JPH08512006A - 自動車hvacシステムを制御する方法およびシステム - Google Patents

自動車hvacシステムを制御する方法およびシステム

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JPH08512006A JP7503335A JP50333595A JPH08512006A JP H08512006 A JPH08512006 A JP H08512006A JP 7503335 A JP7503335 A JP 7503335A JP 50333595 A JP50333595 A JP 50333595A JP H08512006 A JPH08512006 A JP H08512006A
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イラ,ジュニア デービス,レイトン
フランシス シージャ,トーマス
アラン デイジ,ガーハード
ウエイン マッテソン,ロバート
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フォード モーター カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 ファジー論理を使用して自動HVAC(加熱、通気および空気調和)システムを制御する方法および制御システム。前記制御システムは車両の運転者によって設定される望ましい車両空気温度および空気流を生じさせるため様々の気象制御センサによって発生される信号に応答する。ファジー論理計算はファジー規則およびメンバシップ関数に基づいて実行されて非線形補正を提供するとともに搭乗者が快適性のレベルの説明において使用し得るそれと同じ発見的用語で制御が表現されることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車HVACシステムを制御する方法およびシステム 本発明は自動車HVACシステムを制御する方法およびシステム、特に、ファ ジー論理を使用する自動車HVACシステムを制御する方法およびシステムに関 する。 本願は“規定温度範囲内の空気の排出を防止するため自動車HVACシステム を制御する方法および制御システム”および“自動車HVACシステムを制御す る線形制御アルゴリズムを修正する方法およびシステム”という名称を付された 米国特許出願083757および083589と関連する。 自動車加熱、通気、および空気調和(HVAC)システムの基本目的は車両搭 乗者を快適にすることである。この目的を達成するためには、車室条件を確立す る制御システムの設計が快適性と快適性に影響する諸変数との間の関係を考慮に 入れることが重要である。人の快適性は所与の諸条件に対する物理学的、生物学 的、および心理学的応答と関連する複雑な反応である。この複雑性の故に、エン ジニアはそのような制御システムまたはコントローラの設計戦略において諸変数 およびそれらの可能的相互作用を考慮しなくてはならない。 快適性に影響する多くの変数を測定しかつ制御する企画において、近代的自動 車HVACシステムは多数のセンサおよび制御アクチュエータを有する。典型的 システムはおそらく車室の内部に1つの温度センサを有し、1つは外部において 周囲温度を測定し、他のいくつかはシステム内部機構の様々の温度を測定する。 搭乗者は設定点またはその他の調整装置を介してシステムに対していくつかの人 力を有し得る。太陽加熱負荷(sun heating load)、湿度など を測定する付加的センサがシステムにとって利用可能であろう。アクチュエータ のセットは可変速度ブロワ、空気温度を変える何らかの手段、空気流の方向およ び新鮮空気対再循環空気比を制御するダクト類およびドアをおそらく含む。 可能的条件の範囲を区別し、快適性を達成するために必要とされるものを決定 し、そして利用可能なアクチュエータのセットの制御を協調させることはコント ローラの仕事である。この多重入力、多重出力制御問題は伝統的制御理論のいか なる好都合なカテゴリにも分類されない。パフォーマンス基準、快適性、はある よく定義された公式ではなく、ときには経験的に決定される矛盾した目標である 。特に、快適性制御は温度制御と同じことではない。システムの応答はシステム 変数と所望パフォーマンス、快適性、との間の関係と同様にめったに線形でない 。また、制御のため利用可能なすべてのアクチュエータおよび変数にもかかわら ず、その下では快適性が達成されえない条件が存在することに留意することも重 要である。 寸法、エネルギ消費量、コストおよび自動車がさらされる諸条件の広い考えら れる範囲の実際的な考慮によって、システムプラントは必要とされるものを多分 簡単には供給できない。すべてのこれらの考慮は伝統的制御理論において通常遭 遇されるものとは全く異なる制御問題に行き着く。 これら問題点に直面して、ほとんどの制御システムの設計はよく知られている もの−線形制御−を採用しそして必要に応じて特別の状況を処理するため一時し のぎの特定の対策によってそれを補足した。換言すると、典型的な自動車自動気 象制御システムは快適な内部環境を維持するために線形比例制御を使用している 。しかし、搭乗者の主観的快適性の観点から見たとき線形比例制御に関し2つの 重大な限界がある。第1に、いかなるHVACシステムにも本質的には非線形で ある若干の制御状況が存在し、そして第2に、以下においてさらに極めて詳細に 説明されるように単に所望温度との近似性を維持することによって搭乗者の快適 性を実現することは可能でない。 典型的HVAC気象制御システムの設計は車両が遭遇する可能性のある最も極 限的な高および低周囲条件下で容認できる搭乗者快適性水準を提供する必要性を もって出発する。これら条件に対して、制御システムはHVACユニットに一方 向または他方向にピーク出力を働かせることを要求している。設計考慮事項はこ れら極限を処理するためにプラント能力および熱伝達効率に集中する。制御シス テムは1つまたはそれ以上の入力信号が特定水準の快適性制御が達成可能である ことを表示するまで効果的に集中される。 この点において前記システムはブロワ速度、排出空気の配置(作動モード)、 および被冷却および被加熱空気の相互ブレンドのその制御を緩和し始める。この 領域における制御への最も簡単なアプローチは制御を2極限間の直線に従わせる ことである。そのような線形制御アルゴリズムは適当な方式で出力を調整しそし てそのパラメータは2極限領域の開始点に基づいて容易に決定される。