JPH08506469A - 映像番組の選択方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ディジタル映像受信装置における番組選択方法に関する。この方法は以下のステップを有する。すなわち、−番組識別エレメントに相応する情報を受信するステップと、−これにより送信機からのデータ放送流中で識別された各番組のロケーションを表す情報を受信するステップと、−受信装置のディスプレイ手段（１８）において前記識別エレメントを複数のエレメント（１０）から成るモザイクの形式で表示するステップと、−少なくとも１つの識別エレメントを選択することにより複数の番組のうちの１つを選択するステップ、を有する。本発明はたとえばテレビジョン分野において用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 映像番組の選択方法および装置 本発明は、映像番組ないし映像プログラムの選択方法および装置に関する。こ れは視聴覚分野で適用され、殊に、数多くのテレビジョンチャネルを同一の受信 機で利用可能な事例において適用される。 ケーブル伝送および衛星伝送の発展に伴い、テレビジョン視聴者に対し常にい っそう多くのチャネルが提供されている。しかしチャネル選択のこのような増加 は、受信機を作動させるための機器ならびに処理の複雑さの増大が伴うものであ る。実際、１つの例をとると、少数のチャネルの受信向けに設計されたテレビジ ョンリモートコントロールシステムのエルゴノミクスは、より多くの個数のチャ ネルを受信するためにはまったく不適当であるといえる。後者の事例の場合、テ レビジョン視聴者は、進行中の番組ないしプログラムを確かめるために、さもな ければ複数のチャネルを１つのチャネルから別のチャネルへ繰り返しジャンプさ せながら見るために、利用可能なチャネルを手早くざっと調べるという習慣がつ いてしまった。 本発明の目的は、映像番組を多数ある中から利用できる場合でも、番組の簡単 な選択を行えるようにした 映像番組選択方法を提供することにある。 本発明はディジタル映像受信装置における番組選択方法を対象としており、以 下のステップを有することを特徴としている。すなわち、 −番組識別エレメントに相応する情報を受信するステップと、 −これにより送信機からのデータ放送流中で識別された各番組のロケーションを 表す情報を受信するステップと、 −当該受信装置のディスプレイ手段において前記識別エレメントを複数のエレメ ントから成るモザイクの形式で表示するステップと、 −少なくとも１つの識別エレメントを選択することにより複数の番組のうちの１ つを選択するステップ、を有することを特徴としている。 １つの特有の実施形態によれば、本発明による方法は、識別エレメントと同じ ように配置された選択手段を有する前記受信装置の制御手段により１つの番組を 選択するステップを有しており、１つの所定の選択手段を作動させることにより 、この選択手段と同じ位置にある識別エレメントにより識別される番組の選択が 行われる。 したがって、複数の番組の少なくともいくつかを表 すエレメントの配置は、それらのエレメントを選択するために用いられるボタン の配置と同一である。 用語”番組”ないし”プログラム”はとりわけ、テレビジョンチャネルまたは 所定の伝送体（伝送されるもの）を意味するものである。ディジタル伝送システ ムではこの用語は、サービス、各種サービス一式およびイベントのことも意味す る。 用語”選択”はとりわけ、識別されたチャネルまたは伝送体を表示させる動作 、識別された伝送体を記録するためにビデオレコーダのような記録機器を操作す る動作、を意味している。 １つの識別エレメントはたとえば、テキスト、グラフィクスおよび／または静 止画像または動画像を有することができる。 １つの識別エレメントはたとえば、チャネル、伝送体、またはそのエレメント に関連づけられた番組が対応する伝送形式を表す静止画像を有している。 識別エレメントの配置は送信機レベルで行うことができるし、あるいは受信機 レベルでダイナミックに行うことができる。 本発明の１つの特有な実施形態によれば、制御手段はリモートコントロール装 置であり、選択手段はこのリモートコントロール装置のボタンにより構成されて いる。 有利な実施形態によれば、選択手段はリモートコン トロール装置のボタン１〜９により構成されており、これらのボタンは３つのエ レメントから成る３つの列で配置されている。