JPH0852374A - 破砕装置 - Google Patents

破砕装置

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JPH0852374A
JPH0852374A JP18817294A JP18817294A JPH0852374A JP H0852374 A JPH0852374 A JP H0852374A JP 18817294 A JP18817294 A JP 18817294A JP 18817294 A JP18817294 A JP 18817294A JP H0852374 A JPH0852374 A JP H0852374A
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crushed
attached
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JP18817294A
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Nobumasa Takahashi
伸征 高橋
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部の清掃やメンテナンスが容易で、しかも
花屋の店頭等の狭い作業スペースに設置した場合であっ
ても、店頭作業の邪魔にならないようにすることができ
る破砕装置を提供する。 【構成】 内部に被砕物を破砕するカッタ10および1
0bと,このカッタを駆動する図示しないモータを有す
る装置本体1と、この装置本体1上に配置され、後端を
装置本体の後端に揺動自在に取り付けられることにより
装置本体の上部を開閉するとともに上面が平面である天
板2と、装置本体1の前面に配置され、下端を装置本体
に揺動自在に取り付けられることにより、被砕物を装置
本体内に投入するための投入口Aを開閉するトレーカバ
ー3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、産業廃棄物、特に
花、草木等の植物の被砕物を細く破砕して廃棄処理する
破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、花屋等において、不要となった
花、草木等の植物はそのまま、または二つ折りにされて
廃棄されているのが現状である。しかしながら、特に生
け花用の花木等のように、長さが長く堅い幹や枝を有す
るものは、そのまま廃棄しようとすると、ごみ収集用の
ビニール袋を突き破ってしまう等、廃棄の際の取扱いが
非常に面倒なものである。
【0003】そこで、本件出願人は、先の出願(特願平
6−134704号)において、産業廃棄物、特に花、
草木等の植物を細く破砕して廃棄処理する破砕装置を提
案している。この破砕装置は、被砕物投入口から投入さ
れた被砕物を、装置に内蔵されたカッタによって裁断す
るようになっているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記破砕装置は、前述
したように、花屋等において、生け花用の花木等を粉砕
して処理するものである。このため、その被砕物が長く
堅い幹や枝を有し、しかも水分を含む植物であるため
に、内部の清掃やカッタ部のメンテナンスが頻繁に必要
になってくる。
【0005】また、この破砕装置が花屋等の店頭に置か
れる場合、一般に花屋等の店頭は、売り物である花をよ
り多く並べるために、作業スペースが非常に狭くなって
いるのが現状である。このため、破砕装置を店頭に設置
した場合であっても、店頭における作業スペースを狭く
することがないようにすることが要求される。
【0006】この発明は、上記のような、花屋等におい
て花、草木等の植物を細く破砕して廃棄処理する破砕装
置への要求を満たすために為されたものである。すなわ
ち、この発明は、内部の清掃やメンテナンスが容易で、
しかも花屋の店頭等の狭い作業スペースに設置した場合
であっても、店頭作業の邪魔にならないようにすること
ができる破砕装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、内部に被砕物を破砕するカッタとこの
カッタを駆動するモータを有する装置本体と、この装置
本体上に配置され、後端を装置本体の後端に揺動自在に
取り付けられることにより装置本体の上部を開閉すると
ともに上面が平面である天板と、装置本体の前面に配置
され、下端を装置本体に揺動自在に取り付けられること
により、被砕物を装置本体内に投入するための投入口を
開閉するトレーカバーとを備えていることを特徴として
いる。
【0008】上記目的を達成するための第2の発明は、
前記破砕装置が、天板が閉じられた際に、この天板2を
装置本体に対しその閉鎖状態で係脱自在に係止するロッ
ク機構を備えていることを特徴としている。
【0009】上記目的を達成するための第3の発明は、
前記装置本体上に取り付けられた天板の位置が、作業テ
ーブルの高さとほぼ同じ高さであることを特徴としてい
