JPH0853627A - アゾ染料、それらの製造及び利用 - Google Patents

アゾ染料、それらの製造及び利用

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JPH0853627A
JPH0853627A JP7195700A JP19570095A JPH0853627A JP H0853627 A JPH0853627 A JP H0853627A JP 7195700 A JP7195700 A JP 7195700A JP 19570095 A JP19570095 A JP 19570095A JP H0853627 A JPH0853627 A JP H0853627A
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dye
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JP7195700A
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Karin Hassenrueck
カリン・ハツセンリユク
Peter Wild
ペーター・ビルト
Frank-Michael Stoehr
フランク−ミヒヤエル・シユテール
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Bayer AG
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B43/00Preparation of azo dyes from other azo compounds
    • C09B43/12Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups
    • C09B43/136Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09B43/16Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents linking amino-azo or cyanuric acid residues

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐光及び耐湿堅牢性の優れた染色及び印刷の
ための染料を提供する。 【解決手段】 式(I) 【化1】 [式中、nはそれぞれの場合に互いに独立して0又は1
を示し、a、b及びcは互いに独立して1又は2を示
し、a+c<4、a+b+c=3又は5であり、X及び
Yは異なる1又は2価の基を示す]の新規なアゾ染料、
それらの製造法、ならびにセルロース−含有繊維材料、
特に紙をインクジェット法を用いて染色及び印刷するた
めのそれらの利用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】インクジェット捺染のための黒色ポリアゾ
染料はDE−A 35 35 661、EP 356
080、JP−A−31 15 363及びJP−A−
3100 081から既知である。しかしそれらの利用
性は改良するに値する。
【0002】本発明は一般式(I)
【0003】
【化7】
【0004】[式中、Xは式(II)
【0005】
【化8】
【0006】の基を示すか、又は2価の基−K−を示
し、Yは式III
【0007】
【化9】
【0008】の1価の基を示すか、又は式IV〜VIa
【0009】
【化10】
【0010】の2価の基を示し、ここでnはそれぞれの
場合に互いに独立して0又は1を示し、qは0又は1を
示し、R1及びR2は互いに独立してハロゲン、ヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ又は場合により置換されて
いることができるアミンを示し、KはC1−C6−アルキ
レン、C2−C6−アルキリデン、C6−C10−アリーレ
ン、ヘタリーレン、互いに独立しており且つ互いに直接
結合しているか又はヘタリーレン、C1−C6−アルキレ
ン、C2−C6−アルキリデン又はヘテロ原子が介在して
いる2つのC6−C10−アリーレン単位、あるいは互い
に独立しており且つ互いに直接結合しているか又はヘタ
リーレン、C6−C10−アリーレン又はヘテロ原子が介
在している2つのC1−C6−アルキレン及び/又はC2
−C6−アルキリデン単位を示し、a、b及びcは互い
に独立して1又は2を示し、 a+c<4、 a+b+c=3又は5であり、基Xの遊離の原子価はそ
れぞれの場合にアゾ基に結合しており、基Yの遊離の原
子価はそれぞれの場合に指数bを有する2価の基のアミ
