JPH08508818A - スラスト式焙焼システム上での固体燃焼法 - Google Patents

スラスト式焙焼システム上での固体燃焼法

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JPH08508818A JP7520300A JP52030095A JPH08508818A JP H08508818 A JPH08508818 A JP H08508818A JP 7520300 A JP7520300 A JP 7520300A JP 52030095 A JP52030095 A JP 52030095A JP H08508818 A JPH08508818 A JP H08508818A
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ケムター,アンドレアス
ニコラウス,トーマス
スティーフェル,ヤコブ
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テヒフォルム、エンジニアリング、アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 この方法は、それぞれ別個に冷却液体によって貫流され半分ずつ別個に可動の複数の焙焼段階から成るスラスト式焙焼装置上で実施される。液冷の故に、それぞれの焙焼段階を別個に可動に構成しまたそれぞれの段階の所望の場所において一次空気を火床に作用させることができる。これは新しい制御可能性を生じる。すなわち、下記の複数の機能が必ずしも相互に依存することなく別個に制御されまた実施される。:焙焼装置の冷却、一次空気の局所的、一時的導入、焙焼装置の局所的、一時的ストーキング、焙焼装置の局所的一時的に搬送運動、並びに焙焼装置の装入するための一時的に装入運動。この際に制御のための基準入力値として、それぞれの焙焼段階の少なくとも冷媒温度(T1,T2)が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 スラスト式焙焼システム上での固体燃焼法 本発明はスラスト式焙焼システム上での固体材料の燃焼法に関するものである 。固体材料の燃焼に際しては、考え得るあらゆる可燃性物質が燃焼対象となり、 例えば褐炭、無煙炭および類似の材料などの化石燃料が燃焼される。しかし本発 明の方法は特に塵介またはゴミを大型施設で焼却する場合に適し、この場合、本 発明の方法によって燃焼が多くの観点から適正化される。この方法の実施のため 、新型のスラスト焙焼システムが必要であり、まずこのシステムについて説明し 、次にこのシステムによって実施されるプロセスを説明する。 焙焼段階が複数の相互に並置されたクロム鋼の焙焼火格子ロッドから成る従来 の焙焼装置と相違し、新型のスラスト式焙焼システムの焙焼段階は、たとえば2 つの相互に溶接された鋼板シェルから成る中空焙焼火格子によって構成される。 それぞれ焙焼火格子が、単数または複数の循環炉を通して適当な媒質によって貫 流され、その結果、温度が均一化される。このような手段により焙焼火格子を冷 却によって比較的低い温度に保持することができ、あるいは必要ならば予熱する ことができる。好ましくは、冷却または予熱のために媒質として水を使用するこ とができる。従来の焙焼装置に対する他の相違点は新型焙焼装置のスラスト運動 の可能性にある。従来技術のスラスト式焙焼装置においては、各2番目の焙焼段 階が可動であって、他の焙焼段階は固定段階として構成されている。しかし、こ れらの可動焙焼段階は相互に連接されており、したがって平行運動しかできない 。すなわち、すべての可動ステージが動かないか、または同時に前進/後退する 。その運動行程はメーカによって異なり、約150mmないし約400mmの範 囲内にある。従来技術のスラスト式焙焼装置のこのような焙焼段階の運動に際し て は、例外なしに必ず焙焼火格子上での燃焼物の搬送運動を伴う。本発明の新型ス ラスト式焙焼装置においても、各2番目の焙焼段階が可動であるが、従来構造と の大きな相違点は各可動段階が行程方向についても、行程長さについても、行程 速度についても、他の可動段階とは独立にそれぞれ可動であることである。従来 のクロム鋼バーから成る焙焼装置との第3の重要な相違点として、本発明による 中空焙焼火格子から成る新型焙焼装置は燃焼用一次空気を供給する多数の導管を 備えることにある。このような新しい焙焼装置構造は燃焼の制御と調整のための 新しい可能性を開くものである。 したがって本発明の目的は燃焼プロセスを多くの観点から最適化することので きる、このようなスラスト式焙焼システム上での固体燃焼法を提供することにあ る。さらに詳しくは、本発明の方法は多数の調整手段および制御手段を含み、こ れらの手段により、燃焼スペースのスペクトルを理想スペクトルに近づけ、運転 中にこの理想スペクトル近くに保持するので、燃焼残さいをさらに完全燃焼させ ることができ、このようにして焼却炉の効率を上昇させ、また焼却炉の腐食を低 下させ、これにより、さらに煙道ガスの含有量、特にCO含有量とNOx含有量 をさらに低下させることができ、したがって後置の煙道ガス処理装置を安価に設 計することができる。 本発明は、複数の、それぞれ別個に流体によって貫流され半分ずつ別個に可動 の焙焼段階から成るスラスト式焙焼システムにおける請求の範囲1に記載の固体 燃焼法によって前記の課題を解決する。 下記において本発明の方法を実施するために必要なスラスト式焙焼装置の説明 に基づいて、本発明の方法を記載し、またその作用を説明する。 図面において、 第1図は水冷式焙焼火格子の形のそれぞれの焙焼段階を示す斜視図であり、 第2図はラビリンスを備えた焙焼火格子の部分破断斜視図であり、 第3図は焙焼落下物ホルダーと焙焼落下物の遠隔排出装置とを備え焙焼火格子 の下方に配置された送風サイフォンの断面図であり、 第4図はそれぞれの焙焼火格子の焙焼段階駆動装置の斜視図であり、 第5図は側面から見られた焙焼段階駆動装置の断面図であり、 第6図は理想的塵介燃焼のエネルギー曲線であり、 第7図は燃焼品質すなわち燃焼ガスGと装置効率EとをO2含有量および廃ガ ス量Gの関数として示すダイヤグラムであり、また、 第8図は本発明による方法を実施するための制御調整システムのブロック線図 である。 第1図には、冷却用または一般に温度均等化用の冷媒循環手段を備えた燃焼・ 焙焼装置の1つの焙焼火格子1の斜視図を示す。この焙焼火格子1の実施態様は 2枚のクロム鋼板シェルから成る。