JPH085177Y2 - 電子写真装置のシート案内装置 - Google Patents
電子写真装置のシート案内装置Info
- Publication number
- JPH085177Y2 JPH085177Y2 JP1989033010U JP3301089U JPH085177Y2 JP H085177 Y2 JPH085177 Y2 JP H085177Y2 JP 1989033010 U JP1989033010 U JP 1989033010U JP 3301089 U JP3301089 U JP 3301089U JP H085177 Y2 JPH085177 Y2 JP H085177Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- document
- sheet
- guide member
- fixed
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- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子写真装置のシート案内装置に関する。
[従来の技術] 複写機またはプリンタのような電子写真装置におい
て、原稿または転写材等のシートを装置内の幾つかの作
用位置に案内するために、適当な部材により案内路が形
成されている。従来において案内路は、一対の板材を離
間して配置し、それらの間に案内路を形成する構成が知
られる。従来これらの板材は合成樹脂等の材料により一
枚物で形成されている。
て、原稿または転写材等のシートを装置内の幾つかの作
用位置に案内するために、適当な部材により案内路が形
成されている。従来において案内路は、一対の板材を離
間して配置し、それらの間に案内路を形成する構成が知
られる。従来これらの板材は合成樹脂等の材料により一
枚物で形成されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、これら板材を、露光ランプやヒータなどの
加熱部の近傍に配置して使用する場合、かかる加熱部の
熱により板材が膨張または変形してそれらの間に形成さ
れる案内路を歪め、この結果、案内路内を搬送されるシ
ートが横ずれしまたは蛇行するという問題がある。かか
る問題は特にサイズの大きいシートを案内する装置にお
いて顕著である。
加熱部の近傍に配置して使用する場合、かかる加熱部の
熱により板材が膨張または変形してそれらの間に形成さ
れる案内路を歪め、この結果、案内路内を搬送されるシ
ートが横ずれしまたは蛇行するという問題がある。かか
る問題は特にサイズの大きいシートを案内する装置にお
いて顕著である。
これゆえ、本考案はサイズの大きいシートにおいても
横ずれまたは蛇行のないシート案内装置を簡単且つ便利
な形で提供することを課題とする。
横ずれまたは蛇行のないシート案内装置を簡単且つ便利
な形で提供することを課題とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案は、シートの進行方
向に対し横切る方向に延在して配置された固定部材に対
し、該固定部材の延在方向に沿って複数の案内部材をそ
の隣接する案内部材との間に隙間を有するように並列し
て固定し、この並列して案内部材の面によりシートの案
内路を形成し、前記案内部材はシートをUターンするた
めの円弧部分を有し、この円弧部分を境に上下に分割可
能な第1および第2の部分よりなり、第1および第2の
部分はクリップにより接離可能に連結されていることを
特徴とする。
向に対し横切る方向に延在して配置された固定部材に対
し、該固定部材の延在方向に沿って複数の案内部材をそ
の隣接する案内部材との間に隙間を有するように並列し
て固定し、この並列して案内部材の面によりシートの案
内路を形成し、前記案内部材はシートをUターンするた
めの円弧部分を有し、この円弧部分を境に上下に分割可
能な第1および第2の部分よりなり、第1および第2の
部分はクリップにより接離可能に連結されていることを
特徴とする。
[作用] このような構成によれば、熱等により案内部材が膨張
または変形した場合には、個々の案内部材間に形成され
た隙間がかかる膨張や変形を吸収して案内路を一定に保
つように働く。
または変形した場合には、個々の案内部材間に形成され
た隙間がかかる膨張や変形を吸収して案内路を一定に保
つように働く。
[実施例] 以下、図面を参照として本考案を説明する。
第5図は本考案を適用可能な電子写真装置の一例を示
し、符号1は回転自在に設けられた感光ドラムであり、
静電潜像を形成可能な感光体をその外周面に有してい
る。感光ドラム1は図示しない駆動装置に連結され、プ
リント時に矢印で示す方向に回転し、プリント終了後に
停止する。感光ドラム1の周囲には公知の構成の帯電装
置2、画像露光装置3、現像装置4、転写分離装置5お
よびクリーニング装置6が順次作動的に配置され、帯電
装置2、画像露光装置3および現像装置4により感光ド
ラム1の表面に原稿情報に従ったトナー像が形成され
る。このトナー像は給紙部7から搬送された転写材上に
転写分離装置5により転写され、次いで転写材は感光ド
ラムの表面から剥離され、定着装置7に搬送されて像の
定着が行われる。転写後の感光ドラムの表面は、転写さ
れずにその上に残留するトナーやその他の異物の除去の
ためクリーニング装置6へと送られる。
し、符号1は回転自在に設けられた感光ドラムであり、
静電潜像を形成可能な感光体をその外周面に有してい
る。感光ドラム1は図示しない駆動装置に連結され、プ
リント時に矢印で示す方向に回転し、プリント終了後に
停止する。感光ドラム1の周囲には公知の構成の帯電装
置2、画像露光装置3、現像装置4、転写分離装置5お
よびクリーニング装置6が順次作動的に配置され、帯電
装置2、画像露光装置3および現像装置4により感光ド
ラム1の表面に原稿情報に従ったトナー像が形成され
る。このトナー像は給紙部7から搬送された転写材上に
転写分離装置5により転写され、次いで転写材は感光ド
ラムの表面から剥離され、定着装置7に搬送されて像の
定着が行われる。転写後の感光ドラムの表面は、転写さ
れずにその上に残留するトナーやその他の異物の除去の
ためクリーニング装置6へと送られる。
複写すべきシート状の原稿は露光装置3の上方に配置
されたガラス板9上を通って搬送され、その際に像露光
される。原稿は電子写真装置の前面側に設けられた原稿
挿入口11から挿入され、シート搬送路に沿って配置され
た搬送ローラ対12、13および14により送られ、Uターン
するような形で原稿挿入口11と同じ側の下方に位置する
排出口15から排出される。
されたガラス板9上を通って搬送され、その際に像露光
される。原稿は電子写真装置の前面側に設けられた原稿
挿入口11から挿入され、シート搬送路に沿って配置され
た搬送ローラ対12、13および14により送られ、Uターン
するような形で原稿挿入口11と同じ側の下方に位置する
排出口15から排出される。
第1図乃至第3図は原稿の搬送路の一部を形成する案
内装置の要部を示す。案内装置は原稿の進行方向に対し
てほぼ直交する方向に並列して設けられた複数の外側案
内部材21と、複数の内側案内部材22とを有し、外側案内
部材21と内側案内部材22とは適当な隙間を隔てて対面し
て配置され、それらの間に原稿を搬送するための搬送路
23を形成する。個々の外側案内部材21は前記のように並
列して設けられたときにそれぞれの内面が隣接する部材
21の内面とほぼ面位置を合わせて整列し、それにより上
記並列した方向に関して起伏のない連続した内側面を形
成するような外郭線がほぼ同じ内面を有し、また同様に
個々の内側案内部材22も上記並列した方向に関して起伏
のない連続した外側面を形成するための外郭線がほぼ同
じ外面を有する。これら対面する外側部材の内面と内側
部材の外面のそれぞれには原稿の進行方向に沿って延び
る線状の凸部21c、22cが原稿の幅方向にわたって適当な
間隔毎に平行して多数形成されており、原稿はこの線状
の凸部の先端によって支持されながらその上を進行す
る。
内装置の要部を示す。案内装置は原稿の進行方向に対し
てほぼ直交する方向に並列して設けられた複数の外側案
内部材21と、複数の内側案内部材22とを有し、外側案内
部材21と内側案内部材22とは適当な隙間を隔てて対面し
て配置され、それらの間に原稿を搬送するための搬送路
23を形成する。個々の外側案内部材21は前記のように並
列して設けられたときにそれぞれの内面が隣接する部材
21の内面とほぼ面位置を合わせて整列し、それにより上
記並列した方向に関して起伏のない連続した内側面を形
成するような外郭線がほぼ同じ内面を有し、また同様に
個々の内側案内部材22も上記並列した方向に関して起伏
のない連続した外側面を形成するための外郭線がほぼ同
じ外面を有する。これら対面する外側部材の内面と内側
部材の外面のそれぞれには原稿の進行方向に沿って延び
る線状の凸部21c、22cが原稿の幅方向にわたって適当な
間隔毎に平行して多数形成されており、原稿はこの線状
の凸部の先端によって支持されながらその上を進行す
る。
外側案内部材21および内側案内部材21は比較的熱に対
して寸法の安定した合成樹脂等の材料によって作製され
ている。
して寸法の安定した合成樹脂等の材料によって作製され
ている。
内側案内部材22は第1図で見て左方向に突出した断面
U字状をなすように円弧部分を有し、この円弧部分のほ
ぼ突端を境に上下に分割可能な第1の部分22aと第2の
部分22bとからなる。第3図に特に示されるように、個
々の第1の部分22aはその隣接する第1の部分22aとの間
に若干の隙間27を形成して並列するようにねじ28により
固定部材20に対しそれぞれ独立して固定されている。同
様に個々の第2の部分22bも若干の隙間27を形成するよ
うにねじ29により固定部材20にそれぞれ独立して固定さ
れている。この隙間は温度差による案内部材の膨張を吸
収し得る程度であれば良い。固定部材20は剛体よりな
り、その長手方向両端(一方のみ図示)30が電子写真装
置本体の適当な固定部分に固定され、この長手方向に沿
って案内部材は固定される。第1の部分22aと第2の部
分22bの端部は、第1図の例では、第1の部分22aの端部
に形成された凸部がこれと相補する第2の部分22bの端
部に形成された凹部に嵌合することにより連結されてい
る。
U字状をなすように円弧部分を有し、この円弧部分のほ
ぼ突端を境に上下に分割可能な第1の部分22aと第2の
部分22bとからなる。第3図に特に示されるように、個
々の第1の部分22aはその隣接する第1の部分22aとの間
に若干の隙間27を形成して並列するようにねじ28により
固定部材20に対しそれぞれ独立して固定されている。同
様に個々の第2の部分22bも若干の隙間27を形成するよ
うにねじ29により固定部材20にそれぞれ独立して固定さ
れている。この隙間は温度差による案内部材の膨張を吸
収し得る程度であれば良い。固定部材20は剛体よりな
り、その長手方向両端(一方のみ図示)30が電子写真装
置本体の適当な固定部分に固定され、この長手方向に沿
って案内部材は固定される。第1の部分22aと第2の部
分22bの端部は、第1図の例では、第1の部分22aの端部
に形成された凸部がこれと相補する第2の部分22bの端
部に形成された凹部に嵌合することにより連結されてい
る。
第1の部分22aの幾つかの上辺には複数の窓26が原稿
の進行方向とほぼ直交する方向に適当な間隔毎に位置す
るように設けられており、第1の部分22aの内側に搬送
ローラ対12の駆動ローラ12aがその周面が窓26から露呈
して第1の部分22aの外面とほぼ一対するように配置さ
れている。駆動ローラ12aは適当な駆動源に連結されて
矢印方向へ回転し、原稿挿入口11から供給される原稿を
次順位へと搬送する。
の進行方向とほぼ直交する方向に適当な間隔毎に位置す
るように設けられており、第1の部分22aの内側に搬送
ローラ対12の駆動ローラ12aがその周面が窓26から露呈
して第1の部分22aの外面とほぼ一対するように配置さ
れている。駆動ローラ12aは適当な駆動源に連結されて
矢印方向へ回転し、原稿挿入口11から供給される原稿を
次順位へと搬送する。
一方、第2の部分22bの下辺は電子写真装置本体の上
面と離間して平行に延在し、電子写真装置本体の上面と
の間に原稿を搬送するための案内路を形成する。第2の
部分22bの幾つかの下辺には、窓24が形成されており、
窓24は原稿の進行方向とほぼ直交する方向に適当な間隔
毎に設けられている。第2の部分22bの内側には搬送ロ
ーラ対13の従属ローラ13bが回転自在に設けられてい
る。従属ローラ13bは同軸上に前記窓24と対抗する位置
に複数設けられ、その円弧の一部を窓24から下方に突出
するように配置されている。この下方に突出したローラ
13bの周面は電子写真装置本体側に設けられた駆動ロー
ラ13aの周面に対し自重またはばね等による加圧により
摩擦接触し駆動ローラ13aの回転を直接または原稿を介
して受けて駆動される。
面と離間して平行に延在し、電子写真装置本体の上面と
の間に原稿を搬送するための案内路を形成する。第2の
部分22bの幾つかの下辺には、窓24が形成されており、
窓24は原稿の進行方向とほぼ直交する方向に適当な間隔
毎に設けられている。第2の部分22bの内側には搬送ロ
ーラ対13の従属ローラ13bが回転自在に設けられてい
る。従属ローラ13bは同軸上に前記窓24と対抗する位置
に複数設けられ、その円弧の一部を窓24から下方に突出
するように配置されている。この下方に突出したローラ
13bの周面は電子写真装置本体側に設けられた駆動ロー
ラ13aの周面に対し自重またはばね等による加圧により
摩擦接触し駆動ローラ13aの回転を直接または原稿を介
して受けて駆動される。
内側案内部材22と対面して配置された外側案内部材21
は、第1図および第2図に特に示されるように、分割可
能な第1の部分21aと第2の部分21bとを有し、これら第
1の部分21aと第2の部分21bは外側カバー31にそれぞれ
固定されている。外側カバー31は原稿の進行方向に対し
てほぼ直交する方向に延びており、その内面に長手方向
に延びる固定部分32および33を有している。この例では
外側カバー31はアルミニウム材の成形により作製されて
おり、前記固定部分32および33はカバーの内面に形成さ
れた長手方向溝部分に同様に長手方向に延びる金属等の
剛体32aおよび33aを嵌入することにより構成されてい
る。
は、第1図および第2図に特に示されるように、分割可
能な第1の部分21aと第2の部分21bとを有し、これら第
1の部分21aと第2の部分21bは外側カバー31にそれぞれ
固定されている。外側カバー31は原稿の進行方向に対し
てほぼ直交する方向に延びており、その内面に長手方向
に延びる固定部分32および33を有している。この例では
外側カバー31はアルミニウム材の成形により作製されて
おり、前記固定部分32および33はカバーの内面に形成さ
れた長手方向溝部分に同様に長手方向に延びる金属等の
剛体32aおよび33aを嵌入することにより構成されてい
る。
第1の部分21aはカバー31の固定部分32にねじ止めさ
れ、その端部はそれぞれ第2の部分21bの端部および外
側カバー31の端部に形成された溝部分と嵌合し、それに
よりカバー31に固定されている。個々の第1の部分21a
は、その隣接する部分21aとの間に若干の隙間35を形成
するように固定部分32に沿って並列して固定されてお
り、この並列した状態において、個々の内面は並列する
方向に関して起伏のない連続した面を形成する。
れ、その端部はそれぞれ第2の部分21bの端部および外
側カバー31の端部に形成された溝部分と嵌合し、それに
よりカバー31に固定されている。個々の第1の部分21a
は、その隣接する部分21aとの間に若干の隙間35を形成
するように固定部分32に沿って並列して固定されてお
り、この並列した状態において、個々の内面は並列する
方向に関して起伏のない連続した面を形成する。
第2の部分21bは内側案内部材22の円弧部分とほぼ同
心の円弧を形成する内面を有しており、上端部分を外側
カバー31の固定部分33にねじ37によりねじ止めし且つ下
端部分を外側カバー31の下端に形成された溝部分に嵌合
することによりカバー31に個々に固定されている。個々
の第2の部分21bは、第1の部分21aと同様に、その隣接
する部分21bとの間に若干の隙間35を形成するように固
定部分33に沿って並列してそれぞれ独立して固定されて
おり、この並列した状態において、個々の内面は並列す
る方向に関して起伏のない連続した面を形成する。
心の円弧を形成する内面を有しており、上端部分を外側
カバー31の固定部分33にねじ37によりねじ止めし且つ下
端部分を外側カバー31の下端に形成された溝部分に嵌合
することによりカバー31に個々に固定されている。個々
の第2の部分21bは、第1の部分21aと同様に、その隣接
する部分21bとの間に若干の隙間35を形成するように固
定部分33に沿って並列してそれぞれ独立して固定されて
おり、この並列した状態において、個々の内面は並列す
る方向に関して起伏のない連続した面を形成する。
搬送ローラ12の駆動ローラ12aと対応する第1の部分2
1aおよび第2の部分21bの幾つかには窓36が形成されて
おり、第2の部分21bの上方に駆動ローラ12aと対応して
設けられた従動ローラ12bが、その円弧の一部を窓36か
ら下方に突出するように配置されている。この下方に突
出したローラの周面は駆動ローラ12aの周面に対し自重
またはばね等による加圧により摩擦接触し、駆動ローラ
12aの回転を直接または原稿を介して受ける。
1aおよび第2の部分21bの幾つかには窓36が形成されて
おり、第2の部分21bの上方に駆動ローラ12aと対応して
設けられた従動ローラ12bが、その円弧の一部を窓36か
ら下方に突出するように配置されている。この下方に突
出したローラの周面は駆動ローラ12aの周面に対し自重
またはばね等による加圧により摩擦接触し、駆動ローラ
12aの回転を直接または原稿を介して受ける。
第2図に示されるように外側カバー31と外側案内部材
21の両端部には端部部材41が固定され、この端部部材41
に形成された穴42内に電子写真装置本体に固定された枢
軸43が嵌入することにより、外側部材21および外側カバ
ー41は枢軸43を中心に第1図に示す位置から時計方向に
枢動するように電子写真装置本体に対して支持されてい
る。外側部材21は適当なストッパによりその反時計方向
への枢動が規制されて第1図で示す位置に位置する。こ
の位置において、外側カバー31の下端と電子写真装置の
上面との間は離間して、それらの間に原稿を通過可能な
第2の原稿挿入口50を形成している。またこの位置にお
いて、外側部材21の下端に一端を固定された弾性の案内
片45(第1図で見て紙面と垂直の方向に幾つか離間して
設けられている)の先端は電子写真装置本体の上面に原
稿の排出方向に向かって湾曲するように接触し、これに
より搬送ローラ13により送られて来る原稿は案内片45に
沿って原稿露光部のガラス板9上を通るように案内され
る。露光後の原稿は排出口15から排出される。一方、例
えば複写すべき原稿が厚すぎて案内部材21、22によるU
ターン状の搬送が困難なような場合、原稿を第2の原稿
挿入口50から電子写真装置の上面に沿って矢印Cで示す
方向に挿入し、原稿を露光部に供給する。このとき、案
内片13は原稿により押されて移動し原稿の進入を妨げな
い。
21の両端部には端部部材41が固定され、この端部部材41
に形成された穴42内に電子写真装置本体に固定された枢
軸43が嵌入することにより、外側部材21および外側カバ
ー41は枢軸43を中心に第1図に示す位置から時計方向に
枢動するように電子写真装置本体に対して支持されてい
る。外側部材21は適当なストッパによりその反時計方向
への枢動が規制されて第1図で示す位置に位置する。こ
の位置において、外側カバー31の下端と電子写真装置の
上面との間は離間して、それらの間に原稿を通過可能な
第2の原稿挿入口50を形成している。またこの位置にお
いて、外側部材21の下端に一端を固定された弾性の案内
片45(第1図で見て紙面と垂直の方向に幾つか離間して
設けられている)の先端は電子写真装置本体の上面に原
稿の排出方向に向かって湾曲するように接触し、これに
より搬送ローラ13により送られて来る原稿は案内片45に
沿って原稿露光部のガラス板9上を通るように案内され
る。露光後の原稿は排出口15から排出される。一方、例
えば複写すべき原稿が厚すぎて案内部材21、22によるU
ターン状の搬送が困難なような場合、原稿を第2の原稿
挿入口50から電子写真装置の上面に沿って矢印Cで示す
方向に挿入し、原稿を露光部に供給する。このとき、案
内片13は原稿により押されて移動し原稿の進入を妨げな
い。
尚、外側案内部材21を枢軸43を中心に時計方向へ枢動
して内側案内部材22との搬送路を開放することにより保
守点検等が容易に行われる。
して内側案内部材22との搬送路を開放することにより保
守点検等が容易に行われる。
上記した例では内側案内部材22の第1の部分22aと第
2の部分22bとをその端部を嵌合させることにより連結
したが、この代わりにまたはこれに加え、第4図(A)
および(B)に示すように、第1の部分22aと第2の部
分22bとの噛み合わせ部分に円弧部分の外面から窪んだ
クリップ受け部45を形成し、この受け部45に合成樹脂等
により作製された適当な弾性を持ったクリップ46を留め
ることにより第1の部分22aと第2の部分22bとの連結を
更にしっかりさせることができる。図示例ではクリップ
受け部45は先端がT字状に開いた形状よりなり、C字状
のクリップ46がこのT字状部分を覆うようにして留めら
れる。クリップ46および受け部45は上記形状に限定され
ることなく、同様な留める作用をなすものであれば良
い。
2の部分22bとをその端部を嵌合させることにより連結
したが、この代わりにまたはこれに加え、第4図(A)
および(B)に示すように、第1の部分22aと第2の部
分22bとの噛み合わせ部分に円弧部分の外面から窪んだ
クリップ受け部45を形成し、この受け部45に合成樹脂等
により作製された適当な弾性を持ったクリップ46を留め
ることにより第1の部分22aと第2の部分22bとの連結を
更にしっかりさせることができる。図示例ではクリップ
受け部45は先端がT字状に開いた形状よりなり、C字状
のクリップ46がこのT字状部分を覆うようにして留めら
れる。クリップ46および受け部45は上記形状に限定され
ることなく、同様な留める作用をなすものであれば良
い。
上記例では原稿の案内について述べたが、シート状転
写材についても同様に適用することができる。
写材についても同様に適用することができる。
[考案の効果] 以上本考案によれば、複数の案内部材を並列すること
によりシートの搬送路を形成する構成としたため、熱等
による案内部材の変形に起因したシートの曲がりや蛇行
を防止することができ、しかも、個々の案内部材を独立
して取り外しまたは調整することができるので非常に簡
便な組立調整を行なうことができる。
によりシートの搬送路を形成する構成としたため、熱等
による案内部材の変形に起因したシートの曲がりや蛇行
を防止することができ、しかも、個々の案内部材を独立
して取り外しまたは調整することができるので非常に簡
便な組立調整を行なうことができる。
第1図は本考案によるシート案内装置の要部の側断面
図、第2図は第1図のシート案内装置の外側案内部材の
斜視図、第3図は同じく内側案内部材の斜視図、第4図
(A)(B)は第3図の内側案内部材の別の例を示す斜
視図、第5図は本考案によるシート案内装置を組み入れ
た電子写真装置の概略説明図を示す。 11……原稿挿入口、12〜14……搬送ローラ、15……原稿
排出口、21……外側案内部材、22……内側案内部材、23
……搬送路、27、35……隙間、45……クリップ受け部、
46……クリップ。
図、第2図は第1図のシート案内装置の外側案内部材の
斜視図、第3図は同じく内側案内部材の斜視図、第4図
(A)(B)は第3図の内側案内部材の別の例を示す斜
視図、第5図は本考案によるシート案内装置を組み入れ
た電子写真装置の概略説明図を示す。 11……原稿挿入口、12〜14……搬送ローラ、15……原稿
排出口、21……外側案内部材、22……内側案内部材、23
……搬送路、27、35……隙間、45……クリップ受け部、
46……クリップ。
Claims (1)
- 【請求項1】シートの進行方向に対し横切る方向に延在
して配置された固定部材に対し、該固定部材の延在方向
に沿って複数の案内部材をその隣接する案内部材との間
に隙間を有するように並列して固定し、この並列して案
内部材の面によりシートの案内路を形成し、前記案内部
材はシートをUターンするための円弧部分を有し、この
円弧部分を境に上下に分割可能な第1および第2の部分
よりなり、第1および第2の部分はクリップにより接離
可能に連結されていることを特徴とする電子写真装置の
シート案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989033010U JPH085177Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | 電子写真装置のシート案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989033010U JPH085177Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | 電子写真装置のシート案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02124962U JPH02124962U (ja) | 1990-10-15 |
JPH085177Y2 true JPH085177Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31536334
Family Applications (1)
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JP1989033010U Expired - Fee Related JPH085177Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | 電子写真装置のシート案内装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JPH085177Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841739U (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-19 | 株式会社リコー | 記録装置用シ−ト反転装置 |
JPS61142748U (ja) * | 1985-02-25 | 1986-09-03 |
-
1989
- 1989-03-23 JP JP1989033010U patent/JPH085177Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02124962U (ja) | 1990-10-15 |
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