JPH085360Y2 - 竪型水中ポンプのストレーナースタンド - Google Patents
竪型水中ポンプのストレーナースタンドInfo
- Publication number
- JPH085360Y2 JPH085360Y2 JP5932490U JP5932490U JPH085360Y2 JP H085360 Y2 JPH085360 Y2 JP H085360Y2 JP 5932490 U JP5932490 U JP 5932490U JP 5932490 U JP5932490 U JP 5932490U JP H085360 Y2 JPH085360 Y2 JP H085360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt insertion
- insertion hole
- strainer
- suction cover
- pump casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、竪型水中ポンプのストレーナースタンドに
関するものである。
関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来、竪型水中ポンプにストレーナースタンドを締結
させるについては、第4図に示すよう、六角ナット様の
ストッパー10′を有する特殊ボルト13′で一旦ポンプケ
ーシング1′とサクションカバー4′を締結したのち、
環状ストレーナー7′を嵌挿し、更に底板11′を重合し
てナット13′nを締着する。或は第5図に示すよう、植
込ボルト13″をポンプケーシング1″に植設し、サクシ
ョンカバー4″、筒状スペーサー10″の順に嵌挿し、更
に環状ストレーナー7″を嵌挿したのち、底板11″を重
合してナット13″nを締着する。或はまた、サクション
カバーを六角ボルト等でポンプケーシングに締結したの
ちに、環状ストレーナーおよび底板を別の六角ボルト等
でサクションカバーへ締結させる。
させるについては、第4図に示すよう、六角ナット様の
ストッパー10′を有する特殊ボルト13′で一旦ポンプケ
ーシング1′とサクションカバー4′を締結したのち、
環状ストレーナー7′を嵌挿し、更に底板11′を重合し
てナット13′nを締着する。或は第5図に示すよう、植
込ボルト13″をポンプケーシング1″に植設し、サクシ
ョンカバー4″、筒状スペーサー10″の順に嵌挿し、更
に環状ストレーナー7″を嵌挿したのち、底板11″を重
合してナット13″nを締着する。或はまた、サクション
カバーを六角ボルト等でポンプケーシングに締結したの
ちに、環状ストレーナーおよび底板を別の六角ボルト等
でサクションカバーへ締結させる。
上記いずれの態様においても、組立工数が多く、分解
時の作業工数も多く、組立および分解作業に時間と労力
が掛かり非能率であるという憾みがある。しかも第4図
の態様では高価な特殊ボルト13′を使用し、また、第5
図の態様では筒状スペーサー10″を別途必要として部品
点数も多くなり、コスト高の要因となる。
時の作業工数も多く、組立および分解作業に時間と労力
が掛かり非能率であるという憾みがある。しかも第4図
の態様では高価な特殊ボルト13′を使用し、また、第5
図の態様では筒状スペーサー10″を別途必要として部品
点数も多くなり、コスト高の要因となる。
[考案の目的] 本考案の目的は、締結の作業工数を少なくしてローコ
ストに得られ、組立・分解時間が大幅に短縮できるスト
レーナースタンドを提供することにある。
ストに得られ、組立・分解時間が大幅に短縮できるスト
レーナースタンドを提供することにある。
[考案の構成] 本考案に係る竪型水中ポンプのストレーナースタンド
は、ポンプケーシングの周辺部下面に配設されたネジ孔
と対向するボルト挿通孔を有するサクションカバーを上
記ポンプケーシングの下面に重合し、下縁部が底板と結
合し上縁部がポンプケーシングに係止する有底環状スト
レーナーの周壁要所に横線状の切り込みを設け、該切り
込みの下方を内側へ打ち込んで前記ボルト挿通孔と対向
する凹陥部を縦設し、該凹陥部と対向するボルト挿通孔
を底板の周辺部に配設し、上記凹陥部の上縁をサクショ
ンカバーの周辺部下面に当接させ、ボルト挿通孔より締
付ボルトを挿通して前記ネジ孔に螺着する。
