JPH0853627A - アゾ染料、それらの製造及び利用 - Google Patents
アゾ染料、それらの製造及び利用Info
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- JPH0853627A JPH0853627A JP7195700A JP19570095A JPH0853627A JP H0853627 A JPH0853627 A JP H0853627A JP 7195700 A JP7195700 A JP 7195700A JP 19570095 A JP19570095 A JP 19570095A JP H0853627 A JPH0853627 A JP H0853627A
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- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/32—Inkjet printing inks characterised by colouring agents
- C09D11/328—Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B43/00—Preparation of azo dyes from other azo compounds
- C09B43/12—Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups
- C09B43/136—Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents
-
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- C09B43/00—Preparation of azo dyes from other azo compounds
- C09B43/12—Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups
- C09B43/136—Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents
- C09B43/16—Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents linking amino-azo or cyanuric acid residues
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐光及び耐湿堅牢性の優れた染色及び印刷の
ための染料を提供する。 【解決手段】 式(I) 【化1】 [式中、nはそれぞれの場合に互いに独立して0又は1
を示し、a、b及びcは互いに独立して1又は2を示
し、a+c<4、a+b+c=3又は5であり、X及び
Yは異なる1又は2価の基を示す]の新規なアゾ染料、
それらの製造法、ならびにセルロース−含有繊維材料、
特に紙をインクジェット法を用いて染色及び印刷するた
めのそれらの利用。
ための染料を提供する。 【解決手段】 式(I) 【化1】 [式中、nはそれぞれの場合に互いに独立して0又は1
を示し、a、b及びcは互いに独立して1又は2を示
し、a+c<4、a+b+c=3又は5であり、X及び
Yは異なる1又は2価の基を示す]の新規なアゾ染料、
それらの製造法、ならびにセルロース−含有繊維材料、
特に紙をインクジェット法を用いて染色及び印刷するた
めのそれらの利用。
Description
【0001】インクジェット捺染のための黒色ポリアゾ
染料はDE−A 35 35 661、EP 356
080、JP−A−31 15 363及びJP−A−
3100 081から既知である。しかしそれらの利用
性は改良するに値する。
染料はDE−A 35 35 661、EP 356
080、JP−A−31 15 363及びJP−A−
3100 081から既知である。しかしそれらの利用
性は改良するに値する。
【0002】本発明は一般式(I)
【0003】
【化7】
【0004】[式中、Xは式(II)
【0005】
【化8】
【0006】の基を示すか、又は2価の基−K−を示
し、Yは式III
し、Yは式III
【0007】
【化9】
【0008】の1価の基を示すか、又は式IV〜VIa
【0009】
【化10】
【0010】の2価の基を示し、ここでnはそれぞれの
場合に互いに独立して0又は1を示し、qは0又は1を
示し、R1及びR2は互いに独立してハロゲン、ヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ又は場合により置換されて
いることができるアミンを示し、KはC1−C6−アルキ
レン、C2−C6−アルキリデン、C6−C10−アリーレ
ン、ヘタリーレン、互いに独立しており且つ互いに直接
結合しているか又はヘタリーレン、C1−C6−アルキレ
ン、C2−C6−アルキリデン又はヘテロ原子が介在して
いる2つのC6−C10−アリーレン単位、あるいは互い
に独立しており且つ互いに直接結合しているか又はヘタ
リーレン、C6−C10−アリーレン又はヘテロ原子が介
在している2つのC1−C6−アルキレン及び/又はC2
−C6−アルキリデン単位を示し、a、b及びcは互い
に独立して1又は2を示し、 a+c<4、 a+b+c=3又は5であり、基Xの遊離の原子価はそ
れぞれの場合にアゾ基に結合しており、基Yの遊離の原
子価はそれぞれの場合に指数bを有する2価の基のアミ
ノ基に結合している]のアゾ染料に関する。
場合に互いに独立して0又は1を示し、qは0又は1を
示し、R1及びR2は互いに独立してハロゲン、ヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ又は場合により置換されて
いることができるアミンを示し、KはC1−C6−アルキ
レン、C2−C6−アルキリデン、C6−C10−アリーレ
ン、ヘタリーレン、互いに独立しており且つ互いに直接
結合しているか又はヘタリーレン、C1−C6−アルキレ
ン、C2−C6−アルキリデン又はヘテロ原子が介在して
いる2つのC6−C10−アリーレン単位、あるいは互い
に独立しており且つ互いに直接結合しているか又はヘタ
リーレン、C6−C10−アリーレン又はヘテロ原子が介
在している2つのC1−C6−アルキレン及び/又はC2
−C6−アルキリデン単位を示し、a、b及びcは互い
に独立して1又は2を示し、 a+c<4、 a+b+c=3又は5であり、基Xの遊離の原子価はそ
れぞれの場合にアゾ基に結合しており、基Yの遊離の原
子価はそれぞれの場合に指数bを有する2価の基のアミ
ノ基に結合している]のアゾ染料に関する。
【0011】式Iの好ましい染料は、式VII
【0012】
【化11】
【0013】[式中、R1及びR2は互いに独立して置換
又は非置換アミンを示し、1価の基Xは上記の意味を有
する]の染料である。
又は非置換アミンを示し、1価の基Xは上記の意味を有
する]の染料である。
【0014】同様に好ましい式Iの染料は、式VIII
【0015】
【化12】
【0016】[式中、Xは上記の1価の基の意味を有
し、Yは上記の2価の基の意味を有する]に対応する染
料、ならびに式IX
し、Yは上記の2価の基の意味を有する]に対応する染
料、ならびに式IX
【0017】
【化13】
【0018】[式中、R1及びR2は互いに独立して非置
換又は置換アミンを示し、Xは上記の1価の基の意味を