よく規定 されたHVACシステムおよび十分な開発的評価によって、様々の作動条件に対 する満足な水準の快適性を提供する係数を調整することができる。線形アプロー チはきわめてよく理解されそして実行容易である。マイクロプロセッサをベース とする小形のコントローラにとって、その本質は数行のコードで表現される。 線形アプローチは非線形状況を扱うとき明らかな限界を有する。すべてのHV ACシステムはそれらの運転の様々の領域において非線形的に動作する。ブロワ 速度の関数としての熱の伝達は非線形である。いかなるプラント出力制限の開始 も非線形的態様で所望の応答に影響を及ぼす。プラント限界に影響を及ぼす因子 は付加的センサを介して追跡され得、例えば、エンジン冷却材温度(ECT)は 加熱器コア温度と相関するが、やはり、関係は非線形である。特殊な非線形状況 の取扱いのための通常のアプローチはこれら状況が探知されたとき通常線形戦略 の論理に基づいた修正を使用することである。したがって、寒冷な気象において 、加熱器コアが車室を暖めることができないことを示す特定しきい値よりECT が低いときは、ブロワはオフに切り換えられるであろう。 非線形性の問題に対するこの特別の解法はそれ自体の問題を生じさせる。複式 ECTしきい値スイッチの場合において、線形戦略との相互作用は困難に直面す る。しきい値ECTが通されるとき、前記スイッチはブロワをオンに切り換える 。自動車は寒冷であるから、ブロワは直ちにその最高設定値になりそして2つの 問題を生じさせる。第1は最大吐出しで働くブロワによって生じる騒音レベルで ある。第2の問題はシステム内のすべての残留寒冷空気が顧客の足元に対し直接 に吹付けられて不快感を生じさせることである。 現在の問題点に加えて、新車ラインは克服することが容易でない追加の問題を ひき起こす。現在の車両設計におけるフードの内側および下側の格納空間の減少 は放出温度のための伝達機能を、特に周囲温度の極限で運転しているとき、さら にいっそう非線形にした。 制御戦略における(ファジーとは反対の)クリスプ(crisp)論理の応答 は人快適性が目的とされるときよく適さない。環境の突然の変化はほとんどの人 によって好意的には知覚されない。クリスプ論理遷移によって生じる突然の変化 の効果は入力または出力の濾過を通じて隠され得ることは真である。また、結果 として生じる条件の若干は不快感の一レベルとして搭乗者によって経験され得な い。例えば、加熱器のウォームアップは、線形であれまたは非線形であれ、シス テムが最大限の冷却を行っている暑い日は快適性に何らの影響も及ぼさない。 既に言及されたように、ほとんどの人びとの場合、快適性の説明は特別に正確 ではない用語で表現される。もし人びとにかれらの快適性をどのように説明する か、人が質問するならば、“すこし寒い”、“快適”、あるいは“とても暑い” などの答えが返ってくる。人の快適性はそのような漠然とした用語で容易に表現 され得るが、これらの表現を量的に解釈することはより困難である。快適性の説 明の不正確な本質は快適性制御のための戦略の特定化においてファジー論理を用 いる結果になる。ファジー論理は漠然と表現される知識を組み入れそしてなお明 確な計算可能な答えに到達する手順を提供する。 ファジー論理は若干の不確実性または漠然性を包含する知識を取扱うための一 方法論である。ファジー論理の基礎は1960年代にL.A.Zadehによっ て“ファジーセット(Fuzzy Sets)”、Inform.Contr. 、8pp.338−353、1965、と題された彼の論文に記載されている。 現在の工学技術的適用において、ファジー論理はE.Mamdaniによって “言語的合成を使用する近似的推論へのファジー論理の適用”、IEEEコンピ ュータ会報、(1977)C−26、No.12、pp.1182−1191、 と題された彼の論文に記載されるごとき“最大−最小(max−min)”ファ ジー推論と呼ばれる特別の手順の形式で制御問題に最もしばしば見いだされる。 この手順は特別の制御動作を計算するための規則セットに異なる状況のための適 当な制御応答の近似的知識を組入れる。これら規則は“もし(IF)(状況が持 続する)ならば、そのとき(THEN)(帰結制御作用が生じる)”の用語で表 現される。特定の帰結作用が生じる度合いはその対応する条件が持続する度合い に依って決まる。状況または帰結制御作用の言語的表現は特定メンバシップ関数 (membership functions)を介して明確な計算に変換され る。メンバシップ関数は入力変数、温度の値に依存して、等級、“高い(hig h)”、におけるメンバシップの程度を限定することによって“温度は高い”の ごとき語句によって意味されるものを量化する。 米国特許第5148977号は壁温度を測定するため赤外センサを使用しそし てファジー論理を使用して室温を修正するために該値を使用している。 米国特許第5156013号は発電機を有する吸着式冷凍装置のための制御装 置を開示している。発電機の加熱量はファジー論理計算によって制御される。フ ァジー論理アルゴリズムは標準方式で出力値を計算するため入力および出力メン バシップ関数の標準マトリックス選択を使用している。 米国特許第4914924号は動力伝達装置パフォーマンス対空調パフォーマ ンスの相反するトレードオフを均衡させるため空調システム状態と共にドライバ の意図を感知する。ドライバの意図はスロットル位置センサおよび優先スイッチ を介して感知される。空調システム状態は大部分のシステムにおいて見いだされ る標準的センサ一式を介して感知される。標準ファジー論理推論が直接使用され て気象制御の通常機能を遂行させると共にトレードオフを処理する。 本発明によれば車両の乗客室へ空気流を排出する車両の加熱、通気および空気 調和(HVAC)システムであって可変速度ブロワ、空気温度を変える手段、ダ クト系、空気流の方向および新鮮空気対再循環空気の比を制御するための様々の 制御位置を有するアクチュエータおよび車室内の温度、周囲温度および目標設定 点温度を感知するためのセンサを有するものを自動的に制御する方法であって: 差信号を得るため車室内の温度と目標設定点温度との間の差を測定する過 程; 差信号とブロワの速度との間のおよび差信号とアクチュエータの制御位置 との間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する過程;および 差信号、メンバシップ関数およびファジー規則に基づいて望ましい温度お よび流れを有する車室内へ前記システムをして空気を排出せしめるため第1のセ ットのアクチュエータの位置およびブロワの速度を制御する制御信号を発生する 過程を有する方法が提供される。 本発明は次ぎに添付図面を参照して例によってさらに説明される。図面におい て: 第1図は本発明の方法および制御システムによって制御され得る空気処理シス テムを例示する概略図であり; 第2図は本発明の中央システムの概略ブロック図であり; 第3a図から第3e図は先行および対応帰結メンバシップ関数を含むブロワ速 度規則セットを示すグラフであり; 第4図は第3a図から第3e図の規則セットから生じるグラフで示した応答( response)面であり; 第5a図から第5e図は先行および対応メンバシップ関数を含むモードシフト 規則セットを示すグラフであり; 第6図は第5a図から第5e図の規則セットから生じるグラフで示した応答面 であり; 第7a図から第7h図は先行および対応メンバシップ関数を含むオフセット規 則セットを示すグラフであり; 第8a図から第8c図は先行および対応メンバシップ関数を含む目標調整規則 セットを示すグラフであり; 第9図は周囲温度の関数としての可変目標調整のグラフであり; 第10a図から第10c図は先行および対応帰結メンバシップ関数を含む利得 変数、G3、規則セットを示すグラフであり; 第11a図から第11c図は先行および対応帰結メンバシップ関数を含む利得 変数、G4、規則セットを示すグラフであり; 第12図は除外された温度がヒステリシスループによって示されている排出温 度対ブレンドドア位置のグラフであり; 第13図はブロワモータ電圧およびブレンドドア位置対車内温度のグラフであ り; 第14図は75度設定点における先行技術および本発明における車内温度対周 囲温度のグラフであり; 第15図は加熱器ウオームアップ間のブロワ速度対エンジン冷却材温度のグラ フであり; 第16図は第1図の空気処理システムの一モデルの概略図であり; 第17図は入力温度を有する空気の一塊と空気処理システムの一部との間の一 相互作用の一例の概略図である。 一般的に、自動車内の温度の制御は車室へ供給される空気の温度および流れを 調節するための各種のアクチュエータを使用して達成される。第1図は全体とし て20をもって表されているHVAC(加熱、通気および空気調和)システムの 空気処理システムを概略的に示している。システム20はパネルデフロスト、フ ロアパネル、温度ブレンドおよび外部再循環空気アクチュエータまたはドア22 、24、26および28の配列を含んでいる。ドア22、24および28は第1 図に示されるような在来の方式でそれらの真空、部分真空および非真空の諸位置 の間で真空モータ(図示されず)によって駆動される。ドア26はやはり在来の 方式で電気サーボモータによって駆動される。 前記システム20はまたブロワホイール32を有する可変速度ブロワモータま たはファン30を有する。 前記システムはさらに典型的な自動車空気調和プラント(plant)におけ る加熱器コア34および蒸発器コア36のごとき加熱および冷却要素を有する。 上記構成要素のおのおのは温度、空気流の方向および新鮮空気対再循環空気比を 制御するためダクト系38と連通している。 車室内の空気の温度および流れの自動制御のため、車室の外部の諸条件はセン サによって監視されそして電子コントローラが前記センサによって表示される諸 条件に従って前記プラントアクチュエータを制御するための信号を発生する。第 2図に示されるように、HVACシステムの典型的な全必要数のセンサは車内温 度、周囲(外部)空気温度、エンジン冷却材温度(ECT)、排出空気温度およ び太陽負荷を表す信号を提供する。さらに、ドライバによって手動的に設定され る所望温度を表す設定信号すなわち設定温度値がある。次いで、車内−設定温度 (車内マイナス設定温度)信号および設定−75(設定温度マイナス75度F[ 24°C])信号が発生または計算される。 これら信号は条件付け回路42によって条件付けされた入力として電子コント ローラ40へ提供される。コントローラ40は入力信号を基準化しそして基準化 された出力信号をハードウェアコントローラ44による使用のために提供し、次 いで前記コントローラ44は空気の温度および流れを調整して最終的に車内のド ライバおよび乗客の快適性を維持するように前記ドア22から28までを制御す る。 第16図を参照すると、第1図の気象制御プラントの物理的モデルに基づいた 排出温度モデルが例示されている。特定温度の空気の一塊を得るために使用され る過程は該一塊と前記システムの様々の要素との一連の相互作用に分割され得る と仮定される。第17図は温度Tの空気の一塊と温度T要素の一プラント要素 との間のそのような一相互作用の一例を示している。入力空気の温度は、どのく らい長く該空気が該要素と接触しているかに応じて、該要素の温度に向かって“ 減衰”する。前記相互作用後に結果して生じる空気温度は次式によって得られる : 上式でT要素は要素の温度、tは相互作用時間、そしてt1は相互作用のための 時間定数である。この公式は結果として生じる温度がT要素とTとの間である ことを保証する。相互作用時間はブロワ速度の関数である。人はおそらく通常は 相互作用時間はブロワ速度に逆比例すると予想するであろうが、加熱器コアとの 相互作用の場合においてはデータは正比例を示している。 第16図のシステムは、再循環ドア28の位置いかんによって、T周囲または T車内の何れかの空気をもって始まる。この空気は最初に(ブロワホイール32 を通じて温度変化は生じないと仮定して)A/Cコアまたは蒸発器36と相互作 用し、そして次ぎにブレンドドア26によって2つの経路に分割される。空気の 一部分は加熱器コア34と相互作用しそして残部分は素通りして前記加熱された 空気と再び合流して混合する。人は加熱器コア34へ導かれる空気の一部分はブ レンドドア位置に正比例すると仮定する(しかし、いかなるより適切な関数もそ のために代えられ得る)。最終の相互作用はブレンドドア26の先方の排出ダク ト系の壁を相手にして生じさせられる。 前記壁がT車内であると仮定すると、相互作用時間は、Tと同様に、ドア位 置いかんによって決まる。このモデルの各種パラメータは常識によってまたはデ ー タに合わせることによって選ばれる。例えば、人は44度(6.6°C)をT 発器 として、ECTをT加熱器として、そして既に言及されたようにT車内をT として使用する。相互作用のための時間定数はすべて合わせられる。例えば、 データはt1は大きい、すなわち、TB=T蒸発器であることを示す。既に言及さ 3たように、相互作用時間は加熱器コア34の場合においてはブロワ速度に比例 している。 