ノ基に結合している]のアゾ染料に関する。
【0011】式Iの好ましい染料は、式VII
【0012】
【化11】
【0013】[式中、R1及びR2は互いに独立して置換
又は非置換アミンを示し、1価の基Xは上記の意味を有
する]の染料である。
【0014】同様に好ましい式Iの染料は、式VIII
【0015】
【化12】
【0016】[式中、Xは上記の1価の基の意味を有
し、Yは上記の2価の基の意味を有する]に対応する染
料、ならびに式IX
【0017】
【化13】
【0018】[式中、R1及びR2は互いに独立して非置
換又は置換アミンを示し、Xは上記の1価の基の意味を
有する]に対応する式Iの染料である。
【0019】式Iの特に好ましい染料は、Xが式IIa
〜IIf
【0020】
【化14】
【0021】の1価の基を示すか、又は2価の基Kを示
し、ここでKは−CH=CH−、CH2、C24、ある
いは非置換であるか又はSO3H、C1−C4−アルキ
ル、CO2H及び/又はNH2により置換されているフェ
ニレン又はナフチレン、あるいは1つ又はそれ以上、特
に1〜3つの酸素原子及び/又は1〜3つの窒素原子を
ヘテロ原子として含む5−もしくは6−員ヘテロ環、非
置換であるか、又は互いに独立してSO3H、CO2H、
1−C4−アルキル及び/又はNH2により置換されて
おり、互いに直接結合しているか又は1つもしくはそれ
以上、特に1〜3つの酸素原子及び/又は1〜3つの窒
素原子をヘテロ原子として含む2価の5−もしくは6−
員ヘテロ環により、又は場合により分枝鎖状であること
ができるC1−C6−アルキレン、特にC24により、場
合により分枝鎖状であることができるC2−C6−アルキ
リデン、特に−CH=CH−により、又はO、S、N
H、−NHCO−などのヘテロ原子が介在し2つのフェ
ニレン又はナフチレン単位、あるいは式 −NH−W−NH− の基を示し、ここでWは
【0022】
【化15】
【0023】を示すか、又はC6−C10−アリーレン、
特にフェニレン又はナフチレンが介在したC1−C6−ア
ルキレンを示す染料である。
【0024】同様に特に好ましい式Iの染料は、Yが式
IIIの1価の基を示し、ここでR1及びR2は互いに独
立してフッ素、塩素、臭素又は式NR34のアミノ基を
示し、ここでR3はH又はC1−C10−アルキル、C1
10−シクロアルキル、あるいはC6−C10−Ar−C1
−C10−アルキル基を示し、これらは非置換であるか、
又はカルボキシル、ヒドロキシル、アミノ、スルホ、ス
ルファト及び/又はC1−C4−アルコキシにより置換さ
れており、R4はR3の意味を有するか、あるいは非置換
であるか、又はヒドロキシル、カルボキシル、スルホ、
1−C4−アルキル及び/又はC1−C4−アルコキシに
より置換されたC6−C10−アリール基を示すか、ある
いはR3及びR4はそれらが結合している窒素原子と一緒
になって、場合によりさらにヘテロ原子を含むことがで
きるヘテロ環式5−もしくは6−員環を形成するか、あ
るいはYが式IV、V、VI又はVIaの2価の基を示
し、ここで基K、R1及びR2は上記の好ましい意味を有
する染料である。
【0025】特別に好ましい式Iの染料は、R1及びR2
が互いに独立してNR34を示し、ここでR3は水素又
はC1−C6−アルキル、あるいは非置換の、又はカルボ
キシル、ヒドロキシル、アミノ、スルホ、スルファトも
しくはC1−C4−アルコキシにより置換されたシクロア
ルキルを示し、R4は水素、非置換の、又はヒドロキシ
ル、フェニル、ナフチル、C1−C4−アルコキシ、スル
ファト、スルホアミドもしくはカルボキシルにより置換
されたC1−C6−アルキル、あるいは非置換の、又はヒ
ドロキシル、カルボキシル、スルホ、C1−C4−アルキ
ル及びC1−C4−アルコキシから成る群より選ばれる1
つ又は2つの置換基により置換されたフェニル又はナフ
チルを示すか、あるいはR3及びR4はそれらが結合して
いる窒素原子と一緒になって1つ又は2つのヘテロ原
子、特に窒素及び/又は酸素を含むヘテロ環式5−もし
くは6−員環、例えばモルホリン、ピペリジン又はピペ
ラジン環を形成する染料である。
【0026】式−NR34の場合により置換されている
ことができるアミンの例はNH2、NHCH3、N(CH
32、N(C252、NHC25、NHCH2CH2
H、NHCH2CH2OCH3、N(C24OH)2
【0027】
【化16】
【0028】である。
【0029】式Vの2価のY基の例は、
【0030】
【化17】
【0031】である。
【0032】式Kの2価の基の例は:
【0033】
【化18】
【0034】であり、ここで1分子当たりに指数nを有
する基がいくつかある場合、nはそれぞれの場合に互い
に独立して0又は1を示し、Wは
