JPH08505910A - 衣類、特に運動着 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 身体部の何れかの側部、袖（２）の上又は下、及びズボン脚部（３）の側部上における、少なくとも幾つかの縫い目の位置で衣類に合体されているている、三角形又は不等辺四角形の形状の伸縮性のまち（１）を包含する衣類、特にスポーツウェア。

Description

【発明の詳細な説明】 衣類、特に運動着 本発明は、特に、テニス又はゴルフに使用されるシャツおよびズボンに関し、 しかし、また、本発明は、一般にスポーツ用及び動きの自由が大きいのが有用で ある活動用の衣類（garments）に関する。 テニスプレーヤー及びゴルファーにより着られる衣類は、これらのスポーツを 競技するために使用される装具と平行して発達してきた。それらは、もはや木製 のラケット又はクラブで競技されていない。 テニスは、もはや街中で着られる衣類に類似したシャツを着て、また長いズボ ンをはいて競技されておらず、また、ゴルフは、もはやゴルフ用の半ズボン及び ストッキングで競技されていない。 特に、テニスにおいては、動きは素早くまたより力強いものであり、短パンツ 及び短いシャツが着られており、益々だぶだぶになって、欠点になっており、し ばしば非常に上品でない外観になっている。 例えば、大きく開いて終わった（wide-ended）シャツは、ベルトの内側に着た 場合は、心地よくない襞を形成し、また、特に婦人について、言わば殆どきちん としないで、身体の周りに自由に垂れ下がらせる場合には、最も魅力のない襞を 形成する。 同様に、ゴルフ用に使用されるような長いズボンの大きく開いた端は、スポー ツ用としは実際的でなく、また、しなやかな袖口により終わるオーバーガーメン ト（overgarments）の膨らんだ終端部は、非常に上品でない。本発明の目的は、 特に、スポーツのために、高度の快適さ及び大きな自由を、衣類の特にその終端 部の寸法を極端に増すことなく、激しく動く関節及び筋肉にもたらさせる手段を 提供することである。 本発明によると、衣類を型どおりに仕立て上げる縫い目の位置の周りに合体し ている伸縮性のまち（襠）（gusset）を含んでいる衣類特にスポーツウェア用衣 類は、伸縮性のまちは、継ぎ目から該衣類の縁に延びており、継ぎ目から衣類の 対応する縁の方に向かって増加する幅である。 本発明の他の特徴及び利点は、非制限の例を通して及び図を参照して完全に与 えられる次の特別の複数の具体化の記載から現れる。 図１及び２は、テニス及びゴルフニ夫々使用されている現在の衣類を示す。 図３及び４は、上記二つのスポーツ用の本発明の衣類を示す。 図５は、前部から見た以外は図３と同一の衣類を示すが、 図６は、腕が持ち上げられている以外は図３と同一の衣類を示す。 図７は、袖の端と肘の間の腕部のまちを示す。 図８は、ズボンの脚部下部と膝の間のズボンの脚部の側のまちを示す。 現在テニス及びゴルフに使用する衣類を示す図１及び２において、破線は、衣 類のいろいろな片を仕立て上げるのに必要である縫い目を示しており、また、こ の図は、競技の中に素早く現れる外側の折り目を示している。 図３は、不等辺四角形の形状のまち１を含むテニスプレーヤーの衣類の側面図 であり、該まちの広い基部６は、ウェストの高さにあり、その狭い基部は、袖ぐ り（armhole）の下部にあり、腕部の内側の不等辺四角形の形状のまち２は、破 線で表されており、またその広い基部６は袖の端にあり、他方、その狭い基部は 、同様に袖ぐりの下部（bottom）にあり、そして不等辺四角形の形状のまちは、 その広い基部６がショーツのズボンの脚部の下部にあり、その小さな基部はシャ ツの下端下方の腰にある。 図４は、ゴルフプレーヤー用の衣類を示しており、それは、ウェストと袖ぐり の間の三角形のまち１、それが首と袖ぐりの間の長方形のまち７と接触する長袖 の端６と袖ぐりの上部の間の腕部の外側の不等辺四角形の形状のまち２、及びズ ボンの脚部の端部と腰の間の三角形（triangular）のまち３を含んでいる。 図５は、図３に示されているのと同一の衣類の正面図であり、まち１及び２の 端部が、袖ぐりの下部において合致していることを見ることができる。 図６は、持ち上げた腕と共に示されている図４のまち1及び２の側面図であり 、まちが織物の単一の片で作ることができることを見ることができる。 図７は、三角形のまち４を示しており、その基部は袖の端部にあって、その反 対側の端部は肘にある。 図８は、三角形のまち５を示しており、その基部６は、ズボンの脚部の端部に あり、その先端は膝にある。 図の総てにおいて、三角形又は不等辺四角形の形状（triangular or trapezi- um-shaped）の伸縮性のまちの広い端部６は、本発明の目的にしたがって、ウェ ストにおいて、また腕部及び脚部の端部において、該衣類の端部の円形の弾性（ circular elasticity）を高めるのに役立ち、それにより、その快適さを減じる ことなく、衣類の幅を減少することを可能にする。図４の長方形のまち７は、不 利なことなしに、肩部の運動機能性を増加する。 