画面上では同時に９つの識別エレ メントが配置され、それら９つのエレメントも３つのエレメントから成る３つの 列で配置されている。 １つの変形実施例によれば、リモートコントロール装置は連続的に複数のモザ イクにざっと目を通すためのボタンも有している。 １つの特有な実施形態によれば、１つのモザイク内の識別エレメントの配置は 、送信機レベルで実行されるかまたは受信機レベルでダイナミックに行われる。 １つの特有な実施形態によれば、識別エレメントを番組に関連づける前記の情 報は１つの対応テーブル内に含まれている。 １つの特有な実施形態によれば、前記対応テーブルは各識別エレメントを１つ の放送チャネルに関連づけるかまたはこれとは逆の関連づけを行う。 １つの特有な実施形態によれば、前記対応テーブルにはたとえば、前記番組を データ流中から取り出すのに必要な情報が含まれている。 １つの特有な実施形態によれば、モザイク画像は更新され放送されるループ形 式であり、デコーダは表示すべき画像を選択し当該の対応テーブルを記憶する。 １つの特有な実施形態によれば、映像装置は、圧縮されたディジタル信号たと えばＭＰＥＧ２（”Motion Picture Expert Group”）フォーマットを有する信号のデコーダを有する。 １つの特有な実施形態によれば、識別エレメントは、ＭＰＥＧ２データフォー マットを有する”intra”タイプの圧縮画像形式で伝送される。画像は更新され 放送されるループ形式であり（他のデータと多重化されており）、デコーダは表 示すべき画像を選択する。各画像にはその対応テーブル、各テーブルを区別しし たがって各画像を他のものと区別するオーダ番号、ならびに種々のテーブルの最 大数が伴う。 本発明の別の特徴によれば、本発明による方法はテレビジョン番組ガイドの操 作に適用される。 この後者の実施形態によれば、番組ガイドは、探索される番組の時間インター バルを選択するための複数の識別エレメントから成る少なくとも１つのモザイク と、番組の種類を選択するための少なくとも１つのモザイクと、時間ならびに種 類の判定基準に対応する番組［ｓｉｃ］を表示するための少なくとも１つのモザ イクと、各番組に関する補足情報を表示するための少なくとも１つのモザイクを 有する。 本発明は、ディジタル映像受信装置における番組選択装置にも関し、以下の構 成を有することを特徴としている。すなわち、 −圧縮映像データの伝送流を表す信号を受信する手段と、 −この信号を復調する手段と、 −復調されたデータを復号する手段と、 −番組識別エレメントに相応するデータから、および前記識別エレメントと復調 されたデータ流中の前記番組のロケーションを示す情報との間の対応テーブルに 相応するデータから、前記の復調されたデータを取り出す手段、 を有することを特徴としている。 １つの変形実施例によれば、この装置は、前記識別エレメントをモザイク形式 で表示する手段（１８）を有している。 １つの変形実施例によれば、この装置は、前記表示手段（１８）上の識別エレ メントと同じように配置された選択手段（１〜９）を有している。 添付の図面に示された２つの個別の有利な実施形態の説明をとおして、本発明 のそのほかの特徴ならびに利点が明らかにされる。 第１図には、第１の実施例にしたがって配置された一組の識別エレメントが示 されている。 第２図には、ディジタルパッドを有するリモートコントロール装置が示されて おり、第１の実施形態においてこのようなリモートコントロール装置が用いられ る。 第３図には、画像ならびに付加情報を番組供給側か らユーザへ伝送するための経路が図示されている。 第４図には、本発明の第２の実施形態による一組の識別エレメントが示されて いる。 本発明による方法の個々の実例には、所定数の番組識別エレメントを表すモザ イクを画面上に表示するステップが含まれている。第１の実施例によれば第１図 に示されているように、このモザイクは参照番号１０のような９つの長方形によ り構成されており、それらの長方形の各々は個々の伝送体を簡単に識別できるよ うにする縮小画像を有する。たとえば、１つの縮小画像によりフィルムあるいは １つの伝送体のロゴを表すことができる。各識別エレメントにより、利用可能な 複数のチャネルのうちの１つにおいて進行中の（または短期間利用できる）伝送 体が表される。 第２図にはリモートコントロール装置が示されており、この装置のボタン１〜 ９は、上記の識別エレメントの幾何学的配置と同じような幾何学的配置で設けら れている。最上段左側のボタン（この場合にはボタン１）を作動させることによ り、第１図に図式化されて示されている画像の最上段左側における識別エレメン ト１０が選択されることになる。 １つの識別エレメントの選択の結果、対応するチャネルが表示されることにな る。 ただ１つのモザイクでは、チャネルを必ずしもすべ て表示できるわけではない。したがって複数のモザイクが設けられている。ユー ザは、ボタン１１と１２を作動させて１つのモザイクから別のモザイクへ切り換 えることができる。 ユーザがある特定のチャネルを見ているとき、ユーザはボタン１３を押すこと によってモザイク表示モードへ切り換えることができる。 ユーザが１つの特定のチャネルを記録したいならば、ユーザはまずはじめにボ タン１４を押してから１つの識別エレメントを選択する。この場合、映像受信装 置はほかの点では周知の手段を介して、記録機器およびそれに応じてプログラム を起動させる。 第３図には、モザイク画像および補足情報のために利用される伝送経路が図示 されている。この実施例によれば、これは伝送前にデータが圧縮され受信機にお いて伸長されるディジタル伝送システムである。しかもこの種のシステムはそれ 自体周知であり、たとえばＭＰＥＧ２形式のデータフォーマットを使用している 。ＭＰＥＧ２に関する詳しい情報については、１９９３年１１月刊の文献”ISO/ IEC 13818-1（ISO/IEC/JTC1/SC29/WG11 NO601 MPEG2 Systems Working Draft） ならびにISO/IEC 13818-2（Generic coding of moving pictures and associate d audio［sic］；Recommendation H.262 Committee Draft）に示されている。最 初の文献には、ディジタル伝送流のフォーマットならび にサービスデータ（殊に放送番組に関する情報）の伝送について述べられている 。２つめの文献には、圧縮／伸長システムならびに圧縮データのフォーマットに ついて述べられている。ＭＰＥＧ２により殊に、いわゆるプライベートデータの 伝送が可能になる。 送信機１５は２つのタイプのデータを送信する必要がある。すなわち一方では 、識別エレメントのモザイクを表す画像を送信し、他方では識別エレメントと放 送チャネルとの間の対応テーブルを送信する必要がある。１つの変形実施例によ れば、この対応テーブルはモザイクの各識別エレメントごとに、データ流から番 組（あるいは番組に関する情報）を検索して引き出すのに必要な情報を有する。 この情報の特性は、データ流の組織構造に依存している。 さらにこの対応テーブルにより、この中に含まれている情報から対応する識別 エレメントを検索して引き出すことができるようになる。 第１の段階において、送信機は目下のチャネルまたは伝送体に依存して、送信 すべきモザイクを作成する。映像および音声データは、最小のデータスループッ トを得るために圧縮される。モザイク画像は高い相関関係を有する１つのシーケ ンスの一部分を成すものではないので、使用される圧縮法は”intra”形式のも のとすることができ、つまり与えられた１つの画像の復号に際して他のいかなる 画像を参照する必要もない。識 別エレメントのために選ばれた画像は、たとえば画像の補間ならびに間引き処理 のような周知の手段により縮小される。一組のモザイク画像は、伝送容量および その他のデータの量に依存する周波数で連続的に伝送される。 伝送がディジタルであるかぎりは、伝送されるデータの形式はほとんと重要で はない。周知のように、データは１８８ｂｉｔのトランスポートパケット（２５ または２６）の形式で伝送され、このトランスポートパケットにはそのヘッダ中 に、その内容を見分けるための識別コード（ＰＩＤつまり”Packet Identificat ion Data”）が含まれている。先に挙げた文献ISO/IEC 13818-1にはその付録Ｆ に、トランスポートパケットの構成が示されている。 予約されたコードにより、モザイク画像およびこれに関連づけられた対応テー ブルの伝送に相応するデータパケットが識別される。この場合、パケットはヘッ ダを有しており、さらにこれに対応テーブル１９ならびにモザイク画像（画像２ ３，２４）のデータが続く。対応テーブル１９は単にバイト列から成る形式を有 するだけであり、これらのバイトの各々により、識別される番組に対応するＰＩ Ｄ番号が与えられる。さらにこのテーブルには、送信されたその他のテーブルす べてとこのテーブルとを区別するオーダ番号と、存在するテーブルの最大数とが 含まれている。 