JPH08506951A - シングルエンド型パルス・ゲート回路 - Google Patents

シングルエンド型パルス・ゲート回路

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JPH08506951A
JPH08506951A JP6519101A JP51910194A JPH08506951A JP H08506951 A JPH08506951 A JP H08506951A JP 6519101 A JP6519101 A JP 6519101A JP 51910194 A JP51910194 A JP 51910194A JP H08506951 A JPH08506951 A JP H08506951A
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、偶数及び奇数ビットを検出するための、2つの別個の経路を有するゲート回路を提供する。各経路には、等しい数の結合されたフリップ・フロップが含まれる。ビット検出の後、組み合わせ論理が、出力信号を与えるために、2つの経路を併合する。任意のリセット信号が、データ読み出し動作の開始において、全てのフリップ・フロップを論理0に初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】 シングルエンド型パルス・ゲート回路 発明の背景 発明の分野 本発明は、ゲート回路に関し、特に、直列データの再同期化回路内で使用する ための、刻時ディジタルパルス・ゲート機構に関する。 関連技術の説明 図1Aを参照すると、直列データクロック回復、及びデータ再同期化の用途に おいて、位相ロック・ループ(PLL)100を有する、疑似ランダムで、非同 期なデータ源から、周期的なクロック波形を回復することは、当該技術において 周知である。PLL100には通常、位相比較器108、低域通過フィルタ(L PF)109、及び電圧制御発振器(VCO)110が含まれる。位相比較器1 08は、それぞれ線105および103に初期に与えられ、遅延線107および クロックゲート111を通過した、2つの入力周波数を比較する。次に、位相比 較器108は、これら2つの周波数間の位相差により決定される、出力位相誤差 信号を生成する。線105の周波数が、線103の周波数に等しくない場合、L PF109により濾波された後、位相誤差信号により、VCO110の周波数が 、線105の周波数の方向に偏移させられる。PLL100が適切に設計された 場合、VCO110は、線105の周波数にロックし、疑似ランダムデータの抜 けパルス(ゼロ)を無視する。PLL100により生成された回復クロック波形 103w(図1B)は、その立 ち下がりエッジで各遅延パルスを枠組みする。これは、あらゆるビット(それぞ れ、線105および112に与えられる信号を表す、波形105wおよび112w を参照)に対して、「ウィンドウ」120をもたらす。入力データパルスは通常 、論理1を表し、一方パルスの欠如は通常、論理0を表すことに留意されたい。 LPF109は、これら刻時ウィンドウ内の個々のビットのジッタを大いに無視 し、それによって、平均ビット位置についてウィンドウ120の中心を維持し、 大部分のビットの適切な検出を確実にする。 ビット捕捉回路(以後、データラッチ101と言う)に、線112(線105 から遅延線107を介した)の生の非同期データ、及び線103の回復クロック 信号が与えられる。データラッチ101は、線112のデータビットを捕捉し、 次に線102にこれらビットを再同期化データとして伝送する(波形102wを 参照)。 データラッチ101は、以下の必要条件を有する。 1.最小の決定損失のための、ウィンドウ境界での非常に小さな準安定領域 2.最大転送速度能力(高いパルス繰り返し速度)のための、各ビットの伝送 からの急速な回復 3.NRZ(non-return-to-zero)出力パルス 理想的には、隣接するウィンドウにおける2つのビット、例えばウィンドウ1 20Cおよび120Dにおけるビット126および127は、それぞれ、互いの 方向に、ほとんど2つのビットが共通の境界125で出会う点に押されるとして も、ビット126および1 27は、データラッチ101により、依然として適切に認識されるべきである。 換言すれば、次のデータビットに対して準備ができるまでの、任意の単一ビット の伝送からの、データラッチ回復(リセット)時間は、ゼロに近づけるべきであ り、その結果、最大のデータ処理量、及びジッタ許容量が可能になる。 図2Aは、フリップ・フロップ201と202を含む、当該技術で周知のデー タラッチ200を示す。論理1の信号が、線203を介して入力データ端子Dに 与えられると仮定すると、データビットが線204に与えられた場合、フリップ ・フロップ201のQ出力端子の信号は、論理1にセットされる。規定により、 この論理1は又、フリップ・フロップ202のデータ入力端子Dに続いて与えら れる。線206(図2Bの波形206w)の次のクロックエッジは、この論理1 の信号をフリップ・フロップ202のQ出力端子に転送し、線208を介してフ リップ・フロップ201をクリアする。しかし、データラッチ200は、波形2 05wに対して適当な出力パルス幅210を与えるが、データラッチ200は、 データパルス、例えば各対212/213、及び214/215における2番目 のビットを識別せず、これはクロック周波数(波形206w)において、又はそ れより速い場合に発生する。従って、ビットは、フリップ・フロップ202のQ 出力端子の信号がローに立ち下がり、フリップ・フロップ201のクリアを解放 するのを可能にするために、少なくとも1つの空のウィンドウ220により、間 隔を開けられねばならない。このように、ビット211、212、及び214は 、デー タラッチ200により検出されるが、ビット213及び215は検出されないま まである。これは、幾つかの型式のチャンネル符号化方式に対しては許容可能で あるが、データラッチ200は、クロック周波数でデータを取り込むそれらの方 式を排除する。更に、波形204wのビット211及び212のように、ビット が、少なくとも1つの空のウィンドウにより間隔を開けられたとしても、ランダ ム雑音が、データラッチ200が許容可能なよりも互いに近い位置にビットを引 き込む、ジッタのあるデータのために、データラッチ200は誤差を生じ得る。 図3Aおよび図3Bを参照すると、別の周知のデータラッチ300には、以下 で詳細に説明する、バックラッシュ・クリア方式における、3つのフリップ・フ ロップ301、302、及び303が含まれる。フリップ・フロップ301は、 ビットトラップとして使用され、すなわちデータビット、例えばビット311が 線305に与えられた時、フリップ・フロップ301のQ出力端子の信号が、論 理1にセットされる。時間330(図3B)において、フリップ・フロップ30 2及び303のクロック入力端子CKに与えられる、線306の次のクロックエ ッジが、フリップ・フロツプ302のQ出力端子の信号を論理1にセットし、そ れが次に、線308を介して、全てのフリップ・フロップをクリアする。フリッ プ・フロップ303をクリアすると、フリップ・フロップ303のQ/出力にお いて、同期化データ出力パルスSD2(波形307w)がトリガされる。「クリ ア」パルスは通常、非常に短いので、フリップ・フロッ プ301は、図2のデータラッチ201よりも速い完全クロック周期で、データ をすぐに受け取る。時間331(図3B)において、立ち上がりクロックエッジ が、フリップ・フロップ303のQ出力端子の信号を論理0にセットし、それに よって同期化データパルス316が終了する。 フリップ・フロップ301は、時間330(波形306w)における立ち上が りクロックエッジの後の約2つのゲート遅延(すなわち、フリップ・フロップ3 02のデータ入力端子DからQ出力端子への信号の伝搬遅延、及びフリップ・フ ロップ301のクリア解放時間)まで、新しいデータを受け入れられない。