JPH0853528A - アリールアミノシラン末端キヤツプドウレタンのシーラント - Google Patents

アリールアミノシラン末端キヤツプドウレタンのシーラント

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JPH0853528A JP7104625A JP10462595A JPH0853528A JP H0853528 A JPH0853528 A JP H0853528A JP 7104625 A JP7104625 A JP 7104625A JP 10462595 A JP10462595 A JP 10462595A JP H0853528 A JPH0853528 A JP H0853528A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アリールアミノイソブチルシラン、例えば、
3−(N−フェニル)アミノイソブチルジメトキシメチ
ルシランおよび3−(N−フェニル)アミノイソブチル
ジエトキシメチルシラン、およびこれらのシランで末端
キャップされた室温(湿気)硬化性ウレタンポリマー
は、アリールイソブチルアミノシランを、典型的にはジ
イソシアネートおよびイソシアネート末端ポリオールか
らなる、ウレタンプレポリマーと反応させることによっ
て製造される。 【効果】 前記ポリマーから作られたシーラントは、広
い範囲のプレポリマーの分子量およびNCO/OH比に
わたって高い伸び率および低い弾性率を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規なアリールアミノイソブチ
ルシラン、アリールアミノイソブチルシラン末端キャッ
プドウレタンポリマー、およびそれらを使用して製造さ
れたシーラントに関する。
【0002】過去において、ウレタンプレポリマーは、
イソシアネート基の一部分またはすべてを種々の有機シ
ランで末端キャッピングすることによって、それらの性
質を改良または調節するように変性されてきている。し
かしながら、シラン末端キャップドウレタンは、典型的
にはシーラントとして使用され、かなりの延伸および圧
縮を必要とする用途において使用するためには不十分な
伸び率および柔軟性をしばしば示す。硬化したとき、改
良された伸び率、改良された柔軟性、およびより低い弾
性率をもつシーラントを形成する、改良され変性された
ウレタンポリマーおよびこのようなポリマーを含有する
シーラント組成物が要求されている。
【0003】アミノアルキルシランのいくつかの調製物
は従来発表されてきているが、アリールアミノイソブチ
ルシランの製造は従来開示されてきていない。アリール
アミノアルキルシランを含有する組成物およびそれらか
ら得られたポリマーはバイレイ(Bailey)および
パイク(Pike)へのカナダ国特許第688,662
号に開示され、ここでアルキル基は−(CH2n−であ
りそして分枝鎖を含有しなかった。これらの化合物はガ
ラス布ならびにより通常の天然および合成の繊維の染色
に使用できる、シリコン含有染料の製造における中間体
として有用であると開示された。
【0004】米国特許第2,971,864号におい
て、スペイアー(Speier)はアミノアルキルシラ
ンおよびそれらでガラスを染色する方法を開示した。オ
ルガノ基が6:1より小さい炭素/窒素比を有する1価
のポリアミノ炭化水素基である、ある数のトリアルコキ
シモノオルガノシランが開示されており、これらは3−
[N−(2−アミノエチル)アミノ]イソブチルトリメ
トキシシラン、H2NCH2CH2NHCH2CH(C
3)CH2Si(OCH33を包含した。パイク(Pi
ke)およびモアハウス(Morehouse)は、米
国特許第3,033,815号において、繊維材料、と
くに熱硬化性樹脂と組み合わせて使用されるガラス繊維
材料のためのサイズ剤として有用である、同様な構造の
3−[N−(2−アミノエチル)アミノ]イソブチルジ
エトキシメチルシランを開示した。米国特許第3,04
6,295号において、リサンケ(Lisanke)お
よびバイレイ(Bailey)は、ガラス布積層体の製
造において使用されるガラス布のためのサイズ剤として
有用であるとして開示された他の化合物の中で3−[N
−(2−アミノエチル)アミノ]イソブチルトリエトキ
シシランの製造を開示した。リサンケ(Lisank
e)およびパイク(Pike)は、ドイツ国特許第1,
152,095号において、強化用ガラスおよびガラス
繊維の染色における顔料結合剤中に使用するための3−
[N−(2−アミノエチル)アミノ]イソブチルトリエ
トキシシランの製造を開示した。
【0005】前述したように、ウレタンプレポリマーは
種々のオルガノシランでイソシアネート基の一部分また
はすべてを末端キャッピングして、イソシアネートを最
小に示すか、あるいはまったく示さないシラン末端キャ
ップドウレタンを生成するように、それらの官能性を調
節するように変性されてきている。例えば、ブロード
(Brode)およびコンテ(Conte)への米国特
許第3,632,557号において、第一および第二脂
肪族アミノシランでポリウレタンプレポリマーを完全に
末端キャッピングして、室温硬化性のシリコン末端ポリ
マーを製造することが開示された。米国特許第3,97
9,344号において、ブリアント(Bryant)お
よびウェイス(Weis)は、少量の3−(N−2−ア
ミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシランを加硫
性シリコン末端ポリウレタンポリマーと配合して、金属
およびガラスのプライマー組成物において有用な、改良
された硬化速度を有する、室温硬化性シリコン末端シー
ラント組成物を製造することを開示した。ブリアント
(Bryant)らは、米国特許第4,222,925
号において、高い強度の強化用カーボンブラック充填
