものとなり、リード1bの観測条件をより適正化するこ
とが可能になる。なお、光源5からの光量は外部ステー
ジ7における反射部6a付近の厚さTを変化させること
によって任意に調整できる。
6aの近接位置まで設けることによって、第1のCCD
カメラ3が受光する光のみならず、第2のCCDカメラ
4が受光する光も外部ステージ7によって拡散されたも
のとなる。したがって、双方のCCDカメラ3,4が受
光する光がいずれも適度に拡散されて光量が調整された
ものとなり、リード1bの観測条件をより適正化するこ
とが可能になる。なお、光源5からの光量は外部ステー
ジ7における反射部6a付近の厚さTを変化させること
によって任意に調整できる。
【0037】(実施例3)図6は本発明のさらに他の実
施例であるリード検査装置を示す要部断面図、図7はそ
のリード検査装置の双方向観測手段によって観測される
画像を示す概略図である。
施例であるリード検査装置を示す要部断面図、図7はそ
のリード検査装置の双方向観測手段によって観測される
画像を示す概略図である。
【0038】図示するように、本実施例のリード検査装
置は、ほぼ水平方向に設置されて半導体装置1を所定位
置に保持する検査ステージ2の上方にCCDカメラ(双
方向観測手段)8が2台配置されているものである。ま
た、検査ステージ2の下方には、リード1bに光を照射
する光源5がCCDカメラ8に対向して設けられてい
る。
置は、ほぼ水平方向に設置されて半導体装置1を所定位
置に保持する検査ステージ2の上方にCCDカメラ(双
方向観測手段)8が2台配置されているものである。ま
た、検査ステージ2の下方には、リード1bに光を照射
する光源5がCCDカメラ8に対向して設けられてい
る。
【0039】検査ステージ2を構成する一方の部材であ
る内部ステージ9は半導体装置1の本体1aが位置決め
されるものであり、外周面の対向する2面は光源5の方
向に傾斜して設けられ、光源5から照射される光の一部
を半導体装置1のリード1bを有する面の外方向に反射
する第1の反射部9aとされている。また、検査ステー
ジ2を構成するもう一方の部材である外部ステージ10
には、前記した内部ステージの第1の反射部9aによる
反射光をさらに反射してCCDカメラ8の方向、すなわ
ち光源5の照射方向に導く第2の反射部10aが、CC
Dカメラ8に向けて傾斜された内周面の対向する2面に
設けられている。
る内部ステージ9は半導体装置1の本体1aが位置決め
されるものであり、外周面の対向する2面は光源5の方
向に傾斜して設けられ、光源5から照射される光の一部
を半導体装置1のリード1bを有する面の外方向に反射
する第1の反射部9aとされている。また、検査ステー
ジ2を構成するもう一方の部材である外部ステージ10
には、前記した内部ステージの第1の反射部9aによる
反射光をさらに反射してCCDカメラ8の方向、すなわ
ち光源5の照射方向に導く第2の反射部10aが、CC
Dカメラ8に向けて傾斜された内周面の対向する2面に
設けられている。
【0040】したがって、光源からの光は、一部が乳白
色のアクリルからなる外部ステージ10内を直進してそ
のままCCDカメラ8に受光されるとともに、他の一部
は内部ステージ9に設けられた第1の反射部9aに反射
されて外部ステージ10の第2の反射部10aに至り、
さらにここで反射されてCCDカメラ8に受光されるこ
とになる。よって、検査ステージ2の上方に位置するC
CDカメラ8は、直進光を受光することで半導体装置1
の実装面に対してほぼ垂直方向からリード1bを観測す
るとともに、反射光を受光することでほぼ水平方向から
もリード1bを観測することになる。
色のアクリルからなる外部ステージ10内を直進してそ
のままCCDカメラ8に受光されるとともに、他の一部
は内部ステージ9に設けられた第1の反射部9aに反射
されて外部ステージ10の第2の反射部10aに至り、
さらにここで反射されてCCDカメラ8に受光されるこ
とになる。よって、検査ステージ2の上方に位置するC
CDカメラ8は、直進光を受光することで半導体装置1
の実装面に対してほぼ垂直方向からリード1bを観測す
るとともに、反射光を受光することでほぼ水平方向から
もリード1bを観測することになる。
【0041】なお、その他の箇所は実施例1のリード検
査装置と同一であり、よって同一の部材には同一の符号
が付されている。また、図示する場合には、外部ステー
ジ10は内部ステージ9の第1の反射部9aの近接位置
まで設けられていないが、これを前記実施例2のように
形成することによって、CCDカメラ8が受光する直進
光および反射光のいずれをも外部ステージ7によって拡
散させ、光量を調整して観測条件を適正化することが可
能である。
査装置と同一であり、よって同一の部材には同一の符号
