JPH08506513A - スキー靴 - Google Patents

スキー靴

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JPH08506513A
JPH08506513A JP7525378A JP52537895A JPH08506513A JP H08506513 A JPH08506513 A JP H08506513A JP 7525378 A JP7525378 A JP 7525378A JP 52537895 A JP52537895 A JP 52537895A JP H08506513 A JPH08506513 A JP H08506513A
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JP7525378A
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フライジンガー,ヘンリー
ヴィットマン,ハインツ
Original Assignee
ハーテーエム シュポルト− ウント フライツァイトゲレーテ アクチエンゲゼルシャフト
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
    • A43B5/047Ski or like boots characterised by type or construction details provided with means to improve walking with the skiboot
    • A43B5/0472Ski or like boots characterised by type or construction details provided with means to improve walking with the skiboot having a flexible toe portion; provided with a hinge at the ball of the foot

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  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 シェル1と運動可能な爪先革部2とシャフト3とを備えたスキー靴が、爪先革部2の旋回領域に切欠き5を有している。この切欠きは爪先革部2のカバー6によって閉鎖されている。このカバー6はシェル1の甲部に下方から係合していて、スキー靴の縦断面で見て、球面状に湾曲している。この湾曲の曲率半径は、爪先革部2の仮想旋回軸線に対する距離に相当する。このカバー6の自由縁部と、甲部側の切欠き5の自由縁部とには、それぞれ対向するストリップ7,8が設けられている。これらのストリップはフック状に成形されたアンダカット部を備えている。これらのアンダカット部はソール4もしくは爪先革部2の延伸位置において、形状により係合している。スキー靴の長手方向中央に設けられたカバー6の舌片2には、このスキー靴に対して直交方向に案内された係止部材10,10′が対応している。この係止部材は、可変のストッパとして爪先革部2の運動空間を解放するか、制限するか、または遮断する。この係止部材10,10′はボーデンワイヤ14によってばね15の力に抗してシフトされる。さらに、操作レバー17,22,22′が設けられている。この操作レバーは付加的にシャフト3をシェル1に対して前傾位置に固定する。爪先革部2の係止は有利にはボーデンワイヤ14に対する引張り作用により行われる。このボーデンワイヤは係止解除時には、操作レバー17,22,22′に対して無支持状態にされている。

Description

【発明の詳細な説明】 スキー靴 技術分野 本発明は、スキー靴であって、ソールと爪先革部とを備えた、足を少なくとも 甲部で保持するシェルと、脚を取囲むシャフトとが設けられており、シェルと爪 先革部とが一体的にプラスチックから形成されていて、ソールによって旋回可能 に互いに結合されており、爪先革部に続いて、スキー靴をほぼ全幅にわたって貫 通する切欠きがシェルに設けられており、該切欠きが、爪先革部の旋回領域を形 成しており、該爪先革部に続いて、該爪先革部の縁部を超えてカバーが突出して おり、該カバーが切欠きに下方から係合しており、爪先革部の旋回時にはシェル の甲部の下側にシフト可能である形式のものに関する。 