剤、および、必要に応じて湿気硬化性触媒、例えば、ジ
ブチル錫ジアセテートを添加して、米国特許第3,97
9,344号に記載されているものと同一の組成物を開
示した。
【0006】バーガー(Berger)らへの米国特許
第4,374,237号において、2つのトリアルコキ
シシラン基を有する第二アミン含有シランモノマーと反
応した末端イソシアネート基の少なくとも一部分を有す
る、硬化性イソシアネート末端ポリウレタンプレポリマ
ーが開示された;これらの化合物は増強された湿式接着
を有するシーラント組成物において有用であるとして開
示された。ヒューバー(Huber)ら、米国特許第
4,474,933号において、式 R1−NH−R2−Si(R3n(OR43-n ここでR1=Hまたはアルキル、シクロアルキル、アリ
ール、アラルキル、または部分−R2−Si(R3
n(OR43-n;R2=C1−C5アルキレン;R3=メチ
ルまたはエチル;R4=アルキルまたは5個までの炭素
原子を有するアルコキシアルキレン;そしてn=0、1
または2、のシランで部分的に末端キャップされたヒド
ロキシル基を含有する流動性ポリマーから作られた架橋
性ウレタン樹脂混合物を液体状態で室温または適度に上
昇した温度において加工し、塗被として適用し、次いで
架橋により実質的により高いコンシステンシーの状態に
転化し、こうして有機溶剤の使用を最小とすることがで
きることを開示した。
【0007】他のシリコン末端キャップドウレタンプレ
ポリマーおよびシーラントは次の特許に開示された:セ
イター(Seiter)への米国特許第3,627,7
22号は、−Si(OR)3(式中Rは低級アルキルで
ある)で末端ブロックされた末端イソシアネート基を有
意な百分率で、好ましくは100%より小さい比率で含
有するポリウレタンのシーラント、例えば、アルキルア
ミノアルキルトリアルコキシシラン、メルカプトアルキ
ルトリアルコキシシラン、およびアリールアミノアルキ
ルトリアルコキシシランを開示した;バロン(Barr
on)およびターク(Turk)への米国特許第4,0
67,844号は、NCO末端の一部分がある種のアミ
ノシランと(またはメルカプトシランとモノエポキシド
との反応の残留物と、あるいはエポキシシランと第二ア
ミンとの反応の残留物と)反応した、硬化性ポリウレタ
ンポリマーを開示した;リズク(Rizk)らへの米国
特許第4,345,053号は、末端活性水素原子を有
するポリウレタンプレポリマーと末端イソシアネート基
およびシリコンに結合した少なくとも1つの加水分解可
能なアルコキシ基を有するイソシアナトオルガノシラン
との反応により製造された湿気硬化性シリコン末端ポリ
マーを開示した;そしてリズク(Rizk)およびヒシ
エ(Hsieh)への米国特許第4,625,012号
は、末端イソシアネート基を有しかつシリコンに結合し
た少なくとも1つの加水分解可能なアルコキシ基をもつ
シラン基を有する、シラノ基が連鎖に対してペンダント
であることができる、湿気硬化性ポリウレタンポリマー
を開示した。
【0008】シラン末端キャップドウレタンのシーラン
トは、かなりの延伸および圧縮を必要とする用途におい
て有用であるためには不十分な伸び率および柔軟性をし
ばしば示す。これらの問題を克服するために、ポール
(Pohl)およびオステルホルツ(Osterhol
tz)への米国特許第4,645,816号は、1つの
ジアルコキシシラン基および少なくとも1つの活性水素
をもつオルガノ官能性基を有するシランモノマーと反応
した末端イソシアネート基を有する、室温、湿気硬化
性、シラン末端ポリウレタンポリマーを開示した。これ
らのポリマーを架橋して、改良された伸び率および柔軟
性をもつエラストマーのポリマーを製造した。
【0009】よりすぐれた伸び率、弾性、および柔軟性
を示す、シラン末端キャップドウレタンのシーラントを
得ることは有用であろう。
【0010】本発明の目的は、シラン末端キャップド、
とくにシラン末端ウレタンポリマーの新規なクラスを提
供することである。
【0011】本発明の他のかついっそう特定の目的は、
改良された伸び率、改良された柔軟性、およびより低い
弾性率を示す、シランで末端キャップされた、室温硬化
性ウレタンポリマーおよびこのようなポリマーを含有す
るシーラント組成物を提供することである。
【0012】これらおよび他の目的は、式 Ar−NHCH2CH(CH3)CH2Si(CH3)(O
R)2 式中Arはアリール基、例えば、フェニル、ナフチル、
トリル、スチリル、およびそれらの混合物であり、そし
てRはC1−C6、好ましくはC1−C4アルキル基であ
る、の新規なアリールアミノイソブチルシラン化合物を
提供する本発明により達成される。ある好ましい態様に
おいて、Ar基はフェニルであり、そしてR基はメチル
またはエチル基である。シランの例は次のものを包含す
るが、これらに限定されない:N−フェニルアミノイソ
ブチルジメトキシメチルシランおよびN−フェニルアミ
ノイソブチルメチルジエトキシシラン。
【0013】加硫性アリールアミノアルキルシラン末端
キャップドポリウレタンポリマーは、イソシアネート含
有ポリウレタンプレポリマー(ペンダントおよび/また
は末端のイソシアネート基を有する)を新規なアリール
アミノイソブチルシラン化合物と反応させることによっ
て製造される。プレポリマーは、有機ジ−またはポリ−
イソシアネートをポリオールまたはポリオールの組み合
わせと触媒の存在下に反応させることによって製造され
る。典型的には、イソシアネートは、ジイソシアネー
ト、例えば、2,4−トルエンジイソシアネート、2,
6−トルエンジイソシアネート、4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、およびジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソ
シアネートを1つの態様において使用する。
