JPH08504617A

JPH08504617A - 単一のアクチュエーター付の調節できるベッド

Info

Publication number: JPH08504617A
Application number: JP6510080A
Authority: JP
Inventors: バーナードジエイクラウスカ
Original assignee: ジョーンズヘルスケアインコーポレイテッド
Priority date: 1992-10-09
Filing date: 1993-10-01
Publication date: 1996-05-21
Also published as: US5245718A; EP0664691A1; CA2145851A1; CN1034712C; WO1994008544A1; KR950703316A; BR9307210A; USRE35201E; EP0664691A4; CN1091949A

Abstract

(57)【要約】調節可能なべッドはベースフレーム（１８）と複数のピボットにより相互接続された部分（３２、３４、３６）を有するマットレスフレーム（１４）とを含む。複数のリンク（１６）がベースフレームとマットレスフレームの間に置かれている。マットレスフレームは高い位置と低い位置との間を動かされる。単一の直線的なアクチュエーター（１２０）がマットレスフレームに接続されている。アクチュエーターは伸びることができ且つ引込むことができ、マットレスフレームの部分を共通の平面に保って、マットレスを上昇及び下降させる。アクチュエーターは、マットレスフレームが低い位置にある時引込むこともできてマットレスフレームの部分を関節により曲げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】単一のアクチュエーター付の調節できるベッド発明の背景本願発明はベッドに関し、より詳細に云えば調節できる多重位置の介護用ベッドに関する。調節できる又は関節でつながったベッドは一般に治療介護の分野で用いられる。代表的なベッドはベースと、頭又は背中部分、シート部分及び脚又は足の部分に別けられているマットレスフレーム又はサポートとを含む。マットレスフレーム部分はピボット状に相互接続されて連続した調節の範囲を有する。これらの部分は平らな患者が横になった位置から、脚を曲げ又は脚を伸して且つすわる部分に関して患者の背を上方に角度をもたせたすわる位置に動かすことができる。これらの部分はモーター駆動、手動のクランク又は患者の重量によってピボットされる。多重位置の調節できるベッドの実例は一般に所有されている調節できるベッドと題する米国特許No.5.105.486に見出されるが、この特許は１９９２年４月２１日にPetersonに発行されている。この中に開示されたベッドは、頭の部分、すわる部分又は中間部分及び足の部分を有するマットレスフレームを含み、これらの部分はピボット状に相互接続されている。第１のリンクとポジショナーの部分組立体は頭の部分をすわる部分と相互接続し、第２のリンクポジショナーの部分組立体はすわる部分を足の部分と相互接続する。夫々のリンクとポジショナーの部分組立体は細長いロッドとロック機構とを含む。ロック機構はロッドをロックのハウジングに関して選択的に位置させ、従ってマットレス部分を互いに関して選択的に位置させる。更に加えて上昇／下降機構が設けられて、患者の介護を容易にするためにマットレスフレームを低い位置から高い位置に上昇させる。マットレスフレームは、フレームが高い位置及び／又は低い位置にあるとき互いに関して関節結合されている。他の調節できるベッドの例は、１９６２年５月２９日Wetzlerに与えられた「関節可能なベッド」と題する米国特許No.3.036.314，１９６２年１０月２３日We tzlerに与えられた「調節可能なベッド」と題する米国特許No.3.059.248，１９８１年３月３１日Zurに与えられた「ベッドと調節できる本体支持組立体」と題する米国特許No.4.258.445及び１９８４年９月２５日volk，Jr外に与えられた「調節できるモーター付の病院ベッドのモーター駆動用のカップリングシステム」と題する米国特許No.4.472.846に見出される。