JPH08508383A - 汎用移動通信システム - Google Patents

汎用移動通信システム

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Abstract

(57)【要約】 コードレス通信システムたとえばDECTコードレス通信システムを、コードレス通信における伝送到達距離を大きくすることに関して拡張するために、コードレス通信システム(PIZSL−TKS)に中継ステーション(RS)が設けられており、これは少なくとも1つのコードレス移動ステーション(PIZ−MS)に配属されている。この中継ステーション(RS)は、コードレス通信においてはコードレスベースステーション(PIZ−BS)の代わりとなり、拡張されたコードレス通信においてはコードレス移動ステーション(MIZ−MS,MAZ−MS,HYZ−MS)として構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 汎用移動通信システム 本発明は、請求項1の上位概念に記載の汎用移動通信システムに関する。 最近の移動通信、たとえば音声、データ、テキスト、グラフィック、静止画像 および動画像を伝送する移動通信は、固定形の通信(たとえばISDN通信シス テム;Integrated Services Digital Network)と同様に、プライベート領域と 公衆領域とに分けられる。さらに移動通信(第1世代および第2世代)の場合、 セルラ通信とコードレス通信とで区別している。その際、コードレス通信はこれ まで主として、ホームユースおよびオフィスユース用のコードレス通信システム をよりどころにしてきたのに対し、セルラ通信は主として移動無線通信システム の使用により普及してきた。 前述の移動通信システムについては、殊に第2世代のこの種のシステムについ ては、伝送すべき信号のアクセスおよび多重化のために、主としてTDMA(Ti me Division Multiple Access)方式が用いられる。しかし将来の移動通信シス テム(たとえば第3世代)のためには、CDMA伝送方式(Code Division Mult iple Access)も、特にセル形指向の伝送方式(AT M方式;Asynchronus Transfer Mode)の使用が望まれるため、重要性を増すこ とになる。これは以下の理由による。すなわち、増加するいっぽうの通信および 情報サービスの供給量のために、またこれと同時に、伝送すべきビットレートの 品質および量に対する要求が高まっていることで、アクセスおよび多重化方式の ほかにも、フレキシブルな空間インタフェースのための最適化された信号コーデ ィング、チャネルコーディングが重要な役割を果たすことになるからである。 この場合、TDMA伝送方式もCDMA伝送方式も、結局は移動通信における 種々異なるシステム規格のための基礎を成すものである。TDMA方式に関して 、現在、市場に導入されているコードレス通信システムは、殊に全ヨーロッパ的 なディジタルのDECT規格(Digital European Cordless Telecommunication )と、デイジタルのCT2規格(Cordless Telephone 2)にしたがって構成され ており、他方、移動無線通 iale Mobile;Global System for Mobile Communications)にしたがって構成さ れている。 作用連環図を表す第1図における移動通信の今後の発展形態(Telecom Report 15;1992;第2刊、第57〜59頁)によれば、すでに言及した第3世代の移 動通信システムへと導かれることになり、ここではセルラ通信とコードレス通信 との間でこれまでなされて いた分離が撤廃されている。この第3世代の移動通信は、(時間に関しても位置 に関しても)汎用の移動性があるという点で際立っており、この場合、いつでも どこでもすべての通信加入者と連絡をとることができる。この汎用の移動性にお いて、空間接続を介した機器に関連する移動性と、空間およびケーブル接続を介 した個人に関連する移動性とが区別される。汎用の移動通信における両方の観点 を取り込むことで、汎用の個人的通信(UPT=Universal Personal Telecommunic aition)と共働して、汎用の移動通信システムによる”先進の移動性(Advanced Mobility)”が得られる。その際、汎用の移動通信システム(UMTS)は、 フレキシブルな空間インタフェースもインテリジェントなネットワーク基盤も必 要とする。この種のシステム構造によって、移動通信加入者が種々異なる速度お よびトラフィック密度で互いに交信できるようになるとともに、多数の通信サー ビスおよびメッセージサービス(情報サービス)を高い品質および能力で提供で きるようになる。 第2図には、文献Telecom Report 15;1992;第2巻、第60〜63頁に基づ き、シナリオ”汎用移動通信−先進的な移動性”がセル半径との関連で種々の適 用事例を用いて示されている。これによれば汎用の移動通信システム(UMTS )の構造は、適用領域(オフィス、家庭、市街および郊外)ごとにそれぞれ異な る通信セルに分けられている。この場合、これらのセルは、2次元(郊外、市街 )または3次元(建物)で互いに結合することができる。第2図によれば、種々 異なる形式の移動通信(コードレス通信、移動無線および衛星通信SL−TK, MF−TK,S−TK)が、セル半径に依存して別個にまたは混合された形式で 示されている。 コードレス通信SL−TKは、オフィスユースおよびホームユースのための純 粋に別個の形態で、ピコセル領域において行われる。このピコセル領域−これは 200mまでのピコセル半径PIZR(伝送到達距離)を有する−には、コード レス通信システムSL−TKSを有する少なくとも1つのピコセルPIZが設け られている。この場合、コードレス通信システムSL−TKSは、ピコセル固有 の1つのベースステーションPIZ−BS(コードレスベースステーション)と 、このベースステーションPIZ−BSに配属されている少なくとも1つのピコ セル固有の移動ステーションPIZ−MS(コードレス移動ステーション)とに より構成されている。 移動無線通信MF−TKは市街ないし郊外での適用のための純粋に別個の形態 で、マクロセル領域内の固定物(たとえば建物)において、および/または動的 な可動物(たとえば自動車、列車等)において行われる。このマクロセル領域は 、たとえば20kmまでの マクロセル半径MAZRを有しており、これはピコセルPIZを有するピコセル 領域と、少なくとも1つのミクロセルMIZを有するミクロセル領域とを含んで いるが、このマクロセル領域内には、移動無線通信システムMH−TKSを有す る少なくとも1つのマクロセルMAZが設けられている。この場合、この移動無 線通信システムMF−TKSは、固定体または移動体(たとえば自動車、列車) として構成できるマクロセル固有の1つのベースステーションMAZ−BS(移 動無線ベースステーション)と、このベースステーションMAZ−BSに配属さ れておりマクロセル固有の少なくとも1つの移動ステーションMAZ−MS(移 動無線移動ステーション)とにより構成されている。 コードレス通信SL−TKおよび移動無線通信MH−TKを補足するものとし て、ハイパーセル領域において衛星通信SF−TKが行われる。このハイパーセ ル領域−これは数100kmのハイパーセル半径HYZRを有する−には、衛星 通信システムSF−TKを有する少なくとも1つのハイパーセルHYZが設けら れている。この場合、この衛星通信システムSF−TKは、たとえば地球の静止 軌道上に位置決めされておりハイパーセル固有のベースステーションHYZ−B S−このステーションは地上ステーションESとして固定状態でまたは(たとえ ば航空機、船舶、トラック等内の)移動地上ステーションMESとして可動に構 成できる−の1つの衛星SAT−と、ベースステーションHYZ−BSに配属さ れたハイパーセル固有の少なくとも1つの移動ステーションHYZ−MSとによ り構成されている。 上述の3つの形式の移動通信を混合した形態の場合、たとえば汎用移動通信シ ステム(UMTS)内で”先進的な移動性(Advanced Mobility)”のコンセプ トを実現するためには、1つのネットワーク基盤NIS(ISDN=Integrated Ser vice Digital Network,B-ISDN=Breitband-Integrated Services Digital Netw ork)が用いられる。 このネットワーク基盤NISでは、たとえば狭帯域または広帯域−ISDN通 信システムが用いられる。文献 Telcom Report 8;1985;特別号”Diensteinte grierendes Digitalnetz ISDN”全文には狭帯域ISDN通信システムについて 記載されており、文献 Telcom Report 14;1991;特別号”Telcom'91”,第1 2〜19頁(”Vision ONE‐Optimierte Netz-Evolution”)、ならびにTelcom Report 14;1991;第36〜3 u”),第40〜43頁(”Breitband-ISDN ante portas atenvariable Breitbandkommunikation”)には、広帯域ISDN通信システム について記載されている。 このネットワーク基盤NISは、コードレス通信シ ステムSL−TKSにおけるピコセル固有のベースステーションPTZ−BS、 移動無線通信システムMH−TKSのマクロセル固有のベースステーションMA Z−BS、および/または固定地上ステーションESを介して衛星通信システム SF−TKSの衛星SATと、双方向で接続されている。 しかし、第2図に示されているこの種の既述の汎用移動通信システムUMTS を設置できるようにするためには、なお多数の問題を解決しなければならない。 それら多数の問題点とは以下の通りである。 −導入コンセプト(たとえば伝送到達距離、有効範囲、可能な通信サービスおよ び情報サービス等に関連して必要とされる既存のシステムおよびネットワークと の技術的な互換性ないしインタラクション) −調和した統合またはマルチシステムまたはマルチオペレータシナリオにおける 複雑な”相互作用”を伴う長期間にわたるコンセプト −(たとえば線路接続と空間接続間またはUPTとUMTS間での)可能な置き 換え −開発および製造における相乗作用の利用 −第2世代(Advanced GSM,Advanced DECT)のシステムにおいて絶えず改善が 行われることにより汎用移動通信システム(UMTS)において生じ得る遅延お よび影響 −技術的、法的、政治的、社会的な不安定性ないし危 険性(たとえば分散された各データバンクの共働、将来的な周波数割り当て、無 線により生じ得る健康への悪影響) これら多数の問題点において、汎用通信システム(UMTS)の発展的開発は 見込みがありそうに思われる。この発展的開発途上中、セルラインタラクティブ 通信(移動無線)およびコードレスインタラクティブ通信(コードレス技術)は 、”先進的移動性(Advanced Mobility)”を備えた汎用移動通信(UMTS) へと徐々に前進してきている。 以下では、第2図に示されているような汎用移動通信システムについて言及す るとき、通信システムとは以下のようなものを意図している。すなわち、この通 信システムは、 −種々異なるアクセス方式、マルチプレクス方式、コーディング方式および変調 方式(TDMおよびCDMA方式)に基づくものであり、 −ネットワーク基盤NISにおいてセル指向形伝達方式(ATM=非同期転送モ ード)に基づくものであり、 −種々異なる通信規格(DECT,GSM,Advanced DECT,Adbanced GSM)に対し適用 可能であり、 −種々異なる通信サービスおよびメッセージ/情報サービス(たとえば音声によ る会話、データ、テキストおよび画像の形態での情報伝達、ならびに緊急呼 び出しサービス、位置特定サービスおよびナビゲーションサービス)に利用可能 である。 本発明の課題は、第1図の作用連環図による移動通信の開発途上において、ピ コセル固有のコードレス通信システムを種々異なるセル半径を有する通信セルへ と(汎用的に)拡張することのできる、汎用移動通信システムを提供することに ある。 この課題は、請求項1の上位概念に記載の汎用移動通信システムにおいて、請 求項1のと特徴部分に記載の構成により解決される。 本発明による汎用移動通信システムの主要な利点は以下のことである。すなわ ち、種々異なるセル半径の通信セルに合わせて拡張されたコードレス通信システ ムは、拡張されたコードレス領域においてコードレス移動ステーションに関して いっそうわずかな送信出力で間に合うようになり、このことによって、コードレ ス伝送時にコードレス移動ステーションの使用者が受ける電磁波の影響が低減さ れる。また、本発明による汎用移動通信システムの別の主要な利点は、殊にピコ セル領域およびミクロセル領域において拡張されたコードレス通信システムによ り、画像電話に至るまでいっそう高い品質を有する電話が可能になることである 。その理由は、1つの通信セルのセル半径が小さくなればなるほど、一般に単位 面積あたりで利用可能な容量ひいてはそのつどの使用に利用可能なビットレート が大きくなるからである。