JPH08504703A - 使用禁止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 使用禁止装置は、Ｕ形部の基体及び２個の脚体（２１、２２）により定められるＵ形断面を有するＵ部材（１２）から構成される。各脚体は開口部（２３、２４）を有し、両開口部は互いに対向している。ピン（１１）は軸体（３２）及び頭体（３１）を有し、軸体は両開口部（２３、２４）内に嵌合し且つ両開口部内への嵌合と同時に両脚体間に延びる大きさに形成される。錠体（１４）は、ピンをＵ部材に固定し、それによって装置を使用禁止にされる設備から取り外し不能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 使用禁止装置 〔発明の技術分野〕 本発明は、設備を使用禁止にするための装置、特に、限定はされないが車両や そのトレイラを使用禁止にするための装置に関する。 〔発明の背景技術〕 請負者設備の盗難は深刻な問題である。 本発明の目的は、車両、トレーラその他を使用禁止にして、その移動を困難に すると共にそれによってその盗難を防止するための手段を提供することにある。 〔発明の開示〕 本発明により、設備に固定されてそれを使用禁止にするための使用禁止装置が 提供される。 この装置は、Ｕ形部の基体及び２個の脚体により定められるＵ形断面を有し、 各脚体に開口部を設けると共に両開口部を互いに対向させてなるＵ部材と、軸体 及び頭体を有し、軸体が両開口部内に嵌合し且つ両開口部内への嵌合と同時に両 脚体を貫通する大きさに形成してなる取り外し可能なピンと、ピンをＵ部材に固 定し、それによって装置を設備から取り外し不能にすると共に設備を使用禁止に する錠体とからなるものである。 通常、錠体は南京錠であり、ピンが、南京錠をＵ部材の両脚体間に配置させた 状態でＵ部材に固定するために 適用される。 好ましくは、ピンの一部が一方の脚体の開口部を貫通すると共に、南京錠のリ ンク又はピンを受け入れるための横断穴を有し、その横断穴はピンの嵌合時にＵ 部材の両脚体間に存する。 都合よくは、ピンの軸体が、南京錠のリンク又はピンを受け入れるための横断 穴を有する。 好ましくは、ピンの頭体及び両開口部への軸体の嵌合時に頭体と対向する脚体 が、嵌合されたピンの回転を防止するように適合させられる。 使用禁止装置の簡単な実施態様においては、回転防止は、頭体における平坦部 と脚体に固定されたバー又はフランジの形で適用され、その場合、平坦部は、そ れが両開口部へのピンの挿入時にバー又はフランジに近接して適合するようにピ ンの軸体中心から離れて配置される。 我々の国際特許出願Ｎｏ．ＰＣＴ／ＧＢ９３／００４１６において、我々は、 車両の軌道にある開口部にピンを貫通させると共にそのピンを車両のシャーシに 固定することにより、装軌車両を使用禁止にすることを記述した。エラストマー 物質からなる軌道のためには、我々は、軌道に開口部を切り取るか、予め形成し ておくことを提案した。 我々はここに、軌道を備えた車両を使用禁止にするための使用禁止装置の一実 施態様と組み合わせて、軌道に前もって設けられ起動輪の一つの開口部を利用す ること を提案する。 使用禁止装置のこの実施態様においては、ピンの軸体は、起動輪の開口部を貫 通する大きさを有する。 装置は、開口部を形成すると共に使用に際して車両のシャーシ部に結合される ブラケットを含み、そのブラケットは、その開口部にＵ部材の一方の脚体を受け 入れるように適用され、その場合に、両脚体の開口部は起動輪の一つの開口部と 整合させられると共に、ブラケットは受け入れられた脚体の開口部とＵ部材をシ ャーシ部に連結するＵ部材の基体との間に配置される。そして、使用に際して、 錠体が、Ｕ部材の両脚体を横切るピンをその軸体が軌道の開口部を貫通した状態 で固定するように構成され、それによって車両はその軌道の運動を禁止される。 この実施態様において、回転防止は、頭体に固定され、軸体と同方向に延びる と共にそれから離れて配置された差し口と、両開口部への軸体の嵌合時に頭体と 対向する脚体の第二の開口部の形で構成され、この場合、差し口が第二の開口部 に嵌入して、嵌合されたピンの回転を防止する。 