JPH08510374A - エンジン始動システムと方法 - Google Patents

エンジン始動システムと方法

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JPH08510374A
JPH08510374A JP6525499A JP52549994A JPH08510374A JP H08510374 A JPH08510374 A JP H08510374A JP 6525499 A JP6525499 A JP 6525499A JP 52549994 A JP52549994 A JP 52549994A JP H08510374 A JPH08510374 A JP H08510374A
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カー、ケネス・アール
シップリング、ジェイムズ・エイ
マクアーサー、マルコム・ジェイ
ロズマン、グレゴリー・アイ
マーカナス、アルバート・エル
ハンソン、マイケル・ジェイ
ウェバー、リーランド・イー
マダーリ、ヴァイジェイ・ケイ
ヌークターライン、ポール・イー
クック、アレグザンダー
グエン、ヴィエトソン
リナルディ、マリオ・アール
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サンドストランド・コーポレイション
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
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    • H02P9/30Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
    • H02P9/302Brushless excitation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 航空機の補助電源ユニット(APU)のガスタービンエンジンのような、原動機21の始動のためのシステムと方法がここにおいて述べられる。ここで電磁気機械10は原動機21を自立速度に立ち上げるために自己の始動モードにおいて動作する間、モータとして動作される。同じ電磁気機械10はその後発電モードの間、発電機として動作される。

Description

【発明の詳細な説明】 エンジン始動システムと方法技術分野 この発明は一般に電磁気の機械に関連する。そして、特に、エンジンを始動さ せるために操作される電磁気機械に関連する始動システムに関する。従来の技術 補助の電源ユニット(APU)システムは、航空機でしばしば用いられて、一つ 以上の航空機負荷に補助又は緊急電力を供給するために動作され得る。 従来のAPUシステムで使用されるスターターモータは、始動シーケンスの間、 操作され、ガスタービンエンジンを自立速度まで立ち上げる。これに続いて、そ のエンジンは動作速度に加速される。 この条件が一度達成されると、ブラシレス同期発電機がそのガスタービンエン ジンに連結され、そして、それは発電モードで動作している間、エンジンによっ て駆動される。こうして、発電機は電力を発生する。 よく知られているように、電磁気機械は、モータとして動作されることができ 、電力を動力に変換する。 このように、動力源がエンジンスタータのために要求されるような使用形態に おいては、APUのように、専用のスタートモータを省略でき、始動シーケンス の間モータとして発電機を動作させ、エンジンを自立速度に加速することが可能 である。 サイズと重量が最低限に維持されなければならない航空機への応用において、 この能力は、特に利点となる。 航空機応用において、始動と発電モードでの発電機の使用は、可変速度、一定 周波数(VSCF)電力発電システムにおいて実現されてきた。 そのようなシステムにおいて、ブラシレス三相同期発電機は、発電モードで動 作し、原動機によって供給される可変速度駆動力を可変周波数AC電力に変換す る。 可変周波数の電力は、整流されて、DCリンクを経て制御可能な静止インバー タに供給される。このインバータは、一定周波数のAC電力を生じるように動作 される。このAC電力は、それから、ロードバスにより一つ以上の負荷に供給さ れる。 そのようなVSCFシステムの発電機が、始動モードにモータとして動作され 、外部AC電源によって供給された電力を原動機に供給されて、それを自立速度 に立ち上げる駆動力に変換する。 永久磁石発電機(PMG)、エキサイタ部分、そして共通シャフトに搭載され た主発電機部分を有しているブラシレス同期発電機の場合、制御された電圧と周 波数で主発電機部分の電機子巻線に、電力を供給することは知られている。 これは主発電機部分の界磁巻線にエキサイタ部分を介して界磁電流を供給し、 その結果、動力が発生される。 これは過去においては、例えば、2つのセパレートインバータを用い、1つは 主発電機部分電機子巻線に電力を供給し、他の1つはエキサイタ部分に電力を供 給するようにしていた。 その後は、発電モードの動作が始まる。この時、DC電力がエキサイタ界磁巻 線に供給される。 始動モードの動作中、発電機と原動機を正確に加速させるために、発電機の電 機子巻線間の電流を正確に整流するか、または切り替える必要があった。 過去において、適当な整流は、レゾルバ、シンクロ、光学エンコーダかホール 効果デバイスのような絶対位置センサを使って成し遂げられていた。 例えば、Lafuzeによるアメリカ特許3,902,073においては、3 つのホールセンサが、永久磁石ロータ極対に関してPMG120°の電気角度離 れたエアーギャップに装填される。 PMGのロータが回転すると、各ホールセンサの電圧出力はロータ位置の関数 としてオン、オフされ、それによって、120°の電気角だけ離れた3つの方形 波電圧を生成する。 ホールセンサからの出力は、PMGロータの位置を表し、サイクロコンバータ のスイッチ素子の制御に使用され、主発電機部分の電機子巻線への電流を切り替 える。 外部絶対位置センサの使用は、位置センサ自身と、それに関連するエレクトロ ニクスにかなりの費用を必要とし、さらに、余分な配線、コンポーネントの設備 するための余分な組み立て工程を必要とする。 また、動作パラメーターはしばしばセンサの精度の限界を定める。 前述の難点を考慮して、他のアプローチが、絶対位置センサを用いずにロータ 位置を検出する努力においてとられてきた。 ブラシレスDCモータ制御の場合、帰還EMFアプローチが、ロータ位置を検 出するために使われてきた。 モータの帰還EMFは、以下の方程式により定義される。 Eemf = KωSinα ここで、Kは定数、ωはモータの角速度、αはロータの電気位相角である。 前述の方程式から、帰還EMFが検出されることができるならば、ロータ電気 位相角が検出されることができることは明らかである。そして、こうして、モー タ電機子巻線の適当な整流が成し遂げられることができる。 帰還EMF電圧は、2つの方法(直接法と間接法で言及される)のいずれを使 っても検出されることができる。 相巻線がそれに接続されたインバータによって励起されないとき、そして、巻 線が、インバータの中の閉じられたスイッチによって、あるいは、インバータの フライバックダイオードを導通することによって、短絡されないときのみ、直接 法が位相帰還EMF電圧を直接測定するために使われることができる。 そのような状態は、120°の整流アルゴリズムが利用されるとき、実現され ることができる。 この場合、電圧読み取りは、フライホールダイオードによって完全な電流減衰 を確保するため、相巻線を遮断した後、短時間後に行われる。 この直接の技術は、産業応用のIEEEトランザクション、vol.IA−2 1,No.4,1985年5月/6月のIizuka等による”センサレス・ブ ラシレス・モータのためのマイクロコンピュータ制御(icrocompute r Control for Sensorless Brushless M otor)”という題名の論文の中で記述される。 間接法は、モータ・ターミナル電圧と位相電流から帰還EMFを見積もること に基づく。 この方法は、120°と180°の整流アルゴリズムの双方に適合する。 この方法を使う一つの技術は、産業応用のIEEEトランザクション、vol .39、No.2,1992年4月のFuruhashi等による”アダプトス ライドモードオブザーバを使用するブラシレスDCモータのための位置と速度セ ンサレス制御(Position−and−Velocity Sensorl ess Controlfor Brushless DC Motor Us ing an Adaptive Sliding Mode Observe r)”という題名の論文の中で記述される。 モータの帰還EMF電圧は静止状態で零であり、そして、SN比が低速度では 小さいので、帰還EMFを検出することによるロータ位置の信頼できる検出は、 低いロータ速度では限界がある。 モータ/発電機スタートため、位置センサとして永久磁石発電機を使う方法は 、StaceyによるUS特許5,140,245の中で記述される。 標準のブラシレス発電機は、非常電源として、そして、通常または発電モード 動作の間において、制御電力の電源として使われるPMGが備えられている。 PMGは、シャフト位置を表す出力信号を発生する二進計数器を有する高解像 度フェーズロックドループに供給される多相出力を発生する。 しかしながら、この方法は、PMGロータポールの数が、主発電機部分ロータ の極数に等しいか、それより少ない状態に限られている。その結果、不明確な位 置読み取りが避けられる。発明の概要 この発明によれば、始動モード動作において、電磁気機械を動作させるための 制御器は、基準の静止フレームに関する主電機子巻線に加えられる電力パラメー タの大きさを検出するための手段と、PMG位相出力からロータに連結された駆 動軸の回転毎に複数のインターバルパルスを出すために、PMG電機子相巻線の 組に連結された手段を含む電磁気機械のロータ位置を検出する位置センサを備え ている。 制御器は、連続するパルス間の時間周期を測定するための導出手段と、この測 定手段に接続され、測定された時間周期を駆動軸の角度位置の指示に変えるため の手段を含んでいる。 コンバータが、位置センサにつながれて、角度位置指示に応答し、検出された パラメータの大きさを基準の回転フレームに関する要素を取り出す磁界とトルク に変換する。そして、電源とコンバータの間に接続された手段が、磁界とトルク に応答し、ロータが回転しているような、始動モードの動作中に電源を制御する ための要素を取り出す。 さらに、この発明は、始動動作モードにおいて電磁気機械を動作させるための 制御器が、基準の静止フレームに関する電磁気機械に供給されたAC電力のパラ メータの大きさを検出するための手段と、電磁気機械のロータ位置を検出するた めの位置センサを含んでいる。 位置センサは、主電機子巻線の組に接続され、AC電力のパラメータから駆動 軸の回転に関する複数のインターバルパルスを導出するための手段を含む。 制御器は、さらに導出手段に接続され、連続するインターバルパルス間の時間 周期を測定するための手段と、この測定手段に接続され測定された時間周期を駆 動軸の角度位置の指示に変換するための手段を含んでいる。 コンバータは、位置センサに接続されて、角度位置に応答し、検出されたパラ メータ大きさを基準の回転フレームに関する磁界とトルク成分に変換する。 手段が、コンバータと電源の間に接続されて、磁界とトルクに応答し、ロータ が回転しているような始動モードの動作の間に、電源を制御するための成分を生 成する。 さらに、この発明によれば、ロータと一組の主電機子巻線を有し、電磁気機械 を制御し、駆動軸によって電磁気機械に連結された原動機を始動するための始動 システム制御器は、電磁気機械の端子電圧を検知し、電機子巻線の1つに誘導さ れる帰還EMF電圧を検出する。 始動システム制御器は、さらに検出手段に連結され、帰還EMF電圧に従って ロータ速度の指示とロータ位置の指示を出力するための手段を含んでいる。 駆動軸の回転方向を検出するための複数の手段が備えられ、ロータ速度とロー タ位置と、検出された駆動軸の回転方向に応答し、原動機を自立速度にするため の駆動モード、プラッギングモード、ブレーキングモードを含む複数の動作モー ドのひとつで、電磁気機械を動作させる。 第1手段は、原動機の点火の前に駆動モードの第1位相の間に動作し、電磁気 機械に原動機が第1の所定の割合で加速されるように、原動機に駆動力を供給さ せる。この間、第2手段は、前記第1の位相に引き続く駆動モードの第2位相の 間に動作し、電磁気機械に、原動機が第2の所定の割合で加速されるように原動 機に駆動力を供給させる。 手段は、駆動モードの第2位相の間に動作し、燃料を原動機に供給し、その点 火を容易にする。第3手段は、原動機の点火に続く駆動モードの第3位相の間に 動作し、電磁気機械に原動機が第3の所定の割合で加速されるように、原動機駆 動力を供給させる。 この発明の実施形態のいずれかによれば、各制御可能な電源は、始動モードの 間に電機子巻線に電力を供給するために、主電機子巻線に接続されたインバータ を含む。ここでは、DCリンクがインバータに接続され、DCリンクは始動モー ドの間にインバータにDCリンク電流を供給する。 制御器はDCリンクに接続され、始動モードの間にそのDCリンクによってイ ンバータに供給されるDCリンク電流の大きさを制御する。これにより、ロータ は主電機子巻線に関して加速される。 また、この発明の実施形態のいずれかによれば、制御器は原動機に点火するた めの手段を含む。電磁気機械はその原動機を自立速度に加速するよう動作される 。 制御器は、さらに、原動機の点火に先立つ第1位相の間、動作でき、電磁気機 械に原動機が第1の所定の割合で加速するように原動機に駆動力を供給させる。 制御器は、さらに第1位相に続く第2位相の間に動作でき、電磁気機械に、原 動機が第2の所定の割合で加速するよう原動機に駆動力を供給させる第2手段と 、その第2位相の間に動作でき、原動機にその点火を容易にさせるように燃料を 供給する手段を含む。 第3手段は、原動機の点火に続く第3位相の間に動作でき、電磁気機械に原動 機が第3の所定の割合で加速するよう原動機に駆動力を供給する。 前述した制御器は、始動電力がバッテリまたは他の制限された電源により供給 される場合のような、始動電力が制限されるような場合でも、原動機を効果的で 、信頼的に自立速度まで立ち上げるのに有効である。図面の簡単な説明 図1Aは、ブラシレス同期発電機の構成図とブロックの結合を含む。 図1Bは、始動コンバータと共にAPUシステムのブロック図を含む。 図2A、図2Bは、破線で結合されると、この発明の第1実施形態に従う始動 システム制御器のブロック図を含む。 図3は、図2Aの速度推定器とコマンドジェネレータとのブロック図を含む。 図4は、図2Aと2Bの制御によって達成される始動シーケンスための、速度 と時間の関係を示すグラフを含む。 図5は、この発明の他の実施形態に従って、始動システム制御のブロック図を 含む。 図6は、図1のエキサイタ界磁巻線への電力の応用制御のための回路構成図と ブロックの結合を含む。 図7は、図6のエキサイタインバータとインバータ制御器の構成図とブロック との結合を含む。 図8は、主インバータを動作させるための、制御器とインバータ、一組の電機 子巻線の構成図とブロックの結合を含む。 図9は、図1に示された発電機の主発電機部分の簡略断面図を含む。 図10Aと図10Bは、同じ番号のラインで結合されたとき、図8に示される 要素をより詳細に示す構成図とブロックの結合を含む。 図11と図12は波形図を含む。そして、図13は図10Aと図10Bの制御 器の動作を示している状態テーブルを含む。 図14−図16は、図10Aと図10Bに示されたインバータ制御器の代替実 施形態を示す構成図とブロックの結合である。 図17は、主インバータを動作させるため、更なる制御器の構成図とブロック の結合を含む。 図18は、図17の帰還EMF状態オブザーバのブロック図を含む。 図19は、図17の角度再構築ユニットのブロック図を含む。 図20は、図19の電圧ー角度コンバータのブロック図を含む。 図21は、図19の電圧ー角度コンバータための代替実施形態を含む。 図22は、図17の角度再構築装置ための、代替実施形態を含む。 図23は、図17の速度コントローラのブロック図を含む。 図24は、図17の二相から三相へのコンバータの概略図を含む。 図25は、主インバータを動作させるための制御器の代替実施形態を含む。 図26は、図25のロータ位置検出器のブロック図を含む。 図27は、図26の制御器の動作を示す一連の波形図を含む。 図28は、図25の速度コントローラのブロック図を含む。 図29は、主インバータを動作させるための制御器の他の代替実施形態を含む 。 図30は、図29の制御器の動作を示す一連の波形図を含む。 図31は、図29のロータ位置検出器のブロック図を含む。 図32は、図29の速度コントローラのブロック図を含む。 図33は、主インバータを動作させるための制御器の他の実施形態のブロック 図を含む。 図34は、図33のDC電流推定器のブロック図を含む。 図35は、図33のロータ位置検出器のブロック図を含む。 図36は、図33の速度コントローラのブロック図を含む。 図37は、励起インバータを動作させるための制御器の構成図とブロックとの 結合を含む。 図38は、主インバータための他の制御器の構成図とブロックとの結合を含む 。 図39は、図38のロータ位置検出器のブロック図を含む。 図40は、図39のロータ位置検出器の動作を示す一連の波形図を含む。 図41は、図38の速度コントローラのブロック図を含む。 図42は、図38の整流器のブロック図を含む。 図43は、図38の電流調整器のブロック図を含む。 図44は、図38のエキサイタ界磁制御器の構成図とブロックの結合を含む。 図45は、DCリンク上の電圧を制御するための回路構成図とブロックの結合 を含む。 図46は、DCリンクの上の電圧を制御するための回路の代替実施形態の構成 図とブロックの結合を含む。 図47は、図46の制御器の構成図とブロックの結合を含む。 図48は、図47の制御器の動作を示す波形図の一組を含む。 図49は、DCリンク上の電圧を制御するための回路の他の実施形態のブロッ ク構成図との結合を含む。そして、 図50は、他の実施形態を実行するため、図49の制御器の変更を示す構成図 を含む。好適な実施形態の記述 さて図1Aを参照し、ブラシレス同期発電機10は、パーマネントマグネット 発電機(PMG)12と、エキサイタ部分14と、主発電機部分16を含む。 発電機10は、さらに発電機10のロータ20と、ガスタービン機関のような 原動機21を相互に連結させている駆動軸18を有する。 このの発明の特定の応用において、発電機10と原動機21は一緒に航空機補 助電源ユニット(APU)を含んでもよい。しかし、この発明は他の原動機/発 電機応用に同様に役立つ。 ロータ20は、PMG12ためのポールを形成する一つ以上の永久磁石22を 備えている。 駆動軸18の回転は、永久磁石22によって生じられた磁束と、発電機10の ステータ内に搭載された相巻線24a−24cを有する三相PMG電機子巻線の 組との間で相対運動を生じさせる。 エキサイタ部分14はステータ26に配置される界磁巻線28と、ロータ20 上に配置された三相電機子巻線30a−30cの一組を備える。 