【0014】トリイソシアネート、例えば、商標Des
modur NR(マイルス・インコーポレーテッド
(Miles,Inc.)から入手した)で販売されて
いる3モルのヘキサメチレンジイソシアネートおよび1
モルの水との3官能性反応生成物を、また、混入するこ
とができる。例えば、1つの態様において、約191の
当量、約22%のNCO含量、および20℃において
8,000〜15,000mPaの粘度を有するDes
modur NR−100を使用する。他の態様におい
て、Desmodur NR−75(約255の当量、
約16.5%のNCO含量、および20℃において10
0〜250mPaの粘度を有する)、Desmodur
R−3200(約181の当量、約23.1%のN
CO含量、および20℃において2,000〜3,50
0mPaの粘度を有する)、Desmodur NR
3300(約195の当量、約21.5%のNCO含
量、および20℃において3,000〜7,000mP
aの粘度を有する)およびDesmodur NR−3
390(約216の当量、約19.4%のNCO含量、
および20℃において500〜1,500mPaの粘度
を有する)、またはそれらの混合物を使用する。
【0015】ポリオールの例は、ポリオキシアルキレン
ジオール、ポリオキシアルキレントリオール、ポリテト
ラメチレングリコール、ポリカプロラクトンジオール、
およびポリカプロラクトントリオール(好ましくは50
0〜6000の分子量を有する)を包含する;約100
0〜2000の当量を有するポリプロピレングリコール
をある態様において使用する。反応のための触媒は、例
えば、ジアルキル錫ジカルボキレート、第三アミン、お
よびカルボン酸の第一錫塩を包含する;ジブチル錫ジラ
ウレートを1つの態様において使用する。
【0016】この分野において知られているように添加
の順序および化学量論を変化させることによって、ペン
ダントイソシアネート基、末端イソシアネート基、また
はペンダントおよび末端の両者のイソシアネート基をも
つプレポリマーを製造することができる。例えば、トリ
オールを過剰のイソシアネートと反応させてトリイソシ
アネートを生成することができる。このトリイソシアネ
ートを反応混合物の中に混入してペンダントイソシアネ
ート基を得ることができる。こうして、ここにおいて使
用するとき、用語「末端キャップド」ポリマーはイソシ
アネート含有ポリウレタンプレポリマーをシランと反応
させることによって製造されたものを包含し、そしてイ
ソシアネート基はペンダント、末端、またはそれらの混
合物であることができる。イソシアネート末端ポリウレ
タンプレポリマーをある態様において使用する。
【0017】改良された伸び率、改良された柔軟性およ
びより低い弾性率を示すシーラントは、アリールアミノ
シラン末端キャップドウレタンポリマーを充填剤、例え
ば、炭酸カルシウム、粘土、タルク、またはヒュームド
シリカおよび触媒を混合および加熱することによって製
造される。典型的な炭酸カルシウム充填剤は約0.05
〜約10ミクロンの粒度を有する;約0.07〜約1ミ
クロンの粒度はある態様において使用される。好ましい
触媒は、前述のもの、すなわち、ジアルキル錫ジカルボ
キレート、第三アミン、およびカルボン酸の第一錫塩で
ある。ジブチル錫ジラウレートを1つの態様において使
用する。
【0018】また、加硫性アリールアミノシラン末端キ
ャップドウレタンポリマーを製造する方法を開示する。
【0019】本発明は、ジアルコキシアリールアミノイ
ソブチルシラン末端キャップドウレタンポリマーおよび
それらを使用して製造されたシーラントは、改良された
伸び率および柔軟性ならびにより低い弾性率を示し、そ
して普通のアミノシラン末端キャップドウレタンポリマ
ーを使用して製造したシーラントより速く硬化する。本
発明のシランは、式 Ar−NHCH2CH(CH3)CH2Si(CH3)(O
R)2 式中Arはアリール基、例えば、フェニル、ナフチル、
トリル、スチリルなど、およびそれらの混合物であり、
そしてRはC1−C6、好ましくはC1−C4アルキル基で
ある、の新規なアリールアミノイソブチルシランであ
る。代表的なシランは、構造式 C65NHCH2CH(CH3)CH2Si(CH3)(O
CH32 を有する3−(N−フェニル)アミノイソブチルメチル
ジメトキシシランおよび構造式 C65NHCH2CH(CH3)CH2Si(CH3)(O
CH2CH32 を有する3−(N−フェニル)アミノイソブチルメチル
ジエトキシシランである。これらの新規なシランは、3
−クロロイソブチルメチルジアルコキシシランをアリー
ルアミンと高温において反応させることによって製造さ
れる。合成の例は後述する。
【0020】「アリール基」は、芳香族化合物、すなわ
ち、1または2以上の不飽和炭素環を有するアレンから
水素原子を除去することによって得られる基を意味す
る。本発明の実施において有用な典型的なアリール基
は、6(ベンゼンに基づく)または10(ナフタレンに
基づく)個の炭素原子の芳香族主鎖を有する。アリール
の例は、フェニル、ナフチル、トリル、スチリルおよび
それらの混合物である。フェニル基はある態様において
好ましい。
【0021】加硫性アリールアミノアルキルシラン末端
キャップドポリウレタンポリマーは、イソシアネート含
有ポリウレタンプレポリマーを本発明の新規なアリール
アミノシランとさせることによって製造される。イソシ
アネート基は、ペンダント、末端、またはペンダントお
よび末端の組み合わせであることができる。
【0022】プレポリマーの典型的な平均分子量は、ゲ
ル透過クロマトグラフィー(GPC)により決定して、
約1.0〜5.0×104の間で変化する。典型的な平
均分子量は約0.5〜4.5×104の間で変化する;
こうして、平均分子量/分子数の典型的な比は約1.0
5〜10の間で変化する。
【0023】本発明において有用なイソシアネート末端
