JPH0853591A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH0853591A
JPH0853591A JP21310995A JP21310995A JPH0853591A JP H0853591 A JPH0853591 A JP H0853591A JP 21310995 A JP21310995 A JP 21310995A JP 21310995 A JP21310995 A JP 21310995A JP H0853591 A JPH0853591 A JP H0853591A
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寿 高亀
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 耐衝撃性及び耐熱性を同時に顕著に改善され
た熱可塑性樹脂組成物。 【構成】 (A)N−アリールマレイミド10〜60重
量%、芳香族ビニル化合物16〜65重量%並びにシア
ン化ビニル化合物、アクリル酸エステル及び/又はメタ
クリル酸エステル60〜15重量%を含む単量体と重合
開始剤を添加して共重合反応を行うことにより得られる
N−アリールマレイミド系共重合体、(B)ゴム状重合
体1〜15重量部の存在下に、芳香族ビニル化合物50
〜85重量%及びシアン化ビニル化合物15〜50重量
%を含む単量体混合物85〜99重量部を重合させて得
られるグラフト共重合体並びに(C)ゴム状重合体30
〜80重量部の存在下に、芳香族ビニル化合物60〜8
0重量%及びシアン化ビニル化合物20〜40重量%を
含む単量体混合物70〜20重量部を重合させて得られ
るグラフト共重合体を含有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、N−アリールマレ
イミド系共重合体を含む耐熱性、耐衝撃性等に優れた熱
可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴムにアクリロニトリル及びスチレンを
グラフト重合させたゴム変性熱可塑性樹脂には、いわゆ
るABS樹脂、AAS樹脂として知られているものがあ
る。これらの樹脂は加工性、機械的強度、表面光沢、耐
薬品性などの性能に優れているため、今日広く用いられ
ている。しかし、使用分野によっては十分な耐熱性を有
しているとは言い難い。この耐熱性を向上させる方法に
ついてはスチレンの一部または全部をα−メチルスチレ
ンに置き換えて使用することが一般に知られている。し
かし、この方法によっても耐熱性の向上には限界があ
り、自動車および弱電機器の部品など耐熱性を必要とす
る分野では必ずしも満足できるものではない。一方、ス
チレンなどのビニル系単量体とN−置換マレイミドとの
共重合体は高い熱変形温度と熱分解温度を有しているが
(高分子論文集第36巻、第7号、447頁、1979年高分子
学会発行)、耐衝撃性に代表される機械的性質に劣る
〔ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンス(J.Polyme
r Sci.)第36巻、241頁、1959年発行〕ことが知られて
いる。
【0003】そこで、ゴム成分の存在下にN−置換マレ
イミド、オレフィン系不飽和ニトリル及び芳香族ビニル
を反応せしめることによって、耐衝撃性と耐熱性に優れ
た共重合体を得ることが提案されている(英国特許第
3,721,724号明細書)。しかし、ゴム成分存在
下でマレイミドなどの重合反応を行うことは、著しい重
合速度の低下を誘起する。また、ゴム成分と結合しない
共重合体の量が増加する。さらに、分子量も低いものと
なり易い。従って、耐熱性と耐衝撃性の両立は困難であ
った。また、N−置換マレイミドを含む共重合体とゴム
状重合体をベースとするグラフト共重合体をブレンドし
てなる熱可塑性樹脂組成物が提案されている(特公昭4
6−34103号公報、特開昭53−117050号公
報参照)。ここに提案される熱可塑性樹脂組成物は、優
れた耐衝撃性及び耐熱性を示すものではあるが、十分な
ものとは言い難い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決するものであり、耐衝撃性及び耐熱性を同時に顕著に