一組の回転している整流器32は、エキサイタ電機子巻線30a−30cと、 またロータ20上に配置された主発電機部分界磁巻線34とを相互に連結させる 。 三相主発電機部分電機子巻線36a−36cは、ステータ26に配置される。 発電モードでの動作の間、少なくとも一つ、好ましくは全部で三つのPMG界 磁巻線24a−24cは、整流器と電圧調整器(図示しない)を通して、エキサ イタ部分界磁巻線28に接続される。 駆動軸18が回転されると、PMG電機子巻線24a−24cの中で生じられ た電力が、整流され、調整されて、界磁巻線28に供給される。 AC電力は、電機子巻線30a−30cで生じられて、回転整流器32で整流 され、そして主発電機部分界磁巻線34に加えられる。 駆動軸18と界磁巻線34の回転は、従来のように、主発電機部分電機子巻線 36a−36cで三相交流電圧を誘起する。 図1Bに見られるように、AC電圧が接触器セット37を通して、APU配電 ネットワーク38へ供給され、そこから一つ以上の(図示しない)ロードに供給 される。 しばしば、原動機21が自立速度に到達させるために、モータとしてブラシレ ス発電機10を使うことが望ましい。 この動作は、主発電機部界磁巻線34にエキサイタ14を通して電力を供給す ることによって達成される。エキサイタは、主発電機部分電機子巻線36a−3 6cへAC電力を供給して、適当に巻線36a−36cを流れる電流を整流子、 駆動軸18を回転させる。 特定の実施形態において、発電機10のための電力は、外部電力を受け取り、 そして、それぞれ、接触器セット40a、40bによってエキサイタの界磁巻線 28と電機子巻線36a−36cに接続されるAPU始動コンバータ39によっ て発生される。 後に詳細に知られるように、多くの、種々の制御と方法のどれも主発電機電機 子巻線34にエキサイタ14を介して供給される電力と、電機子巻線36a−3 6cに供給される電力の制御に使用されることができる。 図2Aと図2Bは、原動機21の始動のために、発電機10を始動モードで動 作させ、電力を動力に変換する始動システム制御器41の第1実施形態とともに 、発電機10の駆動軸18と主発電機16とエキサイタ14を示す。 図2Bに言及して、始動システム制御器41は、レゾルバ、または、駆動軸1 8、それゆえに、ロータ20の位置を表す信号を発生する検出器の他の種類を含 むロータ位置検出器44を含む。 ロータ位置信号は、相電圧変換回路46と相電流変換回路48に出力される。 相電圧変換回路46は、第1電源またはパルス幅変調(PWM)された主イン バータ形式の電力コンバータによって出力された位相電圧Va,Vb,そしてV cに応答する。 主インバータ50は三相型であって、従来のブリッジ構成に接続された6つの 制御可能な電力開閉器と、6つのフライバックダイオードを含む。 相電流変換回路48は、電流センサ52a−52cによって検出されるように 、主インバータ50によって出力された位相電流の大きさを表す信号Ia,Ib ,Icに応答する. 回路46、48に供給される信号は、ステータ26の基準の固定フレームに対 して相対的に表現される。 回路46と48は、これらの信号を信号Vd,Vq,そして、Id,Iqに変 換するために、ロータ20に相対的に基準フレームを回転させるd−q(あるい は、direct−quadrature“直接求積法”)でパーク変換(Pa rk´s transformation)を実行するコンバータである。 信号Vd,Vq,Id,Iqが、以下の方程式に従う発電機に供給される実効 電力と無効電力を計算する電力計算機52に供給される。 Preal = Id Vd + Iq Vq Preactive = −Iq Vd + Id Vq 図2Aに言及して、実効電力と無効電力の大きさを表す信号は、それぞれ、そ のような信号を司令された有効電力と無効電力を表す信号から差し引く加算器5 4、56に供給される。 加算器56の出力は、比例積分調整器58によって調整され、リミッタ60に よって制限され、フィールドコマンド信号として加算器62の非反転入力に供給 される。 加算器62の反転入力は、相電流変換回路48(図2B)によって出力された 信号Idを受ける。 加算器62は、指令された磁界要素の大きさから、主インバータ50によって 出力される磁界生成要素(成分)の偏差を表すエラー信号を出力する。このエラ ー信号は、比例積分(PI)調整器64によって、調整され、逆変換回路66の 第1入力に供給される。 加算器54の出力は、司令された電力の大きさと有効電力大きさの偏差を表し 、ゲインユニット68によって処理されて、低い信号を出す回路(ローウイン回 路)70を含むセレクタに供給される。 ローウイン回路72は、後に詳述されるように、さらに3つの始動回路72、 74、76の1つから1つの入力を受ける。 ローウイン回路70は、最も小さい大きさの信号を加算器80の非反転入力へ ランーストップ・スイッチ78を通して供給する。 ローウイン回路70によって供給される信号は、主インバータ50によって発 生されるべき指令トルク生成要素(成分)Iq*を表す。 実際には、主インバータ50によって発生される、トルク生成要素(成分)の 大きさを表す信号Eqは、加算器80の反転入力に供給される。そして、その結 果生じるエラー信号は、実際の大きさと、指令トルク生成要素(成分)の大きさ との偏差を表し、PI調整器82によって処理され、逆変換回路66(図2B) の第2入力に供給される。 逆変換回路66は、レゾルバ44の出力に応答し、PI調整器64、82によ って出力された信号を、基準の固定フレームに関する3つの電圧コマンドVa* ,Vb*,とVc*に変換する。 そのコマンドVa*,Vb*,とVc*は、三相主インバータ50の6つのス イッチのための6つのスイッチ制御パターンを順に出力するパターンジェネレー タ83(図2B)に供給される。 ラン/ストップスイッチ78は、ある状況下において、始動の試みが失敗した ような、システムへの励起が中断されて、それから再開されるときにおいて使わ れる。 そのような場合、ランーストップスイッチ78は、そのストップ位置にセット されたとき、トルク生成要素コマンドIq*のみをゼロにセットすることにより 、そのコマンドを中断する。その結果、どんな動力も発電機10によって発生さ れることは無い。 また、磁界生成要素Id*をゼロにセットしないことにより、再始動の時、磁 界を再発生するために要求される時間が割愛される。 ラン/ストップスイッチ78は選択的である。そして、それが実行される特定 の方法は、この発明において重要ではない。 DC電力がバッテリ(図示しない)によって、DCバス92(図2B)を通し て、主インバータ50及びエキサイタ14の界磁巻線28に接続されたPWM励 起インバータ94に、供給される場合に、始動回路72は、スイッチ90によっ てローウイン回路70に供給される始動信号を出力する。 バッテリ電圧の実際の大きさを表している信号VBTは、そのような信号を司 令されたバッテリ電圧信号VBT*から差し引く加算器96に供給される。 結果として生ずるエラー(差)信号は、PIレギュレータ98によって処理さ れて、スイッチ90によってローウイン回路70に、始動信号として供給される 。 この始動信号は、ロータの加速がバッテリインピーダンスにマッチすることを 確保し、その結果、始動モードの間にバッテリから引き出された電力が、バッテ リ電圧がそれに接続された他の負荷の動作を悪化させるレベルに落ちるレベルを 越えることはなくなる。 励起インバータ94は、ハーフブリッジ状かフルブリッジ状であればよいこと に注意されなければならない。 前述の場合(図7に見られ、後述される)、インバータ94は、界磁巻線28 の端部の反対に、4つのダイオードと共につながれた2つの制御可能な電力開閉 器を有する。 後者の場合、一対の制御可能な電力開閉器と関連フライバックダイオードは、 界磁巻線28の各端部につながれる。 図2Aに見られるように、スタート回路74は、速いスタートサイクルが実行 されることになっている場合、スイッチ90によってローウイン回路70に供給 される始動信号を発生する基準信号ジェネレータ100を備える。 基準信号ジェネレータ100は、主インバータ50と励起インバータ94によ り、順に、発電機10と原動機42を目標速度にできるだけ速く立ち上げさせる 適当な大きさの一定レベルまで、零ボルトから速く立ち上がるステップ波形のよ うな、適当な波形を出力する。 始動回路76はスイッチ90とローウイン回路70にプログラム可能な始動ト 信号を供給する。 コマンドジェネレータ102は、APUコントローラ103によって発生され た速度コマンド信号に応答する。 速度コマンド信号に応答して、コマンドジェネレータ102は、ライン104 に速度基準信号を出力し、ライン106に位置基準信号を出力する。 ライン104の信号は、順にライン110に現れる信号をそれらから差し引く 加算器108に供給される。 ライン110の信号は、順に、レゾルバ出力信号と始動回路76のリミッター 114によって出力される信号に応答するに応答する推定量112によって出力 される。 ライン110の信号は、ロータ20の推定速度を表す。 加算器108は、ゲインユニット115によって処理されて、加算器116の 非反転入力に供給される速度エラー信号を発生する。 ライン106の信号は加算器118の非反転入力端子に供給され、速度推定器 112によってライン120に出力され、ロータ20の推定位置を表す信号がそ れらから差し引かれる。 結果として生ずる位置エラー信号は、ゲインユニット122によって処理され て、加算器116の反転入力に供給される。 加算器116は、補償された位置エラー信号を補償された速度エラー信号から 差し引き、リミッタ114によって制限されるトルクコマンド信号を出力する。 結果として生じる制限されたトルクコマンド信号は、スイッチ90によってロ ーウイン回路70に供給される。 コマンドジェネレータ102と速度推定器112は、この後、図3と一緒によ り詳細に述べられる。 また、無効電力エラー信号は、イネーブル信号をライン132上においてリミ ッタ60から受け取るPIレギュレータ130に加算器56によって供給される 。 レギュレータ130の出力は、エキサイタ14のための指令された界磁電流絶 対値IFを表して、加算器134の非反転入力に供給される。 加算器134の反転入力は、励起インバータ94によってエキサイタ界磁巻線 28に供給される、電流センサ136によって検出されるような電流の大きさI F*を表している信号を受け取る(図2)。 結果として生ずる界磁電流エラー信号は、PIレギュレータ138(図2B) によってパターンジェネレータ140に供給される電圧指令を生じるために処理 される(図2B)。 パターンジェネレータ140は、インバータ94の中でスイッチのための適す るパターンを出力し、エキサイタ界磁電流を司令された電流の大きさに近づける 。 望まれるなら、要素56、58、60と130は図2Aの回路から省略するこ ともできる。そして、固定されたコマンドId*は加算器62に供給されること も可能である。 更に、励起コマンドを生じるためにロータ速度に応答するファンクションジェ ネレータは、フィールド弱めるために加算器134に連結されることもできる。 さて図3を参照して、コマンドジェネレータ102と速度推定器112は、加 算器108と118と共により詳細に示されている。 速度コマンド信号は、ファンクションジェネレータ152によって処理される 出力を出す加算器150の非反転入力に供給される。 そのファンクションジェネレータ152は、加算器154によって出力される エラー信号を、積分器154によって積分され、そして、更なる積分器156、 、加算器108まで供給される加速基準信号に変換する。 積分器154の出力は加算器150の反転入力へ、さらに帰還供給される。そ して、それゆえに、コンポーネント150、152と154は閉ループ基準信号 ジェネレータを含む。 積分器154は、加算器108の非反転入力に提供される速度基準信号を生じ る。 積分器156は、速度基準信号をライン106を越えて加算器118の非反転 入力に供給される位置基準信号に変換する。 リミッタ114の出力は、ロータ20の慣性の逆数を表している信号をリミッ タ信号に掛けるカウンタ回路160に供給される。 結果として生ずる信号は、加算器162の非反転入力に提供される。 システム動作に影響を及ぼすノイズを含むかもしれないロータ位置センサ44 の出力は、さらにライン120上の推定位置信号を受ける非反転入力を含む加算 器164の反転入力に供給される。 加算器164によって出力される結果として生ずるエラー信号は、ゲインユニ ット166によって処理されて、加算器162の反転入力に供給される。 ロータ20の推定された加速を表す加算器162の出力は、積分器168によ って積分され、ライン110に速度推定信号を出力する。 速度推定信号は、さらに加算器170の非反転入力に供給される。 ゲインユニット172は加算器164によって出力されたエラー信号を掛け、 そして、結果として生ずる信号は加算器170の反転入力に供給される。 加算器170の出力は、順番に位置推定信号を生じる更なる積分器174によ って処理される。 速度推定器112は、単純な微分回路とともにロータ位置センサ44の出力を 利用することに関連するノイズ問題を避ける。 制御器40のコンポーネントのいくつかまたは全てが全体として、または部分 的に、デジタル信号処理装置、または他の適当なハードウェアまたはソフトウェ アによって所望のように実行されることができる点に留意する必要がある。 始動操作の間、その制御装置は、2つのモード(1アンペア当たり最大トルク モードと単位パワーファクターモードで言及される)で発電機10を操作する。 例えばロータ速度がおよそ5500RPM未満である低速度では、1アンペア 当たり最大トルクモードが実行される。これは、より低い速度で始動時間を減ら す。 ゼロと低速度で、フィールド・コマンド信号Id*は、リミッタ60によって 最大トルク、アンプ比を提供する値にセットされる。この値はモータパラメータ の関数をなす。 速度の増大に伴って、その無効電力は増加する。 加算器56の出力でのエラー信号が負になるとき、リミッタ60は、最終的に はPIレギュレータ58の出力を加算器62を通過させ、これによりトルクの減 少を引き起こす整流角度を増加させる。 リミッタ60による上限となったとき、イネーブル信号はライン132によっ てレギュレータ130に供給される。これはエキサイタためのフィールド・コマ ンド信号を減ずるのを可能にする。 この観点から、励起インバータ94で供給された界磁電流は、速度に反比例し て減らされる。 整流角度は、必要(司令された)無効電力レベルを維持するために増やされる 。 整流角度がその限界値に届くと、界磁電流コマンドは、無効電力要求を満たす ためにエキサイタ界磁電流を減らすことによってこの関数を実行する。 発明の好適な始動方法は、プログラム可能なスタート回路76のリミッタ11 4の出力に接続されたスイッチ90で達成される。 図4において図示されるように、システムの好適な始動動作モードの間、原動 機は3つの異なる段階、すなわち、最初の加速段階、点火段階、トルク増加段階 の各々の間の制御により加速される。 その段階の各々の間で、原動機の速度は、APUコントローラ103によって 生成された速度コマンド信号によって制御される。 最初の加速段階は、その原動機の立ち上げを開始し、その原動機があらかじめ 決められた速度にまで加速されたとき立ち上げを終了する。 好ましくは、その速度は、その原動機の点火が起こりそうな、例えばおよそ7 パーセントの定格操作速度である最小限の速度である。これは図4に点180で 示されている。 最初の加速段階の間、APUコントローラ103によって生成される速度コマ ンドの大きさは、予め定められた第一定数の割合で増加する。その結果、その原 動機の加速は本質的に一定となる。 点火段階の間、その原動機は第二定数(最初の加速フェーズの加速レベルより 低いあらかじめ決められたレベル)で加速される。そして、燃料と点火電源がそ の原動機に供給される。 点火段階は、点火が起こりそうな最小限の速度から始まって、排気ガス温度セ ンサ181(図2Aの中で示す)によって検出される原動機の点火まで続く。こ のセンサは、原動機の点火を示す信号をAPUコントローラ103に供給する。 その原動機があらかじめ決められた期間(例えば点火段階の開始後5秒、この 時点において、原動機は点火が起こりそうな最大速度、例えば動作速度の12パ ーセントに到達している)で点火に失敗した場合は、点火段階は中止され、そし て、始動シーケンスは繰り返される。 点火段階が中止されるとき、駆動−停止スイッチ78はその停止位置に切り替 えられ、始動シーケンスが再開されるとき、駆動−停止スイッチ78は、その駆 動位置に切り替えられる。 点火時に、トルク増加段階は、図4に182で示された点で始まる。 トルク増加段階の間、その原動機の速度は、一定数(例えば1秒につき1パー セント、点火が過大な加速により、その原動機の冷却を損なうという危険を減じ るためにあらかじめ決められた割合)で増加するように制御される。 原動機の回転速度がトルク増加段階の間において、増大するにつれて、その原 動機によって出力されるトルクは徐々に増大する。 その原動機の加速は一定のレベルで制御されるので、発電機10によって供給 されるトルクの量は、この段階の間、徐々に減少する。 特定の点で、その発電機で提供されたトルクの量は、例えば5フートパウンド (foot−pounds)の非常に低い値に引き下げられる。 この点に到達したとき、典型的には、その原動機の定格動作速度のだいたい5 5%と90%の間に到達したとき、その発電機への電力はしゃ断され、そして、 発電機はスタートモードから発電モードヘ変換される。 電力しゃ断(ポイント184で図4の中で示される)の後、原動機は、動作速 度まで加速し続ける。 そのしゃ断ポイント184は、APUコントローラ103によって、主インバ ータ50によって発電機10に供給される電力を発電機10のための電力トルク 比、および電力速度比と比較することにより決定されることができる。 代わりに、しゃ断ポイント184は、発電機10によって引き込まれた電流が あらかじめ決められた下限に達するポイントであってもよい。 特定のカットオフポイントを決定する方法は、この発明にとって重要ではない 。 図5は、図2A,図2Bに示された制御装置41の代わりに使われる始動シス テム制御装置240を図示する。 制御装置240は、エキサイタ14を通してよりもむしろ電機子巻線36a− 36cを通して主発電機16ための励起を提供することができる。一方、直流電 力は、エキサイタ界磁巻線に適用される。 それゆえに、その制御装置は、励起インバータを含まない。 始動システム制御装置240は、ロータ位置センサ244、相電圧変換回路2 46、相電流変換回路248、パターンジェネレータ249、インバータ250 、逆変換回路251、そして、それぞれ図2Bに示される要素44、46、48 、83、50、100と52a−52c同一の電流センサ252a−252cを 含む。 位置センサ244によって生成された角度位置信号は、従来の方法において検 出されるロータ20の回転速度を表す速度信号を生成する速度プロセッサ260 に供給される。 速度プロセッサ260によって生成された速度信号は、速度コマンドと比較さ れる。