ポリウレタンプレポリマーは、過剰の有機ジ−またはポ
リ−イソシアネートをポリオールまたはポリオールの組
み合わせと少量の触媒の存在下に反応させることによっ
て製造される。反応温度は典型的には60℃〜90℃の
範囲である;反応時間は約〜4時間である。製造の例は
次の節に記載されている。
【0024】イソシアネート−ペンダント材料は、リズ
ク(Rizk)およびヒシエ(Hsieh)(上に引用
した)に記載されているトリイソシアネートの組み込み
により製造することができる。
【0025】適当な有機ジ−および多官能性イソシアネ
ートは、ジイソシアネート、例えば、2,4−トルエン
ジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネー
ト、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−
4,4’−ジイソシアネートチル、DesmodurN
Rトリイソシアネートなど、およびそれらの混合物を包
含する。本発明において使用する好ましいイソシアネー
ト官能性モノマーは、4,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネートである。
【0026】本発明のイソシアネート末端ポリウレタン
プレポリマーの製造において、1または2以上のジオー
ルおよびトリオールを有機ジイソシアネートとの反応に
おいて使用することができる。このようなポリオール
は、2またはそれ以上のヒドロキシルを有し、一般に約
250〜12,000、より狭くは約500〜6000
の間の分子量を有し、そしてポリエーテルまたはポリエ
ステルポリオールであることができる。適当なポリオー
ルは、ポリオキシアルキレンジオール、ポリオキシアル
キレントリオール、ポリテトラメチレングリコール、ポ
リカプロラクトンジオール、およびポリカプロラクトン
トリオールなどを包含する。本発明において使用する好
ましいポリオールは、約500〜4000、より狭くは
約1000〜2000の間の当量をもつポリプロピレン
グリコールである。
【0027】前述のポリウレタンプレポリマーの製造に
おいて使用する適当な触媒は、ジアルキル錫ジカルボキ
レート、例えば、ジブチル錫ジラウレートおよびジブチ
ル錫ジアセテート、第三アミン、カルボン酸の第一錫
塩、例えば、オクタン酸第一錫および酢酸第一錫などで
ある。本発明において使用する好ましい触媒はジブチル
錫ジラウレートである。
【0028】本発明において有用なイソシアネート末端
ポリウレタンプレポリマーを製造するために、ヒドロキ
シル(−OH)当量(基)に関して少なくともわずかに
モル過剰の−NCO当量(基)を使用して、ポリマー鎖
をイソシアネート基で停止する。NCO/OHの好まし
いモル比は、ポリオールの選択に依存して約1.2〜約
4.0である。約1.4〜2.0のモル比をある態様に
おいて使用する。ポリオールの当量は典型的には約50
0〜6000の間で変化する。
【0029】本発明の加硫性アリールアミノイソブチル
シラン末端キャップドウレタンポリマーは、1種または
2種以上のアリールアミノイソブチルシランを1種また
は2種以上のイソシアネート含有ポリウレタンプレポリ
マーと前述したように反応させることによって製造され
る。過剰、典型的には約5%〜25%、好ましくは約5
%〜10%過剰のシラン材料を使用して、プレポリマー
上のすべてのイソシアネート基および残留する遊離イソ
シアネートモノマーの完全な反応を保証する。好ましく
は、5%より少ない、より好ましくは1%より少ない、
なおより好ましくは本質的に0%の未反応のイソシアネ
ート基が存在すべきである。
【0030】反応は好ましくは湿気の不存在下にかつ約
80〜90℃の温度において少量の触媒を使用して実施
する。この反応はイソシアネート分析がゼロ濃度を示す
とき完結する。シラン−ペンダント材料はイソシアネー
トペンダントプレポリマーから製造するか、あるいは少
なくとも1つのシラン構造を含有する安定な前もって反
応させたジイソシアネートの混入により製造することが
できる。本発明の利点は、シリル化ウレタンが容易に製
造されそしてシランとイソシアネートとの間のコントロ
ールされた一定の反応を示すことである。
【0031】シラン末端キャップドポリウレタンポリマ
ー、充填剤、例えば、粘土、タルク、ヒュームドシリ
カ、または炭酸カルシウム、および反応を加速しようと
する場合、1種または2種以上の触媒からなるシーラン
トを製造する。典型的には、シーラントはシラン末端キ
ャップドポリウレタンポリマー、非反応性充填剤、例え
ば、炭酸カルシウムおよび触媒を混合しそして、例え
ば、モルテニ・プラニマックス(Molteni Pl
animax)GIIRミキサー中で約40〜60℃に
約60〜90分間加熱することによって製造される。
【0032】本発明において有用な適当な炭酸カルシウ
ム充填剤は、種々の異なる粒度で処理されているか、あ
るいは非処理であることができる。好ましい炭酸カルシ
ウム充填剤は、約0.05〜10ミクロンの粒度の処理
された材料である。ある態様において、約0.07ミク
ロン〜1ミクロンの大きさを有する充填剤を使用する。
充填剤はポリマーの100部につき100部までを構成
することができる。
【0033】適当な触媒はポリウレタンプレポリマーの
製造について前述の触媒と同一である。触媒の使用量は
ポリマーの100部につき約0.1〜3部である。遅い
速度の硬化を望む場合、触媒を使用しない。
【0034】混合後、シーラントは典型的には約23
℃、50%の湿度において7日間そして37℃、95%
の湿度においてさらに7日間硬化される。次いで、引張
り、引裂き、および伸びの試験により、アメリカン・ソ
サイアティ・フォー・テスティング・アンド・マティー
リアルズ(American Society for
Testing and Materials)(A.