改善された熱可塑性樹脂組成物を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は(A)連鎖移動
剤と乳化剤を加えて予め乳化した水溶液に、N−アリー
ルマレイミド10〜60重量%、芳香族ビニル化合物1
6〜65重量%並びにシアン化ビニル化合物、アクリル
酸エステル及び/又はメタクリル酸エステル60〜15
重量%を含む単量体と重合開始剤を添加して共重合反応
を行うことにより得られるN−アリールマレイミド系共
重合体、(B)ゴム状重合体1〜15重合部の存在下
に、芳香族ビニル化合物50〜85重量%及びシアン化
ビニル化合物15〜50重量%を含む単量体混合物85
〜99重量部を重合させて得られるグラフト共重合体並
びに(C)ゴム状重合体30〜80重量部の存在下に、
芳香族ビニル化合物60〜80重量%及びシアン化ビニ
ル化合物20〜40重量%を含む単量体混合物70〜2
0重量部を重合させて得られるグラフト共重合体を含有
してなり、(A)成分は10〜80重量%、(B)成分
と(C)成分の合計は90〜20重量%であって、
(B)成分/(C)成分の比が重量比で1/99〜99
/1であるように配合してなる熱可塑性樹脂組成物に関
する。
【0006】本発明は、上記熱可塑性樹脂組成物におい
て、ゴム状重合体がジエン系ゴム、エチレン−プロピレ
ンゴム及び/又はアクリルゴムである耐熱性耐衝撃性熱
可塑性樹脂組成物に関する。本発明、また、前記の熱可
塑性樹脂組成物においてゴム状重合体が多官能性単量体
0.1〜20重量%、炭素数1〜13のアルキル基を有
するアクリル酸エステル50〜99.9重量%及びこれ
と共重合可能な他のビニル化合物0〜30重量%を全体
が100重量%になるように配合した重合性単量体95
〜60重量部を、ジエン系重合体5〜40重量部の存在
下に重合し、重合率が50〜93重量%の範囲で重合を
停止させて得られるゴム状樹脂組成物である熱可塑性樹
脂組成物に関する。本発明は、さらに、前記熱可塑性樹
脂組成物において多官能性単量体がトリアリルイソシア
ヌレート及び/又はトリアリルシアヌレートである熱可
塑性樹脂組成物に関する。
【0007】
【発明の実施の態様】まずN−アリールマレイミド共重
合体の製造法及び得られた共重合体〔すなわち(A)成
分の共重合体(以下、「共重合体(A)」という)〕に
ついて説明する。
【0008】共重合成分であるN−アリールマレイミド
は10〜60重量%、好ましくは12〜55重量%使用
される。N−アリールマレイミドが10重量%未満であ
ると共重合体(A)を配合して得られる、熱可塑性樹脂
組成物(以下、単に樹脂組成物という)の耐熱性が低下
し、60重量%を超えると樹脂組成物の流動性及び耐衝
撃性が低下する。芳香族ビニル化合物は16〜65重量
%、好ましくは18〜60重量%使用される。芳香族ビ
ニル化合物が16重量%未満であると樹脂組成物の耐衝
撃性が低下し、65重量%を超えると耐熱性が低下す
る。シアン化ビニル化合物、アクリル酸エステル及び/
又はメタクリル酸エステルは60〜15重量%、好まし
くは55〜18重量%使用される。これらの単量体が1
5重量%未満であると樹脂組成物の流動性及び耐衝撃性
が低下し、60重量%を超えると樹脂組成物の耐熱性が
低下する。なお他の共重合可能な単量体を全単量体に対
して30重量%以下使用してもよい。以上の単量体は総
計で100重量%になるように調整される。
【0009】共重合体(A)は、乳化重合により得られ
る。共重合体(A)の分子量を調整し成形性を改良する
ため連鎖移動剤が添加される。連鎖移動剤は重合に際
し、単量体に溶解して使用するのが一般的である。しか
し本発明においては、連鎖移動剤を乳化剤と共に予め存
在させ、乳化させた水溶液を製造し、その後、単量体と
重合開始剤を添加して共重合反応を行う。このことによ
り、耐熱性と耐衝撃性が向上する。これは連鎖移動剤を
取り込んだ乳化剤ミセルに単量体が移動して重合が進む
ため、連鎖移動剤の単量体に対する濃度が変化して分子
量分布が広くなり、グラフト共重合体との相溶性が向上
するためである。このことから、本発明においては、溶