この速度コマンドは加算器262によっていつも所望の速度を表す。 その検出速度と加算器262によって決定されるような目標速度の差は比例積 分ゲインと補償装置264にエラー信号として供給される。 そのゲイン、補償装置264の出力は、直角位相電流コマンド(要求された直 角位相電流を表すIq*)を生成するリミッタ266によって制限される。 速度プロセッサ260の出力は、また、直流電流コマンド(速度プロセッサ2 60によって生成された速度信号に基づくId*)を生成するファンクションジ ェネレータ270に供給される。 ゼロと比較的低い速度でにおいて、速度プロセッサ260によって生成された 信号によって決定されるように、ファンクションジェネレータ270は、最大の 正数値を持っている直流電流コマンドを出力する。 励起が励起界磁巻線28にDC電力を供給することにより行われるとき、中間 の速度で、ファンクションジェネレータ270は、最大トルク電流比に近い比を 供給するために、直流電流コマンドを出力する。そして、より速い速度で、ファ ンクションジエネレータ270は、DCエキサイタ界磁を弱める位相進みを行わ せるために負の直流電流コマンドを出力する。 直流電流コマンドId*の大きさを制御する上述の方法は、DC励起が始動モ ード動作の間、エキサイタ界磁巻線28に提供されると仮定している。 このモードの動作中、DC励起がエキサイタ界磁巻線28に与えられないなら ば、直流コマンドId*の大きさは、先に述べたように大きさが変わるのに代え て一定のレベルに維持されなければならない。 ファンクションジェネレータ270が直流電流制御コマンドを生成する方法に おける他の変更が利用されることもできる。 発電機10のスタートアップの間のどの時間でも、主発電機部分16は、純粋 の直流電流と純粋の直角位相電流で交互に励起されている。 その直流電流は、主発電機部分16に磁界をつくる。ところが直角位相電流は 、磁界が実質的に衰える前に与えられ、ロータ20にトルクを発生させる。 主発電機部分16に対して交互に提供される直流および直角位相励起は、一対 のスイッチ274(276)に接続されたオシレータ272によって制御される 。 スイッチ274は加算器280に選択的に直角位相電流コマンドIq*を提供 する。そして、スイッチ276は加算器290に選択的に直流コマンドId*を 提供する。 スイッチ274、276は同時に切り換えられる。そして、どの与えられた時 間にも、スイッチ274、276の一つはグランドに接続される。そして、スイ ッチ274、276のもう一方はそのそれぞれのコマンド信号、Iq*またはI d*を受けるために接続される。 この結果、主な発電機部分16は、純粋の直流励起か純粋の直角位相励起で励 起される。 主発電機部分16(そのコマンド信号Iq*へのスイッチ274の結合を通し て)で生成された磁界が始動モードの間に、大きく衰えないようにするために、 スイッチ274、276がどんな速度で切り換えられるか、そして、如何に長く それらがそれぞれの位置を維持するかをそれぞれ決定するオシレータ272の周 波数とデューティサイクルは、主発電機部分16の時定数に基づいて選択される 。 例えば、スイッチ274、276の各々が一つの位置において100ミリ秒、 他の位置において100ミリ秒の間交互に切り替えられるようにするために、オ シレータ272は、始動動作モードの間中50%のデューティサイクルと5ヘル ツの固定周波数を持つことができる。 また、他の周波数とデューティサイクルが利用されるかもしれない。 直角位相電流コマンドIq*を周期的に受け取る加算器280は、また相電流 変換回路248から、検出された直角位相電流信号Iqを受け取る。 加算器280は、2つの信号の間の差を表し、比例積分ゲインと補償ユニット 282によって処理され、直角位相電圧コマンドVq*を生じるエラー信号を生 成する。 このコマンド信号は、電圧変換回路246によって、直角位相電圧信号Vqと ともに、加算器284に供給される。 加算器284によって決定されるように、信号の差が比例積分ゲインと補償ユ ニット286に供給される。 直流電流コマンドId*を周期的に受ける加算器290は、また相電流変換回 路248から検出された直流電流Idを受ける。 加算器290は、2つの信号の差を表わすエラー信号を生成する。これは、比 例積分ゲインと補償ユニット292によって処理され、直流電圧コマンドVd* を生じる。 このコマンド信号は電圧変換回路246によって生成された直流電圧信号Vd とともに、加算器294に供給される。 加算器294によって検出されるように、信号の差は比例積分ゲインと補償ユ ニット296に供給される。 それぞれ所望の直角位相および直流相電圧を表わす2つのユニット286と2 96の出力は、逆変換回路251に供給される。この回路251は、このような 信号を従来と同様な方法により、3つの電圧コマンド信号Va*、Vb*、Vc *に変換する。 3つの電圧コマンドは、主インバータ250に提供される。 希望する場合、電力が始動モードの動作の間に界磁巻線28を介してエキサイ タ14に供給されるべきならば、DC電力よりはむしろ、400Hzでピーク間 電圧として400ボルトのAC電力を含むことがよい。 希望する場合、その電力は、主インバータ50以外の電源から供給されること もできる。 図6−図23は、この発明の他の実施形態として、上述された回路の変更を示 す。 これによれば、始動モードの中の操作の間、上述したように、主インバータ7 2によって主発電機部分の電機子巻線36a−36cにAC電力を供給すること に加えてエキサイタインバータ94が励起界磁巻線28に結合されたACとDC 電力を供給する。 エキサイタ14は界磁巻線28と電機子巻線30a−30cを有する第2巻線 を備える主巻線を有する回転変圧器として動作し、その結果、AC電力が電機子 巻線30a−30cの中で誘発される。 このAC電力は、回転整流子で整流され、DC電力として主発電機部分界磁巻 線34に加えられる。 これによって生じる磁界の相互作用は、ロータ20をステータ26に対して回 転させ、この結果、駆動軸18が加速される。 これによれば、主発電機部分電機子巻線36a−36cに加えられるAC波形 の周波数は、リニア領域のスタートモードの間、連続的に、好ましくは一様に増 大される。 さらに、エキサイタ界磁巻線28に加えられたAC電圧の大きさは、スタート モードの動作の間に、励起を防ぎ、そして発電機加速能力を規定するために、第 1の特定のロータ速度が達成されるまで連続的にリニアに減らされる。 好ましくは、このAC電力は、本質的に一定の周波数に維持される。 さらに、エキサイタ界磁巻線28に加えられる直流電圧の大きさは、第2の特 定のロータ速度が達されるまで、スタートモードでの動作の間、好ましくは連続 的に、かつ一様に増大される。 それ以来、直流電圧の大きさは、第3の特定のロータ速度が達されるまで、本 質的に一定に維持される。これに次いで、直流電圧の大きさは速度の増大に連れ て減少される。 始動モードの動作に続いて、先に述べたように、発電モードでの動作が始まる 。 図6を参照して、エキサイタインバータ94は、DC/DCブーストコンバー タ300からDC電力を受け、そして、図2A、図2Bの要素130、134、 138、そして140に代わるインバータ制御装置304によって制御される。 ブーストコンバータ300は、インダクタL1、制御可能なスイッチQ1、ダ イオードD1とコンデンサC1を含む。 制御可能なスイッチQ1は、DCバスコンダクタ92a,92bに現れる入力 電圧の大きさが、エキサイタ界磁巻線28を適度に励起するに必要なレベルにま で昇圧される。 ファンクションジェネレータ306は、ロータ20の速度に応答して、ロータ 速度の増加とともに線形に減少する出力を出す。 ロータ速度の信号表示は、ここで記述されるように、明らかにされる。 パルス幅変調器308は、ファンクションジェネレータ306の出力に依存す る幅を持っているパルス列を含んでいる変調(PWM)制御信号52a−52c を出す。 ゲートドライブ回路310は、パルス幅変調器308の出力から、制御可能な スイッチQ1ための適当な大きさのゲート駆動信号を出す。 インバータ制御装置304は、以下により詳細に記述されるロータ位置信号と 位相基準信号に応答する。 図7は、より詳細にインバータ制御装置304を図示する。 ロータ位置信号は、ロータ20の速度を表わすライン312上に信号を出す速 度プロセッサ311に供給される。 図6のファンクションジェネレータ306に似ているファンクションジェネレ ータ314は、ライン316の上に、ロータ速度の増加に伴って線形に、かつ、 連続的に減少する出力信号を出す。 乗算器318は、加算器320とファンクションジェネレータ314の出力端 子を有する正弦波ジェネレータ322によって出された正弦波の信号を変調する 。 加算器320は位相基準信号をロータ位置信号を加算する。そして、正弦波ジ ェネレータ322は加算器320の出力によって決定された位相変位で、正弦波 の信号を出す。 更なるファンクションジェネレータ324は、ライン312に現れる速度信号 に基づいてDC基準信号を出す。 ファンクションジェネレータ324は、速度が第2の特定のロータ速度に増大 されるにつれて、線形的に増大する出力を出し、その後、第3の特定のロータ速 度に達するまで、本質的に一定の出力レベルを出す。 その後、DC基準信号は、小さくなる。 DC基準信号は、加算器326によって乗算器318の出力に加算される。始 動モードでの動作の間、結果として生ずる信号がスイッチ328によって加算器 330に通される。 加算器326によって生じられた信号は、ライン332の上で出された電流帰 還信号が減じられる電流基準信号を含む。 結果として生ずる電流エラー信号は、順番にゲートドライブ回路336によっ てゲート駆動信号を引き出すために処理される制御信号を生じるコンパレータ3 34に供給される。 示された具体例の中で、ゲート駆動信号は、エキサイタインバータ94の第1 、第2スイッチQ2,Q3を制御する。 さらに、エキサイタインバータは、ダイオードD1−D4を含む。ここで、ス イッチQ2,Q3とダイオードD1−D4がハーフブリッジ構成の中で接続され 、エキサイタ界磁巻線28がノード340、342を横切って接続されている。 電流センサ344は、上述された加算器330に現在のフィードバック信号を 提供する。 必要、または望ましいならば、エキサイタインバータは、フルブリッジの型に 代えることもできる。 この場合、エキサイタ界磁巻線28を通しての双方向電流が要求されるか、必 要な場合には、追加のスイッチQ4,Q5(図7において点線で示される)がそ れぞれダイオードD2、D3を横切って連結される。 上述されたように、始動モードの動作の間、スイッチQ2とQ3(そして、使 用される場合は、スイッチQ4とQ5)がエキサイタ界磁巻線28にACとDC 電力を供給するよう動作される。 好ましくは、始動シーケンスを通して一定周波数に維持されるAC電圧の大き さは、ある速度になるまで実質的に線形に減少する。 その後、DC電力だけは、エキサイタ界磁巻線に供給される。 ACとDC電力が同時にエキサイタ界磁巻線28に供給される間、エキサイタ 界磁巻線28を横切って出された電圧は、速度増大につれて変調度合いが減少す る直流レベルに重ねられた振幅変調正弦波を含む。 さらに、AC波形が重ねられたDCレベルは、第2の特定のロータ速度になる まで増大し、次にDCレベルは第3の特定のロータ速度となるまで、実質的に一 定レベルに留まる。 その後、DCレベルは、その大きさが減少され、磁界を弱め、それによりロー タ20の継続される加速を許容する。 希望する場合、コンパレータ334は、スイッチQ2とQ3(そして、使われ るならば、スイッチQ4とQ5)のための制御信号を出すためのパルス幅変調器 と共に比例パルスゲインユニットによって置き換えることもできる。 発電モードの動作の間、スイッチ328は図4の中で示された位置の反対側に 動かされる。そして、それゆえに、エキサイタインバータ102は電圧レギュレ ータ343の出力を受け取る。 図8は、主インバータ50を動作させるための制御装置350の変更実施形態 を示すブロックダイヤグラムである。 制御装置350は、帰還EMFコントローラ360、一組のライン364によ ってこの帰還EMFコントローラ360に連結されたスイッチ362、そして、 一組のライン368によってスイッチ62に連結されたリラクタンス制御装置3 66を含む。 始動モードの動作の間、整流、またはインバータ駆動信号は、巻線36a−3 6cの間の差分(ディファレンシャル)リラクタンス、または発電機10によっ て生じられた帰還EMFのいずれかに基づいて、ライン385a−385f上の 主インバータ50に供給される。 さらに詳細には、始動モードの初期部分の間、ロータ20が低速度で、巻線3 6a−36c内で発生された帰還EMFの大きさが比較的小さな時は、その整流 信号はリラクタンス制御装置366によって発生され、スイッチ362はその整 流信号を主インバータ50に供給するために図8に示された位置を占める。 ロータ速度が閾値に達し、そして、帰還EMFの大きさが十分に大きいとき、 スイッチ362はライン364を主インバータ50に接続するために切り換えら れ、その結果、帰還EMF制御装置360によって発生された整流信号は、イン バータ50を駆動するために使用される。 スイッチ362が切り換えられる点は、帰還EMFの大きさが所定の閾値に達 するときや、ロータ20が所定の回転速度に達する時のように、たくさんの方法 で決定されることができる。 リラクタンスコントローラ366とその動作原理は、以下詳細に図9−図16 と関連して記述される。 図9を参照すると、ステータ26とロータ20の簡略化されたバージョンの断 面が示されている。 3つの相巻線36a−36cは、界磁巻線34がロータポール20aに巻かれ ているのに対し、ステータポール26a−26cに巻かれている。 ロータポール20aは、第1端部20a−1と第2端部20a−2を持つ。 図9の中で示されるように、第1ロータ端部20a−1は、相巻線36aに関 してある角度に設けられている。 第2ロータ端部20a−2は、第2相巻線36bに関して角度+60°で設け られている。 そして、第2ロータ端部20a−2は、第3相巻線36cに関して、角度−6 0°で設けられている。 リラクタンス、または、3つの相巻線36a−36cの種々の組間の磁路長は 以下の方程式に従うロータ位置の関数として変化する。 [1] Rac = K1 + K2 cosθ・cos(60°−θ), [2] Rab = K1 + K2 cosθ・cos(θ+60°), ここで、Racは相巻線36a,36cの間のリラクタンス、Rabは相巻線 36a,36bの間のリラクタンス、K1は第1定数、K2は第2定数であって、 図9に明らかにされている角度である。 3つの相巻線36a−36cのいろいろな対の間の微分リラクタンスも、ロー タ位置の関数で変化する。 差分リラクタンスは、第1組の巻線と第2組の巻線の間のリラクタンスの差で ある。 例えば、Rb−cとしてここに述べられている相巻線36b、36cの間の差 分リラクタンスは、RabとRacの間の差である。 ロータ20が図9の中で垂直に設けられているとき、差分リラクタンスRb− cはゼロとなることが認められる。 上記方程式[1]と[2]から、差分リラクタンスRb−cは、次のようであ る。 [3] Rb−c = Rab − Rac [4] Rb−c = K1 + K2cosθ・cos(θ+60°)−K1−K2 cosθ・cos(60°−θ) [5] Rb−c = K2[cosθ・cos(θ+60°)−cosθ・co sθ・(60°−θ)] 上の方程式[5]は、差分リラクタンスRb−cがsin2θと比例している ことを示すためにさらに単純化されることができる。 それぞれ、差分リラクタンスRa−cとRa−bは、それぞれsin2(θ− 60°)とsin2(θ+60°)と比例していることが示され得る、 図10Aは、始動モードの間に、相巻線36a−36cに接続されるときの主 インバータ50と、連続的に選択された相巻線36a−36cの組の間の差分リ ラクタンスに基づくロータ位置信号を発生するリラクタンス制御装置366の一 部を図示する。 インバータ50はブリッジ構成に接続された6つのフライバックダイオードD 6−D11及びT6を通して6つの制御可能なトランジスター電力スイッチT1 を含んでいる。 電力スイッチT1−T6の駆動は、信号が図11において波形WT1−WT6 として示されるライン385a−385fを通して提供されるインバータ駆動信 号によって制御される。 波形WT1−WT6の正部分が、波形WT1−WT6の基本周波数よりもかな り高い周波数を有するPWMキャリヤ信号によってパルス幅変調され得る(図示 しない)。 リラクタンスコントローラ366は、また、6つの駆動信号WT1−WT6を ライン385a−385fの上で受ける位相セレクタ390を含み、そこから3 つのスイッチ394a−394cを選択的に動作させるために使用される3つの ライン392a−392c上に3つのスイッチ駆動信号を発生する。これらのス イッチのそれぞれは、相巻線36a−36cの1つに接続される入力端子を持っ ている。 スイッチ394a−394cの各々は、第1出力(ライン402を通して加算 アンプ400の非反転入力に接続される各スイッチの左下部分で示される)を持 つ。 スイッチ194a−194cの各々は、第2出力(3つのライン408a−4 08cの一つを通して加算アンプ406の3つの非反転入力の1に接続される各 スイッチの右下部分で示される)を持つ。 始動動作モードの間のどの時にも、3相巻線36a−36cの中の2つを正確 に通して流れる電流がある。このうち第3の相巻線はそれを流れる電流が無いか 、「消勢」されている。 相巻線36a−36cを流れる電流は、それぞれ図11の中で、IA、IB、 ICで表示されている。 位相セレクタ390は、ライン392a−392cの上でスイッチアクチュエ ータ信号を生成する。その結果、消勢させられた相巻線(励起相巻線に対するそ のような巻線の変圧器との接続から生じる)上に生成された電圧が加算アンプ4 00の非反転入力に提供される。 これは、消勢させられた相巻線に接続されたスイッチ394について、その入 力をそのスイッチの左下部分で示された出力に接続するようにすることによって 達成される。 スイッチ394が接続される相巻線が励起されるならば、スイッチ入力は、そ のスイッチの右下部分で示された出力に接続される。その結果、2つの励起され た相巻線上の電圧だけが加算アンプ406の非反転入力に供給される。 図10Aに示されるように、そのスイッチ位置は、相巻線36bが消勢させら れ、相巻線36a,36cが励起されるときに生じる。 ライン392a−392cの上の相セレクタ390によって発生されるスイッ チアクチュエータ信号がそれぞれ図11においてS1−S3で示されている。そ して、それらから生成される波形WT1−WT6について示されている。 波形WT1もWT4も高い値を持たないとき、スイッチアクチュエータ信号S 1は、高い値を持つ。 波形WT3もWT6も高い値を持たないとき、信号S2は、高い値を持つ。 そして、波形WT2もWT5も高い値を持たないとき、信号S3は、高い値を 持つ。 先に述べたように、スイッチ394a−394cは繰り返して切り換えられる 。その結果、消勢させられた巻線上の電圧は、常に、ライン402を通して加算 アンプ400の非反転入力に供給される。そして、励起された相巻線上の電圧は 、常に、加算アンプ406に供給される。 増幅器406は2つの励起された巻線の電圧を加算する。そして、その加算値 は分割器410に供給される。この分割器410は、その加算値を電圧加算値を 発生するために使用される励起された相電圧の数で割る。この例において、平均 相電圧信号を生成する電圧は二つである。 消勢された相巻線の上の電圧は、ロータ位置を表わす位相、もしくは、包絡線 を有する比較的大きいDC成分と比較的小さいAC成分を持つ。 例えば、ライン92aとライン92bの間の電圧差が270ボルトであるなら ば、消勢された相電圧のDC成分はおよそ135ボルトとなる。そして、2つの 励起された相巻線の電圧の平均はおよそ135ボルトとなる。 消勢された相電圧の比較的小さいAC成分は、1ボルトのピークツーピーク値 であるかもしれない。 ステータ26に関するロータ20の角度位置に関しての情報を含む消勢された 相電圧の小さなAC成分を抜き出すために、分割器410によって生成される平 均相電圧信号は、加算アンプ400の反転入力に供給される。 そこで、それは消勢された相電圧から引かれ、ロータ位置を表わす消勢された 相電圧のAC成分となる。 すでに知られるように、波形WT1−WT6のパルスの正部分は、パルス幅変 調されていてもよい。 この結果、加算アンプ400によって生成されたロータ位置信号は、PWMキ ャリヤ周波数と同じ、位相と周波数を有するが、しかし、信号の包絡線はロータ 位置を表わす位相のかなり低い周波数で変化する。 ロータ位置信号からより低い周波数包絡線を取り出すために、加算アンプ40 0の出力は、乗算器412とローパスフィルタ414を含んでいる同期復調器回 路に供給される。 乗算器412は、論理的なインバータ416と二入力スイッチ418を含む。 スイッチ418の第1入力はロータ位置信号を増幅器400から受け取るため に接続される。そして、スイッチ418の第2出力は反転ロータ位置信号をイン バータ416から受け取るために接続される。 スイッチ418は、PWMキャリヤ信号の周波数で切り替えられ、その出力に 非反転及び反転ロータ位置信号を交互に得る。 この特定の乗算器回路412は、矩形波のPWMキャリヤ信号の場合に使われ る。 乗算器回路と同期復調器回路の他の型が代わりに使われてもよい。 変調されたロータ位置信号は、ライン420の上で生成されて、図10Bに示 されるように、リラクタンスコントローラ366に提供される。このコントロー ラ366は、ロータ位置信号をクロック信号に変換し、そのクロック信号から、 主インバータ50のトランジスター電力スイッチT1−T6を制御するための6 つの駆動信号WT1−WT6を発生する。 図10Bを参照して、ライン420の上のロータ位置信号は、第1コンパレー タ430の反転入力と第2コンパレータ432の非反転入力に提供される。 第1コンパレータ430は、ロータ位置信号の大きさが、あらかじめ決められ た負の電圧−Vrefより低くなるときを検出する。そして、第2コンパレータ 432は、ロータ位置信号の大きさが、あらかじめ決められた正電圧+Vref より高くなるときを検出する。 そのクロック信号は、コンパレータ430、432の出力から、一対のAND ゲート440、442、ORゲート444とインバータ446を含んでいる二者 択一データセレクタによって発生される。 第1バイナリデータセレクト信号は、ANDゲート442に、ライン452を 通して提供される。そして、第2バイナリデータセレクト信号はANDゲート4 40に、ライン452に接続されたインバータ446を通して提供される。 互いに常時、補償されるデータセレクト信号値が、カウンタ250の最下位ビ ット(LSB)から生成される。その結果、データ選択信号値は、カウンターの カウント値が1ずつ増加する毎に切り換わる。 ロータ位置信号、+Vref、−Vref信号とORゲート444によって生 成されたクロック信号は、図12の中で示される。 そのクロック信号の各パルスの立ち上がりエッジは、所定の+Vrefと−V ref信号に達しているロータ位置信号の大きさによって交互にトリガーされる 。 各クロックパルスの立ち上がりエッジは、最下位ビットのバイナリ値を変化さ せ、データ選択信号の大きさを高低状態に切り替えるカウンタ450をトリガー し、そのカウント値を増大させる。 この結果、高いバイナリ値(+Vref又は−Vrefのいずれかの大きさを 越えたとき)を生成したANDゲート440、又は442は、もはや選択されな い。そして、クロック信号大きさは、各立ち上がりエッジの後直ぐにゼロに落ち る。 ライン420の上で生成されたロータ位置信号の実際の形状は、図12に示さ れた正弦波の信号のボールド部分に水平に加わることによって生じられた波形に 近似する。これは+Vrefと−Vref閾値の間に落ちる。この結果、ほぼ三 角形の波形がつくられる。 ロータ位置信号が各閾値に達するとき、ライン385a−385f上の駆動信 号によってロータ20がその後直ぐに60°の電気角度だけ進められるので、実 際のロータ位置信号の大きさは、本質的にその+Vrefと−Vref閾値を越 えることはない。 図12に示されるように、ロータ位置信号のボールド部分の間の水平間隔は6 0°の電気角度に対応するように、その+Vrefと−Vref閾値の大きさが 選ばれなければならない。 その+Vrefと−Vref閾値の大きさは、DCリンク導線92a,92b (発電機パラメータに基づいている割合)を横切る電圧の所定の割合に選ばれて もよい。 好適な実施形態において、カウンタ450は、3ビットのバイナリー出力を持 っているモジュロ−6カウンタである。 カウンタ出力に従って6つのトランジスタ駆動信号WT1−WT6を生成する 論理ユニット460にカウンタ450の出力が供給される。これは、図13のテ ーブルに示される。 発電機10が最初に始動されるとき、駆動信号の最初のセットがライン385 a−385f上で生成されるように、カウンタ450は、6つの初期のカウント の一つで初期状態にされることができる。 カウンタ450が所定の期間(駆動信号の最初のセットがロータ20にどんな トルクも生じさせなかったことを意味する)内で増加しないならば、正しいカウ ントがロードされるまで、カウンタ450は、6つの最初のカウントの他の一つ にロードされることができる。 最初のカウントのロードは、カウンタ450につながれたデジタル信号処理装 置によって実行されてもよい。 二者択一セレクタ、カウンタ450、論理ユニット460、または、実施形態 で述べられた他の特徴は、コンピュータプログラムを実行しているデジタル信号 処理装置または他のプロセッサによって実行されてもよい。 実施形態の一部を変更したものが図14に示されている。 この実施形態において、相巻線36a−36cが、それぞれ3つのスイッチ4 70a−470cに接続される。それらのそれぞれは、加算アンプ472の非反 転入力に接続される一つの出力を有する。 スイッチ470a−470cが、消勢させられた相巻線が加算アンプ472の 非反転入力に接続されるように切り換えられる。 また、相巻線36a−36cの各々が、加算アンプ474のそれぞれの非反転 入力に接続される。この加算アンプ474は、相巻線電圧の和を表す信号を生成 する。 相電圧和は、平均相電圧を表している信号を生成するために相電圧和を3で割 る分割器476に供給される。 平均相電圧は、アンプ472の反転入力に提供され、そこで、その電圧は消勢 された相巻線において、その電圧から引かれる。 加算アンプ472の出力は、図10Aの乗算器回路412に供給される。 さらに別の実施形態の一部が図15に示されている。 この実施形態において、相巻線36a−36cは、消勢させられた相巻線が加 算アンプ482の非反転入力に接続されるように切り換えられる、それぞれ3つ のスイッチ480a−480cに接続される。 相巻線36a−36cの接続部は、アンプ482の反転入力に接続される。そ の結果、その巻線の接続部での電圧が消勢させられた相巻線における電圧から引 かれる。 加算アンプ482の出力は、図10Aの乗算器回路412に供給される。 更なる変更が図15の左の部分に示される。ここでは、相巻線36a−36c の接続部にアンプ482の反転入力を接続する代わりに、その反転入力が点線4 90を介してDCリンク導線92a,92bを横切って接続される一対の同一抵 抗492、494の間の接続部に接続される。その結果、アンプ482の反転入 力は、DCリンク導線92a,92bを横切る電圧の半分を表す信号を受ける。 また、他の実施形態の一部が図16に示されている。 この実施形態において、ロータ位置は、差分リラクタンス検知の代わりにイン ダクタンス検知に基づいて検出される。 すべての3つの相巻線36a−36c上の電圧は、電圧和を表す信号を生成す る加算アンプ500に供給される。 電圧和信号は、ライン503上で平均相電圧信号を生成するために電圧和信号 を3で割る分割器502に供給される。 wye−接続された巻線36a−36cの接続部での電圧は、ライン504を 通して加算アンプ506の非反転入力に供給される。 加算アンプ506は、ライン503上の平均相電圧信号をライン504上の接 続部の電圧から減ずることによってロータ位置信号を生成する。 ライン503上の平均相電圧信号は他の方法で生成されてもよい点に留意する 必要がある。 例えば、それは励起された相巻線上でその電圧の和を2で割ることによって生 成されてもよいし、あるいは、DCリンク電圧を2で割ることによって生成され てもよい。 帰還EMFコントローラ360の構造と演算は、図17−図23と関連して後 述される。 最初に図17を参照して、帰還EMFコントローラ360は、電力を動力に変 換する始動モードで発電機10を動作させるための始動システム制御541と、 ロータ位置検出回路540を含む。 ロータ位置検出回路540は、帰還EMFオブザーバ542と角度再構築ユニ ット544を含む。 帰還EMF状態オブザーバ542はライン387a、387b上の相電圧信号 Va、Vbと、ライン389a、389b上の相電流信号Ia、Ibに応答し、 帰還EMF電圧を示す帰還EMF推定信号E´abを生じる。 角度再構築ユニット544は、速度コントローラ546に渡される駆動軸18 の速度と位置を表している信号を出す帰還EMF推定信号E´abに応答する。 速度コントローラ546は、発電機10によって生じられる指令トルクを表す トルク指令信号をライン548上に出力し、さらに、駆動軸18の機械的位置を 表す信号をライン550上に出力する。 ライン550の上の信号は、位相進み信号と加算器554によって加算される 。 位相進み信号は、ファンクションジェネレータ556によって出力されて、角 度再構築ユニット544によって検出されるように、駆動軸18の速度に依存す る。 ファンクションジェネレータ556は、高速度レンジにおいて、速度増加につ れて位相進みを増大させる。 加算器554は、それぞれ、コサイン波形信号とサイン波形信号を生成する第 1、第2機能ブロック560,562に供給される電気角度指令信号をライン5 58上に出力する。各コサイン波形信号とサイン波形信号はライン558上の電 気角度指令信号と同じ周波数を有する。 第2、第3乗算器564、566は、それぞれ機能ブロック560,562に つながれて、それらの出力をライン548上のトルクコマンド信号に掛ける。 乗算器564、566によって生成される出力信号は、2対3(2−to−3 )相コンバータ572に、一対のライン568、570を通して供給される。 この相コンバータ572は、3つ加算器574、576、578に順にそれぞ れライン575、577、579を通して供給される三相正弦波電流信号にこれ らの信号を変換する。 加算器574、576と578のそれぞれは、相コンバータ572によって生 じられた三相電流信号の1つを、AC電力の相電流の大きさを表す信号に加算し 、エラー信号を得る。 加算器576と578の場合、相電流の大きさが電流センサ388a、388 bによって検出される。一方、加算器574のための相電流の大きさは、電流セ ンサ388a、388bによって出力される大きさ(負における)を加える加算 器584によって得られる。 そのエラー信号は、ゲイン、比例積分型の補償ユニット586、588、59 0)によって処理されて、整流信号を生成して、それを主インバータ50に供給 する波形ジェネレータ592に供給される。 帰還EMFオブザーバ542は、それが始動モードの動作の間、発電機10に よって生じられた帰還EMF電圧を評価する。 始動モードの間、電機子相巻線36a−36cを流れる電流は、次の電流状態 方程式に従って流れる。 d(Iab)/dt=1/L・(Vab−Eab−RIab) ここで、Vabは線間電圧、 Eabは、ライン593aと593bを横切る線間帰還EMF電圧(図8、1 0A、17)、そして、Iabが、それぞれ、電流センサ388a,388bに よって得られた電流信号IaとIbとの差である。Lは電機子巻線インダクタン ス、そしてRが電機子巻線抵抗である。 上記の式が主発電機部分の電機子巻線36a−36cに流れている電流に差に よって実行されることができるけれども、既知の微分プロセスは、ノイズに弱い 。 微分を避けるために、図18に示されるように、帰還EMF状態オブザーバ5 42が構成される。 図18を参照して、ライン593aと593bに現れる電圧Va、Vbは、そ れぞれ、加算器594に渡され、その出力は、線間電圧信号Vabを生じるため にローパスフィルタ596に通される。 電流信号Ibは、加算器600によって電流大きさ信号Iabを生じるために 電流信号Iaから引かれる。 後述するように生じられる電流推定信号I´abが、加算器602の非反転入 力に渡される間に、電流大きさ信号Iabは、加算器602の反転入力に渡され る。 加算器602の出力は、コンディショナ604に渡される。これは、好ましく は、比例積分型補償器を含むが、また非線形コントローラを含んでもよい。 コンディショナ604は、帰還EMF推定信号E´abを生じて、そのような 信号を加算器606の反転入力と、角度再構築ユニット544に(図17)渡す 。 電流推定信号I´abは、好ましくは、Rのゲイン値を有し、加算器606の 反転入力に接続された出力を有するゲインユニットを含んでいるコンディショナ 608に渡される。 加算器606は、コンディショナ608によって条件付けられた電流推定信号 I´abと帰還EMF推定信号E´abを、ローパスフィルタ596によって出 力された線間電圧信号Vabから減ずる。 加算器606によって出された出力信号は、好ましくは1/Lのゲイン値を持 っているゲインユニットを含むコンディショナ610によって条件づけられ、端 子電流推定信号I´abを生じるために積分器612によって積分される。 帰還EMFオブザーバ542はアナログコンポーネントによる構成として示さ れているが、帰還EMF状態オブザーバ542は、上述された関数を実行するた めに適当にプログラムされたマイクロプロセッサによって構成されることもでき る点に留意する必要がある。 さて図19を参照すると、角度再構築ユニット544の第1具体例がより詳細 に示される。 この具体例では、出力614で駆動軸18の角度位置の指示を出すために帰還 EMF推定信号E´abに応答するフェーズロックドループを含んでいる。 ゼロクロス検出器616と618は、位相検出器620に渡される矩形波信号 を生成するために、出力614で出される角度位置指示と帰還EMF推定信号E ´abのゼロクロスを検出する。 位相検出器620は、ゼロクロス検出器616、618の出力を比較し、帰還 EMF推定信号E´abと角度位置指示の間の位相差のエラー信号指示を生じる 。 積分器622はそのエラー信号を積分する。そして、積分されたエラー信号は ライン623を通して好ましくは電圧制御オシレータを含む電圧−角度コンバー タ624に通される。 電圧−角度コンバータ624は、駆動軸18の角度位置を示す大きさを持って いるランプ信号を生じる。 位相検出器620によって検出された位相エラーの積分によって生成されるラ イン623上で生成された信号は、周波数を増大させる大きさを持つ。 このように、ライン623の上の信号は、駆動軸18の推定された速度を表す 。 図20は、図19に概略的に示された電圧−角度コンバータ624の第1具体 例を図示する。 コンバータ624は、(図19)積分器622によって出力された速度信号出 力を受け取るために接続されている電圧一周波数(V/F)コンバータ625を 含む。 速度信号の大きさに基づいて、V/Fコンバータ625は、カウンタ626の カウント入力に供給される特定の周波数の出力信号を生成する。 カウンタ626によって生成されたカウント信号は、デジタル/アナログ(D /A)コンバータ627に供給される。これは、ロータ位置に関連した大きさを 持っているランプ信号を生成する。 動作において、ライン623上の速度信号の大きさが増加するとき、V/Fコ ンバータ625によって生成された信号の周波数は増加する。こうして、カウン タ625のカウント割合が増大して、D/Aコンバータ627によって生成され たランプ信号の周波数を増大する。 好ましくは、カウンタ626は、モジュロ型であり、そのカウント値が所定の 値に達すると自動的にリセットする。こうして、そのランプ信号の下方への部分 を自動的に生じさせる。 図21は、図19に示された電圧−角度コンバータ624の第2具体例を概略 的に示す。 コンバータ624は、積分器622によって出力された速度信号を受けるため に接続された積分器628を含む。 積分器628は、ロータ位置に関連した大きさを持つランプ信号を生成する。 積分器出力がそのランプ信号の下方へ傾斜している部分を生じさせる所定のレ ベルに達するとき、積分器628は、周期的にレベルコンパレーター629の出 力によってリセットされる。 図22を参照すると、角度再構築ユニット544の変更具体例がより詳細に示 されている。 その帰還EMF推定信号E´abは、そのE´ab信号が、電気角度360° 毎に生じる、ゼロ軸を通過して立ち上がる毎に狭いパルスを生じるゼロクロス検 出器632とインターフェースアンプ630に供給される。 ゼロクロス検出回路632の出力は、カウンタ636に順番にリセット信号を 供給する遅延回路634に供給される。 カウンタ636は、クロック638によって生じられたクロックパルスを累算 して、帰還EMF推定信号E´abの360°毎にリセットされる。 カウンタ636の出力は、ゼロクロス検出回路632によって生じられた連続 的なパルス間に経過する時間を表す。 各パルスの立下りエッジは、カウンタ636の出力をラッチするラッチ640 に対する書込みコマンドを含む。 ラッチ640の出力は反転され、即ち、その逆数が回路642によって計算さ れる。この回路642は、駆動軸18、このようなロータ20の速度を表す大き さを持っている信号を生成する。 回路642によって生成された速度信号は、積分器644に供給される。この 積分器644は、速度信号を積分し、駆動軸18、このようなロータ20の角度 位置を表す大きさを持っている信号を生成する。 積分器644は、ゼロクロス検出器632によって生成された負側に360° 離れたパルスを受け取るために接続された遅延回路646によって生成されたリ セット信号を介してロータ20の回転の360°毎にリセットされる。その結果 、ランプ形状にされた位置信号が生成される。 図23は、図17に概略的に示された速度コントローラ546をより詳細に示 す。 角度再構築ユニット544によって生成されたロータ速度とロータ位置信号に 応答して、速度コントローラ544は、角度コマンドとトルクコマンドを生成す る。 図23に示されるように、速度コマンド信号は、ライン650を通して加算器 652の非反転入力に供給される。 速度コマンドは、第1電圧から第2電圧へのステップ電圧を含む。第2電圧は 第1電圧より高いか、もしくは、所望のたの形の波形を含んでもよい。 加算器652の出力は、積分器656によって速度基準信号を生じるために順 番に積分される加速コマンド信号を出すファンクションジェネレータ654に接 続される。 速度基準信号は加算器652の反転入力へフィードバックされ、そして、それ ゆえに、要素652、654と656は閉ループ回路を含む。 速度基準信号は、積分器658によって積分され、加算器662の非反転入力 に供給される位置基準信号を出す。 図17の角度再構築ユニット544からのロータ位置信号は、また、加算器6 62の反転入力に供給される。 加算器662は、引き出された位置基準信号と角度再構築ユニット544によ って出された実際のロータ位置の間の差を示す位置エラー信号を生成する。 位置偏差信号は、好ましくは比例積分型である、ゲイン、補償ユニット676 に供給され、また、加算器678の第1入力に供給される 積分器656によって出された速度基準信号から、図17の角度再構築ユニッ ト544によって出されたロータ基準信号を減ずる加算器680によって、速度 エラー信号が出される。 速度エラー信号は、ゲインユニット682によって処理されて、加算器678 によってゲイン、補償ユニット676の出力に加算される。 リミッタ684は、加算器678の出力を制限する。そして、図17のライン 548上で電流制限されたトルクコマンド信号を出す。 図24は、図17に概略的に示された位相コンバータ572をより詳細に示す 。 コンバータ572は、ライン575、577、579上に出力を出すライン5 68、570に接続されたバイアス回路と関連する3つの演算増幅器690、6 92、694を含む。 図25は、図17のコントローラ360の変更を示し、これはこの発明の更な る実施形態に従う制御700を実行する。 制御700はロータ速度と関係なく主インバータ50を信頼をもって動作させ る。そして、それゆえに、望まれるなら、あるいはコントローラ360の代わり に使用され得る場合は、制御700が図8の全体制御350に代わり使われるこ とができる点に留意する必要がある。 図25と図17に共通の要素は、参照数字のように割り当てられる。 始動システム700は、駆動軸18上に装填され、そして、駆動軸18の1回 転につき、1つのサイクルパルスを出すシャフトパルスエンコーダ702を含む 。 シャフトパルスエンコーダ702は、ローブまたは駆動軸18上に装填された 磁性材料の他の突起物を感知する磁性ピックアップを含んでもよい。 代わりに、他のサイクルパルスを生じることができるコンポーネントが使われ てもよい。 シャフトパルスエンコーダは、効果的にもデザイン的に簡単で安くできる。 PMG12の電機子巻線24a−24c、シャフトパルスエンコーダ702の 出力とによって出された位相出力は、ロータ位置検出器704に供給される。検 出器704は、駆動軸18の速度と位置を表す信号を出し、そのような信号を速 度コントローラ705に渡す。 図17の速度コントローラ546のような、速度コントローラ705は、ライ ン548上に発電機10によって生成される指令トルクを表すトルクコマンド信 号を出力し、ライン550上に駆動軸18の機械的位置を表す更なる信号を出力 する。 ライン550の上の信号は、乗算器706によって、主発電機ロータのポール の対の数を表している信号に掛けられる。そして、結果として生ずる信号は位相 進み信号に加算器554によって加算される。 位相進み信号はファンクションジェネレータ556によって出力され、ロータ 位置検出器704によって検出される、駆動軸に依存する。 既に知られているように、ファンクションジェネレータ556は、高速度レン ジにおいて、速度増加につれて位相進みを増大させる。 加算器554は、上述したように、第1、第2機能ブロック560,562に 供給される電気角度コマンド信号をライン558の上に出す。 ロータ位置検出器704のための位相a、位相bの電圧と電流を感知すること が行われないという点を除いて、図25の回路と同じ回路が図17に示されてい る。 図26は、ロータ位置検出器704を実施するための、図22のユニット54 4の変更を示す。ここで、図22と図26の共通の要素は同様の参照番号が付さ れている。 PMG位相出力は、インターフェースアンプ710a−710cとゼロクロス 検出器712a−712cを通して論理回路714に供給される。 図27はそれぞれゼロクロス検出器712a−712cの出力を表している3 つの波形Sa,Sb,Scを図示する。 波形Sa−Scから、論理回路714は、図27に示されるように、60°の 電気角度毎に狭いパルスから成る信号Sdを出す。 波形Sdは、論理回路714によって遅延回路634に供給される。 上で知られるように、クロック638によって生じられたクロックパルスを累 算するカウンタ636に、遅延回路634はリセット信号を供給する。 また、カウンタ636は、周期的に遅延回路634によりリセットされる。 しかし、図22の具体例との対比において、この再設定は、PMG12の出力 波形に関して60°毎に起こり、こうして駆動軸18の回転の60°毎に起こる 。 カウンタ636の出力は、波形Sdの中で各パルス間に経過する時間を表す。 各パルスの立下りエッジは、カウンタ636の出力をラッチするラッチ640 への書込みコマンドを含む。 ラッチ640の出力は、回路642によって反転され、駆動軸18の速度指示 信号を得る。 回路642の出力は、駆動軸18の位置を表す信号を発生するため、速度信号 を積分する積分器716に供給される。 積分器716は、シャフトパルスエンコーダ702、インターフェースアンプ 720、ゼロクロス検出器722、そしてワンショット724によって、駆動軸 18が完全に1回転する毎にリセットされる。 シャフトパルスエンコーダ702によって出力されたパルスから生成される積 分器716に供給されるリセット信号の代わりに、そのリセット信号が、永久磁 石発電機12のステーター上に装填された検知コイルから生成されたパルスによ って生成されるようにしてもよい。 図28は、速度コントローラ705をより詳細に図示する。 積分器658によって出された位置基準信号が制御可能なスイッチ730の第 一入力と、加算器662の非反転入力に供給されることを除いては、コントロー ラ705は、図23の速度コントローラ546に同一である。 積分器716からの位置信号は、制御可能なスイッチ730の第2入力に供給 され、さらに加算器662の反転入力に供給される。 始動シーケンスの開始における、駆動軸18の速度が0である時点において、 スイッチ730は、積分器658の出力をスイッチ730の出力に通過させ、こ うして図25の乗算器に通す位置にセットされる。 また、この時点において、電力がエキサイタ部分14に加えられ、こうして電 力は図1Aの発電機部分の界磁巻線34に加えられる。電力はまた主電機子巻線 36a−36cに加えられる。 このように、駆動軸18が、加速され、そして、一度特定位置に達すると、例 えば、エンコーダ702と図26の要素720−724によって検出されるよう に、駆動軸18の1回転の最後に達すると、 制御可能なスイッチ730は、図28に示されているような位置に動かされ、 そのような位置にラッチされる。その結果、図26の積分器716の出力はその 後、図25の乗算器706に供給される。 始動シーケンスのための新しいコマンドが着手されるまで、制御可能なスイッ チ730は、この状態でラッチされる。 前述の議論から明白なように、PMG12はインクリメンタルエンコーダとし て動作する。一方、シャフトパルスエンコーダ42はロータの絶対位置を指示す る。 図29−図33は、この発明の更なる他の実施形態を図示する。 図25の実施形態の変更を示す図29を参照し、図25と図29に共通する要 素は同様な参照符号が付されている。始動システム制御740は、以下に詳述さ れるように、PMG12、主発電機部分電機子巻線36a−36cに連結された ライン593a−593c上の一つに出力された電圧、始動システムコントロー ル740によってライン746上に出力された同期信号によって出力された位相 出力に応答するロータ位置検出器744を含んでいる。 ロータ位置検出器744は駆動軸18の速度と位置を表す信号を出し、位置信 号を速度コントローラ748に渡す。 速度コントローラ748は、ライン550の上に駆動軸18の機械的位置を表 す信号を出す。 ライン550の上の信号は、主発電機のポールの対の数を表す信号に、乗算器 706によって、そして、結果として生ずる信号は加算器554によって位相進 み信号に加算される。 加算器554は、ライン558上にそのサイン波、コサイン波を生成する第1 、第2機能ブロック560,562に供給される電気角度コマンド信号を出力す る。 そのコサイン信号とサイン信号は、一対のライン750,752を越えて2相 から3相への位相コンバーター572に供給される。 結果として生ずる三相信号は、順番に3つのゼロクロス検出器754a−75 4cに供給される。 ゼロクロス検出器754a−754cの各々は、位相コンバーター572によ って生じられた3相信号の一つのゼロクロスを検出し、それぞれ、矩形波の信号 Sa,Sb,Scを生じる。これら信号は、図30に示され、そして、これらは 120°の位相に分離されている。 インバータコントローラ756は、信号Sa,Sb,Sc、そして、ライン7 85に出された電源制御信号に応答し、ライン385a−385fに、図30に 示され、スイッチT1−T6を制御するインバータ制御波形WT1−WT6を生 じる。 前と同様に、インバータ制御波形WT1,WT3,WT5は、パルス幅変調さ れてもよい。 希望する場合、また、インバータ制御波形WT2,WT4,WT6は、またパ ルス幅変調されてもよい。 図30に示されるように、同期信号は、各々、主発電機部電機子巻線36a− 36cの一つに流れている電流が0である時間と一致している正パルス列を含む 。 制御波形WT1,WT3,WT5のPWMノッチの幅は、電源制御回路760 によって制御される。 電源制御回路760は、DCリンク電流を表している信号を電力基準信号から 減ずる加算器762を含む。DCリンク電流は、順番にインバータ50によって 電機子巻線36a−36cに分配される電力を表す。 結果として生じる電力エラー信号は、コンディショナ764によって調整され る。コンディショナ764は、好ましくは比例積分型補償器を含むが、代わりに 、どんなタイプのゲインと補償ユニットを備えることもできる。 コンディショナ764の出力は、ライン758に電源制御信号を生じる制御調 整可能なリミッタ766に供給される。 リミッタ766は、リミッタ制御信号に従って制御される。 ロータ位置検出器744によって生じられた速度指示信号は、乗算器768に 供給されて、一定の周波数当たりの電圧信号に掛けられ、速度依存電圧信号を生 じる。 速度依存電圧信号は、加算器770によって一定のブースト電圧に加えられる 。この加算器770は、順番にリミッタ制御信号を生じる。 一定のブースト電圧信号は、主発電機部分制御巻線でのIR電圧降下に比例し ていて、電源制御信号が最初の始動においてこれらの損失を克服できるようにす る。 その後、ロータ位置検出器744によって出力される速度指示信号が増加する と、乗算器768は、ランプ信号を発生する。このランプ信号は、ブースト電圧 に加えられるとき、リミッタ766の調整制限を増大させ、その結果、増大する 電力の大きさが、インバータ50によって電機子巻線36a−36cに分配され る。 さて図31を参照すると、ロータ位置検出器744がより詳細に示されている 。 ロータ位置検出器744は、図26の検出器704に似ている。そして、それ ゆえに、同様の要素に同様の参照数字が割り当てられている。 ロータ位置検出器744は、積分器716がリセットされる方法において検出 器704と異なっている。 特に、積分器716は、入力コンディショナ780によって、駆動軸18の1 回転毎にリセットされる。このコンディショナ780は、好ましくはゲインアン プ、ゼロクロス検出器782、分周器784とワンショット786を含む。 入力コンディショナ780は、主発電機部分電機子巻線36a−36cの一つ からの相電圧、例えば1図29のライン593aの上に現れる電圧を計る。 ライン746上の同期信号は、図30に示された位相電圧Vの各予想されたゼ ロクロスを囲んでいる短い期間の間、ゼロクロス検出器782をイネーブルとし 、にある程度ノイズ不活性にする。 分周器784は、ゼロクロス検出器782によって、生成された波形の周波数 を主発電機ロータのポールの数と等しい量で割り、ワンショット786を駆動す るための信号を生成し、駆動軸18の回転毎に積分器716をリセットする。 代わりに、積分器716に供給されるリセット信号は、入力コンディショナ7 80とゼロクロス検出器782の間にローパスフィルタを取り入れることによっ て、ゼロクロス検出器782に同期信号を供給する必要なく生成されることがで きる。 ローパスフィルタのカットオフ周波数は、PWM周波数(図30の波形WT1 ,WT3,WT5に示された高周波ノッチ)とその高調波を拒絶するのに選ばれ る。 この代わりに、分周回路784は2で割られたポールの数によって割るように してもよい。 図32は、速度コントローラ748をより詳細に図示する。 コントローラ748は、図28のコントローラ705の変更を含む。そして、 同様な要素に同じ参照番号が割り当てられている。 位置基準信号は、要素652、654、656と658によって出力されて、 前述と同様に、スイッチ730と加算器662に供給される。 図31の積分器716からの位置信号を含んでいる角度位置指示信号は、また 、制御可能なスイッチ730に供給されて、さらに加算器662の反転入力に供 給される。 加算器662は、積分器716によって出されるような、実際のロータ位置と 、引き出された位置基準信号の間のエラーを示す位置エラー信号を生じる。 位置エラー信号は、位置エラー信号をエラー基準と比較するエラーコンパレー ター790に供給され、位置エラー信号がエラー基準より小さいとき、ライン7 92にハイ状態の信号を生じる。 さらに、速度基準信号が信頼できる駆動軸の速度を表示するようになる値を示 す有効速度基準信号が加算器794の非反転入力に供給される間に、積分器65 6によって生じられた速度基準信号は加算器794の反転入力に供給される。 加算器794は、速度基準信号と有効な速度基準信号の間の差を示す信号を生 じる。 ゼロクロス検出器796は、速度基準信号が有効な速度基準信号に等しいか、 またはそれを越える時を検出して、そのような時間にライン798にハイ状態出 力信号を生じる。 このように、ゼロクロス検出器796に結合する加算器794は速度コンパレ ーター800を含む。 ライン792と798上の信号は、制御可能スイッチ730に接続されてこれ を制御する出力を有するANDゲート802に供給される。 駆動軸18の速度がゼロである始動シーケンスの始めに、制御可能スイッチ7 30は、積分器658の出力をスイッチ730の出力、そして図29の乗算器7 06に通過させる状態にセットされる。 また、この時、電力がエキサイタ部分14、そして、図1Aの主発電機部分界 磁巻線34に加えられ、さらに、電力はまた主発電機電機子巻線36a−36c に加えられる。こうして、駆動軸18は加速される。 図31の積分器716によって出されるようなロータ位置と、積分器658に よって引き出されるような位置基準信号の間のエラーが、エラー基準より小さい とき、そして、積分器656によって生じられるような、速度基準が、有効速度 基準と等しいか、より大きいとき、ライン792と798のハイ状態信号は、A NDゲート802により制御可能スイッチ730を駆動して図32に示される状 態にする。 制御可能なスイッチ730は、そのような位置においてラッチされる。その結 果、図31の積分器716の出力は図29の乗算器706に供給される。 新しい始動シーケンスがイニシャライズされるまで、スイッチ730は、その 状態を維持される。 図33は、始動モードにある発電機10を操作して電力を動力に変換する始動 システム制御810のもう一つの具体例を図示する。 図33の制御810が図29の制御740に似ている限り、2つの図に共通の 要素は、同様な参照数字が付される。 始動システム制御40は、主発電機部分の電機子巻線36a−36cに連結さ れたライン593a−593cに出力された電圧、及びインバータコントローラ 816によってそれぞれ3つのライン814a−814cに出力された位相A, B,C同期信号を受けるロータ位置検出器812を含む。 ロータ位置検出器812は、駆動軸18の角度位置を表す信号と駆動軸18の 速度を表す信号を出す。 図30はライン814aに出された位置A同期信号と同様にライン593a上 に出される電圧および電流波形を示す。 位相B,Cの電圧、電流、そして、同期信号波形は、120°と240°位相 シフトされている点を除いて、それぞれ図30に示されたそれらと同一である。 そのような位相と関連するインバータ制御波形のどちらもハイ状態にないとき 、各位相同期信号はハイ状態にある。 以下に注意されるように、電流が関連する電機子巻線36a−36cに流れて いないとき、各位相同期信号は、選択的に検出器812の中のコンパレーターを 、位相電圧のみを検出するようにイネーブルにする。その結果、検出される巻線 位相電圧は、帰還EMF電圧と等しくなる。 再び図33を参照すると、すでに知られているように、インバータ50はDC リンク92を経てDC電力を受け取る。 DCリンク92は、順番に外部AC電源820に連結され、あるいは他のDC 電源に連結される三相整流器818から、DC電力を受け取ってもよい。 DC電流推定器822は、AC電源820の出力に連結された3つの電流変換 器824a−824cによって発生された3つの電流信号IA*,IB*,そし て、IC*を入力し、電流推定信号Idcを出力する。 図34に示されるように、DC電流推定器は、乗算器かスケーリングアンプの ような変換ファクタ回路828に接続された3相整流器826を含んでもよい。 図33の要素の残りのものは、図29に示されたそれらに同一である。 さて図35を参照して、ロータ位置検出器810は、より詳細に示される。 図31と図35の共通要素には、同様の参照数字が付されている。 主発電機電機子巻線36a−36cに供給される電圧波形は、アンプ710a −710cとゼロクロス検出器830a−830cを通して論理回路714に供 給される。 既に知られるように、各ゼロクロス検出器830a−830cは、ライン81 4a−814cの一つに供給されたそのそれぞれの同期信号が高い値を持つ間、 活性化される。 駆動軸18の角度位置、そしてこのようにロータ20の角度位置は、蓄積器8 36につながれた乗算器834を含んでいる積分器832によって検出される。 