有する]に対応する式Iの染料である。
換又は置換アミンを示し、Xは上記の1価の基の意味を
有する]に対応する式Iの染料である。
【0019】式Iの特に好ましい染料は、Xが式IIa
〜IIf
〜IIf
【0020】
【化14】
【0021】の1価の基を示すか、又は2価の基Kを示
し、ここでKは−CH=CH−、CH2、C2H4、ある
いは非置換であるか又はSO3H、C1−C4−アルキ
ル、CO2H及び/又はNH2により置換されているフェ
ニレン又はナフチレン、あるいは1つ又はそれ以上、特
に1〜3つの酸素原子及び/又は1〜3つの窒素原子を
ヘテロ原子として含む5−もしくは6−員ヘテロ環、非
置換であるか、又は互いに独立してSO3H、CO2H、
C1−C4−アルキル及び/又はNH2により置換されて
おり、互いに直接結合しているか又は1つもしくはそれ
以上、特に1〜3つの酸素原子及び/又は1〜3つの窒
素原子をヘテロ原子として含む2価の5−もしくは6−
員ヘテロ環により、又は場合により分枝鎖状であること
ができるC1−C6−アルキレン、特にC2H4により、場
合により分枝鎖状であることができるC2−C6−アルキ
リデン、特に−CH=CH−により、又はO、S、N
H、−NHCO−などのヘテロ原子が介在し2つのフェ
ニレン又はナフチレン単位、あるいは式 −NH−W−NH− の基を示し、ここでWは
し、ここでKは−CH=CH−、CH2、C2H4、ある
いは非置換であるか又はSO3H、C1−C4−アルキ
ル、CO2H及び/又はNH2により置換されているフェ
ニレン又はナフチレン、あるいは1つ又はそれ以上、特
に1〜3つの酸素原子及び/又は1〜3つの窒素原子を
ヘテロ原子として含む5−もしくは6−員ヘテロ環、非
置換であるか、又は互いに独立してSO3H、CO2H、
C1−C4−アルキル及び/又はNH2により置換されて
おり、互いに直接結合しているか又は1つもしくはそれ
以上、特に1〜3つの酸素原子及び/又は1〜3つの窒
素原子をヘテロ原子として含む2価の5−もしくは6−
員ヘテロ環により、又は場合により分枝鎖状であること
ができるC1−C6−アルキレン、特にC2H4により、場
合により分枝鎖状であることができるC2−C6−アルキ
リデン、特に−CH=CH−により、又はO、S、N
H、−NHCO−などのヘテロ原子が介在し2つのフェ
ニレン又はナフチレン単位、あるいは式 −NH−W−NH− の基を示し、ここでWは
【0022】
【化15】
【0023】を示すか、又はC6−C10−アリーレン、
特にフェニレン又はナフチレンが介在したC1−C6−ア
ルキレンを示す染料である。
特にフェニレン又はナフチレンが介在したC1−C6−ア
ルキレンを示す染料である。
【0024】同様に特に好ましい式Iの染料は、Yが式
IIIの1価の基を示し、ここでR1及びR2は互いに独
立してフッ素、塩素、臭素又は式NR3R4のアミノ基を
示し、ここでR3はH又はC1−C10−アルキル、C1−
C10−シクロアルキル、あるいはC6−C10−Ar−C1
−C10−アルキル基を示し、これらは非置換であるか、
又はカルボキシル、ヒドロキシル、アミノ、スルホ、ス
ルファト及び/又はC1−C4−アルコキシにより置換さ
れており、R4はR3の意味を有するか、あるいは非置換
であるか、又はヒドロキシル、カルボキシル、スルホ、
C1−C4−アルキル及び/又はC1−C4−アルコキシに
より置換されたC6−C10−アリール基を示すか、ある
いはR3及びR4はそれらが結合している窒素原子と一緒
になって、場合によりさらにヘテロ原子を含むことがで
きるヘテロ環式5−もしくは6−員環を形成するか、あ
るいはYが式IV、V、VI又はVIaの2価の基を示
し、ここで基K、R1及びR2は上記の好ましい意味を有
する染料である。
IIIの1価の基を示し、ここでR1及びR2は互いに独
立してフッ素、塩素、臭素又は式NR3R4のアミノ基を
示し、ここでR3はH又はC1−C10−アルキル、C1−
C10−シクロアルキル、あるいはC6−C10−Ar−C1
−C10−アルキル基を示し、これらは非置換であるか、
又はカルボキシル、ヒドロキシル、アミノ、スルホ、ス
ルファト及び/又はC1−C4−アルコキシにより置換さ
れており、R4はR3の意味を有するか、あるいは非置換
であるか、又はヒドロキシル、カルボキシル、スルホ、
C1−C4−アルキル及び/又はC1−C4−アルコキシに
より置換されたC6−C10−アリール基を示すか、ある
いはR3及びR4はそれらが結合している窒素原子と一緒
になって、場合によりさらにヘテロ原子を含むことがで
きるヘテロ環式5−もしくは6−員環を形成するか、あ
るいはYが式IV、V、VI又はVIaの2価の基を示
し、ここで基K、R1及びR2は上記の好ましい意味を有
する染料である。
【0025】特別に好ましい式Iの染料は、R1及びR2
が互いに独立してNR3R4を示し、ここでR3は水素又
はC1−C6−アルキル、あるいは非置換の、又はカルボ
キシル、ヒドロキシル、アミノ、スルホ、スルファトも
しくはC1−C4−アルコキシにより置換されたシクロア
ルキルを示し、R4は水素、非置換の、又はヒドロキシ
ル、フェニル、ナフチル、C1−C4−アルコキシ、スル
ファト、スルホアミドもしくはカルボキシルにより置換
されたC1−C6−アルキル、あるいは非置換の、又はヒ
ドロキシル、カルボキシル、スルホ、C1−C4−アルキ
ル及びC1−C4−アルコキシから成る群より選ばれる1
つ又は2つの置換基により置換されたフェニル又はナフ
チルを示すか、あるいはR3及びR4はそれらが結合して
いる窒素原子と一緒になって1つ又は2つのヘテロ原
子、特に窒素及び/又は酸素を含むヘテロ環式5−もし
くは6−員環、例えばモルホリン、ピペリジン又はピペ
ラジン環を形成する染料である。
が互いに独立してNR3R4を示し、ここでR3は水素又
はC1−C6−アルキル、あるいは非置換の、又はカルボ
キシル、ヒドロキシル、アミノ、スルホ、スルファトも
しくはC1−C4−アルコキシにより置換されたシクロア
ルキルを示し、R4は水素、非置換の、又はヒドロキシ
ル、フェニル、ナフチル、C1−C4−アルコキシ、スル
ファト、スルホアミドもしくはカルボキシルにより置換
されたC1−C6−アルキル、あるいは非置換の、又はヒ
ドロキシル、カルボキシル、スルホ、C1−C4−アルキ
ル及びC1−C4−アルコキシから成る群より選ばれる1
つ又は2つの置換基により置換されたフェニル又はナフ
チルを示すか、あるいはR3及びR4はそれらが結合して
いる窒素原子と一緒になって1つ又は2つのヘテロ原
子、特に窒素及び/又は酸素を含むヘテロ環式5−もし
くは6−員環、例えばモルホリン、ピペリジン又はピペ
ラジン環を形成する染料である。
【0026】式−NR3R4の場合により置換されている
ことができるアミンの例はNH2、NHCH3、N(CH
3)2、N(C2H5)2、NHC2H5、NHCH2CH2O
H、NHCH2CH2OCH3、N(C2H4OH)2、
ことができるアミンの例はNH2、NHCH3、N(CH
3)2、N(C2H5)2、NHC2H5、NHCH2CH2O
H、NHCH2CH2OCH3、N(C2H4OH)2、
【0027】
【化16】
【0028】である。
【0029】式Vの2価のY基の例は、
【0030】
【化17】
【0031】である。
【0032】式Kの2価の基の例は:
【0033】
【化18】
【0034】であり、ここで1分子当たりに指数nを有
する基がいくつかある場合、nはそれぞれの場合に互い
に独立して0又は1を示し、Wは
する基がいくつかある場合、nはそれぞれの場合に互い