【0035】
【化19】
【0036】を示す。
【0037】本発明はさらに、式(X)
【0038】
【化20】
【0039】[式中、n及びXは上記の意味を有し、a
=1であり、Xが1価の基を示す場合はb=1であり、
Xが2価の基を示す場合はb=2である]の色素塩基を
式XIa〜XIe
【0040】
【化21】
【0041】[式中、K及びqは上記の意味を有し、H
alはそれぞれの場合に互いに独立してフッ素、塩素又
は臭素を示す]の化合物と反応させ、適宜、生成物をさ
らに反応させてR1及びR2がヒドロキシル、C1−C4
アルコキシ又は置換もしくは非置換アミンを示す式
(I)の化合物を得ることを特徴とする式(I)の染料
の製造法に関する。
【0042】色素塩基Xと式(XIa〜XIc)の化合
物の縮合は水性又は水性−有機媒体中で、20〜60℃
の温度において行うのが好ましく、適宜、縮合の間に放
出されるハロゲン化水素酸を捕獲する。
【0043】式Xの色素塩基と式XIdの化合物の付加
は水性又は水性−有機媒体中で、10〜60℃の温度で
行うのが好ましい。
【0044】ハロゲノトリアジンを含む化合物との反応
の場合、さらに行われる縮合反応においてハロゲンを式
HR1又はHR2のアミノ又はアルコール基で置換するこ
とができ、これは式HNR34のアミン化合物又はC1
−C4−アルコール類との反応により行われる。
【0045】この縮合は同様に水性又は水性−有機媒体
中で、60〜100℃の温度で行われ、縮合の間に放出
されるハロゲン化水素は酸−結合剤の添加により中和さ
れる。酸−結合剤は、アルカリ金属又はアルカリ土類金
属重炭酸塩類、炭酸塩類、水酸化物類、リン酸塩類又は
硼酸塩類に加えて式HNR34のアミン類でもあり、こ
れは過剰に用いられる。さらに第3アミン類、例えばト
リエチルアミン、又はピリジン塩基類、例えばピリジ
ン、ピコリンもしくはコリンも用いることができる。
【0046】本発明の染料はセルロース−含有材料、特
に紙、綿及びビスコース、ならびに皮革を優れた耐湿−
及び耐光堅牢性で染色する。
【0047】染料は、紙及び織物工業におけるすべての
通常の過程で直接染料として、特に種々の起源の漂白又
は非漂白パルプ、例えば軟材又は硬材サルファイト及び
/又はサルフェートパルプから出発したのりつけ又は非
のりつけ等級の紙のパルプ又は表面染色において用いる
ことができる。
【0048】さらに本発明は少なくとも1種の式(I)
の染料を含む液体染料配合物に関する。この使用形態
は、紙を染色する場合に特に好ましい。安定な液体、好
ましくは水性濃厚染色配合物への加工は一般に既知の方
法で、有利には、適宜助剤、例えばヒドロトロープ化合
物(hydrotropic compound)又は
安定剤を添加して適した溶媒に溶解することにより行う
ことができる。染料合成自身の過程で、染料を中間で単
離せずにそのような安定な水性濃厚配合物を調製するこ
とができるのは、特に有利である。
【0049】適したヒドロトロープ助剤の例は低分子量
アミド類、ラクトン類、アルコール類、グリコール類又
はポリオール類、低分子量エーテル類又はオキシアルキ
ル化生成物、及びニトリル類又はエステル類であり、こ
の場合に可能な好ましい助剤はメタノール、エタノール
及びプロパノール;エチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール、チオジエチレングリ
コール及びジプロピレングリコール;ブタンジオール;
β−ヒドロキシプロピオニトリル、ペンタメチレングリ
コール、エチレングリコールモノエチル及びモノプロピ
ルエーテル、エチレンジグリコールモノエチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、ブチ
ルポリグリコール、ホルムアミド、ジメチルホルムアミ
ド、ピロリドン、N−メチルピロリドン、グリコールア
セテート、ブチロラクトン、ウレアならびにε−カプロ
ラクタムである。
【0050】式Iの染料はさらにインクジェット法にお
いても用いることができる。
【0051】一般にインクは約1〜20重量%の1種又
はそれ以上の式(I)の染料、80〜90重量%の水及
び/又は極性プロトン性又は双極性非プロトン性溶媒、
ならびに適宜他の通常の成分を含む。
【0052】ここで好ましい溶媒は多価アルコール類及
びそれらのエーテル類又はエステル類、カルボン酸アミ
ド類、スルホキシド類及びスルホン類、特に分子量が<
200の溶媒である。特に適した溶媒の例はエチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、1,5−ペンタンジオール、2−ヒドロキシエチ
ルアセテート、2−(2’−ヒドロキシ)−エチルアセ
