JPH08552A - 固体撮像素子及びこの固体撮像素子を備えた内視鏡 - Google Patents

固体撮像素子及びこの固体撮像素子を備えた内視鏡

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JPH08552A
JPH08552A JP6140172A JP14017294A JPH08552A JP H08552 A JPH08552 A JP H08552A JP 6140172 A JP6140172 A JP 6140172A JP 14017294 A JP14017294 A JP 14017294A JP H08552 A JPH08552 A JP H08552A
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JP
Japan
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light
solid
image pickup
state image
shielding plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6140172A
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English (en)
Inventor
Yumiko Okada
由美子 岡田
Sohei Fukunishi
荘平 福西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH08552A publication Critical patent/JPH08552A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固体撮像素子本体における有効撮像領域の無
駄を極力低減させつつ、遮光板の固体撮像素子本体への
位置合わせを容易にする。 【構成】 固体撮像素子本体(CCD)3の保護ガラス
5上に、CCD3と外形が同形の遮光板7を、両者の外
形を合わせることで位置合わせしつつ接着する。この位
置合わせした状態で、遮光板7の開口部7aは、CCD
3の有効撮像領域3aに整合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外周側全周に遮光領
域が形成された遮光板が固体撮像素子本体上に装着され
る固体撮像素子及びこの固体撮像素子を備えた内視鏡に
関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子を利用した小型カメラとし
て、例えば人体の内部を撮像するための医療用の電子内
視鏡がある。図5は電子内視鏡の先端の内部構成を示す
断面図(外形部は省略した)であり、図6はその要部の
分解斜視図である。基板1上に実装された固体撮像素子
本体(CCD)3は、上面に保護ガラス5が備えられて
いる。この保護ガラス5の上から、遮光板7を取付けた
フレーム9が被せられ、この状態で遮光板7は保護ガラ
ス5上に密着することになる。フレーム9の前方には、
プリズム11および対物レンズ13が配置され、対物レ
ンズ13を通して入射する光がプリズム11内の反射面
11aで反射しCCD3に達する。
【0003】遮光板7は、電子内視鏡の上記したような
対物光学系内において、有害光(ゴーストまたはフレ
ア)を除去するためや、撮像領域を決定するために設置
されるもので、中央に開口部7aが形成されている。開
口部7aは、CCD3の有効撮像領域3aより充分小さ
く形成してあり、これにより遮光板7を装着する際に、
開口部7aが有効撮像領域3a内に収まるようにしてい
る。
【0004】図7は、対物レンズ13から入射した光が
プリズム11を経てCCD3に達するまでの経路を示し
たもので、実線が画像を形成するための必要な有効光で
あり、破線がプリズム11の側面に反射する不要な光、
つまり有害光である。有害光は、遮光板7でカットされ
ているのが確認される。これら対物レンズ13側から入
射してくる光は、CCD3に近付くにつれ、徐々に収束
して行く。このため、遮光板7は受光面となるCCD3
の近傍に配置するのが効果的であり、通常は上記したよ
うに、CCD3の保護ガラス5上に設置されるほか、プ
リズム11のCCD3に近接する面に設置される場合も
ある。
【0005】図8は、遮光板7をプリズム11のCCD
3に対向する面、つまりプリズム11の出射面に設置し
た例を示している。ここにおいても、実線が画像を形成
するための必要な光であり、破線が不要な有害光であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の固体撮像素子においては、遮光板7自体が薄
く小さなものであるために、取扱いが不便であり、CC