従っ て、先ずウィンドウ320Aにおけるビット311が、フリップ・フロップ30 1を刻時する時間から、フリップ・フロップ301が、クリアされ解放される時 間まで、「盲点」がウィンドウ320B内に侵害している。転送周波数が増大し 、ウィンドウの寸法が縮小すると、この盲点は、次のウィンドウのかなりの割合 にわたって、侵害し得る。従って、図3Bに示すように、ビット311、312 、313、及び314は検出される(同期化データ波形307wの、それぞれパ ルス316、317、318、及び319を参照)が、ビット315は検出され ないままである。従って、ウィンドウの切り詰めは、高周波データ伝送を妨げ、 ジッタのあるデータにおける誤差率を増大させる。 図4は、フリップ・フロップ401、402、403、及びXORゲート40 4を含む、別の従来技術のデータラッチ400を示す。データラッチ400にお いて、フリップ・フロップ401は、各入 力データビットで引き外されず、クリアされないが、その代わり、入力データビ ットの立ち上がりエッジでトグルされるのみである。入力データが何もないと、 フリップ・フロップ401、402、及び403の全Q出力端子の信号は、同一 論理状態にある。簡単にするために、全てのフリップ・フロップが、それらのQ 出力端子で論理0信号を有すると仮定する。線406(図4Bの波形406wを 参照)の到来するデータビット411が、フリップ・フロップ401のQ出力端 子の信号を論理1にトグルする。時間421における立ち上がりクロックエッジ (波形407w)が、フリップ・フロップ402のQ出力端子の信号を論理1に セットする。従って、ここでフリップ・フロップ402、及びフリップ・フロッ プ403は、それらのQ出力端子で、反対の論理状態の信号を有する。次に、こ れらの信号が、XORゲート404の2つの入力端子に与えられる。これらの入 力信号により、XORゲート404は、出力線405に論理1信号を伝送し、そ れによって、同期化データ出力パルス416(図4Bの波形405w)が開始さ れる。時間422における次のクロックエッジは、フリップ・フロップ403の Q出力端子の信号を論理1に刻時する。XORゲート404への両方の入力信号 が論理1であるので、XORゲート404は、線405に論理0出力信号を与え 、それによって、同期化データパルス416が終了する。パルス416の立ち上 がり、及び立ち下がりエッジの両方は、到来するクロック信号(波形407wを 参照)に関して、同一量のゲート遅延を経験しているので、パルス416は、正 確に1つのクロック・ ウィンドウ420の幅であることに留意されたい。 クロック周波数に達するビット、例えば波形406wのビット412及び41 3は、出力線405(波形405w)に連続した論理1信号(パルス417)を 生成する。この論理1出力信号は、入力データのパターンの隣接するパルスに対 する所望の応答である。この構成において、ビット(ビット414及び415の ような)は、クロック周期、すなわちウィンドウ420よりもかなり近くに間隔 を置かれ得ることに留意されたい。例えば、ウィンドウ420G内へのウィンド ウ420Fの侵害は何もないので、ビット414が、クロックエッジ430のす ぐ前に達し、ビット415が、クロックエッジ430のすぐ後に達したとしても 、両方のビットは、検出され、結果として波形405wの隣接パルス418とな る。データラッチ400の動作に関する更なる情報は、1991年3月5日に出 願された米国特許番号第07/664,911号に開示されており、本明細書に完全な形で 参照として取り入れる。 フリップ・フロップ401、402、及び403はクリアされないので、例え ばデータラッチ300により作り出される盲点は削除される。更に、フリップ・ フロップ401、402、及び403は、図2A及び図3Aにおける、その対応 品の半分の周波数で動作する。 しかし、論理のこの形式における伝搬遅延は、エッジ遷移の方向とは独立であ る(例えば、フリップ・フロップのクロック入力から、そのQ出力における正の 遷移への伝搬遅延は、クロック入力とQ出力における負の遷移との間の伝搬遅延 に等しい)ので、データラッ チ400は、差動エミッタ結合論理(ECL)で好適に実施される。このことは 、データ・ウィンドウ境界が、以下の期間で交互に規定されるので、重要である 。 1.フリップ・フロップ401のクロック入力端子から、そのQ出力端子にお ける論理1への、線406の論理1信号の伝搬遅延、または、 2.フリップ・フロップ401のクロック入力端子から、そのQ出力端子にお ける論理0への、線406の論理0信号の伝搬遅延に、フリップ・フロップ40 2のD入力端子における、論理0のセットアップ時間を加えた時間。 差動ECL論理において、期間1及び2は実質的に等しい。ECLは、CMO S論理よりも、物理的に大きく、かなり多くの電力を消費するという欠点を有す る。しかし、データラッチ400が、シングルエンド型のCMOS技術で実施さ れた場合、期間1及び2に対して実質的に等しい時間遅延を達成することは困難 であり、しばしば、奇数ビット・ウィンドウと、偶数ビット・ウィンドウとの間 の寸法におけるスキューに帰結する。 発明の摘要 本発明によれば、ゲート回路には、偶数及び奇数ビットを検出するための2つ の別個の経路が含まれる。特に、第1の経路は、第1の所定の論理状態信号を与 えるために、偶数データビットによりトリガされ、第2の論理状態信号を与える ために、奇数データビットによりトリガされる。反対に、第2の経路は、第2の 論理状態信号 を与えるために、偶数データパルスによりトリガされ、第1の論理状態信号を与 えるために、奇数データパルスによりトリガされる。ゲート回路には更に、出力 信号を与えるために、第1と第2の経路を結合するための組み合わせ論理が含ま れる。 第1の経路には、第1の複数の結合されたフリップ・フロップが含まれる。本 発明の一実施例において、第1の複数のフリップ・フロップには、第1、第2、 及び第3のフリップ・フロップが含まれる。各フリップ・フロップは、データ入 力端子、クロック入力端子、及び出力端子を有する。第1のフリップ・フロップ には、更なる出力端子が含まれる。 第1のフリップ・フロップの出力端子は、第2のフリップ・フロップのデータ 入力端子に結合され、第1のフリップ・フロップの更なる出力端子は、第1のフ リップ・フロップのデータ入力端子に結合され、第2のフリップ・フロップの出 力端子は、第3のフリップ・フロップのデータ入力端子に結合される。 各経路には、等しい数の結合されたフリップ・フロップが含まれる。従って、 本発明のこの実施例において、第2の経路は、第2の複数のフリップ・フロップ からなる。特に、第2の複数のフリップ・フロップには、第4、第5、及び第6 のフリップ・フロップが含まれる。第2の経路における各フリップ・フロップは 又、データ入力端子、クロック入力端子、及び出力端子を有する。第4のフリッ プ・フロップの出力端子は、第5のフリップ・フロップのデータ入力端子に結合 され、第5のフリップ・フロップの出力端子は、第6 のフリップ・フロップのデータ入力端子に結合される。 本発明のデータラッチには更に、データ入力線、及びクロック入力信号線が含 まれる。第1及び第4のフリップ・フロップのクロック入力端子は、データ入力 線に結合される。第2、第3、第5、及び第6のフリップ・フロップのクロック 入力端子は、クロック入力信号線に結合される。第1のフリップ・フロップの更 なる出力端子は、インバータを介して、第4のフリップ・フロップの入力端子に 結合される。このことは、第1のフリップ・フロップの出力端子での信号の負荷 、従って伝搬遅延に影響を与えることなく、第4のフリップ・フロップのデータ 入力端子に、第1のフリップ・フロップの出力端子の等価論理状態を示す。