またパラメータの適合は最小2乗法のごときより厳格な手順を介して為され得 る。 このモデルからの排出温度のための計算値は下に説明されるごとき好適制御戦 略によって使用される最終値を与える15秒時間定数をもって濾過される。この アプローチは追加センサの必要性を無くするが、依然として実際値の数度以内の 排出温度を提供する。 制御アルゴリズムはセンサ入力を受取って制御出力を生じさせる数学的手順の ための名である。以下において温度調整および乗客の快適性を制御するための第 2図における規則セット46によって例示されるファジー論理に基づいた制御戦 略が詳細に説明される。 第2図のファジー論理システムのブロック図において、センサ入力は条件付け され、基準化され、そしてコントローラ40のファジー推論エンジンへ送られて いる。様々の制御関数−ブロワ速度、オフセット、目標設定点、モードシフト、 再循環、新モードシフト、ターム補正等−のための規則セットが、遂行さるべき 戦略の細部を推論エンジンに提供する。ファジー出力は乗客室に供給される空気 の流れおよび条件付けを達成するモータ、アクチュエータおよびドアを制御する ためのルーチンへ送られる。制御のための規則セットの基本は制御操作の容易な 校正および調整を可能にする様式で前記戦略を組織化する。 制御アルゴリズムは排出温度の範囲は極めて快適であるとして経験されないこ とを考慮に入れるべきである。通常のアプローチはその温度が特定範囲内である ときプラントによって生じる空気を“隠す”ことである。空気はそれを部分的に デフロスト出口を通じてそして部分的にパネルを通じるよりはむしろフロアへ導 くことによって“隠される”。本願はそれによって非快適温度範囲が全く生じさ せられず、依然として調整および乗客の快適性が維持される手段を説明する。 排除空気アルゴリズムは非快適範囲が下から接近されるとき該非快適範囲の下 限のすぐ下に排出空気温度を維持しそして非快適範囲が上から接近されるとき非 快適範囲のすぐ上に排出空気温度を維持することによって働く。第12図は(他 の変数が一定に保たれている場合における)ブレンドドア位置の関数としての排 出空気温度の依存関係のグラフであり、除外された温度の領域を示している。こ の領域に対するアプローチは多数の方法:排出温度の実測定、センサおよび既知 アクチュエータ情報からの排出温度のモデル化、または周囲温度および設定点温 度の特定条件に対する特定上または下位置、の何れかによって探知される。第2 図におけるがごとく、ブレンドドア位置は戻り矢印によってコントローラ44へ フィードバックされる。 この戦略の実行は第6図に示されるように周囲温度と調整誤差とに条件付けさ れたたファジーモードと呼ばれる変数の計算によって為され、該モードにおいて は太陽負荷および排出温度のごとき他の変数は一定であると仮定される。この変 数の値は(第12図に矢印によって表されるように)モード遷移が起きるとき時 を決定する。もし現モードがフロアでありそしてこの変数が特定しきい値を越え るならば、モードはパネルに切換わる(すなわち、真空モータがフロア−パネル ドア24をそのNV位置まで動かしパネル−デフロストドアはそのV位置に在る )。もし現モードがパネルでありそしてこの変数が特定しきい値より下に落ちる ならば、モードはフロアに切換わる(すなわち、真空モータはフロア−パネルド ア24をそのV位置まで動かしパネル−デフロストドア22はそのV位置に移る )。 第6図は調整誤差および周囲温度の関数としてファジーモードの値を示してい る(これらは調整誤差の場合−20から+20そして周囲温度の場合10から1 20であるそれらの実範囲よりはむしろ−1と1との間にスケーリングされて示 されている)。表面のまん中におけるL形にされた平坦領域において求められる 数値は0に達する。この領域の寸法はモード間の切換えにおけるヒステリシスを 決定する。 下の等式1は先行技術における線形制御公式である。計算される制御値は基準 化されそしてブロワ速度およびブレンドドア作動の両方のために使用される。係 数K1、K2、K3、およびK4は結果として生じる制御におけるそれらのそれぞれ のターム(term)の効果に対し補償するように補正されなくてはならない。 制御値=オフセット−K1×太陽+K2×(設定点−75) +K3×(75−周囲)+K4×(設定点−車内) (1) 本発明のファジー−線形制御においては、計算は上の等式1におけるそれと同じ 形式を採用し、係数および変数の単に幾つかが今はファジー出力変数である。例 えば、次式を検討せよ。 ファジー線形値=オフセット 1×太陽+ 2×(設定点−75) + 3×(75−周囲)+ 4×(目標−車内) (2) ここで、すべての下線付き記号はセンサ入力の関数として計算されたファジー出 力変数を表す。“ファジー出力変数”は、1セットの規則を使用するマムダニの 前記論文に説明されている通常ファジー論理最大最小アルゴリズムによってセン サ入力から計算される変数を意味する。明らかにこの形式はその可能制御挙動に おいて線形制御を包摂するが、それは適切に非線形であり得そしてまた以下にお いて説明されるように直接ファジー制御をも包含する。 様々の利得の何れかをファジー変数であるように選択することは校正ブレンデ ィング(blending)を可能にする。人が冬季テスト間に4.5、春季テ スト間に0.50、そして夏季テスト間に0.60の 4に対する校正値を得た と仮定せよ。第11a図から第11c図に図解されるファジー評価プロセスはこ れら校正値を合理的な様式で周囲温度の関数としてブレンドするのに使用され得 る。校正値は1つも同意されそして選択されることを必要とせず、その代わりに 周囲温度がその目盛定めが 4の値の決定において役立つインジケータとして使 用される。 等式2におけるファジー変数、“目標”、は物理的、機械的、または心理学的 原因による設定点変化と最も論理的に関係づけられる制御の変化を補正するのに 使用され得る。例えば、大部分の顧客は72度(23.80°C)設定点によっ て意味することは“快適”であり、ほとんどの環境においてまさにその値の設定 点であるが、様々の理由によってそれは異なる温度に移行することが決定される と仮定せよ。冬においてはたとえ顧客の設定が72度であっても“快適”は75 度の実温度を意味し得る。夏においては、それは72の設定に対して68度の実 測値であり得る。第11a図から第11c図はいかにしてこの顧客の“意味上の オフセット”が目標ファジー変数を介して補正され得るかを図解している。人は目標設定点目標調整を選択する。