JPH0855110A - 情報処理システム - Google Patents
情報処理システムInfo
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- JPH0855110A JPH0855110A JP6188281A JP18828194A JPH0855110A JP H0855110 A JPH0855110 A JP H0855110A JP 6188281 A JP6188281 A JP 6188281A JP 18828194 A JP18828194 A JP 18828194A JP H0855110 A JPH0855110 A JP H0855110A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の情報処理装置間で文書データを有効に
共有できるようにする。 【構成】 ある情報処理装置が、他の情報処理装置の記
憶部4に記憶されている文書データを読み出して自装置
内の一時記憶部4に記憶させたとき、CPU7によって
その文書データの属性情報に読み出し中の情報処理装置
の識別番号とその文書データを自装置内の一時記憶部5
のどの位置に格納したかを示す属性情報を付加する。ま
た、情報処理装置は、記憶部4の文書データを読み出す
とき、その文書データの属性情報を参照してその文書デ
ータが他の情報処理装置によって読み出されているか否
かを判断して、他の情報処理装置によって読み出されて
いるときには、その文書データをその属性情報が示す読
み出し中の他の情報処理装置の一時記憶部5の格納位置
から読み出し、自装置内の一時記憶部4に記憶する。
共有できるようにする。 【構成】 ある情報処理装置が、他の情報処理装置の記
憶部4に記憶されている文書データを読み出して自装置
内の一時記憶部4に記憶させたとき、CPU7によって
その文書データの属性情報に読み出し中の情報処理装置
の識別番号とその文書データを自装置内の一時記憶部5
のどの位置に格納したかを示す属性情報を付加する。ま
た、情報処理装置は、記憶部4の文書データを読み出す
とき、その文書データの属性情報を参照してその文書デ
ータが他の情報処理装置によって読み出されているか否
かを判断して、他の情報処理装置によって読み出されて
いるときには、その文書データをその属性情報が示す読
み出し中の他の情報処理装置の一時記憶部5の格納位置
から読み出し、自装置内の一時記憶部4に記憶する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のパーソナルコ
ンピュータやワークステーション等の情報処理装置をネ
ットワークで接続した情報処理システムに関する。
ンピュータやワークステーション等の情報処理装置をネ
ットワークで接続した情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の情報処理装置をネットワー
クで接続し、そのネットワークを介して各情報処理装置
間で相互に文書データを遣り取りし、各情報処理装置に
よって文書データを共有して利用する情報処理システム
が多用されている。
クで接続し、そのネットワークを介して各情報処理装置
間で相互に文書データを遣り取りし、各情報処理装置に
よって文書データを共有して利用する情報処理システム
が多用されている。
【0003】従来、ネットワークを介して他の情報処理
装置に文書データを格納したり、他の情報処理装置に格
納されている文書データを読み出したりする処理を容易
に行なえるようにした情報処理システム(例えば、特開
平3−132837号公報参照)があった。
装置に文書データを格納したり、他の情報処理装置に格
納されている文書データを読み出したりする処理を容易
に行なえるようにした情報処理システム(例えば、特開
平3−132837号公報参照)があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報処理システムでは、複数の情報処理装置において同
じ文書データを利用する場合、先にその文書データを読
み出した情報処理装置において更新作業が施されて文書
データが更新されたとき、その更新後の文書データが新
たに保存される前にその文書データを読み出した他の情
報処理装置では先の情報処理装置における文書データの
更新内容を参照できなかった。
情報処理システムでは、複数の情報処理装置において同
じ文書データを利用する場合、先にその文書データを読
み出した情報処理装置において更新作業が施されて文書
データが更新されたとき、その更新後の文書データが新
たに保存される前にその文書データを読み出した他の情
報処理装置では先の情報処理装置における文書データの
更新内容を参照できなかった。
【0005】例えば、2台の情報処理装置A,Bが情報
処理装置Cに格納されている同じ文書データを利用した
場合、先に情報処理装置Aがその文書データを読み出
し、その後少し遅れて情報処理装置Bが同じくその文書
データを読み出すと、情報処理装置Bでは情報処理装置
Aにおいてその文書データに更新作業が施されていたと
してもその更新内容を参照することができなかった。
処理装置Cに格納されている同じ文書データを利用した
場合、先に情報処理装置Aがその文書データを読み出
し、その後少し遅れて情報処理装置Bが同じくその文書
データを読み出すと、情報処理装置Bでは情報処理装置
Aにおいてその文書データに更新作業が施されていたと
してもその更新内容を参照することができなかった。
【0006】また、複数の情報処理装置が同じ文書デー
タを読み出して更新作業を施す場合、双方における文書
データの更新内容を容易に参照することができなかっ
た。例えば、2台の情報処理装置A,Bがそれぞれ情報
処理装置Cに格納されている同じ文書データを読み出し
て更新作業を施した場合、情報処理装置Aでは情報処理
装置Bにおける文書データの更新作業内容を、情報処理
装置Bでは情報処理装置Aにおける文書データの更新内
容をそれぞれ参照することはできなかった。
タを読み出して更新作業を施す場合、双方における文書
データの更新内容を容易に参照することができなかっ
た。例えば、2台の情報処理装置A,Bがそれぞれ情報
処理装置Cに格納されている同じ文書データを読み出し
て更新作業を施した場合、情報処理装置Aでは情報処理
装置Bにおける文書データの更新作業内容を、情報処理
装置Bでは情報処理装置Aにおける文書データの更新内
容をそれぞれ参照することはできなかった。
【0007】さらに、複数の情報処理装置が同じ文書デ
ータを読み出して更新作業を施した場合、各情報処理装
置ではどの情報処理装置において同じ文書データに対す
るどのような更新作業が施されているのかを知ることは
できなかった。
ータを読み出して更新作業を施した場合、各情報処理装
置ではどの情報処理装置において同じ文書データに対す
るどのような更新作業が施されているのかを知ることは
できなかった。
【0008】例えば、2台の情報処理装置A,Bがそれ
ぞれ情報処理装置Cに格納されている同じ文書データを
読み出して更新作業を施した場合、情報処理装置Aでは
その文書データに対して他の情報処理装置においてどの
ような更新作業が施されたかを知ることはできず、その
更新作業を施したのが情報処理装置Bであることも知る
ことはできなかった。また、情報処理装置Bでも同じよ
うに知ることはできなかった。したがって、複数の情報
処理装置間で文書データを有効に共有活用できないとい
う問題があった。
ぞれ情報処理装置Cに格納されている同じ文書データを
読み出して更新作業を施した場合、情報処理装置Aでは
その文書データに対して他の情報処理装置においてどの
ような更新作業が施されたかを知ることはできず、その
更新作業を施したのが情報処理装置Bであることも知る
ことはできなかった。また、情報処理装置Bでも同じよ
うに知ることはできなかった。したがって、複数の情報
処理装置間で文書データを有効に共有活用できないとい
う問題があった。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、複数の情報処理装置間で文書データを有効に共
有活用できるようにすることを目的とする。
であり、複数の情報処理装置間で文書データを有効に共
有活用できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明による情報処理
システムは、上記の目的を達成するため、ネットワーク
で接続した複数の情報処理装置からなり、その各情報処