この ようにして、第1及び第4のフリップ・フロップの、クロック入力端子と出力端 子間の伝搬遅延が等しくなる。 本発明のこの実施例における組み合わせ論理には、第1、第2、及び第3のN ANDゲートが含まれる。各NANDゲートは、第1の入力端子、第2の入力端 子、及び出力端子を有する。第3のフリップ・フロップの出力端子は、第1のN ANDゲートの第2の入力端子に結合される。第2のフリップ・フロップの出力 端子は、第1のNANDゲートの第1の入力端子に結合される。 本発明のこの実施例に更に従えば、第6のフリップ・フロップの出力端子は、 第2のNANDゲートの第2の入力端子に結合される。前記第5のフリップ・フ ロップの出力端子は、前記第2のNANDゲートの前記第1の入力端子に結合さ れる。第1のNANDゲート の出力端子は、第3のNANDゲートの第1の入力端子に結合される。第2のN ANDゲートの出力端子は、第3のNANDゲートの第2の入力端子に結合され る。第3のNANDゲートの出力線は、出力信号を与える。上記したゲート回路 は、実質的に完全に開放したパルス捕捉ウィンドウを提供する。このゲート回路 に対する通常の応用例は、直列データ受信機において、同期データ信号を与える ためのデータラッチである。 本発明に更に従えば、データラッチの上記した構成を有するが、第3及び第6 のフリップ・フロップに、クロック信号を反転する第2のインバータを更に有す る、クロックゲートが提供される。このようにして、第3のNANDゲートの出 力線により与えられる、出力信号、すなわちゲートされたクロック信号は、入力 クロック信号周期の1.5倍である。従って、本発明は、下流の回路構成に対し て、望ましいゲートされたクロック源を与える。 本発明の別の実施例において、組み合わせ論理には、第1と第2のANDゲー ト、及びNORゲートが含まれる。これらのゲートの結合は、3つのNANDゲ ートに対して上記したのと同様にして達成され、第1と第2のANDゲートは、 第1と第2のNANDゲートに取って代わり、NORゲートは、第3のNAND ゲートに取って代わる。 本発明に更に従えば、奇数及び偶数データパルスを分割するための手段、及び これらのデータパルスを受信し、同期データを出力するための手段を含む、デー タラッチが提供される。分割手段は、差 動ECL回路構成で実施され、それに対して受信手段は、CMOS回路構成で実 施される。このようにして、データラッチは、均衡のとれた立ち上がり、立ち下 がりエッジ伝搬遅延が、奇数及び偶数ビットを対称的に取り扱うことに充分適合 される、差動ECL回路構成によりなされる全てのタイミング決定を有すること により、回路の性能をかなり改善する。CMOSフリップ・フロップ及びXOR ゲートは、入力ビット再タイミングがECL論理で発生した後、出力パルスを成 形するよう機能する。 図面の簡単な説明 図1Aは、データ同期化の応用例における、従来の位相ロック・ループのブロ ック図を示す。 図1Bは、図1Aに示す回路に、及びその回路により与えられる各種の波形を 示す。 図2Aは、2つのフリップ・フロップを含む、従来技術のデータラッチを示す 。 図2Bは、図2Aに示すデータラッチに、及びそのデータラッチにより与えら れる各種の波形を示す。 図3Aは、バックラッシュ構成で結合された3つのフリップ・フロップを含む 、他の従来技術のデータラッチを示す。 図3Bは、図3Aに示すデータラッチに、及びそのデータラッチにより与えら れる各種の波形を示す。 図4Aは、3つのフリップ・フロップ、及びXORゲートを含む、他の従来技 術のデータラッチを示す。 図4Bは、図4Aに示すデータラッチに、及びそのデータラッチにより与えら れる各種の波形を示す。 図5Aは、偶数及び奇数ビットに対する別個の経路を含む、本発明によるデー タラッチを示す。 図5Bは、図5Aに示すデータラッチに、及びそのデータラッチにより与えら れる各種の波形を示す。 図6Aは、従来技術のクロックゲートを示す。 図6Bは、図6Aに示すクロックゲートに、及びそのクロックゲートにより与 えられる各種の波形を示す。 図7Aは、他の従来技術のクロックゲートを示す。 図7Bは、図7Aに示すクロックゲートに、及びそのクロックゲートにより与 えられる各種の波形を示す。 図8Aは、他の従来技術のクロックゲートを示す。 図8Bは、図8Aに示すクロックゲートに、及びそのクロックゲートにより与 えられる各種の波形を示す。 図9Aは、他の従来技術のクロックゲートを示す。 図9Bは、図9Aに示すクロックゲートに、及びそのクロックゲートにより与 えられる各種の波形を示す。 図10Aは、本発明によるクロックゲートを示す。 図10Bは、図10Aに示すクロックゲートに、及びそのクロックゲートによ り与えられる各種の波形を示す。 図11Aは、バイポーラ、及びCMOS技術を組み合わせる、本発明のパルス ゲート回路の他の実施例を示す。 図11Bは、図11Aに示すデータラッチをクロックゲートに変形させる、E CL−CMOS変換器1106の構成を示す。 図12は、本発明による、組み合わせ論理の他の実施例を示す。 発明の詳細な説明 本発明の一実施例において、図5A及び図5Bを参照すると、データラッチ5 00は、フリップ・フロップ506、507、及び508を含む経路501と、 フリップ・フロップ509、510、及び511を含む経路502とに分割され る。フリップ・フロップ506のQ出力端子は、フリップ・フロップ507のデ ータ入力端子Dに結合される。この結合構成は又、フリップ・フロップ507と 508、フリップ・フロップ509と510、及びフリップ・フロップ510と 511の間にも見出される。フリップ・フロップ506のQ/出力端子は、それ 自身のデータ入力端子Dだけでなく、インバータ512を介した、フリップ・フ ロップ509のデータ入力端子にも又結合される。フリップ・フロップ507、 509、及び510のQ/出力端子だけでなく、フリップ・フロップ508及び 511のQ出力端子も又、浮いたままであり、この実施例では使用されない。 組み合わせ論理518は、経路501と502を併合する。特に、フリップ・ フロップ508のQ/出力端子は、NANDゲート514の一方の入力端子に結 合され、一方フリップ・フロップ507のQ出力端子は、NANDゲート514 の他方の入力端子に結合される。同様に、フリップ・フロップ511のQ/出力 端子は、NAN Dゲート515の一方の入力端子に結合され、一方フリップ・フロップ510の Q出力端子は、NANDゲート515の他方の入力端子に結合される。NAND ゲート514及び515の出力端子は、NANDゲート516の入力端子に結合 される。NANDゲート516の出力端子は、線517を介して、データラッチ 500からの同期化データを与える。 フリップ・フロップ507、508、510、及び511の入力クロック端子 Cは、線505に結合されるが、フリップ・フロップ506及び507の入力ク ロック端子Cは、線503に結合される。本発明の一実施例において、データラ ッチ500における全てのフリップ・フロップのリセット端子は、インバータ5 13を介して線504に結合される。 線504に与えられ、インバータ513により反転されたロー信号RG3が、 全Q出力信号が論理0になるように、フリップ・フロップ506−511をリセ ットする。フリップ・フロップ506の出力信号Qが論理0であるので、出力信 号Q/は論理1である。この論理1信号は、フリップ・フロップ507の入力端 子D、及びフリップ・フロップ506の入力端子Dに与えられる。次に、この論 理1信号が、インバータ512により反転される。従って、論理0信号が、フリ ップ・フロップ509のデータ入力端子Dに与えられる。線504の信号RG3 が、ハイになった後(波形504wを参照)、入力データ線503(波形503w )の第1のデータビット530は、フリップ・フロップ506のQ出力端子の信 号を論理1にトグルす るが、フリップ・フロップ509のQ出力端子の信号はゼロのままである。