が付されている。また、図示する場合には、外部ステー
ジ10は内部ステージ9の第1の反射部9aの近接位置
まで設けられていないが、これを前記実施例2のように
形成することによって、CCDカメラ8が受光する直進
光および反射光のいずれをも外部ステージ7によって拡
散させ、光量を調整して観測条件を適正化することが可
能である。
【0042】このようなリード検査装置のCCDカメラ
8によって観測される画像の一例を示すのが図7であ
る。
8によって観測される画像の一例を示すのが図7であ
る。
【0043】前記のように、本実施例におけるCCDカ
メラ8によれば、リード1bは半導体装置1の実装面に
対してほぼ垂直方向およびほぼ水平方向からの2方向か
ら観測される。したがって、これによって得られた画像
は、図7に示すように、半分が垂直方向からのもので他
の半分が水平方向からのものとなる。すなわち、図7の
左半分に示される垂直方向からの画像によれば、正常な
リード1bの画像Aとともに曲がったリード1bの画像
B、異物が付着したリード1bの画像Cなどを観測する
ことができる。右半分に示される水平方向からの画像に
よれば、正常なリード1bの画像Eとともに実装面から
浮いたリード1bの画像Fなどを観測することができ
る。
メラ8によれば、リード1bは半導体装置1の実装面に
対してほぼ垂直方向およびほぼ水平方向からの2方向か
ら観測される。したがって、これによって得られた画像
は、図7に示すように、半分が垂直方向からのもので他
の半分が水平方向からのものとなる。すなわち、図7の
左半分に示される垂直方向からの画像によれば、正常な
リード1bの画像Aとともに曲がったリード1bの画像
B、異物が付着したリード1bの画像Cなどを観測する
ことができる。右半分に示される水平方向からの画像に
よれば、正常なリード1bの画像Eとともに実装面から
浮いたリード1bの画像Fなどを観測することができ
る。
【0044】そして、CCDカメラ8によって観測され
た2方向からの画像は、図示しない制御部に伝送され、
図7に示すようにリード1bに変形や異物付着が認めら
れた場合には、不良個所を修正する処理が講じられる。
一方、異常がない場合には次工程に移送される。
た2方向からの画像は、図示しない制御部に伝送され、
図7に示すようにリード1bに変形や異物付着が認めら
れた場合には、不良個所を修正する処理が講じられる。
一方、異常がない場合には次工程に移送される。
【0045】このように、本実施例に示すリード検査装
置によれば、半導体装置1の本体1aから延在されたリ
ード1bを、1台のCCDカメラ8によって実装面に対
してほぼ垂直方向およびほぼ水平方向という双方向から
同時に観測できる。したがって、1回の検査によってリ
ード1bの異常が検出できるのみならず、1台のCCD
カメラによってリード1bを垂直および水平の2方向か
ら観測できるので、CCDカメラ8の台数を半減でき、
リード検査装置の一層の小型化や低コスト化を図ること
が可能になる。
置によれば、半導体装置1の本体1aから延在されたリ
ード1bを、1台のCCDカメラ8によって実装面に対
してほぼ垂直方向およびほぼ水平方向という双方向から
同時に観測できる。したがって、1回の検査によってリ
ード1bの異常が検出できるのみならず、1台のCCD
カメラによってリード1bを垂直および水平の2方向か
ら観測できるので、CCDカメラ8の台数を半減でき、
リード検査装置の一層の小型化や低コスト化を図ること
が可能になる。
【0046】また、1台のCCDカメラ8によって2方
向の画像が同時にとらえられるので、画像メモリが減少
され、処理速度が一段とアップする。
向の画像が同時にとらえられるので、画像メモリが減少
され、処理速度が一段とアップする。
【0047】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0048】たとえば、本実施例で検査される半導体装
置1は面実装型の2方向リードであるSOPタイプの半
導体装置1であるが、たとえばQFP(Quad Flat Pack
age)やSOJ(Small Outline J-leaded Package)な
どの面実装型の半導体装置、あるいはDIP(Dual in-
Iine Package)などのピン挿入型の半導体装置など、こ
れ以外の半導体装置のリード検査に適用することができ
るのは勿論である。なお、検査ステージ2はそれぞれの
パッケージに適合した形状とする必要がある。
置1は面実装型の2方向リードであるSOPタイプの半
導体装置1であるが、たとえばQFP(Quad Flat Pack
age)やSOJ(Small Outline J-leaded Package)な
どの面実装型の半導体装置、あるいはDIP(Dual in-