各60°の期間の間に、乗算器834は、その期間の間一定である速度信号に 、その期間の間増加するカウンタ636の出力を掛け、ライン838上にランプ 信号を発生する。 カウンタ636は60°毎にリセットされるので、そのランプ信号の大きさは 、60°毎に0に落ちる。 また、論理回路714の出力は、60°毎に一定量増大する階段信号を生成す る階段ジェネレータ840に供給される。 各60°毎の階段信号の大きさは、その期間の最初において、ロータ位置を表 す。 360°(ロータ20の1回転に対応する)毎に階段信号の大きさは、0に落 ちる。 蓄積器836は、乗算器834によって発生されたランプ信号の電流の大きさ に、60°の期間の階段信号の大きさを加えることにより、連続的にロータ位置 を決定する。 蓄積器836によって生成された結果として生ずる位置信号は、ロータ位置を 表している大きさを持っているランプ信号となる。 ランプ信号の期間は、360°、ロータ20の1回転に対応する。 必要ならば、他の積分技術が、代わりに使われてもよい。 図37は、図7のインバータ制御器305に代用されてもよいインバータ制御 850を図示する。 この代替実施形態の中で、特定のロータ速度が達成されるまで、エキサイタの 界磁巻線28に印加されたAC電力の周波数は、始動モードの間に、線形状に連 続的に減少される。 その後、DC電力は、可変の大きさで始動シーケンスの残りの間に印加され、 る。エキサイタの界磁巻線28の励起周波数と主発電機部分電機子巻線36a− 36cの間の変調を避ける。 さらに特定のロータ速度が達されると、(典型的にその発電機の基本速度であ る)、磁界の衰えは主発電機部分によって出力された帰還EMFに必要である。 それゆえに、エキサイタの界磁巻線28へ印加されたDC電圧の大きさは、特 定のロータ速度より大きいか等しい速度で減じられる。その結果、更なるロータ 加速が原動機21の自立速度が達成されるまで可能となる。 図37に見られるように、ロータ速度信号は、ファンクションジェネレータ8 52とファンクションジェネレータ854に提供される。 ロータ速度信号は、以下に詳述するように、ロータ位置信号から生成されても よい。 ファンクションジェネレータ852は、ロータ速度信号の関数である出力電圧 を生成する。 ファンクションジェネレータ852の出力電圧は、それがゼロに落ちる点であ る所定のロータ速度に線形に減少する。 所定のロータ速度は、およそ100−400ヘルツ(ロータ極の数に依存する ロータの角速度に対応)の電気的周波数に一致してもよい。 ファンクションジェネレータ852からの電圧出力は、ファンクションジェネ レータ852によって生成された電圧の大きさに比例する周波数信号を生成する 電圧−周波数V/Fコンバータ856に供給される。 この結果、(V/F)コンバータ856は、AC信号がDC信号となる所定の ロータ速度が達されるまで線形に減少する周波数を有するAC信号を発生する。 ロータ速度信号に応答して、ファンクションジェネレータ854は、所定のロ ータ速度が達されるまで、一定のままの大きさの信号を生成する。その後は所定 のロータ速度より大きい速度に減少する。 そのコンバータ856とファンクションジェネレータ854の出力は、乗算器 858に供給される。この乗算器858は、V/Fコンバータ856によって特 定された周波数とファンクションジェネレータ854によって特定された大きさ を有する電流基準信号を生成する。 乗算器858によって生成された電流基準信号は、加算器860の非反転入力 に供給される。 電流センサ344によって出力され、加算器860の反転入力にライン332 を通して供給された電流帰還信号は、電流エラー信号を生成するために電流基準 信号から差し引かれる。 そのエラー信号は、順番にゲートドライブ回路866によってゲート駆動信号 を引き出すために処理される制御信号を生じるPIレギュレータ864に供給さ れる。 そのゲート駆動信号は、エキサイタインバータ94のスイッチQ2−Q5を制 御する。 しばしば、最初の始動において、原動機21が回転していることがあり、すな わち、負あるいは正の方向に外力に応答して回転していることがある。 そのような条件においては、第1速度に原動機21の回転を下げるために、発 電機10は制動モードで動作しなければならないかもしれない、そして、原動機 21を停止させ、その後、駆動あるいは始動モードで原動機21を適当な方向に 自立速度に立ちあげるために、プラッギングモードで動作されなければならない 。 これらの動作は、AC電力を主発電機部分電機子巻線36a−36cへ供給し 、主発電機部分界磁巻線34へエキサイタ14を介して供給することにより、そ して、電機子巻線36a−36cに流れている電流を適当に整流して、駆動軸1 8を所望のように回転させることで達成される。 図38−図44は、この動作を達成することができる始動システム制御870 を図示する。 図38は、電力を駆動力に変換するために発電機制動モード、プラッギングモ ードと、始動モードで発電機10を動作させるためのシステム制御器870と共 に、エキサイタ部分界磁巻線28、エキサイタ部分電機子巻線30a−30c、 回転整流器32、主発電機部分界磁巻線34と主発電機部分電機子巻線36a− 36cを含む発電機10を図示する。 システム制御器870は、それぞれ、主発電機部分電機子相巻線36a−36 cにつながれたライン874a−874c上に出力される電圧信号Va、Vbと Vcに応答する回転位置検出器872を含む。 ロータ位置検出器872は、速度コントローラ876に伝えられるロータ20 の位置と速度の指示を発生する。 さらに、この速度指示は、エキサイタ界磁巻線28の電流を発生するエキサイ タ界磁制御器878まで伝えられる。 速度コントローラ876は、発電機10によって生じられた司令トルクを出力 するライン880上で、トルクコマンド信号を発生する。 速度コントローラ876は、また、インバータスイッチ制御信号WT2、WT 4とWT6の第1セットを生じる整流器884に供給されるライン882aと8 82b上で直行する一対のサイン及びコサイン信号を発生する。 トルクコマンド信号は、電流信号Ia、IbとIcと共に電流調整器886に 供給される。これら電流信号は、電流センサ883a−883cによって発生さ れ、そして、主発電機部分電機子巻線36a−36cの中を流れている電流の大 きさを示す。 電流調整器886は、インバータスイッチ制御信号WT1、WT3とWT5の 第2セットを発生する。 整流器884と電流調整器886は、必要ならば、既知の技術に従ってインバ ータ制御信号WT1−WT6を生じるPWM変調器に置き換えられることができ る点に留意する必要がある。 整流器54と電流調整器56によって生成されたインバータ制御波形WT1− WT6は、それぞれ電力スイッチT1−T6の動作を制御し、既知の技術に従う 現在の動作モードでインバータ50を操作する。 好ましくは、インバータ62は、120度の導通アルゴリズムにより制御され る。 そのような導通アルゴリズムが使われるならば、電機子相巻線36a−36c の一つはインバータ50によって与えられるどんな時間でも消勢させられる。そ して、これはロータ位置検出器872が上述された帰還EMF電圧を検出する直 接法を使い、ロータ位置と速度表示を行えるようにする。 さて、図39を参照すると、ロータ位置検出器が示されている。 電圧信号Va−Vcは、ライン874a−874cを通してそれぞれノッチフ ィルタ890a−890cに供給される。 ノッチフィルタ890a−890cは、複数のゼロクロスを避け、特に低ロー タ速度において発電機10により発生された電圧のSN比を改善するためにるた めPWM周波数を受けつけない。 それぞれ、ノッチフィルタ890a−890cは、ゼロクロス検出器892a −892cにつながれる。 すべてのゼロクロス検出器892a−892cは、ヒステリシス特性で供給さ れ、図40に示されるように、それぞれ120度の相に分離された矩形波の信号 Sa,Sb,Scを生じる。 矩形波信号Sa−Scは、矩形波信号Sd´を発生し、また図40に示される ように、60度の電気角度期間を有するノッチによって隔てられた60度の電気 角度期間のパルスを含む論理ユニット894に供給される。 矩形波信号Sd´は、論理ユニット894によってフェーズロックドループ8 96に供給される。 フェーズロックドループ896は、矩形波の信号Sd´の位相をライン897 に現れる出力信号と比較し、位相エラー信号を生じる。 この信号は、ロータ速度に比例していて、それゆえに、ロータ速度指示を含む 。 電圧制御発振器(VCO)900は、位相エラー信号に応答して、位相エラー 信号の大きさに比例した周波数を含むVCO出力信号を発生する。 カウンタ902は、ロータ速度表示のサイクルを数え、位相検出器898へフ ィードバックされる出力信号をライン897の上に生じる。 また、出力信号は、ロータ位置指示または信号を発生するために3つのファク タによって、出力信号の周波数を分割する分周回路904へ伝えられる。 必要に応じて、他のロータ速度と位置信号を生成する方法が利用されてもよい 。 図41は、速度コントローラ876を示す。 コントローラ876は図28、32、36と関連して上述された要素を有する 。そして、そのような要素はこれらの図の中で同様の符号を割り当てられる。 速度コマンド信号は、ライン650上で発生され、要素652−658によっ て速度と位置基準信号に変換される。 位置基準信号は、制御可能なスイッチ730に供給され、そして、加算器66 2の非反転入力に供給される。 図39の分割器904によって生成されたロータ位置信号は、また、制御可能 なスイッチ730に供給されて、さらに、加算器662の反転入力に供給される 。 加算器662は、分割器904によって生成されたロータ位置信号と位置基準 信号との差を示す位置エラー信号を生じる。 加算器662の出力は、ゲインと補償ユニット676によって調整されて、加 算器678の第1入力に供給される。 速度エラー信号は、図39の位相検出器898によって生成されたロータ速度 指示を積分器656によって生成された速度基準信号から減ずる加算器680に よって生成される。 速度エラー信号は、ゲインユニット682によって処理されて、ゲイン補償ユ ニット676の出力に加算器678によって加算される。 リミッタ684は、加算器678の出力を制限し、図38のライン880上で トルクコマンド信号を発生する。 図32、図36と関連して上述されたコンパレータ800が備えられ、そして 、制御可能なスイッチ730の動作を制御する。 プラッギング、駆動モードの初期において、制御可能なスイッチ730は、図 41の中で示された位置にセットされ、制御可能なスイッチ730の出力、そし て加算器910まで積分器658の出力を通す。 このとき、速度コマンド信号は、位置基準信号の導出を始めるためにライン6 50に供給される。 またこのとき、エキサイタ界磁制御878は、エキサイタ部分14にエキサイ タ界磁巻線28を通して、それゆえに、図38の主発電機部分界磁巻線34に電 力を印加する。 同時に、電力は主発電機電機子巻線36a−36cに、インバータ50を通し て印加される。 このように、駆動軸18は、原動機21の立ち上げに必要な回転方向に加速さ れる。 ロータ位置検出器872によって生じられたロータ速度信号が、有効な速度基 準信号以上か等しくなるとき、コンパレータ800によって、制御可能なスイッ チ730は、切り替えられ、ロータ位置検出器872によって、生成されたロー タ位置信号を加算器910に供給する。 新しい始動シーケンスが始められるまで、制御可能なスイッチ730は、その ような位置においてラッチされる。 このように、インバータ50は、ロータ位置信号が、実際のロータ位置に対し て信頼できないような低ロータ速度において、ロータ基準速度に従って制御され る。 そして、また、ロータ位置信号が実際のロータ位置に対して信頼できる表示と なるような、高いロータ速度において、ロータ位置検出器872によって生成さ れたロータ速度信号に従って制御される。 加算器910は、制御可能なスイッチ730の出力をファンクションジェネレ ータ912によって生成された進角信号に加える。ファンクションジェネレータ 912はロータ位置検出器872によって検出力された駆動軸18の速度に応答 し、そして、ロータ速度が高速域で増加するにつれ進角を増大させる。 加算器910は、第1、第2機能ブロック916、918に供給される電気角 度コマンド信号をライン914上に出力する。 機能ブロック916、918は、それぞれライン882aと882b上に、サ イン波形信号とコサイン波形信号を発生する。このような信号は電気角度コマン ド信号として、同じ周波数を有する。 さて図42には、図38の整流器884のブロックダイヤグラムが示される。 図24の中で示された形式の2相から3相数へのコンバータ920は、ライン 882a、882bに現れるサイン、コサイン信号を3相電流信号に変換する。 これら電流信号は、3つのゼロクロス検出器922、924、926に順に供給 される。 ゼロクロス検出器922、924、926は、ヒステリシス特性を有し、位相 コンバータ920によって生成された3相電流信号を、それぞれインバータ制御 信号WT2、WT4、WT6に変換する。 さて図43によれば、図38の電流調整器886のブロックダイヤグラムが詳 細に示される。 図38の速度コントローラ876によって生じられたトルクコマンド信号は、 ライン880を通して、電流信号Ia、Ib、Icをトルクコマンド信号から引 き、3つの電流エラー信号を生じる加算器930、932と934に供給される 。 電流エラー信号は、ヒステリシス特性を有し、インバータ制御信号WT1、W T3、WT5を生じる3つのゼロクロス検出器936、938、940に伝えら れる。 各インバータ制御信号は、個々のパルスのグループを含む。 図30に示され、既に述べたように、個々のパルス幅は、トルクコマンド信号 と、回転速度、発生された帰還EMFの大きさ、整流角度のようなシステム状態 に依存する。 3つのゼロクロス検出器936、938、940を通してヒステリシス制御を 使う代わりに、各々がパルス幅変調器につながれた3つの比例積分(PI)レギ ュレータを使うことによって制御を行うようにしてもよい。 さて、図44を参照すると、エキサイタ界磁制御878とエキサイタの界磁巻 線28が示されている。 図7と関連して上述された電流センサ344は、加算器950の反転入力に供 給されるエキサイタ界磁電流信号を発生する。 加算器950の非反転入力には、ロータ速度の関数として生成された界磁電流 コマンド信号が供給される。 特に、ロータ位置検出器872によって生成されたロータ速度信号は、ファン クションジェネレータ952に供給される。このファンクションジェネレータは 、所定のロータ速度より低い比較的一定の大きさを有し、高いロータ速度でエキ サイタ磁界を減少させるためにより高いロータ速度で減少する大きさの変調速度 信号を発生する。 乗算器954は、加算器950の非反転入力に供給される要求されたエキサイ タ界磁電流を示す信号を生じるために、変調されたロータ速度信号に所定の界磁 電流コマンドを掛ける。 加算器950は、コンディショナー956(好ましくは、比例積分型補償器を 含んでいる)に供給されるエキサイタ界磁巻線電流エラー信号を供給するために 、エキサイタ界磁電流信号を乗算器954の出力から差し引く。。 コンディショナー956は、図7と関連して既述されたゲートドライバ336 に、パルス幅変調信号を供給するパルス幅変調器958に供給される界磁電流制 御信号を生じる。 ゲートドライバ336は、それぞれ固定された周波数、エキサイタの界磁巻線 28を流れる可変の電流増幅率を供給するために、電力スイッチQ2−Q5を制 御するインバータ制御信号WT7−WT10を生じる。 動作において、エキサイタ界磁制御器878は、より高いロータ速度でモータ ー効率を維持し、そして、高速ロータ速度で発電機10のトルク発生能力を制限 することができる発電機電機子巻線36a−36c内で発生された帰還EMF電 圧を減らすために、より高いロータ速度でエキサイタ界磁電流の振幅を減らす。 このように、インバータ94は、エキサイタの界磁巻線28の中を流れ、原動 機21に供給される電力を制御するためにロータ速度に依存するAC電流を生じ る。 原動機21の最初の立ち上げの間、ロータ位置検出器872は、図39の位相 検出器898の出力を通してロータ速度を検出し、分割器904の出力を通して ロータ位置を検出し、論理演算装置894の出力を通してロータ回転方向を検出 する。ここで、この方向は、電機子巻線36a−36cを横切って発生した位相 電圧の位相関係によって決定される。 原動機21が負の方向に回転し、そして、所定の第1レベルよりロータの回転 速度が大きいならば、電機子巻線36a−36cはインバータによって短絡され 、制動動作モードが始められる。 制動モードの間、エキサイタインバータ94は、ロータ20の主界磁巻線34 を順に励起する界磁巻線28に電流を供給する。 同時に、主電機子巻線36a−36cは、シングルDCリンクコンダクタ92 a、92bの一つにスイッチT1、T3、T5を閉じて、スイッチT2、T4、 T6を開くことによりすべてが接続される。 これは、必要な制動効果を提供して、所定の第1レベルにロータ20の回転速 度を低下させる。 3つの巻線36a−36cがこの時点に同じDC電位にすべて接続されるので 、検出回路872は速度情報を発生することができない。 制動モードにおいてこの情報を得るために、全てのスイッチが間欠的に開かれ 、速度情報が発生できるようにされる。この結果、検出は、制動モードの終わり になされる。 整流器884あるいは電流調整器886は、当業者に明らかなように、このフ ァンクションを得るよう変更され得る。 例えば、ORゲートの第1入力は、ゼロクロス検出器922、924、926 または936、938、940に接続され得る。また、ORゲートの第2入力は 、制動モードにおける動作の間、ゼロと1つの状態の間を切り替える信号を供給 するコントローラに接続され得る。 コントローラは、原動機の速度がある速度に負の方向にまさるときを検出する ロータ位置検出器872に順に応答する。 ロータ位置検出器872が、ロータ速度が所定の第1レベルより低いことを検 知したとき、プラッギングモードが開始される。 原動機21が所定の第1速度より低い速度で回転している場合の初期の立ち上 げ時に入り得るプラッギングモードの間、インバータ50は、電機子巻線36a −36cに接続され、そしてそれに電流を供給して、ロータ20が実質的にゼロ に速度を落とすことを強制する。 その時、駆動モードは、原動機21を自立速度まで、必要な方向に駆動して、 原動機21の始動を行うために開始される。 既に知られるように、プラッギングまたは駆動モードの始めに、図41のライ ン650上の速度コマンド信号は、加算器652に供給され、そして、ロータ基 準速度は図41の積分器658の出力で発生される。 ロータ20が有効な基準速度と等しい速度に達するとき、制御可能なスイッチ 730は切り替わり、ロータ位置検出器872によって生じられたロータ位置信 号を加算器910に供給する。この加算器910は、システム制御870を閉ル ープモードの中で動作させる。 この動作モードは、原動機21が原動機21の始動(立ち上げ)が達成される 自立速度に達するまで続く。 図45は、始動モード、発電モードの動作の間、DCリンク92上で電圧を制 御することができるDCリンクコントローラ1000を示す。 