JPH08508118A - 管楽器の改善およびこの管楽器の部材を製造するための方法 - Google Patents

管楽器の改善およびこの管楽器の部材を製造するための方法

Info

Publication number
JPH08508118A
JPH08508118A JP7518322A JP51832295A JPH08508118A JP H08508118 A JPH08508118 A JP H08508118A JP 7518322 A JP7518322 A JP 7518322A JP 51832295 A JP51832295 A JP 51832295A JP H08508118 A JPH08508118 A JP H08508118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument
morning glory
trumpet
tuning
bowl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7518322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3749252B2 (ja
Inventor
オノラート・イバニエス、ビセンテ
Original Assignee
オニバ・ソシエダッド・アノニマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from ES9400030A external-priority patent/ES2100788B1/es
Priority claimed from ES9400029A external-priority patent/ES2100115B1/es
Priority claimed from ES9401090A external-priority patent/ES2102303B1/es
Priority claimed from ES9401127A external-priority patent/ES2078191B1/es
Application filed by オニバ・ソシエダッド・アノニマ filed Critical オニバ・ソシエダッド・アノニマ
Publication of JPH08508118A publication Critical patent/JPH08508118A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3749252B2 publication Critical patent/JP3749252B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10D9/00Details of, or accessories for, wind musical instruments
    • G10D9/01Tuning devices
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10D9/00Details of, or accessories for, wind musical instruments
    • G10D9/02Mouthpieces; Reeds; Ligatures
    • G10D9/03Cupped mouthpieces

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Stringed Musical Instruments (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)

Abstract

(57)【要約】 この改善は、楽器を調律するために用いられるシステムと、吹口の新たな外形と、所定の回転体部材を製造するための方法とに関する。上記調律システムは、楽器の対応する機械部(3)から突出する出口エルボ(5)と、このエルボ(5)と一緒に空気の出口ホーン(7)を形成する朝顔との間に望遠鏡式の長さ(8)を取り付けることに基づいている。上記望遠鏡式の長さは、ホーンしたがって楽器の音管を伸ばすために設けられ、手で動かせるロッドによって移動させられる。上記ロッドは、回転させることによって一般的調律を、軸方向移動によって音符ごとの独立な調律を夫々達成するように用いることができる。他の改善によれば、楽器の吹口は、互いに連結でき,夫々が交換できる3つの独立な部材からなる。楽器の予め定められた回転体部材を得るための方法は、得られるべき部材の外形をもつ型にワイヤを螺旋状に巻き、巻かれたワイヤを任意の従来の方法で互いに固定することからなる。