D3上に設置する場合には、開口部7aをCCD3の有
効撮像領域3a内に配置させるための位置合わせが難し
く、このため、取付誤差を見込んで開口部7aをCCD
3の有効撮像領域3aよりも充分小さくする必要があ
り、有効撮像領域3aに多くの無駄が発生していた。上
記取付誤差は、遮光板7、フレーム9、基板1およびC
CD3の4つの部品による誤差が掛け合わされることに
なるので、極めて大きく、改善が望まれていた。
【0007】遮光板7をプリズム11上に設置する場合
についても、プリズム11とCCD3との位置関係で、
上記と同様に位置合わせが難しく同様の問題がある。
【0008】また、上記いずれの場合においても、位置
合わせ作業中にCCD3側の保護ガラス5に損傷を与え
る虞もあった。
【0009】そこで、この発明は、固体撮像素子本体の
有効撮像領域の無駄を極力低減させつつ、遮光板の固体
撮像素子本体への位置合わせを容易にすることを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、光を遮断する遮光領域が外周側全周に
形成され、この遮光領域の内周縁部によって形成される
光を透過させる透光領域が、固体撮像素子本体の有効撮
像領域と同じ大きさもしくは、有効撮像領域よりやや小
さく、かつ外形が前記固体撮像素子本体の外形と同形の
遮光板を、前記固体撮像素子本体に装着した構成として
ある。
【0011】
【作用】このような構成の固体撮像素子によれば、遮光
板を、その外形を固体撮像素子本体の外形に合わせた状
態で固体撮像素子本体上に装着すれば、この状態で遮光
板の透光領域が、固体撮像素子本体の有効撮像領域に整
合することになり、遮光板の固体撮像素子本体への取付
が容易となる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0013】図1は、この発明の一実施例を示す電子内
視鏡の先端の内部構成を示す断面図であり、図2はその
要部の分解斜視図である。ここでは、前記図5および図
6で示した従来例と同一構成要素には、同一符号を付し
てある。基板1上には、従来例と同様に保護ガラス5が
上面に設けられた固体撮像素子本体(CCD)3が実装
されている。
【0014】保護ガラス5の外形は、CCD3の外形と
同形状となっている。この保護ガラス5上には、外形が
保護ガラス5およびCCD3の外形と同形状の遮光板7
が接着剤により装着され、さらに遮光板7の上からフレ
ーム9が被せられている。遮光板7とCCD3とで固体
撮像素子を構成する。遮光板7には開口部7aが形成さ
れ、この開口部7aの内周縁部によって形成される遮光
板7の光を透過させる透光領域の大きさは、遮光板7の
外形をCCD3の外形に合わせた状態で、CCD3の有
効撮像領域3aと同じか、または有効撮像領域3aより
やや小さくなるよう設定されている。フレーム9には開
口部9aが形成されているが、この開口部9aは、周縁
部が全周にわたり遮光板7の開口部7aより外側に位置
するよう形成されている。
【0015】遮光板7の保護ガラス5への接着方法とし
ては、両者間に接着剤を直接塗布すると開口部7a側に
接着剤が食み出す虞があるので、例えば図3に示すよう
に、CCD3の外形に合わせて保護ガラス5上に遮光板
7を乗せた状態で、補助板15を側面に密着させ、この
補助板15と保護ガラス5との上面の接合部に接着剤1
7を塗布するようにする。
【0016】このような構成の固体撮像素子によれば、
遮光板7は、保護ガラス5を上面に備えたCCD3に対
し、単に外形を合わせることで、開口部7aがCCD3
の有効撮像領域3aと整合し、この状態で遮光板7を保
護ガラス5に接着すればよい。このように、遮光板7を
CCD3に装着する際には、両者の外形を合わせるだけ
で済むので、位置合わせが容易かつ確実であり、位置合
わせのために保護ガラス5を損傷させるような不具合は
発生しない。位置合わせが確実にできるので、遮光板7
の開口部7aは、CCD3の有効撮像領域3aと同形
か、あるいはやや小さくて済み、有効撮像領域3aの無
駄は極めて少ないものとなる。
【0017】また、上記のような取付構造の場合には、
取付誤差の発生する要因として考えられるのは、遮光板
7およびCCD3の2つの部品間であることから、従来
例で説明したように、遮光板7、フレーム9、基板1お
よびCCD3の4つの部品による誤差が掛け合わされる
場合に比べ、有効撮像領域3aの無駄がより少ないもの
となる。
【0018】図4は、この発明の他の実施例を示してい
る。この実施例は、外形がCCD3と同形状の保護ガラ
ス5の外周側全周に、遮光領域5aを蒸着により形成し
たものである。遮光領域5aより内側の透明部分である
透光領域は、前記図2の実施例と同様に、CCD3の有
効撮像領域3aと同じか、または有効撮像領域3aより
やや小さいものとする。