ＭＰＥＧ２により、番組放送に関するサービスデータの４つのテーブルが定義 されている。とりわけこの実施例の変形によれば、有利には上記のテーブルのう ち２つのテーブルが用いられる。これらのテーブルは、番組対応テーブル（”PA T”）と番組マップテーブル（”PMT”）である。これらのテーブルについてもそ のフォーマットについても、先に挙げた文献13818-1に詳細に述べられている。 テーブルＰＡＴにより、（１つの番号で識別される）各番組ごとに、その番組の 定義を含むトランスポートパケットのＰＩＤ識別コードが定義される。１つの番 組の定義は１つのＰＭＴテーブル内に含まれており、このＰＭＴテーブル自体に は殊に、その番組に関する情報さらに詳細には圧縮された音声および映像データ を含むパケットに対するＰＩＤ識別コードを有している。 データ流中にこれらのテーブルが存在することによりそのデータ流中から、あ る番組の番号を知ることでこの番組に相応するデータを取り出せるようになる。 この変形実施例に関していえば、上記の番組番号は対応テーブル中に含まれてい る。 １つまたは複数の対応テーブルは有利には、前述の文献13818-1中で述べられ ているようなプライベートテーブル（”Private section”）の形式をとる。 １つの変形実施例によれば、圧縮されたモザイク画像と対応テーブルは別のパ ケットで伝送される。この 場合、パケットの各々には、モザイクとテーブルとの関係を確立する１つの識別 子が含まれている。 送信機から到来するデータはその他のデータと多重化され、衛星１６を介して 伝送するために変調器２０によって適切に変調される。アンテナ２１により受信 された後、復調器２２により信号が復調され、デマルチプレクス処理されてから デコーダ１７により処理される。 ユーザが番組のモザイクを表示させたいとき、ユーザは対応のボタン１３を押 すことで”ＺＡＰ”モードに入る（リモートコントロール装置とテレビジョン受 信機と間の通信プロセスあるいはデコーダについては当業者にとって多数の実施 形態が知られており、では詳細には説明しない）。この場合、デコーダはデータ 流を監視する。デコーダが１つのモザイク画像に対応するＰＩＤを検出すると、 デコーダは当該のテーブルのオーダ番号をチェックする。この番号が（たとえば 画像を矛盾なく表示させる理由で）固定的に定められている順序において最初の 番号であれば、デコーダはモザイク画像を伸長して表示し、対応テーブル、オー ダ番号ならびにテーブルの最大数を適切なランダムアクセスメモリに記憶する。 オーダ番号が最初の番号でなければ、デコーダはその監視を続ける。画面１８上 で表示が行われる。 本発明のこの特有の実施形態の変形実施例によれば、 デコーダは遭遇した最初のモザイク画像を表示する。 この特有の実施形態の１つの変形実施例によれば、デコーダはＭＰＥＧ２の” Freeze mode”オプションを利用し、これにより静止画像を表示させることがで きる。 この場合、ユーザがリモートコントロール装置におけるボタン１〜９のうちの １つを押すことにより、選択された識別エレメントに対応するチャネルへの切り 換えが行われる。これは、このチャネルまたは番組に対応するトランスポートパ ケットのＰＩＤコードの認識により実行される。上述のように、ＰＩＤコードは 対応テーブルへじかに伝送されるか、あるいはＰＡＴおよびＰＭＴテーブルから 取り出される。後者の場合、データ伝送においていくらかの冗長性が回避される 。 ユーザが＋ボタンかーボタン（それぞれボタン１１または１２）の一方を押す と、デコーダは記憶されているオーダ番号を増分または減分し、対応するパケッ トが検出されるまで、データ流を監視する。テーブルの最大数を記憶した値は、 存在していないテーブルのサーチを回避するために用いられる。最大オーダ番号 を超えない場合にのみ、増分が可能である。 この実施形態の１つの変形実施例によれば、識別エレメントはモザイク形式を とらずに別個に伝送される。この場合、それらのエレメントは、表示される前に デコーダによってもう１度順序づけられる。 ”VCR”ボタン１４によって記録モードへ切り換えることができる。この場合 、選択された番組がたとえばビデオレコーダ３５のような記録機器へ記録される 。 本発明の第２の実施例によれば第４図に示されているように、本発明による番 組選択方法が、画面上に表示されたテレビジョン番組ガイドを操作するために用 いられる。 先の実施例のようにモザイクは９つの識別エレメントから成り、それらはリモ ートコントロール装置の９つのボタン１〜９と同じように配置されている。リモ ートコントロール装置は先の実施例の場合と同じものである。 この実施例によれば、番組ガイドはツリー構造として構成されている。１つの 識別エレメントが１つの所定のモザイクから選択されると、この選択によってさ らに細かい情報を提供する別のモザイクが表示される。モザイク３０は時間フィ ルタであって、これにより情報を要望する日時スロット（たとえば明日、午後） を選択することができる。リモートコントロール装置のボタン５を押すことでモ ザイク３１の形式の第２のフィルタの表示が呼び起こされ、これにより探し求め ている伝送体の種類（映画、音楽、スポーツ、ニュース等）を選択できる。たと えば”成人向け映画”が選択されると、各々１つのフィルムタイトルを示すエレ メントから成る１つのモザイク３２が１つの所定のチャ ネルに関して表示される。これらは１つの所定のチャネルにおいて選択された時 間インターバル中に見ることのできる種類の映画である。この場合、＋または− ボタン（ボタン１１または１２）を作動させることにより、チャネルを変えるこ とができる（モザイク３３）。ある映画を選択した結果、その映画に関する補足 情報が表示され、たとえばそれが有料テレビジョンチャネルにおける映画であれ ば、その視聴料金または録画料金が表示される（モザイク３４）。 もちろん、これとは異なるようにガイドを構成できる。 識別エレメントはテキストおよび／または画像を有することができ、その選択 は適用法、伝送チャネルの容量およびデータ記憶用に受信機レベルで利用可能な ランダムアクセスメモリの容量に依存する。テキストが含まれている場合、これ はビデオ画像の形式で処理するよりもむしろＡＳＣＩＩコード形式で処理できる ので、スペースを節約し伝送速度を増加させることができる。選択のたびごとに デコーダがデータを再ロードする必要がないように、ガイドに関するデータすべ てが１度に伝送されると有利である。このことは、モザイクの可能な数が多くな ればなるほど有利である。多数の番組中から所定の判定基準にしたがって選択が 行われるとすれば、それらのモザイクが１つ１つ送信されるよりもそれらのモザ イクを受信機器レベルで構 成するのが簡単になる。 番組ガイドを形成させるデータは放送ループ形式である。１つの変形実施例に よれば、デコーダにおいて必要とされるメモリサイズを小さくする目的で、デー タ流中におけるデータの通過を監視することにより望まれるときにだけデータが ロードされる。不要になれば、それらのデータは別のデータに置き換えられる。 放送ループの持続時間に依存して、多少の期間の待機後にデータを利用できるよ うになる。 既述のように、伝送される情報はデータパケットにより伝送される。対応テー ブルにより、種々のモザイク間の関係またはチャネルが識別され、さらにこのテ ーブルには他の形式の情報を入れることができる。 この実施形態の１つの変形実施例によれば、１つの識別エレメント（”前のモ ザイク”）が設けられており、これによりすぐ上の階層のモザイクへ戻れるよう になる。 もちろん、９つの識別子よりも多いあるいは少ない識別子を有する異なるモザ イクを定義することができ、これに相応してリモートコントロール装置を設ける ことができる。同様に、複数の異なる識別エレメントを有する複数のモザイクを 利用することも、本発明の本質から逸脱するものではない。 さらに別の変形実施例によれば、モザイクは、番組選択用のリモートコントロ ール装置のボタンの個数よ りも多くの個数の識別エレメントを有する。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 7/088 (72)発明者 メッツ，イヴ フランス国 Ｆ―92402 クールベボワ セデックス ブワト ポスタル 329 ト ムソン―セエスエフ エスセペイ内 (72)発明者 ヌギュイェン，ジノ フランス国 Ｆ―92402 クールベボワ セデックス ブワト ポスタル 329 ト ムソン―セエスエフ エスセペイ内 (72)発明者 タザン，ヌル−エダン フランス国 Ｆ―92402 クールベボワ セデックス ブワト ポスタル 329 ト ムソン―セエスエフ エスセペイ内

