JPH063328Y2 - 空調装置用制御回路 - Google Patents

空調装置用制御回路

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JPH063328Y2
JPH063328Y2 JP1988054477U JP5447788U JPH063328Y2 JP H063328 Y2 JPH063328 Y2 JP H063328Y2 JP 1988054477 U JP1988054477 U JP 1988054477U JP 5447788 U JP5447788 U JP 5447788U JP H063328 Y2 JPH063328 Y2 JP H063328Y2
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JP
Japan
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air
air conditioner
control circuit
room
air volume
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JP1988054477U
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JPH01158045U (ja
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佳則 服部
隆男 高橋
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は空調装置用制御回路に係り、特に室内における
温度補正をするための回路に関する。
〔従来の技術〕 空調装置において、温度検出器1からの信号により、ダ
クト2に接続された空気排出口3の風量調整手段4を制
御するようにした形式の空調装置は一般にVAVシステ
ムとして知られている。
この種の空調装置は第5図に示すように、温度検出器1
から前記風量調整手段4を制御するサーボモータMに至
る制御系が室温を介して閉ループとなっており、室温の
変化を検出した温度検出器1が駆動回路Pを介して前記
サーボモータMを制御し、ダンパ4を開制御するように
なっている。
そして、ダンパ4が開状態となるとダクト内の圧力が低
下し、これに伴って風量が低下するが、風圧を適性値に
保つよう、ダクト内に圧力センサ14を設け、この圧力
センサ14からの信号により送風機の回転数を増大する
ことができるようになっている。
ところが、この方式では矢示Tに示す室温が閉ループに
含まれていることとVAVシステム特有の作動特性(室
内温度を感知して作動する)により、外乱により実際に
室温が上がった場合、風量調整手段が作動するまでの応
答が遅く、一時的にせよ室温が上昇してしまうという問
題がある。
外乱として具体的には、在室者の増減、OA機器の稼働
状態の変化、日照状態の変化等があるが、特に消費電力
が大きいOA機器を同時に稼働させた場合には急激に室
温が上昇する。
このような場合、特に空調負荷が低いとき、即ち、風量
が小さいときには循環空気層が少なくなり、温度センサ
が温度変化を感知するまでに時間がかかるため応答速度
が低下しており、不快な状態がしばらく続いてしまうと
いう問題がある。
ところで、作業者に冷風を吹き出す設備において、空調
空気の無駄な吹き出しを防止したものとして、例えば実
開昭57−156721号公報に記載されているものが
ある。
これは第6図に示すように、前記した空調装置において
人間Eの有無を光電管等の位置検知器Sで検知し、この
検知信号によってダンパ4を開閉制御するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、この方式では複数の執務者が吹出範囲に
存在するオフィスには適用できないし、また、OA機器
の発熱量は人間の数十倍であるため、このようなシステ
ムではOA機器の稼働による室温上昇には対応できない
という問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、OA機器を
稼働させることによる室温上昇に迅速に対応できるよう
にした空調装置用制御回路を提供することを技術的課題
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、温度検出器
1からの信号により、ダクト2に接続された空気排出口
3の風量調整手段4を制御する閉ループを有する空調装
置用制御回路において以下のような構成とした。
即ち、空調制御されるべき室内で使用される電力を検出
する検出手段5と、この検出手段5の信号により前記閉
ループの制御量を変更する割り込み手段6とを具備して
空調装置用制御回路とした。
〔作用〕
温度検出器1からの信号により、ダクト2に接続された
空気排出口3の風量調整手段4が制御され外乱のない状
態では室内は一定温度に保たれている。
検出手段5により空調制御されるべき室内で使用される
電力を常時検出しており、電力が増大すると室温が上昇
することを原因発生時点で検出することができる。
この信号は割り込み手段6に入力され、前記閉ループの
制御量を変更する。即ち、冷房状態においては室内の電
力量が増大すると室温が上昇するが、電力量が増大した
時点で直ちに制御することができるので室温の上昇を招
くことはない。
また、前記した検出手段5を室内と外部とを連通する扉
の開閉を検出するセンサ7とした場合においても同様に
して、室温を上昇前に制御することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明す
る。
この装置は温度変化に伴う制御を行うための回路が含ま
れているが、その構成及び作用は第5図において説明し
たものと同様であるため省略する。
検出手段5は電流センサであり電力線に介挿されてお
り、空調制御されるべき室内で使用される電力を常時検
出するためのものである。
割り込み手段6はマイクロコンピュータのソフトウエア
または論理回路で構成されており、温度変化に伴う制御
に優先して駆動回路Pを制御するようになっている。そ
して前記検出手段5の信号により前記閉ループの制御量
を変更できるようになっている。
前記空気排出口3に調整エアを送るエアーハンドリング
ユニット10は一般的なものが使用されており、第4図
に示すように、コイル11、ファン12、フィルタ1
3、ダクト内に設けられた圧力センサ14から構成され
ている。そしてダクト内に圧力が低下すると、圧力セン
サ14がこれを感知しファン12の回転速度を上昇させ
て適性圧力を保つように作用する。
以下、具体的動作例を説明する。
冷房運転時にOA機器等の消費電力は増大した場合、検
出手段5はこれを検知して、ダクト2に接続された空気
排出口3の風量調整手段4が一定時間100%開状態に
制御される。そしてこのように風量が大きくなると、前
記した圧力センサ14がこれを感知しファン12の回転
速度を上昇させて適性圧力が保たれる。
このように、OA機器等の消費電力が増大することによ
り上昇する室温は抑制される。なお、検出手段5は第2
図(B)に示すように電力線にコイルを巻回する形式のも
のであってもよい。また、第3図に示すように複数のO
A機器8に個別に検出手段5を取り付け、夫々の検出信
号を割り込み手段6に入力するようにしてもよい。
さらに、個々のOA機器専用の空気吹き出し口を設け、
個々のOA機器専用の稼働状態に応じて夫々制御するよ
うにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、室内に設置されたOA機器を多数同時
に稼働させた場合であっても、これらOA機器の電源投
入と同時に室温を制御することができる。このため室温
が設定値から逸脱することはない。
しかも、検出手段またはセンサを配電板等の1箇所に設
置するだけでよいから、入力回路の構成も簡単となる。
また、部品点数も削減でき、安価に実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示し、第1図は
第1実施例、第2図(A)(B)は検出手段の具体的回路図、
第3図はその他の具体的回路図、第4図は装置全体のブ
ロック図、第5図及び第6図は従来の空調装置用制御回
路を示すブロック図である。 1…温度検出器、2…ダクト、 3…空気排出口、4…風量調整手段、 5…検出手段、6…割り込み手段、 7…センサ、8…OA機器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度検出器1からの信号により、ダクト2
    に接続された空気排出口3の風量調整手段4を制御する
    閉ループを有する空調装置用制御回路において、 空調制御されるべき室内で使用される電力を検出する検
    出手段5と、この検出手段5の信号により前記閉ループ
    の制御量を変更する割り込み手段6とを備え、 前記検出手段によって検出された電力の増減に基づい
    て、前記割り込み手段は前記風量調整手段4の風量を制
    御することを特徴とする空調装置用制御回路。
JP1988054477U 1988-04-22 1988-04-22 空調装置用制御回路 Expired - Lifetime JPH063328Y2 (ja)

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JPH01158045U JPH01158045U (ja) 1989-10-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5937632U (ja) * 1982-08-30 1984-03-09 株式会社東芝 事務用計算機室空調機制御装置

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JPH01158045U (ja) 1989-10-31

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