S.T.M.)の方法D412およびD624を使用し
て、硬化したシーラントの物理的性質を決定する。
【0035】本発明の加硫性ポリマーは、建築、自動車
のシーム、自動車の風防、または衛生シーラントのため
のシールの用途に有用である。本発明の硬化したポリマ
ーは単独で、あるいはプライマーの助けにより広範な種
類の支持体、例えば、コンクリート、ガラス、木材、ア
ルミニウム、鋼、プラスチック、紙、塗装した表面、リ
ン酸処理した金属、亜鉛めっきした金属、セラミックな
どに強く接着し、こうしてコンクリート、ガラス、また
はアルミニウムのためにことに適する。
【0036】本発明の硬化したポリマーは、前述の米国
特許第4,645,816号に記載されているジアルコ
キシシランを包含する、伝統的なアミノシラン末端ウレ
タンポリマーと比較したとき、ある数の望ましい性質、
例えば、改良された伸び率および柔軟性、より低い弾性
率、改良された弾性回復(ヒステリシス)、およびより
速い硬化を示す。
【0037】本発明のポリマーを使用して製造されたシ
ーラントは、5サイクルの延伸および圧縮後、少なくと
も80%の回復を示すことができるということが本発明
の利点である。ある態様において、A.S.T.M.方
法D412を使用して少なくとも約800%〜1000
%の伸び率および約20%〜40%の100%モジュラ
スが得られる。(比較試験は以後の実施例に記載されて
いる。)改良された伸び率およびより低い弾性率は、例
えば、接合部の膨張および圧縮の間の支持体の界面にお
けるシーラントへの応力を有意に減少し、シーラントの
接着破壊を最小とすることができる。
【0038】
【実施例】以下の実施例は本発明をさらに例示および説
明することを目的とし、そしていかなる面においても限
定的に解釈すべきではない。特記しない限り、すべての
部および百分率は、示した加工の段階における成分の重
量に基づく。
【0039】実施例1 この実施例において、本発明のアリールアミノシランお
よびポリウレタンプレポリマーを製造する。
【0040】3−(N−フェニル)アミノイソブチルジ
メトキシメチルシランを合成するために、まず塩化メタ
リルをジクロロメチルシランで白金を触媒としてヒドロ
シラン化し、次いで生ずる3−クロロ−2−メチルプロ
ピルジクロロメチルシランをメタノールと反応させるこ
とによって、3−クロロ−2−メチルプロピルジメトキ
シシラン(3−クロロイソブチルジメトキシメチルシラ
ン)を製造する。
【0041】加熱マントル、機械的撹拌機、滴下漏斗、
温度計および蒸留ヘッドを装備しかつ窒素で保護され
た、1リットルのフラスコの中に、196.5g(1.
0モル)の3−クロロ−2−メチルプロピルジメトキシ
メチルシラン、232.8g(2.5モル)のアニリン
および0.17gのホウ水素化ナトリウムを添加する。
この混合物を撹拌しながら170℃に加熱し、そして1
時間維持する。この時点において、滴下漏斗から、加熱
された反応混合物に216.0g(1.0モル)の25
%のナトリウムメトキシド/メタノール溶液を5時間か
けて滴々添加し、その間メタノールを蒸留ヘッドを経て
大気圧において除去する。反応混合物を50℃に冷却
し、ヘキサンで希釈し、そして濾過して塩化ナトリウム
を除去する。生ずる生成物の溶液を真空蒸留して、15
6.7g(0.62モル、62%の収率、1トルにおけ
る沸点160℃)の3−(N−フェニルアミノ)−2−
メチルジメトキシメチルシランを製造する。
【0042】50gの3−(N−フェニル)アミノイソ
ブチルジメトキシメチルシラン、0.5gのナトリウム
メトキシド(メタノール中の25%の溶液として)、お
よび100mlのエタノールを250mlのフラスコに
添加することによって、3−(N−フェニル)アミノイ
ソブチルジエトキシメチルシランを製造する。この溶液
を撹拌しながら加熱し、そして過剰のエタノールを混合
物から蒸留する。この方法をさらに2回反復する。この
混合物を真空蒸留して42gの生成物を製造し、核磁気
共鳴吸収分析により3−(N−フェニル)アミノイソブ
チルジエトキシメチルシランであると確証される。
【0043】次にイソシアネートプレポリマーを製造す
る。機械的撹拌機、加熱マントル、温度計、冷却器、お
よび乾燥窒素入口を装備した500mlの反応器に、2
8gの4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)および320.8gの4000の平均分子量
(モルNCO/OH=1.5)をもつポリプロピレング
リコール(PPG)を供給した。反応がまを撹拌しなが
ら50℃に約30分間加熱して、MDIの溶融を確実に
する。次いで1滴(0.05g)のジブチル錫ジラウレ
ートを反応がまに添加する。反応混合物を80〜90℃
に約3時間加熱し、次いで室温に冷却してNCO末端ポ
リウレタンプレポリマーを製造する。そのように形成し
たプレポリマーの小さい試料を取り出し、そしてメチル
エチルケトン中のジブチルアミンの標準化溶液を使用し
てNCO%について滴定する。NCO含量はこの滴定法
を使用して0.7〜0.9モル%であることが分かっ
た。
【0044】実施例2 この実施例は本発明のシラン末端キャップドポリウレタ
ンポリマーおよびシーラントの製造、および他のシーラ
ントとのシーラントの性質の比較を例示する。上の実施
例1のNCO末端ポリウレタンプレポリマーに、撹拌し
ながら、500mlの反応器中において17.5gの3
−(N−フェニル)アミノイソブチルジメトキシメチル
シラン(実施例1)を添加する。反応混合物を90℃に
3時間加熱し、次いで冷却してシラン末端ポリウレタン
ポリマーを製造する。NCO含量は滴定により0.0%
であると決定される。
