JPH0852283A - 砥石付き包丁ホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】包丁ホルダー（１）に包丁（６ａ、６ｂ）を出
し入れするだけで包丁の切れ味がキープでき、切れない
包丁も切れ味が蘇る包丁ホルダー（１）を提供する。 【構成】ホルダー部（１）に角度をもたせ交差させた棒
状の砥石（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ）を設け、ホルダー
部（１）両側にバネ（４ａ、４ｂ）を設けることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、砥石を設けた砥石付
き包丁ホルダーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、包丁を研ぐには砥石で研ぐ、また
はセラミック等を使用した包丁砥機があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来包丁は定期的に砥
石で研がなければ物が切れなくなり、主婦には面倒で手
間のかかる作業であった。又、面倒で研がずにいた場
合、切れ味が悪いので力を入れて物を切ろうとする為、
誤って手を切ってしまうという事がよくあった。又、包
丁砥機は高価で場所をとり、邪魔であった。この発明は
包丁をいちいち研がずにホルダー部（１）に出し入れす
るだけで包丁の刃は鋭く研げるというものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）ホルダー部（１）の上面に包丁が入る位の穴（８
ａ、８ｂ）を設ける。 （ロ）ホルダー部（１）に角度をもたせ交差させた棒状
の砥石（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ）を設ける。 （ハ）ホルダー部（１）の両側にバネ（４ａ、４ｂ）を
設ける。 本発明は以上のような構成よりなる砥石付き包丁ホルダ
ーである。

【０００５】

【作用】包丁を収納する場合、挿入口より包丁（６ａ、
６ｂ）を入れ包丁の柄でストップするまで入れる。この
時バネ（４ａ、４ｂ）の作用で砥石（２ａ、２ｂ、２
ｃ、２ｄ）に接触し刃を研ぎながら包丁（６ａ、６ｂ）
は収納される。又、包丁（６ａ、６ｂ）を出す時は柄を
そまま引っ張ればバネ（４ａ、４ｂ）の作用で砥石（２
ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ）に接触し刃を研ぎながら包丁
（６ａ、６ｂ）が出せるので常に刃は研げている。しか
もバネ（４ａ、４ｂ）はホルダー部（１）と一体成形と
なっているので組立は簡単でコストも安い。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）ホルダー部（１）の上面に包丁（６ａ、６ｂ）が
入る位の穴（８ａ、８ｂ）を設ける。 （ロ）ホルダー部（１）に角度をもたせ交差させた棒状
セラミック砥石（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ）をホルダー
部（１）より一体成形された支持部（３ａ、３ｂ）にて
支持する。 （ハ）ホルダー部（１）の両側にホルダー（１）と一体
成形されたバネ（４ａ、４ｂ）を包丁が砥石に接触する
くらいのバネ圧にて設ける。 （ニ）包丁（６ａ、６ｂ）の挿入角度が曲がっていても
垂直に収納されるように傾斜板（５ａ、５ｂ）を設け
る。 （ホ）ホルダー部（１）を固定する為のネジ穴（７）を
２カ所設ける。

【０００７】

【発明の効果】本発明は以上のような構造なので、 （イ）包丁（６ａ、６ｂ）を出し入れするだけで切れ味
をキープでき、切れない包丁も使用しているうちに切れ
味が良くなる。 （ロ）力を入れなくても良く切れるので手を切る事もな
い。 （ハ）１セットで包丁（６ａ、６ｂ）が２本収納出来る
ので無駄が無い。 （ニ）包丁砥機や砥石のように場所をとることも無い。 （ホ）簡単に装着出来る上、半永久的に使用できる。 （ヘ）ホルダー部（１）、支持部（３ａ、３ｂ）、バネ
部（４ａ、４ｂ）、傾斜部（５ａ、５ｂ）、すべて樹脂
成形によるのでコストが安く、組立も簡単である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の使用図である。

【符号の説明】

１ ホルダー部 ２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ 棒状セラミック砥石 ３ａ、３ｂ 支持部 ４ａ、４ｂ バネ部 ５ａ、５ｂ 傾斜板 ６ａ、６ｂ 包丁 ７ ネジ穴 ８ａ、８ｂ 穴部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）ホルダー部（１）に角度をもたせ交
   差させた棒状の砥石（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ）を設け
   る。 （ロ）ホルダー部（１）の両側にバネ（４ａ、４ｂ）を
   設ける。 本発明は以上のような構成よりなる砥石付き包丁ホルダ
   ーである。