Description

【発明の詳細な説明】 管楽器の改善およびこの管楽器の部材を製造するための方法 発明の目的 本発明は、金管楽器、特にトランペットに導入される一連の改善に関する。こ のような改善は、調律システムおよび吹口自体の特質に集中させられ、かつフレ ンチホルン,チューバ,トロンボーン,テノールホルンなどの他の金管楽器に適用 することができる。 本発明は、また金管楽器自体の部分を形成する朝顔や曲がり部などの幾つかの 中空の部材を製造するための方法に関する。 調律システムおよび吹口の製造に導入される改善および勿論ながら,好ましく はトランペットであるこの楽器の所定の中空要素を得る方法は、改善された調律 および勿論その安価な製造方法を達成しつつ、結果として得られる最良の音質を 提供する。発明の背景 トランペットを調律するのに通常用いられる一般の方法は、いわゆる「フルー 管」の長さを変更することである。このような変更は、より長いフルー管を可能 にする可伸部分によって達成される。 勿論、トランペットの音調は、フルー管の長さに依存するので、音階中の異な った音符を達成するには、このようなフルー管の長さを伸ばしたり,縮めたりし て、空気流の行路を変更し、適切な一般の調律を決める周波数を得るために必要 な距離を楽器に与えることが必要である。 現在まで、トランペットの製造者は、トランペットを調律するために伸ばされ うる「ジェネラルポンプ」として知られた一連の可伸管によって形成された「テ ューデル」として知られた部分に基づいて上記楽器の調律をしている。このよう な「テューデル」は、いわゆる楽器の「ボディー」の前に位置する部分である。 従って、トランペットの調律部分は、いわゆるトランペットボディーの前に位置 している。 上記楽器が、その長さのためにテューデルで調律をすることができない場合、 製造者は、ピッコロトランペットのときは,かかるテューデルを伸ばし、上述の フルー管のときは,朝顔自体を伸ばさなければならない。このような伸長は、ボ ディーの端部で行なわれる。この調律方法は、通常、いわゆるB−Cbトランペ ットに適用される。 要するに、トランペットは、吹口側、「テューデル」部分,即ちボディーおよ びテューデル自体の手前に位置する曲がり部である「ジェネラルポンプ」、また は楽器のボディーの後に位置する朝顔部分においても調律されることができる。 この朝顔部分は、朝顔とこれに関連する出力曲がり部からなる単一の片によって 形成される。 トランペットボディーの後方で調律がされるべき場合は、このような朝顔,即 ち出力曲がり部とこれに関連する朝顔からなる部分を取り替える必要がある。 他方、上記楽器の構造に関する限り、トランペットおよびこれと類似の楽器の 場合、これらは、適切に組み立てられた異なった金属部材によって形成される。 時々、このような部材は、通常半円周の湾曲部分を有するか,または有しない円 筒状の形状であるが、朝顔の場合にそうであるように曲った母線をもつ截頭円錐 状の形状を呈することもできる。 いずれにせよ、このような部材を得るには、金属管または金属板が用いられる 。これらの部材は、熱間工程または冷間工程による変形で都合よく形成される。 これらの部材は、通常、ハンマーや他の適した工具によって人手で、あるいは油 圧または機械で操作される形成機械によって機械的に形作られる。 殆んどの部材が1つに作り出されるので、勿論ながら、板の使用は、特に板が 閉じられねばならないとき、操作の複雑さを増す。従って、管を用いるのが、原 則的にはより適切である。しかし、上記部材は、特に朝顔を作るとき、直径の相 違、従って部材が大径の端部で過度の厚さをもち,他の端部で僅な厚さしかもた ないという壁厚の相違から派生する問題を招来する。 考慮されるべき他の事実は、金管楽器に用いられる吹口は、通常、3つの異な った部分に分けられる単一の部材によって形成され、「出力コーン」が、楽器、 より詳しくはテューデルとして知られた部分に直接,取り付けられることである 。 従って、このような出力コーンは、演奏者の必要に応じて異なった内径をもち得 る。吹口の第2の部分は、演奏者の唇で作られた振動を集めるための空洞を決定 するいわゆる「ボウル」である。