【0045】本発明のシーラント組成物を製造するため
に、そのように形成した100部のシラン末端ポリウレ
タンポリマーおよび30部の炭酸カルシウムを1パイン
トのモルテニ・プラニマックス(Molteni Pl
animax)GIIRバターフライ・ミキサーに供給
する。この混合物を55℃に窒素ガスで約1時間加熱
し、次いで1部のジブチル錫ジラウレートを混合物に添
加し、次いでさらに15分間混合する。次いでミキサー
を<5mmHgの圧力に約10分間排気する。下にXと
表示するシーラントが得られる。
【0046】比較試験のために、末端キャップドウレタ
ンのシーラントA、B、C、D、E、F、およびGを製
造する。前述したのと同一の製造を使用するが、ただし
試料Aにおいて3−(N−フェニル)アミノイソブチル
ジメトキシメチルシランの代わりに3−(N−フェニ
ル)アミノプロピルトリメトキシシランを使用する;試
料Bにおいて3−アミノプロピルトリメトキシシランを
使用する;試料Cにおいて3−アミノプロピルジメトキ
シメチルシランを使用する;試料Dにおいて3−メルカ
プトプロピルトリメトキシシランを使用する;試料Eに
おいて3−(N−フェニル)アミノプロピルトリメトキ
シシランを使用する;試料Fにおいて3−[N−(n−
ブチル)]アミノプロピルトリメトキシシランを使用す
る;そして試料Gにおいて3−(N−シクロヘキシル)
アミノプロピルトリメトキシシランを使用する。
【0047】次いで、これらの試料の性能特性を本発明
のシーラントが示すものと比較する。A.S.T.M.
方法D412を使用して、各試料について、引張応力、
伸び率、および100%モジュラスを測定する。上で製
造した本発明のシラン末端キャップドポリウレタン(試
料X)および比較試料A、B、C、D、E、F、および
Gの物理的性質の結果を表Iに要約する。
【0048】
【表1】
【0049】上の表に記載するデータが明瞭に示すよう
に、本発明の3−(N−フェニル)アミノイソブチルジ
メトキシメチルシラン末端ポリウレタンポリマーを含有
する硬化したシーラント組成物(試料X)は、他のアミ
ノ−およびメルカプト−含有シラン(試料A〜G)より
もすぐれた弾性および柔軟性ならびにより高い伸び率を
与える。3−(N−フェニル)アミノイソブチルシラン
に基づくシーラントは、上に引用した米国特許第4,6
45,816号に記載されている3−アミノプロピルジ
メトキシメチルシラン(試料C)を包含する、他のシー
ラントに比較して、伸び率および低いモジュラスにおい
てよりすぐれた性能を示す。
【0050】実施例3 この実施例は本発明の他のアリールアミノシラン末端キ
ャップドウレタンのシーラント(下にYと表示する)お
よび他の比較シーラント(下にHと表示する)の製造を
例示する。さらに比較試験をまた実施する。
【0051】実施例1に記載するイソシアネートプレポ
リマーを製造する手順に従い、30gの4,4’−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート(MDI)および25
8.0gの平均分子量4000(モルNCO/OH=
2.0)をもつポリプロピレングリコール(PPG)を
使用する。反応がまを撹拌しながら50℃に約30分間
加熱して、MDIの溶融を確実にする。次いで1滴
(0.005g)のジブチル錫ジラウレートを反応がま
に添加する。反応混合物を80〜90℃に約3時間加熱
し、次いで室温に冷却してNCO末端ポリウレタンプレ
ポリマーを製造する。そのように形成したプレポリマー
の小さい試料を取り出し、そしてメチルエチルケトン中
のジブチルアミンの標準化溶液を使用してNCO%につ
いて滴定する。NCO含量はこの滴定法を使用して約
1.5モル%である。
【0052】このNCO末端ポリウレタンプレポリマー
に、撹拌しながら、500mlの反応器中において2
8.6gの3−(N−フェニル)アミノイソブチルジメ
トキシメチルシランを添加する。反応混合物を90℃に
3時間加熱し、次いで冷却してシラン末端ポリウレタン
ポリマーを製造する。NCO含量は滴定により0.0%
であると決定される。
【0053】シーラント組成物を製造するために、その
ように形成した100部のシラン末端ポリウレタンポリ
マーおよび30部の炭酸カルシウムを1パイントのモル
テニ・プラニマックス(Molteni Planim
ax)GIIRバターフライ・ミキサーに供給する。こ
の混合物を55℃に窒素ガスで約1時間加熱し、次いで
1部のジブチル錫ジラウレートを混合物に添加し、次い
でさらに15分間添加する。次いでミキサーを<5mm
Hgの圧力に約10分間排気してシーラントYを得る。
【0054】次いで同一手順を使用して、18.6gの
3−アミノプロピルジメトキシメチルシランを同一のN
CO末端ポリウレタンプレポリマーに添加して、比較シ
ーラントHを製造する。
【0055】試料CおよびHに対して比較して、シラン
末端キャップドウレタンのシーラントXおよびYの物理
的性質の結果を表IIに記載する。
【0056】
【表2】
【0057】表IIはNCO/OHの関数としてシーラ
ントの性質を示す。NCO/OHが増加するとき、シラ
ンに基づくウレタンポリマーの粘度は減少する。一般
に、NCO/OHがより高くなるほど、伸び率はより低
くなる。試料Yは試料Xに比較して、異なるプレポリマ
ー(モルNCO/OH=1.5ではなく2.0を有す
る)を使用するために、多少より低い伸び率およびより
高い引張強さを示す。しかしながら、比較試料H(Yの
製造に使用したのと同一のプレポリマーを使用して製造
した)は、試料Yに比較して劣った(より低い)伸び率
を示す。前述の試料Cは、比較試料Hよりも多い伸び率