スキー靴は、一方ではスキー板に結合されてほぼ不動のユニットを形成するよ うになっていることが望ましく、この場合爪先革が延伸位置に保持され、シャフ トが前傾位置に保持される。しかしながら他方では、歩行時にはソールの反回が 可能であることが望ましい。このために、シェルに対して旋回可能な爪先革部が 使用される。プラスチックから成るスキー靴のシェルが一体的に構成されている 場合、ソールを介した爪先革 部とのジョイント結合が行われる。このソールは旋回領域において横方向溝によ って湾曲することができる。 背景技術 PCT国際公開第92/19117号パンフレットに基づき公知のスポーツ靴 が有する旋回可能な爪先革部は、シェルに対する相対運動を可能にする目的で、 ギャップ状の切欠きの形の間隔を置いて、ソールを介してシェルに枢着されてい る。このような切欠きは両側方ではカバーによって跨れている。このカバーは歩 行時にはシェルの下側にずらされる。この切欠きの主要な中央部分は変形可能な 挿入体によってカバーされている。このような挿入体は、爪先革部の旋回時には 圧縮され、延伸位置に達したときには拡張される。例えば気泡ゴムのようなこの 変形可能な材料は、寒さや湿分や、絶え間のない形状変化により、極めて大きな 負荷を受けるので、特に爪先革部に対する結合個所と、シェルに対する結合個所 とに裂断が生じ、さらにその結果、シール性の問題が生じてしまう恐れがある。 シェルに設けられた操作装置がスキー滑走時には爪先革部をロックする。リンク を介して、このようなロックはヒール側の取っ手部によって行われる。この取っ 手部は例えばオートマチックヒールのようなバインディングエレメントによって 押込まれる。 さらにオーストリア国特許第356541号明細書に基づき公知のスキー靴は 一体成形されており、内側 の補強挿入体を有している。この補強挿入体はソール域に配置されており、ヒン ジを介して互いに結合された2つの部分から成っている。このスキー靴は具体的 な構造に関連した弾性を爪先領域に有している。個々の爪先革部はこの補強挿入 体においてしか固定可能でない。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第2444064号明細書において、スキー靴 のための前足・ヒールシェルが開示されている。この公知のスキー靴の場合、指 球部位を収容する部分シェルが残りのシェルに対して、ソールに位置するかまた はソールの近くに位置する横方向軸線を中心にして旋回可能であり、かつ固定可 能である。ソールの外側に位置する互いに向き合う部分シェルと残りのシェルと の両分割縁部は互いにオーバラップする。シェルに下方から係合する、カバーの 自由端縁部と、シェルの前記切欠きを仕切る縁部との領域においては、それぞれ 互いに向き合うストリップが設けられている。 さらに、オーストリア国特許第379731号明細書に基づき公知のスキー靴 は、足を保持する下側の部分と、脚を保持する、シャフトとして形成された上側 の部分とを有しており、これらの両部分がベローズによって互いに結合されてい る。ベローズの剛性が、ベローズの前側の領域で、ベローズの襞の間に補強エレ メントを挿入することにより可変である。この補強エ レメントは歯付きストリップの形式で形成されており、この歯付きストリップの 歯列が、ベローズの伸長位置においては、有利には台形横断面を備えた各襞の間 に係合する。 発明の開示 本発明の課題は、運動可能な爪先革部を備えたスキー靴において、シェルに対 するシール性を改善することである。この課題を解決するための本発明の構成で は、カバーがスキー靴の縦断面で見て球面状に湾曲しており、長手方向中心平面 を起点にして、平行な平面において両側方に向かって間隔が増大するにつれて減 小するような曲率を有しており、曲率半径が、有利にはほぼソールの旋回軸線に 対するカバーの距離、特に切欠きのソール側の両端部の仮想結合部分に対するカ バーの距離に相当しているようにした。このカバーは、旋回のためのスペースを 形成する切欠きのギャップの下方に爪先革部を続けるだけでなく、さらにこのカ バーはボールジョイントの形式でアーチ状に湾曲している。この面は楕円体のス トリップに似ている。各運動時にはこれらの面が互いに密に接触する。曲率半径 はスキー靴の長手方向中央平面から隔たるにつれて減じられる。側方部分ではこ の曲率半径は全く無くなる。カバーの前記シェルに下方から係合する自由端縁部 と、シェルの前記切欠きを仕切る縁部との少なくとも一部に、アンダカット部を 備えた対向する各ストリップが 設けられており、該アンダカット部がソールの延伸位置では、形状により互いに 係合していると、特に有利である。