JPH0852132A - 医用x線装置のテーブル装置 - Google Patents

医用x線装置のテーブル装置

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JPH0852132A
JPH0852132A JP6209405A JP20940594A JPH0852132A JP H0852132 A JPH0852132 A JP H0852132A JP 6209405 A JP6209405 A JP 6209405A JP 20940594 A JP20940594 A JP 20940594A JP H0852132 A JPH0852132 A JP H0852132A
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JP
Japan
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medical
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client
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Application number
JP6209405A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Suzuki
力 鈴木
Yoshikazu Iketa
嘉一 井桁
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】天板の表面形状を部分的に変化させ、IVRに
対する操作性を向上する。 【構成】被検者を横臥させる天板と、該天板を所定の自
由度で移動可能に支持する支持部とからなるテーブル装
置において、表面形状が部分的に変化し得る天板と、該
変化を制御する制御手段を具備する。 【効果】術者は腰を屈めることなく被検者の横部位を見
据えることが可能となる。これにより、術者は容易に正
確な治療を行えるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医用X線装置のテーブル
装置に関し、特に被検者の位置決めに好適なテーブルの
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】X線透視撮影台や循環器装置に代表され
る医用X線透視装置は、診断の分野においては欠かせな
いものとなっているが、最近は診断のみならず治療にも
使われるようになっている。これはX線透視下におい
て、例えば先端にさまざまな器具を取り付けたカテーテ
ルを被検者に挿入することにより行われるものであっ
て、具体的には閉塞した血管の拡張,臓器への薬物の注
入等であり、従来の外科的な手術により治療に対して、
被検者に与える苦痛を少なくでき、かつ安価に治療がで
きるという大きなメリットを持つため、急速に普及し出
している。このような治療は、IVR(Interventional
Radiology)と呼ばれている。図7に医用X線透視装置
の一例を示す。床1に設置されたテーブル支持部2は、
被検者6が横臥している天板4を支持している。被検者
6にはX線管8からX線が照射され、透過X線は受像装
置10に入射し、電気信号に変換される。X線管8と受
像装置10はアーム12により支持され、このアーム1
2は台車14に支持されている。さらに、台車14は天
井22に敷設されたレール16に支持されている。前記
電気信号は図示を省略した画像処理装置により、支持装
置20により天井22から支持されたディスプレイ18
に被検者6の透視像として表示されるようになってい
る。X線管8や受像装置10の移動,テーブルの移動,
X線のON,OFFは、図示を省略した操作卓により操
作できるようになっている。
【0003】ところで、IVRには、大きく血管系と非
血管系の2つに分けられる。非血管系IVRとは、例え
ば前記した臓器への薬物の注入の他、胆管の拡張等であ
る。この非血管系IVRにおいて、肋骨に覆われるよう
な部位を治療する場合、肋骨が邪魔になり治療しにくい
ことがある。特に、初めにカテーテルを挿入する段階で
ある。このような場合、体軸方向に挿入位置をずらせば
よいが、挿入位置は安易に選べるものではない。ところ
が、比較的多くの頻度で、カテーテルの挿入位置は人体
の横から挿入すればよいことがある。肋骨は人体に横断
的に存在するが、体軸方向に斜めになっているため、術
者が腰を屈め被検者を横から見据えるような姿勢をとる
ことにより可能となる。しかし、術者が腰を屈め被検者
を横から見る動作は、カテーテルを最初に挿入する時だ
けでなく、実際には1回の治療で何度となく必要となる
ものであって、術者によって非常に煩わしく、正確な治
療を妨げるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような問題点を解
決するためには、いわなる車載用胃集団検出装置に備え
られているローリング機能(被検者は体軸方向に沿った
軸に対して回転させる機能)を一般の医用X線透視装置
のテーブル装置に採用することが考えられる。しかし、
IVRにおいては、被検者は容態の悪い場合が少なくな
いため、ローリング動は適さない。
【0005】そこで本発明は上記カテーテル操作を行い
易くするため、テーブル全体をローリングさせるのでは
なく、テーブルの一部分を変形させ、この変形によって
被検者の体の一部分をカテーテル挿入操作を行い易い向
きにできるテーブルを提供することを目的として成され
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被検者を横臥させる天板と、該天板を所定
の自由度で移動可能に支持する支持部とからなる医用X
線装置のテーブル装置において、表面形状が部分的に変
化し得る天板と、該変化を制御する制御手段を具備する
ことにより達成される。
