JPH085338Y2 - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

エンジンの燃料供給装置

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JPH085338Y2
JPH085338Y2 JP15084689U JP15084689U JPH085338Y2 JP H085338 Y2 JPH085338 Y2 JP H085338Y2 JP 15084689 U JP15084689 U JP 15084689U JP 15084689 U JP15084689 U JP 15084689U JP H085338 Y2 JPH085338 Y2 JP H085338Y2
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JP
Japan
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fuel supply
fuel
pipe
engine
supply pipe
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JP15084689U
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JPH0389981U (ja
Inventor
賢児 牛島
一男 岩田
陽子 大橋
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、燃料供給管から燃料噴射装置を通じてエン
ジン本体内に燃料を供給する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、一般に用いられているエンジンの燃料供給装置
は、例えば実開昭63−45071号公報に示されるように、
燃料供給管に複数のインジェクタ(燃料噴射装置)が取
付けられ、上記燃料供給管を流れる燃料が各インジェク
タを通じてエンジン本体内に供給されるようになってい
る。
第6図は、その構造の一例を示したものである。図に
おいて、90は燃料供給管であり、この燃料供給管90の複
数のインジェクタ92が取付けられるととともに、上記燃
料供給管90が取付ボス94を介して吸気系本体96に直接取
付けられている。そして、燃料供給管90を流れる燃料が
インジェクタ92を通じて各気筒に供給されるようになっ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記構造によれば、エンジン本体で発生する熱が取付
ボス94を介して直接燃料供給管90および各インジェクタ
92に伝達され、これらはかなり高い温度まで加熱され
る。このため、熱間始動時等の再始動時に上記熱によっ
てベーパ(燃料蒸気)が発生し、これによって円滑な燃
料噴射が妨げられるおそれがある。
また、このような加熱現象を避けるために燃料供給管
90を吸気系本体96以外の部分に取付けることは、エンジ
ンの構造上難しい。
本考案は、このような事情に鑑み、ベーパ発生等の熱
害を生ずることなく、常時良好な燃料供給を行うことが
できる装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、中間部分が略180°屈曲した燃料供給管を
備え、その屈曲部を境にして片側の部分をエンジンの吸
気系本体に接続し、残りの部分に燃料噴射装置を配設し
たものである。
〔作用〕
上記構成によれば、燃料供給管において、燃料噴射装
置が取付けられる部分とエンジンの吸気管に取付けられ
る部分とは、屈曲部を境にして互いに反対側の部分とな
っているので、エンジン本体への取付部から燃料噴射装
置までの道のりが長く、よって各燃料噴射装置に熱が伝
達されにくい。しかも、燃料供給管自体はU字状に屈曲
されており、従来構造のものと比べて要するスペースは
ほぼ変わらない。
〔実施例〕
第1図および第2図は、本考案の一実施例におけるエ
ンジンの全体構成を示したものである。
ここでは、直列型4気筒エンジンが示されている。こ
のエンジン本体10の第1気筒〜第4気筒は、各気筒に対
応する独立吸気管121〜124および取付フランジ125をも
つ吸気マニホールド12によって共通のサージタンク14に
接続されている。また、上記サージタンク14の上流側に
は、スロットル弁を内蔵したスロットルボディ(図示せ
ず)が直結されている。
上記第1図および第2図に示されるように、各独立吸
気管121〜124の上方には、燃料供給管16が設けられてい
る。この燃料供給管16は、第3図〜第5図にも示される
ように、燃料供給方向の上流側から順に、直線状の上流
管161、U字状の屈曲管162、および直線状の下流管163
を有し、全体が略中間部で180°屈曲するU字状となっ
ている。また、上流管161と下流管163は、適宜の箇所で
補強用ブラケット17により連結されている。
上記上流管161には、複数(ここでは4つ)のインジ
ェクタ(燃料噴射装置)181〜184が配設され、各インジ
ェクタ181〜184の先端部は各独立吸気管121〜124に対し
てその内部に燃料を噴射できる位置まで挿入されてい
る。また、この実施例装置では、上記上流管161が各イ
ンジェクタ181〜184の噴射口近傍を通るいわゆるポトム
フィード方式が採用され、供給される燃料によって各イ
ンジェクタ181〜184の噴射箇所が冷却されるようになっ
