JPH054201A - 電動丸鋸 - Google Patents

電動丸鋸

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JPH054201A
JPH054201A JP3156340A JP15634091A JPH054201A JP H054201 A JPH054201 A JP H054201A JP 3156340 A JP3156340 A JP 3156340A JP 15634091 A JP15634091 A JP 15634091A JP H054201 A JPH054201 A JP H054201A
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JP3156340A
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Takashi Oda
尚 小田
Yoshihiro Sakamoto
芳裕 坂本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D59/00Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices
    • B23D59/006Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices for removing or collecting chips

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用場所に応じて切屑収納ボックスを取付け
たり、取り外したりして使用できる。 【構成】 電動丸鋸に回転鋸刃1を覆う固定カバー8を
設け、この固定カバー8の側面に着脱自在な切屑収納ボ
ックス24を配置する。使用場所に応じて切屑収納ボッ
クス24を取付けたり、取り外したりして使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転鋸刃を回転駆動す
ることにより木材や金属等の被切削物の切断を行うため
の電動丸鋸に関し、更に詳しくは切削(切断)した切屑
を収納するケースの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、電動丸鋸において、鋸刃の種類を
変えることにより木材、金属パイプ、プラスチック、A
LC(発泡コンクリート)材等種々の材料を切削(切
断)することができるようになっている。そして、この
ような様々材料を切断するために当然その切屑(切粉)
も同様に様々なものとなっている。一般的な作業現場で
は切屑が外へ排出されても特に問題はないが、店舗、家
の改築、改造などで使用する場合は切屑が排出されると
周囲を汚すので問題であり、室内作業(内装工事)では
室内を粉塵で汚さないようにシートなどでカバー等をし
なければならない。このような点から切屑を外にできる
だけ出さないように集塵タイプの丸鋸が現れてきてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した集
塵タイプの丸鋸は切屑収納ボックスが本体と一体に固定
されており、切屑収納ボックス内に溜まった切屑を捨て
る際には本体と共に投棄場所まで持ち運んで捨てなけれ
ばならず、作業が煩わしいという問題がある。また、一
般的な作業現場のように切屑が外部へ排出されても問題
がないところでは切屑収納ボックスがかえって邪魔にな
り作業がし難いことが多いという問題がある。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、一般的
な作業現場では切屑収納ボックスを取り外して使用でき
るとともに安全に使用でき、また、切屑が外部に排出さ
れてはいけない所では切屑収納ボックスを取付けて切屑
が外部に排出されないように使用でき、更に、切屑収納
ボックス内に溜まった切屑を捨てる際には本体から分離
して簡単に投棄箇所に持ち運んで投棄できるようにする
電動丸鋸を提供することを主目的とし、併せて、切屑収
納ボックス内への切屑の導入をスムーズにし、また、切
屑収納ボックスを安定して着脱自在に取付けることがで
きるようにし、また、切屑収納ボックス内への切屑の収
納性を良くすると共に作業者にエアー排出口から排出さ
れる空気が当たないようにし、更に切屑収納ボッスクか