液重合、懸濁重合、塊状重合等の、その他の重合法は使
用できない。
【0010】連鎖移動剤としてはn−ドデシルメルカプ
タン、t−ドデシルメルカプタン、キサントゲンジスル
フィド、テルペン、テトラヒドロナフタレン等がある。
連鎖移動剤は単量体に対して0.01〜3重量%使用さ
れるのが好ましい。乳化剤としては、アニオン系、カチ
オン系又はノニオン系界面活性剤が使用できる。特にア
ニオン系界面活性剤が好ましく、具体的にはラウリル硫
酸ナトリウム、オレイン酸カリウム、不均化ロジン酸カ
リウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム等がある。これらは単
量体に対して、0.5〜7重量%使用されるのが好まし
い。また、乳化安定性を向上させるため、ナトリウム、
カリウムなどのアルカリ金属の硫酸塩、塩化物、炭酸塩
等を使用しても良い。重合に際し、使用される重合開始
剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫
酸アンモニウム等の過硫酸塩、キュメンハイドロパーオ
キサイド等の水溶性過酸化物等、これらとレドックス系
を形成する化合物との組み合わせなどがある。これらは
通常、単量体に対して0.05〜5重量%使用される。
【0011】前記N−アリールマレイミドのアリール基
としては、フェニル基、4−ジフェニル基、1−ナフチ
ル基、モノ又はジメチルフェニル基、2,6−ジエチル
フェニル基、モノ又はジハロゲン化フェニル基、2,
4,6−トリクロロフェニル基、2,4,6−トリブロ
モフェニル基、4−n−ブチルフェニル基、2−メチル
−4−n−ブチルフェニル基、4−ベンジルフェニル
基、2,3−又は4−メトキシフェニル基、2−メトキ
シ−5−クロロフェニル基、2−メトキシ−5−ブロモ
フェニル基、2,5−ジメトキシ−4−クロロフェニル
基、2,3−又は4−エトキシフェニル基、2,5−ジ
エトキシフェニル基、4−フェノキシフェニル基、4−
メトキシカルボニルフェニル基、4−シアノフェニル
基、2,3−又は4−ニトロフェニル基、2,3−、
2,4−、2,5−又は4,3−メチルクロロフェニル
基などである。特に、フェニル基、o−メチルフェニル
基を有するものが好ましい。
【0012】共重合体(A)の製造に使用される芳香族
ビニル化合物としては、スチレン、α−メチルスチレ
ン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メ
チルスチレン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ブ
ロムスチレン、ジブロムスチレン、α−エチルスチレ
ン、メチル−α−メチルスチレン、ジメチルスチレン、
ビニルナフタレンなどがある。この中でスチレン及びα
−メチルスチレンが好ましい。
【0013】共重合体(A)の製造に使用されるシアン
化ビニル化合物としては、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル等があり、アクリル酸エステル及びメタクリ
ル酸エステルとしては、アクリル酸又はメタクリル酸の
メチルエステル、エチルエステル、ブチルエステル、ヘ
キシルエステル等があり、特にアクリル酸メチルおよび
メタクリル酸メチルが好ましい。共重合体(A)の重量
平均分子量は5万〜30万の範囲が好ましい。5万未満
では耐衝撃性が低下する傾向があり、30万を超えると
流動性が低下する傾向がある。なお、本発明における重
量平均分子量はゲルパーミェーションクロマトグラフィ
ーにより測定し、標準ポリスチレン換算で求めた値であ
る。
【0014】次に共重合体(A)を一成分とする本発明
の熱可塑性樹脂組成物(以下、単に樹脂組成物という)
について詳述する。樹脂組成物の(B)成分であるグラ
フト共重合体(以下、「グラフト共重合体(B)」とい
う)について説明する。グラフト共重合体(B)は、少
量のゴム状重合体の存在下に、単量体を重合させて得ら
れるグラフト共重合体であり、このようなグラフト共重
合体を前記共重合体(A)及び後述する(C)成分のグ
ラフト共重合体と特定量でブレンドすることにより、こ
れらを相溶しやすくし、樹脂組成物の耐熱性を低下させ