好ましくは、差し口は、南京錠のリンク又はピンを受け入れるための横断穴を 有する。 使用禁止装置の他の実施態様においては、それは入れ子伸縮式アクチュエータ を使用禁止にするように適用される。 Ｕ部材は、アクチュエータのロッドにそのシリンダとロッドの終端取付け部の 間において適合させる大きさのチャンネル部材であり、使用に際して、錠体がチ ャンネル部材をロッドに固定するように構成され、それによって、チャンネル部 材がシリンダと終端取付け部の間への介設のために適合させられて、アクチュエ ータは往復運動不能とされる。 入れ子伸縮式アクチュエータが例えば車両の操舵ラムである場合、車両は操舵 ラムの作動禁止により使用禁止とされる。 好ましくは、チャンネル部材は、シリンダ及びアクチュエータの終端取付け部 にそれらの破損なしに隣接するための終端フランジを有するが、チャンネル部材 の取り外しなしにアクチュエータを往復運動させるための試みは行われないであ ろう。 チャンネル部材は、二つのチャンネル要素からなる二重の重複したチャンネル であってもよく、各々は各脚体に複数の開口部を備え、複数の開口部はチャンネ ル要素の長さに沿って整列させられ、それによって、アクチュエータの異なる長 さに適応するようにチャンネル部材の両端末の離隔距離が調節可能とされる。 使用禁止装置の第三実施態様においては、Ｕ部材は、牽引用環状首部の受け入 れに適する脚体の大きさ及び離隔距離と同等の基体長さ及び広さ並びに脚体高さ を有し、それによって、装置がトレイラの牽引用環状首部を使 用禁止にするように適用される。 〔図面の説明〕 本発明の理解を助けるために、三つの特定の実施態様とそれらの変形体を添付 の図面に関して説明する。 それらの図面において、 図１は、軌道ロックとして適用される本発明の第一実施態様にかかる使用禁止 装置を装備した装軌車両の図解式側面図、 図２は、図１の車両の軌道の図解式平面図、 図３は、図１のIII−III線における使用禁止装置の断面図、 図４は、図３の使用禁止装置のIV−IV線における側面断面図、 図５は、軌道ロックとしての使用禁止装置の第一変形体についての図３と同類 の図、 図６は、図５のVI−VI線における変形使用禁止装置の平面断面図、 図７は、軌道ロックとしての使用禁止装置の第二変形体についての図３と同類 の図、 図８は、第三の変形軌道ロックについて同類の図、 図９は、第四の変形軌道ロックについて同類の図、 図１０は、本発明に係る第二実施態様の使用禁止装置がラムロックとして操舵 ラムに適用される場合における車両の操舵連動部の図解式平面図、 図１１は、操舵ラムに適用されるラムロックの側面図 、 図１２は、図１１のVII−VII線における断面端面図、 図１３は、第一の変形ラムロックについての図１１と同類の側面図、 図１４は、図１３の変形体の端面図、 図１５は、第二の変形ラムロックについての図１１と同類の別の側面図、 図１６は、第二の変形ラムロックの端面図、 図１７は、環状首部ロックとして使用される本発明の第三実施態様に係る使用 禁止装置の側面図、そして 図１８は、図１７の使用禁止装置の平面図である。 〔発明の第一実施態様〕 先ず、図１及び図２に関して、装軌車両１は一方側において、スプロケット駆 動輪３、４上をキャリッジ５の周囲に走行するように設けられたエラストマー物 質からなる軌道２を有する。スプロケット駆動輪３、４から軌道への伝動は、従 来のように、軌道にその中心線に沿って設けられた開口部６を経由して行われる 。 本発明によれば、頭体３１と軸体３２を備えたロックピン１１、Ｕ部材１２、 ブラケット１３及び南京錠１４が軌道をシャーシに固定している。南京錠は、Ｖ ｉｒｏの商標の下に販売されているような箱形のものである。ブラケット１３は 逆Ｕ形を呈し、キャリッジ５に、それと協動して開口部１３’を形成するように 結合されている。Ｕ部材１２は火炎切断に耐えるようにアルミニウム から作られている。その適合時に、脚体２１、２２は、それら両者が軌道の中心 を越えて内側に延びるように、下方脚体２１をブラケットに貫通させて、すなわ ちブラケットがキャリッジと協動して形成する開口部に貫通させて、水平に配置 されている。上方脚体２２は軌道上部に延びている。両脚体は各開口部、すなわ ち貫通穴２３、２４を有し、それらの穴は互いに整合し、そしてＵ部材がブラケ ット１３に所定位置まで完全に貫通されると共に軌道２がキャリッジに対して適 当な位置にあるときに、軌道の一つの開口部６と整合する状態にある。 Ｕ部材をそのように嵌合させると、ピンの軸体（これもアルミニウム製である が）を穴２３、２４内に陥入させることができる。そのとき、ピンの頭体３１は 、その軸体３２を穴２３、２４及び軌道の開口部６に貫通させた状態で、上方脚 体２２上に停止させられている。ピンの端部３３は、頭体から離れた位置で、下 方脚体２１に堅く嵌合されている。図３に示されるように、ピンの端部３３は、 下方脚体２１の外側と同一平面上にあってもよい。あるいはまた、端部３３が、 脚体２１から延出していてもよい。 ピンとＵ部材は、この位置において南京錠により固定され、その場合に、南京 錠自体のピン３４がＵ部材の上方脚体２２内側の直下にある軸体３２の横断穴３ ５を貫通する。したがって、南京錠の許可された取り外しがなければ、ピンをＵ 部材から離脱させることができず、軌 道２を移動させることができず、車両は使用禁止とされる。南京錠を両脚体間に 配置することが、それへの干渉を抑制している。 〔第一実施態様における第一変形体〕 図５及び図６に関して、第一実施態様におけるこの第一変形体は、その端部４ ３に耳部４０を備えた変形ピン４１とＵ部材における変形穴５３、５４を有し、 それらの変形穴は、ピンの軸体４２の貫通を可能にするように形成された鍵穴形 の溝穴とされる。下方脚体５１はアンダーカット５５を有し、そのアンダーカッ ト内にピンの耳部４０を、下方脚体の穴への嵌合時に回転しつつ受け入れること ができる。下方脚体の上面には一対の突起５６が設けられ、それらは、耳部４０ がアンダーカット５５内にあるときに軸体の穴５８と整合する各穴５７を備える 。この位置において、南京錠４４を穴５７、５８に適合させることができ、した がってピン４１を下方脚体５１に固定させる。後者の下方脚体は、それ自体、ブ ラケット６１によりキャリッジに固定され、したがって車両は使用禁止とされる 。 〔第一実施態様における第二変形体〕 図７に示される使用禁止装置は、そのＵ部材の下方脚体を受け入れるために第 二ブラケット１３’が使用禁止にされた車両のキャリッジに結合されている点で 、第一実施態様から変形させられている。 また、図７には、我々の国際特許出願Ｎｏ．ＰＣＴ／ ＧＢ９３／００４２６に係る錠体によってトレイラを固定するために、Ｕ部材に 結合された側部ブラケット１２’が示されている。 〔第一実施態様における第三変形体〕 図８に示される使用禁止装置は、軸体１５１と差し口１５２を備えたロックピ ン１１１を有し、それらの軸体及び差し口は、Ｕ部材の上方脚体１２２にある各 穴１２４’、１２４’’及び下方脚体１２１にある穴１２３’、１２３’’を通 過して延出している。軸体１５１は軌道１０２に嵌入する。差し口１５２は、南 京錠１１４のピン１３４を受け入れるための穴１５３を有する。装置は、車両の キャリッジ側部に結合された長穴付き板材１５４により定位置に保持され、その 長穴付き板材を下方脚体が貫通している。 〔第一実施態様における第四変形体〕 図９に示される変形体において、トレイラの環状首部が使用禁止装置に固定さ れ得るように、ロックピン１１１’が、それ自体と上方脚体１２２とに間隔を設 けるために上方にクランク状に曲げられている。 この第一実施態様及びその変形体は、上記のようなそれらの細部にまで限定さ れるものではない。例えば、ピン及びＵ部材は鋼鉄製であってもよい。また、ピ ンの軸体３２は、その軸体がトレイラの環状首部を貫通すると共にその環状首部 がピンの頭体の下方における軌道上に停止するようにした状態で、環状首部が車 両にロックさ れるに十分の長さを有していてもよい。そして、軸体は、南京錠の適合のために 軌道の直下（それでも、Ｕ部材の両脚体間ではあるが）において開口されていて もよい。 第三変形体における差し口１５２は、下方脚体１２１まで延出されなくてもよ く、その場合は穴１２３”を設ける必要がない。 〔発明の第二実施態様〕 図１０に関して、車体２０１を備えた車両（部分的に図示される）は前車軸２ ０２と前輪２０３を有する。車輪は車軸にキングピン２０４で連結されている。 前方に向かう半径方向のアーム２０５が両車輪２０３のハブに固定されると共に 操舵リンク２０６により互いに連結され、それによって両車輪は連動して操舵さ れる。操舵ラム２０７は前方に延びるロッド２０８を有し、そのロッドはその遠 隔端において、左側車輪のハブに固着した操舵アーム２０９に連結されている。 ラムの往復運動により、両車輪は連動して操舵されることになる。 ロッド２０８に本発明に係る使用禁止装置がラムロック２１１の形で適合され る。それは、アクチュエータのシリンダ２１２とナックル２１３の間に延びてお り、そのナックルにより、ロッド２０８は操舵アーム２０９に連結されている。 ロックを図１０に示される長さにすることで、操舵ラムは、車両を右側に操舵す るための収縮が不可能になる。 図１１及び図１２に転じると、ラムロックは鋼鉄製のＵ断面のチャンネル２１ ４からなり、それにはその両端を横切る終端プレート２１５、２１６が結合され ている。それらのプレートは、内部のＵ形チャンネルに適合し且つチャンネルが シリンダ２１２とナックル２１３との間でラムのロッド２０８上に落されること を可能にするように、切り取られている。チャンネルは、その長さの中間部にお いて、その開口縁に近接して、頭体付きピン２１９のための両フランジ部２１７ 、２１８を通る穴を有する。チャンネルがロッド２０８に嵌め込まれると、ピン を両穴に通すことができ、それによって、チャンネルをロッドから引き上げるこ とが防止される。ピン２１９の軸体は、「箱」形南京錠２２１のピン２２０のた めの横断穴を有する。南京錠は、チャンネルの両フランジ間に近接して嵌め込ま れ、それによって、ピン２１９は、それに南京錠が固定されたときに捕えられる ようにしている。 南京錠が一度嵌め込まれると、チャンネルは、ロッド２０８及びナックル２１ ３がシリンダーの方向に少なくともチャンネルの長さを越えて引き込まれること を阻止する。 代替し得る選択として、チャンネル及びその終端プレートを、ラムが完全に伸 長したときにおけるシリンダとナックルの間に丁度適合する長さとしてもよい。 なお、車両の操舵部を固定するためのロックを説明し てきたが、前記ロックは、掘削機のジブ及びバケットラムのような他の入れ子伸 縮式アクチュエータを固定するために用いることもできる。 〔第二実施態様における第一変形体〕 図１３及び図１４に転じると、変形ラムロックは、鋼板からプレス加工された Ｕ断面のチャンネル２５４からなり、その両端において終端フランジ２５５、２ ５６が外側に曲げられている。チャンネルは、その長さの中間部に向かってより 幅広く形成され、その開口縁に近接して、頭体付きピン２５９のための両フラン ジ部２５７、２５８を通る穴２５７’、２５８’を有する。一方のフランジ２５ ８は外向きの縁辺２７０を有する。ピン２５９は、その軸体２７３に結合された 円盤２７２の形をした頭体２７１を有する。円盤２７２は平坦部２７４を残して 切り取られてなる縁部を有し、その平坦部は、縁辺２７０と協動して、ピンが一 配置方向でのみ完全に嵌合され得ることを確保している。チャンネルがアクチュ エータのロッドに嵌め込まれると、ピンを両穴に通すことができ、それによって 、チャンネルをロッドから引き上げることが防止されている。 ピン２５９の軸体２７３は、「箱」形南京錠のピンのための横断穴２７５を有 する。ピンは、穴２７５がチャンネルの長さと平行になるように配向させられ、 それによって、南京錠の嵌め込みが容易になる。南京錠は、チャンネルの両フラ ンジ間に近接して嵌め込まれ、それに よって、ピン２５９は、それに南京錠が固定されたときに捕えられるようにして いる。 〔第二実施態様における第二変形体〕 第二のラムロック変形体は、図１５及び図１６に示されるように、異なる長さ のアームに適用するための長さ調節の可能な使用禁止装置である。このラムロッ クは、二つのプレス加工された鋼板製のチャンネル部材３０１、３０２からなり 、その一方は他方内に嵌め込み可能な大きさを有する。各々は各終端フランジ３ ０３、３０４を有する。各チャンネル部材は、そのフランジ３０７、３０８にお いて夫々複数の穴３０５、３０６を有する。それらの穴はチャンネル部材の長さ に沿って整列させられ、両終端フランジが異なる量だけ離隔されたとき、穴の中 の異なるもの同士が整合されるようにしている。そこで、両終端フランジを両穴 が整合するような一つの離隔距離において固定するために、ピン３０９をそれら の穴に挿入することができる。外側のチャンネル部材３０２における一方のフラ ンジ３０８は、ピン３０９の頭体３１２にある平坦部３１１と嵌合する縁辺３１ ０を有し、ピンの軸体３１４における横断穴３１３を第一変形体と同様に配列さ せている。 〔発明の第三実施態様〕 図１７及び図１８に関して、第三実施態様に係る使用禁止装置は、脚体４０２ 、４０３を有するヘビーゲージ鋼、一般には１２ｍｍ鋼製のＵ部材４０１からな る。脚 体は、それらの間に牽引用環状首部及び南京錠を受け入れるために互いに６５ｍ ｍだけ離隔されている。それらは、Ｕ形部の基体から１００ｍｍの高さを有する と共にと８０ｍｍの長さを有する。各脚体はピン４０６の軸体４０５のための開 口部４０４を有する。一方の脚体４０２は、それにその開口部４０４に近接して 結合された小切片バー４０７を有する。 ピンは、軸体上に結合された頭体４０８を有し、それは、平坦部４０９を残す ように周縁部分が切り落とされた環体の形を呈する。平坦部は、ピンの軸体が開 口部に挿入されたときにバーと近接して適合するように、ピンの中心から離れて 設けられ、その場合、平坦部４０９とバー４０７は協動してピンの回転を防止す る。したがって、軸体における横断穴４１０は、「箱」形南京錠４１３のピン４ １２を受け入れるために、基体４１１と平行に配向される。 ピンをトレイラの牽引用環状首部４２０及び南京錠に定位置で挿入させること により、Ｕ部材４０１は環状首部からのロックの取り外しを防止している。した がって、トレイラは牽引車に連結されないように使用禁止にされると共にトレイ ラの無許可の取り外しが防止される。 既述のように、横断穴４１０はピンの頭体４０８から離れて設けられるが、そ れでもピンの嵌合時は両脚体４０２、４０３の間に配置される。このことは、バ ーを保持する脚体４０２を一番上に配置すると共に開口部４０ ４を環状首部と整合させた状態で、Ｕ部材が環状首部に適合されることを可能に する点で至便である。ロックの重量を環状首部に保持させて、ピンを環状首部及 びその直下に適合された南京錠に落し込むことができる。南京錠を両脚体間に適 用することが、それへの干渉を抑制している。 この実施態様は、上記された細部にまで限定されるものではない。例えば、ピ ン用の横断穴４１０は、南京錠が脚体４０２における頭体と反対側に隣接して適 用され得るように、ピンの上端に設けられてもよい。さらに、ロックが種々の大 きさの環状首部に適用できるようにするために、脚体が、Ｕ形部の基体４１１か ら漸次離隔される多数の開口部４０４を備えていてもよい。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 ９３１８６８３．１ (32)優先日 1993年９月９日 (33)優先権主張国 イギリス（ＧＢ） (31)優先権主張番号 ９３２３９１０．１ (32)優先日 1993年11月20日 (33)優先権主張国 イギリス（ＧＢ） (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＣＡ， ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＨＵ，ＪＰ，Ｋ Ｐ，ＫＲ，ＬＫ，ＬＵ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＵＳ (72)発明者 シルベスター デイビッド グレアム イギリス ウエスト サセックス ＲＨ14 ９ＨＥ ビリングズハースト マリング デーン ロード キングズミード ファー ム

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． Ｕ形部の基体及び２個の脚体により定められるＵ形断面を有し、各脚体に 開口部を設けると共に両開口部を互いに対向させてなるＵ部材と、 軸体及び頭体を有し、軸体が両開口部内に嵌合し且つ両開口部内への嵌合と同 時に両脚体を貫通する大きさに形成されると共に、頭体が両開口部を貫通できな い大きさに形成されてなる取り外し可能なピンと、 ピンをＵ部材に固定し、それによって装置を設備から取り外し不能にすると共 に設備を使用禁止にする錠体とからなる、設備に固定されてそれを使用禁止にす るための使用禁止装置。 ２． ピンの頭体及び両開口部への軸体の嵌合時に頭体と対向する脚体が、嵌合 されたピンの回転を防止するように適合させられた、請求項１記載の使用禁止装 置。 ３． 前記適合が、頭体における平坦部と脚体に固定されたバー又はフランジの 形で構成され、平坦部は、それが両開口部へのピンの挿入時にバー又はフランジ に近接して適合するようにピンの軸体中心から離れて配置された、請求項２記載 の使用禁止装置。 ４． 前記適合が、頭体に固定され、軸体と同方向に延びると共にそれから離れ て配置された差し口と、両開口部への軸体の嵌合時に頭体と対向する脚体におけ る第二の開口部の形で構成され、差し口が第二の開口部に嵌入 して、嵌合されたピンの回転を防止するようにした、請求項２記載の使用禁止装 置。 ５． 錠体が南京錠であり、ピンが、南京錠をＵ部材の両脚体間に配置させた状 態でＵ部材に固定するために適用される、請求項１乃至４の何れかに記載の使用 禁止装置。 ６． ピンの一部が一方の脚体の開口部を貫通すると共に、南京錠のリンク又は ピンを受け入れるための横断穴を有し、その横断穴がピンの嵌合時にＵ部材の両 脚体間に存するようにした、請求項５記載の使用禁止装置。 ７． ピンの軸体が、南京錠のリンク又はピンを受け入れるための横断穴を有す る、請求項６記載の使用禁止装置。 ８． 差し口が、南京錠のリンク又はピンを受け入れるための横断穴を有する、 請求項４に従属する請求項６記載の使用禁止装置。 ９． 軌道に起動輪の開口部を有する形態の装軌車両を使用禁止にするために適 用される装置であり、 ピンの軸体が起動輪の開口部を貫通する大きさを有し、 装置が、開口部を形成すると共に使用に際して車両のシャーシ部に結合される ブラケットを含み、そのブラケットは、その開口部にＵ部材の一方の脚体を受け 入れるように適用され、その場合に、両脚体の開口部は起動輪の一つの開口部と 整合させられると共に、ブラケットは 受け入れられた脚体の開口部とＵ部材をシャーシ部に連結するＵ部材の基体との 間に配置され、 使用に際して、錠体が、Ｕ部材の両脚体を横切るピンをその軸体が軌道の開口 部を貫通した状態で固定するように構成され、それによって車両がその軌道の運 動を禁止されるようにした、請求項１乃至８の何れかに記載の使用禁止装置。 １０．ブラケットがＵ形ブラケットであり、その両脚部間に開口部を形成した、 請求項９記載の使用禁止装置。 １１．ブラケットが長穴付き板材であり、その長穴を開口部とした、請求項９記 載の使用禁止装置。 １２．入れ子伸縮式アクチュエータを使用禁止にするように適用される装置であ り、 Ｕ部材が、アクチュエータのロッドにそのシリンダとロッドの終端取付け部の 間において適合させる大きさのチャンネル部材であり、 使用に際して、錠体がチャンネル部材をロッドに固定するように構成され、そ れによって、チャンネル部材がシリンダと終端取付け部の間への介設のために適 合させられて、アクチュエータが往復運動不能とされた、請求項１乃至８の何れ かに記載の使用禁止装置。 １３．チャンネル部材が、シリンダ及びアクチュエータの終端取付け部にそれら の破損なしに隣接するための終端フランジを有する、請求項１２記載の使用禁止 装置。 １４．チャンネル部材が、二つのチャンネル要素からな る二重の重複したチャンネルであり、各々は各脚体に複数の開口部を備えると共 に、複数の開口部はチャンネル要素の長さに沿って整列させられ、それによって 、アクチュエータの異なる長さに適応するようにチャンネル部材の両端末の離隔 距離が調節可能とされた、請求項１２又は１３記載の使用禁止装置。 １５．Ｕ部材が、牽引用環状首部の受け入れに適する脚体の大きさ及び離隔距離 と同等の基体長さ及び広さ並びに脚体高さを有し、それによって、装置がトレイ ラの牽引用環状首部を使用禁止にするように適用された、請求項１乃至８の何れ かに記載の使用禁止装置。