JPH0851273A - 電気回路群特に素子を具備した基板のはんだ付けのための方法と装置 - Google Patents

電気回路群特に素子を具備した基板のはんだ付けのための方法と装置

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JPH0851273A
JPH0851273A JP3338775A JP33877591A JPH0851273A JP H0851273 A JPH0851273 A JP H0851273A JP 3338775 A JP3338775 A JP 3338775A JP 33877591 A JP33877591 A JP 33877591A JP H0851273 A JPH0851273 A JP H0851273A
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solder
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リードケ フォルカー
Karl-Heinz Grasmann
グラスマン カール−ハインツ
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アルブレヒト ハンス−ユルゲン
Harald Wittrich
ビットリッヒ ハラルド
Wilfred John
ヨーン ビルフレッド
Wolfgang Scheel
シール ボルフガング
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GRASMANN KARL HEINZ WLS
V L S Karl Haintsu Gurasuman Baihiretanraagen & Zerubisu
Wls Karl Heinz Grasmann Weichloetan & Service
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GRASMANN KARL HEINZ WLS
V L S Karl Haintsu Gurasuman Baihiretanraagen & Zerubisu
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気回路特に素子具備の基板のはんだ付けの
ための方法と装置。 【構成】 電気回路群特に素子で具備された基板のはん
だづけのための発明による方法は酸洗行程の間まずハン
ダ接続面上の酸化物層の欠陥個所に凝結可能な補助物
質、たとえば水が吸着のため運ばれそして欠陥個所に少
なくとも部分的に凝結される。その後酸化物層が非常に
迅速に加熱され欠陥個所に凝結した補助物質が急激に蒸
発しそして酸化物層が破裂し金属の基礎材料から裂離し
次に続く本来のはんだ行程のためのはんだ接続面を純潔
な状態に持ち込む。迅速な加熱は、効果的にははんだ波
自身によって行われる。非酸化物の受動層も酸洗される
必要がある限り、効果的にはこれは酸洗行程のその前の
段階で行われる。その間酸化物層は親水性である。これ
に対してプラズマ前処理が適している。発明の装置には
一つの湿潤室がある。そこでは凝結可能な補助物質が親
水性の酸化物層に提供されそれ(酸化物層)によって吸
着される。 【効果】溶剤を使わないはんだ付けが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路基板特に特許
クレーム1による素子がついた回路基板のはんだ付け
(Loeten)の方法に関するおよび特許クレーム20によ
るこの方法の実行用の装置に関するものである。
【0002】この発明は基本的にはいかなる種類の電気
回路基板のはんだ付けにも適しているが、ここではふさ
わしい使用分野つまり素子をつけた基板のはんだ付けに
基づいて述べる。その場合ナクトシップ(Nacktship)-
(COB)素子または差込み可能な(THM)素子また
は組立可能な(SMD)素子あるいはそれらの混合取り
付けが扱われる。
【0003】
【従来の技術】高い信頼性を要求される複雑な電気回路
基板の割合は間断なくたかまる。その際回路基板の上の
SMD−及びTHM−構成素子一つずつ又は混合した形
での素子群として処理される必要がある。
【0004】その上素子は、有用なほとんどの場合自動
取り付け方法で回路基板のうえに位置づけられる。純粋
なSMD−素子群において素子の固定は主にはんだペー
ストを使っておこなわれる。SMD−及びTHM素子を
混合具備した素子群ではTHM素子が型状的に(formsc
hluessig)正確に取り付けられ又はんだ付け側にSMD
−素子が適した接着剤で取り付けられる。素子のはんだ
接続面と回路基板との間を材質的に正確(stoffschluss
ig)に結合させるためはんだ接続面が本来のはんだ行程
中、はんだにより湿潤可可能であることが必要である。
しかし普通しばしばはんだ接続面に酸化物層及び有機及
び/又は無機混合物層であるいわゆる受動層が見られ
る。この受動層がはんだ接続面へはんだが入り込むのを
妨げるので普通の場合酸洗つまり金属底床から取り除か
ねばならない。
【0005】故に本格的なはんだ行程の前に酸洗行程を
行うことが基本的に知られている。従ってはんだ接続面
を液体はんだで湿潤するはんだ付け装置の他に周知の装
置には酸洗装置がある。それを使ってはんだ接続面上に
すくなくとも存在する酸化物層が十分に取り除かれる。
【0006】酸洗は溶剤を使っておこなわれる。その溶
剤は溶剤付着装置をもつ酸洗装置を使って継目部分(Fu
egeteile)の上部に塗られるのは周知である。溶剤は受
動層とともに反応し、その層を例えば複合構造に分解す
る。その上その溶剤は液状はんだを使っての湿潤まで受
動層の新形成を妨げるという課題をもっている。又溶剤
ははんだの表面張力を低め、隣合わせたはんだ付け箇所
どうしの橋渡しを予防し、最後に溶剤がはんだしたばか
りの位置での酸化物の表面形成を遅らせる。それにより
希望の構造に変化することができる。
【0007】ただし溶剤の残りが回路群の電気機能を妨
げる可能性があり、素子や回路基板を腐食させる。故
に、確かな電気機能を保証するために、溶剤の残りをは
んだ付けの後に続く清浄行程で液体化学的に取り除く。
今までは普通弗素化した塩化炭化水素(FCKW)又は
塩化炭化水素(CKW)洗浄液に浸していた。FCKW
及びCKWを含む流動体による自然汚染を制限する努力
が、排気及び排水洗浄に関して高い投資がなされたた
め、溶剤によるはんだ付け方法がかなり高価なものとな
った。
【0008】溶剤の少ない又は全く含まない電気回路基
板用はんだ付け方法の使用が望まれている。電気回路基
板(DE-GM 85 20 254)のはんだ付け方法はよく知られて