らの切屑の排出が容易にでき、更にまた切屑収納ボック
ス内の切屑の収納量が目で確認できるようにすることを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解決
して本発明の目的を達成するため本発明の電動丸鋸は、
電動丸鋸に回転鋸刃1を覆う固定カバー8を設け、この
固定カバー8の側面に着脱自在な切屑収納ボックス24
を配置して成ることを特徴とするものである。そして、
固定カバー8の排出口に切屑収納ボックス24内へ切屑
を送り込むためのガイド用のダクト22を設けてもよ
い。
【0006】また、電動丸鋸の本体5の後部に取手部6
を設け、この取手部6の後部に電池部10を配設し、本
体5に回転鋸刃1を設けると共にこの回転鋸刃1を覆う
固定カバー8を設け、切屑収納ボックス24の一端を固
定カバー8に他端を電池部10に係合させてもよい。ま
た、切屑収納ボックス24の後端部の本体5と反対側の
上部の角部に側面と上面とにわたるようにエアー排出口
27を設けてもよい。
【0007】更に、切屑収納ボックス24の後端面部に
開閉自在な蓋26を設けてもよい。更にまた、切屑収納
ボックス24を透明としてもよいものである。
【0008】
【作用】回転鋸刃1を回転して被切削物を切削するので
あるが、電動丸鋸に回転鋸刃1の略上半分を覆うように
固定カバー8を設け、この固定カバー8の側面に着脱自
在な切屑収納ボックス24を配置してあるので、一般的
な作業現場では切屑収納ボックス24を取り外して切屑
収納ボックス24に邪魔されることなく作業ができるよ
うにする。この場合、回転鋸刃1を固定カバー8で覆っ
てあることで切屑収納ボックス24を外しても回転鋸刃
1のカバーができて安全を確保するようになっている。
一方、切屑が外部に排出されてはいけない所では切屑収
納ボックス24を取付けて切屑が外部に排出されないよ
うにして使用するものである。そして、切屑収納ボック
ス24が着脱自在であるから、切屑収納ボックス24内
に溜まった切屑を捨てる際には本体5から分離して切屑
収納ボックス24のみを投棄箇所に持ち運んで切屑を捨
てるものである。
【0009】また、固定カバー8の排出口に切屑収納ボ
ックス24内へ切屑を送り込むためのガイド用のダクト
22を設けると、固定カバー8内からガイド用のダクト
22を介して固定カバーの側面に配置した切屑収納ボッ
クス24内に切屑をスムーズに導入できることになる。
また、電動丸鋸の本体5の後部に取手部6を設け、この
取手部6の後部に電池部10を配設し、本体5に回転鋸
刃1を設けると共にこの回転鋸刃1を覆う固定カバー8
を設け、切屑収納ボックス24の一端を固定カバー8に
他端を電池部10に係合させると、切屑収納ボックス2
4の両端部がそれぞれ支持されることになって安定して
取付けられることになる。
【0010】また、切屑収納ボックス24の後端部の本
体5と反対側の上部の角部に側面と上面とにわたるよう
にエアー排出口27を設けると、切屑収納ボックス24
内に導入されて収納される切屑は切屑収納ボックス24
内の後部の下部から収納されていくが、この切屑の収納
箇所から離れた位置から空気を排出することができて、
切屑収納ボックス24内への切屑の収納性を良くすると
共に切屑がエアー排出口27から漏れることがなく、ま
た、作業者にもエアー排出口27から排出される空気が
当たらないようにできる。
【0011】更に、切屑収納ボックス24の後端面部に
開閉自在な蓋26を設けると、切屑を容易に捨てること
ができ、また、蓋26が作業者側にあるので作業性が良
くなるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。電動丸鋸は本体5の後部に取手部6を設
け、取手部6の後部に電池部10を着脱自在に取付けて
構成してある。本体5の取手部6の下方には補強片6a
が設けてあり、このように補強片6aを設けて補強する
ことで取手部6を細くできて握りやすいようにしてい
る。また、補強片6aで補強することで不意に落下して
も破損することがなく、更に取手部6を把持している手
と被切削物32の間に補強片6aが位置して手を守るよ
うになっている。本体5の前部の一側にモータ7を突設
し、本体5の前部の他側にモータ7により回転する回転
鋸刃1が設けてあり、更にこの本体5の前部の他側側に
固定カバー8が設けてあって、回転鋸刃1の略上半分を
固定カバー8により覆ってあり、また、本体5の前部下
面部側にはベース2が取付けてあり、回転鋸刃1の略下