ることなく、耐衝撃性を向上させることができる。
【0015】グラフト重合体(B)の製造に使用される
ゴム状重合体は1〜15重量%、好ましくは3〜10重
量%使用される。また、グラフト重合させる単量体は、
99〜85重量%、好ましくは97〜90重量%使用さ
れる。ゴム状重合体が1重量%未満では樹脂組成物の耐
衝撃性が低下し、15重量%を超えると前記共重合体
(A)と(C)成分のグラフト共重合体を相溶させる能
力が低下し、樹脂組成物の耐熱性が低下する。
【0016】グラフト重合させる単量体は、芳香族ビニ
ル化合物50〜85重量%、好ましくは65〜75重量
%及びシアン化ビニル化合物50〜15重量%、好まし
くは35〜25重量%を含む。また必要に応じて、メタ
クリル酸エステル、アクリル酸エステル、酢酸ビニル等
の他の共重合可能な単量体を全単量体に対して好ましく
は30重量%以下、特に好ましくは25重量%以下含ん
でいてもよい。以上の単量体は、総計で100重量%に
なるように調整される。芳香族ビニル化合物が少なすぎ
たり、シアン化ビニル化合物が多すぎたりすると、流動
性が低下しやすくなる。芳香族ビニル化合物が多すぎた
り、シアン化ビニル化合物が少なすぎたりすると、耐衝
撃性が低下しやすくなる。また、他の共重合可能な単量
体が多すぎると耐衝撃性が低下しやすくなる。
【0017】前記ゴム状重合体としては、ポリブタジエ
ン、ブタジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−アク
リロニトリル共重合体、ポリイソプレン、ポリ−2,3
−ジメチルブタジエン、ポリピペリレン、ポリクロロプ
レン、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体等のジエ
ン系共重合体、エチレン−プロピレンゴム、アクリルゴ
ム、ジエン系共重合体の存在下にアクリルゴムを合成し
て得られる複合体ゴム等がある。上記アクリルゴムは、
多官能性単量体、炭素数1〜13のアルキル基を有する
アクリル酸エステル及び必要に応じてこれらと共重合可
能な他の単量体を共重合させて得られる。
【0018】多官能性単量体としてはエチレングリコー
ルジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリ
レート、エチレングリコールジアクリレート、ジビニル
ベンゼン、ジアリルフタレート、ジシクロペンタジエン
アクリレート、ジシクロペンタジエンメタクリレート等
の多価ビニル化合物、トリアリルシアヌレート、トリア
リルイソシアヌレート、ジアリルフタレート等の多価ア
リル化合物などが挙げられるが、これらのうち、トリア
リルイソシアヌレート及びトリアリルシアヌレートが特
に好ましい。多官能性単量体は、全単量体に対して好ま
しくは0.1〜20重量%、特に好ましくは0.5〜1
0重量%の範囲内で使用される。0.1重量%未満では
架橋度が不十分で耐衝撃性、成形品外観が劣る傾向があ
り、20重量%を超えると架橋度が過剰となり、耐衝撃
性が低下する傾向がある。炭素数1〜13のアルキル基
を有するアクリル酸エステルとしてはエチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレ
ート等があり、このうち、ブチルアクリレートが特に好
ましい。このアクリル酸エステルは全単量体に対して、
好ましくは50〜99.9重量%、特に好ましくは65
〜99.5重量%使用される。50重量%未満では耐衝
撃性が低下する傾向がある。アクリル酸エステルと共重
合可能な他の単量体としてはスチレン、アクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、メタクリ
ル酸アルキルエステル(メチルエステル、ブチルエステ
ル等)などがあり、全単量体に対して0〜30重量%、
好ましくは0〜25重量%の範囲で使用される。30重
量%を超えると耐衝撃性が十分に得られなくなる。
【0019】前記複合体ゴムは、前記ジエン系重合体ゴ
ムの存在下に前記した多官能性単量体、炭素数1〜13
のアルキル基を有するアクリル酸エステル及び必要に応
じてこれらと共重合可能な他の単量体を配合してなる重
合性単量体を共重合させて得られる。ジエン系重合体と