ここで目標調整はグラフに従って作用する 。 等式2におけるファジー変数、オフセットは、容易に前記カテゴリに分類され ないすべてのその他の非線形効果を補正するのに使用される。第7a図−第7h 図は前記オフセットを規定するメンバシップ関数を示す。もし、例えば、低温気 象始動のために、人がより急速にエンジンを暖めることを可能にするため加熱器 コア34の上で空気流をブロックすることを欲するならば、オフセットはエンジ ン温度のファジー変数であるように選択されるであろう。オフセットの値は、周 囲温度の関数として利得がブレンドされた同じ方式でその通常校正値とエンジン 温度の関数として加熱器コア34を完全にブロックする値との間でブレンドされ るであろう。 等式2におけるファジー出力変数G3は外部空気が極めて低温であるとき比較 的高い熱損失率を補正するのに使用される。人は単にもしAMBが低いならば、 そのときG3は(その定常値に相対して)高いという規則を加える。 すべてのこれら特徴は、例えば、開発時間の短縮化を伴ってより容易な校正お よび調整を可能にする、より簡単でより自然な構成によって直接ファジー論理制 御が提供され得る非線形制御の諸利益を提供する。 第3a図−第3e図および第4図と共に再び第1図および第2図を参照すると 、自動車加熱/空気調和システム20の所望ブロワ速度は温度誤差(車内温度− 設定点温度)およびエンジン冷却材温度(ETC)の関数と見なされ得る。もし 誤差が小さいならば、低いブロワ速度が望まれる。もし誤差が正かつ大である( 内部が暑い)ならば、車内を冷やすため高い速度が必要とされる。もし誤差が負 (車内が冷たい)でありそしてエンジンが冷めているならば、除霜のため小さい 速度が必要とされるが、もしエンジンが暖まっているならば、車内を暖房するた め高い速度が必要とされる。記述“小さい誤差”、“高い速度”などは第3a図 −第3b図に示した規則セットにおけるメンバシップ関数によって定義される。 第3a図−第3b図において、1つの規則が有効である度合いはそれぞれの入 力値に依存する左側の先行メンバシップ関数から計算される。右側の帰結メンバ シップ関数は先行状態が関係するとき取られる制御作用(ブロワ速度)の度合い を限定する。 ブロワ速度のための発見的規則は下記の通りである。 1. もし車内が設定温度に近いならば、そのときブロワは低速になる傾 向がある。 2. もし車内−設定温度が高いならば、そのときブロワは高速になる傾 向がある。 3. もし周囲温度がきわめて暑いまたは寒くかつ車内が設定温度に近い ならば、そのときブロワは中速になる傾向がある。 4. もし車内−設定が負でありかつエンジン冷却材温度が高いならば、 そのときブロワは高速になる傾向がある。 5. もし周囲温度が低くかつエンジン冷却材温度が低いならば、そのと きブロワは低速になる傾向がある。 このようにして、ブロワ速度はECT(100°〜180°F[37.7°〜 82.2°C])によって変化する;ブロワ速度は残留空気を気づかれないよう にきれいにするためゆっくりと増す;そしてブロワからの騒音は速度のなだらか な増加によって減らされる。 前記5つの規則を評価することは第4図に示される応答を提供する。換言する と、第4図は第3a図乃至第3e図の規則セットから結果として生じる応答面を 例示する。ブロワ速度はエンジン冷却材温度(ETC)および車内−設定点温度 差の関数である。前記温度差およびECTは華氏の度数単位で示されており、そ してブロワ速度はブロワファンのボルト数に対して目盛定めされている。このや や非線形の応答は記述された諸規則に説明された状態の各々に対して意味をなす が、諸領域の間に滑らかに内挿する。 ファジー論理は当然に非線形である。線形制御はファジー制御によって包摂さ れ、そしてもし欲するならば、ファジー制御を線形にすることが可能である。多 くの制御問題において、非線形性はいくつかの困難と関係づけられる。しかし、 ファジー制御から生じる非線形性は所望戦略の論理からの当然の帰結である。も し該戦略が問題に対して適切であるならば、結果として生じる非線形応答に関し て特別の困難は生じないはずである。多数の他の方法論のいかなる1つ、例えば 、参照用テーブルでも第4図に見られるものと同じ所望の応答を生じさせ得る。 一方、前記応答を生じるにいたる前記構成は特に簡単でありそしてファジー論理 の場合において理解できる。ファジー論理戦略を容易に理解させそして支持させ るのは、1セットの規則の形式にされた制御戦略の構成である。 ファジー制御アルゴリズムの他の一特徴は任意の特定のコーナ(例えば、この 例において、デフロストのためのブロワ速度の量)における応答がほかのところ における応答に影響を及ぼすことなしに独立して調整され得ることである。もし 制御空間の或る区域が独特の注意を必要とするならば、制御空間の他区域におけ る制御動作に影響を及ぼすことなしに十分な制御を提供するため1つの規則が追 加され得る。 再び第2図を参照すると、ファジー気象コントローラ40は好ましくはその計 算のためにモトローラ68HC11を使用する。このマイクロプロセッサは51 2バイトのRAMおよび12キロバイトのROMを組込まれている。それは50 0ナノ秒命令サイクル時間を提供する8メガヘルツクロックを使用する。8チャ ネルA/Dコンバータが前記マイクロプロセッサ内に統合されている。8つのチ ャネルのうち4つは制御システムによって使用される入力、すなわち、周囲(外 部)温度、エンジン冷却材温度、内部温度、および太陽負荷を測定するのに使用 される。前記システムへのもう1つの入力は、制御ユニットのフロント面上のボ タンを使用して車両搭乗者によって調整され得る設定点温度である。システム出 力は、取入空気モード、吐出空気モード(新鮮空気または再循環)、ブレンドド ア位置、およびブロワ速度である。後者2つの出力は連続値化され、前者は不連 続である。ファジー論理制御計算は基準化された入力値を取入れそして単一相対 出力値を生じる。4つのシステム出力があるから、4つの規則セットがある。連 続値化出力の場合、ファジー論理出力値は基準化されそして直接的に使用される 。不連続出力の場合、出力値はシステムの特定モードまたは状態を生じさせるた め しきい値と比較される。 前記コントローラ40は好ましくは最初にCにおいてプログラムされそしてマ イクロプロセッサ命令にクロスアッセンブリされる。各ファジー規則セットはラ ンタイム間における効率的計算を可能にする形式に予め変換されている1セット の表としてファジーエンジン内に組込まれる。ファジー論理制御手順は毎30ミ リ秒に実行される主ループの一部と呼ばれる。