JPH085173Y2 - ロール紙保持機構 - Google Patents
ロール紙保持機構Info
- Publication number
- JPH085173Y2 JPH085173Y2 JP1990053760U JP5376090U JPH085173Y2 JP H085173 Y2 JPH085173 Y2 JP H085173Y2 JP 1990053760 U JP1990053760 U JP 1990053760U JP 5376090 U JP5376090 U JP 5376090U JP H085173 Y2 JPH085173 Y2 JP H085173Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- paper
- holder
- holding
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリンタなどに使用されるロール紙を保持
するロール紙保持機構に係り、特に、大型のロール紙を
保持するのに好適なロール紙保持機構に関する。
するロール紙保持機構に係り、特に、大型のロール紙を
保持するのに好適なロール紙保持機構に関する。
幅寸法がA1サイズ、A2サイズといった大型の用紙に印
字を行なうプリンタにおいては、用紙としてカット紙や
ファンフォールド紙を用いるのでは、平面的に大きなス
ペースを必要するなどして取扱いが不便であるため、長
尺の用紙をロール状に巻回してなるロール紙をロール紙
保持機構に保持しておき、このロール紙保持機構に保持
されているロール紙から引き出した用紙を印字部に搬送
して印字ヘッドにより印字を行なった後、印字した部位
の後方において用紙を切断して排出するようになってい
る。
字を行なうプリンタにおいては、用紙としてカット紙や
ファンフォールド紙を用いるのでは、平面的に大きなス
ペースを必要するなどして取扱いが不便であるため、長
尺の用紙をロール状に巻回してなるロール紙をロール紙
保持機構に保持しておき、このロール紙保持機構に保持
されているロール紙から引き出した用紙を印字部に搬送
して印字ヘッドにより印字を行なった後、印字した部位
の後方において用紙を切断して排出するようになってい
る。
ところで、このようなプリンタにおいては、印字すべ
き用紙のサイズを変更するためには、ロール紙を交換し
なければならない。
き用紙のサイズを変更するためには、ロール紙を交換し
なければならない。
第3図A,Bはロール紙により印字を行なうプリンタに
使用される従来のロール紙保持機構を示すものであり、
このロール紙保持機構は、最大紙幅の用紙に対応する間
隔を隔ててプリンタ本体1の後部に突設された1対の保
持板2,2を有しており、各保持板2の上端には、それぞ
れ保持軸3の両端部を嵌合するための凹部4が形成され
ている。
使用される従来のロール紙保持機構を示すものであり、
このロール紙保持機構は、最大紙幅の用紙に対応する間
隔を隔ててプリンタ本体1の後部に突設された1対の保
持板2,2を有しており、各保持板2の上端には、それぞ
れ保持軸3の両端部を嵌合するための凹部4が形成され
ている。
前記保持軸3によりロール紙5を保持するためには、
ロール紙5の両端に、保持軸3に沿って摺動しうるフラ
ンジ6,6を装着したうえで、これらのロール紙5および
両フランジ6,6に保持軸3を挿通し、保持軸3の軸方向
における所定の位置にロール紙5を位置決めすればよい
が、印字のためには、このようにしてロール紙5を保持
した保持軸3の両端部を各保持板2の凹部4内に嵌合す
るように各保持板2上に載置したうえで、用紙7をロー
ル紙5から引き出してプリンタ本体1内に導入し、印字
に供する。
ロール紙5の両端に、保持軸3に沿って摺動しうるフラ
ンジ6,6を装着したうえで、これらのロール紙5および
両フランジ6,6に保持軸3を挿通し、保持軸3の軸方向
における所定の位置にロール紙5を位置決めすればよい
が、印字のためには、このようにしてロール紙5を保持
した保持軸3の両端部を各保持板2の凹部4内に嵌合す
るように各保持板2上に載置したうえで、用紙7をロー
ル紙5から引き出してプリンタ本体1内に導入し、印字
に供する。
なお、印字後の用紙はプリンタ本体1の排出口を介し
て先端部から外部に臨むので、プリンタ本体1内におい
て図示しないカッタにより所定位置を切断することによ
り印字済の用紙7を取出すことができる。
て先端部から外部に臨むので、プリンタ本体1内におい
て図示しないカッタにより所定位置を切断することによ