いる。その方法では酸洗は酸化物層を減らした、望まし
くは窒素水素混合物でできた保護ガスの助けをかりて行
われる。回路群ははんだ付け行程にスイッチ接続された
ガス室でこのガスにさらされる。そのガス室では、この
周知の方法の場合に酸洗行程がなされる。保護ガスが酸
化物層を減少するという効果のため溶剤なしで回路群の
はんだ付けが可能である。しかしその際問題は保護ガス
混合物の爆破を防ぐのに必要な処置及び必要な処理温度
とにより酸化物層の減少の妨げとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は特許ク
レーム1の電気回路群のはんだ付けをする方法を創作す
ることであり、その方法は従来の溶剤の形での酸洗剤を
放棄し溶剤使用の際必要なはんだ付けされた回路群の清
浄後処理を不必要とする。更に特許クレーム20の装置
を新しい方法の実行に適する様に改良することである。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】この課題は、本
発明により次の様に解決される。本発明は酸洗行程の間
まず酸化物層の欠陥部に凝結可能な補助物質が吸着のた
めにもちこまれ、その欠陥部で少なくとも部分的に補助
物質が凝結されその後酸化物層が迅速に加熱され、それ
によって欠陥部に凝結した補助物質が急激に蒸発し酸化
物層が裂け金属の底層から裂離され、酸洗行程の間はん
だ接続面上にある酸化物層が広範囲に取り除かれ、その
後はんだ行程の間液体はんだのついた金属のはんだ接続
面が湿潤されることを特徴とする電気回路群特に素子を
具備した基板のはんだ付けのための方法を要旨とする。
【0011】また本発明は酸洗装置を使ってはんだ接続
面に存在する酸化物層を広範囲に取り除きはんだ装置を
使って液体はんだを有するはんだ接続面が湿潤され、そ
の際個々の回路群がまず酸洗装置で、その後はんだ装置
で処理されるという電気回路特に素子を具備した基板の
はんだ付けのための装置であって、酸洗装置(38)に
湿潤室がありそこでは回路群(4)が調整可能な処理時
間とどまり、又ガス雰囲気があり、その雰囲気はガス状
の凝縮可能な補助物質が含まれ、その際ガス雰囲気の状
態条件(圧力、温度、相対補助凝集度)酸化物層(5
8)の補助物質が吸着され、少なくとも部分的に凝結す
るように又、加熱装置(48)がそれを使って補助物質
の凝結に関連して酸化物層が迅速に加熱されるように調
整可能であることを特徴とする請求項1ないし19のい
ずれか一つに記載の方法の実施のための装置である。
【0012】酸洗行程の間まず酸化物層の欠陥部に凝縮
可能な補助物質が吸着のために入れられ、欠陥部で少な
くとも部分的に凝結させる。その後酸化物層は急速に加
熱される。それにより欠陥部で凝結した補助物が急激に
蒸発し、酸化物は破裂し金属の底層から裂け飛ぶ。
【0013】酸化層の構造は一般に層の厚さの増加によ
り3次元の層の欠陥が多くなる。普通は閉ざされた表面
上の極微のプロフィール(Profilen)、裂け目及び穴の
形をしたこの3次元の層の欠陥の全表面積がはんだ接続
面の平坦な投射の面(Projektionsflaeche)を何十倍に
もこえる。本発明においてはこの欠陥部はその表面でま
ずガス状の補助物質を吸着するのに使われる。その物質
はその後欠陥部で少なくとも部分的に凝結し欠陥部が液
体で満たされる。後に酸化物層が急速に暖められると欠
陥部の液体が非常な勢いで蒸発する。そのことが必然的
に補助物質の容積の増加を招く。容積の増加が十分速い
テンポでおこれば欠陥部の中の圧力が非常に高くなり、
その圧力が酸化層を破裂させ、そして酸化物層のもろさ
や基礎材料への接着力の弱さゆえ問題のはんだ接続面の
金属底層から裂け飛ぶ。それにより層は純潔な金属冶金
の反応可能な状態になる。その結果はんだ付け行程の間
にはんだがこの純潔な表面に来ると支障のない順応、湿
潤作用及び固体例えばはんだ接続面と液状はんだの間で
の境界面反応が可能である。
【0014】故に上記の発明による方法は酸化物層の3
次元の層の欠陥部に吸着され、凝結された補助物質の急
速な容積膨張というメカニズムを持つ。この方法は次の
ように実行される。補助物質がガス状段階において欠陥
部に侵入し、そこで吸着可能である。その後欠陥部で補
助物質の凝結がおこり、最後に凝結した補助物質に十分
な熱が及ぶ。それにより、その容積が急激に増加する。
この方法の実行のための条件は比較的簡単に満たされ
る。何もない酸化物層の表面が十分に親水性である場合
には、補助物質を含んだガス雰囲気に、はんだ接続面を
好適な圧力と好適な温度のもとで置くだけで足りる。そ
うすると補助物質が欠陥部へ浸入し、そこで吸着され最
後に凝結する。酸化物層に必要な迅速な加熱には、基本
的に難しい問題はない。
【0015】発明の行程ではミクロの世界での同類物の
物理的削裂によって酸化物層の酸洗がおこる。ここで溶
剤は必要ない。故に発明の方法では溶剤を使わないはん
だ付けが可能である。化学的反応の産物はこの種の酸洗
では出ない。それ故その産物を取り除く必要もないし、
それがはんだの欠陥部に入ることもない。作業のメカニ
ズムが層の特別な構造の特徴を利用するので酸化物層の
下にある基礎材料の表面は酸洗の際腐食しない。最後に
注意する事は酸化物層の古さ及び厚さとに比例し欠陥部
が多くなる。その欠陥部には膨張可能な補助物質が入り
込む。それは言い替えれば、酸化物層がその大きさにお
いてより厚くより妨げとなるように作用しても発明で想
定されたやり方ではより効果的に消滅可能である。ここ
に明らかに溶剤使用の液体化学的酸洗または酸化物層を
減少させる保護ガスを使っての酸洗の違いがある。
【0016】使用した補助物質はできるだけ分子重量の
小さいもので両極性であるべきである。それによりその
物質はガス状の状態で欠陥部に拡散可能でそこに吸着さ
れる。補助物質の沸騰温度は効果的には室温以上であ
る。好適な補助物質は水、メタノール、アセトン、エタ
ノールで、この補助物質の枚挙は限りがない。
【0017】効果的には素子を備えたすべての回路群が
ガス状段階の補助物質を含むガス雰囲気にさらされ、そ
のガス雰囲気は補助物質としての水分を含む空気であ
る。状態の条件(圧力、温度、相対湿度)は次の事が条
件である。ガス状段階での補助物質が欠陥部にできた気
孔に侵入し、そこで吸着可能である。酸化物の表面に早
期に滴が形成される事により、気孔が滴の形成によりふ
さがれガス状の補助物質が欠陥部に拡散不可能となる。
故にそのような早期の滴の形成は効果的でない。
【0018】空気と補助物質のガス混合物は特に補助物
質が水の時、このガス雰囲気の供給の面で簡単であり及
び最大限に環境を考慮できるという長所を持つ。もちろ
ん純粋な補助物質雰囲気例えば100%水蒸気雰囲気も
考えられる。欠陥部に凝結する補助物質は、発明による