ファジー論理エンジンはROMの 概ね600バイトを占めそしてその実行間にRAMの12バイトを使用する。フ ァジー計算のための実行時間は典型的に20ミリ秒である。 再び第2図を参照すると、ファジーエンジンへの主入力は車内−設定温度差お よび絶対エンジン冷却材温度である。設定または目標温度は、車内−設定、75 −周囲、および設定−75温度差の線形組合せ並びに太陽ロードセンサからの入 力から得られる。目標温度はシステムがゼロ誤差を生じさせるため到達するべく 努力している車内温度として規定される。 ホットエンジン作動間、ブロワ電圧対目標温度はブロワ電圧の最低限が目標温 度において生じる“V”曲線として概略的に形づくられる。車内温度が目標温度 からそれるにつれて、ブロワ電圧は目標の何れかの側において増す。ファジー論 理入力メンバシップ曲線の成形を通じて最適ブロワ電圧がいかなる車内目標誤差 に対しても得られる。 低温起動、不足加熱状態からの暖気運転間、エンジン冷却材温度からそれらの 入力を得るファジー規則が働く。もしECTがCELO温度(110°F[43 .3°C])より低いならば、ブロワ電圧は最小限に保たれそしてデフロストモ ードが働く。CELO温度において、混合モードへのモードシフトが生じる。混 合モードは10秒間働きそして次ぎにフロアモードが後続する。CELO温度を 超え、そして180°F(82.2°C)に達すると、ブロワ出力は漸増し、最 後に高温エンジン状態下で定常的に得られる最大値に達する。このブロワの勾配 はECTおよび車内−目標温度誤差を受け入れるファジー論理規則の形成を通じ て制御される。 ブレンドドア戦略は車内−設定、75−周囲、設定−75および太陽負荷値の 線形組合せとして実行される。ブレンドドア動作は若干の排出空気温度を除外す る特性を通じて向上される。暖かい空気をパネルダクトからそして冷たい空気を フロアダクトから排除することは望ましくないから、ブレンドドア位置はモード 遷移に近づくとき不適正な排出空気温度を防止するために特定位置にロックされ る。これらロックされた位置はモードシフトヒステリシスによって追跡しそして 排出空気温度とモードシフトとの間において協調制御を生じさせる。 さらに、排出空気温度をモードシフトとより良く協調させるため、混合モード はパネルからフロアへのモードシフト間ではなくフロアからパネルへのモードシ フト間に自動モードで入力され得るにすぎない。モードシフト間、副ドア位置は 実モード遷移が生じる前にブレンドドアがその新目標位置に達する機会を持つよ うに時間的に僅かに遅延させられる。 次ぎに第5a図から第5e図を参照すると、HVACシステム20において空 気を導くための望ましいモードは周囲温度および温度誤差(線形温度−設定点温 度)の関数と見なされ得る。説明は第5a図から第5e図に示される次ぎのごと き発見的規則セットにおけるメンバシップ関数によって規定される: 1. もし車内−設定が高いならば、そのときモードはパネルになる傾向 がある。 2. もし車内−設定が低いならば、そのときモードはフロアになる傾向 がある。 3. もし車内が設定温度に近いならば、そのときモードはフロアとパネ ルとの中間になる傾向がある。 4. もし車内が低くかつ周囲温度が低いならば、モードはフロアになる 傾向がある。そして 5. もし車内−設定が高くかつ周囲温度が高いならば、そのときモード はパネルになる傾向がある。 5つの規則を評価することは第6図に示される応答を提供する。 本発明の方法およびシステムは多くの利益を提供する。例えば、搭乗者の快適 性はより大きい範囲の諸状態にわたってより信頼可能に維持され得る。特に、周 囲温度が変化するにつれての快適性の格づけは先行技術による線形戦略に比し著 しく優れていると判断される。第14図は周囲温度の安定した増加に対する前記 システムの応答と、それが従来の線形戦略とはいかに相当異なるかを示している 。それは極限温度および中間域温度においては釣り合うが他のところでは快適性 を向上させかつ異なって応答するためのテストを通じて調整される。 また前記システムは若干の運転領域における特別の顧客の関心に対処すること ができる。ブロワ速度の変動は除かれ、したがって不規則なブロワ騒音に関する 問題を減らす。顧客の他の関心領域、寒冷な気象におけるブロワ速度開始のそれ は既に検討された。本方法およびシステムは第3a図−第3e図に示されるよう にブロワ速度をゆっくりと増し、本システムがダクトから残留低温空気を気づか れないように除くことを可能にし、そしてブロワを徐々にその理想速度に移行さ せることによってエンジン冷却材温度の緩慢な上昇に対応する。ブロワ速度開始 曲線の形状は第3a図−第3e図のメンバシップ関数を調整することによって調 整され得る。 気象制御システム戦略における本発明の使用はその結果として改善された搭乗 者の快適性を生じる。漸次的非線形応答の調整ができることは過去においては優 雅に手助けされなかった若干の状況に対処する戦略の設計を可能にした。特に、 寒冷な気象における暖気運転間のブロワ速度開始および周囲温度の補償のごとき 関心事は本発明が提供する付加的融通性の適切な使用によって改善された。 新車両プログラムおよび同時的エンジニアリングの諸要求は新らしい自動車気 象制御戦略を開発するため利用できる時間を減らしつつある。したがって、制御 戦略はHVACシステムが設計されつつあるときそれと同時に開発さるべきであ る。本発明の構成および融通性はHVACシステムの特徴が最終的に決定される 以前にすら基本的規則セットを開発することを可能にする。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年5月12日 【補正内容】 (membership functions)を介して明確な計算に変換され る。メンバシップ関数は入力変数、温度の値に依存して、等級、“高い(hig h)”、におけるメンバシップの程度を限定することによって“温度は高い”の ごとき語句によって意味されるものを量化する。 米国特許第5148977号は壁温度を測定するため赤外センサを使用しそし てファジー論理を使用して室温を修正するために該値を使用している。 米国特許第5156013号は発電機を有する吸着式冷凍装置のための制御装 置を開示している。発電機の加熱量はファジー論理計算によって制御される。フ ァジー論理アルゴリズムは標準方式で出力値を計算するため入力および出力メン バシップ関数の標準マトリックス選択を使用している。 