る。上記目的を達成するための第4の発明は、前記トレ
ーカバーが装置本体に対して着脱自在であることを特徴
としている。
【0010】上記目的を達成するための第5の発明は、
前記モータの回転軸に、この回転軸を回転させるための
ノブが取り付けられていることを特徴としている。上記
目的を達成するための第6の発明は、前記破砕装置が、
天板の開閉を検知するセンサと、破砕された破砕物を取
り出すための扉の開閉を検知するセンサとを備え、これ
らセンサが、装置本体の前面に着脱自在に取り付けられ
たパネルに配置されていることを特徴としている。
【0011】上記目的を達成するための第7の発明は、
装置本体の後部に補助テーブルが取り付けられているこ
とを特徴としている。
【0012】
【作用】上記第1の発明によれば、被砕物を細く破砕し
て廃棄処理する際には、トレーカバーがその下端を支点
として揺動されることに被砕物を装置本体内に投入する
ための投入口が開口される。投入口から投入された被砕
物は、カッタによって破砕される。この破砕装置の内部
の清掃や点検の際には、天板の前端部を上方に引き上げ
ることによって、装置本体の上部が開放される。そし
て、天板の上面が平板であるので、この天板上を作業台
として使用できる。
【0013】また、上記第2の発明によれば、天板はロ
ック機構によって装置本体に係止され、このロック機構
を解除することによって天板を開放することが出来る。
また、上記第3の発明によれば、天板の位置が、作業台
テーブルの高さとほぼ同じ高さであるので、破砕装置を
他の作業テーブルと並べて配置した際に、作業面に凹凸
を形成することがない。
【0014】また、上記第4の発明によれば、破砕装置
の内部の清掃や点検の際に、トレーカバーが装置本体か
ら取り外されることにより、装置本体の上部がさらに広
く開放される。
【0015】また、上記第5の発明によれば、カッタに
噛み込まれた被砕物の除去を行う際に、モータの回転軸
に取り付けられたノブを手動で回転させることにより、
モータの回転軸が、カッタによる被砕物の破砕方向と反
対方向に回転される。
【0016】また、上記第6の発明によれば、天板の開
閉を検知するセンサと、破砕された破砕物を取り出すた
めの扉の開閉を検知するセンサのメンテナンスは、これ
らのセンサが配置されているパネルを装置本体から取り
外すことにより行われる。
【0017】また、上記第7の発明にれば、補助テーブ
ルにより、広い作業スペースが確保される。
【0018】
【実施例】以下、この発明による破砕装置の実施例を図
面に基づいて説明する。図1において、破砕装置の本体
1の上部には、上面が平坦な天板2が取り付けられてい
る。この天板2は本体1に対してその後端部を支点とし
て開閉自在になっている。この天板2の構造については
後で詳述する。本体1の前面の上部中央には、下端縁を
支点として開閉自在なトレーカバー3が取り付けられて
おり、本体1の下部には、図面左側に破砕物用ボックス
を取り出すための扉4が、また図面右側に水用ボックス
を取り出すための扉5が、それぞれ開閉自在に取り付け
られている。図中6は、フロント・パネルである。ま
た、トレーカバー3の右側方の前面パネル7Aには、後
述するようなスイッチ類およびランプ類が配置されてい
る。
【0019】本体1内の上部部分には、図2および3に
示されるように、トレーカバー3の下方に位置するよう
に一対のカッタ10a,10bが互いに噛み合わされた
状態で横向きに設置されており、さらにその後方部には
正逆回転式の図示しないモータが横向きに設置されてい
て、この図示しないモータの回転力により図示しない歯
車を介して、図2においてカッタ10aが時計方向に、
カッタ10bが反時計方向に回転される。さらにカッタ
10aの下方部には水切りローラ12がカッタ10aの
軸方向と平行に配置されて、図示しない歯車によって反
時計方向に回転される。そして、水切りローラ12の外
周面に等間隔で形成された溝部にカッタ10aに取り付
けられた複数の刃部がそれぞれ侵入されて、水切りロー
ラ12の外周面とカッタ10aの軸部の外周面とが、互
いに接触されている。
【0020】図示しないモータの軸部11aには、ノブ
13が固定されており、このノブ13を回すことによっ
て、図示しないモータを正逆両方向に回転させることが
出来るようになっている。
【0021】トレーカバー3には、その後面両側部から
それぞれ本体1の内壁面と平行に後方に延びるように、
一対の略扇形状の側板14が取り付けられている。そし
て、トレーカバー3は、本体1に対しその下端縁を支点
として揺動して、上部が開閉される。すなわち、トレー
カバー3の上端部が本体1の前方方向に引かれるとトレ
ーカバー3の上方部が開口されて(図2の状態)、被砕
物の投入口Aが形成されるようになっている。この投入
口Aから投入された被砕物は、トレーカバー3の後面お
よび両側板14に案内されて、カッタ10a,10bの
噛合い部の上に落下されるようになっている。
【0022】なお、トレーカバー3は、本体1に対して
容易に取り外せるようになっている。このようなトレー
カバー3の取り付け構造は、図4に示すように本体1に