ソールの延伸位置は、スキー滑走時に生じる ものである。このような主要な位置においては、両ストリップは爪状に互いに係 合している。アンダカット部がU字形であり、相補の両ストリップが正にこのよ うな突起を有していると、両楔面が互いに乗上げ、自動調心が行われる。さらに 、この延伸位置においては極めて良好なシール性が得られる。互いに係合するこ れらのエレメントにより、ソールが水平面を超えて延伸し過ぎることはない。こ れにより切欠きもしくはギャップの最大許容幅における端部ストッパが得られる 。シェルと爪先革部とが延伸位置において、互いに係合するアンダカット部の形 状による係合によって互いに不動に連結される。 独自の1構成においては、爪先革部、特に該爪先革部の長手方向中央に、鉛直 方向の軸線を中心にして位置変換可能な回転係止部材が設けられており、該回転 係止部材が、ソールの延伸位置に爪先革部を位置固定するために切欠きに被さっ て、端面でシェルに支持されるようになっており、爪先革部の旋回を可能にする ために、切欠きの領域から進出するように回転可能である。この回転係止部材は 、偏心体の形状を有している。この偏心体はシェル側または爪先革部に回転可能 に支承されており、爪先革部の位置固定のために延伸 位置において切欠きに被さる。一様の厚さであることが、この目的に特に適して いる。爪先革部の固定もしくは解放のための、覆われて保護された状態で配置さ れた、外方からは見えない構造は、カバーに、特にスキー靴の長手方向中央でカ バーから突出した舌片に、当接面が設けられており、さらに該当接面に対向して 、シェル内でスキー靴の長手方向軸線に対して直交方向に案内された係止部材の 制御面が設けられており、制御面が係止部材のシフト方向に有利には2つの区分 を有しており、該各区分が互いに段付けされて位置していて、傾斜面によって互 いに内外に移行しており、一方の区分が、当接面への乗上げ時に、爪先革部が、 該爪先革部の延伸位置のポジションに係止するようになっており、他方の区分が 、爪先革部の運動空間の大きさで後退していることによって得られる。係止部材 の位置に応じて、爪先革部の自由度が得られるか、制限された状態で得られるか 、または阻止される。この係止部材は、ハンドルを介して、しかし有利にはボー デンワイヤによって、ばね力に抗してシフト可能であり、該ボーデンワイヤが、 シェルのヒール部において操作レバーに案内されており、該操作レバーが有利に は、シェルとシャフトとを係止するための弾発可能な係止ピンをも制御するよう になっていてよい。延伸位置における爪先革部の固定はスキー滑走時に有利であ る。しかしながら同時に、滑降のためにシェルに対してシ ャフトを傾斜位置に固定することによって得られる前傾位置も重要である。この ことは、ボーデンワイヤと弾発可能なセルフロック式のピンとを制御する操作レ バーによって達成される。回転係止部材もしくは係止部材が上面に、例えば赤色 および緑色のポジション目印を支持しており、該ポジション目印から、回転係止 部材もしくは係止部材の位置に応じてその都度一方の色が、シェルの甲部に設け られた確認窓に向き合っていることによって実用的な補足が得られる。操作レバ ーに、ほぼU字形の湾曲部材が結合されており、該湾曲部材が、カバー舌片を側 方で取囲んで、該カバー舌片に下方から係合しており、この湾曲部材にボーデン ワイヤがカバー舌片の下方で懸吊されており、ボーデンワイヤのロープの変向部 分が基礎プレート内で案内されており、該基礎プレートにボーデンワイヤの外套 ホースが支持されていることにより実際の使用に見合った構成が得られる。爪先 革部を延伸位置に固定する係止部材の区分が、傾斜面として形成されており、該 傾斜面が、例えばばねの力による爪先革部の当接面への乗上げ時に、予荷重を爪 先革部に伝達するようになっており、ストリップのフック状のアンダカット部が 押圧負荷をかけられて互いに当付けられていると有利である。ボーデンワイヤを 介したレバーの力による係止を保証するために、ボーデンワイヤが係止部材の、 爪先革部の係止解除のために後退した区分が直ぐ隣に 位置している側の端部に接続されるかもしくは懸吊されており、係止部材の傾斜 面と該傾斜面に続いて設けられた区分とが、ボーデンワイヤの側から引張ったと きに、爪先革部の当接面に乗上げ、爪先革部を延伸位置に押込むようになってい る。