【0019】この実施例の場合にも遮光板となる保護ガ
ラス5の外形がCCD3の外形と同形状であるので、前
記図1の実施例と同様の効果が得られるほか、専用の遮
光板が不要であるので、部品点数が減少してコスト低下
が図れる。
【0020】また、CCD3上に設ける保護ガラス5が
電気配線を施したガラス基板である場合には、このガラ
ス基板上に装着する遮光板7を非導電性材料の樹脂など
で構成する。これにより、ガラス基板上の配線が、遮光
板7によって損傷を受けなくなる。
【0021】なお、この発明は、電子内視鏡に限らず、
CCDが使用されるカメラ、例えば小型のビデオカメラ
などにも適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、外周側全周に形成された遮光領域の内側に形成さ
れる透光領域が、固体撮像素子本体の有効撮像領域と同
じ大きさ、もしくは有効撮像領域よりやや小さく、かつ
外形が前記固体撮像素子本体の外形と同形の遮光板を、
固体撮像素子本体に装着する構成としたので、遮光板の
外形を固体撮像素子本体の外形に合わせるという簡単な
作業で両者間の位置合わせができ、この状態で遮光板の
透光領域が固体撮像素子本体の有効撮像領域に整合する
ことになり、この結果、遮光板の遮光領域により遮蔽さ
れる固体撮像素子本体の有効撮像領域を最小限に抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す電子内視鏡の先端の
内部構成を示す断面図である。
【図2】図1の電子内視鏡の先端要部の分解斜視図であ
る。
【図3】図1の電子内視鏡の固体撮像素子への遮光板の
接着方法の一例を示した斜視図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図5】従来例を示す電子内視鏡の先端の内部構成を示
す断面図である。
【図6】図5の電子内視鏡の先端要部の分解斜視図であ
る。
【図7】対物レンズから入射した光がプリズムを経てC
CDに達するまでの経路を示す説明図である。
【図8】遮光板をプリズムの出射面に設置した例を示す
断面図である。
【符号の説明】
3 CCD(固体撮像素子) 3a 有効撮像領域 5 保護ガラス 7 遮光板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を遮断する遮光領域が外周側全周に形
    成され、この遮光領域の内周縁部によって形成される光
    を透過させる透光領域が、固体撮像素子本体の有効撮像
    領域と同じ大きさもしくは、有効撮像領域よりやや小さ
    く、かつ外形が前記固体撮像素子本体の外形と同形の遮
    光板を、前記固体撮像素子本体に装着したことを特徴と
    する固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 遮光板は、固体撮像素子本体上に備えら
    れる透明の保護ガラスに対し遮光領域を形成したもので
    あることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 【請求項3】 固体撮像素子本体上に備えられる保護ガ
    ラスが電気配線を施したガラス基板であり、このガラス
    基板上に装着する遮光板を非導電性材料で構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  4. 【請求項4】 前記固体撮像素子を先端部に備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の内視
    鏡。
JP6140172A 1994-06-22 1994-06-22 固体撮像素子及びこの固体撮像素子を備えた内視鏡 Pending JPH08552A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011092901A1 (ja) * 2010-02-01 2011-08-04 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用撮像ユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011092901A1 (ja) * 2010-02-01 2011-08-04 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用撮像ユニット
JP5080695B2 (ja) * 2010-02-01 2012-11-21 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用撮像ユニット
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