固定されたプレート30に形成された縦溝30aにトレ
ーカバー3の支点軸3aが上方から着脱自在に嵌合され
るようになっている。そして、トレーカバー3の位置決
めは、カバー3に設けられたロックピン3bがプレート
30と一体のロックプレート30bに形成された位置決
め用の段部30c,30dに係合することにより行われ
るようになっている。
【0023】天板2は、図3からよく分かるように、そ
の後端部がヒンジ16(図5参照)によって本体1の上
部後端部に揺動自在に取り付けられており、本体1に対
しその後端縁を支点として上方に開くことができるよう
になっている。
【0024】この天板2の前端縁両側には、前面パネル
7Aおよび7Bが一体的に固定されており、天板2を開
閉する際に、これら前面パネル7Aおよび7Bも一体的
に開閉されるようになっている。また、天板2の下部に
は、下方が解放され上端縁が天板2の下面に当接され前
端縁がそれぞれ前面パネル7Aおよび7Bの内側側縁の
後部に当接された状態で、トレーカバー3の投入口Aか
らカッタ10a,10bまでの被砕物投入経路を囲むよ
うに、案内板17が取り付けられている。したがって、
この案内板17も天板2の開閉に伴って、本体1の上部
を開閉する。
【0025】天板2は、閉止状態において、ロック機構
20により本体1に係止される。このロック機構20
は、図6に示されるように、本体1の上端両側部に立設
された一対のロック・プレート21と、天板2に形成さ
れた溝22にスライド自在に嵌合された解除レバー23
と、一端が天板2に係止され他端が解除レバー23に係
止されて解除レバー23を溝22に沿って天板2の後方
向に付勢するスプリング24によって、構成される。
【0026】このロック機構20は、天板2が開状態か
ら閉じられると、解除レバー23がロック・プレート2
1の傾斜面21a上を摺動し、スプリング24に抗して
溝22に沿って天板2の前方向に移動し、最後にロック
・プレート21の鉤部21bに係合することによって、
天板2を閉状態に係止する。また、解除レバー23を溝
22に沿って天板2の前方向に移動させるとロック・プ
レート21の鉤分21bとの係合が解除される。
【0027】天板2の上面の高さhは、作業台の標準的
な高さ70〜90cmに設定されており、さらに天板2の
上面は平面になっており、その上での作業が可能になっ
ている。
【0028】フロント・パネル6には、図7および8に
示されるように、破砕物ボックス用扉4の扉開閉確認用
スイッチ(センサ)SW5、水ボックス用扉5の扉開閉
確認用スイッチ(センサ)SW6および天板2の開閉確
認用スイッチ(センサ)SW7が取り付けられており、
各スイッチは制御回路SBに接続されている。
【0029】図8において、SW4はトレーカバー開閉
確認用スイッチ,SW3はメインスイッチ,30は過電
流検出回路である。また、前面パネル7A(図7参照)
には、起動スイッチSW1および停止スイッチSW2が
配置され、さらに運転表示ランプL1,トレー開表示ラ
ンプL2,扉4,5,天板2の開表示ランプL3および
異常表示ランプL4が配置されていて、それぞれ制御回
路SBに接続されている。
【0030】制御回路SBは、メインスイッチSW3が
オンされた後、トレーカバー開閉確認用スイッチSW4
がオフの場合(トレーカバー3が開いている場合)、ト
レー開表示ランプL2を点灯させ、扉開閉確認用スイッ
チSW5,扉開閉確認用スイッチSW6または開閉確認
用スイッチSW7の何れかがオフの場合(破砕物ボック
ス用扉4,水ボックス用扉5または天板2の何れかが開
いている場合)には開表示ランプL3を点灯させ、スイ
ッチSW3〜7が何れもオンの状態で起動スイッチSW
1がオンされると運転表示ランプL1が点灯させる。そ
して、図示しないモータに過負荷がかかったことを過電
流検出回路30が検知すると図示しないモータへの通電
を遮断するとともに、異常表示ランプL4を点灯させ
る。
【0031】上記のように、扉開閉確認用スイッチSW
5,扉開閉確認用スイッチSW6および開閉確認用スイ
ッチSW7が取り付けられたフロント・パネル6は、本
体1に対しその前方からボルト6aによって固定されて
おり、このボルト6aを緩めることにより本体1から簡
単に取り外すことができる。
【0032】上記粉砕装置は、花屋の店頭等に置く際、
他の作業テーブルの横または前に並べて配置することが
でき、このとき、天板2の上面が平面になっており、し
かもその高さhが他の作業テーブルの高さとほぼ同じに
なっているので、粉砕装置を作業台の一部として使用す
ることが出来る。
【0033】花、草木等の植物の被砕物を細く破砕して
廃棄処理する場合には、メインスイッチSWをオンした
後、トレーカバー3,破砕物ボックス用扉4,水ボック
ス用扉5および天板2がすべて閉じられ、トレーカバー
開閉確認用スイッチSW4、扉開閉確認用スイッチSW
5,扉開閉確認用スイッチSW6および開閉確認用スイ
ッチSW7がすべてオンして、トレー開表示ランプL2
および開表示ランプL3が何れも消灯しているのを確認
の後、起動スイッチSW1をオンして図示しないモータ