ている。
これに対し、下流管163には左右一対のブラケット24
が固定されており、これらのブラケット24が、上記吸気
マニホールド12の取付フランジ125から上方に延設され
た取付部126の上端に各々固定されている。また、この
燃料供給管16のリア側(第1図および第2図では左側)
端部には、プレッシャレギュレータ22、および燃料の脈
流を防ぐためのパルセーションダンパ26が配されてい
る。
さらに、上記サージタンク14は、図略のスロットルボ
ディの上流側通路にバイパス通路28を介して連通され、
このバイパス通路28の途中にはバイパス弁30が設けられ
ている。また、上記サージタンク14は、PCV管32およびP
CV弁34を介してエンジン本体10のクランク室に連通さ
れ、このクランク室からブローバイガスがサージタンク
14内に供給されるようになっている。
次に、この装置の作用を説明する。
図外の燃料タンクに収容された燃料は、図外の燃料ポ
ンプを介して上記燃料供給管16の上流管161に供給さ
れ、さらに、この上流管161に設けられたインジェクタ1
81〜184によって各独立吸気管121〜124内に噴射される
(第3図矢印A)。各インジェクタ181〜184で噴射され
なかった残りの燃料は、屈曲管162および下流管163を通
って上記燃料タンク内に環流される(第3図矢印B)。
一方、エンジン本体10から発生した熱は、吸気マニホ
ールド12の取付部126およびブラケット24を介して下流
管163に伝達されるが、この熱が上記上流管161側の各イ
ンジェクタ181〜184に伝わるまでには長い道のりがある
ので、例えば上記第6図に示されるように、1本の燃料
供給管90が吸気系本体94に直接取付けられる従来構造に
比べ、各インジェクタに供給される燃料は加熱されにく
く、ベーパの発生等の不都合は生じにくい。
しかも、この実施例に示されるように、U字状の燃料
供給管16の上流側にインジェクタ181〜184を配設し、下
流側を吸気系本体に取付けるようにすれば、燃料の流れ
方向と熱の伝達方向とが逆になるため、燃料が熱媒体と
なる度合が極めて少なくなる。
また、上記第1図および第2図に示されるように、プ
レッシャレギュレータ22やパルセーションダンパ26等の
補器類を車体のリア側に配置するようにすれば、衝突時
の安全性をより高めることができる。
なお、本考案では燃料噴射装置の個数や燃料供給管の
具体的な取付箇所を問わず、構造に応じて適宜設定すれ
ばよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、中間部分で略180°屈曲した
燃料供給管の片側部分をエンジンの吸気系本体に接続
し、残りの部分に燃料噴射装置を配設したものであるの
で、コンパクトな構造で、吸気系本体から発生する熱が
各燃料供給箇所に伝わるまでの道のりを長くとることが
できる。これによって、ベーパ発生等の熱害を未然に防
ぎ、常時円滑な燃料噴射を実現することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例におけるエンジンの外観を示
す平面図、第2図は同エンジンの外観を示す正面図、第
3図は同エンジンに備えられる燃料供給管の一部断面平
面図、第4図は同燃料供給管の正面図、第5図は第3図
のV−V線断面図、第6図は従来の燃料供給装置の一例
を示す平面図である。 10…エンジン本体、12…吸気マニホールド、16…燃料供
給管、161…上流管、162…屈曲管、163…下流管、181〜
184…インジェクタ、24…ブラケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間部分が略180°屈曲した燃料供給管を
    備え、その屈曲部を境にして片側の部分をエンジンの吸
    気系本体に接続し、残りの部分に燃料噴射装置を配設し
    たことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
JP15084689U 1989-12-29 1989-12-29 エンジンの燃料供給装置 Expired - Lifetime JPH085338Y2 (ja)

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JP15084689U JPH085338Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 エンジンの燃料供給装置

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JP15084689U JPH085338Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 エンジンの燃料供給装置

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Publication Number Publication Date
JPH0389981U JPH0389981U (ja) 1991-09-12
JPH085338Y2 true JPH085338Y2 (ja) 1996-02-14

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ID=31697178

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