このようなボウルは、演奏者の特質および演奏 される音楽のタイプに応じて、異なった受け入れ形状および深さを持つより大き いまたはより小さい寸法をもつであろう。第3の部分は、演奏者の唇に接触する 要素であるいわゆる吹口の「環」または「縁」によって形成される。この部分は 、環の形状に関する限り、演奏者の好みのために、非常に決定的であると考えら れている。 金管楽器の吹口を形成する上記3つの部分は、通常、幾つかの例では取り外せ る縁または環を有しうる単一の部材片によって形成される。従って、ボウルも出 力コーンも変更することができず、演奏者は、特定の吹口を欲するときはいつも 、完全なセットを買わなければならず、ボウルや出力コーンを、自分の特定の必 要や好みにより適した他のものに取り替える可能性がないのである。発明の記述 本発明の目的である楽器の改善は、一連の簡単で有効な解決策を実行すること によって上述の問題を解決する。 第1の改善は、調律装置がボディーの後方に位置して、朝顔を取り替える必要 がないような楽器の調律システムからなる。 より詳しくは、本発明の第1の新規性は、調律が、従来,行なわれていたよう にいわゆるテュードルで行なわれるのではなく、楽器のいわゆる「ボディー」の 後方で行なわれることである。従って、調律装置は、このようなボディー、即ち 、朝顔の一部を形成するが出力曲がり部を取り替えることによって調律処理がで きるように取り外すことができる「ジェネラルポンプ」として知られる部分の後 ろに合体する。このことは、朝顔が曲がり部から取り外せるという事実によって 達成される。 要するに、このシステムは、トランペットの朝顔の箇所にある調律装置に合体 したテュードルのジェネラルポンプに取って代わるのである。 従って、いわゆるB−Cbトランペットにおいて、トランペットの調律をCbま たはBのトランペットに変えるために取り替えられるべき要素は、従来のように 朝顔全体でなく、ジェネラルポンプとして知られている出力曲がり部だけなので ある。 勿論、このシステムは、Bb,C,D−Eb,F,Gおよびピッコロとして知られた ようなどんな種類のトランペットにも適用することができる。 その他に言及されるべきは、取り外し可能な後部と朝顔で形成され,朝顔とト ランペットボディーの間に挿入される曲がり部によって調律が調整できるという ことである。 勿論、このシステムは、同一の曲がり部でもって異なった型の朝顔を合体する ことを可能にする。即ち、朝顔は、従来なされていたように装置全体でなく、朝 顔自体を取り替えることによって変更することができるのである。 本発明の択一的な実行として、調律システムは、朝顔とこれに関連する前方の 曲がり部とが、(既述のように朝顔自体で形成されている)フルー管の長さを徐 々に伸ばすべく望遠鏡式に連結され、その結果、音符ごとの完全な調律のために 楽器の正確な長さを達成するという事実に基づいている。上述の部分を望遠鏡式 に伸ばすことは、一端で手動のノブに合体し,望遠鏡式の連結を押す要素に合体 し、かつトランペットボディーに螺合するロッドによって行なわれる。そしてこ れによって、膨張ばねの助けを介して、このような連結,従って朝顔あるいは曲 がり部または朝顔で形成されるフルー管を、伸縮することを可能にする。 この第2の調律システムによれば、楽器の朝顔の長さを伸ばしあるいは縮める ロッドの軸方向の動作によって、楽器を音符ごとに独立して調律することも可能 である。 本発明の他の改善は、金管楽器の吹口に関する。この吹口は、適切に連結され 取り外し可能な独立な要素または部材片によって形成される3つの主要部材で形 成されて、3つのうちのいずれもが、残りの2つをそのままにして取り替えたり 、逆にそれらのうちの2つが、3つ目の1つをそのままにして取り替ええたりで きるようになっている。この事実は、かなりの節約と、演奏者の特質などにより 適した要素を随時に使用する可能性とをもたらす。 より詳しくは、本発明の改善の1つによる吹口は、関連するボウルから独立し た要素としての出力コーンと、吹口の縁または環から独立した要素としての上記 ボウルとに合体する。そして、上記出力コーンが、倒置の截頭円錐形状を有して ボウルを形成する凹部と前端で合体し、この凹部が、適合する外形をもつ異なっ たボウルサイズに適合するという特異性を備えている。