理装置にそれぞれ、文書データを記憶する文書記憶手段
と、自装置内の文書記憶手段又は上記ネットワークを介
して他の情報処理装置の文書記憶手段に記憶されている
文書データのいずれをも読み出して一時的に記憶し得る
一時記憶手段と、その手段に記憶された文書データを表
示する手段と、その文書データに更新処理を施す更新処
理手段を備えている。
システムは、上記の目的を達成するため、ネットワーク
で接続した複数の情報処理装置からなり、その各情報処
理装置にそれぞれ、文書データを記憶する文書記憶手段
と、自装置内の文書記憶手段又は上記ネットワークを介
して他の情報処理装置の文書記憶手段に記憶されている
文書データのいずれをも読み出して一時的に記憶し得る
一時記憶手段と、その手段に記憶された文書データを表
示する手段と、その文書データに更新処理を施す更新処
理手段を備えている。
【0011】さらに、上記各情報処理装置に、上記文書
記憶手段に記憶されている文書データを読み出して上記
一時記憶手段に記憶させたとき、上記文書記憶手段に記
憶されているその文書データの属性情報に、読み出し中
の情報処理装置を識別する情報及びその文書データが一
時記憶手段のどの位置に格納されたかを示す情報を付加
する手段と、上記文書記憶手段の文書データを読み出す
とき、その文書データの属性情報を参照してその文書デ
ータが他の情報処理装置によって読み出されているかど
うかを判断する手段と、その手段によって他の情報処理
装置によって読み出されていると判断したときには、そ
の文書データをその属性情報が示す読み出し中の情報処
理装置の一時記憶手段の格納位置から読み出す手段を設
けたものである。
記憶手段に記憶されている文書データを読み出して上記
一時記憶手段に記憶させたとき、上記文書記憶手段に記
憶されているその文書データの属性情報に、読み出し中
の情報処理装置を識別する情報及びその文書データが一
時記憶手段のどの位置に格納されたかを示す情報を付加
する手段と、上記文書記憶手段の文書データを読み出す
とき、その文書データの属性情報を参照してその文書デ
ータが他の情報処理装置によって読み出されているかど
うかを判断する手段と、その手段によって他の情報処理
装置によって読み出されていると判断したときには、そ
の文書データをその属性情報が示す読み出し中の情報処
理装置の一時記憶手段の格納位置から読み出す手段を設
けたものである。
【0012】また、上記各情報処理装置に、文書データ
を読み出して前記一時記憶手段に記憶させた後は一定時
間毎にその文書データが更新されたか否かを判断して、
更新されたときには上記文書記憶手段に記憶されている
その文書データの属性情報を更新する手段と、文書デー
タを読み出した後は一定時間毎に上記文書記憶手段に記
憶されているその文書データの属性情報が他の情報処理
装置によって更新されたか否かを判断して、更新された
ときにはその属性情報が示す情報処理装置の一時記憶手
段の格納位置から更新された文書データを再び読み出す
手段と、その読み出した文書データを既に一時記憶手段
に記憶して更新処理中の文書データと合成して表示する
合成表示手段を設けるとよい。
を読み出して前記一時記憶手段に記憶させた後は一定時
間毎にその文書データが更新されたか否かを判断して、
更新されたときには上記文書記憶手段に記憶されている
その文書データの属性情報を更新する手段と、文書デー
タを読み出した後は一定時間毎に上記文書記憶手段に記
憶されているその文書データの属性情報が他の情報処理
装置によって更新されたか否かを判断して、更新された
ときにはその属性情報が示す情報処理装置の一時記憶手
段の格納位置から更新された文書データを再び読み出す
手段と、その読み出した文書データを既に一時記憶手段
に記憶して更新処理中の文書データと合成して表示する
合成表示手段を設けるとよい。
【0013】さらに、上記合成表示手段に、上記合成し
た文書データ中の他の情報処理装置によって更新された
部分を更新されなかった部分と区別して表示する手段を
設けるようにするとよい。
た文書データ中の他の情報処理装置によって更新された
部分を更新されなかった部分と区別して表示する手段を
設けるようにするとよい。
【0014】さらにまた、上記各情報処理装置に、上記
再度読み出した文書データの属性情報からその文書デー
タがどの情報処理装置で更新されたかを判断して表示す
る手段を設けるとよい。
再度読み出した文書データの属性情報からその文書デー
タがどの情報処理装置で更新されたかを判断して表示す
る手段を設けるとよい。
【0015】
【作用】この発明による情報処理システムは、文書記憶
手段から読み出した文書データを一時記憶手段に記憶さ
せたとき、その文書データの属性情報に読み出し中の情
報処理装置を識別する情報とその文書データが一時記憶
手段のどの位置に格納されたかを示す情報を付加して、
文書記憶手段から文書データを読み出すとき、その文書
データの属性情報を参照して既に他の情報処理装置によ
って読み出されているかどうかを判断して、読み出され
ていると判断したときには、その属性情報が示す読み出
し中の情報処理装置の一時記憶手段の格納位置から文書
データを読み出すので、複数の情報処理装置において同
一の文書データを読み出して利用する場合、先に読み出
した情報処理装置によってその文書データに更新処理が
施されていても、後に読み出す情報処理装置ではその更
新処理が施された文書データを読み出して利用すること
ができるので、各情報処理装置は常に最新の文書データ
を利用することができる。
手段から読み出した文書データを一時記憶手段に記憶さ
せたとき、その文書データの属性情報に読み出し中の情
報処理装置を識別する情報とその文書データが一時記憶
手段のどの位置に格納されたかを示す情報を付加して、
文書記憶手段から文書データを読み出すとき、その文書
データの属性情報を参照して既に他の情報処理装置によ
って読み出されているかどうかを判断して、読み出され
ていると判断したときには、その属性情報が示す読み出
し中の情報処理装置の一時記憶手段の格納位置から文書
データを読み出すので、複数の情報処理装置において同
一の文書データを読み出して利用する場合、先に読み出
した情報処理装置によってその文書データに更新処理が
施されていても、後に読み出す情報処理装置ではその更
新処理が施された文書データを読み出して利用すること
ができるので、各情報処理装置は常に最新の文書データ
を利用することができる。
【0016】また、文書データを一時記憶手段に記憶さ
せた後は一定時間毎にその文書データが更新されたか否
かを判断して、更新されたときには文書記憶手段の文書
データの属性情報を更新して、文書データを読み出した
後は一定時間毎にその属性情報が他の情報処理装置によ
って更新されたか否かを判断して、更新されたときには
その属性情報が示す情報処理装置の一時記憶手段の格納
位置から更新された文書データを再び読み出し、その文
書データを既に自装置で更新処理中の文書データと合成
して表示するようにすれば、複数の情報処理装置におい
て同一の文書データを読み出して利用する場合、一定時
間毎に他の情報処理装置によってその文書データに施さ
れた更新内容を参照することができるので、各情報処理
装置は常に最新の文書データを利用することができる。
せた後は一定時間毎にその文書データが更新されたか否
かを判断して、更新されたときには文書記憶手段の文書
データの属性情報を更新して、文書データを読み出した
後は一定時間毎にその属性情報が他の情報処理装置によ
って更新されたか否かを判断して、更新されたときには
その属性情報が示す情報処理装置の一時記憶手段の格納
位置から更新された文書データを再び読み出し、その文
書データを既に自装置で更新処理中の文書データと合成
して表示するようにすれば、複数の情報処理装置におい
て同一の文書データを読み出して利用する場合、一定時
間毎に他の情報処理装置によってその文書データに施さ
れた更新内容を参照することができるので、各情報処理
装置は常に最新の文書データを利用することができる。
【0017】さらに、その合成した文書データ中の他の
情報処理装置によって更新された部分を更新されなかっ
た部分と区別して表示するようにすれば、その更新内容
を容易に識別することができ、誤ってその更新内容に対
して削除等の作業を施さなくて済む。
情報処理装置によって更新された部分を更新されなかっ
た部分と区別して表示するようにすれば、その更新内容
を容易に識別することができ、誤ってその更新内容に対
して削除等の作業を施さなくて済む。
【0018】さらにまた、再度読み出した文書データの