すなわち、焙焼火格子1は上側シェル2と下 側シェル3とから成る。これら両方のシェル2、3は相互に溶接されている。こ の場合、これらのシェルはそれぞれの縁をもって相互に重ね合されるように形成 するのが好ましい。このようにして形成された中空プロフィルの両端面にエンド カバーが密接に溶接されている。図においては後方エンドカバー4のみが図示さ れているが、前方端面5はまだ開いていて、中空プロフィルの内部を見ることが できる。両方の端面の閉鎖後に、焙焼火格子1の内部に、外部から遮断された中 空部分が形成される。焙焼火格子の下側シェル3に2つの接続管6、7が配設さ れ、その一方は焙焼火格子1の循環冷媒の接続用であり他方は排出用である。こ の冷媒は原則的に焙焼火格子1の温度均等化用に使用され、従って原則的に流動 性媒体、すなわちガスまたは液体でなければならない。また例えば、冷却液を焙 焼火格子1の中に貫流させることができる。この場合、冷却液は水または油また は冷却に適したその他の液体とすることができる。逆に、焙焼火格子1の加熱の ために液体またはガスを送ることができる。それぞれの媒質の選択に応じて、そ れぞれの媒質を必要に応じて、すなわち焙焼火格子1の冷却用または加熱用、ま たは一般的に焙焼火格子1の温度均等化のために使用することができる。焙焼火 格子1の上側シェル2と下側シェル3には開口8、9が設けられ、この場合、上 側シェル2の開口8は下側シェル3の開口9よりも小である。上側シェル2と下 側シェル3の相互に対向する開口8、9は、円形、楕円形またはスロット状断面 の管状の要素、例えば円錐形管21によって相互に密接に接続され、これらのそ れぞれの管21が上側シェル2と下側シェル3に密接に溶接されている。焙焼火 格子1を通してのこのような漏斗状の通気開口が下側シェル3からの空気の流通 を生じて焙焼火格子上の燃焼材への空気供給を可能とする。焙焼火格子1の下側 シェル3の通気管のそれぞれの開口に、一次空気用の導管を接続することができ る。図示の焙焼火格子1は、その上側シェル2に広い平坦な面が形成され、この 面上に燃焼材が配置されるような断面を有する。下側シェル3は、適当サイズの 脚10、11が形成されるように切り出されている。この場合、一方の脚10の 備えたグルーブ12に沿ってロッド13が配置され、このロッド13上に焙焼火 格子1が載置されている。他方の脚11は下側が平坦であって、同一構造の隣接 焙焼火格子の上に載置するためのものである。 第2図において、焙焼火格子が部分破断して図示されている。この焙焼火格子 は隔壁50によって2チャンバ51、52に分割されている。この焙焼火格子は 、燃焼・焙焼装置の第1部分の中に配置され、この第1部分の中で一次空気によ って作用されず、その故に第1図の焙焼火格子と相違し、管状要素を備えること なく従って開口を有しない焙焼火格子である。この装置は原則として3ないし5 の区域から成り、これらの区域がそれぞれ若干の焙焼火格子から成り、この場合 まず第2区域から一次空気が導入される。両方のチャンバ51、52の中で、そ らせ板53が備えられ、これらのそらせ板は下方において焙焼火格子と密接に溶 接され、これらのそらせ板の上方においては焙焼火格子の上壁体の内側面まで数 十 分の一mmのエアギャップが形成され、これらのエアギャップを通してそらせ板 53のラビリンス中のガス循環が可能となる。接続管6を通して冷媒が焙焼火格 子チャンバ52の中にポンプ輸送され、冷媒は矢印のようにラビリンスを通して 流れて最後に接続管7を通してチャンバ52から外部に流出する。冷媒はこのよ うな貫流に際して熱交換面を得るので、熱交換が促進される。冷媒として例えば 水を使用することができる。チャンバ51の内部もまったく同形である。しかし もちろんこのようなラビリンスを備えた焙焼火格子は、一次空気の導入のために 管状要素を備えることができる。焙焼火格子の両端部に壁体54が配置されてい る。この壁体54に沿って可動焙焼火格子が前後に運動することができる。図示 の実施例においては、各壁体54は上下に載置された長方形断面管55、56か ら成り、このようにして形成された中仕切壁57の一端が短縮されて、この短縮 部分から上下の長方形断面管55、56の間の連通が生じる。一方の接続管58 から冷媒が壁体54を通してポンプ輸送され、この冷媒は矢印で示すように両方 の長方形断面管55、56を通して流れて、最後に接続管59を通して再び壁体 54から流出する。さらに壁体54と焙焼火格子との間に図示されていない遮蔽 板を配置することができ、この遮蔽板は壁体54を焙焼火格子の側面に対して取 付けて、焙焼火格子と壁体との間の摩擦による摩耗要素として役立つことができ る。 温度均一化用または冷却用の供給流体を1つの共通導管に統一することができ るが、各焙焼火格子からの冷媒の還流はそれぞれ別個に案内され、各焙焼火格子 がそれぞれ1つの隔壁によって2または2以上の別個の冷却チャンバに分割され ていれば、各焙焼火格子について2または2以上の冷媒還流が生じる。これらの 還流については、保持されるべき温度が許すならば、通常の衛生管を使用するこ とができる。 それぞれの冷却キャビティの流量を別個にそれぞれの還流中に配置された流量 測定装置によって測定し、またそれぞれの還流について弁によって制御すること ができる。これにより冷媒は微細に配分される。その弁が完全に閉鎖されていれ ば、流量は完全に遮断され、弁が開かれていれば、媒質の最大流量が得られる。 これらの両極端の間において段階的調整を実施することができる。それぞれの還 流中の弁はサーボモータによって遠隔制御することができる。このようにして各 冷却チャンバにおいて冷媒流量を個別に制御することができる。冷媒流量は特殊 な計量装置によって制御することができる。オプションとして、装置の始動に際 して焙焼装置を所望の駆動温度まで予熱するために、導入される冷媒を加熱装置 の中に通すこともできる。 第3図は、燃焼・焙焼装置の下方に一次空気流の導入のために取り付けること のできる導入サイフォン30を示す。焙焼火格子中の小さい開口を通して当然に ある程度の焙焼落下物が下方に落下するので、この焙焼落下物は細かな砂状スラ グの形で一次空気の導入管の中に落ちる。従ってこのようなサイフォン30を備 え、その中に焙焼落下物を捕捉し、このような一次空気の連続的な導入を保証す る。このようなサイフォンは例えばエーレンマイヤフラスコと同様の形に形成さ れ、このサイフォンの底部はバネで弾発されたトラップ31によって閉鎖されて いる。