半分がベース2の長溝9から下方に突出している。
【0013】なお、図6において28はスイッチ操作
部、29はスイッチ、30はスイッチ操作部のロックを
するためのスイッチロック釦、31はモータ7の回転を
鋸刃取付け軸11に伝達するためのギアを収納したギア
ボックスである。ここで、回転鋸刃1はギアボックス3
1に設けた円筒部31aの中心に位置する鋸刃取付け軸
11に取付けられるものである。また上記したギアボッ
クス31に設けた円筒部31aには可動カバー3が回動
自在に取付けてある。可動カバー3は回転鋸刃1のベー
ス2から下方に突出した部分の周縁部を覆うように断面
略U字状をしており、この可動カバー3は合成樹脂によ
り一体成形してある。ここで、可動カバー3は添付図面
の実施例では断面略U字状の可動カバー3の一側片3a
は長く、他側片3bが短くなっていて、長い方の側片3
aは回転鋸刃1のベース2よりも下方に突出した部分の
一方の側面のほぼ全面を覆うようになっており、短い方
の側片3bは回転鋸刃1のベース2よりも下方に突出し
た部分の他方の側面の外周端部に近い部分の側面を覆っ
ている。可動カバー3の上部に設けたばね支持部12と
本体5に突設したばね支持部13とにひっぱりばねより
なるばね材14の両端部が支持してあり、可動カバー3
が回転鋸刃1のベース2から下方に突出した部分の周縁
部を覆っている図3の状態がばね材14が無負荷状態と
なっている。そして、切削時に被切削物が可動カバー3
の前端部に当たり、回転鋸刃1により切断していくと可
動カバー3が上記ばね材14に抗して図14において時
計方向に回動して図14に示すように固定カバー8内に
入っていくようになっている。そして、この断面略U字
状をした可動カバー3の前端部には金属製の補強板4が
設けてある。図11に示す実施例では補強板4は、可動
カバー3部の外周底面の前端部及び可動カバー3の両側
面の前端部に沿う形状をしている。ここで、補強板4は
少なくとも可動カバー3の外周底面の前端部と、可動カ
バー3の一側面の前端部に沿う形状をしていてもよい。
また、断面略U字状の可動カバー3の両側片3a、3b
がいずれも長くて回転鋸刃1のベース2よりも下方に突
出した部分の両方の側面のほぼ全面を覆うようになって
いる場合には、可動カバー3の外周底面の前端部と上記
長い両側片3a、3bの両側面の前端のほぼ全長にわた
るように設けてもよい。また、金属製の補強板4の底部
4aにはカーリングにより形成したガイド部15が設け
てある。金属製の補強板4を合成樹脂製の可動カバー3
に取付けるには例えば図10に示すように合成樹脂製の
可動カバー3の前端部に金属製の補強板4を被嵌し、可
動カバー3に設けたボス16を補強板4の両側片4b、
4cに設けた孔17をはめ込んでヒートシールにより固
定するものである。
【0014】固定カバー8内の前部には図8に示すよう
に切屑導入用リブ19が設けてあり、回転鋸刃1の一部
がこの切屑導入用リブ19に設けた縦溝20内に入って
いる。そして、この切屑導入用リブ19で仕切られた固
定カバー8内の前部が切屑導入用空所21となってい
る。固定カバー8の前部の上部側面にはダクト22が設
けてあり、このダクト22と上記切屑導入用空所21と
が連通しており、更にダクト22の吐出口23は後方に
向けて開口しているものである。このように固定カバー
8内に切屑導入用リブ19を設けることで切屑が回転鋸
刃1の回転に誘導されて後方へ移動して飛散するのを防
止して確実にダクト22側に排出できるようにしてい
る。
【0015】本体5の固定カバー8を設けた方の側面側
には図9に示すような切屑収納ボックス24が着脱自在
に取付けられる。この場合、切屑収納ボックス24の前
部の側面と固定カバー8の側面とが重複するように重ね
て取付けるものであり、切屑収納ボックス24を取付け
るには、切屑収納ボックス24前部の一側面の上部に設
けた開口部24aの縁を、固定カバー8の側面の前端上
部に設けた前記ダクト22の直ぐ前方において前方に向
けて突設した係止フック22aに係止し、切屑収納ボッ
クス24の本体5側の側面の後部に突設した弾性を有す
る係合フック24bを本体5の後部の取手部6の後端部
に取付けた電池部10に設けた係合溝部10aに着脱自
在に係合することで取付けてある。もちろん上記以外の
取付け手段により着脱自在に切屑収納ボックス24を取
付けてもよいものである。切屑収納ボックス24をこの
ように前後端部で支持して取付けると、前後方向に長い