しかしながら、ボーデンワイヤが係止部材の、爪先革部の係止解除のために 後退した区分から隔たって位置する側の端部に接続されるかもしくは懸吊されて おり、係止部材の傾斜面と該傾斜面に続いて設けられた区分とが、ボーデンワイ ヤを弛緩したときに、弛緩したばねの作用下で爪先革部の当接面に乗上げ、爪先 革部を延伸位置に係止するようにしてもよい。 図面の簡単な説明 本発明によるスキー靴の実施例が図面において概略的に示されている。第1図 は、スキー靴を、ソールが延伸した状態で示した縦断面図である。第1a図は、 スキー靴による歩行時における詳細な図面である。第2図は、ボーデンワイヤを 介して作動可能な爪先革部係止部材を、操作レバーと前傾位置固定装置とを備え た状態で示す斜視図である。第2a図は係止部材を拡大して詳細に示した平面図 である。第3図は、第2図の爪先革部固定装置を備えたスキー靴を、係止位置で 、しかも別の操作レバーを備えた状態で示す縦断面図である。第3a図は、爪先 革固定装置を解放位置で示す、第3図を詳細に示した拡大図である。第4図およ び第 4a図ならびに第5図および第5a図は、第2図および第2a図ならびに第3図 および第3a図に示した実施例の選択形である。 発明を実施するための最良の形態 第1図から第5図に示したように、スキー靴は、旋回可能に枢着された爪先革 部2とやはり旋回可能なシャフト3とを備えたシェル1を有している(第2図) 。ソール4はシェル1の一部であって、爪先革部2に移行している。第1図に示 された実施例においては、シェル1とソール4と爪先革部2とは一体的にプラス チックから成形されている。爪先革部2とシェル1との間には、切欠き5が設け られている。この切欠きは爪先革部2の旋回を可能にする。第2図はこの切欠き の構成を示している。ソール4は切欠き5の両端部の仮想結合領域に溝を有して いてよい。この溝は、爪先革部2のための規定された旋回軸線を形成している。 多くの場合、このプラスチックの弾性は、特別な構造上の処置を施すことなくソ ール4が撓むのに十分である。 爪先革部2に続いてカバー6が設けられている。このカバーは切欠き5に下方 から係合し、爪先革部2の旋回時、例えば歩行時にはシェル1の甲部の下側にず らされる。良好なシールを得るために、カバー6の外面は球面状に湾曲している 。第1図に示した縦断面図においては、カバー6の表面に、爪先革部2の旋回軸 線(仮想)に対する距離に相当する曲率半径を備えた 円弧が形成されている。カバー6の自由縁部と切欠き5の自由縁部とには、互い に向き合うストリップ7,8が設けられている。これらの両ストリップは、互い に乗り上げる傾斜面(楔面)を備えたフック状のアンダカット部を支持している ので、ソール4の延伸位置(第1図)においては、形状による係合により密な結 合が得られる。第1a図に示したように、カバー6の球面状に湾曲した表面は、 爪先革部2の撓み時にはストリップ8に接触した状態でシェル1の甲部の下側に スライドする。このストリップ8の接触面は、カバー6の表面の湾曲に調和する ことができる。カバー6への爪先革部2の移行領域に設けられた傾斜した端面と 、ストリップ8の傾斜した端面とにより、汚れ、特に雪が切欠き5から歩行時に 押出される。両ストリップ7,8の形状により係合した結合部は、シェル上側部 分とシェル側面相互間の移行部で終わっている。しかしながら、これらの結合部 は、切欠き5の端部にまで引き下げられていてもよい。歩行時には爪先革部2が 運動可能であることが望ましく、スキー滑走時には、スキー靴は足を十分に固く 保持することが望ましい。第2図および第2a図に示したように、この爪先革部 2は、ソール延伸位置にこの爪先革部を固定するために、カバー6から張出した 舌片9を支持している。この舌片は、シェル1の甲部の下側において、場合によ ってはシェル1の通路内に案内されている。このような舌片 9は、爪先革部2の運動をさらに直線的な運動にする。この舌片9の端面には、 当接面が形成されている。舌片9の運動方向に対して直交方向に、係止部材10 がシェル1内または係止部材ケーシング内で案内されている。この係止部材ケー シングはシェル1に定置に配置されている。係止部材10は側方に、段付けされ て互いに位置する2つの制御面11,12を支持している。これらの制御面は、 傾斜面13によって互いに移行している。係止部材10が、第2図および第2a 図に示したように位置決めされると、制御面11は舌片9の当接面に直接的に当 接し、爪先革部2のいずれの運動をも阻止する。