このように本発明による汎用移動通信システムによっ て、先進的な移動性を有する汎用移動通信のための作用連環図の途中においてす でに、セルラおよびコードレス移動通信システムを互いに結合する簡単な構成が 提供される。したがって、両方の移動通信システムのこのような結合、およびこ れと並行して広帯域ISDN通信システムを開発することにより、各通信加入者 がその通信相手とどこでも連絡をとることのできる(先進的移動性を有する)汎 用移動通信システムを構築することができる。 従属請求項には、本発明の有利な実施形態が示されている。 次に、第3図〜第8図に基づき本発明の実施例について説明する。 第3図は、ミクロセル領域へと拡張されたコードレス通信システムを示す図で ある。 第4図および第5図は、マクロセル領域へと拡張されたコードレス通信システ ムを示す図である。 第6図は、ハイパーセル領域へと拡張されたコードレス通信システムを示す図 である。 第7図および第8図は、汎用通信システムを示す図である。 第3図には、第2図によるミクロセル領域における1つのミクロセルMIZに 拡張されたコードレス通信システムMIZSL−TKSが示されている。この場 合、ミクロセルMIZは−このミクロセルMIZであれば−1つのミクロセル固 有の送/受信装置MIZ−SEAの設けられている1つの通信空間である。この 送/受信装置MIZ−SEAを介して、ミクロセル固有のコードレス通信MIZ SL−TK全体が処理される。この場合、送/受信装置MIZ−SEAは、たと えばミクロセル固有のベースステーションMIZ−BSとして構成されている。 拡張されたミクロセル固有のこのコードレス通信MIZSL−TKのために、第 2図によるピコセル固有のコードレス通信SL−TKのための少なくとも1つの ピコセルPIZが、ミクロセル固有のそれぞれ1つのコードレスコネクションM IZ−SLVを介して、送/受信装置MIZ−SEAに配属されている。相応の 個数のコードレスコネクションMIZ−SLVを介して送/受信装置MIZ−S EAに配属されているピコセルPIZの個数はたとえば、ミクロセルMIZ内の 通信加入者密度(トラフィック密度)がどれくらい大きいかにしたがって設定さ れる。人口密度の低い地域(ミクロセル)の場合、ピコセルPIZの個数はより 少ないのに対し、人口密度の高い地域(ミクロセル)の場合、ピコセルPIZの 個数はそれに属するミクロセル固有のコードレスコネクションMIZ−SLVと ともに多くなる。しかしピコセルPIZの個数は、通信加入者密度に依存するだ けでなく、送/受信装置MIZ−SEAにおいて利用 可能な伝送容量にも添ったものである。この場合、伝送容量は実質的に伝送チャ ネルの個数により定まる。したがってたとえば、DECT規格にしたがって構成 されたピコセルないしミクロセル固有のコードレス通信システムPIZSL−T KS,PIZSL−TKSは目下、最大で12個の伝送チャネル(半二重伝送チ ャネル)を利用できる。このことは、DECT規格に基づくミクロセル固有のコ ードレス通信システムMIZLS−TKSに関して、たとえ通信加入者密度が高 くてもミクロセルMIZ内には理論的にm=12であるm個のピコセルPIZし か含ませることができないことを意味する。各ピコセルPIZ内にはやはりピコ セル固有のコードレス通信PIZSL−TKが存在しているので、個数mは理論 的なものである。このピコセル固有のコードレス通信PIZSL−TKもやはり DECT規格にしたがって設けられている場合、m=12である個数mは(実施 例の説明において後で説明するように)相応に少なくなる。第3図に示されてい るミクロセル固有のコードレス通信システムMIZSL−TKSの場合、たとえ ばm=4個のピコセルPIZ(PIZ1〜PIZ4)が、ミクロセル固有の4つ のコードレスコネクションMIZ−SLV(MIZ−SLV1〜MIZ−SLV 4)を介して、送/受信装置MIZ−SEAに配属されている。これらのピコセ ルPIZ1〜PIZ4を送/受信装置MIZ−SE Aから遠ざけることのできる距離は、定義によりミクロセルMIZに割り当てら れているミクロセル半径MIZRにしたがって定まる。このミクロセル半径MI ZRは、たとえば2000m付近にある。したがって第3図の場合、ピコセルP IZ1はミクロセル固有のコードレスコネクションMIZ−SLV1を介してた とえば1200mのミクロセル半径MIZR1で、ピコセルPIZ2はミクロセ ル固有のコードレスコネクションMIZ−SLV2を介してやはりたとえば12 00mのミクロセル半径MIZR2で、ピコセルPIZ3はミクロセル固有のコ ードレスコネクションMIZ−SLV3を介してたとえば1800mのミクロセ ル半径MIZR3で、さらにピコセルPIZ4はミクロセル固有のコードレスコ ネクションMIZ−SLV4を介してたとえば1000mのミクロセル半径MI ZR4で、送/受信装置MIZ−SEAに配属されている。各ピコセルPIZ1 〜PIZ4は、それらを送/受信装置MIZ−SEAからそれぞれ異なる距離で 遠ざけることができる点を除いて、ピコセル固有のコードレス通信PIZSL− TKに関して同等に構成されている。各ピコセルPIZ内には、ピコセルPIZ の通信センタにおいてピコセル固有のコードレス通信PIZSL−TKのために 、1つの中継ステーションRSが配置されている。この中継ステーションRSは 、ミクロセル固有のコードレス通信MIZSL−TK とピコセル固有のコードレス通信PIZSL−TKのために複数のアンテナを有 しており、この場合、ミクロセル固有のコードレス通信MIZSL−TK用の1 つの第1のアンテナANT1と、ピコセル固有のコードレス通信PIZSL−T K用のたとえば2つの第2のアンテナANT2,ANT3を有している。第1の アンテナANT1は、ミクロセル固有のコードレス通信MIZSL−TKにおけ る比較的大きな伝達範囲のために有利には指向性アンテナとして構成されている のに対し、両方の第2のアンテナANT2,ANT3は、ピコセル固有のコード レス通信のために有利にはダイバーシチアンテナとして構成されている。両方の ダイバーシチアンテナANT2,ANT3に関連して中継ステーションRSは、 ヨーロッパ特許出願第92118259.8号明細書に開示されている技術にし たがって構成されている。これらのダイバーシチアンテナANT2,ANT3を 介して、中継ステーションRSは少なくとも1つのピコセル固有の移動ステーシ ョンPIZ−MSと接続されている。この場合、各移動ステーションPIZ−M Sのために、ピコセル固有のコードレスコネクションPIZ−SLVを介して接 続が形成される。第3図に示されている拡張されたコードレス通信システムMI ZSL−TKSの場合、各ピコセルPIZ内にそれぞれn=4個のピコセル固有 の移動ステーションPIZ−MSが設けられている。 