これらのまちの総ては、衣類の余り部と同一の色の伸縮性の織物、又は反対に 、対照的な色、例えば黒っぽい色の伸縮性の織物で作られる。図５は、このよう な状態下に得ることができる、肩部を広く効果を示す。 当然、まちは、身体部（body）の側部のみ、又は袖のみ、又はズボンの側部の み、又は首と袖ぐりの間のみに付けることができるが、それらは、常に二つ一組 で対称的に設けられる。 他の実施態様（示されていない）においては、少なくとも幾つかのまちは、異 なる形状であってもよい。適した弾性のまちによって長くされたショーツの特殊 の形状については、上下一組の運動着又はすね当てを既に一般に行われているよ うに使用して、大腿部の筋肉を支持及び保護することを可能にする。 まちによってもたらされる利点は、使用される糸及び織物を形成する方法の機 能であるまちの弾性の度合いに依存する。 本発明のまちの一実施例において、伸縮性のまちは、Ｎｍ７５／１の糸を使用 する２及び２の畝織物（2and 2 rib fabric）、全送り原料の綿をコーマした長 いステープル（long staple comed cotton）、及び丸形ヨコ編み機のダイヤルに 供給のその他総ての裸の７８デシテクスのライクラ糸（bare 78 decitex Lycray arn）により構成することができ、１平方メートル当たり１８５グラムの重量を 有し、９４％の綿／６％エラスタン（elasthane）を有している。 対照において、シャツの余り部は、二つのＮｍ７５／１の長いステープルコー マ綿供給屑と共に単一のピケジャージー織物で作られて、平方メートル当たり１ ８５グラムの重さを有し、綿１００％から成っている。 伸縮性のまちの特徴を実証するために、５０ｃｍの長さ、２０ｃｍの幅の四つ のまちが調製された。 ２及び２の畝の方向の２及び２の畝織物からの片「Ａ」、 垂直方向の２及び２の畝織物の片「Ｂ」 畝の方向の単一のピケ織物の片「Ｃ」 垂直方向の単一のピケ織物の片「Ｄ」 これらの片の各一端は固定されたが、その他端には２００ｇの重りがかけられ 、片「Ａ」については２ｃｍの伸長を生じ、片「Ｂ」については１３ｃｍの伸長 を生じ、片「Ｃ」については２ｃｍの伸長を生じ、そして、片「Ｄ」については ただの３ｃｍの伸長を生じた。 畝に対し垂直方向のまちの織物の弾性は、シャツの余り部（remainder）織物 の弾性より、１３／３以上の比率で大きく、上記総てのそれは、畝に対して垂直 方向のまちの同一の弾性は、畝に対してある程度平行なまちの弾性より１３／２ 以上の比率で大きい。 本発明の目的を達成するために、まちの軸は、縫い目の位置に一致し、その織 物の畝は、前記軸に平行である。これは、当然、まちのある衣類のその部分の丸 い弾性（circular elastisity）は、それによってもたらされて、三角形及び不 等辺四角形の形状のまちが、衣類の端部の方に向けて広くなり、衣類の幅が適度 に維持することができるように、徐々に増加するということを保証する。 ２及び２の畝織物において、大量の比率のライクラ（Lycra）を使用すること によって、当然に、まちの手段により、得られる丸い弾性を増加することが可能 である。他の伸縮性の織物はまちに使用することができ、単一のピケよりも幾分 少ない弾性の織物は、衣類の余り部として使用することができた。伸縮性のまち は、当然に、同一の利点をニット、ジャケット及びオーバーガーメントにもたら す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１） ある部分は、該部分を作り上げるために因習的に使用される縫い目の箇 所の周りに合体する、三角形又は不等辺四角形の形状の伸縮性のまちを包含する 衣類、特にスポーツウェアであって、前記まち（１，２，３，４）の狭い端部は 、肩部、肘部、腰部又は膝関節部の高さに設けられており、またその広い基部（ ６）は、前記衣類の縁の部分を構成していることを特徴とする衣類。 （２） 三角形又は不等辺四角形の形状のまち（１）の狭い端部は、身体部の何 れかの側に配置され、三角形又は不等辺四角形の形状のまち（２）の端部は、袖 ぐりの下部において一致する腕部の下面（undersides）に配置されていることを 特徴とする請求項１に記載の衣類。 （３） 袖の外側部分に配置されている不等辺四角形の形状のまち（２）の狭い 端部は、袖ぐりのの上部に作られており、肩部に配置されているまち（７）の端 部に一致していることを特徴とする請求項１に記載の衣類。 （４） まちは畝付きの織物（ribbed fabric）の切片で作られており、その軸 は、その畝に平行に延びており、前記軸に垂直方向のその弾性は、前記軸に平行 な方向のその弾性よりも１０／２以上の比率で大きいことを特徴とする請求項１ に記載の衣類。 （５） まちは畝付きの織物の切片で作られており、その軸は、その畝に平行で あり、前記畝に対し垂直方向の弾性を有しており、それは、織物の余り部の弾性 よりも１０／３以上の比率で大きいことを特徴とする請求項１に記載の衣類。 （６） 少なくとも幾つかのまち（１，２，３，４）は、衣類の余り部のと色が 異なる織物で作られていることを特徴とする請求項１に記載の衣類。