JPH085064A - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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Publication number
JPH085064A
JPH085064A JP6163186A JP16318694A JPH085064A JP H085064 A JPH085064 A JP H085064A JP 6163186 A JP6163186 A JP 6163186A JP 16318694 A JP16318694 A JP 16318694A JP H085064 A JPH085064 A JP H085064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
gas
signal
control valve
combustion
Prior art date
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Pending
Application number
JP6163186A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuninori Kanehiro
晋徳 金広
Kagefumi Ootsubo
景書 大坪
Isamu Kuraki
勇 椋木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP6163186A priority Critical patent/JPH085064A/ja
Publication of JPH085064A publication Critical patent/JPH085064A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】比例制御弁駆動回路に回路故障が生じた場合に
おける制御不良及び燃焼不良を速やかに回避できる燃焼
制御装置を提供する。 【構成】ガス制御信号Vcが入力される比例制御弁駆動
回路2にて比例制御弁3に流れる駆動電流Iを制御して
供給ガス量を調節する燃焼制御装置において、比例制御
弁3の駆動電流信号がガス制御信号Vcに基いて設定さ
れる所定範囲内にないとき異常と判定する異常検出部5
と、上記異常検出部5から異常検出信号Voが出力され
たときガス供給制御用電磁弁4を閉制御する電磁弁制御
部6とよりなる安全制御回路7を設けた。 【効果】駆動電流信号がガス制御信号に基いて設定され
る所定範囲内かどうかによって異常検出を行い、異常検
出時にガス供給制御用電磁弁を閉制御しているので、比
例制御弁駆動回路に回路故障が生じた場合における制御
不良及び燃焼不良を速やかに回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス制御信号に基いて
駆動される比例制御弁により供給ガス量を調節する燃焼
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃焼制御装置は、図3に
示すように、熱要求信号Vsに基いてガス量制御回路
(マイクロコンピュータよりなる)1にて形成されたガ
ス制御信号Vc(0〜5V)が比例制御弁駆動回路2に
入力され、比例制御弁駆動回路2により比例制御弁3に
流れる電流Iを制御して供給ガス量を調節するようにな
っている。ここに、比例制御弁駆動回路2は、抵抗R1
〜R6及びボリュームVR1,VR2よりなる比例定数
設定部2aと、オペアンプOP及び帰還抵抗R7よりな
る帰還増幅部2bと、トランジスタQ1,Q2及び抵抗
R8〜R11よりなるドライブ部2cとで構成されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、上述のような従来例にあっ
ては、比例制御弁駆動回路2の回路故障が発生した場
合、ガス制御信号Vcに関係なく比例制御弁3が制御さ
れ、制御不良及び燃焼不良が生じるという問題があっ
た。例えば、比例制御弁駆動回路2の定数設定部2aの
抵抗R5が断線した場合、オペアンプOPの+入力端子
に印加される電圧V4が制御電圧Vcに関係なく最大電
圧(+5V)になってしまうので、比例制御弁3に最大
駆動電流が流れて全開状態になり、ガス制御信号Vcに
関係なく最大ガス量で燃焼する制御不良が発生する。さ
らに、上述のようなガス量の制御不良が発生した場合、
ガス制御信号Vc(熱要求信号Vs)に応じて燃焼用空
気を供給するファン(図示せず)の回転数が最大になっ
ていないため、空気不足による燃焼不良が発生すること
になる。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、比例制御弁駆動回路に
回路故障が生じた場合における制御不良及び燃焼不良を
速やかに回避できる燃焼制御装置を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の燃焼制御装置
は、ガス制御信号Vcが入力される比例制御弁駆動回路
2により比例制御弁3に流れる駆動電流Iを制御してガ
ス量を調節するようにした従来例と同様の燃焼制御装置
において、比例制御弁3の駆動電流信号Vdがガス制御
信号Vcに基いて設定される所定範囲内にないとき異常
と判定する異常検出部5と、上記異常検出部5から異常
検出信号Voが出力されたときガス供給制御用電磁弁4
を閉制御する電磁弁制御部6とよりなる安全制御回路7
を設けたものである。
【0006】
【作用】本発明は上述のように、ガス制御信号Vcによ
り比例制御弁3に流れる駆動電流を比例制御弁駆動回路
2にて制御し、供給ガス量を調節するようにした従来例
と同様の燃焼制御装置において、比例制御弁の駆動電流
信号がガス制御信号に基いて設定される所定範囲内かど
うかを異常検出部5にて判定し、所定範囲内にないとき
異常検出信号Voを出力してガス供給制御用電磁弁4を
閉制御する安全制御回路7を設けているので、比例制御
弁駆動回路2に回路故障が生じた場合における制御不良
及び燃焼不良を速やかに回避できる。
【0007】
【実施例】図1は本発明一実施例を示すもので、比例制
御弁駆動回路2には、A/D変換部1aを介して入力さ
れる熱要求信号Vsに基いてガス量制御回路1で演算さ
れるガス制御信号Vc(0〜5V)がD/A変換部1b
を介して入力されている。このガス制御信号Vcが入力
される比例制御弁駆動回路2により、従来例と同様に、
比例制御弁3に流れる駆動電流Iが制御され、供給ガス
量が調節されるようになっている。安全制御回路7は、
A/D変換部5aを介して入力される比例制御弁3の駆
動電流信号Vc(抵抗R11の両端電圧)が、ガス制御
信号Vc(熱要求信号Vs)に基いて設定される所定範
囲内にないとき異常と判定する異常検出部5と、上記異
常検出部5から異常検出信号Voが出力されたときガス
供給制御用電磁弁4をドライブ用トランジスタQ3を介
して閉制御する電磁弁制御部6とで構成されている。な
お、電磁弁制御部6は、2〜5Vの熱要求信号Vsがあ