重合性単量体は前者/後者の比が重量比で好ましくは5
/95〜40/60、特に好ましくは20/80〜35
/65の割合で使用される。この比が5/95未満で
は、耐衝撃性、成形品外観が劣る傾向があり、40/6
を超えると耐候性が劣る傾向がある。また、複合体ゴム
は、重合性単量体の重合率が好ましくは50〜93重量
%、特に好ましくは55〜75重量%の範囲で重合を停
止させて得られるゴム状樹脂組成物であるのが特に好ま
しい。このようなゴム状樹脂組成物を使用して得られる
グラフト共重合体を使用すると、耐衝撃性及び耐熱性の
点で好ましい。すなわち、重合率が93重量%を超える
と耐衝撃性向上効果が低下しやすく、50重量%未満で
は耐熱性が低下しやすくなる。複合体ゴムの製造に使用
される重合性単量体の組成は前記アクリルゴムの製造と
同様にされる。
【0020】前記アクリルゴム及び複合体ゴムを製造す
るための重合は公知の乳化重合法によって行うことがで
きる。この乳化重合において重合開始剤としては過硫酸
カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウムなど
の過硫酸塩、キュメンハイドロパーオキサイド等の水溶
性過酸化物、これらとレドックス系を形成する化合物と
の組み合わせなどを使用し、乳化剤としては、アニオン
系、カチオン系、又はノニオン系の界面活性剤が使用で
き、特にアニオン系界面活性剤が好ましい。
【0021】グラフト共重合体(B)の製造に使用され
る芳香族ビニル化合物は、共重合体(A)の製造に使用
されるものと同様のものが使用され、シアン化ビニル化
合物としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル
等があり、必要に応じて使用される他の共重合可能な単
量体のうち、メタクリル酸エステル及びアクリル酸エス
テルとしては共重合体(A)の製造に使用されるものと
同様のものが使用できる。
【0022】次に(C)成分のグラフト共重合体(以
下、「グラフト共重合体(C)」という)について説明
する。グラフト共重合体(C)はグラフト共重合体
(B)に比し、ゴム状重合体の比率が大きく、本発明に
係る熱可塑性樹脂組成物の耐衝撃性向上のために用いら
れる。グラフト共重合体(C)の製造に使用されるゴム
状重合体とグラフト重合させる単量体は、各々、30〜
80重量%、好ましくは40〜70重量%及び70〜2
0重量%、好ましくは60〜30重量%使用される。ゴ
ム状重合体が30重量%未満では耐衝撃性が低下し、8
0重量%を超えると耐熱性が低下する。
【0023】グラフト重合させる単量体は、芳香族ビニ
ル化合物60〜80重量%、好ましくは65〜78重量
%及びシアン化ビニル化合物20〜40重量%、好まし
くは20〜35重量%を含み、必要に応じてメタクリル
酸エステル、アクリル酸エステル、酢酸ビニル等の他の
共重合可能な単量体を全単量体に対して好ましくは30
重量%以下、特に好ましくは25重量%以下、含んでい
てもよい。以上の単量体は総計が100重量%になるよ
うに調整される。芳香族ビニル化合物が少なすぎたり、
シアン化ビニル化合物が多すぎると流動性が低下しやす
くなる。芳香族ビニル化合物が多すぎたり、シアン化ビ
ニル化合物が少なすぎると、耐衝撃性が低下しやすくな
る。
【0024】上記ゴム状重合体、芳香族ビニル化合物、
シアン化ビニル化合物及びその他の共重合可能な単量体
として使用するものは、前記グラフト共重合体(B)に
おけるものと同一であるり、また、好ましいものとして
使用し得るものも同一である。なお、グラフト共重合体
(B)及び(C)のいずれも、それらのアセトン可溶分
の重量平均分子量が5万乃至30万であるのが好まし
い。これらのグラフト共重合体のアセトン可溶分の重量
平均分子量が小さすぎると耐衝撃性が低下する傾向があ
り、大きすぎると成形加工性が低下する傾向がある。
【0025】前記した共重合体(A)、グラフト共重合
体(B)及びグラフト共重合体(C)は、共重合体
(A)10〜80重量%、好ましくは20〜70重量%
及びグラフト共重合体(B)とグラフト共重合体(C)
の合計90〜20重量%、好ましくは80〜30重量%
であって、グラフト共重合体(B)/グラフト共重合体