切屑収納ボックス24を両端において安定して支持でき
て取付けが安定し、作業時の動きや切断による振動で不
意に外れることがないものであり、また、ダクト22を
はめ込む開口部24の近くで取付けることで固定カバー
8との間に隙間が形成しないようにでき、切屑がこの部
分から外部に漏れることがないようにできる。また、切
屑収納ボックス24を上記のように固定カバー8の側面
に重ねて取付けた場合、固定カバー8に突設したダクト
22が切屑収納ボックス24の前記開口部24から切屑
収納ボックス24内の前部の上部内にはめ込まれるよう
になっていて、切屑収納ボックス24の吐出口23が切
屑収納ボックス24内の前部において後方に向けて開口
することになる。切屑収納ボックス24は前後に長く、
上記のように固定カバー8の側面に重ねて取付けてあ
り、更にベース2の上方においてベース2に近接して取
付けられるが、この切屑収納ボックス24の前端部の下
面部は切り欠いてあって切欠部24cとなっている。こ
の切欠部24cはダクト22がはめ込まれる開口部24
の下方に対応した位置に設けられる。そしてこの切屑収
納ボックス24の前端部の下面部に切欠部24cを設け
ることで切屑収納ボックス24を取付けた状態でも回転
鋸刃1による被切削物2の切削部分が容易に見通せるよ
うになっていて正確な切削ができるようになっている。
また、切屑収納ボックス24は図9に示すように前後方
向に長く且つ後方に行くほど幅広となるように形成して
あり、回転鋸刃1の側方部分においては切屑収納ボック
ス24の幅が狭くなるようになっている。このため回転
鋸刃1部分においては側方への出っ張りを少なくできて
切削時に切屑収納ボックス24が邪魔になるのを極力抑
えて快適な作業ができるようになっている。また、この
ように回転鋸刃1部分における側方への出っ張りを少な
くすることで、前方の見通しが良くて正確な切削作業が
できるようになっている。切屑収納ボックス24の後端
面には回動支持部25により回動自在に取付けられた蓋
26が開閉自在に設けてある。また、切屑収納ボックス
24の後端部の本体5と反対側の上部の角部に側面と上
面とにわたるようにエアー排出口27が設けてある。こ
のように、切屑収納ボックス24の後端部の本体5と反
対側の上部の角部に側面と上面とにわたるようにエアー
排出口27が設けると、切屑収納ボックス24内に導入
されて収納される切屑は切屑収納ボックス24内の後部
の下部から順に収納されていくが、この切屑の収納箇所
から離れた位置から空気を排出することができて、切屑
収納ボックス24内への切屑の収納性を良くすると共に
切屑がエアー排出口27から漏れることがなく、また、
作業者にも微細な切屑とともに排気空気が作業者に当た
らず快適な作業ができるようになる。また、切屑収納ボ
ックス24は内部に溜まる切屑の量を外から目で確認で
きるように透明となっている。
【0016】なお、固定カバー8の前部の下部には上下
方向にスライド自在に透明の保護カバー33が取付けて
ある。そして、金属製の被切削物32を切断したり、あ
るいは切断屑が外部に飛散しては困るような場合など、
保護カバー33の下部を固定カバー8の前端部の下端か
ら下方に突出するように下降させて保護カバー33の下
端をベース2に近接させ、切断屑が外部に飛散するのを
防止するようになっている。そして、この場合、保護カ
バー33が透明であるため回転鋸刃1によって被切削物
32を切断している部分を見ることができるようになっ
ている。もちろん、切断屑が固定カバー8の前端部下端
の下方部分から外方に飛散してもあまり問題とならない
ような場合には、図12、図13に示すように保護カバ
ー33を上に移動させ、回転鋸刃1によって被切削物3
2を切断している部分を直接目で確認しながら切削作業
をすることができるものである。
【0017】ところで、本発明においては、図5に示す
ように、取手部6の片側にモータ7が配置され、他の片
側に切屑収納ボックス24が配置されることになるの
で、左右方向の重量バランスが良く、取手部6を持って
作業する際に楽に作業できるものであり、また、切削時
に回転鋸刃1と被切削物32が直角に位置することにな
り正確に切削できることになる。
【0018】また、図5に示すように前方に回転鋸刃1
とモータ7、後方に電池部10を配置することで、取手
部6を中央にして前後方向の重量バランスが良くなり作
業が楽に行えて疲れるようなことがないものである。し