Iine Package)などのピン挿入型の半導体装置など、こ
れ以外の半導体装置のリード検査に適用することができ
るのは勿論である。なお、検査ステージ2はそれぞれの
パッケージに適合した形状とする必要がある。
【0049】また、本実施例においては、半導体装置1
のそれぞれの面から延在されたリード1bを一度に観測
するためにそれぞれに対応したCCDカメラ3,4,8
が設けられているが、これ以外にも検査ステージ2とC
CDカメラ3,4,8を水平方向に相対回転可能とする
ことで一方面のリード1b毎に観測することも可能であ
る。この場合には反射部6aなどは1箇所で足りること
になる。なお、4方向に延在されたリード1bを一度に
観測する場合には、CCDカメラ3,4,8や反射部6
aなどは4対必要となる。
のそれぞれの面から延在されたリード1bを一度に観測
するためにそれぞれに対応したCCDカメラ3,4,8
が設けられているが、これ以外にも検査ステージ2とC
CDカメラ3,4,8を水平方向に相対回転可能とする
ことで一方面のリード1b毎に観測することも可能であ
る。この場合には反射部6aなどは1箇所で足りること
になる。なお、4方向に延在されたリード1bを一度に
観測する場合には、CCDカメラ3,4,8や反射部6
aなどは4対必要となる。
【0050】さらに、前記実施例におけるCCDカメラ
3,4,8はリード1bを観測する観測手段の一例であ
って他の種々の観測手段を用いることが可能であり、こ
れに限定される趣旨のものではない。
3,4,8はリード1bを観測する観測手段の一例であ
って他の種々の観測手段を用いることが可能であり、こ
れに限定される趣旨のものではない。
【0051】なお光源5の数量は任意であり、外部ステ
ージ7,10は透明性を有していれば、どのような部材
で形成されていてもよい。
ージ7,10は透明性を有していれば、どのような部材
で形成されていてもよい。
【0052】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
【0053】(1).すなわち、本発明のリード検査装置に
よれば、半導体装置のリードを第1および第2の観測手
段、あるいは双方向観測手段によって異なる角度から同
時に観測することができる。したがって、1回の検査に
よってリードの曲がり、浮き、寸法不良、およびリード
への付着異物などを同時に検出することが可能になり、
検査スピードがアップする。
よれば、半導体装置のリードを第1および第2の観測手
段、あるいは双方向観測手段によって異なる角度から同
時に観測することができる。したがって、1回の検査に
よってリードの曲がり、浮き、寸法不良、およびリード
への付着異物などを同時に検出することが可能になり、
検査スピードがアップする。
【0054】(2).また、1つの検査ステージでリードを
2方向から観測できるので、複数の検査ステージおよび
これに付随する装置を設ける必要がなくなり、リード検
査装置自体の小型化や低コスト化を図ることが可能にな
る。
2方向から観測できるので、複数の検査ステージおよび
これに付随する装置を設ける必要がなくなり、リード検
査装置自体の小型化や低コスト化を図ることが可能にな
る。
【0055】(3).同時に、リード検査装置の構成部品が
少なくなるので、装置の信頼性が向上する。
少なくなるので、装置の信頼性が向上する。
【0056】(4).外部ステージが内部ステージの反射部
の近接位置にまで設けられたリード検査装置によれば、
光源からの光が適度に拡散されて光量が調整されたもの
となるので、リードの観測条件をより適正化することが
可能になる。
の近接位置にまで設けられたリード検査装置によれば、
光源からの光が適度に拡散されて光量が調整されたもの
となるので、リードの観測条件をより適正化することが
可能になる。
【0057】(5).そして、双方向観測手段によるリード
検査装置によれば、観測手段の台数を減少することがで
き、さらに画像メモリも減り、処理速度がアップする。
検査装置によれば、観測手段の台数を減少することがで
き、さらに画像メモリも減り、処理速度がアップする。
【図1】本発明の実施例1によるリード検査装置を示す
要部斜視図である。
要部斜視図である。
【図2】そのリード検査装置の要部断面図である。
【図3】そのリード検査装置の第1の観測手段によって
観測される画像を示す概略図である。
観測される画像を示す概略図である。
【図4】そのリード検査装置の第2の観測手段によって
観測される画像を示す概略図である。
観測される画像を示す概略図である。
【図5】本発明の実施例2によるリード検査装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図6】本発明の実施例3によるリード検査装置を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図7】そのリード検査装置の双方向観測手段によって