(C)の比が重量比で1/99〜99/1、好ましくは
10/90〜95/5になるように配合され、本発明に
係る耐熱性衝撃性熱可塑性樹脂組成物が得られる。共重
合体(A)が10重量%未満では、耐熱性が低下し、8
0重量%を超えると流動性及び耐衝撃性が低下する。ま
た、グラフト共重合体(B)/グラフト共重合体(C)
の比が重量比で、1/99未満では耐熱性が低下しやす
くなり、99/1を超えると耐衝撃性が低下しやすくな
る。
【0026】
〔共重合体(A)の製造〕
製造例1 (共重合体(A−1)の合成)反応器にイオン交換水2
00重量部を仕込み窒素置換後60℃に加熱した後、ラ
ウリル硫酸ナトリウム2重量部、t−ドデシルメルカプ
タン0.4重量部を仕込み、10分間撹拌し、t−ドデ
シルメルカプタンを乳化させた。次に、過硫酸カリウム
0.15重量部及び亜硫酸ナトリウム0.015重量部
を仕込み、N−フェニルマレイミド20重量%、α−メ
チルスチレン60重量%、アクリロニトリル20重量%
からなる単量体100重量部を3時間にわたって連続的
に滴下し滴下終了後60℃で1時間、80℃で2時間重
合した。重合終了後、ガスクロマトグラフィーで重合率
を求めたところ98%であった。また、この共重合体の
重量平均分子量(Mwと略称する。ゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィー測定、標準ポリスチレン換算、以
下同じ)は12万であった。このラテックスを共重合体
(A−1)とする。
【0027】製造例2 (共重合体(A−2)の合成)反応器にイオン交換水2
00重量部を仕込み窒素置換後60℃に加熱した後、ラ
ウリル硫酸ナトリウム2重量部、t−ドデシルメルカプ
タン0.5重量部を仕込み、10分間撹拌し、t−ドデ
シルメルカプタンを乳化させた。次に、過硫酸カリウム
0.14重量部及び亜硫酸ナトリウム0.028重量部
を仕込み、N−フェニルマレイミド41重量%、α−メ
チルスチレン28重量%及びメチルメタクリレート31
重量%からなる単量体100重量部を3時間に渡って連
続的に滴下し、滴下終了後60℃で1時間、80℃で2
時間重合した。得られた共重合体はMwが12万であ
り、重合率は98%であった。このラテックスを共重合
体(A−2)とする。
【0028】製造例3 (共重合体(A−3)の合成)メチルメタクリレートの
かわりにメチルアクリレートを用いたこと以外は製造例
2に準じて行い、共重合体(A−3)を得た。得られた
共重合体はMwが12万であり、重合率は98%であっ
た。
【0029】製造例4 (共重合体(A−4)の合成)N−フェニルマレイミド
41重量%を29重量%に、α−メチルスチレン28重
量%を20重量%に及びメチルメタクリレート31重量
%を51重量%に変更したこと以外は製造例2に準じて
行い、共重合体(A−4)を得た。得られた共重合体は
Mwが12万であり、重合率は98%であった。
【0030】製造例5 (共重合体(A−5)の合成)t−ドデシルメルカプタ
ンを単量体に溶解して滴下したこと以外は製造例2に準
じて行い、共重合体(A−5)を得た。得られた共重合
体は、Mwが12万、重合率は98%であった。
【0031】製造例6 (共重合体(A−6)の合成)N−フェニルマレイミド
41重量%を50重量%に、α−メチルスチレン28重
量%を40重量%に及びメチルメタクリレート31重量
%を10重量%に変更したこと以外は製造例2に準じて
行い、共重合体(A−6)を得た。得られた共重合体は
Mwが13万、重合率は99%であった。
【0032】製造例7 (共重合体(A−7)の合成)N−フェニルマレイミド
41重量%を30重量%に、α−メチルスチレン28重
量%を10重量%に及びメチルメタクリレート31重量
%を60重量%に変更したこと以外は製造例2に準じて
行い、共重合体(A−7)を得た。重合率は96%であ
った。
【0033】〔ゴムラテックスの製造〕 製造例8 窒素置換した反応器にイオン交換水240重量部、オレ
イン酸カリウム1.0重量部、ポリブタジエンラテック
ス30重量部(固形分)、アクリル酸ブチル70重量
部、トリアリルイソシアヌレート1.4重量部、過硫酸
カリウム0.04重量部、及び亜硫酸ナトリウム0.0
04重量部を加え、窒素置換後昇温し、60〜65℃で
4時間重合させたのち冷却して重合を停止させた。この
ときのラテックスの固形分から求めた重合率は67%で
あった。これをゴムラテックス(D)とする。
【0034】〔グラフト共重合体(B)の製造〕 製造例9 (グラフト共重合体(B−1)の合成)反応器にイオン
交換水200重量部、ゴムラテックス(D)を固形分で
(未反応モノマーを含む)5重量部、α−メチルスチレ
ン70重量%、アクリロニトリル30重量%からなる単
量体混合物95重量部、t−ドデシルメルカプタン0.
8重量部を仕込み、窒素置換した後、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム1重量部、過硫酸カリウム0.1
5重量部を仕込み、60℃で3時間、90℃で2時間重
合した。重合終了後ガスクロマトグラフにより重合率を
求めたところ、98%であった。また、この重合体のア
セトン可溶分のMwは9万8千であった。
【0035】製造例10 (グラフト共重合体(B−2)の合成)α−メチルスチ
レン70重量%及びアクリロニトリル30重量%を、α
−メチルスチレン60重量%、アクリロニトリル20重
量%及びメチルメタクリレート20重量%としたこと以
外は製造例9に準じてグラフト共重合体(B−2)を得
た。重合率は98%であった。
【0036】〔グラフト共重合体(C)の製造〕 製造例11 (グラフト共重合体(C−1)の合成)反応容器にイオ
ン交換水240重量部、オレイン酸カリウム1.0重量
部、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート0.
14重量部、ゴムラテックス(D)60重量部(固形
分、未反応モノマーを含む)、スチレン28重量部、ア
クリロニトリル12重量部、キュメンハイドロパーオキ
サイド0.14重量部およびt−ドデシルメルカプタン
0.16重量部を加え、窒素置換後昇温し、65℃で6
時間、90℃で2時間重合した。重合後のラテックスの
固形分から重合率を計算したところ95%であった。こ
のラテックスをグラフト共重合体(C−1)とする。こ
れのアセトン可溶分のMwは14万であった。
【0037】製造例12 (グラフト共重合体(C−2)の合成)ゴムラテックス
(D)の代わりに、製造例8において重合率90%まで
反応させ、この時点で90℃に昇温し、更に2時間重合
させ重合率98%になるまで反応させて得られたゴムラ
テックスを使用したこと以外は製造例11に準じて行っ
た。得られたラテックスをグラフト共重合体(C−2)
とする。重合率は96%で、グラフト共重合体(C−
2)のアセトン可溶分のMwは14万であった。
【0038】製造例13 (グラフト共重合体(C−3)の合成)ゴムラテックス
(D)をブタジエンゴム(住友ノーガタック製、商品名
SN−800、ラテックス)に変更したこと以外は製造
例11に準じて行った。得られたラテックスをグラフト
共重合体(C−3)とした。重合率は96%で、グラフ
ト共重合体(C−3)のアセトン可溶分のMwは13万
であった。
【0039】製造例14 (グラフト共重合体(C−4)の合成)ゴムラテックス
(D)の代わりに、製造例8においてブタジエンゴムを
使用せずに得られたゴムラテックスを使用したこと以外
は製造例11に準じて行った。得られたラテックスをグ
ラフト共重合体(C−4)とした。重合率は97%であ
った。
【0040】以上において、ガスクロマトグラフィーに
より重合率を求めるには、ラテツクスを一部採取し、こ
れをジメチルホルムアミドに添加して溶解し、ガスクロ
マトグラフィー分析に供し、検量線と照合した量から求
めた。ラテックスの固形分からの重合率は、ラテックス
の一部をとり、加熱して残存モノマー及び水を揮発させ
て固形分(重量%)を求め、この値(a)から、次式に
よって求めた。
【0041】
【数1】 ただし、不揮発分とは仕込み組成中、仕込み時に揮発し
ないもので、樹脂、乳化剤、重合開始剤等を含む。
【0042】実施例1〜10及び比較例1〜3 得られた共重合体(A)、グラフト共重合体(B)及び
グラフト共重合体(C)の各ラテツクスを表1及び表2
に示す配合で混合した。つぎに、カリミョウバンで凝固
した後脱水、乾燥した。得られた樹脂粉を押出機でペレ