ピコセル固有のコードレス通信PIZSL−TKを処理する中継ステーションR Sと接続される移動ステーションPIZ−MSの個数nに関しては、ミクロセル 固有のコードレス通信MIZSL−TKを処理する送/受信装置MIZ−SEA と接続されるピコセルPIZの個数mを有するミクロセル固有のコードレス通信 MIZSL−TKの場合と同じ条件があてはまる。したがって、ピコセル固有の コードレス通信システムPIZSL−TKSがミクロセル固有のコードレス通信 システムMIZSL−TKSのようにDECT規格にしたがって構成されている 場合、中継ステーションRSに対し以下のことがあてはまる。すなわちこれによ って、利用可能な伝送容量(伝送チャネルの個数)に関して、全部で最大m+n =12個の、周囲の移動ステーションPIZ−MSへのピコセル固有のコードレ ス通信コネクションと、ミクロセル固有の送/受信装置MIZ−SEAへのミク ロセル固有のコードレス通信コネクションを形成できる。中継ステーションRS についてあてはまる条件m+n=12は、以下のことから得られる。すなわち中 継ステーションRSは、ミクロセル固有のコードレス通信MIZSL−TKのた めにはミクロセル固有の移動ステーションMIZ−MSとして構成され、ピコセ ル固有のコードレス通信PIZSL−TKのためにはピコセル固有のベースステ ーションPIZ−BSとして構成されていることから 得られる。この場合、中継ステーションRSを、ミクロセル固有のコードレス通 信MIZSL−TKにおいてはミクロセル固有の移動ステーションMIZ−MS として構成されるよう(送信出力、送信アンテナ等に関して)相応に設計する必 要がある。これは、2000mまでのミクロセル半径MIZRにおいてメッセー ジ、情報を伝送することができるようにするためである。 第4図〜第8図には、第3図に示したミクロセル固有のコードレス通信システ ムMIZSL−TKSに基づき、第2図によるマクロセル領域における少なくと も1つのマクロセルMAZに拡張されたコードレス通信システム(第4図および 第5図)と、第2図によるハイパーセル領域における少なくとも1つのハイパー セルHYZに拡張されたコードレス通信システム(第6図)と、さらには汎用的 に拡張可能な2つのコードレス通信システム(第7図および第8図)がそれぞれ 示されている。 このように第4図にはマクロセル固有のコードレス通信システムMAZSL− TKSが示されている。この場合、第2図によるマクロセル領域の1つのマクロ セルMAZ内に、ミクロセルMIZ1〜MIZiとともに、”ローミング(roam ing)機能および/またはハンドオーバ機能”を実現するために第3図によるミ クロセル固有のi個のコードレス通信システムが配置 されている。ミクロセル固有のi個のコードレス通信システムMIZSL−TK S1〜MIZSL−TKSiに応じて、マクロセルMAZ内にはミクロセル固有 のi個の送/受信装置MIZ−SEA1〜MIZ−SEAiが設けられており、 これらはやはりたとえばミクロセル固有のベースステーションMIZ−BS1〜 MIZBSiとして構成されていて、その際、第3図によるミクロセル固有のコ ードレス通信システムMIZSL−TKSに応じて、個々のピコセルPIZによ りミクロセル固有のコードレス通信MIZSL−TKが処理される。この場合、 ミクロセル固有の第1のベースステーションMIZ−BSIには、それぞれ1つ の中継ステーションRSを備えたたとえばm=4個のピコセルPIZとピコセル 固有のn=4個の移動ステーションPIZ−MSが配属されているのに対し、ミ クロセル固有のi番目のベースステーションMIZ−BSiには、それぞれ1つ の中継ステーションRSを備えたたとえばm=3個のピコセルとピコセル固有の n=4個の移動ステーションPIZ−MSが配属されている。 第5図には、第4図によるマクロセル固有のコードレス通信システムの変形実 施例として、ミクロセル固有の送/受信装置MIZ−SEA1〜MIZ−SEA iを備えたミクロセル固有のコードレス通信システムMIZSL−TKS1〜M IZSL−TKSiの代わ りに、拡張されたコードレス通信のためのマクロセル固有の少なくとも1つの送 /受信装置MAZ−SEAが設けられている。この場合、拡張されたこのような コードレス通信は、第3図または第4図によるミクロセル固有のコードレス通信 MIZSL−TKと、マクロセル固有の移動無線通信MAZMH−TK(第5図 による混合セル固有の通信)により、あるいはマクロセル固有のコードレス通信 MAZSL−TKとマクロセル固有の移動無線通信MAZMH−TK(一体セル 固有の通信)により構成できる。この一体セル固有の通信の場合には、マクロセ ル固有のコードレス通信MAZSL−TKのための第3図による中継ステーショ ンを(たとえば送信出力、送信アンテナ等に関して)相応に設計する必要がある 。これは、マクロセル固有のコードレス通信MAZSL−TKの場合にマクロセ ル固有の移動ステーションMAZ−MSとして用いることができるようにするた めである。 この場合、マクロセル固有の送/受信装置MAZ−SEAは、マクロセル固有 のベースステーションMAZ−BSの機能を担い、その際、これは有利には移動 無線ベースステーションとして構成されている。混合セル固有の通信におけるミ クロセル固有のコードレス通信MIZSL−TKは第3図および第4図によるミ クロセル固有のコードレス通信システムと同様にして実行されるのに対し、マク ロセル固有の移動無線通信 MAZMF−TKにおける送/受信装置MAZ−SEA(混合セル固有および一 体セル固有の通信)はマクロセル固有の固定ベースステーションSMAZ−BS として用いられる。そしてこのベースステーションは、マクロセル固有の移動無 線コネクションMAZ−MFVを介して直接、マクロセル固有の移動ステーショ ンMAZ−MSと接続されているかまたは、マクロセル固有の移動ベースステー ションMMAZ−BSを介して移動ステーションMAZ−MSと間接的に接続さ れている。 第6図には、ハイパーセル固有のコードレス通信システムHYZSL−TKS が示されている。この場合、第2図によるハイパーセル領域の1つのハイパーセ ルHYZ内に、拡張されたコードレス通信用のハイパーセル固有の送/受信装置 HYZ−SAが配置されている。この場合、このように拡張されたコードレス通 信は、第3図または第4図によるミクロセル固有のコードレス通信MIZSL− TKとハイパーセル固有の衛星無線通信HYZSF−TK(第6図による混合セ ル固有の通信)により、あるいはハイパーセル固有のコードレス通信HYZSL −TKとハイパーセル固有の衛星無線通信HYZSL−TK(一体セル固有の通 信)により構成することができる。