フリ ップ・フロップ506のQ出力端子の信号は、論理1であるので、フリップ・フ ロップ506のQ/出力端子の信号は、論理0である。この論理0信号は、イン バータ512により反転される。従って、論理1信号が、フリップ・フロップ5 09の入力データ端子Dに与えられる。この論理1信号は、信号DELDATA (波形503wを参照)の次のデータビット(ビット531)に応答して、Q出 力端子に転送されることに留意されたい。フリップ・フロップ507、508、 510、及び511のQ出力端子の信号は、ロー、すなわち論理0のままである ことに留意されたい。従って、時間550において、線517の同期化データ信 号SDATAは論理0である。線505のクロック信号MVCOBを表すパルス 542(時間551における波形505wを参照)の立ち上がりエッジは、フリ ップ・フロップ507のデータ入力端子の論理1信号を、フリップ・フロップ5 07のQ出力端子に刻時する(波形507wを参照)。波形506w、507wの 信号は論理1であるが、時間551における、波形508w、509w、510w 、及び511wの信号は論理0である。フリップ・フロップ507のQ出力端子 、及びフリップ・フロップ508のQ/出力端子により与えられる、NANDゲ ート514への2つの論理1入力信号は、結果としてNANDゲート514から の論理0出力信号となる。フリップ・フロップ510のQ出力端子、及びフリッ プ・フロップ511のQ/出力端子により与えられる、NANDゲート515へ の論理0及び1入力信号は、結 果としてNANDゲート515からの論理1出力信号となる。NANDゲート5 16に、論理0及び論理1入力信号が与えられるので、NANDゲート516か らの線517の出力信号SDATAは、論理1である。 線505のクロック信号MVCOBのパルス543の立ち上がりエッジは、フ リップ・フロップ507のQ出力端子の論理1信号(フリップ・フロップ508 のデータ入力端子Dへの信号として与えられる)を、フリップ・フロップ508 のQ出力端子に刻時する。NANDゲート514の入力端子の一つに与えられる 、フリップ・フロップ508のQ/出力端子におけるロー信号は、NANDゲー ト514の出力信号を論理1に変化させ、それによって又NANDゲート516 の出力信号を論理0に変化させる。波形517wのパルス561は、波形505w の1クロックサイクルに等しい周期を有することに留意されたい。 波形503wの信号DELDATAのビット531は、フリップ・フロップ5 06及び509のQ出力端子の信号を、それぞれ論理0及び1にトグルする。ク ロック信号MVCOBのパルス544の立ち上がりエッジは、フリップ・フロッ プ507及び510のQ出力端子の信号を、それぞれ論理0及び1に刻時する。 従って、時間554における、同期化出力データ信号SDATAは、論理1であ る。 データ信号DELDATA(波形503w)のビット532は、フリップ・フ ロップ506及び509のQ出力端子の信号を、それぞれ論理1及び0にトグル する。クロック信号MVCOBのパルス5 45の立ち上がりエッジは、フリップ・フロップ507、508、510、及び 511の出力端子の信号を、それぞれ論理1、0、0、及び1に刻時する。従っ て、時間556において、同期化データ出力信号SDATAは、論理1のままで ある。 クロック信号MVCOBのパルス546は、フリップ・フロップ508のQ出 力端子の信号を、論理1に刻時し、フリップ・フロップ511のQ/出力端子の 信号を、論理0に刻時する。従って、時間557において、同期化データ出力信 号SDATAは、論理0にセットされる。データビット531及び532は、1 クロック周期(波形505w)よりも少なく分離されているが、本発明は、両方 のパルスを検出し、2つのMVCOBクロックサイクルに対して、隣接する論理 1信号を与える(波形517wのパルス562を参照)ことに留意されたい。 従って、図5A及び図5Bを参照して、上記に示したように、経路501にお けるフリップ・フロップ506は、そのQ出力端子に論理1信号を与えるために 、奇数ビット(すなわち、ビット530及び532)によりトリガされ、そのQ 出力端子に論理0信号を与えるために、偶数ビット(すなわち、ビット531) によりトリガされる。 反対に、経路502におけるフリップ・フロップ509は、そのQ出力端子に 論理1信号を与えるために、偶数ビット(すなわち、ビット531)によりトリ ガされ、そのQ出力端子に論理0信号を与えるために、奇数データビット(すな わち、ビット532)によ りトリガされる。フリップ・フロップ507、508、510、及び511は、 線505のクロックパルスの立ち上がりエッジによりトリガされる。 本発明によれば、データウィンドウ境界は、以下の期間により交互に規定され る。 1.フリップ・フロップ506のクロック入力端子から、そのQ出力端子への 論理1信号の伝搬遅延に、フリップ・フロップ507のデータ入力端子Dにおけ る論理1信号のセットアップ時間を加えた時間、または、 2.フリップ・フロップ509のクロック入力端子から、そのQ出力端子への 論理1信号の伝搬遅延に、フリップ・フロップ510のデータ入力端子Dにおけ る論理1信号のセットアップ時間を加えた時間。 偶数及び奇数ウィンドウの寸法が等しくなるのを確実にするために、期間1及 び2に対する伝搬遅延は、実質的に等しくなければならない。この等価性を達成 するために、本発明は、フリップ・フロップ506及び509に等しい論理構成 要素、及びフリップ・フロップ507及び510に等しいデータ−クロック・セ ットアップ時間を提供する。このようにして、本発明は、経路501及び502 を介して、ウィンドウ境界決定点を等しくし、それによって奇数−偶数ウィンド ウ歪みを防止する。 更に、データラッチ500におけるフリップ・フロップ506−511は、デ ータ読み出し動作の開始後に、リセットされないので、 本発明は、従来技術のラッチにより生成される盲点を削除する。従って、本発明 により、完全開放ウィンドウが可能となる、すなわちウィンドウ内の位置に関係 なく、あらゆるデータビットが適切に検出される。更に、本発明によれば、全フ リップ・フロップが、図2及び図3に示す慣用的な従来技術のラッチの半分の周 波数で動作する。 図1Aを参照して以前に述べたように、線103のVCO出力信号は、位相ロ ック・ループを閉じるために、位相比較器108に与えられる。通常、位相比較 器108は、完全な周波数弁別能力を有する、すなわち位相比較器108は、周 波数差の大きさに関係なく、入力(すなわち、データ)周波数の方向へとVCO を強いる。チャンネルデータは、疑似ランダムであり、しばしば実際のクロック 周波数において、何の成分も有していないので、VCO110による適格でない (直接接続される)フィードバックが、結果として予測不可能な、従って、使用 不可能なVCO周波数となる。 この状態を回避するために、線103のVCO110からのフィードバック信 号は、先ず位相比較器108の負の入力端子に与える前に、一つずつ基準に基づ いて、入力データパルスの到着により適格にされる。適格化回路は、クロックゲ ート111として参照される。データラッチ101に似た、クロックゲート11 1は、平均入力データパルスの進みエッジについて、ウィンドウを確立する。線 105のデータパルスが、クロックゲート111の入力端子に到着した場合、ク ロックゲート111の出力端子おいて何の遷移も発生 しないが、クロックゲート111は、線103の次の回復クロックパルスを通す ために、許可される。線103の、次に発生するクロックエッジが位相比較器1 08に伝送され、ゲートが閉じる。ラッチは、線105の別のデータパルスの到 着後まで、線103の更なるクロックパルスに対して、「閉じた」ままである。 