り(要求なしのとき0V)、且つ異常検出部5出力Vo
が正常出力のときトランジスタQ3をオンするようにな
っている。また、比例制御弁駆動回路2を除く各回路
(一点鎖線で囲んだ部分)はマイクロコンピュータにて
形成されている。
【0008】次に図1の動作について説明する。比例制
御弁駆動回路2が正常に動作している場合には、図3の
従来例と同様に、ガス制御信号Vcに基いて比例制御弁
3が制御され、ガス制御信号Vc(ガス要求信号Vs)
にて設定される所定のガス量が供給されている。このと
き、駆動電流信号Vdはガス制御信号Vcに基いて設定
される所定範囲内にあるので、異常検出部5出力Voは
正常出力(Hレベル)となっており、電磁弁制御部6に
て制御されるドライブ用トランジスタQ3がオンし、ガ
ス供給制御用電磁弁4は開放されている。
【0009】いま比例制御弁駆動回路2の定数設定部2
aの抵抗R5が断線して回路故障が発生すると、オペア
ンプOPの+入力端子に印加される電圧V4が最大電圧
(+5V)になり、比例制御弁3に最大の駆動電流Iが
流れて全開状態となるので、ガス制御信号Vcに関係な
く最大ガス量が供給されることによる制御不良、燃焼不
良が発生する。このとき、駆動電流信号Vdとガス制御
信号Vcとを比較監視している異常検出部5では、駆動
電流信号Vdが所定範囲内にない(上限値を越える)こ
とを検出して、異常検出部5から異常検出信号(出力V
oがLレベル)が出力される。このようにして異常検出
信号が出力されると、電磁弁制御部6によりドライブ用
トランジスタQ3がオフされ、ガス供給制御用電磁弁4
が閉成されてガス供給が停止されるので、制御不良、燃
焼不良状態での異常燃焼が速やかに回避されることにな
る。なお、駆動電流信号Vdがガス制御信号Vcに基い
て設定される所定範囲の下限値以下になった場合にも、
同様にして異常検出部5から異常検出信号が出力されて
ガス供給制御用電磁弁4が閉成され、ガス供給が停止さ
れて速やかに制御不良が回避される。
【0010】図2は本発明の他の実施例を示すもので、
上限比較用のコンパレータCP1及び下限比較用コンパ
レータCP2と分圧抵抗R12〜R14とで構成される
ウインドウコンパレータにて異常検出部5を形成し、ト
ランジスタQ4,Q5、抵抗R15とアンド回路AND
とで電磁弁制御部6を形成し、安全制御回路7をディス
クリート回路にて構成したものである。ここに、異常を
判定するための上限値及び下限値はガス制御信号Vcを
抵抗R12〜R14にて分圧することにより設定され、
駆動電流信号Vdが上限値以上あるいは下限値以下にな
ったとき、異常検出部5出力VoがL(異常検出信号)
になり、アンド回路AND出力がLになるので、トラン
ジスタQ3がオフして電磁弁4が閉制御されガス供給が
停止される。なお、熱要求信号Vs(2〜5V)があ
り、且つ異常検出部5出力がHのとき、アンド回路AN
D出力がHとなり、トランジスタQ3がオンして電磁弁
4が開放され、ガス供給が行われる。
【0011】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されており、
ガス制御信号により比例制御弁に流れる駆動電流を比例
制御弁駆動回路にて制御し、供給ガス量を調節するよう
にした従来例と同様の燃焼制御装置において、比例制御
弁の駆動電流信号がガス制御信号に基いて設定される所
定範囲内かどうかを異常検出部にて判定し、所定範囲内
にないとき異常検出信号を出力してガス供給制御用電磁
弁を閉制御する安全制御回路を設けているので、比例制
御弁駆動回路に回路故障(例えば、抵抗R5の断線)が
生じた場合における制御不良及び燃焼不良を速やかに回
避できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図。
【図2】同上の他の実施例の回路図。
【図3】従来例の回路図。
【符号の説明】
1 ガス量制御回路 2 比例制御弁駆動回路 3 比例制御弁 4 ガス供給制御用電磁弁 5 異常検出部 6 電磁弁制御部 7 安全制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス制御信号が入力される比例制御弁駆
    動回路により、比例制御弁に流れる駆動電流を制御し
    て、供給ガス量を調節するようにした燃焼制御装置にお
    いて、比例制御弁の駆動電流信号がガス制御信号に基い
    て設定される所定範囲内にないときに異常と判定する異
    常検出部と、上記異常検出部から異常検出信号が出力さ
    れたときにガス供給制御用電磁弁を閉制御する電磁弁制
    御部とよりなる安全制御回路を設けたことを特徴とする
    燃焼制御装置。
  2. 【請求項2】 ガス制御信号に基いて上限値及び下限値
    が設定されるウインドウコンパレータにて前記異常検出
    部を形成し、駆動電流信号が上限値ないし下限値内にな
    いときに異常検出信号を出力するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の燃焼制御装置。
JP6163186A 1994-06-22 1994-06-22 燃焼制御装置 Pending JPH085064A (ja)

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JP6163186A JPH085064A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 燃焼制御装置

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JP6163186A JPH085064A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 燃焼制御装置

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JPH085064A true JPH085064A (ja) 1996-01-12

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JP (1) JPH085064A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011347A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Denso Corp 負荷断線検出回路
JP2015209980A (ja) * 2014-04-23 2015-11-24 株式会社ノーリツ 燃焼装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011347A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Denso Corp 負荷断線検出回路
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030415