り印字済の用紙7を取出すことができる。
しかしながら、このように保持軸3にロール紙5を支
持する従来のロール紙保持機構においては、長尺で高価
なステンレスなどの金属材料からなる保持軸3を使用し
なければならない。また、保持軸3上におけるロール紙
5の位置決めを使用者が何らかの目印を頼りに自己の判
断で行なわなければならないが、このロール紙5の位置
決めを誤ると、用紙7上における印字位置が所定の位置
からずれたり、あるいは、用紙7外への印字が行なわれ
てプラテンを汚したりするおそれがあった。
持する従来のロール紙保持機構においては、長尺で高価
なステンレスなどの金属材料からなる保持軸3を使用し
なければならない。また、保持軸3上におけるロール紙
5の位置決めを使用者が何らかの目印を頼りに自己の判
断で行なわなければならないが、このロール紙5の位置
決めを誤ると、用紙7上における印字位置が所定の位置
からずれたり、あるいは、用紙7外への印字が行なわれ
てプラテンを汚したりするおそれがあった。
本考案は、このような従来のものにおける問題点を克
服し、高価な保持軸を使用することなく容易かつ正確に
各幅寸法のロール紙を装着することができるロール紙保
持機構を提供することを目的とする。
服し、高価な保持軸を使用することなく容易かつ正確に
各幅寸法のロール紙を装着することができるロール紙保
持機構を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため本考案に係るロール紙保
持機構は、複数種のロール紙の幅寸法に対応する位置
に、それぞれロール紙の端部を載置する複数のロール紙
ホルダを配設し、これらのロール紙ホルダの少なくとも
一部を倒立自在に形成するとともに、前記ロール紙ホル
ダの倒立に連動して開閉される用紙検出スイッチを配設
したことを特徴としている。
持機構は、複数種のロール紙の幅寸法に対応する位置
に、それぞれロール紙の端部を載置する複数のロール紙
ホルダを配設し、これらのロール紙ホルダの少なくとも
一部を倒立自在に形成するとともに、前記ロール紙ホル
ダの倒立に連動して開閉される用紙検出スイッチを配設
したことを特徴としている。
前述した構成からなる本考案のロール紙保持機構によ
り、各種の幅寸法のロール紙の長手方向における中央部
が常に同一位置に位置するように装着するタイプのもの
においては、使用に供されるロール紙の幅寸法に対応す
る位置の1対のロール紙ホルダを起立させるとともに、
装着されるロール紙の邪魔になる他のロール紙ホルダを
倒し、ロール紙の幅寸法に対応する位置の1対のロール
紙ホルダにロール紙の端部を載置するようにして容易に
ロール紙をその紙幅に対応した位置に装着することがで
きる。
り、各種の幅寸法のロール紙の長手方向における中央部
が常に同一位置に位置するように装着するタイプのもの
においては、使用に供されるロール紙の幅寸法に対応す
る位置の1対のロール紙ホルダを起立させるとともに、
装着されるロール紙の邪魔になる他のロール紙ホルダを
倒し、ロール紙の幅寸法に対応する位置の1対のロール
紙ホルダにロール紙の端部を載置するようにして容易に
ロール紙をその紙幅に対応した位置に装着することがで
きる。
また、各種の幅寸法のロール紙の一端が常に同一位置
に位置するように装着するタイプのものにおいては、こ
の位置決め側のひとつのロール紙ホルダは常時起立状態
に固定しておき、装着されるロール紙の幅寸法に対応す
る位置のロール紙ホルダを起立させるとともに、装着さ
れるロール紙の邪魔になる他のロール紙ホルダを倒し、
常時起立状態とされているロール紙ホルダと、ロール紙
の幅寸法に対応する位置の倒立自在のロール紙ホルダと
にロール紙の端部を載置するようにして容易にロール紙
をその紙幅に対応した位置に装着することができる。
に位置するように装着するタイプのものにおいては、こ
の位置決め側のひとつのロール紙ホルダは常時起立状態
に固定しておき、装着されるロール紙の幅寸法に対応す
る位置のロール紙ホルダを起立させるとともに、装着さ
れるロール紙の邪魔になる他のロール紙ホルダを倒し、
常時起立状態とされているロール紙ホルダと、ロール紙
の幅寸法に対応する位置の倒立自在のロール紙ホルダと
にロール紙の端部を載置するようにして容易にロール紙
をその紙幅に対応した位置に装着することができる。
さらに、ロール紙ホルダの倒立に連動して開閉される
用紙検出スイッチを配設したので、使用される用紙の幅
寸法を自動的に検出することができる。
用紙検出スイッチを配設したので、使用される用紙の幅
寸法を自動的に検出することができる。
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。
第1図は本考案に係るロール紙保持機構を適用したイ
ンクジェットプリンタを示すものであり、プリンタ本体
1Aの長手方向に延在するガイドロッド8が配設されてお
り、このガイドロッド8には、インクジェットヘッド9
が往復動しうるように支持されている。また、このイン
クジェットヘッド9には、前記プリンタ本体1Aの外側に
取付けられたモータ10の駆動により左右両方向に走行さ
れるタイミングベルト11の両端が接続されており、この
タイミングベルト11の走行に伴ない前記インクジェット
ヘッド9は往復動されるようになっている。
ンクジェットプリンタを示すものであり、プリンタ本体
1Aの長手方向に延在するガイドロッド8が配設されてお
り、このガイドロッド8には、インクジェットヘッド9
が往復動しうるように支持されている。また、このイン
クジェットヘッド9には、前記プリンタ本体1Aの外側に
取付けられたモータ10の駆動により左右両方向に走行さ
れるタイミングベルト11の両端が接続されており、この
タイミングベルト11の走行に伴ない前記インクジェット
ヘッド9は往復動されるようになっている。
前記インクジェットヘッド9の前方には、円筒形状の
プラテン12が配設されており、このプラテン12の外周面
上に臨む用紙7にインクジェットヘッド9からインクを
ドット状に噴射して印字を行なうようになっている。ま
た、前記プラテン12は、回転して用紙7を搬送しうるよ
うになっている。なお、このプラテン12の軸方向長さ
は、このインクジェットプリンタに装着される最大の幅
寸法のロール紙5より長くされている。
プラテン12が配設されており、このプラテン12の外周面
上に臨む用紙7にインクジェットヘッド9からインクを
ドット状に噴射して印字を行なうようになっている。ま
た、前記プラテン12は、回転して用紙7を搬送しうるよ
うになっている。なお、このプラテン12の軸方向長さ
は、このインクジェットプリンタに装着される最大の幅
寸法のロール紙5より長くされている。
前記プラテン12の背部には、本考案に係るロール紙保
持機構が配設されている。
持機構が配設されている。
ところで、本実施例においては、幅寸法A1とA2と2種
類のロール紙5を、いずれの幅寸法においてもロール紙
5の長手方向における中央位置がプラテン12の軸方向に
おける中央位置に対応するように保持しうるようになっ
ており、このため、幅寸法A1のロール紙5用の1対のロ
ール紙ホルダ13A,13A(一方のみ図示)と、幅寸法A2の
ロール紙5用の1対のロール紙ホルダ13B,13B(一方の
み図示)とが、両ロール紙ホルダ13Aが両ロール紙ホル
ダ13Bの外側に位置するようにして整列状に配設されて
いる。
類のロール紙5を、いずれの幅寸法においてもロール紙
5の長手方向における中央位置がプラテン12の軸方向に
おける中央位置に対応するように保持しうるようになっ
ており、このため、幅寸法A1のロール紙5用の1対のロ
ール紙ホルダ13A,13A(一方のみ図示)と、幅寸法A2の
ロール紙5用の1対のロール紙ホルダ13B,13B(一方の
み図示)とが、両ロール紙ホルダ13Aが両ロール紙ホル
ダ13Bの外側に位置するようにして整列状に配設されて
いる。
前記各幅寸法のロール紙5を各ロール紙ホルダ13A,13
Bに保持せしめるために、ロール紙5の両端には、それ
ぞれ保持フランジ14が装着されるようになっている。こ
の保持フランジ14は、フランジ本体15と、このフランジ
本体15に支持されフランジ本体15の両側にそれぞれ突出
する円柱状の中央突起16とにより構成されており、各中
央突起16をロール紙5の中心孔(図示せず)に挿入する
ことによりロール紙5の両端に各保持フランジ14が装着
されるようになっている。
Bに保持せしめるために、ロール紙5の両端には、それ
ぞれ保持フランジ14が装着されるようになっている。こ
の保持フランジ14は、フランジ本体15と、このフランジ
本体15に支持されフランジ本体15の両側にそれぞれ突出
する円柱状の中央突起16とにより構成されており、各中
央突起16をロール紙5の中心孔(図示せず)に挿入する
ことによりロール紙5の両端に各保持フランジ14が装着
されるようになっている。
なお、各1対のロール紙ホルダ13A,13A;13B,13Bは、
後述するそれぞれのホルダ本体20を起立した状態におい
て、両ホルダ20,20間の間隔が、ロール紙5の両端へ装
着した保持フランジ14,14の外側の中央突起16,16の間に
ほぼ等しくなるようにされている。
後述するそれぞれのホルダ本体20を起立した状態におい
て、両ホルダ20,20間の間隔が、ロール紙5の両端へ装
着した保持フランジ14,14の外側の中央突起16,16の間に
ほぼ等しくなるようにされている。
各ロール紙ホルダ13A,13Bは、第2図A,Bに詳示するよ
うに、前記保持フランジ14に取付けられている平板状の
基板17を有しており、この基板17の両側には、相互に大
きさを異にする1対のブラケット18,18が立設されてい
る。両ブラケット18,18には同軸的に支軸19,19(一方の
み図示)が支持されており、これらの支軸19,19に平板
状のホルダ本体20が回動自在に支持されている。このホ
ルダ本体20は、回動することにより、側立位置すなわち
ほぼ水平位置と直立位置とをとりうるようになってお
り、また、このホルダ本体20の下隅部には、このホルダ
本体20が安定的に直立位置をとりうるように、基板17の
上面に接触しうる補助アーム21,21が突設されている。
うに、前記保持フランジ14に取付けられている平板状の
基板17を有しており、この基板17の両側には、相互に大
きさを異にする1対のブラケット18,18が立設されてい
る。両ブラケット18,18には同軸的に支軸19,19(一方の
み図示)が支持されており、これらの支軸19,19に平板
状のホルダ本体20が回動自在に支持されている。このホ
ルダ本体20は、回動することにより、側立位置すなわち
ほぼ水平位置と直立位置とをとりうるようになってお
り、また、このホルダ本体20の下隅部には、このホルダ
本体20が安定的に直立位置をとりうるように、基板17の
上面に接触しうる補助アーム21,21が突設されている。
前記ホルダ本体20と基板17との間には、ホルダ本体20
が直立位置をとるときにホルダ本体20を第2図において
時計方向に付勢し、また、ホルダ20が水平位置をとると
きにホルダ本体20を同図において反時計方向に付勢する
いわゆる思案ばね22が介装されており、ホルダ本体20の
倒立状態をそれぞれ安定せしめるようになっている。
が直立位置をとるときにホルダ本体20を第2図において
時計方向に付勢し、また、ホルダ20が水平位置をとると
きにホルダ本体20を同図において反時計方向に付勢する
いわゆる思案ばね22が介装されており、ホルダ本体20の
倒立状態をそれぞれ安定せしめるようになっている。
前記各ホルダ本体20の上端には、前記中央突起16を安
定的に着座させるためのほぼU字形の凹部23が形成され
ており、この凹部23の内周縁の下部の円弧の曲率は、前
記中央突起16の曲率とほぼ等しくされている。また、前
記ホルダ本体20の一方の下隅部にはアクチュエータ24が
突設されており、他方、前記基板17の一方のブラケット
18には、ホルダ本体20が直立位置をとるときに前記アク
チュエータ24に押動されることにより用紙検出回路を閉
成するスイッチ25が取付けられている。そして、特定幅
寸法ロール紙5に対応する1対のロール紙ホルダ13A,13
Aまたは13B,13Bの各1対のスイッチ25,25がそれぞれON
されると対応するロール紙5の寸法を検知する用紙検出
信号がプリンタ本体1A内の制御回路に出力され、このロ
ール紙5に対応する所定の制御が行なわれるようになっ
ている。
定的に着座させるためのほぼU字形の凹部23が形成され
ており、この凹部23の内周縁の下部の円弧の曲率は、前
記中央突起16の曲率とほぼ等しくされている。また、前
記ホルダ本体20の一方の下隅部にはアクチュエータ24が
突設されており、他方、前記基板17の一方のブラケット
18には、ホルダ本体20が直立位置をとるときに前記アク
チュエータ24に押動されることにより用紙検出回路を閉
成するスイッチ25が取付けられている。そして、特定幅
寸法ロール紙5に対応する1対のロール紙ホルダ13A,13
Aまたは13B,13Bの各1対のスイッチ25,25がそれぞれON
されると対応するロール紙5の寸法を検知する用紙検出
信号がプリンタ本体1A内の制御回路に出力され、このロ
ール紙5に対応する所定の制御が行なわれるようになっ
ている。
前述した構成により幅寸法がA1サイズの用紙7に印字
を行なうためには、第2図Aに示すように、幅寸法がA1
サイズのロール紙5に対応する1対のロール紙ホルダ13
A,13Aの各ホルダ本体20を起立するとともに、装着する
ロール紙5に対応しない他のロール紙ホルダ13B,13Bの
各ホルダ本体20を倒し、起立しているロール紙ホルダ13