米国特許第4914924号は動力伝達装置パフォーマンス対空調パフォーマ ンスの相反するトレードオフを均衡させるため空調システム状態と共にドライバ の意図を感知する。ドライバの意図はスロットル位置センサおよび優先スイッチ を介して感知される。空調システム状態は大部分のシステムにおいて見いだされ る標準的センサー式を介して感知される。標準ファジー論理推論が直接使用され て気象制御の通常機能を遂行させると共にトレードオフを処理する。 本発明によれば車両の乗客室へ空気流を排出する車両の加熱、通気および空気 調和(HVAC)システムであって可変速度ブロワ、空気温度を変える手段、ダ クト系、空気流の方向および新鮮空気対再循環空気の比を制御するための様々の 制御位置を有するアクチュエータおよび車室内の温度、周囲温度および目標設定 点温度を感知するためのセンサを有するものを自動的に制御する方法であって: 差信号を得るため車室内の温度と目標設定点温度との間の差を測定する過 程; 差信号とブロワの速度との間のおよび差信号とアクチュエータの制御位置 との間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する過程;および 差信号、メンバシップ関数およびファジー規則に基づいて望ましい温度お よび流れを有する車室内へ前記システムをして空気を排出せしめるためアクチュ エータの位置およびブロアの速度を制御する制御信号を発生する過程を有する方 法であって、 前記方法が前記空気流の排出温度を制御するため前記システムに含まれた 温度ブレンドドアの位置を変えるように周囲温度および前記差信号に対して条件 づけられたファジー変数を計算するため制御アルゴリズムを使用し、該制御アル ゴリズムが、前記排出温度とブレンドドア位置との間の関係がヒステリシスルー プに従うように、除外温度範囲が下から接近されるときは前記排出温度を除外温 度範囲の下限より下に維持しそして上から接近されるときは前記排出温度を除外 温度範囲より上に維持するように作用することを特徴とする方法。 請求の範囲 1. 車両の乗客室へ空気流を排出する車両の加熱、通気および空気調和(H VAC)システムであって可変速度ブロワ、空気温度を変える手段、ダクト系、 空気流の方向および新鮮空気対再循環空気の比を制御するための様々の制御位置 を有するアクチュエータおよび車室内の温度、周囲温度および目標設定点温度を 感知するためのセンサを有するものを自動的に制御する方法であって、 差信号を得るため車室内の温度と目標設定点温度との間の差を測定する過 程と、 差信号とブロワの速度との間のおよび差信号とアクチュエータの制御位置 との間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する過程、および 差信号、メンバシップ関数およびファジー規則に基づいて望ましい温度お よび流れを有する車室内へ前記システムをして空気を排出せしめるため第1のセ ットのアクチュエータの位置およびブロワの速度を制御する制御信号を発生する 過程を有する方法において、 前記方法が前記空気流の排出温度を制御するため前記システムに含まれた温度 ブレンドドアの位置を変えるように周囲温度および前記差信号に対して条件づけ られたファジー変数を計算するため制御アルゴリズムを使用し、該制御アルゴリ ズムが、前記排出温度とブレンドドア位置との間の関係がヒステリシスループに 従うように、除外温度範囲が下から接近されるときは前記排出温度を除外温度範 囲の下限より下に維持しそして上から接近されるときは前記排出温度を除外温度 範囲より上に維持するように作用することを特徴とする方法。 2. 請求項1に記載の方法であって、さらに周囲温度とアクチュエータの制 御位置との間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する手段を有し、そ して前記発生する過程も周囲温度に基づかされている方法。 3. 請求項1に記載の方法であって、さらに周囲温度とブロワの速度との間 のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する過程を有し、そして前記発生 する過程も周囲温度に基づかされている方法。 4. 請求項1に記載の方法であって、センサの1つが太陽負荷を感知し、そ してさらに太陽負荷温度とアクチュエータの制御位置との間のメンバシップ関数 およびファジー規則を規定する過程を有し、そして前記発生する過程も太陽負荷 温度に基づかされている方法。 5. 請求項1に記載の方法であって、センサの1つがエンジン温度を感知し 、そしてさらにエンジン温度とブロワの速度との間のメンバシップ関数およびフ ァジー規則を規定する過程を有し、そして前記発生する過程もエンジン温度に基 づかされている方法。 6. 車両の乗客室へ空気流を排出する車両の加熱、通気および空気調和(H VAC)システムであって可変速度ブロワ(30、32)、空気温度を変える手 段、ダクト系(38)、空気流の方向および新鮮空気対再循環空気の比を制御す るための様々の制御位置を有するアクチュエータ(22、24、26、28)お よび車室内の温度、周囲温度および目標設定点温度を感知するためのセンサを有 するものを自動的に制御するための制御システムであって、 差信号を得るため車室内の温度と目標設定点温度との間の差を測定する手 段(42)と、 差信号とブロワの速度との間のおよび差信号とアクチュエータの制御位置 との間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する手段(40、46)お よび 差信号、メンバシップ関数およびファジー規則に基づいて望ましい温度お よび流れを有する車室内へ前記HVACシステムをして空気を排出せしめるため 第1のセットのアクチュエータ(22、24、28)の位置およびブロワ(32 )の速度を制御する制御信号を発生する手段(44)を有する制御システムにお いて、 制御アルゴリズムが前記空気流の排出温度を制御するため前記システムに含ま れた温度ブレンドドア(26)の位置をかえるように周囲温度および前記差信号 に対して条件づけられたファジー変数を計算するため使用され、該制御アルゴリ ズムが、前記排出温度とブレンドドア位置との間の関係がヒステリシスループに 従うように、除外温度範囲が下から接近されるときは前記空気流の前記排出温度 を除外温度範囲の下限より下に維持しそして上から接近されるときは前記排出温 度を除外温度範囲より上に維持するように作用することを特徴とする制御システ ム。 7. 