に独立して0又は1を示し、Wは
【0035】
【化19】
【0036】を示す。
【0037】本発明はさらに、式(X)
【0038】
【化20】
【0039】[式中、n及びXは上記の意味を有し、a
=1であり、Xが1価の基を示す場合はb=1であり、
Xが2価の基を示す場合はb=2である]の色素塩基を
式XIa〜XIe
=1であり、Xが1価の基を示す場合はb=1であり、
Xが2価の基を示す場合はb=2である]の色素塩基を
式XIa〜XIe
【0040】
【化21】
【0041】[式中、K及びqは上記の意味を有し、H
alはそれぞれの場合に互いに独立してフッ素、塩素又
は臭素を示す]の化合物と反応させ、適宜、生成物をさ
らに反応させてR1及びR2がヒドロキシル、C1−C4−
アルコキシ又は置換もしくは非置換アミンを示す式
(I)の化合物を得ることを特徴とする式(I)の染料
の製造法に関する。
alはそれぞれの場合に互いに独立してフッ素、塩素又
は臭素を示す]の化合物と反応させ、適宜、生成物をさ
らに反応させてR1及びR2がヒドロキシル、C1−C4−
アルコキシ又は置換もしくは非置換アミンを示す式
(I)の化合物を得ることを特徴とする式(I)の染料
の製造法に関する。
【0042】色素塩基Xと式(XIa〜XIc)の化合
物の縮合は水性又は水性−有機媒体中で、20〜60℃
の温度において行うのが好ましく、適宜、縮合の間に放
出されるハロゲン化水素酸を捕獲する。
物の縮合は水性又は水性−有機媒体中で、20〜60℃
の温度において行うのが好ましく、適宜、縮合の間に放
出されるハロゲン化水素酸を捕獲する。
【0043】式Xの色素塩基と式XIdの化合物の付加
は水性又は水性−有機媒体中で、10〜60℃の温度で
行うのが好ましい。
は水性又は水性−有機媒体中で、10〜60℃の温度で
行うのが好ましい。
【0044】ハロゲノトリアジンを含む化合物との反応
の場合、さらに行われる縮合反応においてハロゲンを式
HR1又はHR2のアミノ又はアルコール基で置換するこ
とができ、これは式HNR3R4のアミン化合物又はC1
−C4−アルコール類との反応により行われる。
の場合、さらに行われる縮合反応においてハロゲンを式
HR1又はHR2のアミノ又はアルコール基で置換するこ
とができ、これは式HNR3R4のアミン化合物又はC1
−C4−アルコール類との反応により行われる。
【0045】この縮合は同様に水性又は水性−有機媒体
中で、60〜100℃の温度で行われ、縮合の間に放出
されるハロゲン化水素は酸−結合剤の添加により中和さ
れる。酸−結合剤は、アルカリ金属又はアルカリ土類金
属重炭酸塩類、炭酸塩類、水酸化物類、リン酸塩類又は
硼酸塩類に加えて式HNR3R4のアミン類でもあり、こ
れは過剰に用いられる。さらに第3アミン類、例えばト
リエチルアミン、又はピリジン塩基類、例えばピリジ
ン、ピコリンもしくはコリンも用いることができる。
中で、60〜100℃の温度で行われ、縮合の間に放出
されるハロゲン化水素は酸−結合剤の添加により中和さ
れる。酸−結合剤は、アルカリ金属又はアルカリ土類金
属重炭酸塩類、炭酸塩類、水酸化物類、リン酸塩類又は
硼酸塩類に加えて式HNR3R4のアミン類でもあり、こ
れは過剰に用いられる。さらに第3アミン類、例えばト
リエチルアミン、又はピリジン塩基類、例えばピリジ
ン、ピコリンもしくはコリンも用いることができる。
【0046】本発明の染料はセルロース−含有材料、特
に紙、綿及びビスコース、ならびに皮革を優れた耐湿−
及び耐光堅牢性で染色する。
に紙、綿及びビスコース、ならびに皮革を優れた耐湿−
及び耐光堅牢性で染色する。
【0047】染料は、紙及び織物工業におけるすべての
通常の過程で直接染料として、特に種々の起源の漂白又
は非漂白パルプ、例えば軟材又は硬材サルファイト及び
/又はサルフェートパルプから出発したのりつけ又は非
のりつけ等級の紙のパルプ又は表面染色において用いる
ことができる。
通常の過程で直接染料として、特に種々の起源の漂白又
は非漂白パルプ、例えば軟材又は硬材サルファイト及び
/又はサルフェートパルプから出発したのりつけ又は非
のりつけ等級の紙のパルプ又は表面染色において用いる
ことができる。
【0048】さらに本発明は少なくとも1種の式(I)
の染料を含む液体染料配合物に関する。この使用形態
は、紙を染色する場合に特に好ましい。安定な液体、好
ましくは水性濃厚染色配合物への加工は一般に既知の方
法で、有利には、適宜助剤、例えばヒドロトロープ化合
物(hydrotropic compound)又は
安定剤を添加して適した溶媒に溶解することにより行う
ことができる。染料合成自身の過程で、染料を中間で単
離せずにそのような安定な水性濃厚配合物を調製するこ
とができるのは、特に有利である。
の染料を含む液体染料配合物に関する。この使用形態
は、紙を染色する場合に特に好ましい。安定な液体、好
ましくは水性濃厚染色配合物への加工は一般に既知の方
法で、有利には、適宜助剤、例えばヒドロトロープ化合
物(hydrotropic compound)又は
安定剤を添加して適した溶媒に溶解することにより行う
ことができる。染料合成自身の過程で、染料を中間で単
離せずにそのような安定な水性濃厚配合物を調製するこ
とができるのは、特に有利である。
【0049】適したヒドロトロープ助剤の例は低分子量
アミド類、ラクトン類、アルコール類、グリコール類又
はポリオール類、低分子量エーテル類又はオキシアルキ
ル化生成物、及びニトリル類又はエステル類であり、こ
の場合に可能な好ましい助剤はメタノール、エタノール
及びプロパノール;エチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール、チオジエチレングリ
コール及びジプロピレングリコール;ブタンジオール;
β−ヒドロキシプロピオニトリル、ペンタメチレングリ
コール、エチレングリコールモノエチル及びモノプロピ
ルエーテル、エチレンジグリコールモノエチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、ブチ
ルポリグリコール、ホルムアミド、ジメチルホルムアミ
ド、ピロリドン、N−メチルピロリドン、グリコールア
セテート、ブチロラクトン、ウレアならびにε−カプロ
ラクタムである。
アミド類、ラクトン類、アルコール類、グリコール類又
はポリオール類、低分子量エーテル類又はオキシアルキ
ル化生成物、及びニトリル類又はエステル類であり、こ
の場合に可能な好ましい助剤はメタノール、エタノール
及びプロパノール;エチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール、チオジエチレングリ
コール及びジプロピレングリコール;ブタンジオール;
β−ヒドロキシプロピオニトリル、ペンタメチレングリ
コール、エチレングリコールモノエチル及びモノプロピ
ルエーテル、エチレンジグリコールモノエチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、ブチ
ルポリグリコール、ホルムアミド、ジメチルホルムアミ
ド、ピロリドン、N−メチルピロリドン、グリコールア
セテート、ブチロラクトン、ウレアならびにε−カプロ
ラクタムである。
【0050】式Iの染料はさらにインクジェット法にお
いても用いることができる。
いても用いることができる。
【0051】一般にインクは約1〜20重量%の1種又
はそれ以上の式(I)の染料、80〜90重量%の水及
び/又は極性プロトン性又は双極性非プロトン性溶媒、
ならびに適宜他の通常の成分を含む。
はそれ以上の式(I)の染料、80〜90重量%の水及
び/又は極性プロトン性又は双極性非プロトン性溶媒、
ならびに適宜他の通常の成分を含む。
【0052】ここで好ましい溶媒は多価アルコール類及
びそれらのエーテル類又はエステル類、カルボン酸アミ
ド類、スルホキシド類及びスルホン類、特に分子量が<
200の溶媒である。特に適した溶媒の例はエチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、1,5−ペンタンジオール、2−ヒドロキシエチ
ルアセテート、2−(2’−ヒドロキシ)−エチルアセ
テート、グリセロール、1,2−ジヒドロキシプロパ
ン、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メトキシ−
1−プロパノール、N,N−ジメチルホルムアミド、ピ
ロリドン、ε−カプロラクタム、N−メチル−カプロラ
クタム、テトラメチルウレア、1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン、N,N’−ジメチルプロピレンウレ
ア、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン及びスル
ホランである。
びそれらのエーテル類又はエステル類、カルボン酸アミ
ド類、スルホキシド類及びスルホン類、特に分子量が<
200の溶媒である。特に適した溶媒の例はエチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、1,5−ペンタンジオール、2−ヒドロキシエチ
ルアセテート、2−(2’−ヒドロキシ)−エチルアセ
テート、グリセロール、1,2−ジヒドロキシプロパ
ン、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メトキシ−
1−プロパノール、N,N−ジメチルホルムアミド、ピ
ロリドン、ε−カプロラクタム、N−メチル−カプロラ
クタム、テトラメチルウレア、1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン、N,N’−ジメチルプロピレンウレ
ア、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン及びスル
ホランである。
【0053】以下の組成: −0.5〜20重量%の1種又はそれ以上の本発明の染
料、 −50〜99.5重量%の水、 −0〜30重量%の1種又はそれ以上の有機溶媒及び/
又はヒドロトロープ作用を有する試薬、 −0〜30重量%の粘度及び/又は表面張力に影響を与
える添加剤、 を有し、上記の成分の合計が100重量%となるインク
が好ましい。
料、 −50〜99.5重量%の水、 −0〜30重量%の1種又はそれ以上の有機溶媒及び/
又はヒドロトロープ作用を有する試薬、 −0〜30重量%の粘度及び/又は表面張力に影響を与
える添加剤、 を有し、上記の成分の合計が100重量%となるインク
が好ましい。
【0054】インクは、染料(I)の塩を水に溶解する
ことにより、又はその濃厚溶液から、適宜それを例えば
加圧透過(pressure permeation)
により脱塩し、及び/又は1種又はそれ以上の上記の有
機溶媒を、適宜高温で無機又は有機塩基を加えて添加し
て製造することができ、適宜、通常のイオン性又は非イ
オン性添加剤、例えばそれを用いて粘度を低下させる、
及び/又は表面張力を増加させることができる添加剤も
さらに用いることができる。
ことにより、又はその濃厚溶液から、適宜それを例えば
加圧透過(pressure permeation)
により脱塩し、及び/又は1種又はそれ以上の上記の有
機溶媒を、適宜高温で無機又は有機塩基を加えて添加し
て製造することができ、適宜、通常のイオン性又は非イ
オン性添加剤、例えばそれを用いて粘度を低下させる、
及び/又は表面張力を増加させることができる添加剤も
さらに用いることができる。
【0055】(I)の塩の代わりに対応する遊離の酸
も、少なくとも等モル量の対応する塩基と組み合わせて
用いることができる。
も、少なくとも等モル量の対応する塩基と組み合わせて
用いることができる。
【0056】用いることができる無機塩基は、例えば水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸リチウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムである。
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸リチウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムである。
【0057】用いることができる有機塩基は、例えばエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、N−メチルエタノールアミン、N,N−ジメチ
ルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、
1−アミノ−2−プロパノール、2−アミノ−1−プロ
パノール、ジイソプロパノールアミン、N−2−ヒドロ
キシエチル−ジイソプロパノールアミン、トリス−N,
N,N−[2’(2’−ヒドロキシエトキシ)エチル]
アミンあるいはナトリウムメチレート、リチウムエチレ
ート又はカリウムtert−ブチレートである。
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、N−メチルエタノールアミン、N,N−ジメチ
ルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、
1−アミノ−2−プロパノール、2−アミノ−1−プロ
パノール、ジイソプロパノールアミン、N−2−ヒドロ
キシエチル−ジイソプロパノールアミン、トリス−N,
N,N−[2’(2’−ヒドロキシエトキシ)エチル]
アミンあるいはナトリウムメチレート、リチウムエチレ
ート又はカリウムtert−ブチレートである。
【0058】本発明のインクは以下の利点を有する:粘
度、表面張力などの物理的性質が適した範囲である;イ
ンクはインクジェット記録装置の微細な排出口で閉塞を
起こさない;それは高濃度の画像を与える;保存の間に
インクにおける物理的性質の変化又は固体成分の沈積が
起こらない;インクは記録媒体の性質に関する制限なし
で種々の記録媒体上に記録するのに適している;ならび
に最後に、インクは迅速に固着され、優れた耐水性、耐
光堅牢性、耐摩耗性及び解像度を有する画像を与える。
度、表面張力などの物理的性質が適した範囲である;イ
ンクはインクジェット記録装置の微細な排出口で閉塞を
起こさない;それは高濃度の画像を与える;保存の間に
インクにおける物理的性質の変化又は固体成分の沈積が
起こらない;インクは記録媒体の性質に関する制限なし
で種々の記録媒体上に記録するのに適している;ならび
に最後に、インクは迅速に固着され、優れた耐水性、耐
光堅牢性、耐摩耗性及び解像度を有する画像を与える。
【0059】
【実施例】実施例1
【0060】
【化22】
【0061】51gの、スルファニル酸のジアゾ化及び
1−アミノナフタレン−7−スルホン酸へのカップリン
グ、さらにジアゾ化及びγ−酸へのカップリング、及び
さらにジアゾ化及び1,3−ジアミノベンゼン−4−ス
ルホン酸へのカップリングにより製造されたアミノトリ
スアゾ染料の湿ペースト(moist paste)
(30%)を最初に、150mlの水中に導入し、3.