このような一体セル固有の通信の場合には、 ハイパーセル固有のコードレス通信HYZSL−TKのために中継ステーション RSを、数100kmのハイパーセル半径HYZRを有するハイパーセル領域内 の伝送到達距離に対して(たとえば送信出力、送信アンテナ等に関して)相応に 設計する必要がある。これは、ハイパーセル固有のコードレス通信HYZSL− TKにおいてハイパーセル固有の移動ステーションHYZ−MSとして用いるこ とができるようにするためである。 この場合、ハイパーセル固有の送/受信装置HYZ−SEAは、混合セルおよ び一体セル固有の通信のために、ハイパーセル固有のベースステーションHYZ −BSの機能を担い、その際、これは有利には地上ステーションESとして構成 されている。混合セル固有の通信におけるミクロセル固有のコードレス通信MI ZSL−TKは、第3図および第4図によるミクロセル固有のコードレス通信シ ステムMIZSL−TKSの場合と同様に実行されるのに対し、ハイパーセル固 有の衛星無線通信HYZSF−TK(混合セルおよび一体セル固有の通信)にお ける送/受信装置HYZ−SEAは、ハイパーセル固有の固定ベースステーショ ンSHYZ−BSとして用いられる。このベースステーションは、ハイパーセル 固有の衛星無線コネクションHYZ−SFVおよび地球の静止軌道上に配置され た衛星SATを介して、間接的にハイパーセル固有の移動ベースステーションM HYZ−BSを介して、ハイパーセル固有の移動ステーションHYZ−MSと接 続されている。 第4図に示されているもの同様に、第6図によるハイパーセル固有のコードレ ス通信システムHYZSL−TKSの場合もやはり、”ローミング(Roaming) 機能および/またはハンドオーバ機能”を実現するためにそれぞれ1つのハイパ ーセル送/受信装置HYZ−SEAを備えた複数のハイパーセルHYZを設ける ことができる。 第7図には、汎用移動通信システムUM−TKSが示されている。この場合、 第3図によるミクロセル固有のコードレス通信システムが、第1のネットワーク 基盤NIS1を介して移動無線通信システムMF−TKSおよび/または第2図 による衛星無線通信システムSF−TKSと接続されている。このようにしてネ ットワーク基盤NIS1を介して、セル間通信コネクションを形成することがで きる。さらにこのネットワーク基盤NIS1により、空間/線路インターフェー スを介して、線路接続された交換装置(EWSD,構内交換機)との通信接続を 形成することができるようになる。しかも、第3図によるミクロセル固有のコー ドレス通信システムMIZSL−TKSをネットワーク基盤NIS1と接続でき るだけでなく、第4図〜第6図によるその他の拡張されたコードレス通信システ ムとも接続できるようになる。汎用移動通信システムUM−TKSの既述のすべ ての実施形態の場合、ネッ トワーク基盤NIS1を介して、セル間通信コネクションを常に形成することが できる。 第8図には、第7図による汎用の移動通信システムUM−TKSの変形実施例 が示されている。これは、セル間通信コネクションのために第2のネットワーク 基盤NIS2が設けられているように構成されている。このネットワーク基盤N IS2は、ミクロセル固有の送/受信装置MIZ−SEAがネットワーク基盤内 に統合されている点で、第7図による第1のネットワーク基盤NIS1とは異な っている。さらにこのネットワーク基盤NIS2により、空間/線路インターフ ェースを介して、線路接続された交換装置(EWSD、構内交換機)との通信コ ネクションを形成することができる。さらにまた、第3図によるミクロセル固有 のコードレス通信システムMIZSL−TKSを、ネットワーク基盤NIS1に 接続できるだけでなく、第4図〜第6図によるその他の拡張されたコードレス通 信システムへも接続できる。汎用移動通信システムUM−TKSの既述のすべて の実施形態において、ネットワーク基盤NIS1を介してセル間通信コネクショ ンを常に形成することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月2日 【補正内容】 の高い地域(ミクロセル)の場合、ピコセルPIZの個数はそれに属するミクロ セル固有のコードレスコネクションMIZ−SLVとともに多くなる。しかしピ コセルPIZの個数は、通信加入者密度に依存するだけでなく、送/受信装置M IZ−SEAにおいて利用可能な伝送容量にも添ったものである。この場合、伝 送容量は実質的に伝送チャネルの個数により定まる。したがってたとえば、DE CT規格にしたがって構成されたピコセルないしミクロセル固有のコードレス通 信システムPIZSL−TKS,MIZSL−TKSは目下、最大で12個の伝 送チャネル(半二重伝送チャネル)を利用できる。このことは、DECT規格に 基づくミクロセル固有のコードレス通信システムMIZLS−TKSに関して、 たとえ通信加入者密度が高くてもミクロセルMIZ内には理論的にm=12であ るm個のピコセルPIZしか含ませることができないことを意味する。各ピコセ ルPIZ内にはやはりピコセル固有のコードレス通信PIZSL−TKが存在し ているので、個数mは理論的なものである。このピコセル固有のコードレス通信 PIZSL−TKもやはりDECT規格にしたがって設けられている場合、m= 12である個数mは(実施例の説明において後で説明するように)相応に少なく なる。第3図に示されているミクロセル固有のコードレス通信システムMIZS L−TKSの場合、たとえばm=4個のピコセルPI Z(PIZ1〜PIZ4)が、ミクロセル固有の4つのコードレスコネクション MIZ−SLV(MIZ−SLV1〜MIZ−SLV4)を介して、送/受信装 置MIZ−SEAに配属されている。これらのピコセルPIZ1〜PIZ4を送 /受信装置MIZ−SEAから遠ざけることのできる距離は、定義によりミクロ セルMIZに割り当てられているミクロセル半径MIZRにしたがって定まる。 このミクロセル半径MIZRは、たとえば2000m付近にある。したがって第 3図の場合、ピコセルPIZ1はミクロセル固有のコードレスコネクションMI Z−SLV1を介してたとえば1200mのミクロセル半径MIZR1で、ピコ セルPIZ2はミクロセル固有のコードレスコネクションMIZ−SLV2を介 してやはりたとえば1200mのミクロセル半径MIZR2で、ピコセルPIZ 3はミクロセル固有のコードレスコネクションMIZ−SLV3を介してたとえ ば1800mのミクロセル半径MIZR3で、さらにピコセルPIZ4はミクロ セル固有のコードレスコネクションMIZ−SLV4を介してたとえば1000 mのミクロセル半径MIZR4で、送/受信装置MIZ−SEAに配属されてい る。各ピコセルPIZ1〜PIZ4は、それらを送/受信装置MIZ−SEAか らそれぞれ異なる距離で遠ざけることができる点を除いて、ピコセル固有のコー ドレス通信PIZSL−TKに関して同等に構成され ている。