を示すが、モルNCO/OH=1.5を有するプレポリ
マーを使用するときでさえ、試料Yよりなお劣ってい
る。
【0058】上の説明は本発明の実施方法を当業者に教
示することを目的としており、そしてこの説明を読んだ
とき専門家にとって明らかとなるであろう明らかな変更
および変化のすべてを詳述することを意図しない。しか
しながら、すべてのこのような明らかな変更および変化
は特許請求の範囲に規定される本発明の範囲内に包含さ
れることを意図する。特許請求の範囲は、関連する文脈
が反対のことを示さないかぎり、その中で意図する目的
を満足するために有効である特許請求する要素および任
意の配置または順序の工程を包含することを意味する。
【0059】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0060】1.式 Ar−NHCH2CH(CH3)CH2Si(CH3)(O
R)2 式中Arはアリール基でありそしてRはC1−C6アルキ
ル基である、のアリールアミノイソブチルシラン化合
物。
【0061】2.Ar基がフェニル、ナフチル、トリ
ル、スチリル、およびそれらの混合物から成る群より選
択される上記第一項記載の化合物。
【0062】3.Ar基がフェニル基である上記第2項
記載の化合物。
【0063】4.R基がC1−C4アルキル基である上記
第1項記載の化合物。
【0064】5.R基がメチル基およびエチル基から成
る群より選択される上記第3項記載の化合物。
【0065】6.イソシアネート含有ポリウレタンプレ
ポリマーを上記第1項記載の化合物と反応させて製造さ
れたポリマー。
【0066】7.イソシアネート末端ポリウレタンプレ
ポリマーを上記第1項記載の化合物と反応させて製造さ
れたポリマー。
【0067】8.有機ジ−またはポリ−イソシアネート
をポリオールまたはポリオールの組み合わせと触媒の存
在下に反応させることによって、プレポリマーを製造す
る上記第6項記載のポリマー。
【0068】9.イソシアネートがジイソシアネートで
あり、そしてポリオールが約500〜12,000の分
子量を有する上記第8項記載のポリマー。
【0069】10.イソシアネートが2,4−トルエン
ジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネー
ト、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、およびジシクロヘキシルメ
タン−4,4’−ジイソシアネートから成る群より選択
される上記第9項記載のポリマー。
【0070】11.イソシアネートが4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートである上記第10項記載の
ポリマー。
【0071】12.ポリオールがポリオキシアルキレン
ジオール、ポリオキシアルキレントリオール、ポリテト
ラメチレングリコール、ポリカプロラクトンジオール、
およびポリカプロラクトントリオールから成る群より選
択される上記第9項記載のポリマー。
【0072】13.ポリオールが約250〜6000の
当量を有するポリプロピレングリコールである上記第1
1項記載のポリマー。
【0073】14.有機トリイソシアネートをポリオー
ルまたはポリオールの組み合わせと触媒の存在下に反応
させることによって、プレポリマーを製造する上記第8
項記載のポリマー。
【0074】15.トリイソシアネートが3モルのヘキ
サメチレンジイソシアネートと1モルの水との反応生成
物である上記第14項記載の方法。
【0075】16.触媒がジアルキル錫ジカルボキレー
ト、第三アミン、およびカルボン酸の第一錫塩から成る
群より選択される上記第9項記載のポリマー。
【0076】17.触媒がジブチル錫ジラウレートであ
る上記第16項記載のポリマー。
【0077】18.イソシアネート末端ポリウレタンプ
レポリマーと、式 Ar−NHCH2CH(CH3)CH2Si(CH3)(O
R)2 式中Arはフェニル、ナフチル、トリル、スチリル、お
よびそれらの混合物から成る群より選択されるアリール
基であり、そしてRはC1−C6アルキル基である、のシ
ランとの反応生成物からなる加硫性アリールアミノアル
キルシラン末端キャップドポリウレタンポリマー。
【0078】19.Ar基がフェニル基であり、そして
R基がC1−C4アルキル基である上記第18項記載のポ
リマー。
【0079】20.シランがN−フェニルアミノイソブ
チルジメトキシメチルシランおよびN−フェニルアミノ
イソブチルメチルジエトキシシランから成る群より選択
される上記第18項記載のポリマー。
【0080】21.有機ジイソシアネートを約500〜
12,000の分子量を有するポリオールまたはポリオ
ールの組み合わせと反応させることによって、プレポリ
マーを製造する上記第18項記載のポリマー。
【0081】22.イソシアネートが2,4−トルエン
ジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネー
ト、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、およびジシクロヘキシルメ
タン−4,4’−ジイソシアネートから成る群より選択
され、ポリオールがポリオキシアルキレンジオール、ポ
リオキシアルキレントリオール、ポリテトラメチレング
リコール、ポリカプロラクトンジオール、およびポリカ
プロラクトントリオールから成る群より選択され、そし
て触媒がジアルキル錫ジカルボキレート、第三アミン、
およびカルボン酸の第一錫塩から成る群より選択される
上記第21項記載のポリマー。