属性情報に基づいてどの情報処理装置が更新したかを判
断して表示するようにすれば、その更新処理を行なった
情報処理装置を容易に知ることができる。
属性情報に基づいてどの情報処理装置が更新したかを判
断して表示するようにすれば、その更新処理を行なった
情報処理装置を容易に知ることができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの情報処理システムの一構成
例を示すブロック図である。この情報処理システムは、
ネットワークNで接続した複数の情報処理装置U1,U
2,U3,……からなる。
体的に説明する。図2はこの情報処理システムの一構成
例を示すブロック図である。この情報処理システムは、
ネットワークNで接続した複数の情報処理装置U1,U
2,U3,……からなる。
【0020】図1は図2の各情報処理装置の構成を示す
ブロック図である。この情報処理装置は、入力装置1,
表示装置2,及び制御装置3からなる。入力装置1は、
各種の操作情報を入力するキーボード,マウス等の入力
手段である。表示装置2は、文書データや各種の作業画
面とメッセージ等を表示するCRT,LCD等のディス
プレイである。制御装置3は、マイクロコンピュータを
内蔵した本体装置であり、記憶部4,一時記憶部5,ネ
ットワークインタフェース(I/F)部6,及びCPU
7を備えている。
ブロック図である。この情報処理装置は、入力装置1,
表示装置2,及び制御装置3からなる。入力装置1は、
各種の操作情報を入力するキーボード,マウス等の入力
手段である。表示装置2は、文書データや各種の作業画
面とメッセージ等を表示するCRT,LCD等のディス
プレイである。制御装置3は、マイクロコンピュータを
内蔵した本体装置であり、記憶部4,一時記憶部5,ネ
ットワークインタフェース(I/F)部6,及びCPU
7を備えている。
【0021】記憶部4は、文書データを記憶する光磁気
ディスク装置,ハードディスク装置等の大記憶容量の文
書記憶手段である。一時記憶部5は、自装置内の記憶部
4又はネットワークNを介して他の情報処理装置の記憶
部4に記憶されている文書データのいずれをも読み出し
て一時的に記憶し得るRAM等の一時記憶手段である。
ネットワークI/F部6は、ネットワークNを介して他
の情報処理装置との間で文書データ等のデータを遣り取
りする制御処理を司る。
ディスク装置,ハードディスク装置等の大記憶容量の文
書記憶手段である。一時記憶部5は、自装置内の記憶部
4又はネットワークNを介して他の情報処理装置の記憶
部4に記憶されている文書データのいずれをも読み出し
て一時的に記憶し得るRAM等の一時記憶手段である。
ネットワークI/F部6は、ネットワークNを介して他
の情報処理装置との間で文書データ等のデータを遣り取
りする制御処理を司る。
【0022】CPU7は、この装置全体の制御を司り、
一時記憶部5に記憶された文書データを表示装置2に表
示する手段と、文書データに更新処理を施す更新処理手
段の機能を果たす。また、自装置又は他の情報処理装置
の記憶部4に記憶されている文書データを読み出して一
時記憶部5に記憶させたとき、記憶部4に記憶されてい
るその文書データの属性情報に、読み出し中の情報処理
装置を識別する情報及びその文書データが一時記憶部5
のどの位置に格納されたかを示す情報を付加する手段の
機能を果たす。
一時記憶部5に記憶された文書データを表示装置2に表
示する手段と、文書データに更新処理を施す更新処理手
段の機能を果たす。また、自装置又は他の情報処理装置
の記憶部4に記憶されている文書データを読み出して一
時記憶部5に記憶させたとき、記憶部4に記憶されてい
るその文書データの属性情報に、読み出し中の情報処理
装置を識別する情報及びその文書データが一時記憶部5
のどの位置に格納されたかを示す情報を付加する手段の
機能を果たす。
【0023】さらに、記憶部4の文書データを読み出す
とき、その文書データの属性情報を参照してその文書デ
ータが他の情報処理装置によって読み出されているかど
うかを判断する手段と、他の情報処理装置によって読み
出されていると判断したときには、その文書データをそ
の属性情報が示す読み出し中の情報処理装置の一時記憶
部5の格納位置から読み出す手段との各機能も果たす。
とき、その文書データの属性情報を参照してその文書デ
ータが他の情報処理装置によって読み出されているかど
うかを判断する手段と、他の情報処理装置によって読み
出されていると判断したときには、その文書データをそ
の属性情報が示す読み出し中の情報処理装置の一時記憶
部5の格納位置から読み出す手段との各機能も果たす。
【0024】また、文書データを読み出して一時記憶部
5に記憶させた後は一定時間毎にその文書データが更新
されたか否かを判断し、更新されたときには記憶部4に
記憶されているその文書データの属性情報を更新する手
段と、文書データを読み出した後は一定時間毎に記憶部
4に記憶されているその文書データの属性情報が他の情
報処理装置によって更新されたか否かを判断し、更新さ
れたときにはその属性情報が示す情報処理装置の一時記
憶部5の格納位置から更新された文書データを再び読み
出す手段と、その読み出した文書データを既に一時記憶
部5に記憶して更新処理中の文書データと合成して表示
する合成表示手段との各機能を果たす。
5に記憶させた後は一定時間毎にその文書データが更新
されたか否かを判断し、更新されたときには記憶部4に
記憶されているその文書データの属性情報を更新する手
段と、文書データを読み出した後は一定時間毎に記憶部
4に記憶されているその文書データの属性情報が他の情
報処理装置によって更新されたか否かを判断し、更新さ
れたときにはその属性情報が示す情報処理装置の一時記
憶部5の格納位置から更新された文書データを再び読み
出す手段と、その読み出した文書データを既に一時記憶
部5に記憶して更新処理中の文書データと合成して表示
する合成表示手段との各機能を果たす。
【0025】さらに、合成した文書データ中の他の情報
処理装置によって更新された部分を更新されなかった部
分と区別して表示する手段と、再度読み出した文書デー
タの属性情報からその文書データがどの情報処理装置で
更新されたかを判断して表示する手段の各機能も果た
す。
処理装置によって更新された部分を更新されなかった部
分と区別して表示する手段と、再度読み出した文書デー
タの属性情報からその文書データがどの情報処理装置で
更新されたかを判断して表示する手段の各機能も果た
す。
【0026】この情報処理システムでは、各情報処理装
置を利用するオペレータが個人で所有して利用する個人
文書データをそれぞれの情報処理装置の記憶部4に分散
して保管し、全てのオペレータが共有して利用する文書
データを特定の情報処理装置、例えば図2の情報処理装
置U3の記憶部4に保管するようにしている。つまり、
情報処理装置U3は共有文書データ保管専用機の役割を
果たす。
置を利用するオペレータが個人で所有して利用する個人
文書データをそれぞれの情報処理装置の記憶部4に分散
して保管し、全てのオペレータが共有して利用する文書
データを特定の情報処理装置、例えば図2の情報処理装
置U3の記憶部4に保管するようにしている。つまり、
情報処理装置U3は共有文書データ保管専用機の役割を
果たす。
【0027】このように、共有の文書データを特定の1
台の情報処理装置に保管するようにすれば、どの情報処
理装置からでも同一内容の文書データを読み出して利用
することができ、文書データの管理効率及び利用効率上
からも望ましい。
台の情報処理装置に保管するようにすれば、どの情報処
理装置からでも同一内容の文書データを読み出して利用
することができ、文書データの管理効率及び利用効率上
からも望ましい。
【0028】そして、各情報処理装置を使用するオペレ
ータは、自装置の記憶部4に記憶されている文書データ
を読み出して一時記憶部5に格納し、又は他のいずれか
の情報処理装置の記憶部4に記憶されている文書データ
をネットワークNを介して読み出して一時記憶部5に格
納し、その文書データを更新作業等の各種作業を施した
りして利用することができる。
ータは、自装置の記憶部4に記憶されている文書データ
を読み出して一時記憶部5に格納し、又は他のいずれか
の情報処理装置の記憶部4に記憶されている文書データ
をネットワークNを介して読み出して一時記憶部5に格
納し、その文書データを更新作業等の各種作業を施した
りして利用することができる。
【0029】図3は、情報処理装置U3の記憶部4に共
有の文書データを記憶するときのフォーマットを示す説
