JPH0851673A - 作業車の遠隔制御方法 - Google Patents

作業車の遠隔制御方法

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JPH0851673A JP6208044A JP20804494A JPH0851673A JP H0851673 A JPH0851673 A JP H0851673A JP 6208044 A JP6208044 A JP 6208044A JP 20804494 A JP20804494 A JP 20804494A JP H0851673 A JPH0851673 A JP H0851673A
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  • Radio Relay Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1チャンネルのSS無線機を用いて、1つの
遠隔制御側から複数の作業車を遠隔制御できるととも
に、広い作業現場でも作業車の遠隔制御ができる作業車
の遠隔制御方法を提供すること。 【構成】 人間が立入れない危険な作業現場5に複数の
作業機械、運搬機械7、9等の作業車や、通信中継車1
1を配設し、作業現場5の外の見通しの利く箇所に1つ
の中継局3を設置し、中継局3に設けられたSS無線機
311を用いて1チャンネルの多重通信により、複数の
作業車7、9、11を遠隔制御する作業車7、9、11
の遠隔制御方法。又、前記中継局3が、ミリ波通信用通
信機107、307を通じて前記作業現場5外に設けら
れた基地局1により遠隔制御され、更に、前記複数の作
業車7、9、11のそれぞれに対応して操作する複数の
操作盤111、113、115が前記基地局1に設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、人間が立入れ
ない危険な作業現場において用いられる複数の運搬機械
や複数の作業機械等の作業車や、これらを遠隔操作する
通信中継車を、作業現場外の中継局から遠隔制御する場
合等に好適な作業車の遠隔制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、人間が立入れない危険な
作業現場、例えば、火山の噴出に伴う土砂を集めて運搬
するような作業現場では、クローラダンプ、ブルドー
ザ、パワーショベル等の作業機械が用いられ、各種の作
業が行なわれる。さらに、作業現場の土砂はホイールダ
ンプやクローラダンプ等の運搬機械により作業現場の所
定箇所まで運搬される。
【0003】また、近年、運搬機械等を遠隔制御する際
にSS無線機(ミリ波通信用通信機)を用いて遠隔制御
することが知られている。このようなSS無線機は、ス
レッドスペクトラム方式と呼称され、指向性があり見透
しのよい地点間での通信が可能で、送受信間の距離に限
度を有する特徴を有している。このため、従来において
は、1チャンネルのSS無線機を用い、運搬機械側と遠
隔制御側との1対1の単独で用いた遠隔制御が行われ、
建物内等の限られた空間内で利用するように構成されて
いるのが現状であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来におけ
るSS無線を用いた遠隔制御によれば、運搬機械側と遠
隔制御側とは1対1の関係にあるため、遠隔制御される
運搬機械が複数あると、これに応じた数のSS無線機が
必要になり、1つの遠隔制御側から複数の運搬機械側を
遠隔操作することができない不具合があり、通信設備が
大型化し遠隔操作性も劣るという問題があった。また、
SS無線においては、電波の送受信間の距離が限られて
いるため、従来においては、例えば、建物内等の狭い空
間内で利用するものとして、精々400〜500m程度
の範囲内で用いるように構成されており、例えば、広い
エリヤでの作業現場では適用できないという問題があっ
た。因みに、本発明者が試験した結果、SS無線の送受
信間距離としては500m〜2km程度までは可能であ
ることが確認でき、また、識別符号を付加したパケット
により交互に送出することにより、複数の運搬機械等と
の間で用いる同報通信が可能である。
【0005】本発明は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本発明の目的は、1チャンネルのSS無線機を
用いて1つの遠隔制御側から複数の作業車を遠隔制御で
きるとともに、広い作業現場で作業車の遠隔制御ができ
る作業車の遠隔制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る作業車の遠
隔制御方法は、作業現場に複数の作業機械や運搬機械等
の無人運転される作業車を配設し、前記作業現場内を見
通せる前記作業現場外の任意箇所に1つの中継局を設置
し、前記中継局に設けられたSS無線通信機を用いて1
チャンネルの多重通信により前記複数の作業車を遠隔制
御するようにしたことを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る作業車の遠隔制御方法
は、前記中継局が、ミリ波通信用通信機を通じて前記作
業現場外に設けられた基地局と双方向通信を行なうこと
を特徴とする。また、本発明に係る作業車の遠隔制御方
法は、前記作業車が前記基地局と双方向通信する作業機
械用の無人通信中継車を含み、この無人通信中継車を前
記SS無線通信機を用いて1チャンネルの多重通信によ
り遠隔制御することを特徴とする。また、本発明に係る
作業車の遠隔制御方法は、前記複数の作業車をそれぞれ
遠隔制御する複数の操作盤が前記基地局に設けられたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】作業車や通信中継車の遠隔制御を行うには、基
地局に設けられた操作盤のうち、遠隔制御しようとする
作業車に対応した操作盤の切換えスイッチを切換えて操
作すると、基地局内に設けられたミリ波通信用通信機か
ら中継局のミリ波通信用通信機に制御データが送信され
る。中継局では、ミリ波通信用通信機により受信された
制御データがSS無線機により制御信号としてアンテナ
を通じて前記操作盤に対応した作業車に送信され、これ
によりその作業車が遠隔制御される。例えば、クローラ
ダンプやホイールダンプの運搬機械に対応した操作盤を
操作することにより、クローラダンプやホイールダンプ
を所定の待機場所から土砂を積み込む場所まで走行させ
たり、土砂を積み終わってから所定の廃棄場所まで走行
させたり、さらに、廃棄場所で荷台を駆動して土砂を積
み下ろすなどの遠隔制御が行なわれる。また、通信中継
車の場合には、通信中継車を所定方向に走行させたり、
ビデオカメラを駆動してクローラダンプやホイールダン
プの運搬機械を撮像したり、ミリ波通信用通信機を所定
の向きに駆動させたり、さらに、撮像した作業車の画像
を搭載されたミリ波通信用通信機により基地局に送信す
るようなことが、前記操作盤の操作により行なわれる。
【0009】このような遠隔制御方法においては、特
に、移動範囲の大きなクローラダンプやホイールダンプ
等の作業車の場合でも、SS無線機を用いて遠隔制御が
行なわれるので、中継局から500m〜2km程度離れ
た広い範囲内での遠隔制御が可能となり、その結果、所
定の広い範囲を有し人が立ち入れない危険な作業現場で
も安全地帯に設置した基地局から充分にかつ確実に作業
車の遠隔制御が可能になる。また、作業車の遠隔制御を
1チャンネルのSS無線機を使用して行なう場合でも、
それぞれの通信コマンドフォーマットに従ったパケット
にして交互に制御命令を中継局のSS無線機から送出す
る多重通信、あるいは時分割による多重通信が行われる
ので、中継局の1つのSS無線機で複数の作業車を遠隔
制御することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明方法を実施する作業車の遠隔制御
システムを示す概略構成図である。尚、本実施例では複
数の運搬機械を遠隔制御する場合を例に採って説明す
る。
【0011】図1において、1は基地局、3は中継局、
5は人間が立入れない危険な作業現場のエリヤを示して
おり、作業現場5内には、図示しない無人のパワーショ
ベルやバックフォーやブルドーザ等の作業機械が配置さ
れ、さらに、クローラダンプ7やホイールダンプ9の無
人の運搬機械や、基地局1との間で双方向通信を行な
い、前記ブルドーザ等の作業機械を遠隔制御する無人の
通信中継車11がそれぞれ移動可能に配設されている。
尚、無人のクローラダンプ7やホイールダンプ9の無人
の運搬機械、および、無人の通信中継車11を、以下、
作業車と呼称する。また、前記作業現場5外に設置され
た基地局1と中継局3とは互いに見通せる箇所に設置さ
れ、さらに前記中継局3は上述した各作業車7、9、1
1を見通せる箇所に設置されている。そして、作業現場
5内の各作業車7、9、11は、作業現場5外の中継局
3により遠隔制御され、無人のパワーショベルやバック
フォーやブルドーザ等の作業機械により掘削された土砂
が前記クローラダンプ7やホイールダンプ9等の運搬機
械により所定の箇所まで運搬される。尚、前記図示しな
い無人のパワーショベルやバックフォーやブルドーザ等
の作業機械は、他の方法により遠隔制御されるようにな
っている。
【0012】前記基地局1は、図1に示すように、上述
したような人間が立入れない危険な作業現場5のエリヤ
から離れた安全な箇所に設けられ、且つ、前記中継局3
を見通せる箇所に設置されている。前記基地局1には、
図1に示すように、パソコン101が設置され、このパ
ソコン101には所定のケーブル(例えば、RS232
Cケーブル)103に整合器(例えば、CーBox)1
05を介して、送受信可能な50Gz帯域の簡易無線機
(別称、ミリ波通信用通信機)107が接続されてお
り、後述する中継局3に設けられた同様な送受信可能な
50Gz帯の簡易無線機307とによって構成されるパ
ソリンク回線が前記中継局3との間に設けられている。
したがって、50Gz帯域の簡易無線機107、307
を用いて基地局1と中継局3間で通信が行なわれるの
で、基地局1から作業車までの間の距離としては、3k
m程度の範囲で通信が可能となる。
【0013】また、前記パソコン101には複数の操作
盤111、113、115が接続され、本実施例では、
3つの作業車7、9、11を別々に遠隔制御するため
に、3台の操作盤111、113、115がパソコン1
01に接続されている。本実施例では、各々の操作盤1
11、113、115に設けられた切換えスイッチ(図
示省略)により切換えることにより、それぞれの作業車
7、9、11に対応して一対一方式で操作盤111、1
13、115を操作して各作業車7、9、11の遠隔制
御が行なえるようになっている。さらに、前記簡易無線
機107の前端部にはアンテナ109が設けられてお
り、この簡易無線機107は各々の雲台上に3次元方向
に指向方向変位可能に設置されており、雲台の駆動源に
より簡易無線機107のアンテナ109を任意の向きに
向けることができ、これにより基地局1の簡易無線機1
07のアンテナ109と、中継局3の簡易無線機307
のアンテナ309とを向い合せ、これにより、極めて指
向性が大きい50Gz帯域のミリ波通信における基地局
1と中継局3との間で双方向通信が可能となる。
【0014】前記中継局3は、作業現場5の外にあって
作業現場5の近傍の箇所に前記作業車7、9、11が見
通せる場所に設置されている。また、中継局3には、パ
ソコン301が設置され、このパソコン301には所定
のケーブル(例えば、RS232Cケーブル)303に
整合器(例えば、CーBox)305を介して、前記基
地局1と同様な送受信可能な50Gz帯域の簡易無線機
(別称、ミリ波通信用通信機)307が接続されてい
る。この簡易無線機307は、前記基地局側と同様にア
ンテナ309を備え、雲台上に3次元方向に指向方向変
位可能に設置され、駆動源により任意の向きにアンテナ
309を向けることができる。また、前記パソコン30
1には、所定のケーブル(例えば、RS232Cケーブ
ル)303を通じて、例えば、2.4GHz帯域のSS
無線機(別称、小電力データ通信機)の送信部311が
接続され、これに接続されたアンテナ313を通じて、
各々の作業車7、9、11に制御信号が送信される。
【0015】前記作業現場5に設けられる各々の作業
車、すなわち、通信中継車11、クローラダンプ7やホ
イールダンプ9の無人の運搬機械には、それぞれ、アン
テナ1101、701、901、および、これらに各々
の接続されたSS無線機の受信部(図示省略)が搭載さ
れており、各々の作業車7、9、11のSS無線機の受
信部に、前記中継局3のSS無線機の送信部311から
の制御信号が受信される。前記中継局3のSS無線機の
送信部311から各々の作業車7、9、11のSS無線
機の受信部に送信される制御命令は、各々の作業車7、
9、11のSS無線機の受信部に対して一斉に制御命令
を行なう一斉同報方式や、各々の作業車7、9、11の
SS無線機の受信部に対して一対一で制御命令を行なう
一対一方式等が採用可能である。本実施例では、一対一
方式により通信を行なう構成とされており、この場合に
は、それぞれの通信コマンドフォーマットに従ったパケ
ットにして交互に制御命令を中継局3のSS無線機の送
信部311から送出し、所謂、多重通信により各々の作
業車7、9、11との間で通信が行える構成となってい
る。また、この一対一方式の場合には、相手側の返送を
待たなければならないので、若干の操作上での時間差、
例えば、0.1sec以下の時間差が生ずるが特に問題
はない。
【0016】このようにして、1チャンネルのSS無線
機であっても、1つの中継局3からクローラダンプ7や
ホイールダンプ9の無人の運搬機械や、無人の通信中継
車11等の複数の作業車を確実に遠隔制御することが可
能となる。また、この場合、SS無線機が上述したパソ
リンクよりも指向性は大きくないが、所定の指向性を有
していることから、中継局3を中心に各作業車7、9、
11との遠隔操作を500m〜2km程度の範囲内で行
うことができる。
【0017】前記各々の作業車7、9、11には、クロ
ーラや車輪を駆動する走行用駆動源、操舵する操舵用駆
動源、荷台を駆動する荷台用駆動源、および、これらを
制御する制御回路等が搭載されている。さらに、前記通
信中継車11にはテレビカメラ1103が搭載され、こ
のテレビカメラ1103により、前記クローラダンプ7
やホイールダンプ9の運搬機械の運搬状況が撮像できる
構造となっている。尚、テレビカメラ1103により撮
像された撮像画像は通信中継車11に搭載された簡易無
線機1105によりパソリンク回線を通じて基地局1に
送信される。
【0018】次に上記構成の遠隔制御システムにより各
々の作業車を遠隔制御する場合について説明する。クロ
ーラダンプ7、ホイールダンプ9、および通信中継車1
1の遠隔制御を行う際には、まず、基地局1に設けられ
た操作盤111〜115のうち、遠隔制御しようとする
作業車7、9、11に対応した操作盤111〜115の
切換えスイッチを切換えて操作することにより行なわれ
る。そして、これらの操作盤111〜115を操作する
と、基地局1内に設けられたパソコン101から整合器
105を介して簡易無線機107に制御命令が出力さ
れ、簡易無線機107のアンテナ109から中継局3の
簡易無線機307のアンテナ309に制御データが送信
される。中継局3では、簡易無線機307により受信さ
れた制御データが整合器305を通じてパソコン301
に入力され、パソコン301からSS無線機の送信部3
11に制御信号が送出され、送信部311からアンテナ
313を通じて前記操作盤111〜115に対応した作
業車7、9、11が遠隔制御される。
【0019】例えば、通信中継車11の遠隔制御を行な
うには、例えば、通信中継車11を所定方向に走行させ
たり、ビデオカメラ1103を駆動してクローラダンプ
7やホイールダンプ9の運搬機械を撮像したり、搭載し
た簡易無線機1105を所定の向きに駆動させたり、さ
らに、撮像した作業車7、9の画像を搭載された簡易無
線機1105と109によるパソリンク回線により基地
局1に送信するような遠隔制御が例えば操作盤111の
操作により行なわれる。
【0020】また、クローラダンプ7やホイールダンプ
9の遠隔制御を行なうには、クローラダンプ7やホイー
ルダンプ9にそれぞれ対応した操作盤113、115を
操作することにより、クローラダンプ7やホイールダン
プ9を所定の待機場所から土砂を積み込む場所まで走行
させたり、土砂を積み終わってから所定の廃棄場所まで
走行させたり、さらに、廃棄場所で荷台を駆動して土砂
を積み下ろすなどの遠隔制御が行なわれる。この場合、
上述したような作業車7、9、11のうち、特に、移動
範囲の大きなクローラダンプ7やホイールダンプ9等の