トラップ31はヒンジ32回りに揺動自在であって、バネ33がその一方 の脚34によってトラップ31を下から弾発し、また他方の脚35によってサイ フォンの側壁を弾発している。トラップ31と連結した作動レバー36がヒンジ 32から突出し、ソレノイド37の作用範囲内にある。この電磁石は、そのコイ ル38に電圧がかけられるとその鉄心39に作動レバー36を引き付け、それに よりトラップ31が開かれ、フラスコの中に集められた焙焼落下物40がフラス コの下方の捕集トラフの中に落ちる。サイフォン30の上部区域において、一次 空気導入管41がサイフォンの内部に開く。この導管は下方にサイフォンの中に 傾斜しているので、いかなる状況においても焙焼落下物が導管の中に落ちること がない。この導管の中には強力な空気流が常に流れるからである。サイフォンの 首42は耐熱性可撓性導管43によって、焙焼火格子1の中を通るそれぞれの円 錐形管の下方開口と接続される。 焙焼火格子全体の中心を走る空気導管の下を長手方向に走る導溝が一次空気の 導入導溝として役立つ。この導溝の側面から枝管が分岐し、これらの枝管が焙焼 火格子の下側面に達して対応の開口に接続し、これらの開口は上方に円錐形に焙 焼火格子を貫通する。このようにして焙焼火格子の下方からの空気流が、焙焼火 格子の上に載置された燃焼材料に対して十分な空気を供給することができる。 一次空気は第3図に図示のようにサイフォンの上方の導入導溝のそれぞれの導 管43を通して、焙焼火格子を通るそれぞれの送気管に吹き込まれる。これらの 導管は場合によっては制御弁、例えば電磁弁を備える。このような構造は焙焼火 格子上の多数の小区域に対する一次空気流を微細に個別に制御することを可能に する。またこれにより、燃焼を完全に微細に制御し、実際に幾何学的な燃焼を実 施することができる。 第4図は、個々の可動焙焼火格子の駆動機構を詳細に図示するものである。可 動焙焼火格子16はそれぞれ側面において2個の球状の鋼ロール23上に載置さ れ、これらのロール23は焙焼火格子の側面壁体に固着される。図示の可動焙焼 火格子16の上に固定火格子14が載置され、この固定火格子の前縁を破線で図 示してある。この固定焙焼火格子14はその後端においてツメ26によって鋼管 22上に保持されている。この鋼管22は焙焼炉の対向壁体の間に固着されてい る。この場合、前記の可動焙焼火格子16は半円筒形凹部68を備え、この凹部 68は焙焼火格子16の半分ぐらいまで延在する。凹部68を通してボルト69 が備えられ、このボルト69は焙焼火格子を貫通するブシュの中に保持すること ができる。このボルト69に対して、油圧シリンダ−ピストン組立体71のピス トンロッド70が固着され、このシリンダ−ピストン組立体がシリンダ72の内 部に固着され、このシリンダ72が凹部68の中に挿通されてその中に固着され る。シリンダ72の後側73はロッドと管状クランプ75によって鋼管22に固 着され、またこの鋼管22はその上方に駆動期間中存在する固定焙焼火格子14 を保持している。シリンダ72は空気導入管76を通して常に駆動空気を供給さ れる。これによりシリンダ72を通してボルト69の方向に空気が常に流れ、こ のようにしてシリンダ72の中に保持されている油圧シリンダ−ピストン組立体 71が純粋空気のマンテルによって包囲され、従って第1に冷却され、第2にそ の前側の開いた末端からダストの進入を予防される。油圧シリンダ−ピストン組 立体71そのものは、ピストン77の両側においてそれぞれ1つの送り導管78 、80および対応する戻し導管79、81によって圧油を供給され、また圧油に よって貫流される。この場合、組立体71の制御はこれらの個々の導管の遮断に よって実施される。このようなシリンダスペース中の恒久的貫流により、追加的 冷却が達成される。焙焼火格子のこの液体冷却の故に、焙焼火格子下方の温度は 約85℃の臨界圧油温度には達しない。配備される組立体71は250バールま での油圧で駆動され、約1リットルの圧油容量を有するにすぎず、5トンまでの 推力を生じるが、これで十分以上である。これは次のような概算を表示すること ができる。通常の焙焼の場合、焙焼火格子ラインあたりまた1日あたり、例えば 約100トンの塵介が焼却される。この場合、パス時間は約20分に達する。こ れは、焙焼火格子ライン全体において約1.4トンの瞬間的デッドウエイトを生 じる。この焙焼火格子ラインは例えば10焙焼火格子すなわち焙焼段階から成る ので、焙焼火格子あたり140kgの非常に小さいデッドウエイトが生じる。こ のような多重負荷の場合、駆動についてはなんの問題もない。この構造の場合、 それぞれの可動焙焼火格子ないしは焙焼段階が完全に個別に制御される。焙焼火 格子をどの方向に移動させるかを決定できるのみならず、どのような速度で移動 させるかを決定することができる。またゼロ速度から最高速度までの間において 無 段遮断弁によって無段制御することができる。 第5図に図示の駆動装置の側面断面図においては、第4図と同一の各要素が図 示されている。この場合、可動焙焼火格子16が隣接の固定焙焼火格子15の上 に載置され、この固定焙焼火格子15がその後端においてクランプ26によって 鋼管22の上に保持されている。設計に応じて焙焼装置は図示のように水平に重 ね合わされて送り方向に上向きに傾斜されまたは下向きに傾斜された複数の焙焼 火格子によって構成することができる。焙焼火格子の行程が選択的にストーキン グ運動となるように行程長さと傾斜とを定める。これは通常の搬送行程の約1/ 4ないし1/3である。搬送行程は、例えば約250mmであり、行程周波数0 .5Hzと2Hzとの間で変動する。この単なる搬送行程において、焙焼火格子 の上に長く載っている燃焼物質がその自重によって下方に移動し、常に再び逆方 向に押されて反転される。このような反転ないしはストーキングは完全燃焼のた めに非常に必要である。このような単なるストーキング運動に際して燃焼物質は 焙焼火格子の前端から、次の焙焼火格子の上に押し出されない。より大きな行程 においてのみ、燃焼物質は所望のように前進される。 本発明の方法の実施のための本質的前提条件を下記に説明する。本発明の方法 を詳細に説明する前に、2つのダイヤグラムに基づいて燃焼の基本的問題点を提 示する。 第6図は、水冷式焙焼装置においてのみ近似されうるような理想的塵介燃焼の エネルギー曲線89を示す。このエネルギー曲線89はこの場合放物線であって 、冷却水の温度×流量の積を示す。燃焼装置98の下方に、各焙焼区域90−9 4と、一次空気の分布88とを示す。