方法では、突然、急激に蒸発する。急速な加熱のおこる
瞬間にまだ十分な量の補助物質の液が酸化物層に存在す
る。故に凝結した補助物質をその迅速な加熱の前に徐々
に蒸発させ消散することを避けねばならない。その徐々
の補助物質の蒸発は簡単な方法で予防する事ができる。
短い時間間隔で補助物質の吸着及び凝結の迅速な加熱が
おこり、及び/又は補助物質の蒸発が起こらないよう継
目パートナー(Fuegepartner)を補助物質の凝結の後、
迅速な加熱まで例えばそのような状態状況に調節された
室に置くことである。
【0019】回路群の補助物質が含まれた酸化物層の迅
速な加熱で酸化物層の時間的温度勾配は効果的には50
K/s以上,特に150K/以上である。本質的に高い時
間的温度勾配は500K/sまでが適切であり実現可能
である。迅速な加熱のための熱の供給は任意の好適な装
置によって行われる、例えば、赤外線暖房装置又はレー
ザー暖房装置による。そのような暖房装置が使用される
限りそれ(熱の供給)は効果的には保護ガス雰囲気にお
いておこる。そのため酸化物層の削裂のために生じるは
んだ接続面の純潔さはそのまま残っている。
【0020】酸化物の迅速な加熱すなわちその暖房のた
めの熱の供給は時間的にはんだ付け行程の直前に起こる
ことが可能である。別の可能性としてははんだ行程の前
に一定の時間的間隔をもって実行される。しかしその際
には造られた純潔表面がはんだ行程まで保護ガス雰囲気
に効果的に保持されなければならない。
【0021】本発明の特に効果的な構造は次のことが想
定できる。吸着した補助物質を含む酸化物層の加熱は、
はんだ行程の間はんだに含まれた又はそれに供給された
熱エネルギーによっておこる。はんだ行程は、はんだが
液体状に存在し、はんだ接続面を湿潤できる様本来はん
だへの熱供給を必要とする。これは効果的として想定さ
れるのであるが、その熱供給から酸化物層の迅速な加熱
のための熱エネルギーが受け取られる時、迅速な加熱の
ために、はんだ行程とは別の一時的な処理段階は必要な
く、その処理段階は、はんだ接続面が実質的に液体状は
んだの湿潤の直前又は質潤中に加熱操作される。
【0022】上述の方法は例えばレーザーはんだ付け又
は抵抗衝動はんだ付けにおいても処理される。しかし特
に効果的なのは波状はんだ付けの際の直接、はんだ波(L
otwelle)で熱供給する。発明による方法が実行される
時、波状はんだ行程との接続においてそれは次のように
なされる。酸化物層が前もってはんだ接続面から取り除
かれる事なく付着した回路群はそこにあるはんだの波の
上を滑走する。しかしその際、酸化物層にはすでに凝結
した補助物質が組み入れられている。はんだ接続面の一
定の表面要素がはんだ波の循環の際に見られる時、この
表面要素は、はんだ波との最初のコンタクトにおいて急
激に加熱される。そのため既に述べた補助物質の急激な
量的拡大や酸化物層の削裂がおこる。削裂した酸化物層
は、はんだ波から洗い落とされる。酸化物層の削裂で邪
魔物を除かれた純潔なはんだ接続面は、遅滞なくはんだ
波で覆われる。それによりはんだ波が自身で保護流動機
能を満たし、例えば新たな酸化物形成を排除する。この
純潔なはんだ接続面の保護の包囲と同時にはんだによる
湿潤が始まる。
【0023】欠陥部のガス状の補助物質の上記のような
吸着はつぎのことを前提とする。補助物質が欠陥部に流
れる可能性があること、また補助物質が吸着されるべき
表面は十分に親水性である。しかし、はんだ接続面の酸
化物層がしばしば別の有機及び/又無機の種類の受動層
により汚染される。だから酸化物層表面には自由な結合
がない。なぜならその面が汚染によって飽和状態になり
疎水性(hydrophob)であるからである。この理由から効
果的な発明の構成において次の事が想定されている。酸
洗行程の際、補助物質の吸着の前に酸化物層の受動層の
除去のための前処理が実行される。それによって酸化物
層の気孔を覆う邪魔物である受動層を除去し酸化物層の
表面を親水性にする。
【0024】この親水性にするのは液体化学の方法でな
ら洗浄剤の働きで可能である。その際、この洗浄剤の攻
撃性及びそれにより生じる廃棄物による負荷が有機及び
無機混合物層だけでなく酸化物層も除去する溶剤の場合
よりも減少している可能性がある。
【0025】発明の効果的な構成で次のことが想定され
る。つまりはんだ接続面が置かれているプラズマを使っ
て前処理がなされる。回路群のプラズマ前処理は先行技
術としてドイツ特許P3936955.2に属する。そ
の際先行技術に属するこのケースは酸化物層を含む完全
酸洗がプラズマ前処理によっておこなわれる。それと対
照的に本発明の範囲では酸化物層除去のためでなく親水
性のためにプラズマ前処理がおこなわれプラズマの機能
は減少しない。プラズマ前処理により空洞形成つまり存
在する地勢学上の障害物(Topologischesstoerungen)を
除去することが酸化物部分で潜在的に均一的に実行され
る。
【0026】プラズマ用処理ガスとしてO2,N2
2,CO2,N2O,H2O又は特に空気が適している。
その際効果的には低圧プラズマでなされる。親水性によ
って得られた状態は補助物質の吸着貯蔵の瞬間にもまだ
存在する。故に効果的な発明構成において次の事が想定
可能である。プラズマ前処理と補助物質の吸着貯蔵の間
に回路群を炭化水素をふくまない空気中にさらす。はん
だ接続面上にまだ酸化物層が存在するので酸素の除去は
この時点では必要ない。しかしそのような環境条件にお
いてはプラズマ前処理された継目パートナーが長時間貯
蔵も環境条件においてはんだ接続面が後処理にはいまだ
不適当である。
【0027】装置に関する課題は発明の特許クレーム2
0の装置により解決される。発明において電気回路群の
はんだ付けのための装置にはガス状で凝結可能な補助物
質を含むガス雰囲気が存在する湿潤室がある。回路群は
操作可能な処理時間中、湿潤室に残る。ガス雰囲気(Ga
satmosphaere)の状態条件は酸化物層中の補助物質が継
目パートナーのはんだ接続面に吸収され少なくとも部分
的に凝結されるように調整可能である。更に本発明の装
置は加熱装置と言う点で優れ、それにより補助物質の吸
着と凝結による湿潤に関連して酸化物層が迅速に加熱さ
れる。湿潤室には湿潤中、状態条件を十分正確に操作可
能であるというメリットがある。それにより障害影響が
抑圧可能であり湿潤が再生可能な結果を導く。
【0028】上記に既に述べられたが湿潤つまり凝結し
た補助物質の酸化物層の欠陥部への貯蔵に対して効果及
び目的にかなうという面でプラズマ前処理が先行する。
このプラズマ前処理がこの湿潤室で実施可能である。そ
の際そこでは選択によってプラズマ前処理のためのガス
雰囲気か、処理ガス雰囲気が造りだされる。この装置の
形成によって特に発明の方法により少ない数のはんだす