観測される画像を示す概略図である。
観測される画像を示す概略図である。
【図8】本発明者によって検討されたリード検査装置を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 半導体装置 1a 本体 1b リード 2 検査ステージ 3 第1のCCDカメラ(第1の観測手段) 4 第2のCCDカメラ(第2の観測手段) 5 光源 6 内部ステージ 6a 反射部 7 外部ステージ 8 CCDカメラ(双方向観測手段) 9 内部ステージ 9a 第1の反射部 10 外部ステージ 10a 第2の反射部 11 半導体装置 11b リード 12 検査ステージ 13 CCDカメラ 15 光源 16 内部ステージ
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体装置の本体から延在されたリード
の変形や付着異物の有無を検査するリード検査装置であ
って、 前記半導体装置を所定位置に保持する検査ステージと、 前記検査ステージに保持された前記半導体装置の背面側
に位置させて設けられ、前記リードに光を照射する光源
と、 前記光源に対向して設けられ、前記半導体装置の前記リ
ードを観測する第1の観測手段と、 前記光源からの光の一部を前記半導体装置の前記リード
を有する面の外方向に反射する反射部と、 前記反射部からの反射光を受光して前記リードを前記第
1の観測手段とは別の角度から観測する第2の観測手段
とを有することを特徴とするリード検査装置。 - 【請求項2】 前記第1の観測手段は、前記半導体装置
の実装面に対してほぼ垂直方向から前記リードを観測
し、前記第2の観測手段は、前記半導体装置の実装面に
対してほぼ水平方向から前記リードを観測することを特
徴とする請求項1記載のリード検査装置。 - 【請求項3】 前記検査ステージは、複数の外周面の少
なくとも1面が前記光源の方向に傾斜されて前記反射部
が設けられた内部ステージと、前記内部ステージの外側
に位置させて設けられ、透明性を有する部材によって形
成された外部ステージとからなることを特徴とする請求
項1または2記載のリード検査装置。 - 【請求項4】 半導体装置の本体から延在されたリード
の変形や付着異物の有無を検査するリード検査装置であ
って、 前記半導体装置を所定位置に保持する検査ステージと、 前記検査ステージに保持された前記半導体装置の背面側
に位置させて設けられ、前記リードに光を照射する光源
と、 前記光源からの光の一部を前記半導体装置の前記リード
を有する面の外方向に反射する第1の反射部と、 前記第1の反射部からの反射光をさらに前記光源の照射
方向に反射する第2の反射部と、 前記光源に対向して設けられ、前記光源からの光を受光
するとともに前記第2の反射部からの反射光を受光して
前記リードを観測する双方向観測手段とを有することを
特徴とするリード検査装置。 - 【請求項5】 前記双方向観測手段は、前記光源からの
光によって前記半導体装置の実装面に対してほぼ垂直方
向から前記リードを観測すると同時に、前記第2の反射
部からの反射光によって前記半導体装置の実装面に対し
てほぼ水平方向からも前記リードを観測することを特徴
とする請求項4記載のリード検査装置。 - 【請求項6】 前記検査ステージは、複数の外周面の少
なくとも1面が前記光源の方向に傾斜された前記第1の
反射部が設けられた内部ステージと、前記内部ステージ
の外側に位置されるとともに前記第2の反射部が設けら
れ、透明性を有する部材によって形成された外部ステー
ジとからなることを特徴とする請求項4または5記載の
リード検査装置。 - 【請求項7】 前記外部ステージは、前記第2の観測手
段または前記双方向観測手段が受光する前記光源からの
反射光が通過することを特徴とする請求項3または6記
載のリード検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132811A JPH085568A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | リード検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132811A JPH085568A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | リード検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH085568A true