特に、始動動作モードの間、コントローラ1000は、バッテリ1001か他 の電源によって供給されたDC電力をDCリンク92に供給される可変制御電圧 に変換する。 DC電源が無いか、航空機のように利用されないときは、バッテリ1001が 典型的に使われる。 バッテリが始動モードの間に使われるとき、コントローラ1000によって、 DCリンク電流の最適の大きさがバッテリ1001によって供給されるようにな る。 よく知られているように、バッテリによって供給される電圧は、電流がバッテ リより引き出されるほど低下する。 コントローラ1000のこの実施形態によって供給される最適のDCリンク電 流大きさは、ロードされたバッテリ電圧がその定格(アンロードされた)電圧の 半分に落ちるようになる電流の多き差でる。 代わりに、設計制約条件のために、司令されたロードされたバッテリ電圧を表 している電圧基準Vrefは、定格バッテリ電圧の異なる固定パーセントに選ば れることができる。 図45に見られるように、インバータコントローラ1000は、バッテリ10 01のターミナル電圧を受ける差動アンプ1002を有する。 差動アンプによって生成された出力は、加算器1003によって基準電圧Vr efから引かれ、ロードされたバッテリ電圧と基準電圧Vrefの差を表す差信 号を発生する。 差信号が、比例(P)のみか比例積分(PI)増幅器1004によって増幅さ れ、それから電流基準信号Irefとして、スイッチ1006の第1端子に供給 される。 基準電流Irefは、加算器か差動アンプ1010の一つの入力に、ライン1 012によって供給される。 センサ1014によって検出されるように、加算器1010の他の入力には、 ライン1013によって、DCリンク電流の大きさを表している検出電流信号I dcsが供給される。 加算器1010は検出されたDCリンク電流と電流基準Irefの差を表す信 号を生成する。そして、結果として生ずる差信号はPI増幅器1016によって 増幅されて、ライン1017によってパルス幅変調器(PWM)1020に供給 される。 PWM1020は、ライン1021によって、DC/DCコンバータ1030 のトランジスタ1024のベースに接続されたゲートドライブ回路1022に供 給される可変のデューティ周期信号を生成する。 バッテリ1001が始動の間に利用されるとき、DC/DCコンバータ103 0はバッテリ1001に接続される。 DC/DCコンバータ1030は、バッテリ1001の端子を横切って接続さ れた、コンデンサ1036、ダイオード1034、インダクタ1032を含む。 トランジスタ1024は、回路1022によって生成されたゲートドライブ信 号によって選択的に切り替えられ、所定量のDCリンク電流Idcsを供給する 。 動作において、基準電圧Vrefよりロードされたバッテリ電圧が大きいなら ば、バッテリがいっそう電流を供給することができることを意味して、電流基準 Irefは、増やされる。 同様に、Vrefよりロードされたバッテリ電圧が少ないならば、電流基準I refは減らされる。 それから、DCリンク電流の量は、PWM1020によって生成された可変の デューティ周期によって決定されるトランジスタ1024が切り替えられる時間 を制御することにより、基準電流Irefに実質的にマッチングするように制御 される。 コントローラ1000は、選択的に、発電機10がバッテリ1001に代わり 、DC電源から供給された電力から始動されるときに使われる位置センサ104 0を有する。その場合には、DCリンク電流は、ロータ20の回転速度を表す速 度基準信号Srefに基づいて制御され得る。 その代替によれば、速度プロセッサー1042によって生成された検出速度信 号は、速度基準信号と検出速度信号の差を表す信号を生成する加算器または作動 アンプ1044によって、速度基準信号Srefと比較される。。 その差信号は、スイッチ1006の第2端子で、代わりの電流基準信号Ire fを生成するPI(あるいはP)増幅器1046に供給される。 代替電流基準信号に基づくDCリンク電流の制御は、バッテリ電流基準信号と 関連して上述したことに似ている。 コントローラ1000の第2実施形態の一部が図46に示される。 DCリンク電流Idが抵抗1056によって検出される平均インダクタ電流I Lに基づいて生成されることを除いては、図46の実施形態は、いくぶん図45 のそれに似ている。 コントローラ1060は、ライン1017に発生された信号Iref−cとラ イン1061上のインダクタ電流信号ILの大きさに応答して、ゲート駆動回路 1022にトランジスタ1024を制御可能に切り換えるために可変のデューテ ィ周期信号を供給する。 コントローラ1060も、ライン1013上にDCリンク電流信号Idcsを 生成する。 コントローラ1060の回路図は図47の中で示される。そして、図47の回 路の動作の間に生成される多くの波形が図48に示される。 図47によれば、コントローラ1060は、ライン1061を経て検出電流I Lを表す信号を比較して、それを基準電流信号Iref−cと比較するコンパレ ータ1102を有する。 ライン1061の上の信号は、図48の波形W1の形に対応する形を有する。 IL信号の大きさが、Iref−c信号の大きさに等しくなったとき、コンパ レータ1102の出力は、SRフリップフロップ1104を、ハイレベルからロ ーベルに状態を変化させる。 波形W2として、図48に示されるSRフリップフロップ1104の出力端子 は、トランジスタ1024のオン、オフを切り替えるゲートドライブ回路102 2(図46)を制御するライン1021に接続される。 トランジスタ1024がオフにされる時間毎に、ライン1061の上の信号の 大きさは、トランジスタ1024を流れる電流が無く、こうしてトランジスタ1 024の電圧がゼロとなるので零になる。 SRフリップフロップ1104の出力は、立下りエッジトリガによるンショッ ト1106に供給される。このワンショットは、図48の中で波形W4として示 された形の信号を出力する。 波形W2が零に落ちる時間毎に、ワンショット1106は、スイッチ1108 を閉じる短いパルスを生成し、サンプルホールドコンデンサ1110にストアさ れているインダクタ電流ILの最大もしくはピークの大きさを表す信号を生じさ せる。 SRフリップフロップ1104の組みの入力端子に接続されたクロック112 0は周期的に、フリップフロップ1104の出力波形W2を再び比較的高いレベ ルに上げることによってその状態を変えさせる。 この結果、トランジスタ1024はオンとなり、そして、立ち上がりエッジト リガワンショット1122はスイッチ1124を閉じる短いパルスを生成し、サ ンプルホールドコンデンサ1126によってストアされているインダクタ電流I Lの最小の大きさを表す信号を生じさせる。 動作において、各々サンプルホールドコンデンサ1110、1126は、それ ぞれインダクタ電流の最も大きい値と最も小さい値を表している信号をそれぞれ 交互にストアする。 それらの2つの周期的にストアされた値の平均値を表す信号ILaveは、二 つの増幅器1130、1132と二つ抵抗1134、1136を含んでいる増幅 回路によって生成される。 ライン1013上に供給された電流信号Idは、平均インダクタ電流信号IL aveから、一対の抵抗1140、1142とコンデンサ1144を含んでいる フィルタ回路によって生成される。 オプションのスイッチ1150は、トランジスタ1024がオフしているとき のような、ある時間の間のみ、フィルタ回路に平均回路を接続するために使用さ れ得る。 インバータコントローラ1000の他の実施形態の一部が図49に示される。 その実施形態において、電流モードコントローラ1170は、ライン1012 上の電流基準信号Irefと、電流センサ1014によって発生された検出電流 信号Idの相対的な大きさに基づいてDCリンク電流の大きさを制御する。 コントローラ1170は、バッテリ1001または他の電源に接続された主( 一次)巻線と、ダイオード回路1184に接続された二次巻線とを有するトラン ス1182に接続された一対のスイッチングトランジスタ1180a、1180 bを含むDC/DCコンバータ1172に接続される。 電流モードコントローラ1170はトランジスタ1180a、1180bのデ ューティ周期を制御することにより動作し、その結果、DCリンク電流Idが電 流基準Irefの大きさに制御される。 電流モードコントローラ1170は、上述された制御を行うヒステリシスコン トローラまたはPWMであってもよい。 AC電流は、DC/DCコンバータ1172からエキサイタ界磁巻線28に供 給されてもよい。 代わりに、電力がライン1191a、1191bを通してエキサイタの界磁巻 線28に供給されてもよい。 DC電流センサ1014で直接DCリンク電流の大きさを検出する代わりに、 DC電流センサよりAC電流を検出する変流器が一般にそれほど高価でないこと から、変流器が使われてもよい。 従来の変流器1190は、図49において概略的に示されるように、トランス 1182の二次巻線によって生成されたAC電流を検出するために接続され、検 出されたAC電流に基づくDCリンク電流を表す信号を生成する。 代わりに、図50に示されるように、変流器1190は、トランス1182の 一次巻線に接続された一対のライン1192a、1192bを通してAC電流を 検出するために接続されてもよい。ここで、矢印によってライン1192a、ラ イン1192bの電流方向が示されている。 図45の実施形態の中でDC電流センサ1014を使う代わりに、DC/DC コンバータ1030で生成されたAC電流を検出するために、変流器を接続する ことによって使うようにしてもよい。 ここで表されたいろいろな機能と実施形態が、様々な制御を得るために、いろ いろな方法で結合されてもよい点に留意する必要がある。 例えば、図2Aと2Bの制御器、あるいは図5の制御器は、帰還EMF状態オ ブザーバー542、図17−図22に示された角度再構築ユニット544、また は図25のロータ位置検出器704を利用し、ロータ位置の指示をそれらのコン ポーネントに供給するようにしてもよい。あるいは、どんな他の適当なロータ位 置検出器を利用してもよい。 また、図2AのAPUコントローラの出力が、図5の加算器262に供給され るようにしてもよく、その結果、図5の原動機が図4の一覧表に従って加速され るようにしてもよい。 また、さらに、図7、図37、あるいは図44の励起制御器には、図2Aと2 Bの制御器、あるいは図5の制御器が使用されてもよい。 前者の場合、図2Aと図2Bの要素56、58、60、130、134、13 8が使用されず、そして、該当する大きさのフィールドコンポーネントコマンド が加算器62に供給される。 どの場合も、励起インバータ94は、図7、図37、図44の制御器によって 制御される。 発明の多くの変更と代替実施形態が、前述の記載から当業者に明らかである。 それゆえに、この記述は、当業者に発明を実施するベストモードを教えること を目的とし、また、それを示すもののみとして解釈される。 構造の詳細は、発明の精神から離れることなく、実質的に変更され得、添えら れた請求の範囲の範囲内で行われるすべての変更の排他的な使用権利が保有され る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マクアーサー、マルコム・ジェイ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92025、エスコンディド、パインクレス ト・ストリート 805 (72)発明者 ロズマン、グレゴリー・アイ アメリカ合衆国、イリノイ州 61114、ロ ックフォード、ソウグラス・ドライブ 6428 (72)発明者 マーカナス、アルバート・エル アメリカ合衆国、イリノイ州 61073、ロ スコー、ヴァレリー・ロード 3812 (72)発明者 ハンソン、マイケル・ジェイ アメリカ合衆国、イリノイ州 61111、ラ ヴズ・パーク、ルネッサンス・ドライブ 6350 (72)発明者 ウェバー、リーランド・イー アメリカ合衆国、イリノイ州 61108、ロ ックフォード、レインクラウド・ドライブ 1818 (72)発明者 マダーリ、ヴァイジェイ・ケイ アメリカ合衆国、イリノイ州 61108、ロ ックフォード、ホワイトプレインズ・ウェ イ 5540 (72)発明者 ヌークターライン、ポール・イー アメリカ合衆国、イリノイ州 61114、ロ ックフォード、バーロウ・コート 3711 (72)発明者 クック、アレグザンダー アメリカ合衆国、イリノイ州 61008、ベ ルヴィディア、チューンバーグ・ドライブ 919 (72)発明者 グエン、ヴィエトソン アメリカ合衆国、イリノイ州 61107、ロ ックフォード、ロイアル・オークス・ロー ド 8125 (72)発明者 リナルディ、マリオ・アール アメリカ合衆国、イリノイ州 61107、ロ ックフォード、マンドレイク 2419

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.始動モードにおいて、電磁気機械を動作させるための制御装置であって、前 記電磁気機械が、ロータに結合された駆動軸と、一組の永久磁石発電機の相出力 が生じられる一組の電機子相巻線及び主電機子巻線を有する主発電機を含む前記 永久磁石発電機とを備え、前記主電機子巻線が前記始動モードの間に、制御可能 な電源から電力を受けることができる前記電磁気機械の制御装置において、 前記主電機子巻線に基準の固定フレームと相対的に加えられる電力パラメータ の大きさを検出するための手段と、 前記駆動軸の回転につき周期パルスを出力するシャフトパルスエンコーダと、 前記永久磁石発電機電機子相巻線に接続され、前記永久磁石発電機相出力から前 記駆動軸の回転毎に間隔をおいて出される多数のパルスを導出するための手段と 、前記導出手段に接続され、隣り合うパルス間の周期を測定するための手段と、 前記測定手段に接続され、前記周期パルスに応答し、測定周期を前記駆動軸の角 度位置の指示に変換する手段とを含み、前記電磁気機械のロータ位置を検出する ための位置センサと、 前記位置センサに接続されて、前記角度位置指示に応答し、前記検出されたパ ラメータの大きさを基準の回転フレームと相対的に磁界とトルク生成成分に変換 するコンバータと、 前記コンバータと前記電源の間に接続され、前記磁界とトルク生成成分に応答 して、前記始動モードの動作の間に前記電源を制御し、その結果、前記ロータが 回転されるようにするための手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 2.請求項1の制御装置において、前記制御装置は原動機を点火するための手段 を含み、前記電磁気機械は、前記原動機を自立速度に立ち上げるように動作され 、さらに、 前記原動機の点火に先行する第1段階の間に動作でき、前記原動機を第1の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第1手段と、 前記第1段階に続く第2段階の間に動作でき、前記原動機を第2の所定の割合 で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するようにする第 2手段と、 前記第2段階の間に動作でき、燃料を前記原動機に供給して容易に点火させる ための手段と、 前記原動機の前記点火に続く第3段階の間に動作でき、前記原動機を第3の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第3手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 3.始動モードにおいて、電磁気機械を動作させるための制御装置であって、前 記電磁気機械が、ロータに結合された駆動軸と、一組の主電機子巻線を有する主 発電機部分とを備え、ここで、前記一組の主電機子巻線は、制御可能な電源から AC電力を受け、前記始動モードの間に帰還EMF電圧を出力することができる 前記電磁気機械の制御装置において、 前記一組の主電機子巻線に基準の固定フレームと相対的に加えられる電力パラ メータの大きさを検出するための手段と、 前記一組の主電機子巻線に接続され、前記AC電力に応答して、帰還EMF電 圧の推定を表す前記帰還EMF推定信号を生成することができる手段と、前記帰 還EMF推定信号を前記駆動軸の角度位置の表示に変換するための手段を含み、 前記電磁気機械のロータ位置を検出するための位置センサと、 前記位置センサに接続されて、前記角度位置指示に応答し、前記検出されたパ ラメータの大きさを基準の回転フレームと相対的に磁界とトルク生成成分に変換 するコンバータと、 前記コンバータと前記電源の間に接続され、前記磁界とトルク生成成分に応答 して、前記始動モードの動作の間に前記電源を制御し、その結果、前記ロータが 回転されるようにするための手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 4.請求項3の制御装置において、前記制御装置は原動機を点火するための手段 を含み、前記電磁気機械は、前記原動機を自立速度に立ち上げるように動作され 、さらに、 前記原動機の点火に先行する第1段階の間に動作でき、前記原動機を第1の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第1手段と、 前記第1段階に続く第2段階の間に動作でき、前記原動機を第2の所定の割合 で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するようにする第 2手段と、 前記第2段階の間に動作でき、燃料を前記原動機に供給して容易に点火させる ための手段と、 前記原動機の前記点火に続く第3段階の間に動作でき、前記原動機を第3の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第3手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 5.始動モードにおいて、電磁気機械を動作させるための制御装置であって、前 記電磁気機械が、ロータに結合された駆動軸と、一組の相出力が生じられ、前記 電磁気機械のステータに配置された一組の永久磁石発電機電機子相巻線を有する 永久磁石発電機と、前記ステータに配置されたエキサイタ界磁巻線、前記ロータ に配置されたエキサイタ電機子巻線を有するエキサイタと、前記ロータに配置さ れ、前記エキサイタ電機子巻線と前記ステータに配置された主電機子巻線とに接 続される主界磁巻線を有する主発電機部分とを含み、始動モードにおいて、前記 主電機子巻線と前記エキサイタ界磁巻線が第1、第2の制御可能な電源からそれ ぞれ電力を受ける、前記電磁気機械の制御装置において、 前記主電機子巻線に基準の固定フレームと相対的に加えられる電力パラメータ の大きさを検出するための手段と、 前記検出手段に応答し、検出されたパラメータの大きさを、基準の回転フレー ムと相対的に磁界とトルク生成成分に変換するコンバータと、 前記コンバータと前記第1の制御可能な電源との間に接続されて、前記磁界と トルク生成成分に応答し、前記第1電源が第1周波数で第1AC波形を前記主発 電機電機子巻線に供給するように前記始動モードの間において、前記第1の制御 可能な電源を制御するための第1手段と、 スタートシーケンスの開始時であって、その後に第2周波数より低い第3周波 数に第2AC波形が変化する、前記スタートシーケンスの開始時に、前記第2電 源が、前記第2AC波形を前記第2周波数で前記エキサイタ界磁巻線に供給する ように前記始動モードの間において、前記第2電源を制御するための手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 6.