7gのシアヌール酸クロリドを0〜5℃で導入する。同
時に5%濃度のNaOH溶液を滴下することによりpH
をpH6に保つ。次いで混合物を0〜5℃及びpH6に
おいて2.5時間撹拌し、続いて30分かけて室温に加
温する。
1−アミノナフタレン−7−スルホン酸へのカップリン
グ、さらにジアゾ化及びγ−酸へのカップリング、及び
さらにジアゾ化及び1,3−ジアミノベンゼン−4−ス
ルホン酸へのカップリングにより製造されたアミノトリ
スアゾ染料の湿ペースト(moist paste)
(30%)を最初に、150mlの水中に導入し、3.
7gのシアヌール酸クロリドを0〜5℃で導入する。同
時に5%濃度のNaOH溶液を滴下することによりpH
をpH6に保つ。次いで混合物を0〜5℃及びpH6に
おいて2.5時間撹拌し、続いて30分かけて室温に加
温する。
【0062】9.2gのジエチレントリアミン(部分式
HR1又はHR2に対応する)をこの反応混合物に加え
る。温度を85℃に上げ、30分間保持する。室温に冷
却した後、混合物をHCl/H2Oを用いてpH7と
し、生成物を吸引濾過し、H2Oで洗浄する。17.1
gの染料、λmax(H2O)582nm、が得られる。
HR1又はHR2に対応する)をこの反応混合物に加え
る。温度を85℃に上げ、30分間保持する。室温に冷
却した後、混合物をHCl/H2Oを用いてpH7と
し、生成物を吸引濾過し、H2Oで洗浄する。17.1
gの染料、λmax(H2O)582nm、が得られる。
【0063】5部のこの染料を80部の水中に撹拌して
入れ、2Nの水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを
9.5とする。水を加えて合計重量を100部とし、約
5%の濃度の上記の染料の本発明の液体染料配合物が得
られる。
入れ、2Nの水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを
9.5とする。水を加えて合計重量を100部とし、約
5%の濃度の上記の染料の本発明の液体染料配合物が得
られる。
【0064】(γ−酸=1−ヒドロキシ−7−アミノ−
3−ナフタレンスルホン酸)。
3−ナフタレンスルホン酸)。
【0065】実施例2 50%漂白の松のサルフェートパルプ(sulphat
e pulp)及び50%漂白の樺のサルフェートパル
プの混合物を、2.5%のパルプコンシステンシー(p
ulp consistency)において36oSR
の打絨度まで打絨する。
e pulp)及び50%漂白の樺のサルフェートパル
プの混合物を、2.5%のパルプコンシステンシー(p
ulp consistency)において36oSR
の打絨度まで打絨する。
【0066】ガラスビーカー中の5部のパルプを含むこ
の懸濁液200部に、実施例1からの本発明の液体染料
配合物の3%濃度水溶液20mlを加え(パルプに基づ
いて3%)、混合物を5分間撹拌する。次いで1%濃度
のロジンサイズ溶液(rosin size solu
tion)を10部加え、さらに1分後に1%濃度のア
リミニウム溶液を15部加え、混合物を800部の水で
希釈し、さらに3分間撹拌する。
の懸濁液200部に、実施例1からの本発明の液体染料
配合物の3%濃度水溶液20mlを加え(パルプに基づ
いて3%)、混合物を5分間撹拌する。次いで1%濃度
のロジンサイズ溶液(rosin size solu
tion)を10部加え、さらに1分後に1%濃度のア
リミニウム溶液を15部加え、混合物を800部の水で
希釈し、さらに3分間撹拌する。
【0067】このパルプ懸濁液から手動シート成形機で
紙のシートを成形し、得られるシートを手動プレスでプ
レスし、乾燥シリンダーで100℃において2回回転さ
せて10分間乾燥する。
紙のシートを成形し、得られるシートを手動プレスでプ
レスし、乾燥シリンダーで100℃において2回回転さ
せて10分間乾燥する。
【0068】かくして得られる紙染色は、優れた色の深
さを有する自然な黒を示し、ブリージング(bleed
ing)及び光に対して優れた堅牢性を有する。
さを有する自然な黒を示し、ブリージング(bleed
ing)及び光に対して優れた堅牢性を有する。
【0069】実施例3 実施例3に従って得られる液体染料配合物(染料含有率
は約5%)の30部を61部の水及び9部のジエチレン
グリコールで希釈する。かくして得られる染料含有率が
約1.5%のインクは、Hewlett−Packar
d DeskJetプリンター(DeskJetはHe
wlett−Packard Company,USA
の登録商標である)を用いることにより通常の筆記用紙
上に耐光及び耐湿堅牢性の黒色の印刷を与える。
は約5%)の30部を61部の水及び9部のジエチレン
グリコールで希釈する。かくして得られる染料含有率が
約1.5%のインクは、Hewlett−Packar
d DeskJetプリンター(DeskJetはHe
wlett−Packard Company,USA
の登録商標である)を用いることにより通常の筆記用紙
上に耐光及び耐湿堅牢性の黒色の印刷を与える。
【0070】実施例4〜8は異なるアミンを用いること
により実施例1と同様にして製造する。
により実施例1と同様にして製造する。
【0071】
【表1】
【0072】一般式VII
【0073】
【化23】
【0074】[式中、X、n、R1及びR2は以下の意味
を有する]に対応する実施例9〜17を実施例1と同様
にして製造する。
を有する]に対応する実施例9〜17を実施例1と同様
にして製造する。
【0075】
【表2】
【0076】
【表3】
【0077】
【表4】
【0078】実施例18
【0079】
【化24】
【0080】である。
【0081】600mlの氷水中の8gのシアヌール酸
クロリドに93mlのフラボン酸ナトリウム(sodi
um flavonate)溶液(濃度約10%)をp
H2〜2.5において2時間かけて滴下する。室温に加
温した後、39g(75%)の乾燥アミノトリスアゾ色
素塩基(実施例1でも用いられる)を加える。10%の
濃度のNaOH溶液を用いてpHを6.5に保つ。混合
物を50℃に加熱し、この温度で3時間保つ。
クロリドに93mlのフラボン酸ナトリウム(sodi
um flavonate)溶液(濃度約10%)をp
H2〜2.5において2時間かけて滴下する。室温に加
温した後、39g(75%)の乾燥アミノトリスアゾ色
素塩基(実施例1でも用いられる)を加える。10%の
濃度のNaOH溶液を用いてpHを6.5に保つ。混合
物を50℃に加熱し、この温度で3時間保つ。
【0082】10.2gのペンタエチレンヘキサミンを
この反応混合物に加える。温度を80℃に上げ、30分
間保つ。室温に冷却した後、混合物をHCl/H2Oを