吹口の縁または環も、演 奏者が所望の特質をもつ他のものに取り替えることができるように、上記2つの 要素から取り外すことができる。 従って、演奏者は、楽器の次の響きを決定する要素であり,常に演奏者の好む 深さをもつであろうボウルの深さを、単一の環とコーンを用いることによって変 化させることができる。従って、どんな特定の吹口も、結果としての節約および ボウルが変わったことを演奏者にが気付かせないという利点を伴って、残りの2 つの要素をそのままにしつつ異なったボウルに取り付けることができる。 最後に、本発明の他の改善は、ここに述べる楽器の特定の要素の製造に関する 。この製造方法は、特定の必要に応じて、金属のフィラメントを連続的または断 続的に型の回りに螺旋状に巻いて、関連する要素の基礎を形成するという第1の 操作段階に基づく。 続いて、こうして得られたフィラメントを巻いた要素は、次のいずれかの方法 で最終的に形作られる。即ち、熱,圧力,溶接または他の技術、あるいはフィラメ ントを巻いた要素が、浸漬槽に導入され、基体を強化し,基体を形成する螺旋を 接合する金属層で覆われるという電気めっきの方法である。図面の記述 この記述を補完し、本発明の主たる特徴のより良き理解に資するように、この 明細書にその不可欠な部分をなす一組の図面が添えられ、この図面は図解のため のもので発明を限定するものでなく、次のことが描かれている。即ち、 図1は、本発明の目的である調律システムを合体したCb−Bトランペットの 側面図である。 図2は、図1の調律システムに基づく朝顔の詳細を示す。 図3は、本発明で要求される改善による望遠鏡式の調律システムを合体したト ランペットの総体図を示す。 図4は、図3に描かれたトランペットボディーと望遠鏡式連結部の詳細を示し 、駆動ロッドがフルー管を最短にする位置にある。 図5は、上述の図の1つと類似の他の詳細を示し、駆動ロッドがトランペット ボディーを最長にする位置に設定されている。 図6は、本発明で要求される改善によって完成された金管楽器のための吹口を 形成する3つの独立な部材の(1/4)部分破断側面図を示す。 図7は、適切に連結された3つの部材をもつ(1/4断面の)吹口の総体図を 示す。 図8は、楽器,より詳しくは本発明の他の改善である手順にしたがって得られ た朝顔の側面図を示す。 最後に、図9は、図8に描かれた部分の拡大詳細を示す。本発明の好ましい実施例 図、より詳しくは図1と図2は、第1の実施例により完成された調律システム を合体したトランペットを示しており、このトランペットは、いわゆるトランペ ットボディー(3)に達する関連する管(2)に連結された吹口(1)と合体し 、空気は、入力曲がり部(4)を経ていわゆる朝顔に流れる。この朝顔は、本発 明のシステムの実施において、調律を行なうための曲がり部(5)およびこの曲 がり部に適切な連結器(6)によって取り付けられる朝顔(7)に合体する。 このことは、従来のトランペットでは朝顔が、朝顔(7)と単体を形成してい る出力曲がり部(5)とで形成されるのに対して、本発明のトランペットは、調 律が、従来なされていたようにボディーの前方でなく、トランペットボディー( 3)の後方で行なわれるように、互いに連結される2つの独立した部材で形成さ れるということを意味する。 チューニングポンプを形成する曲がり部(5)は、既述の如く部分(8)に望 遠鏡式に連結され、上記部分は、図2に明瞭に見られるように、今度は部分(6 )を介して朝顔(7)の端部に連結される。そして、中間の連結部分(8)は、 朝顔(7)の端部に連合する部分(6)の連結端において、部分(8)の端部の 連結部によって区 切られる凹部上で上記端部のストッパとして働く環状凹部(9)に合体する。 従って、図1,2に描かれたシステムによって、曲がり部(5)は、かかる連 結を介して朝顔(7)に対して伸ばしたり縮めたりすることができ、これによっ てアセンブリ全体を取り替える必要なく、適切な調律が達成される。朝顔をその ままにして、チューニングポンプを形成する上述の出力曲がり部(5)を取り替 えるだけで十分であり、これによって調整可能な調律が得られる。 