しかしながら、係止部材10が シフトされると、第2a図に破線で示したように、係止部材10の後退した制御 面12が舌片9の当接面に対して所定の距離を置いて位置し、これにより、爪先 革部2は、後退した係止ストッパが作用するまで旋回することができる。さらに この係止部材9の構成として、この係止部材が傾斜面13と制御面11とだけを 有することにより、舌片9が係止部材10によってロックされるか、または係止 部材10が引戻されたときに自由空間が提供されるようにしてもよい。係止部材 10の傾斜面13は、係止動作時に爪先革部2をソール4の延伸位置にもたらす ために役立つ。 第2図は、ボーデンワイヤ14による係止部材10のシフトを示している。こ の係止部材10はばね15 によって、爪先革部2の図示のロック位置に押込まれ、ばね15の作用に抗して 引戻すことができる。このために、このボーデンワイヤ14は、上方に旋回可能 な操作レバー17の湾曲部材16に懸吊されている。ボーデンワイヤ14が操作 レバー17によって引張り負荷をかけられると、係止部材10はその解放位置に 達する。引張り作用がなくなるとすぐに、戻し案内のためにばね15が働く。操 作レバー17の下側には、同じ軸18にカバー舌片19が取付けられている。こ のカバー舌片は操作レバー17が上方に旋回したときに、湾曲部材16へのボー デンワイヤ14の懸吊点を保護し、かつ遮蔽する。さらに、操作レバー17によ って、さらに係止ピン20がシェル1もしくはシャフト3に対して係合・係合解 離される。操作レバー17がシェル1に組付けられている場合、係止ピン20は シャフト3の孔に係合ロックするので、このシャフトの位置(スキー滑走のため の前傾位置)を固定することができる。操作レバー17がシャフト3に組付けら れている場合には、係止ピン20はシェル1の孔に係合ロックする。いずれの場 合にもシェル1とシャフト3とは係止する。前傾位置におけるシャフト3のこの ような係止は、ソール4の延伸位置における爪先革部2の係止と連動する。 第3図および第3a図は、第2図および第2a図に示した爪先革部係止部材の 断面図である。第3図にお いては、舌片9は係止部材10の制御面11に接触しており、運動することはで きない。従って過剰の延伸は生じない。それというのはストリップ7,8のフッ ク状の両アンダカット部が互いに係合しているからである。制御面11が制御面 11″として形成されていると、この制御面はばね15の作用下で、舌片9に押 圧力をかけるので、フック状にアンダカットされたストリップ7,8は予荷重を かけられて互いに係合する。このことは、両ストリップ7,8の領域におけるシ ェル1に対するカバー5のシール作用を助成する。このようなシール作用こそ、 例えばパウダースノーにおけるスキー滑走時には正に極めて強く要求されるもの である。第3a図においては、制御面12が舌片9に対向しており、爪先革部2 の旋回領域の端部におけるストッパを形成している。 係止部材10の上側には、確認窓21がシェル1に設けられている。この確認 窓を通して、その都度の係止部材位置を確認することができる。係止部材10の 上面は、制御面11;11″の領域では緑色に着色されており(スキー滑走時) 、制御面12の領域では赤色に着色されている(歩行時)。 第3図には再びボーデンワイヤ14が示されている。但しこのボーデンワイヤ は、若干異なって構成された操作レバー22と協働する。この操作レバーはシャ フト3またはシェル1に設けられた旋回軸23を中心に して旋回可能に支承されている。U字形の湾曲部材24が操作レバー22に枢着 されている。この操作レバーには、ボーデンワイヤ14が作用する。操作レバー 22の、上方に向かって旋回したこのような位置は、係止部材10に対して引張 り力を生ぜしめる。この係止部材10は、ばね力に抗して第3図に示した位置に 達する。破線で示したような、下方に向かって旋回した操作レバー22の位置は 、係止部材10のばねを作用させることができるので、第3a図に示した状態が 得られる。 操作レバー22は、旋回軸の領域において偏心体として形成されており、弾発 可能な係止ピン25をスキー靴に圧着する。シェル1に設けられた孔26が係止 ピンの軸線と整合合致すると直ぐに、係止ピン25がシェル1の孔26にスナッ プ結合される。これは、シェル1に対してシャフト3が前傾位置を取っている場 合である。さらに第1図には、回転係止部材30が爪先革部2に破線で示されて いる。この回転係止部材は、回転軸線30′を中心にして回転して切欠き内に進 入するようになっており、この回転係止部材の端面を、爪先革部2の位置固定の ために、シェル1のストリップ8の領域に支持することができる。