各ピコセルPIZ内には、ピコセルPIZの通信センタにおいてピコセ ル固有のコードレス通信PIZSL−TKのために、1つの中継ステーションR Sが配置されている。この中継ステーションRSは、ミクロセル固有のコードレ ス通信MIZSL−TKとピコセル固有のコードレス通信PIZSL−TKのた めに複数のアンテナを有しており、この場合、ミクロセル固有のコードレス通信 MIZSL−TK用の1つの第1のアンテナANT1と、ピコセル固有のコード レス通信PIZSL−TK用のたとえば2つの第2のアンテナANT2,ANT 3を有している。第1のアンテナANT1は、ミクロセル固有のコードレス通信 MIZSL−TKにおける比較的大きな伝達範囲のために有利には指向性アンテ ナとして構成されているのに対し、両方の第2のアンテナANT2,ANT3は 、ピコセル固有のコードレス通信のために有利にはダイバーシチアンテナとして 構成されている。両方のダイバーシチアンテナANT2,ANT3に関連して中 継ステーションRSは、後で公開される国際特許出願WO94/10764号に 開示されている技術にしたがって構成されている。これらのダイバーシチアンテ ナANT2,ANT3を介して、中継ステーション 【図3】 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年9月13日 【補正内容】 通信(コードレス技術)は、”先進的移動性(Advanced Mobility)”を備えた 汎用移動通信(UMTS)へと徐々に前進してきている。 以下では、第2図に示されているような汎用移動通信システムについて言及す るとき、通信システムとは以下のようなものを意図している。すなわち、この通 信システムは、 −種々異なるアクセス方式、マルチプレクス方式、コーディング方式および変調 方式(TDMおよびCDMA方式)に基づくものであり、 −ネットワーク基盤NISにおいてセル指向形伝達方式(ATM=非同期転送モ ード)に基づくものであり、 −種々異なる通信規格(DECT,GSM,Advanced DECT,Adbanced GSM)に対し適用 可能であり、 −種々異なる通信サービスおよびメッセージ/情報サービス(たとえば音声によ る会話、データ、テキストおよび画像の形態での情報伝達、ならびに緊急呼び出 しサービス、位置特定サービスおよびナビゲーションサービス)に利用可能であ る。 ヨーロッパ特許出願公開第0418096号公報から、複数のサブセル(ピコ セル)に分けられているセルラ式移動無線システム(マクロセル)が公知である 。これらサブセルの各々には1つのデュプレクスレピータステーションが配属さ れており、これによりマク ロセル固有のベースステーションと各サブセルにそれぞれ配属された小出力移動 ユニットとの間のマクロセル固有の無線接続を形成することができる。この場合 、デュプレクスレピータステーションの担う役割は、小出力移動ユニットからマ クロセル固有のベースステーションへ伝送される無線信号を受信し変換して増幅 し、さらにマクロセル固有のベースステーションから小出力移動ユニットへ伝送 される無線信号を受信し、変換し減衰することである(トランスポンダの役割) 。 次に、アメリカ合衆国特許第4,748,655号により携帯型電話機が公知 であり、これはたとえば共通の無線ユニット、無線電話、コードレス電話または 構内交換機のような種々異なる多数のネットワーク結合装置(ゲートウェイ)を 介して、セルラ無線ネットワークと接続することができる。しかもこの携帯型電 話機は、セルラ無線ネットワーク内の無線呼出受信機として用いることもできる 。したがってこのような多機能電話機のユーザは、セルラ無線ネットワークにお ける通信に必要な無線電話を所有していなくても、ネットワーク通信に加入する ことができる。その際、このような参加は、種々のネットワーク結合装置により 保証される。これら種々のネットワーク結合装置のうち、たとえば多重チャネル 装置として構成された共通の無線ユニットは、既述の多数の多機能電話機を無線 ネットワークのセルよりも小さい制限された領域内で操作することができる。有 利には携帯可能に構成されておりたとえば駅、空港、列車やバス内のような公の 領域において使用される共通の無線ユニットは、もっぱらセルラ無線ネットワー クに配属されたベースステーションと多機能電話機との間の接続ユニットおよび 変換ユニットとして、既述の通信のために用いられる。このように共通の無線ユ ニットの動作は、たとえば衛星技術において知られているようなトランスポンダ に相応するものである。 アメリカ合衆国特許第4,759,051号から、セルラ無線電話システムが 公知である。この場合、中央セルステーションを有する地理上の無線領域が複数 の無線セルに分割されている。ここでは携帯可能な無線ユニットとセルステーシ ョンとの間の無線区間上のトランスポンダにより、伝送すべき無線信号が受信さ れて増幅され、再び送出される。 IEEE Communications Magazine 30,1992.12,No.12,p.54-62には、第3のシ ステム世代の移動通信のための汎用移動通信システム(UMTS)の概念および 前提条件について説明されている。 本発明の課題は、第1図の作用連環図による移動通信の開発途上において、ピ コセル固有のコードレス通信システムを種々異なるセル半径を有する通信セルへ と(汎用的に)拡張することのできる、汎用移動通信 システムを提供することにある。 この課題は、請求項1の上位概念に記載の汎用移動通信システムにおいて、請 求項1のと特徴部分に記載の構成により解決される。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月10日 【補正内容】 ンPIZ−BS(コードレスベースステーション)と、このベースステーション PIZ−BSに配属されている少なくとも1つのピコセル固有の移動ステーショ ンPIZ−MS(コードレス移動ステーション)とにより構成されている。既述 のように、および以下で示すように、”セル固有の”という用語は、対象物/動 作/特性との関連で用いられ、つまり1つのセル(ピコセル、ミクロセル、マク ロセルおよびハイパーセル)に特有のもの、ないしは1つのセルに所属するもの と、ということを意味している。 移動無線通信MF−TKは市街ないし郊外での適用のための純粋に別個の形態 で、マクロセル領域内の固定物(たとえば建物)において、および/または動的 な可動物(たとえば自動車、列車等)において行われる。このマクロセル領域は 、たとえば20kmまでのマクロセル半径MAZRを有しており、これはピコセ ルPIZを有するピコセル領域と、少なくとも1つのミクロセルMIZを有する ミクロセル領域とを含んでいるが、このマクロセル領域内には、移動無線通信シ ステムMH−TKSを有する少なくとも1つのマクロセルMAZが設けられてい る。この場合、この移動無線通信システムMF−TKSは、固定体または移動体 (たとえば自動車、列車)として構成できるマクロセル固有の1つのベースステ ーションMAZ−BS(移動無線ベースステーション)と、このベースステーシ ョンMAZ−BSに配属されておりマクロセル固有の少なくとも1つの移動ステ ーションMAZ−MS(移動無線移動ステーション)とにより構成されている。 コードレス通信SL−TKおよび移動無線通信MH−TKを補足するものとし て、ハイパーセル領域において衛星通信SF−TKが行われる。このハイパーセ ル領域−これは数100kmのハイパーセル半径HYZRを有する−には、衛星 通信システムSF−TKを有する少なくとも1つのハイパーセルHYZが設けら れている。この場合、この衛星通信システムSF−TKは、たとえば地球の静止 軌道上に位置決めされておりハイパーセル固有のベースステーションHYZ−B S−このステーションは地上ステーションESとして固定状態でまたは(たとえ ば航空機、船舶、トラック等内の)移動地上ステーションMESとして可動に構 本発明による汎用移動通信システムの主要な利点は以下のことである。すなわ ち、種々異なるセル半径の通信セルに合わせて拡張されたコードレス通信システ ムは、拡張されたコードレス領域においてコードレス移動ステーションに関して いっそうわずかな送信出力で間に合うようになり、このことによって、コードレ ス伝送時にコードレス移動ステーションの使用者が受ける電磁波の影響が低減さ れる。また、本発明による汎用移動通信システムの別の主要な利点は、殊にピコ セル領域およびミクロセル領域において拡張されたコードレス通信システムによ り、画像電話に至るまでいっそう高い品質を有する電話が可能になることである 。その理由は、1つの通信セルのセル半径が小さくなればなるほど、一般に単位 面積あたりで利用可能な容量ひいてはそのつどの使用に利用可能なビットレート が大きくなるからである。このように本発明による汎用移動通信システムによっ て、先進的な移動性を有する汎用移動通信のための作用連環図の途中においてす でに、セルラおよびコードレス移動通信システムを互いに結合する簡単な構成が 提供される。したがって、両方の移動通信システムのこのような結合、およびこ れと並行して広帯域ISDN通信システムを開発することにより、各通信加入者 がその通信相手とどこでも連絡をとることのできる(先進的移動性を有する)汎 用移動通信システムを構築することができる。 従属請求項には、本発明の有利な実施形態が示されている。 次に、第3図〜第8図に基づき本発明の実施例について説明する。 第3図は、ミクロセル領域へと拡張されたコードレス通信システムを示す図で ある。 第4図および第5図は、マクロセル領域へと拡張されたコードレス通信システ ムを示す図である。 第6図は、ハイパーセル領域へと拡張されたコードレス通信システムを示す図 である。 第7図および第8図は、汎用通信システムを示す図である。 第3図には、第2図によるミクロセル領域における1つのミクロセルMIZに 拡張されたコードレス通信システムMIZSL−TKSが示されている。この場 合、ミクロセルMIZは−このミクロセルMIZであれば−1つのミクロセル固 有の送/受信装置MIZ−SEAの設けられている1つの通信空間である。この 送/受信装置MIZ−SEAを介して、ミクロセル固有のコードレス通信MIZ SL−TK全体が処理される。この場合、送/受信装置MIZ−SEAは、たと えばミクロセル固有のベースステーションMIZ−BSとして構成されている。 拡張されたミクロセル固有のこのコードレス通信MIZSL−TKのために、第 2図によるピコセル固有のコードレス通信SL−TK のための少なくとも1つのピコセルPIZが、ミクロセル固有のそれぞれ1つの コードレスコネクションMIZ−SLVを介して、送/受信装置MIZ−SEA に配属されている。相応の個数のコードレスコネクションMIZ−SLVを介し て送/受信装置MIZ−SEAに配属されているピコセルPIZの個数はたとえ ば、ミクロセルMIZ内の通信加入者密度(トラフィック密度)がどれくらい大 きいかにしたがって設定される。人口密度の低い地域(ミクロセル)の場合、ピ コセルPIZの個数はより少ないのに対し、人口密度 請求の範囲 1.(a)拡張されたコードレス通信システム(MIZSL−TKS,MAZ SL−TKS,HYZSL−TKS)が設けられており、該コードレス通信シス テムは、 (a1)少なくとも1つのピコセル(PIZ)を有するピコセル領域と、 (a2)前記ピコセル(PIZ)よりも上位の少なくとも1つのセル(MIZ,M AZ,HYZ)を有し前記ピコセル領域よりも上位のセル領域とをカバーし、 (b)前記ピコセル(PIZ)に配属されたピコセル移動ステーション(PIZ −MS)を備えており、該ピコセル移動ステーションは、ピコセル(PIZ)内 に含まれている中継ステーション(RS)と通信を介して接続可能であり、ここ において、 (b1)前記中継ステーション(RS)は、上位のセル(MIZ,MAZ,HYZ )内に含まれている送/受信装置(MIZ−SEA,MIZ−SEA1...M IZ−SEAi,MAZ−SEA,HYZ−SEA,NIS2)と通信を介して 接続可能である、 汎用移動通信システムにおいて、 (C)前記中継ステーション(RS)には、上位のセル(MIZ,MAZ,HY Z)に配属された送/受信装置(MIZ−SEA,MIZ−SEA1...MI Z−SEAi,MAZ−SEA,HYZ−SEA,NIS2)に対する通信コネ クションの機能のほかに、ピコセル移動ステーション(PIZ−MS)を含みピ コセル(PIZ)をカバーするコードレス通信システム(PIZSL−TKS) を形成するために、ピコセルベースステーション(PIZ−BS)の機能も割り 当てられていることを特徴とする、 汎用移動通信システム。 2.前記中継ステーション(RS)は、上位のセル(MIZ,MAZ,HYZ )に配属された送/受信装置(MIZ−SEA,MIZ−SEA1...MIZ −SEAi,MAZ−SEA,HYZ−SEA,NIS2)への通信コネクショ ンのために少なくとも1つの第1の送/受信アンテナ(ANT1)を有しており 、ピコセル移動ステーション(PIZ−MS)への通信コネクションのために少 なくとも1つの第2の送/受信アンテナ(ANT2,ANT3)を有している、 請求項1記載の汎用移動通信システム。 3.前記第1の送/受信アンテナ(ANT1)は指向性アンテナとして構成さ れている、請求項2記載の汎用移動通信システム。 