焙焼の初期に、装入部97の直後に、乾燥 区域90が存在する。この場合、焙焼火格子上の燃焼物質がまず乾燥される。こ れは、一次空気の導入なしでも生じる可能性がある。しかし通常の水冷式でない 焙焼装置の場合には、この焙焼装置を冷却するために空気が必要であるので空気 導 入を無くすことはできない。当然にこの冷却空気として装入された空気が炎をあ ふり立て、またこの冷却空気が当然に一次空気としても作用する。このような通 常の焙焼装置においては必ずし焙焼開始時に、また早めに空気を供給しなければ ならない。また他の焙焼区域においては、空気はしばしば適当に配分されないの で、間違った場所に間違った量が供給される。これに反して水冷式焙焼装置にお いては、一次空気の導入と焙焼装置の冷却機能とが基本的に相互に分離されてい る。この故に、焙焼装置98の乾燥区域においては空気導入なしで作動させるこ とができる。冷却は焙焼装置98の中を貫流する水のみによって生じる。第2区 域91においては燃焼物質の添加が生じる。ここで始めて一次空気が配分される 。次に主燃焼区域が続く。この主燃焼区域は2つの区画92と93に分割されて いる。次に焼成区域93があり、これは焙焼装置98の末端まで延在する。グラ フに示すように、導入される空気量は燃焼装置の長さの前半において実際上常に 増大し第2焼成区域93において最大限に達し次に急激に減少する。焼成区域に おいては、必要な場合にのみ、すなわちこの区域にまだ燃焼物質が存在する場合 にのみ、空気が導入される。炎の上方に側面から、煙道ガスの完全燃焼のために 二次空気が導入される。次に煙道ガスは焼却炉96とそれに後続する処理装置の 中に入る。 従来の焙焼装置の欠点は下記の種々のアスペクトにおいて見られる。 1.燃焼物質装入が連続的に生じない。焙焼火格子の上に個別に落下する燃焼 物質は不規則な高い火床を生じる。さらに、装入のたびに多量のアッシュおよび ダストが発生する。これが炎を乱し、焼却炉の壁体に付着する。 2.非水冷式焙焼装置の冷却が導入される一次空気によって代行されるので、 冷却機能と一次空気の導入機能とが分離されない。一次空気の配分が冷却の必要 から制限され、従って一般に高い酸素過剰状態で作動する。酸素過剰は不必要に 高いNOX含有量を生じ、また過剰な空気が焙焼火格子を貫流するので、この空 気が焙焼火格子の上方に乱流とダストを発生し、すべての望ましくない結果を伴 う。燃焼が最適条件になく、焼却炉の壁体が汚染される。 3.通常の焙焼火格子においてはストーキング作用と前進作用とが分離できな いので、火床が不均等になり、従って幾何学的な炎が正確に得られない。従って 当然に、いつも燃焼物質によって覆われていない区域と、燃焼物質が高く堆積さ れた区域とが生じる。 4.通常の非水冷式焙焼火格子においては制御パラメータの数が非常に限られ ているので、燃焼は特定の枠内においてのみ制御される。 第7図は燃焼品質、すなわち煙道ガスG中のO2含有量の関数としての煙道ガ スGと装置効率Eの分布を示すグラフである。CO値は燃焼品質の上位質量とみ なされる。このグラフから明かなように、CO限界値(COmax)が煙道ガス中 のO2含有量の比較的大きな帯域の上方に保持されている。O2含有量の減少と共 に、NOX含有量が減少し、また燃焼装置の効率Eが増大すると同時にガス容積 −流量Vが減少する。しかしO2含有量が一定質量以上に減少すると、CO値が 突然増大する。従って燃焼制御の目標は、NOX含有量が最小限になると同時に CO限界値がまだ保持されるようにO2値を低く保持するにある。このような理 想的な作動点がグラフ中に表示されている。この作動点は目標の煙道ガス値を達 成すると共に、高い装置効率を達成する。現在の一般の値に比べて低いO2含有 量の故に、燃焼物質を通して送風される空気量が少なくなる。これにより、ダス ト排出量も減少する。またダスト部分の速度が遅くなる。これは燃焼炉の侵食を 低減させる。すなわち急速な多量のダスト部分はサンドブラストと同様に燃焼炉 の壁体に影響するからである。本発明の方法の上位目的は、できるだけ化学量論 的燃焼を実現するにある。そのためには、煙道ガス中のO2含有量が約4体積% の値まで低減されなければならないが、それにも関わらず現在では約10体積% のO2含有量の装置で作動しなければならない。 この目標を達成する方法を次に説明する。この方法の特徴は、循環冷却エネル ギーに関する実際燃焼データを採取し、これらのデータを燃焼制御と調整のため に使用するにある。データ状態に対応して、調整および制御のプリセット値に正 確に従って焙焼火格子を個別にまたは非個別的にストーキングしまた/あるいは 前進させまた/あるいは焙焼火格子に新しい燃焼物質を装入する。ストーキング はそれぞれのまたは複数の焙焼火格子に局限することができ、またストーキング 行程および行程速度は可変であり、行程周波数ももちろん可変である。またこの 焙焼火格子構造は調整および制御によって、必要と目標に応じて一次空気を焙焼 火格子上の段階上のそれぞれ場所に必要量だけ一時的に導入することができる。 このような必要に応じた空気導入により、燃焼物質に一次空気を適当な供給する ことができるので、その熱量が可能な限り消費され燃焼が完全になる。また焙焼 火格子上の燃焼スペース中の温度スペクトルが多数の温度測定センサによって全 体的に把握される。これらのセンサは例えば焙焼火格子の表面上に設定すること ができる。しかしまた温度スペクトルは高温計によって把握することができる。 それぞれの空気導入管について目標通りに一次空気を配分することにより、燃焼 スペース中の実際の温度スペクトルを最適スペクトルに近づけることができる。 各導管に対する一次空気の導入量の制御のため、例えば導管中に電磁弁を設置す ることができ、これらの電磁弁を中央マイクロプロセッサから制御し、このマイ クロプロセッサの中に最適の燃焼スペーススペクトルを記憶させることができる 。調整パラメータとしては、前述のように貫流から排出される冷却エネルギーと 還流中の温度とが使用される。実際のスペクトルの恒常的測定と理想スペクトル との比較により、調整回路を形成することができ、この回路によってそれぞれの 電磁弁を個別に微細に多少とも開き、それぞれの導管の中に一次空気を流入させ ることができる。一次空気は単数または複数の効率のよい圧縮器または送風器に よって実施することができる。このようにして微細な非常に複雑な調整作業が実 施 され、この調整作業によりすべての冷媒貫流、焙焼火格子の運動および装入のた めのすべての駆動要素、およびすべての一次空気導入量を個別制御して燃焼を最 適状態に保持することができる。