請求項6に記載のシステムであって、センサの1つがエンジン温度を感 知し、そして前記システムがさらにエンジン温度とブロワの速度との間のメンバ シップ関数およびファジー規則を規定する手段を有し、そして前記発生する手段 がエンジン温度にも基づかされた制御信号を発生するシステム。 8. 請求項6に記載のシステムであって、さらに周囲温度とアクチュエータ の制御位置との間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する手段を有し 、そして前記発生する手段が周囲温度にも基づかされた制御信号を発生するシス テム。 9. 請求項6に記載のシステムであって、センサの1つが太陽負荷温度を感 知しそして前記システムがさらに太陽負荷温度とアクチュエータの制御位置との 間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する手段を有し、そして前記発 生する手段が太陽負荷温度にも基づかされた制御信号を発生するシステム。 10.請求項6に記載のシステムであって、さらに周囲温度とブロワの速度と の間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する手段を有し、そして前記 発生する手段が周囲温度にも基づかされた制御信号を発生するシステム。 【図16】 【図17】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイジ,ガーハード アラン アメリカ合衆国 48025 ミシガン州フラ ンクリン,オールド トレイル 31230 (72)発明者 マッテソン,ロバート ウエイン アメリカ合衆国 48105 ミシガン州アン アーバー,イエローストーン ドライブ 3448

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 車両の乗客室へ空気流を排出する車両の加熱、通気および空気調和(H VAC)システムであって可変速度ブロワ、空気温度を変える手段、ダクト系、 空気流の方向および新鮮空気対再循環空気の比を制御するための様々の制御位置 を有するアクチュエータおよび車室内の温度、周囲温度および目標設定点温度を 感知するためのセンサを有するものを自動的に制御する方法であって、 差信号を得るため車室内の温度と目標設定点温度との間の差を測定する過 程と、 差信号とブロワの速度との間のおよび差信号とアクチュエータの制御位置 との間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する過程、および 差信号、メンバシップ関数およびファジー規則に基づいて望ましい温度お よび流れを有する車室内へ前記システムをして空気を排出せしめるため第1のセ ットのアクチュエータの位置およびブロワの速度を制御する制御信号を発生する 過程を有する方法。 2. 請求項1に記載の方法であって、さらに周囲温度とアクチュエータの制 御位置との間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する手段を有し、そ して前記発生する過程も周囲温度に基づかされている方法。 3. 請求項1に記載の方法であって、さらに周囲温度とブロワの速度との間 のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する過程を有し、そして前記発生 する過程も周囲温度に基づかされている方法。 4. 請求項1に記載の方法であって、センサの1つが太陽負荷を感知し、そ してさらに太陽負荷温度とアクチュエータの制御位置との間のメンバシップ関数 およびファジー規則を規定する過程を有し、そして前記発生する過程も太陽負荷 温度に基づかされている方法。 5. 請求項1に記載の方法であって、センサの1つがエンジン温度を感知し 、そしてさらにエンジン温度とブロワの速度との間のメンバシップ関数およびフ ァジー規則を規定する過程を有し、そして前記発生する過程もエンジン温度に基 づかされている方法。 6. 車両の乗客室へ空気流を排出する車両の加熱、通気および空気調和(H VAC)システムであって可変速度ブロワ(30、32)、空気温度を変える手 段、ダクト系(38)、空気流の方向および新鮮空気対再循環空気の比を制御す るための様々の制御位置を有するアクチュエータ(22、24、26、28)お よび車室内の温度、周囲温度および目標設定点温度を感知するためのセンサを有 するものを自動的に制御するための制御システムであって、 差信号を得るため車室内の温度と目標設定点温度との間の差を測定する手 段(42)と、 差信号とブロワの速度との間のおよび差信号とアクチュエータの制御位置 との間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する手段(40、46)お よび 差信号、メンバシップ関数およびファジー規則に基づいて望ましい温度お よび流れを有する車室内へ前記HVACシステムをして空気を排出せしめるため 第1のセットのアクチュエータ(22、24、28)の位置およびブロワ(32 )の速度を制御する制御信号を発生する手段(44)を有する制御システム。 7. 請求項6に記載のシステムであって、センサの1つがエンジン温度を感 知し、そして前記システムがさらにエンジン温度とブロワの速度との間のメンバ シップ関数およびファジー規則を規定する手段を有し、そして前記発生する手段 がエンジン温度にも基づかされた制御信号を発生するシステム。 8. 請求項6に記載のシステムであって、さらに周囲温度とアクチュエータ の制御位置との間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する手段を有し 、そして前記発生する手段が周囲温度にも基づかされた制御信号を発生するシス テム。 9. 請求項6に記載のシステムであって、センサの1つが太陽負荷温度を感 知しそして前記システムがさらに太陽負荷温度とアクチュエータの制御位置との 間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する手段を有し、そして前記発 生する手段が太陽負荷温度にも基づかされた制御信号を発生するシステム。 10.請求項6に記載のシステムであって、さらに周囲温度とブロワの速度と の間のメンバシップ関数およびファジー規則を規定する手段を有し、そして前記 発生する手段が周囲温度にも基づかされた制御信号を発生するシステム。
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