テート、グリセロール、1,2−ジヒドロキシプロパ
ン、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メトキシ−
1−プロパノール、N,N−ジメチルホルムアミド、ピ
ロリドン、ε−カプロラクタム、N−メチル−カプロラ
クタム、テトラメチルウレア、1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン、N,N’−ジメチルプロピレンウレ
ア、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン及びスル
ホランである。
【0053】以下の組成: −0.5〜20重量%の1種又はそれ以上の本発明の染
料、 −50〜99.5重量%の水、 −0〜30重量%の1種又はそれ以上の有機溶媒及び/
又はヒドロトロープ作用を有する試薬、 −0〜30重量%の粘度及び/又は表面張力に影響を与
える添加剤、 を有し、上記の成分の合計が100重量%となるインク
が好ましい。
【0054】インクは、染料(I)の塩を水に溶解する
ことにより、又はその濃厚溶液から、適宜それを例えば
加圧透過(pressure permeation)
により脱塩し、及び/又は1種又はそれ以上の上記の有
機溶媒を、適宜高温で無機又は有機塩基を加えて添加し
て製造することができ、適宜、通常のイオン性又は非イ
オン性添加剤、例えばそれを用いて粘度を低下させる、
及び/又は表面張力を増加させることができる添加剤も
さらに用いることができる。
【0055】(I)の塩の代わりに対応する遊離の酸
も、少なくとも等モル量の対応する塩基と組み合わせて
用いることができる。
【0056】用いることができる無機塩基は、例えば水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸リチウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムである。
【0057】用いることができる有機塩基は、例えばエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、N−メチルエタノールアミン、N,N−ジメチ
ルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、
1−アミノ−2−プロパノール、2−アミノ−1−プロ
パノール、ジイソプロパノールアミン、N−2−ヒドロ
キシエチル−ジイソプロパノールアミン、トリス−N,
N,N−[2’(2’−ヒドロキシエトキシ)エチル]
アミンあるいはナトリウムメチレート、リチウムエチレ
ート又はカリウムtert−ブチレートである。
【0058】本発明のインクは以下の利点を有する:粘
度、表面張力などの物理的性質が適した範囲である;イ
ンクはインクジェット記録装置の微細な排出口で閉塞を
起こさない;それは高濃度の画像を与える;保存の間に
インクにおける物理的性質の変化又は固体成分の沈積が
起こらない;インクは記録媒体の性質に関する制限なし
で種々の記録媒体上に記録するのに適している;ならび
に最後に、インクは迅速に固着され、優れた耐水性、耐
光堅牢性、耐摩耗性及び解像度を有する画像を与える。
【0059】
【実施例】実施例1
【0060】
【化22】
【0061】51gの、スルファニル酸のジアゾ化及び
1−アミノナフタレン−7−スルホン酸へのカップリン
グ、さらにジアゾ化及びγ−酸へのカップリング、及び
さらにジアゾ化及び1,3−ジアミノベンゼン−4−ス
ルホン酸へのカップリングにより製造されたアミノトリ
スアゾ染料の湿ペースト(moist paste)
(30%)を最初に、150mlの水中に導入し、3.
7gのシアヌール酸クロリドを0〜5℃で導入する。同
時に5%濃度のNaOH溶液を滴下することによりpH
をpH6に保つ。次いで混合物を0〜5℃及びpH6に
おいて2.5時間撹拌し、続いて30分かけて室温に加
温する。
【0062】9.2gのジエチレントリアミン(部分式
HR1又はHR2に対応する)をこの反応混合物に加え
る。温度を85℃に上げ、30分間保持する。室温に冷
却した後、混合物をHCl/H2Oを用いてpH7と
し、生成物を吸引濾過し、H2Oで洗浄する。17.1
gの染料、λmax(H2O)582nm、が得られる。
【0063】5部のこの染料を80部の水中に撹拌して
入れ、2Nの水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを
9.5とする。水を加えて合計重量を100部とし、約
5%の濃度の上記の染料の本発明の液体染料配合物が得
られる。
【0064】(γ−酸=1−ヒドロキシ−7−アミノ−
3−ナフタレンスルホン酸)。