このようにして燃焼物質のエネルギー量が一層 よく使用され、スラグ落下量がさらに低減され、特に望ましくない煙道ガス成分 を減少させる基礎が構築される。 温度均一化のために装入される媒質は導入される空気と熱交換させることがで きる。そのために、向流原理で作動する市販の熱交換器を使用することができる 。このような熱交換器により一次空気を予熱することができ、これは特定燃焼物 質の最適燃焼には必要である。有機塵介成分の場合、例えば腐りかけたまたは腐 った野菜または果実の場合、一次空気の加熱は燃焼を促進するので非常に好まし い。また他方、焙焼装置ができるだけ迅速に最適作動温度に達するように、燃焼 プロセスの初期において焙焼装置を加熱することができる。この場合、加熱媒質 が進行中の燃焼の排ガスから熱をとって、これを焙焼火格子の中に入れることが できる。 一次空気の導入に関して、スラスト式燃焼装置の冷却がもっぱら冷却液によっ て実施され、導入される一次空気がその冷却作用の一部までも燃焼作用に使用さ れることが特に重要である。このような機能分離の故に、他の実施態様において 一次空気に対して適当な燃焼促進物質を含有させ、または一次空気がもっぱらこ のような物質で構成されることができる。このような燃焼空気は理論的には純粋 酸素に限定され、この純粋酸素を一次空気導入管41を通して燃焼物質に供給す ることができる。これにより、焙焼装置の空気流量は従来の空気混合物の1/5 に低減されることは明かである。すなわち、もはや焙焼装置と燃焼物質とを通し て局所的には制御できないような高速で多量の空気混合物が流れるのでなく、局 所的に適当量の酸素が非常に穏やかに、すなわち低流速をもって燃焼物質に加え られる。これにより、不必要な煙道ガス量が発生されず、煙道ガス速度が著しく 低減され、浮遊アッシュの落下も低減される。また小量の浮遊アッシュが焼却炉 の中で渦巻くこともない。これらすべての故に、焼却炉とこれに接続された装置 要素を非常に小型に従って安価に設計することができる。純粋酸素を導入する場 合には、煙道ガス処理中の窒素洗浄は問題にならない。実際上、劇的な還元作用 の減少を伴う。基本的に、もっぱら燃焼空気として作用する一次空気に対して例 えば酸素を小量添加することができる。一次空気の酸素含有量が高いほど、所望 の燃焼作用を達成するための必要空気流量が低下する。従来の装置において例え ば時間あたり50、000m3の空気流量を有するとすれば、この空気の中に含 有される約10,000m3の酸素のうち、約5,000m3の酸素が燃焼に使用 され約5,000m3の酸素が燃焼予備として使用される。任意の燃焼において 空気流量を半分に減少させようとすれば、下記の概略計算が成される。すなわち 、25,000m3の周囲空気の中に約5,000m3の酸素が含有される。その うち、この場合にも約2,500m3が燃焼用であり、約2,500m3が燃焼予 備である。約5,000m3の酸素ガスをさらに添加すれば、所望の燃焼のため の必要値と必要な燃焼予備量とが得られる。毎時5,000m3の酸素は約6, 000リットルの液体酸素に相当する。これは6,840kgの液体酸素に相当 する。そこで、コスト/ユーティリティ比を計算しなければならない。最適値は 装置の特殊クリテリアに従ってゼロ添加と100%添加との間のどこかにあるは ずである。しかし、それぞれの場合において、このような特徴線上の対応の最適 添加によって大きな利点が得られる。すなわち、煙道ガス量が大幅に低減され、 煙道ガス速度が明白に低下し、浮遊ガスが大幅に減少し、その結果、焼却炉全体 、特に窒素ガス洗浄装置および煙道ガス精製装置の設計が大幅に縮小される。こ のようなサイズの縮小は償却コストの減少、従って運転コストの減少を伴う。こ のようなコスト削減は燃焼促進物質の添加コストを伴うが、大きな節約が得られ ることを特記しなければならない。 無段変速式可動焙焼火格子によって均等高さの火床を達成し保持することがで きる。また温度に伴って焙焼火格子の運動を調整することができる。焙焼火格子 またはその1区域の温度が上昇するやいなや、これはその火床が低すぎるかまた はその区域に燃焼物質がまったく存在しないことを示す。これに対応して自動的 にストーキングを導入して火床をただちにならすことができる。このような制御 手段は好ましくはマイクロプロセッサによって実現され、この場合、被調整値と しては特に冷媒還流の温度が計算される。この温度は、その焙焼火格子区域にお ける燃焼の変化を迅速に表示する。 第8図は本発明による方法の調整/制御機構の基本的ブロックダイヤグラムを 示すものである。この調整・制御機構はそれぞれ縦欄に示した部分システムから 成る。すなわち、最左側にセンサシステムが示され、検出されたデータ全部が対 応するセンサに対して作表される。次の縦欄は設定値を示す。次に燃焼装置全体 のそれぞれの成分に対する調整/制御部が表示される。その右側欄は上位ロジッ クを示し、最右側欄は個々のアクチュエータのリストを示す。 各欄について上から下にそれぞれのシステム成分を説明する。センサ欄におい ては、まず水蒸気量計測センサQD、次にそれぞれの測定点iにおける冷却水温 度T1・・・Tnのセンサがある。次に、それぞれの還流i中の流量Q1・・・Qm が測定される。例えば高温計によって、燃焼スペース中の温度TFが測定される 。オプションとして、それぞれの箇所iの火床の高さH1・・・Hkが測定される 。この場合、例えば焙焼火格子面に対して上からの超音波計測を実施することが できる。O2は煙道ガス中の酸素含有量であって、これは特殊センサによって測 定され、またはO2の代わりに煙道ガス中の二酸化炭素CO2の逆数が測定される 。最後に一酸化炭素COの含有量が測定される。この含有量は使用されるそれぞ れの燃焼装置について極大値として規定されている。このようにして測定された すべての値が第2欄に表示された設定値と比較される。これは例えば装 置の設計からそれ自体計算される目標水蒸気量であるが、実際上この設定値は実 験的に各燃焼物質についての極大値としての理論最適プリセット値SDR(=水 蒸気設定値)として与えられる。次にそれぞれの還流iの冷却水温度T1・・・ Tn、それぞれの還流iの最適流量Q1・・・Qm、およびそれぞれの焙焼火格子 上の箇所iの火床高さH1・・・Hkの最適値が与えられ。これらの値から特定の プロファイル設定値SPR(=プロフィル設定値)を生じる。第3欄においては 、それぞれの調整・制御装置が示される。これらの装置は測定データを設定値と 結合し、上位ロジックに計算のために転送する。この第3欄の上から水蒸気調整 装置DRがある。この調整装置は検出された有効水蒸気量を設定水蒸気量と比較 する。温度Ti、流量Qi、および場合によっては燃焼スペース温度TFと火床高 さHiがプロファイル調整装置PRの中に入る。O2ないしCO2の測定値はスト ーキング制御装置SS、前進制御装置FS並びに装入制御装置BRのパラメータ として役立つ。燃焼スペース温度TFおよび煙道ガス中のO2、CO2測定値並び に煙道ガス中のCO値がO2/CO2比率極小化コンピュータSBRの中に入る。 その計算値が装入調整装置に作用する。これら前記の各調整装置の出力値が第4 欄に記載の制御装置の中で相互に接続され処理される。このブロックダイヤグラ ムの第4欄の中に次に配置される上位ロジックが記載されている。第4欄の上か ら空気分配器LV含有配置され、この空気分配器は水蒸気調整装置DLおよびプ ロフィル調整装置PRの出力から供給される。その下に冷却水エネルギー分配装 置WVが配置され、この分配装置はそのデータをプロフィル調整装置PRから得 る。次に装入運動、前進運動およびストーキング運動を統合するための統合コン ピュータBFSKがある。これらそれぞれの装置がそれぞれの接続プログラムに 従ってアクチュエータを制御する。すなわち空気分配装置LVは、空気システム LSに対して、また/あるいは必要に応じて空気加熱システムLHSに対して、 また一次空気が予熱される場合または燃焼物の乾燥のために予熱さ れた空気を導入しなければならない場合に決定的に作用する。 冷却水の管理は冷却水分配装置WVによって実施され、この装置においては冷 却水システムの各還流のパルス制御指向弁WDSが制御され、計量装置WHSに よって供給冷却水が計量導入され、また最後に冷却水加熱システムWHSがその 加熱温度に従って作動するように調整される。 統合コンピュータBFSKは焙焼装置の運動および焙焼装置の装入のための駆 動要素を命令する。これらの駆動要素は、可動焙焼火格子のそれぞれのシリンダ /ピストン組立体の行程を特定する前進駆動装置FRHと、これらの組立体の行 程速度を特定する前進駆動装置FRGとを含む。同様に装入装置の行程の前進駆 動装置FBHと行程速度の前進駆動装置FBGとを介して装入が調整される。装 入は連続的に生じる。これは装入部において固体燃焼物がまず相異なる高さに装 入され、油圧バリヤグリッドによって複数部分に分割され、装入装置の上にそれ ぞれ一部分ずつ載置されるように引き留められる。燃焼スペースに臨むロックウ インドがこの固体燃焼最部分によって常に密封され、このウインドを通して焙焼 火格子の上への連続的前進が可能となる。この連続的前進に際して、装入装置の キャリア面が複数の長手方向グルーブから成り、側面から見ると長斜方形に見え る長手方向の交互のゆっくりした行程によってその上の固体燃焼物質を均等にウ インドを通して焙焼火格子の上に前進させる。 前記のような分配システムによって下記のような種々の調整制御機能が実施さ れる。 1.空気分配装置による水蒸気調整。 2.O2またはその逆数としてのCO2の調整、並びに 2.1.装入制御および/または 2.2.前進制御および/または 2.3.ストーキング制御。 3.CO/O2比の極小化によるガス完全燃焼制御。 4.燃焼位置の制御、並びに 4.1.一次空気分配制御および/または 4.2.冷却水エネルギー−再分配の制御。 5.塵介床プロフィル制御 次にそれぞれの制御システムについて順次に説明する。 1.空気分配による水蒸気制御 水蒸気制御は、水蒸気量のセンサQDと、設定値トランスミッタSDRと、水 蒸気制御装置DRと、空気分配装置LVとを介して空気システムLSによって実 施される。調整装置にとって被制御システムは焙焼装置全体であり、被調整値は 水蒸気出力またはこの効率に結びついた値である。基準入力値も水蒸気出力また はこれと結びついた値である。被調整量としては一定分配における一次空気量が 使用され、また作動機構としては一次空気システムのそれぞれのアクチュエータ が作用し、これらのアクチュエータは焙焼火格子の下のそれぞれの一次空気導入 区域への導入を決定する。一般的にいって、測定された水蒸気出力が設定値と比 べて小さければ、それだけ一次空気を多量に導入しなければならない。 2.O2またはその逆数CO2の調整 他の本質的調整システムはO2/CO2調整を含む。これら両方の値は相互に逆 数である。多くの場合、煙道ガス中のO2部分が測定される。O2/CO2調整は 、O2値および/またはCO2値のセンサ、設定値トランスミッタSBR、装入調 整装置BR、および前進制御装置FS、ストーキング調整装置SSを介して、ま た焙焼火格子前進装置FRH、FRGおよび装入装置FBH、FBGに対する統 合装置BFSKを介して実施される。 2.1.装入制御 装入調整装置BRの被制御システムは装入装置および/または分割装置である 。被調整値および基準入力値はO2および/またはCO2含有量であり、その被調 整量は連続装入のための個々の可動供給要素のスラスト長さおよびスラスト速度 である。この場合、作動機構はこれらの行程の駆動システムを含む。 2.2.前進制御 前進制御においては、被制御システムは可動焙焼火格子全体を含む。被調整値 および基準入力値としてO2および/またはCO2含有量が使用され、被制御量は それぞれの可動焙焼火格子のスラスト長さおよびスラスト速度である。 2.3.ストーキング制御 ストーキング制御の場合、被制御システムは再び可動焙焼火格子全体を含む。 被制御量および基準入力値として再びO2および/またはCO2含有量が使用され 、またそのための被調整量は再び、そのために節減された個々の可動焙焼火格子 のスラスト長さまたはスラスト速度である。例えば煙道ガス中のCO2含有量が 減少し始めまたはその逆数のO2含有量が増大し始めると、ストーキングが介入 する。このようなストーキングが役立たなければ、このシステムの焙焼火格子の その箇所に燃焼物が存在しないことを示す。従って燃焼物をそこに搬送しなけれ ばならない。 統合装置BFSKの機能は、ストーキング装置SS、前進制御装置FSおよび /または装入調整装置BRを介して実施される運動をそれぞれ別個におよび/ま たは重ね合せて、同時にまたは順次にアクチュエータの作動要素に接続するにあ る。 3.CO/O2極小化によるガス完全燃焼調整 それぞれの塵介燃焼装置の非常に重要な値はガス完全燃焼である。