かして、本発明の電動丸鋸を使用するには、回転鋸刃1
を回転させながら電動丸鋸を前方に移動して回転鋸刃1
のベース2から下方に突出した部分で被切削物32を切
削するのである。この場合、被切削物32により可動カ
バー3の前端が後方側に押されることで、図14に示す
ように可動カバー3がばね材14に抗して可動して固定
カバー8内に入り、この状態で被切削物の切削が行われ
る。この場合、合成樹脂製の可動カバー3の前端部に金
属製の補強板4を設けてあるので、可動カバー3の前端
部の金属製の補強板4が被切削物32の前端部に当たる
ものであり、このため、被切削物32が金属薄板や金属
材料にエッジがあるものであっても、可動カバー3の前
端部に被切削物が食い込んだり、また、可動カバー3の
前端部が削れたりすることなく可動カバー3がスムーズ
に回動することができるようになっている。そして、こ
の場合、ガイド部15を設けることで、金属製の薄板等
の被切削物32を接続してベース2方向に返りが発生し
ても電動丸鋸が被切削物32上をスムーズに摺動できる
ので、作業性が良く疲れることがないようになってい
る。もちろん本発明において、金属だけでなく、木その
他の種々のものが切断できるものである。
【0019】ここで、店舗、家の改築、改造などのよう
に切屑が排出されて周囲を汚したら困るような場所や、
室内作業の場合においては図12に示すように切屑で汚
さないように切屑収納ボックス24を取付けて使用する
ものである。この場合、鋸刃1で切断された被切削物3
2の切断屑は固定カバー8の前部の内部に形成された切
屑導入用空所21に導入され、切屑導入用リブ19にガ
イドされて飛散を防止しながら切屑導入用空所21に連
通したダクト22の吐出口23から切屑収納ボックス2
4内に切屑が導入されるものである。この場合、切屑は
切屑収納ボックス24内の前部の上部から後方に向けて
吐き出されて切屑収納ボックス24内に溜められること
になる。排気は切屑収納ボックス24の後端部の本体5
と反対側の上部の角部に側面と上面とにわたるように設
けたエアー排出口27から排出されて作業者に当たらな
いようになっている。そして、切屑収納ボックス24内
に溜まった切屑を捨てる場合には、切り屑収納ボックス
24を本体5から取外して、投棄場所まで切屑収納ボッ
クス24を運んで蓋26を開いて中の切屑を捨てるもの
である。
【0020】もちろん本発明にあって、一般的な作業現
場で切屑を排出、飛散させても問題ないような場合には
図13に示すように切屑収納ボックス24を本体5から
取り外した状態で使用する。この場合、切屑収納ボック
ス24を取り外しても、回転鋸刃1の略上半分を固定カ
バー8で覆ってあるので、安全性の面で問題がなく、更
に、固定カバー8内の前部を切屑導入用空所21とし、
固定カバー8の前部の上部側面にダクト22を設け、こ
のダクト22と上記切屑導入用空所21とを連通し、ダ
クト22に後方に向けて吐出口23を形成することで、
切屑を取手部6を持つ作業者の側方から後方に向けて出
すことで、作業者に向けて切屑が直接かかることがない
ようになっている。
【0021】図15には電動丸鋸に注水手段を設けた場
合の実施例が示してある。すなわち、注水タンク50を
モータ7にバンド51により取付け、注水タンク50か
らホース52を介して回転鋸刃1の刃先に注水するよう
にしている。ここで、ホース52の途中には注水量調節
バルブ53を設けて注水量を調整できるようになってい
る。そして、この注水量調節バルブ53は取付け板54
に取付けてあり、取付け板54は本体5にねじ55で強
固に取付けてあって、注水量調節バルブ53を調節する
時がたついたり動いたりせず操作性を良くし、調節が正
しくできるようにしてある。
【0022】
【発明の効果】本発明にあっては叙述のように、電動丸
鋸に回転鋸刃を覆う固定カバーを設け、この固定カバー
の側面に着脱自在な切屑収納ボックスを配置してあるの
で、一般的な作業現場では切屑収納ボックスを取り外し
て使用できるとともに切屑収納ボックスを取り外しても
固定カバーにより回転鋸刃が覆われて安全に使用できる
ものであり、また、切屑が外部に排出されてはいけない
所では切屑収納ボックスを取付けて切屑が外部に排出さ
れないように使用でき、更に、切屑収納ボックス内に溜
まった切屑を捨てる際には本体から分離して簡単に投棄
箇所に持ち運んで投棄できるという利点がある。
【0023】また、電動丸鋸に回転鋸刃の略上半分を覆
うように固定カバーを設け、この固定カバーの側面に着