を駆動する。これによって、運転表示ランプL1が点灯
する。
【0034】トレーカバー3が開けられ、形成された投
入口Aから被砕物が投入されると、この被砕物は、カッ
タ10aと10bの間に噛み込まれて破砕される。さら
にその破砕物は、カッタ10aの軸部外周面と水切りロ
ーラ12とによって絞られ、その水分は図示しないトレ
ーを伝って水ボックス内に落下される。また、破砕物は
破砕物ボックス内に落下される。
【0035】被砕物がカッタ10aと10bの間に噛み
込まれた際、図示しないモータに過負荷がかかると、こ
れを過電流検出回路30が検知して図示しないモータへ
の通電が遮断され、図示しないモータの駆動が停止され
る。
【0036】上記のように図示しないモータに過負荷が
かかって図示しないモータが停止した際には、作業者
は、停止スイッチSW2を押した後、ロック機構20を
解除し天板2を開けて、カッタ10aと10bの間に噛
み込まれた被砕物の除去を行う。このロック機構20の
解除は、解除レバー23を天板2の手前側にひいて、ロ
ック・プレート21の鉤分21bとの係合を解除するこ
とにより行う。この時、図3に示されるように、天板2
とともに前面パネル7A,7Bと案内板17も天板2と
一体になって本体1の上方を開放する。作業者は、この
図3の状態で被砕物の除去を行うが、この時、図示しな
いモータの軸部11aに取り付けられたノブ13を図示
しないモータの正回転方向と逆方向に回転させて、カッ
タ10aおよび10bを被砕物の破砕方向と逆方向に回
転させることにより、容易に被砕物をカッタ10aと1
0b間から除去することが出来る。またこの時、トレー
カバー3を本体1から取り外せば、さらに被砕物の除去
を容易に行うことが出来る。
【0037】以上の作業によって、被砕物の除去を行っ
た後、トレーカバー3を本体1に取り付け、天板2を閉
めて被砕物の破砕作業を再開する。この時、天板2を閉
めると、解除レバー23がロック・プレート21の傾斜
面21a上を摺動してロック・プレート21の鉤分21
bに係合することにより、天板2が閉状態に係止され
る。そして、トレーカバー3,破砕物ボックス用扉4,
水ボックス用扉5および天板2がすべて閉じられている
ことを、トレー開表示ランプL2および開表示ランプL
3の消灯によって確認の後、起動スイッチSW1をオン
して図示しないモータの駆動を,再開させる。
【0038】扉開閉確認用スイッチSW5,扉開閉確認
用スイッチSW6および開閉確認用スイッチSW7のメ
ンテナンスは、ボルト6aを緩めてフロント・パネル6
を本体1から取り外すことにより行うことができる。扉
開閉確認用スイッチSW5,扉開閉確認用スイッチSW
6および開閉確認用スイッチSW7は、フロント・パネ
ル6の裏側にそれぞれ取り付けられているので、フロン
ト・パネル6を取り外すことにより、容易にその点検お
よび修理を行うことが出来る。また、装置製造時の組立
性を向上させることも出来る。
【0039】前面パネル7Aには、起動スイッチSW1
および停止スイッチSW2が配置され、さらに運転表示
ランプL1,トレー開表示ランプL2,扉4,5,天板
2の開表示ランプL3および異常表示ランプL4が配置
されているので、前面パネル7Aを取り外すことによ
り、容易にその点検および修理を行うことが出来る。ま
た、装置製造時の組立性を向上させることも出来る。
【0040】以上のように、上記破砕装置は、天板2を
はね上げ、トレーカバー3,フロント・パネル6および
前面パネル7Aを本体1から取り外し、破砕物ボックス
用扉4および水ボックス用扉5を開けると、装置の前面
から内部の機構のすべてのメンテナンスを行うことが出
来る。これによって、メンテナンスの際、本体1を設置
場所から動かす必要がない。
【0041】図9に示すように、本体1の後部には補助
テーブルが取り付けられており、この補助テーブル51
は、ヒンジ51aによって通常は本体1の天板2に重な
っている。補助テーブル51の使用時には、図示のよう
にヒンジ51aを支点にして開く。これにより、より広
く作業スペースを設けることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、破
砕装置の内部の清掃やメンテナンスが必要な場合には、
天板の前端部を上方に引き上げることによって装置本体
の上部が容易に開放でき、頻繁に行われる破砕装置の内
部の清掃やメンテナンスを容易に行うことが出来る。し
かも天板上を作業台として使用できるので、花屋の店頭
等の狭い作業スペースに設置した場合であっても、店頭
作業の邪魔にならないようにすることができるまた第2
の発明によれば、ロック機構によって天板を装置本体に
対して容易に係脱させることが出来る。
【0043】また、上記第3の発明によれば、天板の位
置が、作業台テーブルの高さとほぼ同じ高さであるの
で、破砕装置を他の作業テーブルと並べて配置した際
に、作業面に凹凸を形成することがない。
【0044】また、上記第4の発明によれば、破砕装置
の内部の清掃や点検の際に、トレーカバーを装置本体か
ら取り外すことにより、装置本体の上部をさらに広く開