これは本発 明によれば非常に微細に調整され、しかも装入調整装置BRの設定値トランスミ ッターとしてのCO/O2極少化コンピュータSBRを通る装入調整ネットを介 して実施される。多くの塵介燃焼装置は煙道ガス中の約10体積%の酸素をもっ て運転される。通常のシステムにおいて煙道ガスの完全燃焼を保証するために、 このような過剰空気が必要である。この場合、このような駆動方式ではNOX値 が高くなることは避けがたい。COとNOXとの比率は逆比例であって、一定の 狭いO2帯域においてのみ最適となる。CO/O2極少化コンピュータは、ほとん ど完全なガス燃焼の保証されるように、できるだけ低いO2含有量を自動的に追 跡する。従来、NOX値を低下させる方法は存在したが、ただ従来の調整方法と 空気分配法では、低いO2含有量においてなお許容CO値を保持することができ なかった。しかし本発明の方法は、煙道ガス中のO2含有量が低くても微細な調 整作業により燃焼を最適作動点に近づかせることが可能である。この作動点は、 低いO2値と同時にNOX含有量の明白な減少とを特徴とし、しかも明白なCO値 の減少において許容CO値を確実に保持することができる。この作動点を達成す るため、最小限O2含有量において生ガスのCO実値が法定CO設定値以下であ る限り、設定値トランスミッターが装入調整装置に対するO2設定値を減少させ る。同時に温度センサTFによって追跡される燃焼温度が最大値において、それ 以上のO2含有量の減少を制限する。この場合、ガス完全燃焼調整のために調整 システム、すなわち装入装置と部分化装置とが使用され、被調整値はO2および /またはCO2含有量である。基準入力値としては、COとO2との比率が使用さ れる。被調整量としては、アクチュエータ、すなわち装入装置および/また は可動焙焼火格子のスラスト速度および/または行程長さが使用される。 4.燃焼位置の制御 燃焼位置の制御は、従来装置の作業と比較して追加的変数である。燃焼位置の 制御は、焙焼装置の冷却水温度センサT1・・・Tnと、焙焼装置の冷却水流量ト ランスミッターQ1・・・Qmと、燃焼スペース温度センサTRと、冷却水エネル ギー分配装置WVと、一方において冷却水切り替え弁システムWWS、冷却水計 量システムWDS、冷却水加熱装置と、また/あるいは他方において空気分配装 置LV、空気システムLSおよび空気加熱装置LHSとを介して、一次空気分配 制御および/または冷却水エネルギー再分配制御として実施される。 4.1.一次空気分配制御 一次空気分配制御のためには、被制御システムは複数の一次空気区域であり、 これらの一次空気区域は、複数の導管によって焙焼火格子上の局所領域に再分割 することができる。被制御量は一次空気分配である。すなわち、いつ、どこに、 どれだけの空気が達するかである。基準入力値は冷却水の理想温度プロフィルに よって与えられる。被調整量としては、それぞれの一次空気区域またはそれぞれ 空気導管に対する空気量が使用される。使用されるアクチュエータは、送風機ま たは圧縮器から成る一次空気導入装置および/または空気加熱装置である。例え ば焙焼装置の主燃焼区域に対して完全燃焼区域中の冷却水温度が低下しなければ 、そこになお一次空気が導入され、さもなければ導入が中止される。 4.2.冷却水エネルギー再分配の制御 冷却水エネルギー再分配の制御は被制御システムとして焙焼装置冷却システム を有し、被調整量して冷却水エネルギー分配を有する。基準入力値としては最適 冷却水エネルギープロフィルが使用される。その場合の被調整量は冷却水走路お よび/または冷却水量および/または冷却水エネルギーである。操作されるアク チュエータとしては、冷却水切り替えシステムおよび/または冷却水計量システ ムおよび/または冷却水加熱システムの駆動装置が使用される。 5.塵介床プロフィル制御 前記の方法は、塵介床または燃焼床のプロファイルを制御する可能性を与える 。これは、焙焼装置の冷却水温度センサT1・・・Tn、燃焼スペース温度センサ TF、塵介床または燃焼床の高さセンサH1・・・Hk、プロフィルコンピュータ PR、および統合コンピュータBFSK、焙焼火格子前進装置FRHおよびFR G並びに装入駆動装置FBH,FBGとを介して実施される。この場合、被調整 システムは焙焼火格子前進システムおよび装入システムである。被制御量は塵介 床プロフィルである。基準入力値は、冷却水温度プロフィルおよび/または直接 に測定された塵介床プロフィルによって与えられる。被調整量としては、アクチ ュエータによって成される装入および可動焙焼火格子のスラスト長さまたはスラ スト速度が使用される。 最小限の場合、冷却媒体の還流温度に基づく制御のみが実施され、この還流温 度が焙焼火格子の運動の被調整量として計算される。局所的な温度低下に際して 、まずその焙焼火格子のストーキングを実施し、温度が再び上昇しなければ、ス ラスト行程を増大することによってこの箇所に燃焼物を添加する。他のオプショ ンとして、設定温度に達するまでこの箇所に一次空気を追加することができる。 制御ネットワークがパラメータ数の増大と共に著しく複雑になることは明かで ある。しかし目標は常に、最も化学量論的燃焼を達成するにある。前記の方法に よれば実際運転における実験値がただちに集計されることが大きな意味を持つ。 これらの実験値により短時間で煙道ガスの容積を急激に減少させることができ、 従って後続の煙道ガス処理装置を小型に安価に製造することができる。さらに本 発明による最適燃焼によって焼却炉の効率が上昇し、完全燃焼の故に焼却炉の腐 食が低減され、また煙道ガスの価格が低価格に振れる。煙道ガスのろ過から生じ るアッシュの廃棄処分がますますコスト高になっている。この故にろ過アッシュ の発生量の低下が重要であるが、これは本発明による燃焼の改善によって達成さ れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,M X,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ, VN (72)発明者 スティーフェル,ヤコブ スイス国ホルケットスビル、リンデンホ フ、4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 次の複数の機能(a)−(e)、すなわち、 (a)焙焼装置を冷却し、 (b)一次空気を局所的に一時的に導入し、この場合にこの一次空気に対して 場合によっては適当な燃焼促進物質を配合しまたは一次空気そのものがもっぱら このような物質から成り、 (c)焙焼装置を局所的に一時的にストーキングし、 (d)焙焼装置を局所的に一時的に搬送運動させ、 (e)焙焼装置に装入するために一時的に装入運動をさせる、 ことが必ずしも相互に依存することなく別個に制御されかつ実施され、この際に それぞれの焙焼段階の少なくとも冷媒温度が基準入力値として制御のために使用 されることを特徴とする、それぞれ別個に流体によって貫流され半分ずつ別個に 可動の複数の焙焼段階から成るスラスト式焙焼システムにおける固体燃焼法。 