べき回路群であっても装置に関する費用を少なくする事
が可能である。
【0029】発明の効果的な構成という点で湿潤室に加
えて、はんだ接続面のプラズマ前処理のための処理室が
酸洗装置に取り付けられる。発明による装置の効果的な
構造はこの処理室が順番に排気室、プラズマ前処理のた
めの処理室、プラズマ前処理された回路群の炭化水素を
ふくまない空気での換気がおこなわれる喚気室、湿潤室
及び少なくとも一つの定常の(stehend)はんだの波を作
り出すはんだ付け装置としての波状はんだ付け装置を含
む。その際すべての上記の部屋は通過の部屋として形成
され、関によってお互いに分離可能である。その際湿潤
室は同時にはんだ付け行程のための前加熱装置として働
き、波状はんだ装置は同時に貯蔵した補助物質を含む酸
化物層のための加熱装置を形成する。しかしはんだ付け
装置は必ずしも波状はんだ付け装置ではない。例えば静
止する(ruhend)はんだ浸液を持つはんだ付け装置又
は、再噴流式はんだ付け装置であってもよい。
【0030】発明の更に効果的な構造は下記の実施例で
特徴づけられる。
【0031】
【実施例】発明の実施例を図で描写したように詳細に述
べる。図1に図示した装置はただ図解描写したもので、
装置のすべての機能部分を持つ器械の足場2を含む。は
んだづけされる回路群4は図1のように左から右へ装置
を通過する。各々の回路群4は図示された実施例におい
て、ここでは描かれていない素子がついた基板6を含
む。素子は例えば挿入可能及び/あるいは組立可能な素
子である。各々の基板6はここで描かれていないはんだ
付け枠により保たれている。
【0032】装置による基板6の運搬は連続して配置さ
れた例えば帯状又は鎖状運搬装置と呼ばれた回路群の縁
に触れる運搬装置8、10、12、14及び16を使っ
てなされる。この運搬装置の詳細については発明の構成
に関係がないのでここでは言及しない。運搬装置8は運
搬した回路群4を運搬装置10へ渡す。装置10が運搬
装置12へ、装置12が運搬装置14へ、そして装置1
4が運搬装置16へ引き渡す。運搬装置8、10及び1
2は実質的に水平なレール上を運搬する。運搬装置14
によって限界を明示された運搬レールはその終点で少し
上昇する。運搬装置16の終点もやや上昇した運搬レー
ルである。
【0033】従来の方法でまだ酸洗されていない付着さ
れた基板6は、まず図1の装置の左端にある排気室18
に持ち込まれ。その左縁では回路群4の装置への装填が
任意に好適な形でおこなわれる。排気室18はトンネル
状の通過室として形成され故に左端には入口、右端には
出口がある。入口は例えば垂直移動可能な板として形成
されている最初の関20によって開閉移動可能である。
排気室18の出口は装置の他の関の様に垂直移動可能な
板として形成可能な第2の関22によって開閉移動可能
である。排気室18内で最初の運搬装置8は回路群4を
決められた方法で入口から出口へ排気室18を通って運
搬可能であるように配置されている。排気室18の内室
は排気真空ポンプ24に接続している。そのポンプによ
り関20、22で閉鎖された排気室18を望みの低圧に
する事ができる。その低圧は例えばプラズマ前処理のた
めの処理室26内での30P〜40Paの処理圧力であ
る。排気室18は更に換気装置を備えている。それは排
気室18内の圧力を再び周囲の圧力(Umgebungsdruck)ま
たは周囲の圧力の範囲に上昇させる事を可能にする。
【0034】排気室18にプラズマ前処理用の処理室2
6が接続している。処理室26も通過室として入口と出
口がそなわっている。その際、その入口は排気室18の
出口の締め金として働く同様な第2の関22によって移
動可能である。処理室26の出口は第3の関28によっ
て移動可能である。処理室26内に第2の運搬装置10
が配置されていて、閉鎖した第1の関20と第3の関2
8及び開いた第2の関22においてその装置10へ回路
群4が第1の運搬装置8から渡される。処理室26は排
気ポンプ30に接続されている。そのポンプ30によっ
て処理室26を30〜40Paの処理室圧力にする事がで
きる。又処理室26は換気可能である。ただ処理室26
の換気は全装置をスイッチオフしてのみおこなわれる。
回路群4の処理室26への供給及び運び出しは常に同じ
処理圧力に調整されている部屋でなされるので、作動中
は処理室26は常に処理室圧力に保たれ、常に処理ガス
で満たされている。処理室26にはここには図示のない
装置つまり処理室26内で低圧プラズマをつくり、それ
を保持する事が可能な装置が備わっている。そのここに
図示されない装置にはガスの接続装置、加熱装置及び処
理ガス用の循環装置がついている。ガスの接続装置は処
理ガスを処理室26に導き入れ又は導き出し、加熱装置
は処理室26を処理温度に上げ、ガスの循環装置はガス
を処理室26内で循環させる。場合によっては例えば吸
着機を持ったガス清浄装置が取り付けられる。
【0035】処理室26内では作動時に処理ガスが
2,N2,H2,CO2,N2O,H2Oからあるいはこれ
らのガスの組合せから出来ている低圧プラズマが造られ
保持される。処理ガスは空気でもよい。ここに図示され
ていない装置においてプラズマの刺激のために例えばマ
グネトロンが使用可能である。それを介して高周波エネ
ルギーがガスプラズマをつくるために導入され、マグネ
トロンは処理室26の上部壁の範囲に配置されている。
【0036】ここに記述する装置の範囲で設置可能な処
理室に関する詳細は以前のドイツ特許P393699
5.2とP4032328.5に記述されている。処理
室26に換気室32が接続していて通過室として入口と
出口をもって形成されている。換気室32の入口は第3
の関28によって移動可能であり関28は同時に処理室
26の出口を移動をさせている。換気室32の出口は第
4の関34によって移動可能である。換気室32内に第
3の運搬装置12が配置されている。その運搬装置12
は回路群4を第2の運搬装置10から受取り、第4の運
搬装置14に引き渡す。換気室32は換気室の内室のポ
ンプの働きで処理室26の処理圧力に調整する別の排気
真空ポンプ36につながっている。換気室32は周囲圧
力(Umgebungsdruck)で炭化水素を含まない空気に含ま
れる湿気を使って換気される。処理室26から回路群4
が換気室32に導入可能なように換気室32は第3の関
28が開いている時排気される。この時点では関22と
34ともに閉ざされている。回路群4が換気室32から
後述する湿潤室38への引渡しが可能となるよう換気室
32は第4の関34が開いている時、周囲の圧力にあ
る。この時点では処理室26が常に処理圧力に保たれる
よう関28は閉ざされている。
【0037】換気室32には湿潤室38が直接つながっ
ていてその湿潤室38は通過室として形成され入口40
と出口42が一つずつある。湿潤室38の内室が作動時