用いてpH7.5とし、生成物を吸引濾過し、5%濃度
のNaCl溶液で洗浄し、乾燥する。
この反応混合物に加える。温度を80℃に上げ、30分
間保つ。室温に冷却した後、混合物をHCl/H2Oを
用いてpH7.5とし、生成物を吸引濾過し、5%濃度
のNaCl溶液で洗浄し、乾燥する。
【0083】49gの染料、λmax(H2O)592n
m、が得られる。
m、が得られる。
【0084】5部のこの染料を80部の水中に撹拌して
入れ、2Nの水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを
9.5とする。水を加えて合計重量を100部とし、約
5%の濃度の上記の染料の本発明の液体染料配合物が得
られる。これは実施例1と同様にして実施例6に記載の
インクの製造に用いることができ、それを用いてインク
ジェット捺染により耐湿堅牢性の色相が得られる。
入れ、2Nの水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを
9.5とする。水を加えて合計重量を100部とし、約
5%の濃度の上記の染料の本発明の液体染料配合物が得
られる。これは実施例1と同様にして実施例6に記載の
インクの製造に用いることができ、それを用いてインク
ジェット捺染により耐湿堅牢性の色相が得られる。
【0085】一般式VIII
【0086】
【化25】
【0087】であり、ここでK、R1及びR2は以下の意
味を有する]に対応する実施例19〜24を実施例18
と同様にして製造する:
味を有する]に対応する実施例19〜24を実施例18
と同様にして製造する:
【0088】
【表5】
【0089】一般式VIII
【0090】
【化26】
【0091】であり、ここでX、R1、R及びnは以下
の意味を有する]に対応する実施例19〜24を実施例
18と同様にして製造する:
の意味を有する]に対応する実施例19〜24を実施例
18と同様にして製造する:
【0092】
【表6】
【0093】
【表7】
【0094】実施例29
【0095】
【化27】
【0096】である。
【0097】20gの、フラボン酸のテトラゾ化及び2
−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸
へのカップリング、ならびにさらにテトラゾ化及び1,
3−ジアミノベンゼン−4−スルホン酸へのカップリン
グにより製造されたアミノアゾ染料(約70%)を最初
に100mlの水中に導入し、100mlの氷水に懸濁
させた6gのシアヌール酸クロリドを加える。
−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸
へのカップリング、ならびにさらにテトラゾ化及び1,
3−ジアミノベンゼン−4−スルホン酸へのカップリン
グにより製造されたアミノアゾ染料(約70%)を最初
に100mlの水中に導入し、100mlの氷水に懸濁
させた6gのシアヌール酸クロリドを加える。
【0098】同時に5%濃度のNaOH溶液を用いてp
HをpH6に保ち、混合物を1時間かけて室温に加温す
る。室温で3時間後、26gのエチルピペラジン(部分
式HR1又はHR2に対応する)を加える。温度を80℃
に上げ、30分間保持する。室温に冷却した後、53g
のNaClを用いて生成物を塩析し、吸引濾過し、10
%濃度のNaCl溶液で洗浄し、次いで乾燥する。
HをpH6に保ち、混合物を1時間かけて室温に加温す
る。室温で3時間後、26gのエチルピペラジン(部分
式HR1又はHR2に対応する)を加える。温度を80℃
に上げ、30分間保持する。室温に冷却した後、53g
のNaClを用いて生成物を塩析し、吸引濾過し、10
%濃度のNaCl溶液で洗浄し、次いで乾燥する。
【0099】26gの染料、λmax(H2O)560n
m、が得られる。
m、が得られる。
【0100】5部のこの染料を80部の水中に撹拌して
入れ、2Nの水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを
9.5とする。水を加えて合計重量を100部とし、約
5%の濃度の上記の染料の本発明の液体染料配合物が得
られる。これは実施例1と同様にして実施例6に記載の
インクの製造に用いることができ、それはインクジェッ
ト捺染により耐湿堅牢性の色相を与える。
入れ、2Nの水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを
9.5とする。水を加えて合計重量を100部とし、約
5%の濃度の上記の染料の本発明の液体染料配合物が得
られる。これは実施例1と同様にして実施例6に記載の
インクの製造に用いることができ、それはインクジェッ
ト捺染により耐湿堅牢性の色相を与える。
【0101】一般式IX
【0102】
【化28】
【0103】[式中、X、R1及びR2は以下の意味を有
する]に対応する実施例30〜34を実施例29と同様
にして製造する:
する]に対応する実施例30〜34を実施例29と同様
にして製造する:
【0104】
【表8】
【0105】実施例35 51gの、実施例1の色素塩基として(出発材料)すで
に用いられたアミノトリスアゾ染料の湿ペーストを最初
に150mlの水中に導入し、2.9gの1,4−ジイ
ソシアナートベンゼンを室温で加える。
に用いられたアミノトリスアゾ染料の湿ペーストを最初
に150mlの水中に導入し、2.9gの1,4−ジイ
ソシアナートベンゼンを室温で加える。
【0106】同時に5%濃度のLiOH溶液の滴下によ
りpHをpH8に保つ。
りpHをpH8に保つ。
【0107】反応が終了したらHCl/H2Oを用いて
pHを6とし、生成物を吸引濾過し、H2Oで洗浄し、
乾燥する。16.7gの式
pHを6とし、生成物を吸引濾過し、H2Oで洗浄し、
乾燥する。16.7gの式
【0108】
【化29】
【0109】の染料、λmax=587nm、が得られ
る。
る。
【0110】液体染料配合物及びインクは実施例1、2
及び3と同様にして製造した。
及び3と同様にして製造した。
【0111】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
である。
【0112】1.式(I)
【0113】
【化30】
【0114】[式中、Xは式(II)
【0115】
【化31】
【0116】の基を示すか、又は2価の基 −K− を
示し、Yは式III
示し、Yは式III
【0117】
【化32】
【0118】の基を示すか、又は式IV〜VIa
【0119】
【化33】
【0120】の2価の基を示し、ここでnはそれぞれの
場合に互いに独立して0又は1を示し、qは0又は1を