要するに、本発明の目的である第1の改善によるトランペットの調律は、従来 のようにトランペットボディー(3)の前方で行なうのに代えて、トランペット ボディー(3)の後方,つまり朝顔自体で行なわれる。そして、調律は、トラン ペットボディー(3)と朝顔(7)の間に位置する出力曲がり部(5)の取り替 えしか必要としないので、この明細書で指摘されるような利点を有する。 勿論、要素の連結が完全であるので、与えられた楽譜の演奏中に吐き出される 空気は、漏れる虞なく完全に利用される。 図3,4,5は、択一的な調律システムを示している。ここでは、トランペット ボディー(3)は、特定の4つの音符に対応する4つのバルブに合体する。 この第2の実施例では、部分(8)は、外側が手で操作されるキー(11)で 終わっているロッド(10)を介する伸張または縮小によって駆動される望遠鏡 式の部分である。このようなロッド(10)は、外側部分が番号(8")で示さ れる部分であるので、望遠鏡式の部分(8)を形成する2つの部分のうちの部分 (8')を動かす外ねじ部分に合体する。この部分(8')は、外側部分(8") に望遠鏡式に連結されていて、この外側部分が動かされると、朝顔(7)も動か され、これによってかかる朝顔で形成されるフルー管を、動きの方向に応じて伸 ばしたり縮めたりするようになっている。 上記ロッド(10)は、ロッドからキー(11)への連結端と望遠鏡式の連結 部(8)の後部ストッパ(14)との間に位置するばね(13)によって助けら れる。 従って、ロッド(10)の回転は、ねじ部分(12)を介して、楽器の全長つ まりフルー管または朝顔(7)の長さを伸縮するのを可能にし、これによって楽 器の調律を達成する。 さらに、ロッド(10)の動作によって、朝顔(7)の長さは変更することが でき、これによって音符ごとの適切な調律に要求される正確な長さを有する管を 達成する。それ故、トランペットまたは楽器の音階の一部を形成する各音符と無 関係に総体的な調律が直される。 勿論、朝顔(7)は、朝顔(7)と関連する出力曲がり部(5)または望遠鏡 式の部分(8)との間の既述の連結部(6)と一緒に、部分(8),従って出力 曲がり部(5)から取り外すことができる。 最後に、ロッド(10)は、既述の望遠鏡式の部分を形成する管(15)上に ねじが切られている。 図6と図7は、本発明の目的である他の改善による楽器のための吹口の実施例 を示している。このような吹口は、3つの独立な部分または部材(16,17,1 8)で形成される。部材番号16は出力コーン(1)であり、部材(17)はボ ウルである。部材(18)は吹口の縁または環である。 出力コーン(16)は、図6によれば管状の部材であり、異なったボウルの型 (17)に嵌合すべく、倒置された截頭円錐形状の内側ボウル(19)に前端が 合体している。上記ボウルの各型は、出力コーン(16)の前端に位置するボウ ル(19)に適合する側面(20)に合体する。 出力コーン(16)の内側ボウル(19)の底(21)とボウル(17)の底 部(22)は、上述の断面と異なった既述の適合する断面を決定する傾いた母線 の外形を呈するということを強調しておきたい。 従って、出力コーン(16)のボウル(19)の特別な形状または特異性と、 これに続く異なったボウル(17)の形状とによって、ボウル(17)がボウル (19に連結されることができ、これによってボウル(17)の長さに応じてよ り大きいまたはより小さい長さが得られて、吹口の環または縁(18)と出力コ ーン(16)自体とをそのままにしつつ、結果として得られる音が変更されるの である。上記環(18)は、ボウル(17)の関連する縁または端部(24)を 止める内側凹部(23)を外側縁の近傍に有する。従って、環(18)は、図7 に明瞭に見られるように、ボウルの直線部(25)の側面および出力コーン自体 の側面(26)に向けて調整さ れる。 上述の構造によれば、吹口は、演奏者が3つの部材(16,17,18)のいず れをも、残りの部材を自分の要求,特質,必要に応じてそのままにしつつ、取り替 えることを可能にする。演奏者は、時々、環または縁(18)を適切に自分の唇 に合った他のものに取り替えたり、自分の特質にしたがって結果として得られる 音を変更するためにボウル(17)自体を交換したりする必要があるのである。 