JPH08502559A - 上半身の衣類、特に運動着 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 三角形の伸縮性のまち（１，２）が、腕の動きの自由性を高めるために、衣類に、袖の下に及び身体部の何れかの側に組み入れられている、特にスポーツウェア用のシャツ又はジャケット。

Description

【発明の詳細な説明】 上半身の衣類、特に運動着 本発明は、腕に対する動きの自由性を残すことが望ましいシャツ、ジャケット 、及びその他の衣類のような上半身の衣類に関する。 ゴルフ用及びテニス用の上記すべてについて、この自由性は、シャツ及びジャ ケットを使用することにより、得ようとされているが、この場合、総ての寸法が 増大されている。 しかし、このような寸法の増加は、外見上美しくないものであり、なお、ゴル フスイングにおいて、又は一方の腕がボールを投げるように動き、それから他方 の腕がそれを打つように動く、テニスのサーブの間で、それらが引っ張られると きに、それは腕に十分な自由性をもたらさない。 その結果、サーブする前に、テニスプレーヤーは、本能的に、その袖を緩める ように、衣類の複数の袖ぐり（armholes）を持ち上げる。 しかし、その対策は、袖が袖ぐりに付けられ、身体部により保持されている袖 の下部を妨害しない。 この発明の目的は、主としてこのような保持を減じることである。 本発明によると、運動着類（sportswear garments）、特に、シャツ及びジャ ケットは、身体部の何れかの側、又は袖の下側（undersides）に配置されている 複数のまち（襠）（gussets）があり、これらの運動着は、三角形及び対称的で あり、且つ、それらの対称軸は、伝統的な縫い目の位置に一致し、それらの側部 は、該運動着の余りの部分（remainder）に縫い付けられており、それらの基部 は、互いに一致し、且つ袖ぐりの下部（bottom portions）に一致していること を特徴とする。 前記まちは、前記基部又はその他を通って一緒に縫われている。それらは、概 略ひし形に形成されている一片の織物で作られている。 この発明の他の特徴及び利点は、非制限の例を通して及び図を参照して完全に 与えられる次の特別の複数の具体化の記載から現れる。 図１は、上げられた腕についての本発明の衣類を示しており、該まちは２及び ２の畝織物（2 and 2 rib fabric）で作られ、一体形成となっている。 図２は、同一の状態下の伸縮性の編み状織物のまちを示す。 図１において、側部が夫々身体部（body）の側部及び袖の下側に沿って縫い付 けられている二等辺三角形の形状の二つの先端を有する一片の織物により構成さ れている伸縮性の一片１２を見ることができる。例として、この一片の織地は、 一般に、ゴルフ及びテニス用のシャツに使用される単一のピケ織物（single piq れている。 ２及び２の畝織物のまちを使用して、本発明の目的を達成するために、この畝 は、まちの軸（示されていない）に対し、垂直でなければならない。 小さい畝を有する単一のピケ織物に比較される本発明の特徴を示すために、４ つのまちは、５０ｃｍの長さ、２０ｃｍの幅の寸法を有し、次のように試験され る。 畝の方向の２及び２の畝織物の片「Ａ」 畝に垂直な方向の２及び２の畝織物の片「Ｂ」 畝の方向の単一のピケ織物の片「Ｃ」 畝に垂直な方向の単一のピケ織物の片「Ｄ」 各片の一端は固定されたが、その他端には２００ｇの重りがかけられ、片「Ａ 」については２ｃｍの伸長をもたらし、片「Ｂ」については１３ｃｍの伸長をも たらし、片「Ｃ」については２ｃｍの伸長をもたらし、そして、片「Ｄ」につい てはただの３ｃｍの伸長をもたらした。 図２においては、少くともまちの軸方向（図示されていない）に伸長する可能 性のある穴の伸縮性の網で作られている二つのまち１及び２を見ることができる 。網織物を使用するので、腋窩からの発汗は、主に織物を通して除去される。こ のまち１及び２は、腋窩６において、また袖ぐりの下部分において、それらの基 部をとおして結合される。 例えば、大量の比率のライクラ糸（Lycra yarn）（登録商標）を使用するとき に、まちの軸方向において、２及び２の畝織物についてと同一の弾性を得ること が容易であり、また、まちの軸に対して垂直の方向に同一の弾性を得ることが容 易であり、それにより、例えば、テニスの競技の場合のフォアハンド及びバック ハンドの一撃中に、腕についての水平方向の動きの自由を改善する。 自然に、非常に多い変形が、特に、等価技術手段を代わりに使うことにより、 それにより本発明の範囲を超えることなく適用することができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１） 身体部の何れかの側に、及び袖の下側に配置されている伸縮性のまちを 含むスポーツウェア用の上半身衣類、特にシャツ及びジャケットであって、前記 まち（１，２）は、三角形及び対称であり、またそれらの対称の軸は伝統的な縫 う位置に一致し、それらの側部は該衣類の余り部に縫い付けられ、それらの基部 は、袖ぐりの下部において、互いに一致していることを特徴とするススポーツウ ェア用の上半身衣類。 （２） 前記まち（１，２）は、概略菱形形状である織物の一片により構成され ていることを特徴とする請求項１に記載のススポーツウェア用の上半身衣類。 （３） まち（１，２）又は片（１２）は、伸縮性の網状織物で作られているこ とを特徴とする請求項１に記載のスポーツウェア用の上半身衣類。 （４） まち（１，２）又は片は、畝付きの織物の切片で、それらの軸がそれら の畝に対し垂直になるように作られており、また、畝に対して垂直な方向におけ るそれらの弾性が、該畝に平行な方向のそれらの弾性より、１０／２未満の比率 で大きいことを特徴とする請求項１又は２に記載のスポーツウェア用の上半身衣 類。 （５） まち（１，２）又は片（１２）は、畝付きの織物で作られており、それ らの軸がそれらの畝に対して垂直になるような方法における切片は、それらの軸 に対して垂直な方向に弾性を有しており、該衣類の余り部の織物の弾性よりも、 １０／３以下の比率において大きいことを特徴とする、請求項１又は２に記載の スポーツウェア用の上半身衣類。