脱自在な切屑収納ボックスを配置したものにおいては、
固定カバー内からガイド用のダクトを介して固定カバー
の側面に配置した切屑収納ボックス内に切屑をスムーズ
に導入できるものである。また、電動丸鋸の本体の後部
に取手部を設け、この取手部の後部に電池部を配設し、
本体に回転鋸刃を設けると共にこの回転鋸刃を覆う固定
カバーを設け、切屑収納ボックスの一端を固定カバーに
他端を電池部に係合させるものにおいては、切屑収納ボ
ックスの両端部がそれぞれ支持されることになって安定
して取付けられるものである。
【0024】また、切屑収納ボックスの後端部の本体と
反対側の上部の角部に側面と上面とにわたるようにエア
ー排出口を設けたものにおいては、切屑収納ボックス内
に導入されて収納される切屑は切屑収納ボックス内の後
部の下部から収納されていくが、この切屑の収納箇所か
ら離れた位置から空気を排出することができて、切屑収
納ボックス内への切屑の収納性を良くすると共に切屑が
エアー排出口から漏れることがなく、また、作業者にも
エアー排出口から排出される空気が当たないようにでき
て快適な作業ができるものである。
【0025】更に、切屑収納ボックスの後端面部に開閉
自在な蓋を設けると、切屑を容易に捨てることができ、
また、蓋が作業者側にあるので作業性が良くなるもので
ある。また、切屑収納ボックスを透明としたものにあっ
ては、切屑の収納量を目で確認できて捨てる時期が簡単
に判断できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一側方から見た斜視図である。
【図2】同上の他側方から見た斜視図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の他方の側面図である。
【図5】同上の平面図である。
【図6】同上の本体のカバーの片側を外した状態の側面
図である。
【図7】同上の同上の切屑収納ボックスを外した状態の
斜視図である。
【図8】同上の一部破断した側面図である。
【図9】同上の切屑収納ボックスを示す図面で、(a)
は側面図であり、(b)は平面図である。
【図10】同上の可動カバーに補強板を取付けた部分の
斜視図である。
【図11】同上の補強板の斜視図である。
【図12】同上の切屑収納カバーを取付けた状態で透明
カバーを上に上げた状態の側面図である。
【図13】同上の切屑収納カバーを取付けていない状態
で透明カバーを上に上げた状態の側面図である。
【図14】同上の被切削物を切削している状態の側面図
である。
【図15】本発明の他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 回転鋸刃 5 本体 6 取手部 8 固定カバー 10 電池部 22 ダクト 24 切屑収納ボックス 26 蓋 27 エアー排出口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動丸鋸に回転鋸刃を覆う固定カバーを
    設け、この固定カバーの側面に着脱自在な切屑収納ボッ
    クスを配置して成ることを特徴とする電動丸鋸。
  2. 【請求項2】 固定カバーの排出口に切屑収納ボックス
    内へ切屑を送り込むためのガイド用のダクトを設けて成
    ることを特徴とする請求項1記載の電動丸鋸。
  3. 【請求項3】 電動丸鋸の本体の後部に取手部を設け、
    この取手部の後部に電池部を配設し、本体に回転鋸刃を
    設けると共にこの回転鋸刃を覆う固定カバーを設け、切
    屑収納ボックスの一端を固定カバーに他端を電池部に係
    合させて成ることを特徴とする請求項1記載の電動丸
    鋸。
  4. 【請求項4】 切屑収納ボックスの後端部の本体と反対
    側の上部の角部に側面と上面とにわたるようにエアー排
    出口を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の電動
    丸鋸。
  5. 【請求項5】 切屑収納ボックスの後端面部に開閉自在
    な蓋を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の電動
    丸鋸。
  6. 【請求項6】 切屑収納ボックスを透明として成ること
    を特徴とする請求項1記載の電動丸鋸。
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