最後に、図8,図9は、どのようにして一本のトランペットのような金管楽器 が得られるかの例を示している。この金管楽器は、特定の場合を表わしているが 、既述の図面または他のどんな外形の場合でもそうであるように、円形断面をも つ金属フィラメントを螺旋状に巻いて始まる朝顔(26)である。このような巻 きによって得られる螺旋は、均一であり、機械であれ手であれ,かかる巻きを作 るために型として用いることができる。 貴金属を含む適切ないかなる原材料も、原材料として用いることができる。 フィラメントの巻き(27)によって基礎体(26)を形成した後、この基礎 体は、次の2つの択一的な解決策のうちの1つによって安定化されなければなら ない。 1.螺旋(27)は、任意の種類の溶接または圧力によって最終的に固定され る。この方法では、隣接する螺旋が接合され、フィラメントが、中実の要素を形 成して、関連する処理の後にいつでも個々の楽器に合体できるようになっている 。 2.螺旋(27)は、基礎体が導入される電解めっきによって固定されること ができ、基礎体は、図8,9に示す特別の場合のように表面のみが固定されうる 上記螺旋を被覆し,接合するような層(28)で覆われる。この場合、基礎体は 、内面が形成モールドによって隠されてめっき槽に導入される。他方、基礎体が 十分に絶縁された電解槽に導入される場合は、被覆は両面に形成される。 上述の場合のように電解めっき後に得られた要素は、十分な処理を受けてから 、楽器に合体されることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 P9401090 (32)優先日 1994年5月18日 (33)優先権主張国 スペイン(ES) (31)優先権主張番号 P9401127 (32)優先日 1994年5月23日 (33)優先権主張国 スペイン(ES) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP,US 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.トランペットのような金管楽器に適用でき、金管楽器に導入される改善であ って、上記トランペットは、いわゆるトランペットボディーまでの関連する空気 管と、朝顔と関連する空気流の曲がり管で形成される関連する朝顔とを有する吹 口を備えており、 上記朝顔(7)の出力曲がり部(5)は、上記朝顔に対して伸ばされたり縮め られたりされるとともに、このような出力曲がり部(5)の伸長および/または 縮小が上記出力曲がり部と朝顔との間に位置する取り外し可能な連結部(6)に よって決定されるという特徴を有し、その結果、上記出力曲がり部(5)を取り 替えることによって、上記朝顔を交換するすることを要さずに上記トランペット の調律ができるようになっていることを本質的特徴とする金管楽器に導入される 改善。 2.中間部分(8)が、上記出力曲がり部(5)と上記朝顔(7)の間に位置す る連結要素(6)の間に配置され、上記中間部分に上記出力曲がり部(5)が望 遠鏡式に取り付けられるとともに、上記中間部分(8)は、上記連結要素(6) を形成する部分の内側に密に連結されることを特徴とする請求項1に記載の金管 楽器に導入される改善。 3.上記朝顔(7)と上記出力曲がり部(5)の間に挿入される上記望遠鏡式の 中間部分(8)は、2つの部分(8',8")からなり、部分(8")が上記朝顔( 7)に取り付けられた内側の部分(8')から離れるように移動できるとともに 、朝顔したがって楽器のフルー管を伸縮するための部分(8',8")相互の軸方 向のこのような移動は、一端に手動の外側キー(11)が,他端に可動部分(8' )の一部をなす管(15)に螺合する部分(12)が夫々取り付けられたロッド (10)によって、行なわれることができ、その結果、上記ロッド(10)の調 律のための運動は、上記朝顔したがって上記フルー管の全長および楽器の調律の 変更を生ぜしめる一方、上記ロッド(10)の滑動は、上記朝顔の伸縮および/ または縮小を生ぜしめて、トランペットの音階を形成する各音符の独立した調律 をもたらすことを特徴とする請求項1または2に記載の金管楽器に導入される改 善。 