【0065】実施例2 50%漂白の松のサルフェートパルプ(sulphat
e pulp)及び50%漂白の樺のサルフェートパル
プの混合物を、2.5%のパルプコンシステンシー(p
ulp consistency)において36oSR
の打絨度まで打絨する。
【0066】ガラスビーカー中の5部のパルプを含むこ
の懸濁液200部に、実施例1からの本発明の液体染料
配合物の3%濃度水溶液20mlを加え(パルプに基づ
いて3%)、混合物を5分間撹拌する。次いで1%濃度
のロジンサイズ溶液(rosin size solu
tion)を10部加え、さらに1分後に1%濃度のア
リミニウム溶液を15部加え、混合物を800部の水で
希釈し、さらに3分間撹拌する。
【0067】このパルプ懸濁液から手動シート成形機で
紙のシートを成形し、得られるシートを手動プレスでプ
レスし、乾燥シリンダーで100℃において2回回転さ
せて10分間乾燥する。
【0068】かくして得られる紙染色は、優れた色の深
さを有する自然な黒を示し、ブリージング(bleed
ing)及び光に対して優れた堅牢性を有する。
【0069】実施例3 実施例3に従って得られる液体染料配合物(染料含有率
は約5%)の30部を61部の水及び9部のジエチレン
グリコールで希釈する。かくして得られる染料含有率が
約1.5%のインクは、Hewlett−Packar
d DeskJetプリンター(DeskJetはHe
wlett−Packard Company,USA
の登録商標である)を用いることにより通常の筆記用紙
上に耐光及び耐湿堅牢性の黒色の印刷を与える。
【0070】実施例4〜8は異なるアミンを用いること
により実施例1と同様にして製造する。
【0071】
【表1】
【0072】一般式VII
【0073】
【化23】
【0074】[式中、X、n、R1及びR2は以下の意味
を有する]に対応する実施例9〜17を実施例1と同様
にして製造する。
【0075】
【表2】
【0076】
【表3】
【0077】
【表4】
【0078】実施例18
【0079】
【化24】
【0080】である。
【0081】600mlの氷水中の8gのシアヌール酸
クロリドに93mlのフラボン酸ナトリウム(sodi
um flavonate)溶液(濃度約10%)をp
H2〜2.5において2時間かけて滴下する。室温に加
温した後、39g(75%)の乾燥アミノトリスアゾ色
素塩基(実施例1でも用いられる)を加える。10%の
濃度のNaOH溶液を用いてpHを6.5に保つ。混合
物を50℃に加熱し、この温度で3時間保つ。
【0082】10.2gのペンタエチレンヘキサミンを
この反応混合物に加える。温度を80℃に上げ、30分
間保つ。室温に冷却した後、混合物をHCl/H2Oを
用いてpH7.5とし、生成物を吸引濾過し、5%濃度
のNaCl溶液で洗浄し、乾燥する。
【0083】49gの染料、λmax(H2O)592n
m、が得られる。
【0084】5部のこの染料を80部の水中に撹拌して
入れ、2Nの水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを
9.5とする。水を加えて合計重量を100部とし、約
5%の濃度の上記の染料の本発明の液体染料配合物が得
られる。これは実施例1と同様にして実施例6に記載の
インクの製造に用いることができ、それを用いてインク
ジェット捺染により耐湿堅牢性の色相が得られる。
【0085】一般式VIII
【0086】
【化25】
【0087】であり、ここでK、R1及びR2は以下の意
味を有する]に対応する実施例19〜24を実施例18
と同様にして製造する:
【0088】
【表5】
【0089】一般式VIII
【0090】
【化26】
【0091】であり、ここでX、R1、R及びnは以下
の意味を有する]に対応する実施例19〜24を実施例
18と同様にして製造する:
【0092】
【表6】
【0093】
【表7】
【0094】実施例29
【0095】
【化27】
【0096】である。
【0097】20gの、フラボン酸のテトラゾ化及び2
−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸
へのカップリング、ならびにさらにテトラゾ化及び1,
3−ジアミノベンゼン−4−スルホン酸へのカップリン
グにより製造されたアミノアゾ染料(約70%)を最初
に100mlの水中に導入し、100mlの氷水に懸濁
させた6gのシアヌール酸クロリドを加える。
【0098】同時に5%濃度のNaOH溶液を用いてp
HをpH6に保ち、混合物を1時間かけて室温に加温す
る。室温で3時間後、26gのエチルピペラジン(部分
式HR1又はHR2に対応する)を加える。温度を80℃
に上げ、30分間保持する。室温に冷却した後、53g