JPH085568A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15090139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6132811A Pending JPH085568A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | リード検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085568A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000016076A1 (en) * | 1998-09-17 | 2000-03-23 | Viewwell Co., Ltd. | Electronic component lead inspection device |
WO2000033027A1 (en) * | 1998-11-30 | 2000-06-08 | Rahmonic Resources Pte Ltd. | An apparatus and method to transport, inspect and measure objects and surface details at high speeds |
SG84530A1 (en) * | 1998-05-21 | 2001-11-20 | Agilent Technologies Inc | Cross optical axis inspection system for integrated circuits |
KR100562409B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-06-21 | 삼성테크윈 주식회사 | 표면실장소자의 리드 상태 검사 방법 및 장치 |
CN105987916A (zh) * | 2015-01-29 | 2016-10-05 | 三垦电气株式会社 | 图像检查装置及图像检查方法 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6132811A patent/JPH085568A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG84530A1 (en) * | 1998-05-21 | 2001-11-20 | Agilent Technologies Inc | Cross optical axis inspection system for integrated circuits |
WO2000016076A1 (en) * | 1998-09-17 | 2000-03-23 | Viewwell Co., Ltd. | Electronic component lead inspection device |
WO2000033027A1 (en) * | 1998-11-30 | 2000-06-08 | Rahmonic Resources Pte Ltd. | An apparatus and method to transport, inspect and measure objects and surface details at high speeds |
GB2361313A (en) * | 1998-11-30 | 2001-10-17 | Rahmonic Resources Pte Ltd | An apparatus and method to transport, inspect and measure objects and surface details at high speeds |
GB2361313B (en) * | 1998-11-30 | 2003-06-11 | Rahmonic Resources Pte Ltd | An apparatus and method to transport, inspect and measure objects and surface details at high speeds |
KR100562409B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-06-21 | 삼성테크윈 주식회사 | 표면실장소자의 리드 상태 검사 방법 및 장치 |
CN105987916A (zh) * | 2015-01-29 | 2016-10-05 | 三垦电气株式会社 | 图像检查装置及图像检查方法 |
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