明図である。共有の文書データを情報処理装置U3の記
憶部4に記憶するとき、その文書データに対応させて属
性情報を付加する。例えば、文書データ1を登録すると
きには、その属性情報1も付加して登録する。
有の文書データを記憶するときのフォーマットを示す説
明図である。共有の文書データを情報処理装置U3の記
憶部4に記憶するとき、その文書データに対応させて属
性情報を付加する。例えば、文書データ1を登録すると
きには、その属性情報1も付加して登録する。
【0030】この属性情報は、通常の属性情報の他に、
その文書データを読み出し中の情報処理装置を識別する
識別番号(ID)である参照中情報と、その文書データ
が読み出し中の情報処理装置の一時記憶部5のどの位置
に格納されたかを示す格納位置情報と、その文書データ
が更新された最終更新時間情報とを含む。
その文書データを読み出し中の情報処理装置を識別する
識別番号(ID)である参照中情報と、その文書データ
が読み出し中の情報処理装置の一時記憶部5のどの位置
に格納されたかを示す格納位置情報と、その文書データ
が更新された最終更新時間情報とを含む。
【0031】次に、この情報処理システムの情報処理装
置における文書データの読み出し時の処理について説明
する。図4はその処理を示すフローチャートである。こ
の処理では、ステップ(図中では「S」で示す)1で共
有の文書データを保管している情報処理装置の記憶部4
に格納されている必要な文書データの参照(読み出し)
を指示すると、ステップ2へ進んでその文書データに対
応する属性情報を参照して確認し、ステップ3へ進んで
他の情報処理装置によって参照中(読み出しされてい
る)か否かを判断する。
置における文書データの読み出し時の処理について説明
する。図4はその処理を示すフローチャートである。こ
の処理では、ステップ(図中では「S」で示す)1で共
有の文書データを保管している情報処理装置の記憶部4
に格納されている必要な文書データの参照(読み出し)
を指示すると、ステップ2へ進んでその文書データに対
応する属性情報を参照して確認し、ステップ3へ進んで
他の情報処理装置によって参照中(読み出しされてい
る)か否かを判断する。
【0032】ステップ3の判断で他の情報処理装置によ
って参照中でなければ、ステップ4へ進んでその情報処
理装置の記憶部4からその文書データを読み出し、参照
中であれば、ステップ5へ進んでその他の情報処理装
置、つまり属性情報が示す参照中の情報処理装置の一時
記憶部5の格納位置から文書データを読み出して、この
処理を終了する。
って参照中でなければ、ステップ4へ進んでその情報処
理装置の記憶部4からその文書データを読み出し、参照
中であれば、ステップ5へ進んでその他の情報処理装
置、つまり属性情報が示す参照中の情報処理装置の一時
記憶部5の格納位置から文書データを読み出して、この
処理を終了する。
【0033】さらに、この情報処理システムにおける文
書データの読み出し時の処理について詳しく説明する。
図5乃至図7はその説明図である。図5に示すように、
オペレータAが情報処理装置U1を使用し、オペレータ
Bが情報処理装置U2を使用し、オペレータA,Bはそ
れぞれ情報処理装置U1,U2によって、情報処理装置
U3に保管されている共有の文書データ10を読み出し
て利用する場合の処理を説明する。
書データの読み出し時の処理について詳しく説明する。
図5乃至図7はその説明図である。図5に示すように、
オペレータAが情報処理装置U1を使用し、オペレータ
Bが情報処理装置U2を使用し、オペレータA,Bはそ
れぞれ情報処理装置U1,U2によって、情報処理装置
U3に保管されている共有の文書データ10を読み出し
て利用する場合の処理を説明する。
【0034】まず、オペレータAが情報処理装置U1に
よって情報処理装置U3に保管されている共有の文書デ
ータ10を読み出す操作を行なうと、同じく図5に示し
たように、情報処理装置U1はネットワークNを介して
情報処理装置U3の記憶部4に記憶されている文書デー
タ10に対応する属性情報11を参照(矢印付破線T
1)し、他の情報処理装置によって読み出されているか
否かを判断する。この判断は、属性情報に他の情報処理
装置を示すIDである参照中情報が付加されているか否
かによって判断する。
よって情報処理装置U3に保管されている共有の文書デ
ータ10を読み出す操作を行なうと、同じく図5に示し
たように、情報処理装置U1はネットワークNを介して
情報処理装置U3の記憶部4に記憶されている文書デー
タ10に対応する属性情報11を参照(矢印付破線T
1)し、他の情報処理装置によって読み出されているか
否かを判断する。この判断は、属性情報に他の情報処理
装置を示すIDである参照中情報が付加されているか否
かによって判断する。
【0035】このとき、属性情報に参照中情報が付加さ
れていなかった場合、他の情報処理装置によって読み出
されていないと判断して、図6に示すように、情報処理
装置U3の記憶部4に格納されている文書データ10を
読み出して、自装置内の一時記憶部5に格納(矢印付破
線T2)する。
れていなかった場合、他の情報処理装置によって読み出
されていないと判断して、図6に示すように、情報処理
装置U3の記憶部4に格納されている文書データ10を
読み出して、自装置内の一時記憶部5に格納(矢印付破
線T2)する。
【0036】そして、同じく図6に示すように、情報処
理装置U1は情報処理装置U3の記憶部4の属性情報1
1に、参照中情報として自装置の識別番号(ID)、例
えば情報処理装置U1の識別番号「UNIT−1」と、
自装置の一時記憶部5のどの位置に格納されたかを示す
格納位置情報として、例えば、格納位置アドレス「ad
1111」を付加(矢印付破線T3)する。なお、情報
処理装置U3が情報処理装置U1からその参照中情報と
格納位置情報を取得して付加するようにしてもよい。
理装置U1は情報処理装置U3の記憶部4の属性情報1
1に、参照中情報として自装置の識別番号(ID)、例
えば情報処理装置U1の識別番号「UNIT−1」と、
自装置の一時記憶部5のどの位置に格納されたかを示す
格納位置情報として、例えば、格納位置アドレス「ad
1111」を付加(矢印付破線T3)する。なお、情報
処理装置U3が情報処理装置U1からその参照中情報と
格納位置情報を取得して付加するようにしてもよい。
【0037】次に、情報処理装置U1によって文書デー
タ10が読み出された後、オペレータBが情報処理装置
U2によって情報処理装置U3に保管されている共有の
文書データ10を読み出す操作を行なうと、図7に示す
ように、情報処理装置U2はネットワークNを介して情
報処理装置U3の記憶部4に記憶されている文書データ
10に対応する属性情報11を参照(矢印付破線T4)
し、他の情報処理装置によって読み出されているか否か
を判断する。
タ10が読み出された後、オペレータBが情報処理装置
U2によって情報処理装置U3に保管されている共有の
文書データ10を読み出す操作を行なうと、図7に示す
ように、情報処理装置U2はネットワークNを介して情
報処理装置U3の記憶部4に記憶されている文書データ
10に対応する属性情報11を参照(矢印付破線T4)
し、他の情報処理装置によって読み出されているか否か
を判断する。
【0038】ここで、属性情報11に参照中情報のID
「UNIT−1」が付加されているので、文書データ1
0が情報処理装置U1によって読み出し中であると判断
して、その属性情報11の格納位置情報を参照し、同じ
く図7に示すように、ネットワークNを介して情報処理
装置U1の一時記憶部5の格納位置アドレス「ad11
11」に格納されている文書データ10を読み出して、
自装置内の一時記憶部5′に格納(矢印付破線T5)す
る。
「UNIT−1」が付加されているので、文書データ1
0が情報処理装置U1によって読み出し中であると判断
して、その属性情報11の格納位置情報を参照し、同じ
く図7に示すように、ネットワークNを介して情報処理
装置U1の一時記憶部5の格納位置アドレス「ad11
11」に格納されている文書データ10を読み出して、
自装置内の一時記憶部5′に格納(矢印付破線T5)す
る。
【0039】このようにして、情報処理装置U3に保管
されている文書データ10が情報処理装置U1によって
読み出されているとき、情報処理装置U2が情報処理装
置U3の文書データ10にアクセスした場合、その属性
情報に基づいて情報処理装置U1の一時記憶部5から文
書データ10を読み出すので、例えば、図7に示したよ