のNaClを用いて生成物を塩析し、吸引濾過し、10
%濃度のNaCl溶液で洗浄し、次いで乾燥する。
【0099】26gの染料、λmax(H2O)560n
m、が得られる。
【0100】5部のこの染料を80部の水中に撹拌して
入れ、2Nの水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを
9.5とする。水を加えて合計重量を100部とし、約
5%の濃度の上記の染料の本発明の液体染料配合物が得
られる。これは実施例1と同様にして実施例6に記載の
インクの製造に用いることができ、それはインクジェッ
ト捺染により耐湿堅牢性の色相を与える。
【0101】一般式IX
【0102】
【化28】
【0103】[式中、X、R1及びR2は以下の意味を有
する]に対応する実施例30〜34を実施例29と同様
にして製造する:
【0104】
【表8】
【0105】実施例35 51gの、実施例1の色素塩基として(出発材料)すで
に用いられたアミノトリスアゾ染料の湿ペーストを最初
に150mlの水中に導入し、2.9gの1,4−ジイ
ソシアナートベンゼンを室温で加える。
【0106】同時に5%濃度のLiOH溶液の滴下によ
りpHをpH8に保つ。
【0107】反応が終了したらHCl/H2Oを用いて
pHを6とし、生成物を吸引濾過し、H2Oで洗浄し、
乾燥する。16.7gの式
【0108】
【化29】
【0109】の染料、λmax=587nm、が得られ
る。
【0110】液体染料配合物及びインクは実施例1、2
及び3と同様にして製造した。
【0111】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0112】1.式(I)
【0113】
【化30】
【0114】[式中、Xは式(II)
【0115】
【化31】
【0116】の基を示すか、又は2価の基 −K− を
示し、Yは式III
【0117】
【化32】
【0118】の基を示すか、又は式IV〜VIa
【0119】
【化33】
【0120】の2価の基を示し、ここでnはそれぞれの
場合に互いに独立して0又は1を示し、qは0又は1を
示し、R1及びR2は互いに独立してハロゲン、ヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ又は場合により置換されて
いることができるアミンを示し、KはC1−C6−アルキ
レン、C2−C6−アルキリデン、C6−C10−アリーレ
ン、ヘタリーレン、互いに独立しており且つ互いに直接
結合しているか又はヘタリーレン、C1−C6−アルキレ
ン、C2−C6−アルキリデン又はヘテロ原子が介在して
いる2つのC6−C10−アリーレン単位、あるいは互い
に独立しており且つ互いに直接結合しているか又はヘタ
リーレン、C6−C10−アリーレン又はヘテロ原子が介
在している2つのC1−C6−アルキレン及び/又はC2
−C6−アルキリデン単位を示し、a、b及びcは互い
に独立して1又は2を示し、 a+c<4、 a+b+c=3又は5であり、基Xの遊離の原子価はそ
れぞれの場合にアゾ基に結合しており、基Yの遊離の原
子価はそれぞれの場合に指数bを有する2価の基のアミ
ノ基に結合している]のアゾ染料。
【0121】2.式VII
【0122】
【化34】
【0123】[式中、R1及びR2は互いに独立して置換
もしくは非置換アミンを示し、1価の基Xは上記1項に
記載の意味を有する]に対応する上記1項に記載の式I
のアゾ染料。
【0124】3.式VIII
【0125】
【化35】
【0126】[式中、Xは上記1項に記載の1価の基の
意味を有し、Yは2価の基の意味を有する]に対応する
上記1項に記載の式Iのアゾ染料。
【0127】4.式IX
【0128】
【化36】
【0129】[式中、R1及びR2は互いに独立して非置
換もしくは置換アミンを示し、Xは上記1項に記載の1
価の基の意味を有する]に対応する上記1項に記載の式
Iのアゾ染料。
【0130】5.Xが式IIa〜IIf
【0131】
【化37】
【0132】を示すか、又は上記1項に記載の意味を有
する2価の基Kを示す上記1項に記載のアゾ染料。
【0133】6.R1及びR2が互いに独立してフッ素、
塩素、臭素又は式NR34のアミノ基を示し、ここでR
3はH、あるいはC1−C10−アルキル、C1−C10−シ
クロアルキル又はC6−C10−Ar−C1−C10−アルキ
ル基を示し、これは非置換であるか、又はカルボキシ
ル、ヒドロキシル、アミノ、スルホ、スルファト及び/
又はC1−C4−アルコキシにより置換されており、R4
はR3の意味を有するか、あるいはC6−C10−アリール
基を示し、これは非置換であるか、又はヒドロキシル、
カルボキシル、スルホ、C1−C4−アルキル及び/又は