4.上記ロッド(10)は、上記キー(11)の内側端と上記望遠鏡式の連結部 分(8 )の外側部分(8")のストッパ(14)との間にばね(13)を備えたことを 特徴とする請求項3に記載の金管楽器に導入される改善。 5.上記楽器の上記吹口は、出力コーン,ボウル,関連する環または縁をなして互 いに連結される3つの独立な要素(16,17,18)で形成されるとともに、上 記出力コーン(16)をなす要素の前端は、関連する長さに応じてボウル(17 )の側面に適合し、かつ異なった母線をもつ2つの部分を有する倒置された截頭 円錐形状のボウル(19)を備えるという特異性と、上記縁または環(18)を なす要素は、上記ボウル(17)の部分および上記出力コーン(16)の他の端 部によって形成される側面の周囲に適合して、上記縁または環(18)は前端近 傍に内側凹部(23)を備え、この内側凹部は上記ボウル(17)の構成要素で ある適切な部材片の最大の入り込みに対するストッパを決定するという特異性と を有することを特徴とする請求項1に記載の金管楽器に導入される改善。 6.トランペットなど請求項1乃至5に述べた楽器に適用でき、楽器の構成要素 を製造するための方法であって、上記関連する楽器の構造の一部を形成する作り 出された幾何学なボディーによって決定される任意の管要素を得ることを可能に する方法において、 第1の処理段階中に、各楽器の特定の要求に応じて連続的または非連続的であ る適切な性質の金属のフィラメントを、得られるべき要素に適した型の回りに巻 き付け、巻き付ける際に上記金属フィラメント(27)の螺旋が、互いに接触し て、基礎体(26)を決定するとともに、この基礎体が、螺旋を固定する第2の 処理段階で最終的に安定化されることを本質的特徴とする楽器の構成要素の製造 方法。 7.上記螺旋(27)は、圧力または任意の種類の溶接による熱によって上記基 礎体に固定されることを特徴とする請求項6に記載の楽器の構成要素の製造方法 。 8.上記螺旋(27)は、金属めっき層(28)に適した電解槽中に上記基礎体 を少なくとも片側だけ浸漬するという電解的処理によって基礎体に固定されるこ とを特徴とする請求項6に記載の楽器の構成要素の製造方法。
JP51832295A 1994-01-10 1995-01-10 管楽器の改善およびこの管楽器の部材を製造するための方法 Expired - Fee Related JP3749252B2 (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ES9400030A ES2100788B1 (es) 1994-01-10 1994-01-10 Sistema de afinacion de trompetas.
ES9400029 1994-01-10
ES9400029A ES2100115B1 (es) 1994-01-10 1994-01-10 Procedimiento de fabricacion de piezas para instrumentos musicales, en especial de viento.
ES9400030 1994-01-10
ES9401090 1994-05-18
ES9401090A ES2102303B1 (es) 1994-05-18 1994-05-18 Sistema de afinacion general y correctora de trompetas
ES9401127 1994-05-23
ES9401127A ES2078191B1 (es) 1994-05-23 1994-05-23 Boquilla para instrumentos musicales de viento.
PCT/ES1995/000005 WO1995019032A2 (es) 1994-01-10 1995-01-10 Mejoras en instrumentos musicales de viento y procedimiento de fabricacion de piezas para dichos instrumentos musicales