作業車7、9であっても、これらの遠隔制御がSS無線
機を用いて行なわれることにより、中継局3から500
m〜2km程度離れた範囲内であれば遠隔制御が可能と
なるため、従来に比べて広い範囲での遠隔制御を行なう
ことが可能となり、その結果、人が立ち入れない広い範
囲の危険な作業現場でも充分に作業車7、9、11の遠
隔制御が可能となる。
【0021】また、本実施例においては、1チャンネル
のSS無線を使用した場合でも、それぞれの通信コマン
ドフォーマットに従ったパケットにして交互に制御命令
を中継局3のSS無線機の送信部311から送出する多
重通信による通信が行われるので、中継局3の1つのS
S無線機で複数の作業車7、9、11を遠隔制御するこ
とが可能となる。さらに、本実施例においては、基地局
1と中継局3間をパソリンク回線で結合することによ
り、中継局3を各作業車がよく見通せる位置に設置でき
るとともに、基地局1と作業車間の通信距離を拡大する
ことができる。
【0022】尚、本実施例では、作業車としてクローラ
ダンプ7やホイールダンプ9等の運搬機械や通信中継車
11を例に採って説明したが、これに限らず、例えば、
作業現場5で各種の作業を行なう無人のパワーショベル
やバックフォーやブルドーザ等の作業機械にも同様にし
て適用することが可能である。また、本発明は、パケッ
ト伝送方式に限らず、時分割多重方式であってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
に、移動範囲の大きなクローラダンプやホイールダンプ
等の作業車の場合でも、SS無線機を用いて遠隔制御が
行なわれるので、中継局から500m〜2km程度離れ
た広い範囲内での遠隔制御が可能となり、その結果、所
定の広い範囲を有し人が立ち入れない危険な工事現場で
も充分に作業車の遠隔制御を行うことができる。さら
に、中継局と基地局とをミリ波通信用通信によるパソリ
ンク回線を通じてデータの授受を行なうことにより、基
地局を危険な作業現場からできるだけ離れた地点に設置
して各作業車の遠隔制御を行なうことが可能となる。ま
た、複数の作業車を遠隔制御する際に、1チャンネルの
SS無線機を使用した場合でも、それぞれの通信コマン
ドフォーマットに従ったパケットにして交互に制御命令
を中継局のSS無線機の送信部から送出するなどの多重
通信が行われるので、中継局の1つのSS無線機で複数
の作業車を遠隔制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する運搬機械を遠隔制御する
概略構成図である。
【符号の説明】
1 基地局 3 中継局 5 作業現場 7 作業車 9 作業車 11 通信中継車 107 ミリ波通信用通信機(簡易無線機) 111 操作盤 113 操作盤 115 操作盤 307 ミリ波通信用通信機(簡易無線機) 311 SS無線機の送信部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業現場に複数の作業機械や運搬機械等
    の無人運転される作業車を配設し、 前記作業現場を見通せる前記作業現場外の任意箇所に1
    つの中継局を設置し、 前記中継局に設けられたSS無線通信機を用いて1チャ
    ンネルの多重通信により前記複数の作業車を遠隔制御す
    るようにした、 ことを特徴とする作業車の遠隔制御方法。
  2. 【請求項2】 前記中継局が、ミリ波通信用通信機を通
    じて前記作業現場外に設けられた基地局と双方向通信を
    行なう請求項1記載の作業車の遠隔制御方法。
  3. 【請求項3】 前記作業車は前記基地局と双方向通信す
    る作業機械用の無人通信中継車を含み、この無人通信中
    継車を前記SS無線通信機を用いて1チャンネルの多重
    通信により遠隔制御する請求項1又は2記載の作業車の
    遠隔制御方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の作業車をそれぞれ遠隔制御す
    る複数の操作盤が前記基地局に設けられた請求項3記載
    の作業車の遠隔制御方法。
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