1−C4−アルコキシにより置換されているか、あるい
はR3及びR4はそれらが結合している窒素原子と一緒に
なって場合によりさらにヘテロ原子を含むことができる
複素環式5−もしくは6−員環を形成する上記1項に記
載のアゾ染料。
【0134】7.NR34がNH2、NHCH3、N(C
32、N(C252、NHC25、NHCH2CH2
OH、NHCH2CH2OCH3、N(C24OH)2
【0135】
【化38】
【0136】を示す上記6項に記載のアゾ染料。
【0137】8.2価の基Kが
【0138】
【化39】
【0139】を示し、ここで1分子当たりに数個の置換
基が指数nを有する場合、nはそれぞれの場合に互いに
独立して0又は1を示し、Wは
【0140】
【化40】
【0141】を示す上記1項に記載の式Iのアゾ染料。
【0142】9.式(X)
【0143】
【化41】
【0144】[式中、n及びXは上記1項に示した意味
を有し、a=1であり、Xが1価の基を示す場合はb=
1であり、Xが2価の基を示す場合はb=2である]の
色素塩基を式XIa〜XIe
【0145】
【化42】
【0146】[式中、K及びqは上記1項に示した意味
を有し、Halはそれぞれの場合に互いに独立してフッ
素、塩素又は臭素を示す]の化合物と反応させ、適宜、
生成物をさらに反応させてR1及びR2がヒドロキシル、
1−C4−アルコキシ又は置換もしくは非置換アミンを
示す式(I)の化合物を得ることを特徴とする式(I)
の染料の製造法。
【0147】10.セルロース−含有材料、特に紙、
綿、ビスコース及び皮革の染色のための上記1項に記載
のアゾ染料の利用。
【0148】11.少なくとも1種の上記1項に記載の
染料を含む液体染料配合物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 11/00 PSZ D06P 3/32 3/62 5/00 111 A // C07D 251/54 251/70 F (72)発明者 フランク−ミヒヤエル・シユテール ドイツ51519オーデンタール・アムテレン ジーフエン10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、Xは式(II) 【化2】 の基を示すか、又は2価の基 −K− を示し、Yは式
    III 【化3】 の基を示すか、又は式IV〜VIa 【化4】 の2価の基を示し、ここでnはそれぞれの場合に互いに
    独立して0又は1を示し、qは0又は1を示し、R1
    びR2は互いに独立してハロゲン、ヒドロキシル、C1
    4−アルコキシ又は場合により置換されていることが
    できるアミンを示し、KはC1−C6−アルキレン、C2
    −C6−アルキリデン、C6−C10−アリーレン、ヘタリ
    ーレン、互いに独立しており且つ互いに直接結合してい
    るか又はヘタリーレン、C1−C6−アルキレン、C2
    6−アルキリデン又はヘテロ原子が介在している2つ
    のC6−C10−アリーレン単位、あるいは互いに独立し
    ており且つ互いに直接結合しているか又はヘタリーレ
    ン、C6−C10−アリーレン又はヘテロ原子が介在して
    いる2つのC1−C6−アルキレン及び/又はC2−C6
    アルキリデン単位を示し、a、b及びcは互いに独立し
    て1又は2を示し、 a+c<4、 a+b+c=3又は5であり、基Xの遊離の原子価はそ
    れぞれの場合にアゾ基に結合しており、基Yの遊離の原
    子価はそれぞれの場合に指数bを有する2価の基のアミ
    ノ基に結合している]のアゾ染料。
  2. 【請求項2】 式(X) 【化5】 [式中、n及びXは請求項1に示した意味を有し、a=
    1であり、Xが1価の基を示す場合はb=1であり、X
    が2価の基を示す場合はb=2である]の色素塩基を式
    XIa〜XIe 【化6】 [式中、K及びqは請求項1に示した意味を有し、Ha
    lはそれぞれの場合に互いに独立してフッ素、塩素又は
    臭素を示す]の化合物と反応させ、適宜、生成物をさら
    に反応させてR1及びR2がヒドロキシル、C1−C4−ア
    ルコキシ又は置換もしくは非置換アミンを示す式(I)
    の化合物を得ることを特徴とする式(I)の染料の製造
    法。
  3. 【請求項3】 セルロース−含有材料、特に紙、綿、ビ
    スコース及び皮革の染色のための請求項1に記載のアゾ
    染料の利用。
  4. 【請求項4】 少なくとも1種の請求項1に記載の染料
    を含む液体染料配合物。
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