4.2つの第2の送/受信アンテナ(ANT2,ANT3)が設けられており 、該アンテナはダイバーシチアンテナとして構成されている、請求項2または3 記載の汎用移動通信システム。 5.第1の送/受信装置(MIZ−SEA,MIZ−SEA1...MIZ− SEAi)は、1つのミクロセル(MIZ)に配属されたコードレスベースステ ーション(MIZ−BS)として構成されている、請求項1〜4のいずれか1項 記載の汎用移動通信システム。 6.第2の送/受信装置(MAZ−SEA)は、1つのマクロセル(MAZ) に配属された移動無線ベースステーションとして構成されている、請求項1〜4 のいずれか1項記載の汎用移動通信システム。 7.前記の第1の送/受信装置(MIZ−SEA,MIZ−SEA1...M IZ−SEAi)は第1の交換装置(NIS1)と接続されている、請求項5記 載の汎用移動通信システム。 8.前記の第2の送/受信装置(MAZ−SEA)は第1の交換装置(NIS 1)と接続されている、請求項6記載の汎用移動通信システム。 9.第3の送/受信装置(NIS2)は空間/線路インターフェースを有する 第2の交換装置(NIS2)として構成されている、請求項1〜4のいずれか1 項記載の汎用移動通信システム。 10.前記交換装置(NIS1,NIS2)は構内交換機として構成されている 、請求項7〜9のいずれか1項記載の汎用移動通信システム。 11.第4の送/受信装置(HYZ−SEA)は、地 球の静止軌道上に配置された衛星(SAT)および地上ステーション(HYZ− BS,MES,ES)を有する衛星無線通信システム(SF−TKS)として構 成されている、請求項1〜4のいずれか1項記載の汎用移動通信システム。 12.コードレス通信システム(PIZSL−TKS)および第1の拡張された コードレス通信システム(MIZSL−TKS)はDECTシステムとして構成 されている、請求項1〜11のいずれか1項記載の汎用移動通信システム。 13.コードレス通信システム(PIZSL−TKS)はDECTシステムとし て構成されており、第2の拡張されたコードレス通信システム(MAZSL−T KS)はコードレス/移動無線システムとして構成されている、請求項1〜11 のいずれか1項記載の汎用移動通信システム。 14.コードレス通信システム(PIZSL−TKS)および拡張されたコード レス通信システム(MIZSL−TKS,MAZSL−TKS,HYZSL_T KS)は画像伝送のために画像電話システムとして構成されている、請求項1〜 13のいずれか1項記載の汎用移動通信システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI H04Q 7/38

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つのピコセル(PIZ)と、該ピコセル(PIZ)に配属さ れた少なくとも1つのコードレス通信システム(PIZSL−TKS)を有する ピコセル領域が設けられており、 前記コードレス通信システムは、ピコセル固有の1つのベースステーション( PIZ−BS)と、該ベースステーション(PIZ−BS)に配属されたピコセ ル固有の少なくとも1つの移動ステーション(PIZ−MS)により構成されて いる、 汎用移動通信システムにおいて、 ピコセル固有の移動ステーション(PIZ−MS)は、コードレス通信システ ム(PIZSL−TKS)の1つの中継ステーション(RS)に配属されており 、 該中継ステーションは、上位のセル領域の少なくとも1つの上位のセル(MI Z,MAZ,HYZ)内でそれぞれ1つの送/受信装置(MIZ−SEA,MI Z−SEA1...MIZ−SEAi,MAZ−SEA,HYZ−SEA,NI S2)に配属されており、 該中継ステーションは、ピコセル関連の通信のためにはピコセル固有のベース ステーション(PIZ−BS)の代わりとなり、上位のセル固有の通信のために は上位のセル固有の移動ステーション(MIZ−MS ,MAZ−MS,HYZ−MS)として構成されていることを特徴とする、 汎用移動通信システム。 2.前記中継ステーション(RS)は、上位のセル固有の通信のために少なく とも1つの第1の送/受信アンテナ(ANT1)を有しており、ピコセル固有の 通信のために少なくとも1つの第2の送/受信アンテナ(ANT2,ANT3) を有している、請求項1記載の汎用移動通信システム。 3.前記第1の送/受信アンテナ(ANT1)は指向性アンテナとして構成さ れている、請求項2記載の汎用移動通信システム。 4.2つの第2の送/受信アンテナ(ANT2,ANT3)が設けられており 、該アンテナはダイバーシチアンテナとして構成されている、請求項2または3 記載の汎用移動通信システム。 5.第1の送/受信装置(MIZ−SEA,MIZ−SEA1...MIZ− SEAi)はミクロセル固有のベースステーション(MIZ−BS)として構成 されている、請求項1〜4のいずれか1項記載の汎用移動通信システム。 6.第2の送/受信装置(MAZ−SEA)は移動無線ステーションとして構 成されている、請求項1〜4のいずれか1項記載の汎用移動通信システム。 7.前記の第1および第2の送/受信装置(MIZ −SEA,MIZ−SEA1...MIZ−SEAi,MAZ−SEA)に第1 の交換装置(NIS1)が後置接続されている、請求項1〜6のいずれか1項記 載の汎用移動通信システム。 8.第3の送/受信装置(NIS2)は空間/線路インターフェースを有する 第2の交換装置(NIS2)として構成されている、請求項1〜4のいずれか1 項記載の汎用移動通信システム。 9.前記交換装置(NIS1,NIS2)は構内交換機として構成されている 、請求項7または8記載の汎用移動通信システム。 10.第4の送/受信装置(HYZ−SEA)は、地球の静止軌道上に配置され た衛星(SAT)および地上ステーション(HYZ−BS,MES,ES)を有 する衛星無線通信システム(SF−TKS)として構成されている、請求項7〜 9のいずれか1項記載の汎用移動通信システム。 11.コードレス通信システム(PIZSL−TKS)および拡張されたコード レス通信システム(MIZSL−TKS,MAZSL−TKS,HYZSL_T KS)はDECTシステムとして構成されている、請求項1〜10のいずれか1 項記載の汎用移動通信システム。 12.コードレス通信システム(PIZSL−TKS)および拡張されたコード レス通信システム(MIZ SL−TKS,MAZSL−TKS,HYZSL TKS)は画像伝送のために 画像電話システムとして構成されている、請求項1〜11のいずれか1項記載の 汎用移動通信システム。
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