【0007】
【作用】被検者を横臥させる天板の表面形状が部分的に
変化することにより、被検者は回動する。これにより術
者は腰を屈めることなく被検者の横部位を見据えること
が可能となる。被検者は部分的に回動するため、大きな
負担とはならない。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図1乃至図6により説
明する。図1は本発明の第1の実施例を示すテーブル装
置の斜視図、図2は図1の断面図である。この第1の実
施例は天板を分割し、分割した天板の一部分を昇降さ
せ、前記被検者を回動させるようにしたものである。す
なわち、この実施例は、天板を52,54,56に3分
割し、これらをテーブル支持部58により支持する。テ
ーブル支持部58には天板54と56を昇降させるメカ
ニズムが内蔵されている。そのメカニズムを図1の断面
図である図2を併用して説明する。図2の(a)は図1
のA−A断面図である。また、図2の(b)は同図2の
左図のB−B断面図である。テーブル支持部58のフレ
ーム60に側板62が固定され、この側板62には天板
52が取付けられている。また、側板62にはモータ6
4,76が設けられ、ギア66,78が取付けられてい
る。これらギア66,78にはギア68,80が噛み合
っており、レバー70,82が取付けられている。この
レバー70,82には回転自在にレバー72,84が取
付けられ、それらレバー72,84の他端には回転自在
に取付け部材74,76が取付けられ、天板54,56
を支持する。図2(b)において、ギア78は軸92を
介して支持されており、軸92の他端にはレバー82,
84と同形状のレバー94,96が設けられ、取付け部
材98により天板56を支持する。88,90は天板5
2と54及び56を支持する蝶番である。このようなモ
ータ周辺の機構は左右対称となっている。
【0009】以上の説明からなる昇降手段は、モータ6
4,76のいずれかを図示を省略した制御装置により回
転させることにより、レバー70,82が回転し、レバ
ー72,84を介して天板54,56を回転させるよう
になっている。なお、本実施例は天板を分割し、分割し
た天板のいずれかを昇降させ、前記被検者6を回動させ
たものであり、これを成し遂げる機構は、図1,図2の
他にも色々考えられる。ここでは、特に限定しない。ま
た分割した天板は、どのような形状であっても良い。
【0010】図3は本発明の第2の実施例を示すテーブ
ル装置における天板の斜視図、図4は図3の断面図と機
能を示すブロック図である。本実施例は、天板に気密に
形成された袋状体を設け、該袋状体に流体(空気でも液
体でも良い)を流入させ、天板表面を部分的に昇降させ
るようにして被検者6を回動させるようにしたものであ
る。すなわち、天板150にシート材を設ける。このシ
ート材の両端は袋状に形成された154,156となっ
ている。なお、152,154,156はX線吸収率を
均一にするために同一の材質、もしくはX線吸収係数が
近い材質を選定するとよい。袋状に形成された袋状体1
54,156には、ポンプ166がバルブ158,16
2を介して接続されている。このバルブ158と162
はバルブに与える信号によって、DとE,FとG、及び
IとH,KとJが流体の通路となるようになる。また、
別の信号によっては、DとG,FとE、及びIとJ,K
とHが通路となる。これらバルブの内、FとKは外部に
対して塞がれている。なお、このようなバルブは、広い
分野で一般に多く使われ、ポピュラーなものであるた
め、詳細は記さない。ポンプ166はポンプ制御部16
8により駆動され、このポンプ制御部168は制御パネ
ル170により、術者により指令されるようになってい
る。バルブ158,162はバルブ制御部160,16
4により駆動され、フットスイッチ24,26(図7参
照)により制御される。以上の構成において、術者が制
御パネル170にポンプの駆動を指示すると、ポンプ1
66はポンプ制御部168により駆動される。その後、
被検者を回動させる場合、バルブ158とバルブ162
に逆の動作をさせる。すなわち、DとE,IとJが通路
となるようにする。Jはが塞がれているためポンプ16
6から流出した流体は袋状体154を膨らませ、被検者
6を回動させる。被検者6を元の状態に戻す時は、バル
ブ158がDとGを通路となるようにすれば袋状体15
4内の流体は排出される。袋状体156を膨らませる場
合は以上の逆の動作をすればよい。
【0011】以上の構成からなる本発明の第2の実施例
においては、シート材152と袋状体154,156の
材質や形状は特に限定しない。天板150に袋状体があ
れば良いのでシート材152を特に設けなくてもよい。
また、天板150そのもが袋状体となるような構造をと
っても良い。なお、これらは柔軟材で構成すると、別の
効果をも奏する。すなわち、IVRは長い場合で2,3
時間かかるため、柔軟材で構成することにより、被検者
6の疲労が低減されるのである。
【0012】図5は本発明の第3の実施例を示すテーブ
ル装置の側面図である。また、図6は図5のS矢視図で
ある。図5において、天板200の上面にシート状体2
02が被せられる。一方、テーブル装置の支持部204
内のフレーム206には部材218,220,222に
よりフレームが形成される。前記フレーム206にはモ
ータ208が固定され、出力軸にはピニオンギア210
が設けられている。このピニオンギア210にはギア2
12が噛み合い、軸224に取付けられている。軸22
4はベアリング214,216により前記フレーム20
6と、部材218,220,222から構成されるフレーム
に回転自在に支持されている。また、軸224にはアー
ム226が固定される。すなわち、モータ208を図示
を省略した制御装置により回転させると、アーム226
が回転するようになっている。このアーム226は前記
シート材202を押し上げる。図6は、図5のモータ20
8やアーム226の機構が2組設けられていることを示