A,13Aの各ホルダ本体20の凹部23にロール紙5の各保持
フランジ14の中央突起16を嵌合して特定の幅寸法がA1サ
イズのロール紙5を簡単に装着することができる。
を行なうためには、第2図Aに示すように、幅寸法がA1
サイズのロール紙5に対応する1対のロール紙ホルダ13
A,13Aの各ホルダ本体20を起立するとともに、装着する
ロール紙5に対応しない他のロール紙ホルダ13B,13Bの
各ホルダ本体20を倒し、起立しているロール紙ホルダ13
A,13Aの各ホルダ本体20の凹部23にロール紙5の各保持
フランジ14の中央突起16を嵌合して特定の幅寸法がA1サ
イズのロール紙5を簡単に装着することができる。
また、幅寸法がA2サイズの用紙7に印字を行なうため
には、第2図Bに示すように、幅寸法がA2サイズのロー
ル紙5に対応する1対のロール紙ホルダ13B,13Bの各ホ
ルダ本体20を起立するとともに、装着するロール紙5に
対応しない他のロール紙ホルダ13A,13Aの各ホルダ本体
を倒し、起立している1対のホルダ本体20,20にロール
紙5の両端に取付けられた保持フランジ14,14を装着す
ればよい。
には、第2図Bに示すように、幅寸法がA2サイズのロー
ル紙5に対応する1対のロール紙ホルダ13B,13Bの各ホ
ルダ本体20を起立するとともに、装着するロール紙5に
対応しない他のロール紙ホルダ13A,13Aの各ホルダ本体
を倒し、起立している1対のホルダ本体20,20にロール
紙5の両端に取付けられた保持フランジ14,14を装着す
ればよい。
さらに、装着したロール紙5に対応する各スイッチ25
がONされることにより装着したロール紙5に対応する用
紙検出信号が制御回路に出力されるので、装着したロー
ル紙5に対応する制御を行なうことができる。
がONされることにより装着したロール紙5に対応する用
紙検出信号が制御回路に出力されるので、装着したロー
ル紙5に対応する制御を行なうことができる。
このように本実施例によれば、装着すべきロール紙5
に対応するロール紙ホルダ13A,13Aまたはロール紙ホル
ダ13B,13Bのホルダ本体20のみを起立させれば、これら
の1対の起立しているホルダ本体20,20の間隔は、対応
するロール紙5の両端にそれぞれ装着した保持フランジ
14,14の外側の中央突起16,16間の寸法に等しいので、簡
単に所定のロール紙5を正規の位置に正確に装着するこ
とができる。また、1対のスイッチ25,25がONされるこ
とにより装着されるロール紙5の幅寸法に対応する用紙
検出信号が出力されるので、プリンタの制御をロール紙
5の幅寸法に対応して行なうことができる。
に対応するロール紙ホルダ13A,13Aまたはロール紙ホル
ダ13B,13Bのホルダ本体20のみを起立させれば、これら
の1対の起立しているホルダ本体20,20の間隔は、対応
するロール紙5の両端にそれぞれ装着した保持フランジ
14,14の外側の中央突起16,16間の寸法に等しいので、簡
単に所定のロール紙5を正規の位置に正確に装着するこ
とができる。また、1対のスイッチ25,25がONされるこ
とにより装着されるロール紙5の幅寸法に対応する用紙
検出信号が出力されるので、プリンタの制御をロール紙
5の幅寸法に対応して行なうことができる。
さらに、本実施例においては、ステンレスなどの金属
材料からなる保持軸を用いることなくロール紙5を装着
することができるので、コストダウンをはかることがで
きる。
材料からなる保持軸を用いることなくロール紙5を装着
することができるので、コストダウンをはかることがで
きる。
なお、本考案は、前述した実施例に限定されるもので
はなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
はなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
以上説明したように本考案に係るロール紙保持機構に
よれば、高価な保持軸を使用することなく容易かつ正確
に各幅寸法のロール紙を装着することができるし、ま
た、ロール紙ホルダの倒立に連動して開閉される用紙検
出スイッチにより保持されるロール紙の幅寸法が自動的
に検出されるので、操作者がロール紙の幅寸法をプリン
タに入力しなくとも、プリンタにロール紙の幅寸法に対
応した制御を行わせることも可能となるという実用的な
効果を奏することができる。
よれば、高価な保持軸を使用することなく容易かつ正確
に各幅寸法のロール紙を装着することができるし、ま
た、ロール紙ホルダの倒立に連動して開閉される用紙検
出スイッチにより保持されるロール紙の幅寸法が自動的
に検出されるので、操作者がロール紙の幅寸法をプリン
タに入力しなくとも、プリンタにロール紙の幅寸法に対
応した制御を行わせることも可能となるという実用的な
効果を奏することができる。
第1図は本考案に係るロール紙保持機構を適用したイン
クジェットプリンタの全体を示す斜視図、第2図A,Bは
それぞれ本実施例の作用を示す斜視図、第3図A,Bは従
来のロール紙保持機構の概略を示すプリンタの斜視図お
よび要部の背面図である。 1,1A……プリンタ本体、2……保持板、3……保持軸、
5……ロール紙、7……用紙、9……インクジェットヘ
ッド、12……プラテン、13A,13B……ロール紙ホルダ、1
4……保持フランジ、17……基板、20……ホルダ本体、2
2……思案ばね、25……スイッチ。
クジェットプリンタの全体を示す斜視図、第2図A,Bは
それぞれ本実施例の作用を示す斜視図、第3図A,Bは従
来のロール紙保持機構の概略を示すプリンタの斜視図お
よび要部の背面図である。 1,1A……プリンタ本体、2……保持板、3……保持軸、
5……ロール紙、7……用紙、9……インクジェットヘ
ッド、12……プラテン、13A,13B……ロール紙ホルダ、1
4……保持フランジ、17……基板、20……ホルダ本体、2
2……思案ばね、25……スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】複数種のロール紙の幅寸法に対応する位置
に、それぞれロール紙の端部を載置する複数のロール紙
ホルダを配設し、これらのロール紙ホルダの少なくとも
一部を倒立自在に形成するとともに、前記ロール紙ホル
ダの倒立に連動して開閉される用紙検出スイッチを配設
したことを特徴とするロール紙保持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053760U JPH085173Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | ロール紙保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053760U JPH085173Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | ロール紙保持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0412441U JPH0412441U (ja) | 1992-01-31 |
JPH085173Y2 true JPH085173Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31575228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990053760U Expired - Lifetime JPH085173Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | ロール紙保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085173Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010143754A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 巻き取り装置 |
JP7289712B2 (ja) * | 2019-04-25 | 2023-06-12 | グラフテック株式会社 | カッティングプロッタ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715875U (ja) * | 1980-07-01 | 1982-01-27 | ||
JPS6222375U (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-10 |
-
1990
- 1990-05-23 JP JP1990053760U patent/JPH085173Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0412441U (ja) | 1992-01-31 |
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