このような簡 単な構成は、解放して固定したいのが爪先革部だけであり、シャフト固定のため の操作レバーが設けられていない場合には有利である。 第4図および第4a図、ならびに第5図および第5a図は、第2図、第2a図 、第3図および第3a図に類似している。この場合選択形として、第4図に示し た位置から下方に向かって操作レバー22′を位置変換した時に、ボーデンワイ ヤ14が係止部材10′を爪先革部2のロック位置に引張るように構成されてい る。第2図および第2a図においては、ボーデンワイヤ14の引張り作用により 、爪先革部2が係止解除され、主としてばね15の力によって係止が生ぜしめら れた。 第4図に示された実施例の場合、爪先革部2の舌片9に対して直交方向にシフ ト可能に案内された係止部材10′が2つの区分11′,12′を有している。 これらの区分は傾斜面13′によって互いに移行している。区分11′は区分1 2′に対して突出していて、舌片9の端面への当接または圧着により、爪先革部 2を不動の延伸位置に保持する。第4図および第4a図は、係止部材10′の区 分12′が舌片9に対向して位置して、爪先革部2の運動空間を解放するような 係止解除位置を示している。第4a図は、舌片9に対する係止部材10′を詳細 に示している。 第4図において実線で示した位置から下方に向かって操作レバー22′を位置 変換することにより、湾曲部材24′によって伝達された引張り力がボーデンワ イヤ14に作用するので、係止部材10′はばね15 の力に抗して、第4図もしくは第4a図において右に向かって引張られる。これ により、区分11′が舌片9の前にロックされるようにずらされる。爪先革部2 が上方に向かって撓んでいる場合には、傾斜面13′が舌片9に乗上げ、第4図 に示した延伸位置に爪先革部2を押込む。 ボーデンワイヤ14と操作レバー22′の湾曲部材24′との結合は、ボーデ ンワイヤロープの端部に設けられたフック31を介して行われる。このフックの 自由脚部31′は操作レバー22′の位置変換時におけるシフト距離よりも長い 。これにより、操作レバー22′とボーデンワイヤ14との間に無支持状態(Fr eistellung)が得られ、ばね15が、係止部材区分11′と舌片9の端面とに生 じる摩擦接続に瞬間的に場合によっては打ち勝つことができない場合にも、ロッ ク位置から爪先革部運動の解放位置に操作レバー22′を上方に向かって旋回す ることができる。爪先革部2を延伸することにより舌片9は区分11′から持上 がる。これにより、既に操作レバー22′を第4図に示した解放位置に位置変換 している場合には係止部材10′がばね15の力により跳上がる。湾曲部材24 ′は常にフック31の内部に位置している。フック31からの抜出しは、長い自 由脚部31′によって阻止される。カバー舌片19のU字形の切欠きはフック3 1の案内に役立つ。 この解放位置はボーデンワイヤ14と操作レバー22′との間に形成されてい る。しかしながら、この解放位置が、ボーデンワイヤ14と係止部材10′との 間に設けられていてもよい。この場合、ボーデンワイヤ14の係止部材側の端部 が係止部材10′に固着されているのではなく、短時間もしくは一時的に係止部 分の摩擦抵抗に抗するばね15の力が、爪先革部運動の解放位置に係止部材10 ′をずらすには十分でない場合に、操作レバー22の解放位置への位置変換時に 、ボーデンワイヤ14のヘッド端部が係止部材側の連行体の面から持上がり、後 退するようになっている。 シェル1の内部で案内された係止部材10′には窓21が対向して位置してい る。この窓は係止部材10′に設けられた着色マークによって、この係止部材の 位置を検知することができる。 第4a図においては、上で説明したような係止装置がもう一度詳細に平面で示 されている。実線によって係止部材10′が爪先革部2の解放位置を示している 。この爪先革部においては、舌片9は区分12′に当接するまで矢印方向に運動 空間を有している。ボーデンワイヤ14が操作レバー22′によって引張られる と、係止部材10′は第4a図で見て右に向かって運動し、傾斜面13′が爪先 革部2を延伸位置に押込む。この区分11′はこのような位置を固定する。区分 11′が傾斜面11″を有していると、爪先革部2は係止時 にも前後に押圧され、両ストリップ7,8のアンダカット部の例えば弾性的な領 域が互いに圧着しあう。