JPH0850477A - 直線往復運動機能付オルゴ−ル - Google Patents

直線往復運動機能付オルゴ−ル

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Publication number
JPH0850477A
JPH0850477A JP18486694A JP18486694A JPH0850477A JP H0850477 A JPH0850477 A JP H0850477A JP 18486694 A JP18486694 A JP 18486694A JP 18486694 A JP18486694 A JP 18486694A JP H0850477 A JPH0850477 A JP H0850477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear reciprocating
gear
fixed
guide
rotary shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18486694A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Orii
誠 折井
Katsunori Miyamoto
克紀 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP18486694A priority Critical patent/JPH0850477A/ja
Publication of JPH0850477A publication Critical patent/JPH0850477A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長い直線往復運動範囲を安定的に作動できる
とともに、重いアクション物体等を載せることが出来る
こと。 【構成】 オルゴ−ルAの基台1の上に案内部材2がビ
ス10で固定されて案内部材2に直線往復運動部材3が左
右に直線往復運動可能に支持されている。案内部材2に
は案内面2f、2gが形成されている。平板部2aに嵌合され
た回転軸5の一端5aには冠歯車20が固定されている。回
転軸5の中間部5bにピニオン歯車21が固定されている。
回転軸5の他端5cはピン状に形成されている。直線往復
運動部材3には台部3bと台部3bの内側に下面が開口した
ル−プ状の穴の内壁に形成された内歯歯車3cと台部3bの
内側のル−プ状の溝からなるガイドレ−ル3dとが形成さ
れている。内歯歯車3cにはピニオン歯車21が噛合されて
いる。ガイドレ−ル3dには回転軸5の他端5cが挿入され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人形等のアクション物
体等を横方向に直線運動させる直線往復運動機能付オル
ゴ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例えば実公昭64−4148号公報のよ
うに人形等のアクション物体等を取り付けた出力軸を冠
歯車とラックを介して定位置で回転させたり、ラックに
人形等のアクション物体等を取り付けて直線往復運動さ
せたり、実公平5−34718 号公報のように直線運動部
材を冠歯車と内歯歯車と化粧板の十字クロスのスリット
を介して人形等のアクション物体等を横方向に直線運動
させる直線運動機能付オルゴ−ルがある。更にの従来
例には往復スライダクランク機構が記述されている。こ
れらの、の直線運動機能付オルゴ−ルでは、直線運
動範囲が短く、長い直線往復運動を安定的に行うことが
出来ない。更に、で長い直線往復運動を行わせるよ
うにすると、上に載せる人形等のアクション物体等はあ
まり重いものは載せられず、これはの従来例において
も同様であった。更に部品点数が多くなる欠点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、直線運動範囲が短く、長い直線往復運動を安定的
に行うことが出来ない。更に長い直線往復運動を行わせ
るようにすると、上に載せる人形等のアクション物体等
はあまり重いものは載せられないことである。本発明の
目的は前記欠点に鑑み、長い直線往復運動範囲を安定的
に作動できるとともに、重いアクション物体等を載せる
ことが出来る直線往復運動機能付オルゴ−ルを提案する
ことである。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明は、回転駆動源に
よって回転されるドラムと、該ドラムに植設されたピン
と係脱自在な弁を有するとともに基台に固定された振動
板とを備えたオルゴ−ルにおいて、上記基台に固定され
た案内部材と、該案内部材に回転自在に支承された回転
軸と、該回転軸の一端に固定された冠歯車と、上記回転
軸の中間部に固定されたピニオン歯車と、該ピニオン歯
車と係合する内歯歯車と上記回転軸の他端を遊嵌しル−
プ状に形成されたガイドレ−ルとを有する直線往復運動
部材を備え、上記回転駆動源の回転力を上記冠歯車に伝
達し、上記回転軸の回転により上記直線往復運動部材が
上記内歯歯車と上記ガイドレ−ルに沿って直線往復運動
を行う構成をもつことを要旨とするものである。
【0005】
【作用】オルゴ−ルが鳴奏されると共にピニオン歯車21
が回転されると、図6のように回転軸5の他端5cがガイ
ドレ−ル3dの上側に挿入されて、ピニオン歯車21が内歯
歯車3cに噛合されているので、直線往復運動部材3の案
内平板部3aは図の紙面で下側の案内部2eの内側の案内面
2gに沿って右方向に摺動される。直線往復運動部材3が
右方向で行き止まると、ピニオン歯車21が内歯歯車3cの
左端に噛合されて回転されているので、直線往復運動部
材3が図の紙面で上方に移動されて図7のように回転軸
5の他端5cがガイドレ−ル3dの下側に挿入されて、案内
平板部3aが紙面で上側の案内部2dの内側の案内面2fに沿
って左方向に摺動される。直線往復運動部材3が左方向
で行き止まると、ピニオン歯車21が内歯歯車3cの右端に
噛合されて回転されているので、直線往復運動部材3が
図の紙面で下方に移動されて図6の状態に戻り、図6、
図7の動作が繰り返される。
【0006】
【実施例】以下、図示の一実施例で本発明を説明する。
図1はオルゴ−ルの上に案内部材と直線往復運動部材が
載せられた直線往復運動機能付オルゴ−ルの平面図、図
2は直線往復運動機能付オルゴ−ルの一側側面図、図3
はオルゴ−ルの平面図、図4は直線往復運動機能付オル
ゴ−ルの他側断面側面図、図5は直線往復運動部材のガ
イドレ−ルを示す断面平面図、図6は直線往復運動部材
の往路の動作説明図、図7は直線往復運動部材の復路の
動作説明図である。
【0007】直線往復運動機能付オルゴ−ルは、オルゴ
−ルAの基台1の上に案内部材2がビス10で固定されて
案内部材2に直線往復運動部材3が左右に直線往復運動
可能に支持されている。オルゴ−ル部Aは基台1上に香
箱11が固定されて香箱11内の回転駆動源となる全舞の一
端が香箱11に、全舞の他端が全舞巻上げ軸12に夫々係止
されている。香箱11の側壁と基台1の突出堤1aにはドラ
ム13がドラム軸14で軸承されてドラム13は全舞駆動源で
調速部15で調速されて回転される。ドラム13の一端には
平歯車16が固定されて平歯車16と調速部15の間に減速歯
車が設けられている。基台1上には振動板4がビス10、
17で固定されてドラム13のピン18で振動板4の複数本の
弁4aが弾かれてオルゴ−ルが鳴奏される。全舞巻上げ軸
12には巻き鍵19が螺合されている。
【0008】案内部材2は断面コ字型に形成されて平板
部2aの前後の下面に中空支柱2b、2cが形成されている。
平板部2a上の前後に夫々断面コ字形の案内部2d、2eが形
成されて内側は案内面2f、2gと成っている。平板部2aに
は透孔2hが穿設されている。中空支柱2bは振動板4の上
に載せられてビス10で固定されている。中空支柱2cは基
台1上に載せられて下面のピン2iが基台1の孔に挿入さ
れて位置決めされている。平板部2aの透孔2hには回転軸
5が回転可能に嵌合されている。回転軸5の一端5aには
冠歯車20が固定されている。冠歯車20は平歯車16に噛合
されている。回転軸5の中間部5bにピニオン歯車21が固
定されている。ピニオン歯車21と平板部2aの間に案内部
材2と一体的に形成されたカラ−22が挿入されている。
回転軸5の他端5cはピン状に形成されている。
【0009】直線往復運動部材3は長方形の案内平板部
3aと案内平板部3a上の長方形で凸状の台部3bと台部3bの
内側の下面が開口したル−プ状の穴の内壁に形成された
内歯歯車3cと台部3bの内側のル−プ状の溝からなるガイ
ドレ−ル3dとで形成されている。内歯歯車3cにはピニオ
ン歯車21が噛合されている。ガイドレ−ル3dには回転軸
5の他端5cが挿入されている。台部3bの上面には適宜数
のアクション物体等取付用ビス3eが固定されている。他
の構造でアクション物体等を取り付けてもよい。案内平
板部3aの幅は案内部2d、2eの内側の案内面2f、2gの間隔
より短く図の紙面で上下に移動可能に形成されている。
【0010】直線往復運動機能付オルゴ−ルの動作は、
巻き鍵19が回動されて全舞が巻き上げられる。全舞が徐
々に巻きほどけると、ドラム13が回転されてドラム13に
植設されたピン18で振動板4の弁4aが弾かれてオルゴ−
ルが鳴奏されると共に冠歯車20と回転軸5とピニオン歯
車21が図6で時計方向に回転される。ピニオン歯車21が
回転されると、図6のように回転軸5の他端5cがガイド
レ−ル3dの上側に挿入されて、ピニオン歯車21が内歯歯
車3cに噛合されているので、直線往復運動部材3の案内
平板部3aは図の紙面で下側の案内部2eの内側の案内面2g
に沿って右方向に摺動される。直線往復運動部材3が右
方向で行き止まると、ピニオン歯車21が内歯歯車3cの左
端に噛合されて回転されているので、直線往復運動部材
3が図の紙面で上方に移動されて図7のように回転軸5
の他端5cがガイドレ−ル3dの下側に挿入されて、案内平
板部3aが紙面で上側の案内部2dの内側の案内面2fに沿っ
て左方向に摺動される。直線往復運動部材3が左方向で
行き止まると、ピニオン歯車21が内歯歯車3cの右端に噛
合されて回転されているので、直線往復運動部材3が図
の紙面で下方に移動されて図6の状態に戻り、図6、図
7の動作が繰り返される。
【0011】前記のように直線往復運動機能付オルゴ−
ルが構成されると、部品点数が少ないので組み立てが容
易であり、調整部分がなく、直線往復運動部材3が案内
部材2で支持されているので、直線往復運動範囲が長く
とも安定的に作動される。更に直線往復運動部材3が安
定的に案内部材2に支持されてこじれる部分が少ないの
で、作動ロスが少なく、或程度重いアクション物体等を
載せることが出来る。
【0012】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されたから、
部品点数が少ないので組み立てが容易であり、調整部分
がなく、直線往復運動部材が案内部材で支持されている
ので、直線往復運動範囲が長くとも安定的に作動され
る。更に直線往復運動部材が安定的に案内部材に支持さ
れてこじれる部分が少ないので、作動ロスが少なく、或
程度重いアクション物体等を載せることが出来る等優れ
た効果を奏する直線往復運動機能付オルゴ−ルを提供す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】オルゴ−ルの上に案内部材と直線往復運動部材
が載せられた直線往復運動機能付オルゴ−ルの平面図で
ある。
【図2】直線往復運動機能付オルゴ−ルの一側側面図で
ある。
【図3】オルゴ−ルの平面図である。
【図4】直線往復運動機能付オルゴ−ルの他側断面側面
図である。
【図5】直線往復運動部材のガイドレ−ルを示す断面平
面図である。
【図6】直線往復運動部材の往路の動作説明図である。
【図7】直線往復運動部材の復路の動作説明図である。
【符号の説明】
A オルゴ−ル部 1 基台 2 案内部材 3 直線往復運動部材 3c 内歯歯車 3d ガイドレ−ル 4 振動板 4a 弁 5 回転軸 5a 一端 5b 中間部 5c 他端 13 ドラム 18 ピン 20 冠歯車 21 ピニオン歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動源によって回転されるドラム
    と、該ドラムに植設されたピンと係脱自在な弁を有する
    とともに基台に固定された振動板とを備えたオルゴ−ル
    において、上記基台に固定された案内部材と、該案内部
    材に回転自在に支承された回転軸と、該回転軸の一端に
    固定された冠歯車と、上記回転軸の中間部に固定された
    ピニオン歯車と、該ピニオン歯車と係合する内歯歯車と
    上記回転軸の他端を遊嵌しル−プ状に形成されたガイド
    レ−ルとを有する直線往復運動部材を備え、上記回転駆
    動源の回転力を上記冠歯車に伝達し、上記回転軸の回転
    により上記直線往復運動部材が上記内歯歯車と上記ガイ
    ドレ−ルに沿って直線往復運動を行う構成をもつことを
    特徴とする直線往復運動機能付オルゴ−ル。
JP18486694A 1994-08-05 1994-08-05 直線往復運動機能付オルゴ−ル Withdrawn JPH0850477A (ja)

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JPH0850477A true JPH0850477A (ja) 1996-02-20

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20011106