JPH0852456A - シャワー用水の芳香付与装置 - Google Patents

シャワー用水の芳香付与装置

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JPH0852456A
JPH0852456A JP6190799A JP19079994A JPH0852456A JP H0852456 A JPH0852456 A JP H0852456A JP 6190799 A JP6190799 A JP 6190799A JP 19079994 A JP19079994 A JP 19079994A JP H0852456 A JPH0852456 A JP H0852456A
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JP
Japan
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water
cartridge
shower
aroma
chlorine
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JP6190799A
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English (en)
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Haruo Inada
晴夫 稲田
Akira Tsukimoto
明 月本
Yuji Ota
祐司 大田
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ASOSHIE INTERNATL KK
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Publication date
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/68Treatment of water, waste water, or sewage by addition of specified substances, e.g. trace elements, for ameliorating potable water
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/002Construction details of the apparatus
    • C02F2201/006Cartridges
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2307/00Location of water treatment or water treatment device
    • C02F2307/06Mounted on or being part of a faucet, shower handle or showerhead

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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャワー用水に芳香を付加するようにした芳
香付与装置に関し、手軽にシャワー用水に芳香を付与す
ることのできる装置を提供することを目的とするもので
ある。 【構成】 シャワーヘッドより放出されるシャワー用水
の通水経路に介在させたカートリッジと、該カートリッ
ジ内に収納され、シャワー用水に芳香を付与する芳香剤
とを備える構成とし、さらに上記芳香剤よりも上流側に
塩素除去フィルタを付加するようにしてシャワー用水の
水質改善を図るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャワー用水に芳香を
付加することができる芳香付与装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】洗髪の際
に使用されるシャンプーやリンスには、汚れを落とした
り、毛髪の水分や艶を整える本来の機能の他に、種々の
芳香成分が含まれており、入浴中はもとより湯上がり後
にも毛髪より放散される芳香を楽しめるようになってい
る。ところが、毛髪以外の部分の清浄には別途芳香成分
が含まれる石鹸が使用されるため、上記シャンプやリン
スによる芳香と石鹸による芳香と入り交じって、芳香の
印象が薄らいでしまう。
【0003】そこで、上記「かかり湯」に溶解させるよ
うにした「かかり湯」専用の芳香剤も市販されている
が、このような芳香剤では洗面器等に汲み上げた湯に対
して芳香剤を添加しなければならず、「かかり湯」にシ
ャワー装置が使用できない欠点がある。
【0004】さらに、入浴を終える際の「かかり湯」に
は水道の蛇口やシャワーヘッドより供給される湯が使用
されるが、水道水には所定濃度の残留塩素が存在するた
め、カルキ臭が存在し、上記「かかり湯」によって折角
付与された芳香が相殺されてしまうことになる。
【0005】そこで、このカルキ臭を除去するため、例
えば実開平3-19596 号公報には脱塩素粒を収容したケー
シングをシャワー用水の通水経路に介在させるようにし
た洗髪シャワー用脱塩素装置が提案されてものの、該シ
ャワー用水に芳香を付与することはできない。また、上
記脱塩素粒は定期な交換を行う必要があるが、該交換時
期を報知する格別な手段はなく、交換時期を逸する可能
性が高い。
【0006】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、シャワーヘッドより放出されるシャワー用水
に芳香を付与するようにしたシャワー用水の芳香付与装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の手段を採用する。すなわち、シャワ
ーヘッドより放出されるシャワー用水の通水経路に介在
させたカートリッジと、該カートリッジ内に収納され、
シャワー用水に芳香を付与する芳香剤とを備えるシャワ
ー用水の芳香付与装置である。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、カートリッジ内に芳香剤
を配置しているので、シャワーヘッドより放出されるシ
ャワー用水には一定の芳香成分が混入することになり、
湯上がり後には頭髪から爪先にいたるまでの全身から同
じ芳香成分による芳香が放散されるようになる。
【0009】上記シャワー用水の通水経路中であれば、
カートリッジの配置位置はいずれであっても上記作用を
奏することとなるが、シャワーヘッドに連設することに
よって、シャワーヘッドの取り回しが楽になる。
【0010】また、塩素除去フィルタをカートリッジ内
に収容した構成では、芳香を付与する前のシャワー用水
のカルキ臭を除去でき、しかも芳香剤と塩素除去フィル
タとの有効期間をほぼ一致させているので、該塩素除去
フィルタの交換時期をシャワー用水の芳香が消失したこ
とによって認識されるようになる。
【0011】上記塩素除去フィルタとしては、シート状
活性炭に、塩素吸着剤とシャワー用水にミネラル成分を
付与する活水剤とを担持させるようにし、単に水道水中
の残留塩素によるカルキ臭を除去するだけでなく、カビ
臭やその他の悪臭を活性炭によって除去するとともに、
活水剤でミネラル成分を補い、いわゆる「肌触り」のよ
いシャワー用水となるようにしている。
【0012】さらに、上記カートリッジを水道元栓より
も下部位置に配置する構成は上記排出口を設けることに
よって、不使用時に該カートリッジよりシャワーヘッド
に到る通水経路内に残留する水を除去することができる
ようになる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面、特に図1ないし図
6に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りである。
【0014】本発明の一実施例は、図2の斜視図に示す
ように、シャワーヘッド1とこれにホース2を接続する
継手3との間に着脱されるカートリッジ4を備える。図
3の斜視図に示すように、上記継手3はシャワーヘッド
1と一体に形成された雄ねじ5と、この雄ねじ5に螺合
されるナット6とからなり、カートリッジ4の一端部に
は、この継手3の雄ねじ5に螺合される雌ねじ7が形成
され、又、カートリッジ4の他端部には、ナット6に形
成された雌ねじ8に螺合される雄ねじ9が形成される。
【0015】図1の断面図に示すように、このカートリ
ッジ4内には継手3よりも上流側のホース2及び下流側
のシャワーヘッド1内の水路10が連通し、該カートリ
ッジ4内に塩素除去フィルタ12と固形芳香剤13とが
収容される。
【0016】固形芳香剤13はカートリッジ4内を流れ
る水に、その水流を大きく妨げることなく接触できる形
状に形成してあればよく、例えば粒状、棒状、織布状、
不織布状、綿状などに形成してもよいが、ここでは挿入
を簡単にすると共に、通水抵抗を小さくするために、図
4の斜視図に示すように蓮根状、即ち、外形が円筒形
で、その内部に軸心方向に貫通する多数の通孔14を有
する形状に形成している。
【0017】固形芳香剤13の有効成分は特に限定され
ず、例えばミント、ジャスミン、ローズ、フローラル、
柑橘など人に清涼感、野趣感などの快感を与える任意の
臭いを嗅覚させる公知の有効成分の中から1種あるいは
2種以上を選択して用いればよい。
【0018】又、上記塩素除去フィルタ12は、市販さ
れているシート状活性炭に塩素吸着剤と活水剤とを担持
させたものであり、図5の斜視図に示すように渦巻き状
に巻いたり、例えば図6に示すように蛇腹状に屈曲させ
て、水との接触面積を大きくするようにしている。
【0019】上記塩素吸着剤としては例えばチオ硫酸ナ
トリウムや触媒のような水道より供給されるシャワー用
水に溶存する塩素を吸着する物質であればよいが、ここ
ではシャワー用水に使用されることから肌への刺激のな
いアスコルビン酸ナトリウムを使用している。また、上
記活水剤としては、ミネラル含有セラミックスを使用し
ている。
【0020】なお、図1に示すように、塩素除去フィル
タ12と固形芳香剤13の両側にはそれぞれ有孔板から
なる蓋15を配置して塩素除去フィルタ12、固形芳香
剤13が水流に流されないようにしてあり、カートリッ
ジ4とシャワーヘッド1及びカートリッジ4とナット6
との間には例えばOリングからなるパッキング16を挿
入してこれらの接続の水密性を高めている。
【0021】また、カートリッジ4は塩素除去フィルタ
12のみの交換、あるいは、固形芳香剤13のみの交換
が容易に行えるようにするため、塩素除去フィルタ12
を収納する脱臭ブロック17と、固形芳香剤13を収納
する着臭ブロック18とに分割され、脱臭ブロック17
に着臭ブロック18をネジ込むことにより一体に連結さ
れるようにしている。
【0022】更に、脱臭ブロック17と着臭ブロック1
8との間に例えばOリングからなるパッキング19を挿
入してこれらの接続の水密性を高めている。この実施例
においては、ホース2からカートリッジ4を経てシャワ
ーヘッド1内の水路10に水が流れる。
【0023】この水は、カートリッジ4を通過する間に
塩素除去フィルタ12に接触して残留塩素が吸着され、
活性炭によって他の臭気が吸着された後、固形芳香剤1
3に接触し、固形芳香剤13を徐々に溶解することによ
り着臭される。また、上記活水剤の作用により、シャワ
ー用水に適度のミネラル成分が付加され、該シャワー用
水の水質を自然水に近似させ、いわゆる「肌触り」のよ
い水を浴びることができるようにした。
【0024】本発明において、塩素除去フィルタ12を
固形芳香剤13の上流側に配置することは必須ではない
が、このように塩素除去フィルタ12を設ける場合に
は、不快な臭いを発する成分が除去されるので、固形芳
香剤13によって着けられた芳香がより効果的に使用者
の臭覚を刺激し、使用者の快感をより高めることができ
る。
【0025】特に、塩素の解離が生じ易い温水の場合に
は、塩素除去フィルタ12の活性が水温によって高めら
れるので、塩素などの不快臭の有効成分がより効率よく
除去されると共に、固形芳香剤13の水温によって溶解
性が高められるので、着臭効果が高められる。
【0026】上記固形芳香剤13と塩素除去フィルタ1
2との有効期間を、例えば1〜3ヶ月ごととして、ほぼ
一致させることにより、シャワー用水よりの芳香が消失
した時点で塩素除去フィルタ12の有効期間を経過して
いることが使用者によって明確に認識することができ、
交換時期を逸することなく使用者はその効能を享受する
ことができる。もっとも、塩素除去フィルタ12や固形
芳香剤13を脱臭ブロック17や着臭ブロック18と共
に交換することは必須のことではなく、塩素除去フィル
タ12や固形芳香剤13だけを交換し、脱臭ブロック1
7や着臭ブロック18は再使用してもよい。
【0027】脱臭ブロック17や着臭ブロック18はシ
ャワーヘッド1、あるいは、ホース2に対してネジ回す
ことにより簡単にシャワーヘッド1、あるいは、ホース
2と分解したり、連結したりすることができ、又、脱臭
ブロック17と着臭ブロック18ともこれらを互いに他
方に対してネジ回すことにより簡単に分解したり、連結
したりすることができる。
【0028】従って、脱臭ブロック17や着臭ブロック
18の交換ないしは着脱は、それに連結される他の部品
に対してねじ回すことにより簡単にできるのである。な
お、シャワーヘッド1から放出された水に含まれた固形
芳香剤13の有効成分は使用者の全身にくまなく浸透し
て残留するので、ある程度の期間にわたって使用者から
その芳香が放散され、使用者のみならず周囲の人にも快
感を感じさせ、使用者に対する好感を高めることにな
る。しかも、この芳香は「かかり湯」の際に付与するこ
とができ、単一の芳香成分であるため、上記好感がさら
に強調される。
【0029】図7及び図8に示す本発明の他の実施例
は、図7の斜視図に示すように湯水混合機能及び蛇口/
シャワー選択機能を有する水道元栓であるカラン20か
ら導出されたシャワーホース21の途中に設けられる。
【0030】図8の分解斜視図に示すように、シャワー
ホース21の中断部の上流側端末部22と、下流側端末
部23にはそれぞれナット24が固定され、カートリッ
ジ25の両端部には各ナット24a,24bの雌ねじ2
6a,26bに螺合される雄ねじ27a,27bが形成
されている。
【0031】上記ナット24a,24bの雌ねじ26
a,26b及びカートリッジ25の雄ねじ27a,27
bのねじ方向は両側とも同じにしてもよいが、ここで
は、一方のナット24aにカートリッジ25をねじ込ん
だ後、他方のナット24bにカートリッジ25をネジ込
む時に先にねじ込んだナット24aからカートリッジ2
5が緩解しないようにするため、一方の雌ねじ26a及
び雄ねじ27aを右ねじにし、他方の雌ねじ26b及び
雄ねじ27bを左ねじにしている。
【0032】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。この実施例におい
ては、シャワーホース21の上流側端末部22と、下流
側端末部23とに固定した接続具がそれぞれ雌ねじ26
a,26bを有するナットa,24bで構成されている
が、その一方又は両方を雄ねじを有するプラグで構成す
ることが可能であり、この場合カートリッジ25の一端
部又は両端部にはその雄ねじに対応する雌ねじが形成さ
れる。
【0033】図10及び図11に示す本発明の又他の実
施例は、カートリッジ31が取付ケース32と、脱臭ブ
ロック33と、蓋ケース34とに分割して形成される。
取付ケース32は、基部35と、この基部35の一側に
連続する皿状部36とからなり、基部35の上端部と下
端部とに、分断されたホース37の上流側部分38と下
流側部分39とがそれぞれグランドナット40を用いて
互いに同軸心状に接続される。
【0034】皿状部36は、脱臭ブロック33側の端面
から凹入させた上流室41と下流室42とを有し、上流
室41の底面から基部35の上端にわたってL字形の流
入路43を形成して上流室41をホース37の上流側部
分38に連通させている。
【0035】又、下流室42の底面から基部35の下端
にわたって逆L字形の流出路44を形成して下流室42
をホース37の下流側部分に連通させている。脱臭ブロ
ック33は、リング状の内周壁45と、これと同心状に
配置される外周壁46と、内外両壁45・46間に配置
される塩素除去フィルタ47とを備え、取付ケース32
と蓋ケース34との間に外周壁46が水密状に挟持され
る。
【0036】そして、この蓋ケース34の脱臭ブロック
33側の端面から通水路49が凹設され、上流室41か
ら塩素除去フィルタ47の上半部分を通過した水がこの
通水路49を通って塩素除去フィルタ47の下半部分に
導かれ、更に塩素除去フィルタ47の下半部分を通って
下流室42に流れるようにしている。
【0037】下流室42内には、多数の通水孔を有する
固形芳香剤50が収納され、下流室42に流入した水は
この固形芳香剤50の通水孔を通過して流出路44に流
れ、この間に固形芳香剤50を溶解して着臭される。
【0038】上記蓋ケース34は、脱臭ブロック33の
中心空間に挿通され、取付ケース32の皿状部36の中
心部に螺合されるねじ軸48を有し、蓋ケース34をね
じ回してねじ軸48を締め込むことにより、脱臭ブロッ
ク33を取付ケース32に押圧している。
【0039】従って、この蓋ケース34をねじ回すこと
により簡単に蓋ケース34を取付ケース32から分解し
て脱臭ブロック33を交換したり、固形芳香剤50の交
換や補充を行える。
【0040】更に、蓋ケース34の中央部には排水口5
1が形成され、この排水口52を開閉する弁52が蓋ケ
ース34内に配置される。この弁52は蓋ケース34内
に設けたスプリング53で閉弁方向に付勢することによ
り、通常は閉弁されているが、必要に応じて、排水口5
1を下向きにして排水口51から手指で弁52を押し込
むことにより開弁して、カートリッジ31及びホース3
7の水抜きができるようにしている。
【0041】この水抜きは、主として長期間にわたって
使用しない時にカートリッジ31内及びホース37内で
雑菌が繁殖することを防止するとともに、上記固形芳香
剤50や塩素除去フィルタ47が必要以上に長期間にわ
たって水浸し、その有効期間が短縮されることを防止す
るために行われる。
【0042】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の各実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。なお、この実施例
においては、取付ケース32と蓋ケース34との間に脱
臭ブロック33の外周壁が水密状に挟持されるようにし
ているが、取付ケース32と蓋ケース34とを脱臭ブロ
ック33よりも大径に形成し、直接に取付ケース32と
蓋ケース34とを水密状に当接させ、取付ケース32と
蓋ケース34とで囲まれた空間内に脱臭ブロック33を
挿入するようにしてもよい。
【0043】又、この実施例においては、弁52で開閉
される排水口51を設けているが、蓋ケース34を一定
の範囲内で取付ケース32に対して進退可能に連結し、
蓋ケース34と取付ケース32との間に隙間を開けてカ
ートリッジ31及びホース37の水抜きができるように
してもよい。
【0044】更に、この実施例では、水圧に耐えるため
に蓋ケース34を取付ケース32に螺合するようにして
いるが、水圧が低い場合には、皿状部36に対して蓋ケ
ース34をその一方に形成した凹部とその他方に形成し
た凸部との係合により連結するようにしてもよいのであ
る。
【0045】又更に、この実施例では、取付ケース32
に基部35の一側面に皿状部36を設けているが、例え
ば図12に示す本発明の更に他の実施例のように皿状部
36の周壁に基部35を形成してもよいのである。
【0046】加えて、上記固形芳香剤50を下流室42
に配置しているのは、その上流側に塩素除去フィルタ4
7が配置されているからであり、塩素除去フィルタ47
が上流室41内に配置され、脱臭ブロック33を省略す
る場合には、蓋ケース34の通水路49に配置してもよ
く、又、塩素除去フィルタ47が設けられない場合には
上流室41に配置しても、塩素除去フィルタ47の代わ
りに脱臭ブロック33の内外両壁45・46間に配置し
ても、蓋ケース34の通水路49に配置してもよいので
ある。
【0047】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、図11
及び図12において図9及び図10に示された機能が共
通する各部分に共通の符号と名称を付するに止め、重複
を避けるためこれらの説明は省略する。
【0048】図示はしないが、この実施例あるいは前例
において、基部35を皿状部36の周面と蓋ケース34
の周面とに分散して形成し、例えば皿状部36の周面に
形成した基部に接続されたホースの上流側部分から皿状
部36内及び蓋ケース34内を順に経て蓋ケース34の
周面の基部に接続されたホースの下流側部分に水が流れ
るようにし、皿状部36内及び蓋ケース34内に形成さ
れる空間に固形芳香剤を収納するようにしてもよい。
【0049】この場合、皿状部36に対して蓋ケース3
4を回転できるように連結することにより、ホースの上
流側部分に対する下流側部分の引出し方向を必要に応じ
て変化させることができる。
【0050】以上の説明では、シャワー装置に用いる水
道水に着臭する固形芳香剤カートリッジについて説明し
たが、本発明を適用して着臭される水道水の用途はこれ
に限られず、例えば浴槽に注入される浴用水、又、衛生
上の問題がクリアされる場合には飲用水の着臭にも適用
できる。
【0051】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
カートリッジ内に芳香剤を配置しているので、シャワー
ヘッドより放出されるシャワー用水には常時一定の芳香
成分が混入することになり、湯上がり後には頭髪から爪
先にいたるまでの全身から同じ芳香成分による芳香が放
散されるようになり、使用者自身はもとより周囲にも該
芳香による好感を喚起することができる。上記におい
て、カートリッジの装着位置をシャワーヘッドとする
と、シャワーヘッドの取り回しが楽に行えるようにな
る。
【0052】また、塩素除去フィルタをカートリッジ内
に収容した構成では、芳香を付与する前のシャワー用水
の残留塩素を除去でき、しかも固形芳香剤と塩素除去フ
ィルタとの有効期間をほぼ一致させているので、該塩素
除去フィルタの交換時期をシャワー用水の芳香が消失し
たことによって認識され、該交換時期を逸することがな
くなる。
【0053】特に塩素除去フィルタとしては、シート状
活性炭に、塩素吸着剤と活水剤とを担持させるように
し、単に水道水中の残留塩素によるカルキ臭を除去する
だけでなく、カビ臭やその他の悪臭を活性炭によって除
去するとともに、活水剤によって適度のミネラル成分を
付加することができ、該シャワー用水の水質を自然水に
近似させ、いわゆる「肌触り」のよい水を浴びることが
でき、上記芳香の付与効果が高まる。
【0054】さらに、上記カートリッジを水道元栓より
も下部位置に配置する構成は上記排出口を設けることに
よって、不使用時に該カートリッジよりシャワーヘッド
に到る通水経路内に残留する水を除去することによっ
て、残留水の腐敗を確実に防止できるとともに芳香剤と
塩素除去フィルタとが無駄に水浸することを防止でき有
効期間を延長させる効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図である。
【図2】本発明の装着状態の斜視図である。
【図3】本発明の分解状態の斜視図である。
【図4】本発明の固形芳香剤の斜視図である。
【図5】本発明の塩素除去フィルタの斜視図である。
【図6】本発明の塩素除去フィルタの斜視図である。
【図7】本発明の装着状態の斜視図である。
【図8】本発明の分解状態の斜視図である。
【図9】本発明の分解斜視図である。
【図10】本発明の断面図である。
【図11】本発明の装着状態の斜視図である。
【図12】本発明の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 シャワーヘッド 4 カートリッジ 13 芳香剤 25 カートリッジ 31 カートリッジ 50 芳香剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/68 510 A 520 V A 530 C 540 A H Z 1/70 Z (72)発明者 大田 祐司 大阪市淀川区木川東3−4−11 第一丸善 ビル2階 有限会社ニート内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャワーヘッドより放出されるシャワー
    用水の通水経路中に介在させたカートリッジと、該カー
    トリッジ内に収容され、シャワー用水に芳香を付与する
    芳香剤とを備えることを特徴とするシャワー用水の芳香
    付与装置。
  2. 【請求項2】 上記カートリッジが、シャワーヘッドに
    対して着脱自在に装着されるようにした請求項1に記載
    のシャワー用水の芳香付与装置。
  3. 【請求項3】 上記カートリッジが、上記芳香剤よりも
    上流側位置に塩素除去フィルタを収容し、芳香剤と塩素
    除去フィルタの両者の有効期間をほぼ一致させたことを
    特徴とする請求項1に記載のシャワー用水の芳香付与装
    置。
  4. 【請求項4】 上記塩素除去フィルタは、シート状活性
    炭に、塩素吸着剤とシャワー用水にミネラル成分を付加
    する活水剤とを担持させたことを特徴とする請求項3に
    記載のシャワー用水の芳香付与装置。
  5. 【請求項5】 上記カートリッジが、水道元栓よりも下
    部位置の端末側に配置されるとともに、不使用時にカー
    トリッジ内に貯溜した未放出のシャワー用水を排出させ
    る排出口を備えるようにした請求項1に記載のシャワー
    用水の芳香付与装置。
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