本発明の一実施例において、VCO周期の1.5倍の予測遅延が、以下に記載す る方法で、このゲート・ウィンドウをセットし、中心決めする。 位相ロック・ループ100は、安定ロックにある場合、強制的に位相比較器1 08の(正及び負の)入力端子におけるパルスを、概ね瞬時的に発生させる(す なわち、閉ループ構成で動作する場合、正及び負の入力端子の信号を概ね等しい 電圧に強制する、演算増幅器に類似して)。図1Aに示すように構成された半セ ルの予測遅延により、線105の到来するデータパルスは、VCO110周期の 1/2に選択される遅延量だけ、位相比較器入力パルスを進ませる。クロックゲ ート111が何の遅延も有さないと仮定した場合、VCO110からの出力パル スは、位相比較器108の入力パルスと同期がとられ、従ってVCO110の周 期の1/2だけ、入力データパルスを遅らせる。このようにして、平均入力デー タパルスのエッジは、VCO110からのパルスの立ち上がりエッジ間の中間で 正確に発生する。従って、本発明によれば、データパルスは、適当な(次の)V COパルスに対して、クロックゲート111を依然として開放しながら、VCO 周期の±1.5倍の移動の自由度(ジッタ許容差)を有する。入力データパルス のジッタ特性が、平均位置に ついて対称であると仮定すると、VCO110により規定されるウィンドウ内の 、データパルスのこのセンタリングは、最低の可能性のあるビット誤差率(BE R)を生み出す。 通常のクロックゲートの必要条件には、 1.最小決定損失に対する、ウィンドウ境界での非常に小さな準安定領域と、 2.最大転送速度能力(高いパルス繰り返し速度)に対する、各ビットの伝送 からの急速な回復と、 3.RZ(return-to-zero)出力パルスと、 が含まれる。データラッチ101は、non-return-to-zero出力パルスを有する ことにより、クロックゲートと区別されることに留意されたい。 図6Aは、データラッチ200(図2A)と等しい構成を有する、従来技術の クロックゲート600を示す。線605の出力信号は、同期化データである代わ りに、ゲートされたクロック信号GC1である。しかし、図6Bの波形605w に示すように、データラッチ200と同じ欠点を被る。特に、クロックゲート6 00は、ビット613及び615のような、クロック周波数以上にある、入力デ ータパルスを検出しない。 図7Aは、データラッチ300(図3)に類似した構成を有する、別の周知の クロックゲート700を示す。クロックゲート700は、データラッチ300の 出力パルス信号を、概ね1クロックサイクルの幅に再成形する、フリップ・フロ ップ303を削除している。ク ロックゲート700において、ゲートされたクロック信号GC2の幅は、フリッ プ・フロップ702の自己クリア時間によりセットされる。しかし、この構成は 、好ましからず盲点幅を広げる、すなわち時間フリップ・フロップ701はクリ アされたままであり、入力データ遷移を受け入れられない。 図8に示す、別の従来技術のクロックゲート800は、図4に示すデータラッ チ400に類似した構成を有する。特に、クロックゲート800には、3つのフ リップ・フロップ801、802、及び803、及びNORゲート804が含ま れる。クロックゲート800には更に、クロック信号を与える線807、及びフ リップ・フロップ803のクロック入力端子CKに結合されるインバータ・ゲー ト850が含まれる。図8Bを参照すると、波形805wで示す、ゲートされた クロック信号GC3は、完全クロック周波数(すなわち、クロックサイクル毎に 繰り返されるゲート動作)でさえも、下流でのエッジ活性化回路構成を刻時する のに特に有利である、return-to-zero(RZ)の特徴を示す。従って、図8Bに 示すように、全入力データビット811、812、813、814、及び815 は、それぞれ出力パルス816、817、818、819、及び820で明示さ れるように、クロックゲート800により検出される。しかし、クロックゲート 800は、データラッチ400(図4)と同じ欠点を被る。特に、クロックゲー ト800は、伝搬遅延がエッジ遷移の方向と独立である(例えば、フリップ・フ ロップ入力クロック端子から、そのQ出力端子における正の遷移への信号伝搬遅 延は、 クロック入力端子と、Q出力端子における負の遷移との間の信号伝搬遅延に等し い)ので、好適には差動エミッタ結合論理(ECL)で実施される。クロックゲ ート800のデータウィンドウ境界は、以下の期間により交互に規定される。 1.フリップ・フロップ801のクロック入力端子CKから、そのQ出力端子 における論理1への、線806の論理1信号の伝搬遅延に、フリップ・フロップ 802のD入力端子における論理1のセットアップ時間を加えた時間、または、 2.フリップ・フロップ801のクロック入力端子CKから、そのQ出力端子 における論理0への、線806の論理0信号の伝搬遅延に、フリップ・フロップ 802のD入力端子における論理0のセットアップ時間を加えた時間。 差動ECL論理において、期間1及び2は実質的に等しい。ECLは、CMO S論理よりも、物理的に大きく、かなり多くの電力を消費するという欠点を有す る。しかし、クロックゲート800が、シングルエンド型のCMOS技術で実施 された場合、期間1及び2に対して実質的に等しい時間遅延を達成することは困 難であり、しばしば、奇数ビット・ウィンドウと、偶数ビット・ウィンドウとの 間の寸法におけるスキューに帰結する。 図9Aは、データラッチ800に類似した構成を有する、クロックゲート90 0を示す。クロックゲート900には、フリップ・フロップ901及び902が 含まれる。入力データが、フリップ・フロップ901のクロック端子CKへの線 906に与えられる。フリ ップ・フロップ901のQ/出力端子は、それ自身のデータ入力端子Dに結合さ れる。Q出力端子は更に、フリップ・フロップ902のデータ入力端子Dだけで なく、NORゲート904の一方の入力端子にも結合される。クロック信号が、 フリップ・フロップ902のクロック端子CKへの線907に与えられる。フリ ップ・フロップ902のQ/出力端子は、NORゲート904の他方の入力端子 に結合される。NORゲート904は、結果としてのゲートされたクロック信号 GC4を線905に与える。図9Bに示すように、ゲートされたクロック信号G C4を表す波形910は、変化するデューティサイクル(入力パルス位置の関数 として)を有するが、タイミング情報を担持する、立ち上がりエッジ930の位 置は、図8Bの波形810で示す立ち上がりエッジ830に関連して、保存され る。しかし、クロックゲート900は、図8A及び図9Aを参照して上記した( 従って、ここでは詳細に説明しない)、同一の欠点を有する。 図10Aは、線1005のインバータ1070が、フリップ・フロップ100 8及び1011へのクロック信号を反転することを除いて、図5に示すデータラ ッチ500に等しい構成を有する、本発明によるクロックゲート1000を示す 。図10Bに波形1017wで示す、クロック信号のこの発明は、図5Bにパル ス561で示す完全クロック周期の代わりに、1クロック周期幅の1/2である 、例えばパルス1061、1062、及び1063の出力パルスを作り出す。こ の短縮されたパルス周期により、クロックゲート100 0を、下流の回路構成に対するゲートされたクロック源として、使用することが 可能となる。 本発明によるゲート回路、すなわちデータラッチ、及びクロックゲートは更に 、実質的に完全開放のパルス捕捉ウィンドウを提供する。 本発明によるデータラッチ1100の他の実施例を図11Aに示す。データラ ッチ1100には、差動ECLフリップ・フロップ1101と1102、差動E CL−CMOS変換器1103と1106、標準CMOSフリップ・フロップ1 104、及びNORゲート1105が含まれる。当該技術において周知なように 、差動ECLにおける信号は、2本の線で表される。一方の線の論理信号の状態 は、他方の線の信号の補数である。例えば、図11Aを参照すると、入力データ 線1107Aの信号が、ハイからローに遷移すると、入力データ線1107Bの 信号は、ローからハイに遷移する。論理決定は、2つの電圧が他方の状態に遷移 する場合に、2つの電圧が交差する点においてなされる。換言すると、2つの電 圧が交差する点は、差動ECL論理に対する等価閾値点である。ECL−CMO S変換器1103及び1106が、適切な信号形式を確保するために、差動EC Lフリップ・フロップ1101と1102、及びCMOSフリップ・フロップ1 104間に配置される。 データラッチ1100は、データラッチ400(図4A)に類似して機能する 。特に、データラッチ1100は、奇数及び偶数データパルスを分割する。例え ば、データラッチ1100は、奇数ビッ トを立ち上がりエッジに変形し、偶数ビットを立ち下がりエッジに変形させる。 しかし、データラッチ1100は、その完全に対称で平衡な伝搬遅延論理のため に、立ち上がり、及び立ち下がりエッジを等しく解釈する。従って、データラッ チ1100により与えられるウィンドウは、同一寸法であることが確保され、そ れによってデータラッチの性能を最適化する。 データラッチ1100は、データラッチ400よりも幾つかの利点を有する。 特に、Q出力信号が論理1に遷移している場合における、クロック入力端子から そのQ出力端子への伝搬遅延は、Q出力信号が論理0に遷移している場合におけ る、クロック入力端子からそのQ出力端子への伝搬遅延に等しい。従って、閾値 点は、論理状態に関わらない時間における同一点で生じる。この実施例において 、差動ECLフリップ・フロップ1101及び1102は、偶数及び奇数データ パルスの分割を実行し、それにより立ち上がり、及び立ち下がりエッジの解釈が 、大いに改善されることを可能にする、従来技術のデータラッチの周波数の半分 で、この動作の発生を可能にする。比較的大きく、高電力の差動ECL回路構成 によりなされる、この分割動作の後、比較的小さく、低電力のCMOS回路構成 に信号が与えられる。従って、データラッチ1100は、CMOS論理よりも速 い差動ECL論理によりなされる、全てのタイミング決定を有することによって 、大いに性能を改善する。 図11Bに示すように、ECL−CMOS変換器1106への入力信号を逆に する(すなわち、入力線1108Bではなく、入力線 1108Aの信号を反転する)ことにより、図8に示すクロックゲート800に 機能的に類似した、クロックゲートにデータラッチ1100が変形される。 上記の説明は、例示であって、制限すること意図したものではない。当業者は 、詳細な説明、及び添付図面の検討に基づき、本発明の範囲内で他の構成を工夫 することが可能である。例えば、図12に示すように、本発明の他の実施例にお ける組み合わせ論理1200には、NANDゲート514/515(図5)、又 はNANDゲート1014/1015(図10)に対して置換されるANDゲー ト1201/1202、及びNANDゲート516、又はNANDゲート101 6に対して置換されるORゲート1203が含まれる。本発明の他の実施例にお いて、フリップ・フロップの反転端子は、非反転端子(図5A及び図10Aに示 す)の代わりに、別のフリップ・フロップのデータ入力端子に結合される。これ らの実施例において、他の適当な組み合わせ論理が、正確な出力信号を与えるた めに使用される。更に、上記のゲート回路をCMOS技術で示したが、本発明の 他の実施例では、I2L及びTTLのような、他の技術も使用される。本発明は 、添付の特許請求項に記載される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.同期データを与えるためのデータラッチにおいて、 第1の論理状態信号を与えるために、偶数データパルスによりトリガされ、 第2の論理状態信号を与えるために、奇数データパルスによりトリガされる、第 1の経路と、 前記第2の論理状態信号を与えるために、前記偶数データパルスによりトリ ガされ、前記第1の論理状態信号を与えるために、前記奇数データパルスにより トリガされる、第2の経路と、 前記同期データを与えるために、前記第1の経路、及び前記第2の経路を結 合する、組み合わせ論理と、 からなるデータラッチ。 2.前記第1の経路が、第1の複数の、結合されたフリップ・フロップからなる 、請求項1に記載のデータラッチ。 3.前記第1の複数のフリップ・フロップには、第1、第2、及び第3のフリッ プ・フロップが含まれ、各フリップ・フロップは、データ入力端子、クロック入 力端子、及び第1の出力端子を有する、請求項2に記載のデータラッチ。 4.前記第1のフリップ・フロップには、第2の出力端子が含まれ、更に前記第 1のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第2のフリップ・フロッ プの前記データ入力端子に結合され、前記第1のフリップ・フロップの前記第2 の出力端子は、前記第1のフリップ・フロップの前記データ入力端子に結合され 、前記第2のフリップ・フロップの前記第1の出力端子 は、前記第3のフリップ・フロップの前記データ入力端子に結合される、請求項 3に記載のデータラッチ。 5.前記第2の経路が、第2の複数の、結合されたフリップ・フロップからな る、請求項4に記載のデータラッチ。 6.前記第2の複数のフリップ・フロップには、第4、第5、及び第6のフリ ップ・フロップが含まれ、各フリップ・フロップは、データ入力端子、クロック 入力端子、及び第1の出力端子を有する、請求項5に記載のデータラッチ。 7.前記第4のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第5のフリ ップ・フロップの前記データ入力端子に結合され、前記第5のフリップ・フロッ プの前記第1の出力端子は、前記第6のフリップ・フロップの前記データ入力端 子に結合される、請求項6に記載のデータラッチ。 8.データ入力線、及びクロック入力信号線を更に含む、請求項7に記載のデ ータラッチ。 9.前記第1及び前記第4のフリップ・フロップの前記クロック入力端子は、 前記データ入力線に結合される、請求項8に記載のデータラッチ。 10.前記第2、第3、第5、及び第6のフリップ・フロップの前記クロック入 力端子は、前記クロック入力信号線に結合される、請求項9に記載のデータラッ チ。 11.リセット信号線を更に含み、前記フリップ・フロップの各々が更に、前記 リセット信号線に結合されるリセット端子を含む、 請求項10に記載のデータラッチ。 12.前記第1のフリップ・フロップの前記データ入力端子は、インバータを介 して、前記第4のフリップ・フロップの前記入力端子に結合される、請求項10 に記載のデータラッチ。 13.前記組み合わせ論理には、第1、第2、及び第3のNANDゲートが含ま れ、各NANDゲートは、第1の入力端子、第2の入力端子、及び出力端子を有 する、請求項12に記載のデータラッチ。 14.前記第3のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第1のNA NDゲートの前記第2の入力端子に結合される、請求項13に記載のデータラッ チ。 15.前記第2のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第1のNA NDゲートの前記第1の入力端子に結合される、請求項14に記載のデータラッ チ。 16.前記第6のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第2のNA NDゲートの前記第2の入力端子に結合される、請求項15に記載のデータラッ チ。 17.前記第5のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第2のNA NDゲートの前記第1の入力端子に結合される、請求項16に記載のデータラッ チ。 18.前記第1のNANDゲートの前記出力端子は、前記第3のNANDゲート の前記第1の入力端子に結合され、前記第2のNANDゲートの前記出力端子は 、前記第3のNANDゲートの 前記第2の入力端子に結合される、請求項17に記載のデータラッチ。 19.前記第3のNANDゲートの前記出力線は、前記同期データ信号を与える 、請求項18に記載のデータラッチ。 20.前記組み合わせ論理には、第1と第2のANDゲート、及びORゲートが 含まれ、各ANDゲート、及び前記ORゲートは、第1の入力端子、第2の入力 端子、及び出力端子を有する、請求項12に記載のデータラッチ。 21.前記第3のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第1のAN Dゲートの前記第2の入力端子に結合される、請求項20に記載のデータラッチ 。 22.前記第2のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第1のAN Dゲートの前記第1の入力端子に結合される、請求項21に記載のデータラッチ 。 23.前記第6のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第2のAN Dゲートの前記第2の入力端子に結合される、請求項22に記載のデータラッチ 。 24.前記第5のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第2のAN Dゲートの前記第1の入力端子に結合される、請求項23に記載のデータラッチ 。 25.前記第1のANDゲートの前記出力端子は、前記ORゲートの前記第1の 入力端子に結合され、前記第2のANDゲートの前記出力端子は、前記ORゲー トの前記第2の入力端子に結合 される、請求項24に記載のデータラッチ。 26.前記ORゲートの前記出力線は、前記同期データ信号を与える、請求項1 8に記載のデータラッチ。 27.ゲートされたクロック信号を与えるためのクロックゲートにおいて、 第1の論理状態信号を与えるために、偶数データパルスによりトリガされ 、第2の論理状態信号を与えるために、奇数データパルスによりトリガされる、 第1の経路と、 前記第2の論理状態信号を与えるために、前記偶数データパルスによりト リガされ、前記第1の論理状態信号を与えるために、前記奇数データパルスによ りトリガされる、第2の経路と、 前記ゲートされたクロック信号を与えるために、前記第1の経路、及び前 記第2の経路を結合する、組み合わせ論理と、 からなるクロックゲート。 28.前記第1の経路が、第1の複数の、結合されたフリップ・フロップからな る、請求項27に記載のクロックゲート。 29.前記第1の複数のフリップ・フロップには、第1、第2、及び第3のフリ ップ・フロップが含まれ、各フリップ・フロップは、データ入力端子、クロック 入力端子、及び第1の出力端子を有する、請求項28に記載のクロックゲート。 30.前記第1のフリップ・フロップには更に、第2の出力端子が含まれ、更に 前記第1のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第2のフリップ・ フロップの前記データ入力端子 に結合され、前記第1のフリップ・フロップの前記第2の出力端子は、前記第1 のフリップ・フロップの前記データ入力端子に結合され、前記第2のフリップ・ フロップの前記第1の出力端子は、前記第3のフリップ・フロップの前記データ 入力端子に結合される、請求項29に記載のクロックゲート。 31.前記第2の経路が、第2の複数の、結合されたフリップ・フロップからな る、請求項30に記載のクロックゲート。 32.前記第2の複数のフリップ・フロップには、第4、第5、及び第6のフリ ップ・フロップが含まれ、各フリップ・フロップは、データ入力端子、クロック 入力端子、及び第1の出力端子を有する、請求項31に記載のクロックゲート。 33.前記第4のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第5のフリ ップ・フロップの前記データ入力端子に結合され、前記第5のフリップ・フロッ プの前記第1の出力端子は、前記第6のフリップ・フロップの前記データ入力端 子に結合される、請求項32に記載のクロックゲート。 34.データ入力線、及びクロック入力信号線を更に含む、請求項33に記載の クロックゲート。 35.前記第1及び前記第4のフリップ・フロップの前記クロック入力端子は、 前記データ入力線に結合される、請求項34に記載のクロックゲート。 36。第1のインバータを更に含み、前記第2及び第5のフリップ・フロップの 前記クロック入力端子は、前記クロック入力信号 線に結合され、前記第3及び第6のフリップ・フロップの前記クロック入力端子 は、前記第1のインバータを介して、前記クロック入力信号線に結合される、請 求項35に記載のクロックゲート。 37.リセット信号線を更に含み、前記フリップ・フロップのラックが更に、前 記リセット信号線に結合されるリセット端子を含む、請求項36に記載のクロッ クゲート。 38.第2のインバータを更に含み、前記第1のフリップ・フロップの前記第1 の出力端子は、前記第2のインバータを介して、前記第4のフリップ・フロップ の前記入力端子に結合される、請求項36に記載のクロックゲート。 39.前記組み合わせ論理には、第1、第2、及び第3のNANDゲートが含ま れ、各NANDゲートは、第1の入力端子、第2の入力端子、及び出力端子を有 する、請求項36に記載のクロックゲート。 40.前記第3のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第1のNA NDゲートの前記第2の入力端子に結合される、請求項39に記載のクロックゲ ート。 41.前記第2のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第1のNA NDゲートの前記第1の入力端子に結合される、請求項40に記載のクロックゲ ート。 42.前記第6のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第2のNA NDゲートの前記第2の入力端子に結合される、 請求項41に記載のクロックゲート。 43.前記第5のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第2のNA NDゲートの前記第1の入力端子に結合される、請求項42に記載のクロックゲ ート。 44.前記第1のNANDゲートの前記出力端子は、前記第3のNANDゲート の前記第1の入力端子に結合され、前記第2のNANDゲートの前記出力端子は 、前記第3のNANDゲートの前記第2の入力端子に結合される、請求項43に 記載のクロックゲート。 45.前記第3のNANDゲートの前記出力線は、前記ゲートされたクロック信 号を与える、請求項44に記載のクロックゲート。 46.前記組み合わせ論理には、第1と第2のANDゲート、及びORゲートが 含まれ、各ANDゲート、及び前記ORゲートは、第1の入力端子、第2の入力 端子、及び出力端子を有する、請求項36に記載のクロックゲート。 47.前記第3のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第1のAN Dゲートの前記第2の入力端子に結合される、請求項46に記載のクロックゲー ト。 48.前記第2のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第1のAN Dゲートの前記第1の入力端子に結合される、請求項47に記載のクロックゲー ト。 49.前記第6のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第2のAN Dゲートの前記第2の入力端子に結合される、請 求項48に記載のクロックゲート。 50.前記第5のフリップ・フロップの前記第1の出力端子は、前記第2のAN Dゲートの前記第1の入力端子に結合される、請求項49に記載のクロックゲー ト。 51.前記第1のANDゲートの前記出力端子は、前記ORゲートの前記第1の 入力端子に結合され、前記第2のANDゲートの前記出力端子は、前記ORゲー トの前記第2の入力端子に結合される、請求項50に記載のクロックゲート。 52.前記ORゲートの前記出力線は、前記ゲートされたクロック信号を与える 、請求項44に記載のクロックゲート。 53.同期データを与えるためのデータラッチであり、 奇数及び偶数データパルスを分割するための手段と、 前記奇数及び偶数データパルスを受信し、前記同期データを出力するため の手段と、 からなるデータラッチにおいて、 前記分割手段が、差動ECL技術で実施され、前記受信手段が、CMOS 技術で実施されることを特徴とする、データラッチ。 54.前記差動ECL技術からの信号を、前記CMOS技術における信号に変換 するための手段から更になる、請求項53に記載のデータラッチ。 55.前記分割手段には、第1と第2の差動ECLフリップ・フロップが含まれ 、各フリップ・フロップは、入力端子、出力端子、 及びクロック端子を有する、請求項54に記載のデータラッチ。 56.前記受信手段には、入力端子、出力端子、及びクロック端子を有する、C MOSフリップ・フロップが含まれる、請求項55に記載のデータラッチ。 57.前記変換手段には、第1と第2のECL−CMOS変換器が含まれる、請 求項56に記載のデータラッチ。 58.前記第1の差動ECLフリップ・フロップの前記データ端子は、前記第1 の差動ECLフリップ・フロップの前記出力端子、及び前記第2の差動ECLフ リップ・フロップの前記データ端子に結合される、請求項57に記載のデータラ ッチ。 59.前記第2の差動ECLフリップ・フロップの前記クロック端子、及び前記 第2のECL−CMOS変換器に結合される、クロック入力信号を与えるための 手段を更に含む、請求項58に記載のデータラッチ。 60.前記第1の差動ECL−CMOS変換器は、前記第2の差動ECLフリッ プ・フロップの前記出力端子に結合される、請求項59に記載のデータラッチ。 61.前記第1と、第2の差動ECL−CMOS変換器は、前記CMOSフリッ プ・フロップの前記データ端子と、前記CMOSフリップ・フロップの前記クロ ック端子にそれぞれ結合される、請求項60に記載のデータラッチ。 62.前記受信手段には更に、前記第1の差動ECL−CMOS変換器、及び前 記CMOSフリップ・フロップの前記出力端子に 結合される、CMOS排他的ORゲートが含まれる、請求項61に記載のデータ ラッチ。 63.前記CMOS排他的ORゲートは、前記同期データを与える、請求項62 に記載のデータラッチ。 64.ゲートされたクロック信号を与えるためのクロックゲートであり、 奇数及び偶数データパルスを分割するための手段と、 前記奇数及び偶数データパルスを受信し、前記クロック信号を出力するた めの手段と、 からなるクロックゲートにおいて、 前記分割手段が、差動ECL技術で実施され、前記受信手段が、CMOS 技術で実施されることを特徴とする、クロックゲート。 65.前記差動ECL技術からの信号を、前記CMOS技術における信号に変換 するための手段から更になる、請求項64に記載のクロックゲート。 66.前記分割手段には、第1と第2の差動ECLフリップ・フロップが含まれ 、各フリップ・フロップは、入力端子、出力端子、及びクロック端子を有する、 請求項65に記載のクロックゲート。 67.前記受信手段には、入力端子、出力端子、及びクロック端子を有する、C MOSフリップ・フロップが含まれる、請求項66に記載のクロックゲート。 68.前記変換手段には、第1と第2のECL−CMOS変換器が含まれる、請 求項67に記載のクロックゲート。 69.前記第1の差動ECLフリップ・フロップの前記データ端子は、前記第1 の差動ECLフリップ・フロップの前記出力端子、及び前記第2の差動ECLフ リップ・フロップの前記データ端子に結合される、請求項68に記載のクロック ゲート。 70.前記第2の差動ECLフリップ・フロップの前記クロック端子、及び前記 第2のECL−CMOS変換器に結合される、クロック入力信号を与えるための 手段を更に含む、請求項69に記載のクロックゲート。 71.前記第1の差動ECL−CMOS変換器は、前記第2の差動ECLフリッ プ・フロップの前記出力端子に結合される、請求項70に記載のクロックゲート 。 72.前記第1と、第2の差動ECL−CMOS変換器は、前記CMOSフリッ プ・フロップの前記データ端子と、前記CMOSフリップ・フロップの前記クロ ック端子にそれぞれ結合される、請求項71に記載のクロックゲート。 73.前記受信手段には更に、前記第1の差動ECL−CMOS変換器、及び前 記CMOSフリップ・フロップの前記出力端子に結合される、CMOS排他的O Rゲートが含まれる、請求項72に記載のクロックゲート。 74.前記CMOS排他的ORゲートは、前記ゲートされたクロック信号を与え る、請求項73に記載のクロックゲート。 75.同期データを与えるための方法であり、 奇数及び偶数データパルスを割するステップと、 前記奇数データパルスを、信号の立ち上がり、又は立ち下がりエッジのど ちらかに変形するステップと、 前記偶数データパルスを、前記奇数データパルスにより形成されない、信 号のエッジに変形するステップと、 前記信号を、組み合わせ論理に与えるステップと、 前記組み合わせ論理から前記同期データを出力するステップと、 を含む方法において、 分割、及び変形するステップが、差動ECL回路構成で実行され、前記信 号を与えるステップが、CMOS回路構成で実行されることを特徴とする、方法 。 76.同期データを与える方法であり、 第1の論理状態信号を与えるために、偶数データパルスにより、第2の論 理状態信号を与えるために、奇数データパルスにより、第1の経路をトリガする ステップと、 前記第2の論理状態信号を与えるために、前記偶数データパルスにより、 前記第1の論理状態信号を与えるために、前記奇数データパルスにより、第2の 経路をトリガするステップと、 前記第1と第2の経路を組み合わせ論理に結合し、該組み合わせ論理が、 前記同期データを与えるステップと、 を含む方法。 77.ゲートされたクロック信号を与えるための方法であり、 奇数及び偶数データパルスを分割するステップと、 前記奇数データパルスを、信号の立ち上がり、又は立ち下がりエッジのど ちらかに変形するステップと、 前記偶数データパルスを、前記奇数データパルスにより形成されない、信 号のエッジに変形するステップと、 前記信号を、組み合わせ論理に与えるステップと、 前記組み合わせ論理から前記クロック信号を出力するステップと、 を含む方法において、 分割、及び変形するステップが、差動ECL回路構成で実行され、前記信 号を与えるステップが、CMOS回路構成で実行されることを特徴とする、方法 。 78.ゲートされたクロック信号を与える方法であり、 第1の論理状態信号を与えるために、偶数データパルスにより、第2の論 理状態信号を与えるために、奇数データパルスにより、第1の経路をトリガする ステップと、 前記第2の論理状態信号を与えるために、前記偶数データパルスにより、 前記第1の論理状態信号を与えるために、前記奇数データパルスにより、第2の 経路をトリガするステップと、 前記第1と第2の経路を組み合わせ論理に結合し、該組み合わせ論理が、 前記クロック信号を与えるステップと、 を含む方法。
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