うに、情報処理装置U1によって更新処理が施された文
書データ10(情報処理装置U1から読み出したときの
文書データ「ABCD」に「efgh」が追加されてい
る)を、情報処理装置U2でも利用することができ、各
情報処理装置のオペレータは、共有の文書データを有効
に活用することができる。
されている文書データ10が情報処理装置U1によって
読み出されているとき、情報処理装置U2が情報処理装
置U3の文書データ10にアクセスした場合、その属性
情報に基づいて情報処理装置U1の一時記憶部5から文
書データ10を読み出すので、例えば、図7に示したよ
うに、情報処理装置U1によって更新処理が施された文
書データ10(情報処理装置U1から読み出したときの
文書データ「ABCD」に「efgh」が追加されてい
る)を、情報処理装置U2でも利用することができ、各
情報処理装置のオペレータは、共有の文書データを有効
に活用することができる。
【0040】次に、この情報処理システムの情報処理装
置における文書データの読み出しから読み出し中の処理
について説明する。図8は、その処理を示すフローチャ
ートである。この処理では、ステップ(図中では「S」
で示す)11で共有の文書データを保管している情報処
理装置の記憶部4に格納されている必要な文書データの
参照(読み出し)を指示すると、ステップ12へ進んで
その文書データに対応する属性情報を参照して確認し、
ステップ13へ進んで他の情報処理装置によって参照中
(読み出しされている)か否かを判断する。
置における文書データの読み出しから読み出し中の処理
について説明する。図8は、その処理を示すフローチャ
ートである。この処理では、ステップ(図中では「S」
で示す)11で共有の文書データを保管している情報処
理装置の記憶部4に格納されている必要な文書データの
参照(読み出し)を指示すると、ステップ12へ進んで
その文書データに対応する属性情報を参照して確認し、
ステップ13へ進んで他の情報処理装置によって参照中
(読み出しされている)か否かを判断する。
【0041】ステップ13の判断で他の情報処理装置に
よって参照中でなければ、ステップ14へ進んでその情
報処理装置の記憶部4からその文書データを読み出して
ステップ16へ進み、参照中であれば、ステップ15へ
進んでその他の情報処理装置、つまり属性情報が示す参
照中の情報処理装置の一時記憶部5の格納位置から文書
データを読み出してステップ16へ進む。
よって参照中でなければ、ステップ14へ進んでその情
報処理装置の記憶部4からその文書データを読み出して
ステップ16へ進み、参照中であれば、ステップ15へ
進んでその他の情報処理装置、つまり属性情報が示す参
照中の情報処理装置の一時記憶部5の格納位置から文書
データを読み出してステップ16へ進む。
【0042】ステップ16では一定時間毎に読み出した
文書データの属性情報が他の情報処理装置によって更新
されて読み出し時と相違が有るかを検証し、ステップ1
7へ進んでその属性情報に相違があるか否かを判断し
て、相違が無ければステップ16へ戻って一定時間毎の
属性情報の検証処理を繰り返し、相違があればステップ
15へ戻って更新された属性情報が示す参照中の情報処
理装置の一時記憶部5の格納位置から更新された文書デ
ータを再び読み出し、その読み出した文書データを既に
一時記憶部5に記憶して更新処理中の文書データと合成
して表示し、ステップ16へ戻る。
文書データの属性情報が他の情報処理装置によって更新
されて読み出し時と相違が有るかを検証し、ステップ1
7へ進んでその属性情報に相違があるか否かを判断し
て、相違が無ければステップ16へ戻って一定時間毎の
属性情報の検証処理を繰り返し、相違があればステップ
15へ戻って更新された属性情報が示す参照中の情報処
理装置の一時記憶部5の格納位置から更新された文書デ
ータを再び読み出し、その読み出した文書データを既に
一時記憶部5に記憶して更新処理中の文書データと合成
して表示し、ステップ16へ戻る。
【0043】さらに、この情報処理システムにおける文
書データの読み出し中の処理について詳しく説明する。
図9乃至図12はその説明図である。図9に示すよう
に、オペレータAが情報処理装置U1によって情報処理
装置U3に保管されている共有の文書データ10を読み
出し、その文書データ10を自装置内の一時記憶部5に
格納(矢印付破線T6)する。
書データの読み出し中の処理について詳しく説明する。
図9乃至図12はその説明図である。図9に示すよう
に、オペレータAが情報処理装置U1によって情報処理
装置U3に保管されている共有の文書データ10を読み
出し、その文書データ10を自装置内の一時記憶部5に
格納(矢印付破線T6)する。
【0044】さらに、同じく図9に示すように、その文
書データの属性情報11も読み出して旧属性情報11′
として格納(矢印付破線T7)する。属性情報11には
文書データ10が読み出し後に更新されたか否かを判断
するための最終更新時間情報の初期時間「TIME0
0:00」が予め付加されているものとする。
書データの属性情報11も読み出して旧属性情報11′
として格納(矢印付破線T7)する。属性情報11には
文書データ10が読み出し後に更新されたか否かを判断
するための最終更新時間情報の初期時間「TIME0
0:00」が予め付加されているものとする。
【0045】一方、情報処理装置U1によって文書デー
タ10が読み出された後、図10に示すように、オペレ
ータBも情報処理装置U2によって情報処理装置U3に
保管されている共有の文書データ10を読み出すように
操作すると、情報処理装置U1の一時記憶部5からその
文書データ10を読み出して自装置内の一時記憶部5′
に格納(矢印付破線T8)すると共に、その文書データ
の旧属性情報11′も読み出して格納(矢印付破線T
9)する。
タ10が読み出された後、図10に示すように、オペレ
ータBも情報処理装置U2によって情報処理装置U3に
保管されている共有の文書データ10を読み出すように
操作すると、情報処理装置U1の一時記憶部5からその
文書データ10を読み出して自装置内の一時記憶部5′
に格納(矢印付破線T8)すると共に、その文書データ
の旧属性情報11′も読み出して格納(矢印付破線T
9)する。
【0046】その後、情報処理装置U1は文書データ1
0を読み出すと、一定時間毎に一時記憶部5内の文書デ
ータ10が更新されたか否かを判断して、例えば、図1
1に示すように、情報処理装置U1は一定時間が経過し
たときに文書データ10′に更新されていたら、情報処
理装置U3の記憶部4の文書データ10に対応する属性
情報11を更新する。
0を読み出すと、一定時間毎に一時記憶部5内の文書デ
ータ10が更新されたか否かを判断して、例えば、図1
1に示すように、情報処理装置U1は一定時間が経過し
たときに文書データ10′に更新されていたら、情報処
理装置U3の記憶部4の文書データ10に対応する属性
情報11を更新する。
【0047】例えば、情報処理装置U1で文書データ1
0′に更新されていると判断した時間が「22:22」
であり、一時記憶部5の格納位置が変更されていなかっ
た場合、同じく図11に示すように、情報処理装置U1
は自装置内の旧属性情報11′の最終更新時間情報を初
期時間「TIME00:00」から「TIME22:2
2」に更新すると共に、情報処理装置U3に保管されて
いる文書データ10に対応する属性情報11の最終更新
時間情報も初期時間「TIME00:00」から「TI
ME22:22」に更新(矢印付破線T10)する。
0′に更新されていると判断した時間が「22:22」
であり、一時記憶部5の格納位置が変更されていなかっ
た場合、同じく図11に示すように、情報処理装置U1
は自装置内の旧属性情報11′の最終更新時間情報を初
期時間「TIME00:00」から「TIME22:2
2」に更新すると共に、情報処理装置U3に保管されて
いる文書データ10に対応する属性情報11の最終更新
時間情報も初期時間「TIME00:00」から「TI
ME22:22」に更新(矢印付破線T10)する。
【0048】なお、このとき文書データ10の格納位置
が変更されているときには属性情報11の格納位置情報
も更新する。
が変更されているときには属性情報11の格納位置情報
も更新する。
【0049】一方、情報処理装置U2は文書データ10
を読み出すと、一定時間毎に情報処理装置U3の属性情
報11を参照し、その最終更新時間情報が旧属性情報1
1′と相違するか否かを判断することによって文書デー
タ10が他の情報処理装置によって更新されたか否かを
判断する。
を読み出すと、一定時間毎に情報処理装置U3の属性情
報11を参照し、その最終更新時間情報が旧属性情報1
1′と相違するか否かを判断することによって文書デー
タ10が他の情報処理装置によって更新されたか否かを
判断する。
【0050】つまり、図12に示すように、情報処理装
置U3の属性情報11を参照(矢印付破線T11)する
と、属性情報11の参照中情報のIDが自装置のIDと
異なり、最終更新時間情報が「TIME22:22」に
なっているから、自装置内の旧属性情報11′の「TI
ME00:00」と相違するので、文書データ10が更
新されたものと判断する。
置U3の属性情報11を参照(矢印付破線T11)する
と、属性情報11の参照中情報のIDが自装置のIDと
異なり、最終更新時間情報が「TIME22:22」に
なっているから、自装置内の旧属性情報11′の「TI
ME00:00」と相違するので、文書データ10が更
新されたものと判断する。
【0051】そして、同じく図12に示すように、情報
処理装置U2は自装置内の旧属性情報11′の最終更新
時間情報を初期時間「TIME00:00」から「TI
ME22:22」に更新し、属性情報11中の参照中情
報と格納位置情報に基づいて、ネットワークNを介して
情報処理装置U1の一時記憶部5に格納されている文書
データ10′を読み出して、その文書データ10′を自
装置内の一時記憶部5′に格納されて更新処理中の文書
データ10と合成(矢印付破線T12)して表示する。
処理装置U2は自装置内の旧属性情報11′の最終更新
時間情報を初期時間「TIME00:00」から「TI
ME22:22」に更新し、属性情報11中の参照中情
報と格納位置情報に基づいて、ネットワークNを介して
情報処理装置U1の一時記憶部5に格納されている文書
データ10′を読み出して、その文書データ10′を自
装置内の一時記憶部5′に格納されて更新処理中の文書
データ10と合成(矢印付破線T12)して表示する。
【0052】したがって、情報処理装置U2は一定時間
毎に情報処理装置U1において更新された文書データ1
0′をも利用することができ、共有の文書データを利用
するときには、常に最新版の文書データを利用すること
ができる。
毎に情報処理装置U1において更新された文書データ1
0′をも利用することができ、共有の文書データを利用
するときには、常に最新版の文書データを利用すること
ができる。
【0053】なお、上述の例では2台の情報処理装置間
での処理を示したが、3台以上の情報処理装置間でも同
様の処理を行なうことができるので、多数の情報処理装
置間で同時に同じ文書データの更新作業を行なうとき
に、相互の更新内容を参照して利用することができる。
での処理を示したが、3台以上の情報処理装置間でも同
様の処理を行なうことができるので、多数の情報処理装
置間で同時に同じ文書データの更新作業を行なうとき
に、相互の更新内容を参照して利用することができる。
【0054】このようにして、複数の情報処理装置にお
いて同一の文書データを読み出して利用する場合、一定
時間毎に他の情報処理装置によってその文書データに施
された更新内容を参照することができるので、複数の情
報処理装置間で常に最新の文書データを利用することが
できる。
いて同一の文書データを読み出して利用する場合、一定
時間毎に他の情報処理装置によってその文書データに施
された更新内容を参照することができるので、複数の情
報処理装置間で常に最新の文書データを利用することが
できる。
【0055】次に、さらにこの情報処理システムの情報
処理装置における文書データの読み出しから読み出し中
の処理について説明する。図13は、その処理を示すフ
ローチャートである。この処理では、ステップ(図中で
は「S」で示す)21で共有の文書データを保管してい
る情報処理装置の記憶部4に格納されている必要な文書
データの参照(読み出し)を指示すると、ステップ22
へ進んでその文書データに対応する属性情報を参照して
確認し、ステップ23へ進んで他の情報処理装置によっ
て参照中(読み出しされている)か否かを判断する。
処理装置における文書データの読み出しから読み出し中
の処理について説明する。図13は、その処理を示すフ
ローチャートである。この処理では、ステップ(図中で
は「S」で示す)21で共有の文書データを保管してい
る情報処理装置の記憶部4に格納されている必要な文書
データの参照(読み出し)を指示すると、ステップ22
へ進んでその文書データに対応する属性情報を参照して
確認し、ステップ23へ進んで他の情報処理装置によっ
て参照中(読み出しされている)か否かを判断する。
【0056】ステップ23の判断で他の情報処理装置に
よって参照中でなければ、ステップ24へ進んでその情
報処理装置の記憶部4からその文書データを読み出して
ステップ26へ進み、参照中であれば、ステップ25へ
進んでその他の情報処理装置、つまり属性情報が示す参
照中の情報処理装置の一時記憶部5の格納位置から文書
データを読み出してステップ28へ進む。
よって参照中でなければ、ステップ24へ進んでその情
報処理装置の記憶部4からその文書データを読み出して
ステップ26へ進み、参照中であれば、ステップ25へ
進んでその他の情報処理装置、つまり属性情報が示す参
照中の情報処理装置の一時記憶部5の格納位置から文書
データを読み出してステップ28へ進む。
【0057】ステップ26では一定時間毎に読み出した
文書データの属性情報が更新されて読み出し時と相違が
有るかを検証し、ステップ27へ進んでその属性情報に
相違があるか否かを判断して、相違が無ければステップ
29へ進むが、相違があればステップ25へ戻る。
文書データの属性情報が更新されて読み出し時と相違が
有るかを検証し、ステップ27へ進んでその属性情報に
相違があるか否かを判断して、相違が無ければステップ
29へ進むが、相違があればステップ25へ戻る。
【0058】ステップ28では、多装置(複数の情報処
理装置)による更新情報、つまり同じ文書データについ
て、更新された属性情報が示す参照中の情報処理装置の
一時記憶部5の格納位置から文書データを読み出し、そ
れを現在の更新情報、つまり自装置内で更新した文書デ
ータに合成して表示してステップ29へ進む。
理装置)による更新情報、つまり同じ文書データについ
て、更新された属性情報が示す参照中の情報処理装置の
一時記憶部5の格納位置から文書データを読み出し、そ
れを現在の更新情報、つまり自装置内で更新した文書デ
ータに合成して表示してステップ29へ進む。
【0059】ステップ29では一定時間毎の自装置内の
属性情報の更新を行ない、ステップ30へ進んで文書デ
ータの更新があるか否かを判断して、更新がなければス
テップ27へ戻り、更新があればステップ31へ進んで
属性情報の更新を行ない、ステップ27へ戻る。
属性情報の更新を行ない、ステップ30へ進んで文書デ
ータの更新があるか否かを判断して、更新がなければス
テップ27へ戻り、更新があればステップ31へ進んで
属性情報の更新を行ない、ステップ27へ戻る。
【0060】さらに、この情報処理システムにおける文
書データの読み出し中の処理について詳しく説明する。
図14及び図15はその説明図である。例えば、図12
に示した情報処理装置U2が情報処理装置U1から読み
出した文書データ10′に更新作業を施したときの処理
を説明する。
書データの読み出し中の処理について詳しく説明する。
図14及び図15はその説明図である。例えば、図12
に示した情報処理装置U2が情報処理装置U1から読み
出した文書データ10′に更新作業を施したときの処理
を説明する。
【0061】情報処理装置U2は文書データ10′を読
み出した後、一定時間毎に一時記憶部5′内の文書デー
タ10′が更新されたか否かを判断する。例えば、情報
処理装置U2の識別番号(ID)が「UNIT−2」で
あり、時間「22:33」に一時記憶部5′の格納位置
「ad2222」に格納されている文書データ10′が
文書データ10″に更新されていたものとする。
み出した後、一定時間毎に一時記憶部5′内の文書デー
タ10′が更新されたか否かを判断する。例えば、情報
処理装置U2の識別番号(ID)が「UNIT−2」で
あり、時間「22:33」に一時記憶部5′の格納位置
「ad2222」に格納されている文書データ10′が
文書データ10″に更新されていたものとする。
【0062】すると、図14に示すように、情報処理装
置U2は情報処理装置U3の記憶部4の文書データ10
に対応する属性情報11の参照中情報のIDを「UNI
T−1」から「UNIT−2」に、格納位置情報を「a
d1111」から「ad2222」に、最終更新時間情
報を「TIME22:22」から「TIME22:3
3」に更新(矢印付破線T13)する。さらに、情報処
理装置U2は自装置内の旧属性情報11′の最終更新時
間情報を「TIME22:33」に更新する。
置U2は情報処理装置U3の記憶部4の文書データ10
に対応する属性情報11の参照中情報のIDを「UNI
T−1」から「UNIT−2」に、格納位置情報を「a
d1111」から「ad2222」に、最終更新時間情
報を「TIME22:22」から「TIME22:3
3」に更新(矢印付破線T13)する。さらに、情報処
理装置U2は自装置内の旧属性情報11′の最終更新時
間情報を「TIME22:33」に更新する。
【0063】一方、情報処理装置U1も文書データ10
を読み出し後は、一定時間毎に情報処理装置U3の属性
情報11を参照し、その参照中情報と最終更新時間情報
が旧属性情報11′と相違するか否かを判断することに
よって自装置の一時記憶部5に格納して更新中の文書デ
ータ10′が他の情報処理装置によって更新されたか否
かを判断する。
を読み出し後は、一定時間毎に情報処理装置U3の属性
情報11を参照し、その参照中情報と最終更新時間情報
が旧属性情報11′と相違するか否かを判断することに
よって自装置の一時記憶部5に格納して更新中の文書デ
ータ10′が他の情報処理装置によって更新されたか否
かを判断する。
【0064】そして、図15に示すように、情報処理装
置U3の属性情報11を参照(矢印付破線T14)し、
その参照中情報が「UNIT−2」に、最終更新時間情
報が「TIME22:33」に更新されているから、自
装置のIDと異なり、自装置内の旧属性情報11′の
「TIME22:22」と相違するので、文書データ1
0′が更新されたものと判断する。
置U3の属性情報11を参照(矢印付破線T14)し、
その参照中情報が「UNIT−2」に、最終更新時間情
報が「TIME22:33」に更新されているから、自
装置のIDと異なり、自装置内の旧属性情報11′の
「TIME22:22」と相違するので、文書データ1
0′が更新されたものと判断する。
【0065】そして、属性情報11中の参照中情報「U
NIT−2」と格納位置情報「ad2222」に基づい
て、同じく図15に示すように、ネットワークNを介し
て情報処理装置U2の一時記憶部5′に格納されている
文書データ10″を読み出して、その文書データ10″
を自装置内の一時記憶部5に格納されている更新中の文
書データ10′と合成(矢印付破線T15)して表示す
る。すなわち、文書データ10′の「ABCDefg
h」に「XYZ」を合成して表示する。さらに、情報処
理装置U1は自装置内の旧属性情報11′の最終更新時
間情報を初期時間「TIME22:22」から「TIM
E22:33」に更新する。
NIT−2」と格納位置情報「ad2222」に基づい
て、同じく図15に示すように、ネットワークNを介し
て情報処理装置U2の一時記憶部5′に格納されている
文書データ10″を読み出して、その文書データ10″
を自装置内の一時記憶部5に格納されている更新中の文
書データ10′と合成(矢印付破線T15)して表示す
る。すなわち、文書データ10′の「ABCDefg
h」に「XYZ」を合成して表示する。さらに、情報処
理装置U1は自装置内の旧属性情報11′の最終更新時
間情報を初期時間「TIME22:22」から「TIM
E22:33」に更新する。
【0066】このようにして、情報処理装置U1でも一
定時間毎に情報処理装置U2において更新された文書デ
ータ10″を利用することができ、共有の文書データを
利用するときには、常に最新版の文書データを利用する
ことができる。
定時間毎に情報処理装置U2において更新された文書デ
ータ10″を利用することができ、共有の文書データを
利用するときには、常に最新版の文書データを利用する
ことができる。
【0067】次に、文書データが更新されたときの表示
例について説明する。図16はその説明図である。情報
処理装置U1のオペレータAと情報処理装置U2のオペ
レータBが同じ文書データを利用する場合、情報処理装
置U1,U2では、図16の(a)に示すように、それ
ぞれの表示画面にオリジナルの文書データが表示されて
いる。
例について説明する。図16はその説明図である。情報
処理装置U1のオペレータAと情報処理装置U2のオペ
レータBが同じ文書データを利用する場合、情報処理装
置U1,U2では、図16の(a)に示すように、それ
ぞれの表示画面にオリジナルの文書データが表示されて
いる。
【0068】ここで、オペレータAがこのオリジナルの
文書データに更新作業を施して、図16の(b)に示す
ように、オリジナルの文書データに破線枠12で示す
「abcd」を挿入すると、情報処理装置U2側では、
図16の(c)に示すように、表示画面に表示している
オリジナルの文書データに情報処理装置U1で施された
更新後の文書データが合成されて表示され、その合成部
分が反転表示(図中斜線を施した部分13)される。
文書データに更新作業を施して、図16の(b)に示す
ように、オリジナルの文書データに破線枠12で示す
「abcd」を挿入すると、情報処理装置U2側では、
図16の(c)に示すように、表示画面に表示している
オリジナルの文書データに情報処理装置U1で施された
更新後の文書データが合成されて表示され、その合成部
分が反転表示(図中斜線を施した部分13)される。
【0069】また、情報処理装置U2側でも文書データ
に更新作業を施して、図16の(d)に示すように、文
書データに破線枠14で示す「1/1」を挿入すると、
情報処理装置U1側では、図16の(e)に示すよう
に、表示画面に表示している文書データに情報処理装置
U2で施された更新後の文書データが合成されて表示さ
れ、その合成部分が反転表示(図中斜線を施した部分1
5)され、容易に他の部分と区別することができる。
に更新作業を施して、図16の(d)に示すように、文
書データに破線枠14で示す「1/1」を挿入すると、
情報処理装置U1側では、図16の(e)に示すよう
に、表示画面に表示している文書データに情報処理装置
U2で施された更新後の文書データが合成されて表示さ
れ、その合成部分が反転表示(図中斜線を施した部分1
5)され、容易に他の部分と区別することができる。
【0070】そして、図16の(f)に示すように、情
報処理装置U1,U2でそれぞれ更新作業が施された結
果を合成した文書データを、情報処理装置U1,U2で
参照して利用することができる。
報処理装置U1,U2でそれぞれ更新作業が施された結
果を合成した文書データを、情報処理装置U1,U2で
参照して利用することができる。
【0071】このようにして、各情報処理装置で同じ文
書データを利用しているとき、それぞれの情報処理装置
で行なわれた更新内容を他の情報処理装置でも随時合成
して表示し、その合成部分が他の部分と識別可能に表示
するので、文書データの参照中に他の情報処理装置にお
いて変更が加えられる状況が発生し、その変更が多量に
なった場合でも、自装置における変更部分と他の情報処
理装置における変更部分を識別し易くなり、誤ってその
更新内容に対して削除等の作業を施さなくて済み、文書
データに対する操作が煩わしくならない。
書データを利用しているとき、それぞれの情報処理装置
で行なわれた更新内容を他の情報処理装置でも随時合成
して表示し、その合成部分が他の部分と識別可能に表示
するので、文書データの参照中に他の情報処理装置にお
いて変更が加えられる状況が発生し、その変更が多量に
なった場合でも、自装置における変更部分と他の情報処
理装置における変更部分を識別し易くなり、誤ってその
更新内容に対して削除等の作業を施さなくて済み、文書
データに対する操作が煩わしくならない。
【0072】さらに、文書データを再度読み出したと
き、その文書データの属性情報(更新属性情報)を保持
し、その属性情報に基づいて文書データがどの情報処理
装置によって更新されたかを判断して表示することもで
きる。
き、その文書データの属性情報(更新属性情報)を保持
し、その属性情報に基づいて文書データがどの情報処理
装置によって更新されたかを判断して表示することもで
きる。
【0073】例えば、図16の(c)の情報処理装置U
2の表示画面において、反転表示部分13を指定する
と、その部分の更新を最終的に行なったのが情報処理装
置U1であることを示すメッセージを吹き出し表示す
る。また、図16の(e)の情報処理装置U1の表示画
面において、反転表示部分15を指定すると、その部分
の更新を最終的に行なったのが情報処理装置U2である
ことを示すメッセージを吹き出し表示する。
2の表示画面において、反転表示部分13を指定する
と、その部分の更新を最終的に行なったのが情報処理装
置U1であることを示すメッセージを吹き出し表示す
る。また、図16の(e)の情報処理装置U1の表示画
面において、反転表示部分15を指定すると、その部分
の更新を最終的に行なったのが情報処理装置U2である
ことを示すメッセージを吹き出し表示する。
【0074】このようにして、各情報処理装置では、文
書データを参照中にその文書データが他の情報処理装置
によって更新されたとき、その更新部分と更新処理を行
なった情報処理装置を容易に知ることができる。
書データを参照中にその文書データが他の情報処理装置
によって更新されたとき、その更新部分と更新処理を行
なった情報処理装置を容易に知ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る情報処理システムによれば、複数の情報処理装置間で
文書データを有効に共有活用することができる。
る情報処理システムによれば、複数の情報処理装置間で
文書データを有効に共有活用することができる。
【図1】この発明の一実施例である情報処理システムの
各情報処理装置の構成を示すブロック図である。
各情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例である情報処理システムの
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施例の情報処理装置の記憶部に共
有の文書データを記憶するときのフォーマットを示す説
明図である。
有の文書データを記憶するときのフォーマットを示す説
明図である。
【図4】この発明の実施例の情報処理システムの情報処
理装置における文書データの読み出し時の処理を示すフ
ローチャートである。
理装置における文書データの読み出し時の処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】この発明の実施例の情報処理システムにおける
文書データの読み出し時の処理の説明図である。
文書データの読み出し時の処理の説明図である。
【図6】同じくその続きの説明図である。
【図7】さらに同じくその続きの説明図である。
【図8】この発明の実施例の情報処理システムの情報処
理装置における文書データの読み出しから読み出し中の
処理を示すフローチャートである。
理装置における文書データの読み出しから読み出し中の
処理を示すフローチャートである。
【図9】この発明の実施例の情報処理システムの情報処
理装置における文書データの読み出し中の処理の説明図
である。
理装置における文書データの読み出し中の処理の説明図
である。
【図10】同じくその続きの説明図である。
【図11】さらに同じくその続きの説明図である。
【図12】さらにまた同じくその続きの説明図である。
【図13】この発明の実施例の情報処理システムの情報
処理装置における文書データの読み出しから読み出し中
の更なる処理を示すフローチャートである。
処理装置における文書データの読み出しから読み出し中
の更なる処理を示すフローチャートである。
【図14】この発明の実施例の情報処理システムの情報
処理装置における文書データの読み出し中の更なる処理
の説明図である。
処理装置における文書データの読み出し中の更なる処理
の説明図である。
【図15】さらに同じくその続きの説明図である。
【図16】この発明の実施例の文書処理システムの情報
処理装置で文書データが更新されたときの表示例を示す
説明図である。
処理装置で文書データが更新されたときの表示例を示す
説明図である。
1:入力装置 2:表示装置 3:制御装置 4:記憶部 5:一時記憶部 6:ネットワークインタフェース(I/F)部 7:CPU 10:文書データ 11:属性情報 U1,U2,U3:情報処理装置
Claims (4)
- 【請求項1】 ネットワークで接続した複数の情報処理
装置からなり、その各情報処理装置にそれぞれ、文書デ
ータを記憶する文書記憶手段と、自装置内の文書記憶手
段又は前記ネットワークを介して他の情報処理装置の文
書記憶手段に記憶されている文書データのいずれをも読
み出して一時的に記憶し得る一時記憶手段と、該手段に
記憶された文書データを表示する手段と、該文書データ
に更新処理を施す更新処理手段とを備えた情報処理シス
テムにおいて、 前記各情報処理装置に、前記文書記憶手段に記憶されて
いる文書データを読み出して前記一時記憶手段に記憶さ
せたとき、前記文書記憶手段に記憶されている該文書デ
ータの属性情報に、読み出し中の情報処理装置を識別す
る情報及び該文書データが一時記憶手段のどの位置に格
納されたかを示す情報を付加する手段と、前記文書記憶
手段の文書データを読み出すとき、該文書データの属性
情報を参照して該文書データが他の情報処理装置によっ
て読み出されているかどうかを判断する手段と、該手段
によって他の情報処理装置によって読み出されていると
判断したときには、該文書データをその属性情報が示す
読み出し中の情報処理装置の一時記憶手段の格納位置か
ら読み出す手段とを設けたことを特徴とする情報処理シ
ステム。 - 【請求項2】 請求項1記載の情報処理システムにおい
て、 前記各情報処理装置に、文書データを読み出して前記一
時記憶手段に記憶させた後は一定時間毎に該文書データ
が更新されたか否かを判断して、更新されたときには前
記文書記憶手段に記憶されている該文書データの属性情
報を更新する手段と、 文書データを読み出した後は一定時間毎に前記文書記憶
手段に記憶されている該文書データの属性情報が他の情
報処理装置によって更新されたか否かを判断して、更新
されたときには該属性情報が示す情報処理装置の一時記
憶手段の格納位置から更新された文書データを再び読み
出す手段と、該読み出した文書データを既に一時記憶手
段に記憶して更新処理中の文書データと合成して表示す
る合成表示手段とを設けたことを特徴とする情報処理シ
ステム。 - 【請求項3】 請求項2記載の情報処理システムにおい
て、 前記合成表示手段が、前記合成した文書データ中の他の
情報処理装置によって更新された部分を更新されなかっ
た部分と区別して表示する手段を有することを特徴とす
る情報処理システム。 - 【請求項4】 請求項3記載の情報処理システムにおい
て、 前記各情報処理装置に、前記再度読み出した文書データ
の属性情報から該文書データがどの情報処理装置で更新
されたかを判断して表示する手段を設けたことを特徴と
する情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6188281A JPH0855110A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6188281A JPH0855110A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0855110A true JPH0855110A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16220908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6188281A Pending JPH0855110A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0855110A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008165299A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Update It Inc | ドキュメント作成システム |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP6188281A patent/JPH0855110A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008165299A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Update It Inc | ドキュメント作成システム |
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