【0082】23.イソシアネートが4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートであり、ポリオールが約2
50〜6000の当量を有するポリプロピレングリコー
ルであり、そして触媒がジブチル錫ジラウレートである
上記第22項記載のポリマー。
【0083】24.上記第18項記載のポリマーからな
りそしてさらに炭酸カルシウム充填剤および触媒からな
るシーラント。
【0084】25.炭酸カルシウム充填剤が約0.05
〜約10ミクロンの粒度を有する上記第24項記載のシ
ーラント。
【0085】26.触媒がジアルキル錫ジカルボキレー
ト、第三アミン、およびカルボン酸の第一錫塩から成る
群より選択される上記第24項記載のポリマー。
【0086】27.触媒がジブチル錫ジラウレートであ
る上記第26項記載のポリマー。
【0087】28.イソシアネート含有ポリウレタンプ
レポリマーおよび式 Ar−NHCH2CH(CH3)CH2Si(CH3)(O
R)2 式中Arはアリール基でありそしてRはC1−C6アルキ
ル基である、のシランを反応させることからなる加硫性
アリールアミノシラン末端キャップドウレタンポリマー
を製造する方法。
【0088】29.Ar基がフェニル、ナフチル、トリ
ル、スチリル、およびそれらの混合物から成る群より選
択され、そしてR基がC1−C4アルキル基である上記第
28項記載の方法。
【0089】30.有機ジイソシアネートを約500〜
12,000の分子量を有するポリオールまたはポリオ
ールの組み合わせと反応させることによって、プレポリ
マーを製造する上記第29項記載のポリマー。
【0090】31.イソシアネートが2,4−トルエン
ジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネー
ト、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、およびジシクロヘキシルメ
タン−4,4’−ジイソシアネートから成る群より選択
され、ポリオールがポリオキシアルキレンジオール、ポ
リオキシアルキレントリオール、ポリテトラメチレング
リコール、ポリカプロラクトンジオール、およびポリカ
プロラクトントリオールから成る群より選択され、そし
て触媒がジアルキル錫ジカルボキレート、第三アミン、
およびカルボン酸の第一錫塩から成る群より選択される
上記第30項記載のポリマー。
【0091】32.イソシアネートが4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートであり、ポリオールが約2
50〜6000の当量を有するポリプロピレングリコー
ルであり、そして触媒がジブチル錫ジラウレートである
上記第31項記載のポリマー。
【0092】33.上記第28項記載の方法に従い製造
されたアミノシラン末端キャップドウレタンポリマー、
約0.07〜約1ミクロンの粒度を有する炭酸カルシウ
ム充填剤、およびジアルキル錫ジカルボキレート、第三
アミン、およびカルボン酸の第一錫塩から成る群より選
択される触媒からなるシーラント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 3/10 D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 Ar−NHCH2CH(CH3)CH2Si(CH3)(O
    R)2 式中Arはアリール基でありそしてRはC1−C6アルキ
    ル基である、のアリールアミノイソブチルシラン化合
    物。
  2. 【請求項2】 イソシアネート含有ポリウレタンプレポ
    リマーを請求項1の化合物と反応させて製造されたポリ
    マー。
  3. 【請求項3】 イソシアネート末端ポリウレタンプレポ
    リマーを請求項1の化合物と反応させて製造されたポリ
    マー。
  4. 【請求項4】 イソシアネート末端ポリウレタンプレポ
    リマーと、式 Ar−NHCH2CH(CH3)CH2Si(CH3)(O
    R)2 式中Arはフェニル、ナフチル、トリル、スチリル、お
    よびそれらの混合物から成る群より選択されるアリール
    基であり、そしてRはC1−C6アルキル基である、のシ
    ランとの反応生成物からなる加硫性アリールアミノアル
    キルシラン末端キャップドポリウレタンポリマー。
  5. 【請求項5】 請求項4のポリマーからなりそしてさら
    に炭酸カルシウム充填剤および触媒からなるシーラン
    ト。
  6. 【請求項6】 イソシアネート含有ポリウレタンプレポ
    リマーおよび式 Ar−NHCH2CH(CH3)CH2Si(CH3)(O
    R)2 式中Arはアリール基でありそしてRはC1−C6アルキ
    ル基である、のシランを反応させることからなる加硫性
    アリールアミノシラン末端キャップドウレタンポリマー
    を製造する方法。
  7. 【請求項7】 請求項6の方法に従い製造されたアミノ
    シラン末端キャップドウレタンポリマー、約0.07〜
    約1ミクロンの粒度を有する炭酸カルシウム充填剤、お
    よびジアルキル錫ジカルボキレート、第三アミン、およ
    びカルボン酸の第一錫塩から成る群より選択される触媒
    からなるシーラント。
JP7104625A 1994-04-08 1995-04-06 アリールアミノシラン末端キヤツプドウレタンのシーラント Expired - Fee Related JP2594024B2 (ja)

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