ット化し、さらに射出成形機で成形した。成形品の物性
測定結果を表1及び表2に示した。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】表1及び表2からわかるように、共重合体
(A)として共重合体(A−5)を用いた比較例1は耐
熱性及び耐衝撃性が低く、実用に供することができな
い。共重合体(A)として共重合体(A−6)を用いた
比較例2は、耐衝撃性及び流動性が著しく低く、実用に
供することができない。また、共重合体(A)として共
重合体(A−7)を用いた比較例3は耐熱性が著しく低
く実用に供することができない。また、グラフト共重合
体(C)としてグラフト共重合体(C−2)を用いた実
施例8は耐熱性および流動性に優れるが、耐衝撃性がや
や劣る傾向を示す。
【0046】
【発明の効果】請求項1乃至4における熱可塑性樹脂組
成物は、グラフト共重合体(グラフト共重合体(B)及
び(C))とN−置換マレイミド系共重合体(共重合体
(A))が良好に相溶しており、該組成物は耐熱性、耐
衝撃性及び流動性が優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 勇 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 高亀 寿 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 真下 清孝 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)連鎖移動剤と乳化剤を加えて予め
    乳化した水溶液に、N−アリールマレイミド10〜60
    重量%、芳香族ビニル化合物16〜65重量%並びにシ
    アン化ビニル化合物、アクリル酸エステル及び/又はメ
    タクリル酸エステル60〜15重量%を含む単量体と重
    合開始剤を添加して共重合反応を行うことにより得られ
    るN−アリールマレイミド系共重合体、(B)ゴム状重
    合体1〜15重量部の存在下に、芳香族ビニル化合物5
    0〜85重量%及びシアン化ビニル化合物15〜50重
    量%を含む単量体混合物85〜99重量部を重合させて
    得られるグラフト共重合体並びに(C)ゴム状重合体3
    0〜80重量部の存在下に、芳香族ビニル化合物60〜
    80重量%及びシアン化ビニル化合物20〜40重量%
    を含む単量体混合物70〜20重量部を重合させて得ら
    れるグラフト共重合体を含有してなり、(A)成分は1
    0〜80重量%、(B)成分と(C)成分の合計は90
    〜20重量%であって、(B)成分/(C)成分の比が
    重量比で1/99〜99/1であるように配合してなる
    熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ゴム状重合体がジエン系ゴム、エチレン
    −プロピレンゴム及び/又はアクリルゴムである請求項
    第1項記載の熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 ゴム状重合体が多官能性単量体0.1〜
    20重量%、炭素数1〜13のアルキル基を有するアク
    リル酸エステル50〜99.9重量%及びこれと共重合
    可能な他のビニル化合物0〜30重量%を全体が100
    重量%になるように配合した重合性単量体95〜60重
    量部を、ジエン系重合体5〜40重量部の存在下に重合
    し、重合率が50〜93重量%の範囲で重合を停止させ
    て得られるゴム状樹脂組成物である請求項第1項記載の
    熱可塑性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 多官能性単量体がトリアリルイソシアヌ
    レート及び/又はトリアリルシアヌレートである請求項
    第3項記載の熱可塑性樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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