操作レバー22′はボーデンワイヤ14に引張り作用を もたらす機能の他に、延伸位置における爪先革部分2の位置固定のために働くと 同時に、スキー靴のシャフト3とシェル1との係止機能をも有している。操作レ バー22′は旋回軸23′の周りに偏心体32を有している。この偏心体は弾発 可能な係止ピン33を制御する。第4図の実線で示されたレバー位置において、 この偏心体32は、係止ピン33がシェル1に設けられた孔34から後退するよ うに位置している。操作レバー22′が下方に向かって位置変換されると、第5 図に示したように偏心体32は係止ピン33を孔34内に押込む。これにより、 シェル3とシャフト1とは互いに不動に結合されている。 第5図および第5a図は、第4図および第4a図の実施例を断面で示している 。第4図と異なり、第5図は既に述べたように爪先革部2の係止状態を示してい る。これに対して、第5a図に示した詳細な図は、舌片9が区分12′に当接す るまで爪先革部2が旋回可能であるような解放位置を示している。第5図から判 るように、フック31がボーデンワイヤ14の他方の端部に設けられたばね15 によって湾曲部材24′の運動には追従しない場合、この湾曲部材24′は、操 作レバー22′の上方旋回位置においてボーデンワイ ヤ14を弛緩させたときには依然としてフック31内部に位置している。 念のために述べておくが、係止ピン33は、シャフト3に設けられたガイド内 で係止ピンの軸線方向に偏心体32に追従するが、ばねエレメントが介在してい るので、この係止ピン33は第5図に示したような操作レバー位置においてはシ ェル1に対してばね力によって予荷重をかけられており、孔34が係止ピン33 と整合合致するとすぐにこの孔34内に係合ロックする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP,US 【要約の続き】 2,22′が設けられている。この操作レバーは付加的 にシャフト3をシェル1に対して前傾位置に固定する。 爪先革部2の係止は有利にはボーデンワイヤ14に対す る引張り作用により行われる。このボーデンワイヤは係 止解除時には、操作レバー17,22,22′に対して 無支持状態にされている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.スキー靴であって、ソールと爪先革部とを備えた、足を少なくとも甲部で 保持するシェルと、脚を取囲むシャフトとが設けられており、シェルと爪先革部 とが一体的にプラスチックから形成されていて、ソールによって旋回可能に互い に結合されており、爪先革部に続いて、スキー靴をほぼ全幅にわたって貫通する 切欠きがシェルに設けられており、該切欠きが、爪先革部の旋回領域を形成して おり、該爪先革部に続いて、該爪先革部の縁部を超えてカバーが突出しており、 該カバーが切欠きに下方から係合しており、爪先革部の旋回時にはシェルの甲部 の下側にシフト可能である形式のものにおいて、 カバー(6)がスキー靴の縦断面で見て球面状に湾曲しており、長手方向中心 平面を起点にして、平行な平面において両側方に向かって間隔が増大するにつれ て減小するような曲率を有しており、曲率半径が、有利にはほぼソール(4)の 旋回軸線に対するカバー(6)の距離、特に切欠き(5)のソール側の両端部の 仮想結合部分に対するカバー(6)の距離に相当していることを特徴とする、ス キー靴。 2.カバー(6)の前記シェル(1)に下方から係合する自由端縁部と、シェ ル(1)の前記切欠き(5)を仕切る縁部との少なくとも一部に、アンダカット 部 を備えた対向する各ストリップ(7,8)が設けられており、該アンダカット部 がソール(4)の延伸位置では、形状により互いに係合している、請求項1記載 のスキー靴。 3.爪先革部(2)、特に該爪先革部の長手方向中央に、鉛直方向の軸線(3 0′)を中心にして位置変換可能な回転係止部材(30)が設けられており、該 回転係止部材が、ソール(4)の延伸位置に爪先革部(2)を位置固定するため に切欠き(5)に被さって、端面でシェル(1)に支持されるようになっており 、爪先革部(2)の旋回を可能にするために、切欠き(5)の領域から進出する ように回転可能である、請求項1または2記載のスキー靴。 4.