放することができ、これによって、破砕装置の内部の清
掃や点検作業をさらに容易にすることが出来る。
【0045】また、上記第5の発明によれば、カッタに
噛み込まれた被砕物の除去を行う際に、モータの回転軸
に取り付けられたノブを手動で回転させることにより、
容易に被砕物の除去を行うことが出来る。
【0046】また、上記第6の発明によれば、天板の開
閉を検知するセンサと、破砕された被砕物を取り出すた
めの扉の開閉を検知するセンサのメンテナンスは、これ
らのセンサが配置されているパネルを装置本体から取り
外すことにより、容易に行うことが出来る。
【0047】また、上記第6の発明によれば、補助テー
ブルにより広い作業スペースを確保することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この本発明による破砕装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】同実施例における破砕装置の内部構造を示す側
面図である。
【図3】同実施例における破砕装置を天板およびトレー
カバーが開放された状態で示す斜視図である。
【図4】同実施例における破砕装置のトレーカバーの取
付け構造を示す側面図である。
【図5】同実施例における破砕装置の天板の取付け構造
を示す側面図である。
【図6】同実施例における破砕装置の天板のロック機構
を示す概略図である。
【図7】同実施例における破砕装置の天板の正面図であ
る。
【図8】同実施例における破砕装置の制御部の構成を示
すブロック図である。
【図9】同実施例における補助テーブルを示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1…本体 2…天板 3…トレーカバー 4,5…扉 6…フロント・パネル 10a,10b…カッタ 11…モータ 11a…回転軸 13…ノブ 18…モータ 20…ロック機構 51…補助テーブル SW5,SW6…扉開閉確認用スイッチ SW7…開閉確認用スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に被砕物を破砕するカッタとこのカ
    ッタを駆動するモータを有する装置本体と、 この装置本体上に配置され、後端を装置本体の後端に揺
    動自在に取り付けられることにより装置本体の上部を開
    閉するとともに上面が平面である天板と、 装置本体の前面に配置され、下端を装置本体に揺動自在
    に取り付けられることにより、被砕物を装置本体内に投
    入するための投入口を開閉するトレーカバーと、 を備えていることを特徴とする破砕装置。
  2. 【請求項2】 前記破砕装置が、天板が閉じられた際
    に、この天板2を装置本体に対しその閉鎖状態で係脱自
    在に係止するロック機構を備えている請求項1に記載の
    破砕装置。
  3. 【請求項3】 前記装置本体上に取り付けられた天板の
    位置が、作業テーブルの高さとほぼ同じ高さである請求
    項1に記載の破砕装置。
  4. 【請求項4】 前記トレーカバーが装置本体に対して着
    脱自在である請求項1に記載の破砕装置。
  5. 【請求項5】 前記モータの回転軸に、この回転軸を回
    転させるためのノブが取り付けられている請求項1に記
    載の破砕装置。
  6. 【請求項6】 前記破砕装置が、天板の開閉を検知する
    センサと、破砕された破砕物を取り出すための扉の開閉
    を検知するセンサとを備え、これらセンサが、装置本体
    の前面に着脱自在に取り付けられたパネルに配置されて
    いる請求項1に記載の破砕装置。
  7. 【請求項7】 装置本体の後部に補助テーブルが取り付
    けられている請求項1に記載の破砕装置。
JP18817294A 1994-08-10 1994-08-10 破砕装置 Pending JPH0852374A (ja)

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JP18817294A JPH0852374A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 破砕装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218446A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Tajiri:Kk 破砕機
CN106378355A (zh) * 2016-11-30 2017-02-08 苏州甘泰精密机械有限公司 一种感应智能清洁处理器

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JP2006218446A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Tajiri:Kk 破砕機
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