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ディジタル映像受信装置における番組選択方法において、 番組識別エレメントに相応する情報を受信するステップと、 これにより送信機からの放送データ流中で識別された各番組のロケーションを 表す情報を受信するステップと、 当該受信装置のディスプレイ手段（１８）において前記識別エレメントを複数 のエレメント（１０）から成るモザイクの形式で表示するステップと、 少なくとも１つの識別エレメントを選択することにより複数の番組のうちの１ つを選択するステップとを有することを特徴とする、 ディジタル映像受信装置における番組選択方法。 ２．前記識別エレメントと同じように配置された選択手段（１〜９）を有する前 記受信装置の制御手段により１つの番組を選択するステップを有しており、１つ の所定の選択手段（１〜９）を作動させることにより、該選択手段と同じ位置に ある識別エレメントにより識別される番組の選択が行われる、請求項１記載の方 法。 ３．前記制御手段はリモートコントロール装置であり、前記選択手段は該リモー ト制御装置のボタン（１〜９） から成る、請求項１または２記載の方法。 ４．前記選択手段はリモートコントロール装置のボタン１〜９により構成されて おり、該ボタンは３つのエレメントから成る３つの列で配置されており、９つの 識別エレメントが画面上に同時に配置され、該９つのエレメントも３つのエレメ ントから成る３つの列で配置されている、請求項１〜３のいずれか１項記載の方 法。 ５．前記リモートコントロール装置は連続的に複数のモザイクを迅速に概観する ためのボタン（１１，１２）も有する、請求項３または４記載の方法。 ６．１つの識別エレメント（１０）は、テキスト、グラフィクス、および／また は静止画像ないし動画像により構成されている、請求項１〜５のいずれか１項記 載の方法。 ７．１つのモザイク内における識別エレメント（１０）の配置は送信機（１５） のレベルで行われるかまたは受信機レベルでダイナミックに行われる、請求項１ 〜６のいずれか１項記載の方法。 ８．識別エレメントを番組に関連づける前記の情報は対応テーブル（１９）中に 含まれている、請求項１〜７のいずれか１項記載の方法。 ９．前記対応テーブルは各識別エレメント（１０）を１つの放送チャネルに対応 づけるか、またはこれとは逆の対応づけを行う、請求項８記載の方法。 10．前記対応テーブル（１９）にはたとえば、データ流から前記番組を取り出す のに必要な情報（ＰＩＤ）が含まれている、請求項８記載の方法。 11．１つの番組を選択することにより、識別されたチャネルまたは伝送体が表示 される、請求項１〜１０のいずれか１項記載の方法。 12．１つの番組を選択することにより、識別された番組を記録するためのビデオ レコーダ（３５）のような記録機器が操作される、請求項１〜１１のいずれか１ 項記載の方法。 13．前記識別エレメントは、ＭＰＥＧ２データフォーマットを有する”intra” タイプの圧縮画像形式で伝送される、請求項１〜１２のいずれか１項記載の方法 。 14．前記画像は更新され放送されるループ形式であり、デコーダは表示すべき画 像を選択し当該の対応テーブルを記憶する、請求項１〜１３のいずれか１項記載 の方法。 15．当該方法をテレビジョン番組ガイドの操作に適用する、請求項１〜１４のい ずれか１項記載の方法。 16．前記番組ガイドは、探索される番組の時間インターバルを選択するための複 数の識別エレメントから成る少なくとも１つのモザイク（３０）と、番組の種類 を選択するための少なくとも１つのモザイク（３１）と、時間ならびに種類の判 定基準に対応する番組［ｓｉｃ］を表示するための少なくとも１つのモザイク （３２）と、各番組に関する補足情報を表示するための少なくとも１つのモザイ ク（３４）を有する、請求項１〜１５のいずれか１項記載の方法。 17．ディジタル映像受信装置における番組選択装置において、 圧縮映像データの伝送流を表す信号を受信する手段（２１）と、 該信号を復調する手段（２２）と、 復調されたデータを復号する手段（１７）と、 番組識別エレメント（１０，２３，２４）に相応するデータから、および前記 識別エレメントと復調されたデータ流中の前記番組のロケーションを示す情報と の間の対応テーブル（１９）に相応するデータから、前記の復調されたデータを 取り出す手段（１７）を有することを特徴とする、 ディジタル映像受信装置における番組選択装置。 18．前記識別エレメントをモザイク形式で表示する手段（１８）を有する、請求 項１７記載の装置。 19．前記表示手段（１８）上の識別エレメントと同じように配置された選択手段 （１〜９）を有する、請求項１８記載の装置。 20．請求項１〜１６のいずれか１項記載の方法を採用する、請求項１７〜１９の いずれか１項記載の装置。