カバー(6)に、特にスキー靴の長手方向中央でカバー(6)から突出し た舌片(9)に、当接面が設けられており、さらに該当接面に対向して、シェル (1)内でスキー靴の長手方向軸線に対して直交方向に案内された係止部材(1 0,10′)の制御面が設けられており、制御面が係止部材(10,10′)の シフト方向に有利には2つの区分(11,11′;12,12′)を有しており 、該各区分が互いに段付けされて位置していて、傾斜面(13,13′)によっ て互いに内外に移行しており、一方の区分(11,11′)が、当接面への乗上 げ時に、爪先革部(2)を該爪先革部の延伸位置のポジションに係止するように なっており、他方の区分(12,12′)が、爪先革部(2)の運動空間の大き さで後退している、請求項1または2記載のスキー靴。 5.係止部材(10,10′)がボーデンワイヤ(14)によってばね(15 )の力に抗してシフト可能であり、ボーデンワイヤ(14)が、シェル(1)の ヒール部で操作レバー(17,22,22′)に案内されており、操作レバー( 17,22,22′)が、有利には、シェル(1)とシャフト(3)とを係止す るための弾発可能な係止ピン(20,25)をも制御するようになっている、請 求項4記載のスキー靴。 6.回転係止部材(30)もしくは係止部材(10,10′)が上面に、例え ば赤色および緑色のポジション目印を支持しており、該ポジション目印から、回 転係止部材(30)もしくは係止部材(10,10′)の位置に応じてその都度 一方の色が、シェル(1)の甲部に設けられた確認窓(21)に向き合っている 、請求項3から5までのいずれか1項記載のスキー靴。 7.操作レバー(17,22,22′)に、ほぼU字形の湾曲部材(16,2 4,24′)が結合されており、該湾曲部材が、カバー舌片(19)を側方で取 囲んで、該カバー舌片に下方から係合しており、この湾曲部材にボーデンワイヤ (14)がカバー舌片(19)の下方で懸吊されており、ボーデンワイヤのロー プの変向部分が基礎プレート内で案内されており、該 基礎プレートにボーデンワイヤの外套ホースが支持されている、請求項5記載の スキー靴。 8.爪先革部(2)を延伸位置に固定する係止部材(10,10′)の区分( 11″)が、傾斜面として形成されており、該傾斜面が、例えばばね(15)の 力による爪先革部(2)の当接面への乗上げ時に、予荷重を爪先革部(2)に伝 達するようになっており、ストリップ(7,8)のフック状のアンダカット部が 押圧負荷をかけられて互いに当付けられている、請求項4記載のスキー靴。 9.ボーデンワイヤ(14)が係止部材(10,10′)の、爪先革部(2) の係止解除のために後退した区分(12,12′)が直ぐ隣に位置している側の 端部に接続されるかもしくは懸吊されており、係止部材(10,10′)の傾斜 面(13,13′)と該傾斜面に続いて設けられた区分(11,11′)とが、 ボーデンワイヤ(14)の側から引張ったときに、爪先革部(2)の当接面に乗 上げ、爪先革部(2)を延伸位置に押込むようになっている、請求項5から8ま でのいずれか1項記載のスキー靴。 10.ボーデンワイヤ(14)が係止部材(10,10′)の、爪先革部(2 )の係止解除のために後退した区分(12,12′)から隔たって位置する側の 端部に接続されるかもしくは懸吊されており、係止部材(10)の傾斜面(13 )と該傾斜面に続いて設け られた区分(11)とが、ボーデンワイヤ(14)を弛緩したときに、弛緩した ばね(15)の作用下で爪先革部(2)の当接面に乗上げ、爪先革部(2)を延 伸位置に係止するようになっている、請求項5から8までのいずれか1項記載の スキー靴(第2図および第2a図)。 11.ボーデンワイヤ(14)がフック(31)によって湾曲部材(24,2 4′)に懸吊されており、フック(31)の深さもしくは該フックの自由脚部( 31′)の長さが、操作レバー(17,22,22′)の位置変換時の湾曲部材 (24,24′)のシフト距離よりも大きい、請求項7記載のスキー靴。 12.カバー舌片(19)の、端面側の屈曲した領域に、ほぼU字形の切欠き が設けられており、該切欠きに、フック(31)の脚部(31′)が案内されて いる、請求項5から11までのいずれか1項記載のスキー靴。 13.係止部材(10,10′)が、シェル(1)に挿入された係止部材ケー シング内で案内されており、係止部材ケーシングの、舌片(9)の進入域に対向 して位置する領域が、突起、特にストリップを有しており、シェル(1)に係止 部材ケーシングを形状により係合させることによって位置固定するために、前記 ストリップが、シェル(1)に設けられたアンダカット部に係合している、請求 項4から12までのいずれか 1項記載のスキー靴。
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