示し、R1及びR2は互いに独立してハロゲン、ヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ又は場合により置換されて
いることができるアミンを示し、KはC1−C6−アルキ
レン、C2−C6−アルキリデン、C6−C10−アリーレ
ン、ヘタリーレン、互いに独立しており且つ互いに直接
結合しているか又はヘタリーレン、C1−C6−アルキレ
ン、C2−C6−アルキリデン又はヘテロ原子が介在して
いる2つのC6−C10−アリーレン単位、あるいは互い
に独立しており且つ互いに直接結合しているか又はヘタ
リーレン、C6−C10−アリーレン又はヘテロ原子が介
在している2つのC1−C6−アルキレン及び/又はC2
−C6−アルキリデン単位を示し、a、b及びcは互い
に独立して1又は2を示し、 a+c<4、 a+b+c=3又は5であり、基Xの遊離の原子価はそ
れぞれの場合にアゾ基に結合しており、基Yの遊離の原
子価はそれぞれの場合に指数bを有する2価の基のアミ
ノ基に結合している]のアゾ染料。
場合に互いに独立して0又は1を示し、qは0又は1を
示し、R1及びR2は互いに独立してハロゲン、ヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ又は場合により置換されて
いることができるアミンを示し、KはC1−C6−アルキ
レン、C2−C6−アルキリデン、C6−C10−アリーレ
ン、ヘタリーレン、互いに独立しており且つ互いに直接
結合しているか又はヘタリーレン、C1−C6−アルキレ
ン、C2−C6−アルキリデン又はヘテロ原子が介在して
いる2つのC6−C10−アリーレン単位、あるいは互い
に独立しており且つ互いに直接結合しているか又はヘタ
リーレン、C6−C10−アリーレン又はヘテロ原子が介
在している2つのC1−C6−アルキレン及び/又はC2
−C6−アルキリデン単位を示し、a、b及びcは互い
に独立して1又は2を示し、 a+c<4、 a+b+c=3又は5であり、基Xの遊離の原子価はそ
れぞれの場合にアゾ基に結合しており、基Yの遊離の原
子価はそれぞれの場合に指数bを有する2価の基のアミ
ノ基に結合している]のアゾ染料。
【0121】2.式VII
【0122】
【化34】
【0123】[式中、R1及びR2は互いに独立して置換
もしくは非置換アミンを示し、1価の基Xは上記1項に
記載の意味を有する]に対応する上記1項に記載の式I
のアゾ染料。
もしくは非置換アミンを示し、1価の基Xは上記1項に
記載の意味を有する]に対応する上記1項に記載の式I
のアゾ染料。
【0124】3.式VIII
【0125】
【化35】
【0126】[式中、Xは上記1項に記載の1価の基の
意味を有し、Yは2価の基の意味を有する]に対応する
上記1項に記載の式Iのアゾ染料。
意味を有し、Yは2価の基の意味を有する]に対応する
上記1項に記載の式Iのアゾ染料。
【0127】4.式IX
【0128】
【化36】
【0129】[式中、R1及びR2は互いに独立して非置
換もしくは置換アミンを示し、Xは上記1項に記載の1
価の基の意味を有する]に対応する上記1項に記載の式
Iのアゾ染料。
換もしくは置換アミンを示し、Xは上記1項に記載の1
価の基の意味を有する]に対応する上記1項に記載の式
Iのアゾ染料。
【0130】5.Xが式IIa〜IIf
【0131】
【化37】
【0132】を示すか、又は上記1項に記載の意味を有
する2価の基Kを示す上記1項に記載のアゾ染料。
する2価の基Kを示す上記1項に記載のアゾ染料。
【0133】6.R1及びR2が互いに独立してフッ素、
塩素、臭素又は式NR3R4のアミノ基を示し、ここでR
3はH、あるいはC1−C10−アルキル、C1−C10−シ
クロアルキル又はC6−C10−Ar−C1−C10−アルキ
ル基を示し、これは非置換であるか、又はカルボキシ
ル、ヒドロキシル、アミノ、スルホ、スルファト及び/
又はC1−C4−アルコキシにより置換されており、R4
はR3の意味を有するか、あるいはC6−C10−アリール
基を示し、これは非置換であるか、又はヒドロキシル、
カルボキシル、スルホ、C1−C4−アルキル及び/又は
C1−C4−アルコキシにより置換されているか、あるい
はR3及びR4はそれらが結合している窒素原子と一緒に
なって場合によりさらにヘテロ原子を含むことができる
複素環式5−もしくは6−員環を形成する上記1項に記
載のアゾ染料。
塩素、臭素又は式NR3R4のアミノ基を示し、ここでR
3はH、あるいはC1−C10−アルキル、C1−C10−シ
クロアルキル又はC6−C10−Ar−C1−C10−アルキ
ル基を示し、これは非置換であるか、又はカルボキシ
ル、ヒドロキシル、アミノ、スルホ、スルファト及び/
又はC1−C4−アルコキシにより置換されており、R4
はR3の意味を有するか、あるいはC6−C10−アリール
基を示し、これは非置換であるか、又はヒドロキシル、
カルボキシル、スルホ、C1−C4−アルキル及び/又は
C1−C4−アルコキシにより置換されているか、あるい
はR3及びR4はそれらが結合している窒素原子と一緒に
なって場合によりさらにヘテロ原子を含むことができる
複素環式5−もしくは6−員環を形成する上記1項に記
載のアゾ染料。
【0134】7.NR3R4がNH2、NHCH3、N(C
H3)2、N(C2H5)2、NHC2H5、NHCH2CH2
OH、NHCH2CH2OCH3、N(C2H4OH)2、
H3)2、N(C2H5)2、NHC2H5、NHCH2CH2
OH、NHCH2CH2OCH3、N(C2H4OH)2、
【0135】
【化38】
【0136】を示す上記6項に記載のアゾ染料。
【0137】8.2価の基Kが
【0138】
【化39】
【0139】を示し、ここで1分子当たりに数個の置換
基が指数nを有する場合、nはそれぞれの場合に互いに
独立して0又は1を示し、Wは
基が指数nを有する場合、nはそれぞれの場合に互いに
独立して0又は1を示し、Wは
【0140】
【化40】
【0141】を示す上記1項に記載の式Iのアゾ染料。
【0142】9.式(X)
【0143】
【化41】
【0144】[式中、n及びXは上記1項に示した意味
を有し、a=1であり、Xが1価の基を示す場合はb=
1であり、Xが2価の基を示す場合はb=2である]の
色素塩基を式XIa〜XIe
を有し、a=1であり、Xが1価の基を示す場合はb=
1であり、Xが2価の基を示す場合はb=2である]の
色素塩基を式XIa〜XIe
【0145】
【化42】
【0146】[式中、K及びqは上記1項に示した意味
を有し、Halはそれぞれの場合に互いに独立してフッ
素、塩素又は臭素を示す]の化合物と反応させ、適宜、
生成物をさらに反応させてR1及びR2がヒドロキシル、
C1−C4−アルコキシ又は置換もしくは非置換アミンを
示す式(I)の化合物を得ることを特徴とする式(I)
の染料の製造法。
を有し、Halはそれぞれの場合に互いに独立してフッ
素、塩素又は臭素を示す]の化合物と反応させ、適宜、
生成物をさらに反応させてR1及びR2がヒドロキシル、
C1−C4−アルコキシ又は置換もしくは非置換アミンを
示す式(I)の化合物を得ることを特徴とする式(I)
の染料の製造法。
【0147】10.セルロース−含有材料、特に紙、
綿、ビスコース及び皮革の染色のための上記1項に記載
のアゾ染料の利用。
綿、ビスコース及び皮革の染色のための上記1項に記載
のアゾ染料の利用。
【0148】11.少なくとも1種の上記1項に記載の
染料を含む液体染料配合物。
染料を含む液体染料配合物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 11/00 PSZ D06P 3/32 3/62 5/00 111 A // C07D 251/54 251/70 F (72)発明者 フランク−ミヒヤエル・シユテール ドイツ51519オーデンタール・アムテレン ジーフエン10
Claims (4)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、Xは式(II) 【化2】 の基を示すか、又は2価の基 −K− を示し、Yは式
III 【化3】 の基を示すか、又は式IV〜VIa 【化4】 の2価の基を示し、ここでnはそれぞれの場合に互いに
独立して0又は1を示し、qは0又は1を示し、R1及
びR2は互いに独立してハロゲン、ヒドロキシル、C1−
C4−アルコキシ又は場合により置換されていることが
できるアミンを示し、KはC1−C6−アルキレン、C2
−C6−アルキリデン、C6−C10−アリーレン、ヘタリ
ーレン、互いに独立しており且つ互いに直接結合してい
るか又はヘタリーレン、C1−C6−アルキレン、C2−
C6−アルキリデン又はヘテロ原子が介在している2つ
のC6−C10−アリーレン単位、あるいは互いに独立し
ており且つ互いに直接結合しているか又はヘタリーレ
ン、C6−C10−アリーレン又はヘテロ原子が介在して
いる2つのC1−C6−アルキレン及び/又はC2−C6−
アルキリデン単位を示し、a、b及びcは互いに独立し
て1又は2を示し、 a+c<4、 a+b+c=3又は5であり、基Xの遊離の原子価はそ
れぞれの場合にアゾ基に結合しており、基Yの遊離の原
子価はそれぞれの場合に指数bを有する2価の基のアミ
ノ基に結合している]のアゾ染料。 - 【請求項2】 式(X) 【化5】 [式中、n及びXは請求項1に示した意味を有し、a=
1であり、Xが1価の基を示す場合はb=1であり、X
が2価の基を示す場合はb=2である]の色素塩基を式
XIa〜XIe 【化6】 [式中、K及びqは請求項1に示した意味を有し、Ha
lはそれぞれの場合に互いに独立してフッ素、塩素又は
臭素を示す]の化合物と反応させ、適宜、生成物をさら
に反応させてR1及びR2がヒドロキシル、C1−C4−ア
ルコキシ又は置換もしくは非置換アミンを示す式(I)
の化合物を得ることを特徴とする式(I)の染料の製造
法。 - 【請求項3】 セルロース−含有材料、特に紙、綿、ビ
スコース及び皮革の染色のための請求項1に記載のアゾ
染料の利用。 - 【請求項4】 少なくとも1種の請求項1に記載の染料
を含む液体染料配合物。
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DE4424484.3 | 1994-07-12 |
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---|---|
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JP (1) | JPH0853627A (ja) |
DE (2) | DE4424484A1 (ja) |
Cited By (1)
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EP0798413A1 (de) * | 1996-03-04 | 1997-10-01 | Ciba SC Holding AG | Verfahren zum Färben von natürlichen oder synthetischen Polyamidfasermaterialien |
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JPH0813933B2 (ja) * | 1989-09-28 | 1996-02-14 | キヤノン株式会社 | ヘキサキスアゾ系化合物及び該化合物を含有する記録液 |
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-
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- 1995-06-07 US US08/471,435 patent/US5637679A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-29 EP EP95110132A patent/EP0692523B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-06-29 DE DE59509574T patent/DE59509574D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-10 JP JP7195700A patent/JPH0853627A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
JP2008297526A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Canon Inc | インクジェット記録用インク及びこれを用いたインクジェット記録ユニット |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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US5637679A (en) | 1997-06-10 |
DE59509574D1 (de) | 2001-10-11 |
EP0692523A1 (de) | 1996-01-17 |
DE4424484A1 (de) | 1996-01-18 |
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