は、ポンプケーシングの周辺部下面に配設されたネジ孔
と対向するボルト挿通孔を有するサクションカバーを上
記ポンプケーシングの下面に重合し、下縁部が底板と結
合し上縁部がポンプケーシングに係止する有底環状スト
レーナーの周壁要所に横線状の切り込みを設け、該切り
込みの下方を内側へ打ち込んで前記ボルト挿通孔と対向
する凹陥部を縦設し、該凹陥部と対向するボルト挿通孔
を底板の周辺部に配設し、上記凹陥部の上縁をサクショ
ンカバーの周辺部下面に当接させ、ボルト挿通孔より締
付ボルトを挿通して前記ネジ孔に螺着する。
[実施例] 以下実施例の図面に添って説明する。
1は羽根車2を収容するポンプケーシング、3はポン
プケーシング1の周辺部下面に配設されたネジ孔、4は
中央に吸込口5を穿設したサクションカバー、6は前記
ネジ孔3に対向してサクションカバー4の周辺部に穿設
されたボルト挿通孔、7は周壁に多数の通水孔8を穿設
した有底環状ストレーナー、9は有底環状ストレーナー
7の周壁要所に設けられた横線状の切り込み、10は前記
ボルト挿通孔6と対向するよう切り込み9の下方を内側
へ打ち込んで縦設された凹陥部、11は前記有底環状スト
レーナー7の下縁部と結合する底板、12は上記凹陥部10
と対向するよう底板11の周辺部に配設されたボルト挿通
孔、13は前記ネジ孔3と螺合する締付ボルトである。
プケーシング1の周辺部下面に配設されたネジ孔、4は
中央に吸込口5を穿設したサクションカバー、6は前記
ネジ孔3に対向してサクションカバー4の周辺部に穿設
されたボルト挿通孔、7は周壁に多数の通水孔8を穿設
した有底環状ストレーナー、9は有底環状ストレーナー
7の周壁要所に設けられた横線状の切り込み、10は前記
ボルト挿通孔6と対向するよう切り込み9の下方を内側
へ打ち込んで縦設された凹陥部、11は前記有底環状スト
レーナー7の下縁部と結合する底板、12は上記凹陥部10
と対向するよう底板11の周辺部に配設されたボルト挿通
孔、13は前記ネジ孔3と螺合する締付ボルトである。
本考案ストレーナースタンドを竪型水中ポンプに締結
させるについては、ポンプケーシング1の下面にサクシ
ョンカバー4を重合し、凹陥部10の上縁をサクションカ
バー4の周辺部下面に当接させた態様で環状ストレーナ
ー7の上縁部をポンプケーシング1に係止させ、締付ボ
ルト13をボルト挿通孔12から凹陥部へ挿通し更にボルト
挿通孔6を介してネジ孔3に螺着するのである。
させるについては、ポンプケーシング1の下面にサクシ
ョンカバー4を重合し、凹陥部10の上縁をサクションカ
バー4の周辺部下面に当接させた態様で環状ストレーナ
ー7の上縁部をポンプケーシング1に係止させ、締付ボ
ルト13をボルト挿通孔12から凹陥部へ挿通し更にボルト
挿通孔6を介してネジ孔3に螺着するのである。
このようにしてストレーナースタンドを締結させるこ
とにより、有底環状ストレーナー7の周壁要所に形成さ
れている凹陥部10の上縁はサクションカバー4の周辺部
下面に当接してスペーサーの役割を果し、サクションカ
バー4と底板11との対向面間に所定の間隔Sを保持させ
ることになる。
とにより、有底環状ストレーナー7の周壁要所に形成さ
れている凹陥部10の上縁はサクションカバー4の周辺部
下面に当接してスペーサーの役割を果し、サクションカ
バー4と底板11との対向面間に所定の間隔Sを保持させ
ることになる。
そして分解時には、締付ボルト13を抽脱することによ
り、有底環状ストレーナー7およびサクションカバー4
を一度に取り外すことができるのである。
り、有底環状ストレーナー7およびサクションカバー4
を一度に取り外すことができるのである。
[考案の効果] 本考案によれば、ストレーナースタンド締結の作業工
数が少なくなってローコストに得られ、組立および分解
に要する時間も大幅に短縮することができる。
数が少なくなってローコストに得られ、組立および分解
に要する時間も大幅に短縮することができる。
しかもサクションカバー4のボルト挿通孔6と、底板
11のボルト挿通孔12が有底環状ストレーナー7の外側に
位置して外部から看取でき、かつ、凹陥部10の壁面が締
付ボルト13の挿入時のガイド的役割を果すため、各部品
の位置合わせが容易に行われ得るという利点がある。
11のボルト挿通孔12が有底環状ストレーナー7の外側に
位置して外部から看取でき、かつ、凹陥部10の壁面が締
付ボルト13の挿入時のガイド的役割を果すため、各部品
の位置合わせが容易に行われ得るという利点がある。
第1図は本考案ストレーナースタンドを装着した竪型水
中ポンプの要部縦断側面図、第2図は本考案ストレーナ
ースタンドを構成する有底環状ストレーナーの平面図、
第3図は本考案ストレーナースタンドを構成する有底環
状ストレーナーの縦断側面図、第4図および第5図は従
来のストレーナースタンドを装着した竪型水中ポンプの
要部縦断側面図である。 1……ポンプケーシング、3……ネジ孔、4……サクシ
ョンカバー、6……サクションカバーに配設されたボル
ト挿通孔、7……有底環状ストレーナー、9……切り込
み、10……凹陥部、11……底板、12……底板に配設され
たボルト挿通孔、13……締付ボルト。
中ポンプの要部縦断側面図、第2図は本考案ストレーナ
ースタンドを構成する有底環状ストレーナーの平面図、
第3図は本考案ストレーナースタンドを構成する有底環
状ストレーナーの縦断側面図、第4図および第5図は従
来のストレーナースタンドを装着した竪型水中ポンプの
要部縦断側面図である。 1……ポンプケーシング、3……ネジ孔、4……サクシ
ョンカバー、6……サクションカバーに配設されたボル
ト挿通孔、7……有底環状ストレーナー、9……切り込
み、10……凹陥部、11……底板、12……底板に配設され
たボルト挿通孔、13……締付ボルト。
Claims (1)
- 【請求項1】ポンプケーシング(1)の周辺部下面に配
設されたネジ孔(3)と対向するボルト挿通孔(6)を
有するサクションカバー(4)を上記ポンプケーシング
(1)の下面に重合し、下縁部が底板(11)と結合し上
縁部がポンプケーシング(1)に係止する有底環状スト
レーナー(7)の周壁要所に横線状の切り込み(9)を
設け、該切り込み(9)の下方を内側へ打ち込んで前記
ボルト挿通孔(6)と対向する凹陥部(10)を縦設し、
該凹陥部(10)と対向するボルト挿通孔(12)を底板
(11)の周辺部に配設し、上記凹陥部(10)の上縁をサ
クションカバー(4)の周辺部下面に当接させ、ボルト
挿通孔(12)より締付ボルト(13)を挿通して前記ネジ
孔(3)に螺着することを特徴とする、竪型水中ポンプ
のストレーナースタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5932490U JPH085360Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 竪型水中ポンプのストレーナースタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5932490U JPH085360Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 竪型水中ポンプのストレーナースタンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417194U JPH0417194U (ja) | 1992-02-13 |
JPH085360Y2 true JPH085360Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31585722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5932490U Expired - Lifetime JPH085360Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 竪型水中ポンプのストレーナースタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085360Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP5932490U patent/JPH085360Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0417194U (ja) | 1992-02-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |