JPH085240B2 - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JPH085240B2
JPH085240B2 JP62147242A JP14724287A JPH085240B2 JP H085240 B2 JPH085240 B2 JP H085240B2 JP 62147242 A JP62147242 A JP 62147242A JP 14724287 A JP14724287 A JP 14724287A JP H085240 B2 JPH085240 B2 JP H085240B2
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ink sheet
platen roller
roll
thermal transfer
thermal head
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庸祐 小林
利昭 土肥
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は熱転写記録装置の改良に関する。
[従来の技術] 熱による溶解又は昇華型熱転写方式によるカラー画像
記録は黄色、マゼンタ、シアン及び黒の4色のインクが
この順序で縦列的に塗付されたインクシートを用いて各
色ごとに記録紙に転写を行いカラー画像を構成してい
る。この装置では記録紙は各色の転写が完了するたびに
一旦元の位置に戻される。第3図に従来の技術による熱
転写記録装置の構成を示す。
図においてインクシート(1)は供給ロール(9)か
ら供給されて矢印(A)に示す方向に送られ、サーマル
ヘッド(2)及びプラテンローラ(3)の間を通ってガ
イドローラ(7)を経て巻取ロール(8)に巻取られ
る。巻取ロール(8)はギア(14a),(14b)及び(14
c)を介してモータ(15)により駆動される。インクシ
ート(1)は第4図に示すようにインクシートを位置決
めするための基準マーク(S)、黄色インク(Y)、マ
ゼンタインク(M)、シアンインク(C)、及び黒色イ
ンク(B)がこの順序で配列されており黒色インクの次
は再び基準マーク(S)が設けられている。基準マーク
(S)がセンサ(6)によって検出されたとき、インク
シート(1)は所定の位置で停止するように構成されて
いる。インクシート(1)の供給ロール(9)はその軸
の部分にブレーキ機構(10)が設けられている。ブレー
キ機構(10)は、一端が円弧状に形成された板ばね(1
2)の円弧状の部分にフェルト(11)が設けられてお
り、このフェルト(11)の円弧状の凹面が供給ロール
(9)の軸に所定の圧力で押し付けられている。巻取ロ
ール(8)にはトルクリミッタ(13)が設けられてお
り、巻取力が所定の値以上にならないようになされてい
る。記録紙(5)は図示を省略した記録紙ストッカーか
ら供給されプラテンローラ(3)とピンチローラ(4)
間、及びプラテンローラ(3)とサーマルヘッド(2)
間を通って矢印(B)に示す方向に送られる。
次にこの従来例の動作について説明する。インクシー
ト(1)はモータ(15)により駆動される巻取ロール
(8)の引張り力によって供給ロール(9)から漸次送
り出され、サーマルヘッド(2)とプラテンローラ
(3)の間を通過しガイドローラ(7)を通って巻取ロ
ール(8)に巻き取られる。サーマルヘッド(2)がプ
ラテンローラ(3)に接触して熱転写を行なっている時
はインクシート(1)の搬送速度はプラテンローラ
(3)の回転によって制御される。従ってトルクリミッ
タ(13)は滑りを生じている。一方サーマルヘッド
(2)がプラテンローラ(3)から離れており、熱転写
を行なっていない時は、トルクリミッタ(13)には滑り
が生じておらず前記熱転写中に送り出されるインクシー
ト(1)の単位時間当りの長さよりも長いインクシート
(1)が巻き取られる。
ブレーキ装置(10)は供給ロール(9)に所定の制動
を与えており、この制動力により巻取ロール(8)に巻
き取られるインクシート(1)に所定の張力を与える。
この張力は熱転写中にインクシート(1)にしわが発生
しないような値に設定されており、かつトルクリミッタ
(13)の設定トルクにより決定される引張り力よりも小
さく設定されている。
記録紙に熱転写記録を行う場合には、まずサーマルヘ
ッド(2)を図示を省略した駆動機構によりプラテンロ
ーラ(2)から離し、モータ(15)によりインクシート
(1)を矢印(A)に示す方向に搬送する。センサ
(6)がインクシート(1)の基準マーク(S)を検出
すると、図示を省略した制御回路によりモータ(15)の
回転は停止される。次に記録紙(5)が図示を省略した
供給トレイから1枚送り出され、プラテンローラ(3)
とピンチローラ(4)により記録開始位置まで送られ
る。サーマルヘッド(2)はプラテンローラ(3)に当
接しサーマルヘッド(2)とプラテンローラ(3)の間
で記録紙(5)とインクシート(1)を密着させる。次
に図示を省略した駆動機構によりプラテンローラ(3)
が矢印(B)に示す方向に回転し熱転写を行う。第1色
目の熱転写が完了するとサーマルヘッド(2)は再びプ
ラテンローラ(3)から離れ、記録紙(5)はプラテン
ローラ(3)とピンチローラ(4)により記録開始位置
へ戻される。この時インクシート(1)のインクは第2
色目のものが記録開始位置にきており前記の第1色目の
熱転写と同様の工程により再び熱転写が行われる。この
ようにして、第4図に示すように、インクシート(1)
は矢印(C)に示す方向に送られ順次各色の熱転写が行
われる。
[発明が解決しようとする問題点] 前記の従来の熱転写記録装置においてはインクシート
(1)はプラテンローラ(3)の駆動力と巻取ロール
(8)の巻取力により矢印(A)の方向に引張られる。
一方供給ロール(9)はブレーキ機構(10)により制動
されており、ブレーキ機構(10)の制動力は熱転写中に
インクシートにしわを生じない適度な張力に設定されて
いる。ところがサーマルヘッド(2)がプラテンローラ
(3)から離れた状態でインクシート(1)を巻き取る
場合には、プラテンローラ(3)の回転力がインクシー
ト(1)に与えられずインクシート(1)は巻取ロール
(8)の巻取力のみによって巻き取られる。そのため巻
取ロール(8)を駆動するモータ(15)のトルクは熱転
写を行っている時より大きくなければならない。このよ
うに熱転写を行なわない状態でのインクシート(1)の
搬送のために熱転写を行っているときに必要なトルクを
有するモータより大型のモータを採用しなければならな
い問題点があった。また大型のモータを使用する結果、
駆動系の慣性が大きくなり、インクシート(1)の基準
マーク(S)を検出して停止する時の停止位置にばらつ
きが生じる問題があった。
[問題点を解決するための手段] この発明の熱転写記録装置は、インクシートの供給ロ
ールを制動する第1のブレーキ装置及び第2のブレーキ
装置を備え、モータにより駆動されるインクシートの巻
取ロール及び、記録紙を搬送するプラテンローラの外周
部において記録紙にインクシートを密着させ熱転写する
サーマルヘッドを備え、サーマルヘッドをプラテンロー
ラから離してインクシートを巻き取る時、第2のブレー
キ装置の制動を解除する制動解除手段を備えている。
[作用] サーマルヘッドがプラテンローラに接していない時は
第2のブレーキ装置の制動が解除されるため供給ロール
の制動力は弱くなり巻取ロールを駆動するモータの必要
トルクは小さくなる。
[実施例] 第1図にこの発明の実施例の構成を示す。図におい
て、インクシート(1)は供給ロール(9)から供給さ
れサーマルヘッド(2)及びプラテンローラ(3)の間
を通り巻取ロール(8)に巻き取られる。供給ロール
(9)には、第1のブレーキ装置(16)及び第2のブレ
ーキ装置(19)が設けられており、共にインクシート
(1)が矢印(A)の方向に供給される時供給ロール
(9)に制動力を与えるようになされている。第1のブ
レーキ装置(16)は常に供給ロール(9)に接しており
一定の制動力を与えている。また第2のブレーキ装置
(19)は軸(26)により回転可能に支持されており、ば
ね(29)により制動力を与えられている。サーマルヘッ
ド(2)は軸(25)により支持され、ばね(28)により
プラテンローラ(3)への押し付け力を与えられてい
る。第1図はこの熱転写記録装置が熱転写を行っている
時の状態を示しており、プラテンローラ(3)とインク
シート(1)の間には記録紙(5)がピンチローラ
(4)によって供給され、プラテンローラ(3)の回転
により搬送される。巻取ロール(8)はギア(14a),
(14b)及び(14c)を介してモータ(15)により駆動さ
れる。巻取ロール(8)にはトルクリミッタ(13)が設
けられており、巻取ロール(8)の巻取力が所定値以上
にならないように制限している。第2のブレーキ装置
(19)及びサーマルヘッド(2)はカム(23)により回
転されるようになされており、カム(23)が軸(22)を
中心として回転する時それぞれの端部(30)及び(31)
がカム(23)により上方に押し上げられる。その結果サ
ーマルヘッド(2)及び第2のブレーキ装置(19)はそ
れぞれ軸(25),(26)を中心として回転し、サーマル
ヘッド(2)はプラテンローラ(3)から離れ、第2の
ブレーキ装置(19)は供給ロール(9)から離れる。こ
の状態を第2図に示す。
次にこの実施例の動作について説明する。熱転写の開
始に先立って、第2図に示す状態において、インクシー
ト(1)は供給ロール(9)から矢印(A)の方向に搬
送され巻取ロール(8)によって巻き取られる。この時
供給ロール(9)にはブレーキ装置(16)のみが作用し
ており、インクシート(1)は比較的小さな張力をうけ
る。センサ(6)がインクシート(1)の基準マーク
(S)を検出するとインクシート(1)は停止する。一
方記録紙(5)はプラテンローラ(3)とピンチローラ
(4)の間に挿入され所定位置に位置決めされる。熱転
写を開始するときは、カム(23)が回転し第1図に示す
ようにサーマルヘッド(2)はプラテンローラ(3)に
接触し、第2のブレーキ装置(19)は供給ロール(9)
に接触する。そしてプラテンローラ(3)が矢印Bに示
す方向に回転し熱転写が開始される。この状態におい
て、インクシート(1)はプラテンローラ(3)の駆動
力と巻取ロール(8)の巻取力の双方により駆動され、
供給ロール(9)は第1のブレーキ装置(16)及び第2
のブレーキ装置(19)により制動力を与えられる。その
結果インクシート(1)の張力はプラテンローラ(3)
と供給ロール(9)の間では増加しインクシート(1)
がしわにならない最適な張力になるようになされてい
る。またこの時プラテンローラ(3)と巻取ロール
(8)間においてはインクシート(1)に印加される張
力は巻取ロール(8)の巻取力のみであるので第2図に
示す場合における張力と等しい。
[発明の効果] この発明によれば、インクシート(1)の基準マーク
(S)の検出など、サーマルヘッド(2)がプラテンロ
ーラ(3)に接触してない状態でインクシート(1)を
搬送する時は、供給ロール(9)に設けられている2組
のブレーキ装置のうち制動解除手段であるカム(23)に
より第2のブレーキ装置(19)を解除し、制動力を弱く
し、またサーマルヘッド(2)がプラテンローラ(3)
に接してプラテンローラ(3)の駆動力が印加される時
は、供給ロール(9)の制動力を第2のブレーキ装置
(19)により増加させ、インクシート(1)がしわにな
らない最適な張力が印加されるようになされている。こ
の場合においては、インクシート(1)には巻取ロール
(8)の引張力に加えプラテンローラ(3)の駆動力が
加算されるので巻取ロール(8)の駆動力を大きくする
必要はない。その結果巻取ロール(8)の駆動モータ
(15)は小型のものでよく熱転写記録装置を小型に構成
することができる。また小型の駆動モータを使用するこ
とにより駆動系の貫性が小さくなり、インクシート
(1)の位置決め精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の構成を示す側面図、第2図
は第1図に示す実施例の熱転写を行っていない状態を示
す側面図、第3図は従来の技術による熱転写記録装置の
構成を示す側面図、第4図は本発明と従来例に共通に使
用されるインクシート(1)の構成を示す平面図であ
る。 1:インクシート 2:サーマルヘッド 3:プラテンローラ 8:巻取ロール 9:供給ロール 15:モータ 16:第一のブレーキ装置 19:第二のブレーキ装置 23:カム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクシートの供給ロールに常時制動力を
    与える第1のブレーキ装置、 インクシートを巻き取る巻取りロールを駆動するモー
    タ、 記録紙を搬送するプラテンローラ、 プラテンローラの外周部において記録紙にインクシート
    を密着させ熱転写するサーマルヘッド、 サーマルヘッドがプラテンローラに密着しているときイ
    ンクシートの供給ロールに所定の制動を行なう第2のブ
    レーキ装置、及び サーマルヘッドをプラテンローラから離してインクシー
    トを巻き取る時、第2のブレーキ装置の制動を解除する
    制動解除手段 を備えた熱転写記録装置。
JP62147242A 1987-06-11 1987-06-11 熱転写記録装置 Expired - Fee Related JPH085240B2 (ja)

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JPS5939585A (ja) * 1982-08-31 1984-03-03 Fuji Xerox Co Ltd 転写型感熱記録装置
JPS6064878A (ja) * 1983-09-20 1985-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 感熱転写型カラ−プリンタ−

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