に常に環境圧力にあるので入口40と出口42は移動可
能でなく常に開いている。湿潤室38内に第4の運搬装
置14が配置され、開いた第4の関34で回路群4が第
3の運搬装置12から第4の運搬装置14へ渡される。
この第4の運搬装置14は出口42で回路群4を第5運
搬装置16に渡す。実施例では水分を含んだ空気からな
りガス状の状態にあるガス雰囲気が湿潤室38内に存在
する。すなわち希望する状態特に希望の温度及び希望の
相対湿度を調整するために湿潤室38には湿潤室38内
の空気雰囲気を調整するためのここでは図示されていな
い装置が配置されている。温度は雰囲気温度以上、例え
ば40℃〜50℃の範囲にある。この雰囲気温度以上の
温度を保つため効果的にはここで図示されていない加熱
装置が配置される。その加熱装置は同時にそれに続く本
来のはんだ行程への準備のために回路群4を予め加熱す
る。
【0038】湿潤室38の入口40の部分に第1のジェ
ット装置44が配置されている。第2のジェット装置4
6は出口42の部分に配置されている。この二つのジェ
ット装置44、46を通って各々清浄された空気が吹き
出され入口40と出口42でエアーカーテンが作られ
る。それによって一方では湿潤室38内のガス雰囲気が
その周りから分離される。他方ジェット装置46によっ
て造られたエアーカーテンに好適な温度操作によって回
路群4のはんだ接続面上の酸化物層の温度を零度以下に
調整する。それにより酸化物層の欠陥部に吸着する水の
凝結が助けられる。
【0039】上記の湿潤室38の構成の他の可能性は部
屋を連続する二つの部分にわける事である。その際上述
の凝結を支持するため出口42に近い部分が最初の部分
と比較して、より低い温度に保たれる。湿潤室38のす
ぐ後ろに回路群4の通過方向にはんだ装置48が配置さ
れる。その装置48は描かれた実施例では波状はんだ装
置として形成され、起動時に溶液状態のはんだが入って
いる坩堝50を含み、更に各々その上部先端で回路群4
の運搬方向Yに斜めの切れ目状の出口開口がある二つの
シャフト52と54を含む。そのシャフト52、54を
通ってここでは図示せぬポンプ装置によって液状はんだ
が上部へ運搬されることにより出口開口を通って外へで
るはんだはそこで定常なはんだ波(図示されていない)
を形成する。回路群4がはんだ装置48を越えて運搬さ
れる間各々の基板6の下側がはんだの波頭を触れるため
基板の下部がはんだで湿潤される。下部から突き出した
SMD素子及びTHM素子の接続がはんだに浸される。
はんだは継目部分表面及びはんだ接続面を湿潤し凝縮し
た結合を形づくる。
【0040】図1に描かれてはいないがその実施例では
示されない保護ガスふきだし装置がある。保護ガス吹き
出し装置ははんだ装置48の後に設けられ、はんだ部分
に対しはんだ行程の直後で保護ガス特に窒素を使って装
置48が起動される。上記の装置において排気室18、
処理室26、換気室32及び2段式酸洗処理がなされる
湿潤室38がすべて酸洗装置に属している。この第一の
酸洗処理の段階は処理室26でのプラズマ前処理によっ
て形成される。その際有機及び無機受動層がはんだ接続
面上の酸化物層から取り除かれる。第2の酸洗処理の段
階が湿潤室38に導入される。その湿潤室38では水状
のガス状補助物質がまず酸化物層の欠陥部に吸着のため
持ち込まれ凝結される。しかし酸洗ははんだ装置48に
おいて注目の基板6が通過方向に最初のはんだの波上を
走る瞬間に初めて終了する。この瞬間に初めて補助物質
を内臓した酸化物層に突然強い加熱がおこる。それによ
り酸化物層ははんだ接続面の金属の底層から拡散され
る。それではんだ装置は同時に酸洗装置の加熱装置を形
成する。
【0041】はんだ装置が同時に酸洗装置の加熱装置と
なることは効果的であるがしかし必要ではない。それよ
りは湿潤室38とはんだ装置48の間に補助の分離した
加熱装置を配置することも可能である。上記の装置を使
用しての電気回路群4のはんだ付け方法を次のように詳
細に述べる。
【0042】波状はんだ付けに合わせたレイアウトに差
込み可能な素子が構造上正確に固定される。SMD−素
子は接着剤で固定される。そしてすべての回路群4は温
度T=125℃、所要時間t=5分で接着剤硬化のため
に焼き戻しがされる。このようにして用意された回路群
4は乾化学的前処理の組み合わされた酸洗処理の最初の
段階で処理される。その際ここで記された効果的な実施
例では低圧プラズマのプラズマ前処理、処理圧力(Proz
essdruck) P=(10Pa〜150Pa)、プラズマ電力
密度(Plasmaleistungsdruck) J=(0.05W/cm
2〜1W/cm2),処理ガス容量電流(Prozessgasvolume
nstrom) V=0.1 l/h〜3 l/h、処理湿度
(Prozesstemperatur) T=(20℃〜100℃)、処
理及び前処理所要時間(Vorbehandlungsdauer) t=
(30秒〜600秒)である。処理ガスとして例えばO
2,N2,H2,CO2,又はN2Oそしてそれらのガスの
混合体及び空気も使用できる。その際処理ガスの種類は
プラズマ係数の選択によりきまる。プラズマ雰囲気とプ
ラズマ係数の選択ははんだ接続面上の主に有機の混合体
の種類及び予想される厚さ及び洗浄技術的に必要な割れ
目表面の活性度によってきまる。
【0043】例えば処理圧力 P=40Pa、処理ガス容
量電流 V=1.5 l/h、プラズマ電力密度 J=
0.7W/cm2,前処理所要時間 t=480秒のH2
プラズマ雰囲気が効果的に使用された。又処理圧力 P
=40Pa,処理ガス容量電流V=1.5 l/h、プラ
ズマ電力密度 J=0.1W/cm2,前処理所要時間
t=240秒の空気プラズマが成功例として使用され
た。
【0044】プラズマ前処理は同種のはんだ接続面上の
有機受動混合物層の除外及び高度のはんだの広がりや湿
潤を保証するために必要なはんだ接続面上の酸化物層の
表面の必要な活性を処理段階別して安全にする。図2が
はんだ接続面を断片的に部分図解で示す。その層の構造
はSn,SnPd,Agpd,AgPdBiといった金
属基礎構成材料56からなる。酸洗の前に金属性基礎材
料である底層56へ金属の酸化物でできた酸化物層58
を固着する。酸化物層58の上に主として有機の混合物
層60が固着する。酸化物層58と混合物層60は酸洗
により取り除かれる受動層62を一緒に形成する。
【0045】処理室26でプラズマ前処理により有機の
混合物層60から自由にされたはんだ接続面つまり回路
群4全体が引き続き炭化水素をふくまないガス雰囲気を
もった換気室32で強制換気される。炭化水素をふくま
ないガス雰囲気というのは炭化水素を含まない空気であ
ってよい。窒素(N2)での換気は同じく適切と証され
た。換気室32での換気によって有機の混合物の新しい