請求項5の制御装置において、前記制御装置は原動機を点火するための手段 を含み、前記電磁気機械は、前記原動機を自立速度に立ち上げるように動作され 、さらに、 前記原動機の点火に先行する第1段階の間に動作でき、前記原動機を第1の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第1手段と、 前記第1段階に続く第2段階の間に動作でき、前記原動機を第2の所定の割合 で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するようにする第 2手段と、 前記第2段階の間に動作でき、燃料を前記原動機に供給して容易に点火させる ための手段と、 前記原動機の前記点火に続く第3段階の間に動作でき、前記原動機を第3の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第3手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 7.始動モードにおいて、電磁気機械を動作させるための制御装置であって、前 記電磁気機械が、ロータに結合された駆動軸と、一組の相出力が生じられ、前記 電磁気機械のステータに配置された一組の永久磁石発電機電機子相巻線を有する 永久磁石発電機と、前記ステータに配置されたエキサイタ界磁巻線、前記ロータ に配置されたエキサイタ電機子巻線を有するエキサイタと、前記ロータに配置さ れ、前記エキサイタ電機子巻線と前記ステータに配置された主電機子巻線とに接 続される主界磁巻線を有する主発電機部分とを含み、始動モードにおいて、前記 主電機子巻線と前記エキサイタ界磁巻線が第1、第2の制御可能な電源からそれ ぞれ電力を受ける、前記電磁気機械の制御装置において、 前記主電機子巻線に基準の固定フレームと相対的に加えられる電力パラメータ の大きさを検出するための手段と、 前記検出手段に応答し、検出されたパラメータの大きさを、基準の回転フレー ムと相対的に磁界とトルク生成成分に変換するコンバータと、 前記コンバータと前記第1の制御可能な電源との間に接続されて、前記磁界と トルク生成成分に応答し、前記第1電源が前記主発電機部分電機子巻線にAC電 力を供給するような前記始動モードの間において、前記第1の制御可能な電源イ 制御するための第1手段と、 前記第2の電源が、前記始動モードの間において、AC電力とDC電力を同時 に前記エキサイタ界磁巻線に供給するように、前記始動モードに前記第2電源イ 制御するための第2手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 8.請求項7の制御装置において、前記制御装置は原動機を点火するための手段 を含み、前記電磁気機械は、前記原動機を自立速度に立ち上げるように動作され 、さらに、 前記原動機の点火に先行する第1段階の間に動作でき、前記原動機を第1の月 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第1手段と、 前記第1段階に続く第2段階の間に動作でき、前記原動機を第2の所定の割合 で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するようにする第 2手段と、 前記第2段階の間に動作でき、燃料を前記原動機に供給して容易に点火させる ための手段と、 前記原動機の前記点火に続く第3段階の間に動作でき、前記原動機を第3の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第3手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 9.始動モードにおいて、電磁気機械を動作させるための制御装置であって、前 記電磁気機械が、ロータに結合された駆動軸と、一組の永久磁右発雷機の相出力 が生じられる一組の電機子相巻線及び主電機子巻線を有する主発電機を含む前記 永久磁石発電機とを備え、前記主電機子巻線が前記始動モードの間に、制御可能 な電源から電力を受けることができる前記電磁気機械の制御装置において、 前記主電機子巻線に基準の固定フレームと相対的に加えられる電力パラメータ の大きさを検出するための手段と、 前記駆動軸の回転につき周期パルスを出力するシャフトパルスエンコーダと、 前記永久磁石発電機電機子相巻線に接続され、前記永久磁石発電機相出力から前 記駆動軸の回転毎に間隔をおいて出される多数のパルスを導出するための手段と 、前記導出手段に接続され、隣り合うパルス間の周期を測定するための手段と、 前記測定手段に接続され、前記周期パルスに応答し、測定周期を前記駆動軸の角 度位置の指示に変換する手段とを含み、前記電磁気機械のロータ位置を検出する ための位置センサと、 前記位置センサに接続されて、前記角度位置指示に応答し、前記検出されたパ ラメータの大きさを基準の回転フレームと相対的に磁界とトルク生成成分に変換 するコンバータと、 前記コンバータに接続され、前記磁界とトルク生成成分から磁界とトルク生成 コマンドを得るための手段と、 前記始動モードに動作でき、第1時間周期の間は前記磁界生成コマンドに従っ て電源を制御し、前記第1の時間周期と排他的な第2の時間周期の間は前記トル ク生成コマンドに従って前記電源を制御し、その結果、前記ロータが回転される ための手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 10.請求項9の制御装置において、前記制御装置は原動機を点火するための手 段を含み、前記電磁気機械は、前記原動機を自立速度に立ち上げるように動作さ れ、さらに、 前記原動機の点火に先行する第1段階の間に動作でき、前記原動機を第1の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第1手段と、 前記第1段階に続く第2段階の間に動作でき、前記原動機を第2の所定の割合 で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するようにする第 2手段と、 前記第2段階の間に動作でき、燃料を前記原動機に供給して容易に点火させる ための手段と、 前記原動機の前記点火に続く第3段階の間に動作でき、前記原動機を第3の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第3手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 11.始動モードにおいて、電磁気機械を動作させるための制御装置であって、 前記電磁気機械が、ロータに結合された駆動軸と、一組の主電機子巻線を有する 主発電機部分とを備え、ここで、前記一組の主電機子巻線は、制御可能な電源か らAC電力を受け、前記始動モードの間に帰還EMF電圧を出力することができ る前記電磁気機械の制御装置において、 前記一組の主電機子巻線に基準の固定フレームと相対的に加えられる電力パラ メータの大きさを検出するための手段と、 前記一組の主電機子巻線に接続され、前記AC電力に応答して、帰還EMF電 圧の推定を表す前記帰還EMF推定信号を生成することができる手段と、前記帰 還EMF推定信号を前記駆動軸の角度位置の表示に変換するための手段を含み、 前記電磁気機械のロータ位置を検出するための位置センサと、 前記位置センサに接続されて、前記角度位置指示に応答し、前記検出されたパ ラメータの大きさを基準の回転フレームと相対的に磁界とトルク生成成分に変換 するコンバータと、 前記コンバータに接続され、前記磁界とトルクの生成成分から磁界とトルク生 成コマンドを得るための手段と、 前記始動モードに動作でき、第1時間周期の間は前記磁界生成コマンドに従っ て電源を制御し、前記第1の時間周期と排他的な第2の時間周期の間は前記トル ク生成コマンドに従って前記電源を制御し、その結果、前記ロータが回転される ための手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 12.請求項11の制御装置において、前記制御装置は原動機を点火するための 手段を含み、前記電磁気機械は、前記原動機を自立速度に立ち上げるように動作 され、さらに、 前記原動機の点火に先行する第1段階の間に動作でき、前記原動機を第1の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第1手段と、 前記第1段階に続く第2段階の間に動作でき、前記原動機を第2の所定の割合 で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するようにする第 2手段と、 前記第2段階の間に動作でき、燃料を前記原動機に供給して容易に点火させる ための手段と、 前記原動機の前記点火に続く第3段階の間に動作でき、前記原動機を第3の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第3手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 13.始動モードにおいて、電磁気機械を動作させるための制御装置であって、 前記電磁気機械が、ロータに結合された駆動軸と、一組の相出力が生じられ、前 記電磁気機械のステータに配置された一組の永久磁石発電機電機子相巻線を有す る永久磁石発電機と、前記ステータに配置されたエキサイタ界磁巻線、前記ロー タに配置されたエキサイタ電機子巻線を有するエキサイタと、前記ロータに配置 され、前記エキサイタ電機子巻線と前記ステータに配置された主電機子巻線とに 接続される主界磁巻線を有する主発電機部分とを含み、始動モードにおいて、前 記主電機子巻線と前記エキサイタ界磁巻線が第1、第2の制御可能な電源からそ れぞれ電力を受ける、前記電磁気機械の制御装置において、 前記主電機子巻線に基準の固定フレームと相対的に加えられる電力パラメータ の大きさを検出するための手段と、 前記検出手段に応答し、検出されたパラメータの大きさを、基準の回転フレー ムと相対的に磁界とトルク生成成分に変換するコンバータと、 前記コンバータに接続され、前記磁界とトルク生成成分から磁界とトルク生成 コマンドを得るための手段と、 始動モードの間に動作でき、第1の時間周期の間、前記磁界生成コマンドに従 い、前記第1の時間周期の排他的な第2時間周期の間、前記トルク生成コマンド に従い前記第1の制御可能な電源を制御し、その結果、前記第1電源が第1AC 波形を第1周波数で前記主発電機部分電機子巻線に供給するための手段と、 スタートシーケンスの開始時であって、その後に第2周波数より低い第3周波 数に第2AC波形が変化する、前記スタートシーケンスの開始時に、前記第2電 源が、前記第2AC波形を前記第2周波数で前記エキサイタ界磁巻線に供給する ように前記始動モードの間において、前記第2電源を制御するための手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 14.請求項13の制御装置において、前記制御装置は原動機を点火するための 手段を含み、前記電磁気機械は、前記原動機を自立速度に立ち上げるように動作 され、さらに、 前記原動機の点火に先行する第1段階の間に動作でき、前記原動機を第1の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第1手段と、 前記第1段階に続く第2段階の間に動作でき、前記原動機を第2の所定の割合 で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するようにする第 2手段と、 前記第2段階の間に動作でき、燃料を前記原動機に供給して容易に点火させる ための手段と、 前記原動機の前記点火に続く第3段階の間に動作でき、前記原動機を第3の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第3手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 15.始動モードにおいて、電磁気機械を動作させるための制御装置であって、 前記電磁気機械が、ロータに結合された駆動軸と、一組の相出力が生じられ、前 記電磁気機械のステータに配置された一組の永久磁石発電機電機子相巻線を有す る永久磁石発電機と、前記ステータに配置されたエキサイタ界磁巻線、前記ロー タに配置されたエキサイタ電機子巻線を有するエキサイタと、前記ロータに配置 され、前記エキサイタ電機子巻線と前記ステータに配置された主電機子巻線とに 接続される主界磁巻線を有する主発電機部分とを含み、始動モードにおいて、前 記主電機子巻線と前記エキサイタ界磁巻線が第1、第2の制御可能な電源からそ れぞれ電力を受ける、前記電磁気機械の制御装置において、 前記主電機子巻線に基準の固定フレームと相対的に加えられる電力パラメータ の大きさを検出するための手段と、 前記検出手段に応答し、検出されたパラメータの大きさを、基準の回転フレー ムと相対的に磁界とトルク生成成分に変換するコンバータと、 前記コンバータに接続され、前記磁界とトルク生成成分から磁界とトルク生成 コマンドを得るための手段と、 始動モードの間に動作でき、第1の時間周期の間、前記磁界生成コマンドに従 い、前記第1の時間周期の排他的な第2時間周期の間、前記トルク生成コマンド に従い前記第1の制御可能な電源を制御し、その結果、前記第1電源がAC電力 を前記主発電機部分電機子巻線に供給するための手段と、 前記第2の電源が、前記始動モードの間において、AC電力とDC電力を同時 に前記エキサイタ界磁巻線に供給するように、前記始動モードに前記第2電源を 制御するための第2手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 16.請求項15の制御装置において、前記制御装置は原動機を点火するための 手段を含み、前記電磁気機械は、前記原動機を自立速度に立ち上げるように動作 され、さらに、 前記原動機の点火に先行する第1段階の間に動作でき、前記原動機を第1の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第1手段と、 前記第1段階に続く第2段階の間に動作でき、前記原動機を第2の所定の割合 で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するようにする第 2手段と、 前記第2段階の間に動作でき、燃料を前記原動機に供給して容易に点火させる ための手段と、 前記原動機の前記点火に続く第3段階の間に動作でき、前記原動機を第3の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第3手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 17.ロータと、一組の主電機子巻線を有する電磁気機械を制御し、前記電磁気 機械に駆動軸によって結合された原動機を始動させる始動システム制御装置にお いて、 前記電磁気機械の端子電圧を検出し、前記電機子巻線の一つに誘導される帰還 EMF電圧を検出する手段と、 前記検出手段に接続され、ロータ速度の指示とロータ位置の指示を前記帰還E MF電圧に従って発生するための手段と、 前記駆動軸の回転方向を検出するための手段と、 前記ロータ速度と前記ロータ位置に応答し、さらに前記駆動軸の検出された回 転方向に応答し、前記原動機を自立速度に立ち上げるために、ブレーキモード、 プラッギングモード、そして駆動モードを含む複数の動作モードの一つで前記電 磁気機械を動作させるための手段と、 前記原動機の点火に先行する前記駆動モードの第1段階の間に動作でき、前記 原動機を第1の所定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動 力を供給するようにする第1手段と、 前記第1段階に続く前記駆動モードの第2段階の間に動作でき、前記原動機を 第2の所定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給 するようにする第2手段と、 前記駆動モードの前記第2段階の間に動作でき、燃料を前記原動機に供給して 容易に点火させるための手段と、 前記原動機の前記点火に続く前記駆動モードの第3段階の間に動作でき、前記 原動機を第3の所定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動 力を供給するようにする第3手段と、 を備える始動システム制御装置。 18.電磁気機械をモータとして動作させるための制御装置であって、前記電磁 気機械が回転可能なロータと、一組の電機子相巻線であって、それぞれがそれら に結合するリラクタンスを有し前記電磁気機械がモータとして動作されるとき、 帰還EMF信号を出力する電機子相巻線とを含む前記制御装置において、 前記電機子巻線に結合する前記リラクタンスを検出するための第1検出手段と 、 前記電機子巻線によって出力された前記帰還EMFを検出するための第2検出 手段と、 前記第1、第2検出手段に応答し、前記電磁気機械のロータがある速度以下で 回転するときは、前記検出されたリラクタンスに基づいてロータ位置を検出し、 前記電磁気機械のロータが前記ある速度以上で回転するときは、前記検出された 帰還EMF信号に基づいてロータ位置を検出するための第3検出手段と、 前記検出されたロータ位置に依存して前記電機子巻線に加えられる電力を制御 するための制御手段と、 を備える制御装置。 19.請求項18の制御装置において、前記制御装置は原動機を点火するための 手段を含み、前記電磁気機械は、前記原動機を自立速度に立ち上げるように動作 され、さらに、 前記原動機の点火に先行する第1段階の間に動作でき、前記原動機を第1の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第1動機手段と、 前記第1段階に続く第2段階の間に動作でき、前記原動機を第2の所定の割合 で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するようにする第 2動機手段と、 前記第2段階の間に動作でき、燃料を前記原動機に供給して容易に点火させる ための供給手段と、 前記原動機の前記点火に続く第3段階の間に動作でき、前記原動機を第3の所 定の割合で加速するように、前記電磁気機械が前記原動機に動力を供給するよう にする第3動機手段と、 を備える電磁気機械を動作させるための制御装置。 20.請求項18の制御装置において、前記電力は、インバータと、前記インバ ータに接続され、前記始動モードの間に、前記インバータにDCリンク電流を供 給するDCリンクと、前記DCリンクに接続され、前記DCリンクによって前記 インバータに供給される前記DCリンク電流の大きさを制御するためのコントロ ーラとを備える制御装置。
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