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08508118A true JPH08508118A (ja) 1996-08-27
JP3749252B2 JP3749252B2 (ja) 2006-02-22

Family

ID=27443917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51832295A Expired - Fee Related JP3749252B2 (ja) 1994-01-10 1995-01-10 管楽器の改善およびこの管楽器の部材を製造するための方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6008443A (ja)
EP (1) EP0689184B1 (ja)
JP (1) JP3749252B2 (ja)
AT (1) ATE191577T1 (ja)
DE (1) DE69516044T2 (ja)
WO (1) WO1995019032A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013041057A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Yamaha Corp 管楽器およびアタッチメント
KR101407344B1 (ko) * 2012-11-19 2014-06-16 최영진 관악기의 음색 조절 방법

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
HRP20010829B1 (en) * 2001-11-09 2009-08-31 Lampeg Nikola Device for the correction of intonation deficiencies in brass instruments with three or four valves
US6717041B1 (en) * 2003-04-08 2004-04-06 G. Leblanc Corporation Tuning adjustment retaining mechanism
CN100426374C (zh) * 2004-03-08 2008-10-15 黄树佳 铜管乐器用的双层导管号咀
US9318082B2 (en) * 2014-02-11 2016-04-19 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Leadpipe or mouthpipe system for trombone or other brass instrument
USD846631S1 (en) * 2017-02-13 2019-04-23 Warwick Music Limited Musical instrument
KR102085785B1 (ko) * 2018-07-31 2020-03-06 조성태 벨 확장용 연결체 및 이를 구비한 트럼펫

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE377074C (de) * 1923-06-11 Bohuslav Fulik Mundstueck fuer Blechblasinstrumente
GB1268379A (en) * 1968-06-18 1972-03-29 Boosey & Hawkes Ltd Improvements relating to brass wind instruments
US3807271A (en) * 1972-03-21 1974-04-30 R Nipken Mouthpiece for wind instruments
US4276804A (en) * 1979-06-11 1981-07-07 Holland Jack O Pitch adjuster for valved brass instruments
DE3914591A1 (de) * 1989-05-03 1990-11-08 Herbert Kalina Zugposaune mit feinstimmer, insbesondere fuer tenorposaune, sowie feinstimmer dafuer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013041057A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Yamaha Corp 管楽器およびアタッチメント
KR101407344B1 (ko) * 2012-11-19 2014-06-16 최영진 관악기의 음색 조절 방법

Also Published As

Publication number Publication date
DE69516044D1 (de) 2000-05-11
EP0689184B1 (en) 2000-04-05
JP3749252B2 (ja) 2006-02-22
DE69516044T2 (de) 2000-12-21
EP0689184A1 (en) 1995-12-27
WO1995019032A3 (es) 1995-09-08
ATE191577T1 (de) 2000-04-15
US6008443A (en) 1999-12-28
WO1995019032A2 (es) 1995-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5205587B2 (ja) G−パン楽器
EP2409296B1 (en) Valve for wind instrument
US20060272473A1 (en) Mouthpiece for a wind instrument
JPH08508118A (ja) 管楽器の改善およびこの管楽器の部材を製造するための方法
US8389840B2 (en) Piccolo
JP5547178B2 (ja) 調整可能なクラリネット・バレル
JPS6013199B2 (ja) 管楽器
US9318082B2 (en) Leadpipe or mouthpipe system for trombone or other brass instrument
US5796022A (en) Helical air path induction in wind instruments
US20150371614A1 (en) Piccolo
US5969280A (en) Brass-wind musical instrument mouthpiece
US4860629A (en) Graphite trombone slide
US5241890A (en) Speaker vent
US4178829A (en) Power tube for flared bell musical instruments
Moore The acoustics of brass musical instruments
US7078605B2 (en) Inversely proportioned mouthpieces
JPH0664456B2 (ja) サクソフォーン
CN101409069B (zh) 倍低音萨克斯
JP7313651B2 (ja) サクソフォン
WO2007049735A1 (ja) 金属製管楽器の音質改善方法
US3507181A (en) Cup-mouthpiece wind instruments
US7608767B1 (en) Dual use trombone
JP3528578B2 (ja) 木管楽器
Rindel Acoustical aspects of the transverse flute from 1700 to present
KR102642453B1 (ko) 마감부가 포함된 톤홀구조체가 장착된 관악기

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050516

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091209

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees