JPH085376B2 - 軌道装置 - Google Patents

軌道装置

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JPH085376B2
JPH085376B2 JP2205214A JP20521490A JPH085376B2 JP H085376 B2 JPH085376 B2 JP H085376B2 JP 2205214 A JP2205214 A JP 2205214A JP 20521490 A JP20521490 A JP 20521490A JP H085376 B2 JPH085376 B2 JP H085376B2
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JP
Japan
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slit
guide rail
road surface
guide
pit
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JP2205214A
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正康 荒川
秀昭 内川
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車生産ライン等で使用される自走台車
用の軌道装置に関する。
(従来の技術) 従来、特開昭1−278875号公報により、自走台車の走
行路の下に設けたピット内にガイドレールを敷設し、該
ガイドレールに係合して誘導されるガイド部材を走行路
の路面に形成したスリットを通して自走台車の操向部材
に連結し、ガイドレールによりガイド部材を介して自走
台車を操向して、該台車を走行路に沿って自走させるよ
うにしたものは知られている。
自走台車には走行モータ等の電装品が搭載されてお
り、この電装品にピット内から給電し得るよう、上記の
ものでは、ガイドレールに給電部材を配設し、ガイド部
材に該給電部材に摺接する集電子を取付けて、給電部材
から集電子を介して台車上の電装品に給電するようにし
ている。
(発明が解決しようとする課題) 上記のものでは、ピット内にスリットを介して水や油
等が落下した場合、スリットの下方に敷設されるガイド
レールに配設した給電部材に水等がかかり、給電不良を
生ずることがある。
本発明は、かかる点に鑑み、スリットを通して水等が
落下してもこれが給電部材にかからないようにした装置
を提案することをその目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本発明では、自走台車の走行
路の下に設けたピット内にガイドレールを敷設し、該ガ
イドレールに係合して誘導されるガイド部材を走行路の
路面に形成したスリットを通して自走台車の操向部材に
連結すると共に、該ガイド部材に、ピット内に配設した
給電部材に摺接する集電子を取付け、給電部材から該集
電子を介して自走台車上の電装品に給電するようにした
ものにおいて、ピット内に、前記スリットから側方にオ
フセットした位置において路面を支持する支脚枠を配設
すると共に、前記スリットの一側の路面の裏面に、該ス
リットとその下方の前記ガイドレールとの間に張出すレ
ールカバーを取付け、該レールカバーの取付位置の外側
において該一側の路面を支持すべく配設される前記支脚
枠の内側面に前記給電部材を配設した。
(作用) 走行路の路面上の水や油等がスリットを通してピット
内に落下しても、スリットから落下する水等は、レール
カバーに案内されて、給電部材の配設部に対しガイドレ
ールを挟んで逆側に位置するピット内の部分に落下する
ため、落下した水等が跳返ってもガイドレールが障壁と
なって給電部材への水等の飛散が防止され、更に、路面
の裏側を伝っての給電部材への水等の防止も防止でき、
給電部材への水等の付着による給電不良の発生を確実に
防止できる。
また、走行路上にカバー部材を設けるものと異なり、
走行路がその全幅に亘ってフラットになり、台車を持ち
上げなくても走行路の側方に台車を移動してメンテナン
スを行うことができ、メンテナンス性を損わない。
(実施例) 第1図及び第2図を参照して、(1)は自動車車体W
の組立ラインに沿って設けた走行路、(2)は搬送台車
を示し、該搬送台車(2)は、台車本体(3)上にXリ
ンク機構(4)を介して台車Wを載置する支持テーブル
(5)を昇降自在に設けて成るもので、台車本体(3)
の下面に走行路(1)に設置する前後各1対の計4個の
キャスタ輪から成る車輪(6)と、台車本体(3)の前
部中央に後記する駆動輪(7)とを取付け、搬送台車
(2)を走行路(1)に沿って自走させるようにした。
走行路(1)の下には、第4図示の如くピット(8)が
形成されており、該ピット(8)内に底板(9)を敷設
して、該底板(9)上に中央のガイドレール(10)とそ
の両外側の各1対の支脚枠(11)(11)とを固設し、こ
れら支脚枠(11)上にピット(8)を覆う左右1対の蓋
板(12)(12)を固設して、該蓋板(12)(12)により
走行路(1)の路面(1a)を構成した。
前記台車本体(3)の前部には、第3図に示す如く、
後端の枢軸(13a)を中心にして図示しないばねにより
下方に付勢される揺動枠(13)が設けられており、該揺
動枠(13)にベアリング(14)を介して垂直の操向軸線
回りに旋回自在な操向部材(15)を軸支し、該操向部材
(15)の下端の筐形のケーシング(15a)内に前記駆動
輪(7)を軸支すると共に、該ケーシング(15a)の横
方向一側に該駆動輪(7)を回転する走行モータ(16)
と、他側にブレーキ(17)とを取付けた。そして、該駆
動輪(7)を揺動枠(13)の付勢力により適度な荷重で
路面(1a)に設置させると共に、前記ガイドレール(1
0)に係合するガイド部材(18)を設けて、該ガイド部
材(18)を操向部材(15)に連結し、ガイドレール(1
0)によりガイド部材(18)と操向部材(15)とを介し
て駆動輪(7)を操向するようにした。
これを詳述するに、該ガイド部材(18)は、ガイドレ
ール(10)にこれを左右から挾むようにして係合する前
後2組のローラ(18a)(18a)と、ガイドレール(10)
の上面上を転動する前後1対のローラ(18b)(18b)と
を備えるもので、該ガイド部材(18)の前端に、前記蓋
板(12)(12)間の隙間で構成されるスリット(1b)を
通して路面(1a)上に突出する連結片(18c)を取付
け、一方、前記操向部材(15)のケーシング(15a)の
前面に横軸(19a)を介して枢支される継手(19)を設
け、該継手(19)にスプライン軸から成る縦軸(19b)
を上下動自在に挿通して、該縦軸(19b)の下端に前記
連結片(18c)の上端を連結した。ここで、ガイド部材
(18)は、その前後のローラ(18a)(18a)の配置ピッ
チの中央部が操向軸線に合致するように操向部材(15)
に連結されるものとし、又操向部材(15)に駆動輪
(7)をその接地部中心が操向軸線に合致するように軸
支するものとし、かくて走行路(1)の湾曲部分におい
て、ガイド部材(18)がその前後のローラ(18a)(18
a)の配置ピッチの中央部におけるガイドレール(10)
の接線方向を向くように傾動されたとき、駆動輪(7)
が該ガイド部材(18)に追従してこれと同軸上で該接線
方向を向くように操向され、搬送台車(2)が走行路
(1)上をガイドレール(10)に倣って正確に走行す
る。
第4図を参照して、スリット(1b)の左側の路面(1
a)を構成する蓋体(12)の裏面には、これを支持する
支脚枠(11)の内側に位置させて、スリット(1b)とそ
の下方のガイドレール(10)との間に張出すレールカバ
ー(20)が取付けられており、前記連結片(18c)を該
カバー(20)を迂回してスリット(1b)に挿通されるよ
うに屈曲させ、更に上記支脚枠(11)のガイドレール
(10)側を向く内側面に給電部材(21)を配設し、ガイ
ド部材(18)に、該給電部材(21)に摺接する三相及び
アース用の4端子構造の前後1対の集電子(22)(22)
を第5図示の如く夫々平行リンク(22a)を介して取付
け、これら集電子(22)から連結片(18c)の上端に設
けたカプラ(23)を介して搬送台車(2)上の前記走行
モータ(15)やXリンク機構(4)用のモータ(図示せ
ず)等の電装品に給電するようにした。
レールカバー(20)が無くても、給電部材(21)は、
スリット(1b)に対し側方にオフセットした支脚枠(1
1)に配設されるため、スリット(1b)から落下する水
や油等が給電部材(21)に直接かかることはないが、蓋
体(12)の裏面を伝って水等が給電部材(21)に落下し
たり、ガイドレール(10)やその左側の底板(9)上に
落下して飛散した水等が給電部材(21)にかかるおそれ
がある。これに対し、レールカバー(20)を設ければ、
蓋体(12)の裏面への水等の回り込みが該カバー(20)
によって阻止されると共に、水等が該カバー(20)によ
ってガイドレール(10)の右側の底板(9)上に落下さ
れるようになり、給電部材(21)に水等がかかることを
確実に防止できる。
第6図を参照して、(24)はガイドレール(10)に係
合する第2のガイド部材を示し、台車本体(3)の後部
を、これに設けた係合部材(25)を介して該ガイド部材
(24)に係合させてガイドレール(10)に案内させるよ
うにし、更に該ガイド部材(24)に後方にのびるロッド
(26)を枢着し、該ロッド(26)の後端にガイドレール
(10)に係合するストッパ部材(27)を枢着して、後続
の搬送台車が接近したとき、該台車の操向部材に連結さ
れるガイド部材が該ストッパ部材(27)に当接して、前
後の搬送台車に搭載する台車同士が衝突しないようにし
た。又、台車本体(3)の前部上面に、第3図に仮想線
で示す如く、フレーム(28)を介してシート状のオイル
カバー(29)を取付け、車体Wのエンジンルームからの
オイルの滴下に備えるようにしても良い。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ガ
イドレールへの水等の落下を防止できると共に、路面の
裏面を伝っての給電部材への水等の落下やピット内に落
下した水等の跳返りによる給電部材への飛散も防止で
き、給電部材への水等の付着による給電不良の発生を確
実に防止できる効果を有する。
また、走行路の路面上にカバー部材を設けるものと異
なり、台車をクレーン等で持ち上げなくても走行路の側
方に移動させてメンテナンスを行うことができ、メンテ
ナンス性も損わない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を適用する台車式搬送装置の1例の
平面図、第2図はその側面図、第3図は第1図のIII−I
II線拡大截断側面図、第4図は第3図のIV−IV線截断面
図、第5図は第3図のV−V線から見たガイド部材の平
面図、第6図は第1図のVI−VI線拡大截断側面図であ
る。 (1)……走行路、(1a)……路面 (1b)……スリット、(2)……搬送台車 (8)……ピット、(10)……ガイドレール (11)……支脚枠、(15)……操向部材 (16)……走行モータ(電装品)、(18)……ガイド部
材 (20)……レールカバー、(21)……給電部材 (22)……集電子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自走台車の走行路の下に設けたピット内に
    ガイドレールを敷設し、該ガイドレールに係合して誘導
    されるガイド部材を走行路の路面に形成したスリットを
    通して自走台車の操向部材に連結すると共に、該ガイド
    部材に、ピット内に配設した給電部材に摺接する集電子
    を取付け、給電部材から該集電子を介して自走台車上の
    電装品に給電するようにしたものにおいて、ピット内
    に、前記スリットから側方にオフセットした位置におい
    て路面を支持する支脚枠を配設すると共に、前記スリッ
    トの一側の路面の裏面に、該スリットとその下方の前記
    ガイドレールとの間に張出すレールカバーを取付け、該
    レールカバーの取付位置の外側において該一側の路面を
    支持すべく配設される前記支脚枠の内側面に前記給電部
    材を配設したことを特徴とする軌道装置。
JP2205214A 1990-08-03 1990-08-03 軌道装置 Expired - Lifetime JPH085376B2 (ja)

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