している。軸は224a,224b、アームは226
a,226bとなっている。
【0013】以上の構成からなる第3の実施例は、2つ
のモータ208(1つは図示略)のいずれかを駆動させ
ると、アーム226a,226bのいずれかが回転しシ
ート材202を押し上げる。これにより被検者6は回動
する。なお、本実施例は、天板にシート材を設け、この
シート材を押し上げるようにしたもので、これを成し遂
げる機構は図5,図6のものに限定しない。シート材は
柔軟でX線吸収係数の低い材質が良いが、その形状を含
めて特に限定するものではない。このシート材は前記第
2の実施例と同じ理由で柔軟材とすれば、被検者6の疲
労が軽減される。
【0014】また、本実施例特有の別の効果として、シ
ート材を取り外し自在にすることにより、表面を簡単に
洗浄できるようになることから、清潔を保てるようにな
る。なお、シート状材そのものが天板となるようにして
もよい。この場合、シート状材は枠に張られ(例えばト
ランポリンのように、)、枠が変形することにより達成
される。
【0015】以上、第1,第2,第3の実施例は、床に
設置されたテーブル装置とは限らず、天井から支持する
タイプにおいても同様な効果が期待できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、術者は腰を屈めること
なく被検者の横部位を見据えることが可能となる。これ
により、術者は容易に正確な治療を行えるようになる。
この際、被検者の移動は部分的な回動であるため大きな
負担とはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のテーブル装置の斜視
図。
【図2】図1の断面図。
【図3】本発明の第2の実施例の天板の斜視図。
【図4】図3の断面図と機能を示すブロック図。
【図5】本発明の第3の実施例のテーブル装置の側面
図。
【図6】図5のS矢視図。
【図7】従来のX線透視装置の該略図である。
【符号の説明】
4 天板 6 被検者 52 分割された天板 54 分割された天板 56 分割された天板 152 シート材 154 袋状体 156 袋状体 202 シート材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検者を横臥させる天板と、該天板を所定
    の自由度で移動可能に支持する支持部とからなる医用X
    線装置のテーブル装置において、表面形状が部分的に変
    化し得る天板と、該変化を制御する制御手段を具備した
    ことを特徴とする医用X線装置のテーブル装置。
  2. 【請求項2】前記天板は分割形成され、該分割された天
    板の内少なくとも1つを他に対して昇降もしくは回動す
    る手段によって前記形状変化が成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の医用X線装置のテーブル装置。
  3. 【請求項3】前記天板は変形し得る袋状体を有し、もし
    くは袋状体で形成されており、前記制御手段は前記袋状
    体に流体を流入させる手段であることを特徴とする請求
    項1に記載の医用X線装置のテーブル装置。
  4. 【請求項4】前記天板は、前面にシート状材を有し、も
    しくはシール状材により形成されており、該シート状材
    の一端を昇降する手段によって前記形状変化が成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の医用X線装置のテー
    ブル装置。
JP6209405A 1994-08-11 1994-08-11 医用x線装置のテーブル装置 Pending JPH0852132A (ja)

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JP6209405A JPH0852132A (ja) 1994-08-11 1994-08-11 医用x線装置のテーブル装置

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JP6209405A JPH0852132A (ja) 1994-08-11 1994-08-11 医用x線装置のテーブル装置

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JPH0852132A true JPH0852132A (ja) 1996-02-27

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ID=16572347

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JP6209405A Pending JPH0852132A (ja) 1994-08-11 1994-08-11 医用x線装置のテーブル装置

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JP (1) JPH0852132A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012245209A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用装置
JP2020054650A (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 Mri用移動寝台及びmri用車椅子

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JP2012245209A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用装置
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