2. それぞれの焙焼段階の冷媒温度は、一方において、焙焼システムのそれ ぞれの可動焙焼段階の相互に時間的に場所的に独立したストーキング運動および 搬送運動と、焙焼システムの装入運動との制御のための基準入力値として役立ち 、また他方において、時間的にまた場所的に各焙焼段階に対して別々に計量され 導入される一次空気の基準入力値として役立つことを特徴とする請求項1に記載 の方法。 3. 前記ストーキング運動、搬送運動および装入運動の変動によって冷却水 の分配を理論理想値に近似させ、そこでこの冷却水分配をできるだけ忠実に保持 しながら、CO値が上昇し始めるまで、法定のCO限界値を保持しNOx値を下 降させながら一次空気導入量を減少させ、このようにしてCO限界値以下の作動 点を特定し、その後あらゆる可能なパラメータを変動させて前記の作動点を保持 することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 4. いずれかの焙焼段階の冷却運動が低下する際に直ちにこの焙焼段階にお いてストーキング運動を開始し、その後冷却温度が上昇しなければ局所的一次空 気導入量を短時間増大させ、またその後冷媒温度がさらに上昇しなければ、その 焙焼段階の上に燃焼物を前進させるために搬送運動を実施し、また冷却水温度の 設定値に達すれば搬送運動を停止し、一次空気導入量を初値に戻すことを特徴と する請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。 5. a)貫流冷媒温度のデータを検知してこれらのデータを燃焼の制御およ び調整に使用する段階と、 b)必要に応じて、焙焼装置上の燃焼物のストーキングおよび搬送とは時間的 に別個に、制御および調整のプリセット値に従って焙焼装置の材料装入を実施す る段階と、 c)必要に応じて、制御および調整のプリセットに従って、時間的にまた場所 的に独立して、焙焼装置上の燃焼物のストーキング運動および前進運動を実施す る段階と、 d)必要に応じて、各焙焼段階上の相異なる場所に一次空気をそれぞれの配分 量ずつ適当時間に導入する段階と、 e)必要に応じて焙焼装置のそれぞれの焙焼火格子をその中を貫流する媒質に よって温度均等化する段階とを含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれ かに記載の方法。 6. a)温度センサ(T1・・・Tn)、流量計(Q1・・・Qm)および局所 塵介床の高さを測定する測定装置(H1・・・Hk)、並びに燃焼スペース温度( TF)によって燃焼データを検知し、次にこれらのデータを温度/エネルギー/ 塵介床プロファイルコンピュータ(PR)の中で、計算処理する段階と、 b)統合コンピュータ(BFSK)から材料装入装置の行程および行程速度を 変動させることによって装入を制御し、この統合コンピュータはそのデータをプ ロファイルコンピュータ(PR)および装入調整装置(BR)からデータを取得 し、前記の装入調整装置(BR)は煙道ガス中のO2/CO比を考慮する段階と 、 c)焙焼装置の燃焼物の時間的および場所的に切り放されたストーキング運動 および/または前進運動が、統合コンピュータ(BFSK)によって、焙焼火格 子駆動装置の行程および行程速度の変動により制御され、前記の統合計算器はそ のデータをプロファイルコンピュータ(PR)並びにストーキングコンピュータ (SS)および前進制御装置(FS)から取得し、前記の前進制御装置(FS) は煙道ガス中のO2/CO比を考慮する段階と、 d)焙焼火格子の多数の区域に対する適当な一次空気の導入がそれぞれ別個の 空気導入管によって実施され、この際にそれぞれの空気導入量が空気分配装置( LV)によって制御され、この空気分配装置は水蒸気調整装置(DR)のデータ を考慮し、この水蒸気調整装置は水蒸気の設定値と実際に発生した水蒸気量とを 比較する段階と、 e)冷却水分配装置(WV)がそれぞれの焙焼火格子の流体回路の切替弁(W WS)を制御することによってそれぞれの焙焼火格子が均等加熱されるで、新規 に導入される冷却流体が計量されまたは必要に応じて冷却流体を加熱し、この際 に温度/エネルギー/塵介プロファイルコンピュータ(PR)を通して被調整量 がプリセットされる段階と を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。 7. ストーキング運動、搬送運動および装入運動のために、それぞれの行程 および行程速度と行程周波数とが相互に独立にまた時間的に場所的に切り離され て変動されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の方法。 8. 焙焼火格子の乾燥区域では一次空気の導入なしで乾燥が実施され、従っ て焙焼装置の冷却はもっぱらその中を貫流する媒体によって実施されることを特 徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。 9. 焙焼火格子の焼成区域の中において、一般に一次空気なしで焼成が実施 され、また焙焼火格子の焼成区域からの冷却水温度が主燃焼区域からの冷却水温 度よりも著しく低下していない場合にのみ、この焼成区域に対して一次空気が導 入され、この際に、焼成区域からの冷却水温度が低下するやいなや再び一次空気 の導入を停止することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の方法。 10. 一次空気に純粋酸素を混入し、または一次空気がもっぱら純粋酸素か ら成ることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の方法。
JP7520300A 1994-02-07 1995-02-06 スラスト式焙焼システム上での固体燃焼法 Pending JPH08508818A (ja)

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