発生を防ぐ必要がある。この目的は雰囲気空気により換
気される時、適切な状況のもとで達成可能である。しか
しその際、回路群4は比較的短い時間例えば30秒〜6
00秒の間雰囲気空気にさらされる必要がある。
【0046】はんだ接続面上にあってプラズマ前処理で
邪魔物を取り除き活性化された例えばSnPd混合物か
らなる酸化物層58は引続き結合した酸洗行程の第2段
階へと導かれる。プラズマ前処理によって酸化物58の
自然の地勢は精製される。この酸化物層58には欠陥部
64がひんぱんに現れる。その頻度は層の暑さによって
増す。この3次元の層の欠陥つまり欠陥部の全表面は問
題のはんだ接続面の投象(Projektion)面よりも何倍も
大きい。プラズマ前処理によって取り除かれた有機の混
合物60により飽和されていた原子価結合が解離する。
この裂けた原子価接合は邪魔物を取り去った酸化物層の
反動性を特徴づける。熱力学的に不安定な酸化物層の地
勢(Topologie)を持つ前処理したはんだ接続面がガス状
の凝結可能な補助物質を含む環境にさらされると3次元
の層の欠陥に適応して均一に配分された凝結行程が遂行
される。プラズマ前処理によって金属酸化物の親水性を
誘発されていた。故に親水性の金属酸化物は上記種類の
好適な環境において補助物質の凝結によって表面的に飽
和される。
【0047】最初にガス状の補助物質が欠陥部で吸着さ
れ凝結されるという上記の行程は湿潤と呼ばれ湿潤室3
8でなされ、その湿潤室38では水分を含む空気のガス
雰囲気が補助物質として存在する。その際空気中の相対
湿度は少なくとも30%である。空気中の湿気の吸着が
自発的におこる。しかし膨張可能な補助物質の容積を上
げるために湿潤は処理技術的に凝結経路を描写する湿潤
室38で行うのが効果的である。湿潤室38の水蒸気の
温度は通常圧力では40℃〜85℃、効果的には75℃
〜85℃である。湿潤室のとどまる時間はたとえば1秒
から30秒である。効果的にはその指示された範囲内の
上限に近い方がよい。記述の実施例において凝結経路は
同時に回路群4のための前加熱行程として働き回路群4
が引き続くはんだ行程において温度的に処理可能に調整
される。その際、使用の補助物質の凝結温度が前加熱温
度範囲の上限にある事に注意する必要がある。欠陥部6
4の補助物質の凝結は湿潤室38の出口でジェット装置
46によって造られたエアーカーテンによって支持され
る。
【0048】湿潤室38は波状はんだ装置として形成さ
れたはんだ装置48に直接続く。そのはんだ装置に記述
された方法で準備された回路群4が導かれる。その際湿
潤室38と第1のシャフト52によって造られたはんだ
の波との間の最短距離は吸着のつまり酸洗の損失を防ぐ
目的に沿っている。記述の方法で処理された回路群4は
(ここでは図示されない)最初のはんだ波の凝結経路へ
導かれる。はんだの温度はその際例えば245℃で平均
的はんだ時間は例えば5秒である。
【0049】図3では具備された前処理された基板6が
はんだ装置48でシャフト52によってつくられるはん
だ波66上を走行する際に生じる状態が図解拡大して描
かれる。はんだ波66は図1において左へ、すなわち図
3に描かれた矢印に流れるはんだ波66の中の方向に流
れる。基板6は図1と図3において左から右へはんだ波
66上をすなわち図3に描かれた矢印の方向へはしる。
基板6の底部にはんだ接続面の金属底層56が固着す
る。この底層56上に無限に多数の定義され(definier
t)飽和された(gesaettigt)酸化物の酸化物層58が固着
している。その酸化物はたとえばSn,Pb及び/又は
SnPb混合物である。酸化物層58とはんだ波66の
間の過渡部分にそれらの間の最初のコンタクトの時点で
比較的大きい一時的な温度勾配T/tがある。それは少
なくとも50K/s、効果的には150K/s以上であ
るべきで、ミクロの範囲では本質的にはより高い値に達
する。一時的な温度の勾配による迅速な酸化物層58の
加熱は自発的な蒸発へ、すなわち垂直で水平な酸化物層
欠陥部64に内臓され、凝結された補助物質の容積を膨
張させる。補助物質容積は例えば水(H2O)の場合1
000倍にふえる。その際現れる時間的温度の勾配は吸
着し凝結した補助物質の膨張速度を決める。この自発的
容積膨張は酸化物層58の金属の基礎構成材料56から
の破裂、例えばはんだ接続面を形成するSnPb層から
のミクロの急激な破裂に効果をあらわす。酸洗行程の第
2且つ最後の段階は素子のついた基板6の底部が線状に
はんだ波66へ出現する際直接実行される。それで純潔
なはんだ接続面が作られるのは液体はんだを使ったはん
だ接続面の湿潤と時間的に同時である。湿潤を躊躇しな
い受動層は一つはSMD−素子とTHM−素子との間、
もう一つはSMD−素子と基板6に接触するパド(pa
d)との間に再生可能な(第3図に描かれていない)は
んだ箇所の形成を妨げている。この行程は図3で図解描
写する。ミクロの爆発が酸化物層58を酸化物破片68
に分解する。その破片は同時に金属の底層56からミク
ロの爆発によって水平にされ取り除かれる。破裂した酸
化物の破片68は流れ終わったはんだ波66とともには
んだの接続面を去る。図3に描かれたようなはんだの波
66の左側面上を通って泳ぎ去る酸化物の破片68のよ
うに描かれている。同様に前述の基板6のはんだ接続面
のため述べた様に酸化物層を素子のはんだ接続面から破
裂させる。
【0050】シャフト54によって造られる第2の孤立
した(verlassenden)新鮮なはんだ波は効果的には保護ガ
ス雰囲気に置かれる。その波の助けによってはんだ部分
の地勢が効果的に変更可能である。この補助ガスはたと
えば窒素(N2)が使われる。 前述の酸洗行程の効果
は吸着する補助物質の容積及びはんだ装置48の温度見
取図、特に温度勾配T/tに影響する。
【0051】電気回路をはんだする発明での方法は特に
素子を取り付けた基板6が酸洗行程の間まずはんだ接続
面の酸化物の欠陥部64に凝結可能な補助物質たとえば
水が酸洗のために持ち込まれ欠陥部64に少なくとも部
分的に凝結される。その後酸化物層58がこのように迅
速に加熱され、欠陥部64で凝結する補助物質が急激に
蒸発する。それにより酸化物層58は破れ金属の基礎材
料から破裂するため続く本来のはんだ行程のためのはん
だ接続面が純潔な状態にされる。急激な加熱は波はんだ
の場合に効果的にはんだ波自身により起こる。非酸化物
の受動層は酸洗される必要ある限り、酸化物層が親水性
である間、酸洗行程の前段階でおこる。ここではプラズ
マ前処理が適している。発明の装置には凝結可能な補助
物質が親水性の酸化物層を提供し、それにより酸洗され
る湿潤室がある。
【0052】
【発明の効果】発明による方法のメカニズムは酸化物層
の3次元の層の欠陥箇所に吸着され又凝結された補助物
質の急速な容量拡大である。この方法実行のための条件
は比較的簡単に満たされる。何もない酸化物層の表面が
十分に親水性である限り補助物質を含んだガス雰囲気の
はんだ接続面を適した圧力と適した温度のもとに置くだ
けで足りる。発明の行程ではミクロの世界での同類物の
物理的爆裂により酸化物層の酸洗がおこる。発明の方法
ではこの酸洗の際、溶剤を使わないはんだ付けが可能で
ある。使用した保護ガス用補助物質はできるだけ分子重
量の小さいもので両極性であるべきである。それにより
その物質はガス状の状態で欠陥箇所に拡散可能でそこに
吸着される。空気と補助物質のガス混合物は特に補助物
質が水の時、このガス雰囲気の供給の面での簡単さ及び
最大に可能な環境への考慮という長所を持つ。
【0053】迅速な加熱のための熱の供給は効果的には
保護ガス雰囲気においておきる。そのため酸化物層の爆
裂のために生じるはんだ接続面の純潔さはそのまま残っ
ている。特に効果的なのは波状はんだ付けの際のはんだ
の波による直接の熱供給である。はんだ接続面が置かれ
ているプラズマを使って酸洗行程の際、補助物質の吸着
の前に酸化物層の受動層の除去のための前処理がなされ
る。先行技術に帰属するこのケースは酸化物層を含む完
全酸洗がプラズマ前処理(低圧プラズマでなされる)に
よって行われる。それと対照的に発明の範囲では酸化物
層除去のためでなく親水性のためにプラズマ前処理によ
り空洞形成つまり存在する地勢上の障害物を除去するこ
とが酸化物部分で潜在的に均一的に支持される。発明の
装置は加熱装置という点で優れ、それにより補助物質の
吸着と凝結による湿潤に関連して酸化物層が迅速に加熱
される。湿潤室には湿潤中、状態条件を十分正確に操作
が可能であるというメリットである。それにより障害影
響が抑圧可能であり湿潤が再生可能な結果を導く。プラ
ズマ前処理がこの湿潤室で実施可能である。そこでは選
択によりプラズマ前処理のためのガス雰囲気あるいは処
理ガス雰囲気が作り出される。この装置の形成によって
特に発明の方法が少ない数のはんだすべき回路郡でも装
置に関する費用を少なくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電気回路群のはんだ付けのための装置の図解
的側面図、部分的に断片図。
【図2】 受動層をもつはんだ接続面の図解的断片的縦
断面図。
【図3】 はんだの波上を基板が動く際の行程を説明す
る図解的描写。
【符号の説明】
4 回路群 10 運搬装置 14 運搬装置 16 運搬装置 22 関 26 処理室 28 関 32 換気室 34 関 38 湿潤室 40 入口 42 出口 44 ジェット装置 46 ジェット装置 48 加熱装置/はんだ装置 58 酸化物層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォルカー リードケ ドイツ連邦共和国 8751 アイゼンフェル ド/アイヘルスバッハ ホ−エンシュトラ −セ 48 (72)発明者 カール−ハインツ グラスマン ドイツ連邦共和国 6985 シュタットプロ ツエルテン クライネ シュタイク 24 (72)発明者 ハンス−ユルゲン アルブレヒト ドイツ連邦共和国 0−1093 ベルリン ビーッカー シュトラーセ 2 (72)発明者 ハラルド ビットリッヒ ドイツ連邦共和国 0−1122 ベルリン フランケンシュトラーセ 65 (72)発明者 ビルフレッド ヨーン ドイツ連邦共和国 0−1153 ベルリン ルツインシュトラーセ 10 (72)発明者 ボルフガング シール ドイツ連邦共和国 0−1020 ベルリン リヒテンベルガー シュトラーセ 9

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸洗行程の間まず酸化物層の欠陥部に凝
    結可能な補助物質が吸着のためにもちこまれ、その欠陥
    部で少なくとも部分的に補助物質が凝結されその後酸化
    物層が迅速に加熱され、それによって欠陥部に凝結した
    補助物質が急激に蒸発し酸化物層が裂け金属の底層から
    裂離され、酸洗行程の間はんだ接続面上にある酸化物層
    が広範囲に取り除かれ、その後はんだ行程の間液体はん
    だのついた金属のはんだ接続面が湿潤されることを特徴
    とする電気回路群特に素子を具備した基板のはんだ付け
    のための方法。
  2. 【請求項2】 補助物質が水であることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 補助物質がメタノール、アセトン又はエ
    タノール群から選ばれることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 各々全回路群が補助物質をガス状段階に
    保つガス雰囲気にさらすことを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 規定された量の水分を含むガス雰囲気空
    気が補助物質であることを特徴とする請求項2又は4に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 吸着する補助物質を含む酸化物層で加熱
    の間一時的温度勾配が50K/s以上の値に達すること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 一時的に温度勾配が150K/s以上に
    達することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 吸着する補助物質を含む酸化物層の加熱
    がはんだ行程前に一時的にそこから離れておこなわれる
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一つに記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 吸着した補助物質を含む酸化物層の加熱
    がはんだ行程の間はんだを介して導入された熱エネルギ
    ーによっておこなわれることを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 吸着した補助物質を含む酸化物層の加
    熱が酸化物層の裂離の目的で直接はんだ波を通っておこ
    なわれるはんだ行程の間各々の回路群が少なくとも一つ
    の静止しているはんだ波を介して運搬されその際はんだ
    波の波頭が回路群底側に触れることを特徴とする請求項
    9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 補助物質の吸着の前の酸洗の間、受動
    層の除去への前処理が酸化物層の上で実行されることを
    特徴とする請求項1ないし10のいずれか一つに記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 液体化学的に清浄剤を使って前処理が
    行われることを特徴とする請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 前処理がはんだ接続面がさらされてい
    るプラズマを使って行われることを特徴とする請求項1
    1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 プリズマの処理ガスがO2,N2
    2,CO2,N2O,又はH2O,又はそれらのガスの混
    合体からなることを特徴とする請求項13に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 処理ガスが空気であることを特徴とす
    る請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 プラズマ前処理は処理圧力 P=10
    Pa〜150Pa、プラズマ動力密度 J=0.05W/
    cm2〜1W/cm2,処理ガス容量電流 V=0.1
    l/h〜3 l/h,処理温度 T=20℃〜100
    ℃、前処理所要時間 t=30秒〜600秒の低圧プラ
    ズマで行われることを特徴とする請求項13ないし15
    のいずれか一つに記載の方法。。
  17. 【請求項17】 プラズマ前処理と補助物質の吸着内蔵
    との間で炭化水素を含まない空気で規定された湿気中に
    換気されることを特徴とする請求項13ないし16のい
    ずれか一つに記載の方法。
  18. 【請求項18】 はんだ行程直後にはんだ位置が補助ガ
    ス雰囲気にさらされることを特徴とする請求項1ないし
    17のいずれか一つに記載の方法。
  19. 【請求項19】 ガス雰囲気の主成分が窒素であること
    を特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 酸洗装置を使ってはんだ接続面に存在
    する酸化物層を広範囲に取り除きはんだ装置を使って液
    体はんだを有するはんだ接続面が湿潤され、その際個々
    の回路群がまず酸洗装置で、その後はんだ装置で処理さ
    れるという電気回路特に素子を具備した基板のはんだ付
    けのための装置であって、酸洗装置(38)に湿潤室が
    ありそこでは回路群(4)が調整可能な処理時間とどま
    り、又ガス雰囲気があり、その雰囲気はガス状の凝縮可
    能な補助物質が含まれ、その際ガス雰囲気の状態条件
    (圧力、温度、相対補助凝集度)酸化物層(58)の補
    助物質が吸着され、少なくとも部分的に凝結するように
    又、加熱装置(48)がそれを使って補助物質の凝結に
    関連して酸化物層が迅速に加熱されるように調整可能で
    あることを特徴とする請求項1ないし19のいずれか一
    つに記載の方法の実施のための装置。
  21. 【請求項21】 湿潤室(38)が炭化水素を含まない
    空気によって換気可能であることを特徴とする請求項2
    0に記載の装置。
  22. 【請求項22】 湿潤室(38)が一つの入口(40)
    及び一つの出口(42)のついた通過室として形成さ
    れ、そこを通って回路群(4)が運搬装置(14、1
    6)を使って運搬されることを特徴とする請求項20に
    記載の装置。
  23. 【請求項23】 通過室の入口(40)又出口(42)
    近くに配置されたジェット装置(44、46)の両方が
    各々空気を吹き出しそれによって入口と出口でエアーカ
    ーテンが作られることを特徴とする請求項22に記載の
    装置。
  24. 【請求項24】 加熱装置がはんだ装置(48)によっ
    て形成されていることを特徴とする請求項20ないし2
    3のいずれか一つに記載の装置。
  25. 【請求項25】 はんだ装置(48)が通過室の出口
    (42)の近くに配置され、又運搬装置(14、16)
    が回路群(4)を通過装置から運び出しはんだ装置を通
    って運搬されることを特徴とする請求項24が記載する
    装置。
  26. 【請求項26】 はんだ装置(48)が少なくとも1つ
    の定常のはんだ波を作り、はんだ接続面がその波と触れ
    るようにする波状はんだ装置であることを特徴とする請
    求項24または25に記載の装置。
  27. 【請求項27】 はんだ装置(48)に保護ガス吹き上
    げ装置が配置され、その吹き上げ装置を使ってはんだ行
    程の直後に保護ガス特に窒素で動かされることを特徴と
    する請求項26に掲載の装置。
  28. 【請求項28】 はんだ装置が再流動性はんだ装置であ
    ることを特徴とする請求項24又は25に記載の装置。
  29. 【請求項29】 湿潤室(38)が同時にプラズマ前処
    理のための処理室として働き湿潤室(38)が選択によ
    ってガス雰囲気又はプラズマ前処理のための処理ガス雰
    囲気を作ることが可能であることを特徴とする請求項2
    0ないし28のいずれか一つに記載の装置。
  30. 【請求項30】 酸洗装置には湿潤室(38)に加えて
    はんだ接続面のプラズマ前処理への処理室(26)があ
    ることを特徴とする請求項20ないし28のいずれか一
    つに掲載の装置。
  31. 【請求項31】 処理室(26)が低圧処理室であるこ
    とを特徴とする請求項30に記載の装置。
  32. 【請求項32】 処理室(26)が一つの入口と一つの
    出口を持った通過室として形成され、そこを通って回路
    群(4)が運搬装置(10)を使って運搬されることを
    特徴とする請求項30又は31に記載の装置。
  33. 【請求項33】 処理室(26)と湿潤室(38)の間
    に換気室(32)が配置され、その換気室でプラズマ前
    処理された回路群(4)が炭化水素を含まない空気で換
    気されその際処理室(26)、換気室(32)及び湿潤
    室(38)が直接連続して続きその3つの部屋の内室が
    各々関(22、28、34)によってお互いに分離され
    ていることを特徴とする請求項22、23又は32に記
    載の装置。
JP3338775A 1990-12-21 1991-12-20 電気回路群特に素子を具備した基板のはんだ付けのための方法と装置 Pending JPH0851273A (ja)

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