Wetzlerの特許は、上昇／下降機構と単一の駆動モーターを含む調節できるベッドを開示している。Volk，Jr外の特許においては、上昇／下降、背中とひざの調節を含むいろいろな調節機能が、多重のクラッチ配設によって複数の出力駆動シャフトに選択的に結合された、単一の反転できるモーターによって行われる、調節可能なベッドが開示されている。殆んどの場合において、今迄のベッドで利用できる調節の全範囲は用いられていない。最も普通の操作のモードは平らな構成のマットレスの表面又はねる表面を患者の介護が与えられる時に高い位置に上げることができる。ねる表面を上昇させることは包帯、衣類の交換及び他の類似の操作を行う間に背中の緊張を減少させる。患者が世話されずに残されている時には、患者がベッドから出ようとする時又はベッドから落ちた時の起り得る障害を減らすために、ベッドは一般にその最も低い位置に置かれる。マットレス部分を関節でつなぐ場合には、一般に背中又は頭の部分が最も頻繁に用いられるモードである。背中の部分はベッドが低い位置にある時には上昇される。背中の部分を上昇させることは、患者が食事し、読書し、会話し、テレビを見たり等する間に患者をより楽にするために用いられる。更に患者はベッドから出る時に背中の部分を腕の支えとして一般に用いる。この結果、ベッドが低い位置にある間にベッドから出るべきである。従って関節結合のベッドの標準の操作の要件又は最も代表的な操作のモードはイ）上昇された平らな位置及びロ）低い位置の背中の部分の関節結合である。以前に提供されていたものから、最も普通の操作モード又は要件に適合し、且つより信頼性があり、安価に製造できる複雑でない調節可能な又は関節結合のベッドに対する必要性がある。本発明の概要本願発明によれば前述の必要性は満たされている。本質的に調節可能なベッドは頭又は背中の部分とこれにピボットされた低い部分とを有するマットレスフレームを含む。マットレスフレームをベースフレームに取付けてこれが低い位置と高い位置の間を動き得るように準備されている。単一のアクチュエーターがベースフレームとマットレスフレームの頭又は背中の部分に操作的に接続されている。単一のアクチュエーターは、色々な部分を共通の平面にして平らなモードでマットレスフレームを上昇された又は高い位置に動かす。単一のアクチュエーターは、マットレスの表面又はフレームがその低い位置にある時のみ、背中の部分を低い部分に関して関節でつなげる。本発明のより狭い局面においては、脚部のピボットリンクはすわる部分に関してマットレスフレームの脚の部分を位置させるために含まれている。この結果色々な脚の関節結合位置が得られる。本願発明による調節可能なベッドとアクチュエーターは代表的な関節結合のベッドの最も普通の操作要件に適合する。単一のアクチュエーターのみが、ベースフレームに関してマットレスフレームを高い位置及び低い位置に置き且つマットレスフレーム部分を関節結合により曲げることを達成するのに必要とされる。図面の簡単な説明第１図は本願発明による調節可能なベッドの透視図である。第２図は第１図のベッドの部分の断片的透視図である。第３図はマットレスフレームが高い位置にあるときの本願発明のベッドの側面の立面図である。第４図はマットレスフレームが低い位置にあるのを示す側面の立面図である。第５図は低い部分に関して背中部分の関節結合を示す側面の立面図である。第６、７及び８図はフレームが低い位置にある時のマットレスフレームの脚の部分の色々な位置を例示する側面の立面図である。好ましい実施例の詳細な説明本願発明による調節可能なベッドは第１図及び第２図に示された、且つ一般に図番１０で示されている。ベッド１０はべースフレーム１２、マットレスフレーム１４及び一般に図番１６で示されたリンケージ又は取付配設とを含む。示された形式において、ベースフレーム１２は側面のレール１８、２０と、横向きの端２２、２４及びチューブ状のヘッドボード２６とを含む。端２２、２４は脚２８を限定している。マットレスフレーム１４は頭又は背中の部分３２、中間又は坐る部分３４及び脚又は足の部分３６とを含む。部分３４と３６はフレームの低い方の部分を限定している。夫々の部分は複数の横方向のワイヤー３８と複数の長手方向に伸びるワイヤー４０によって限定されている。この部分は格子の構成を有している。頭の部分３２は１組の横方向に間隔をあけた一般に長方形のワイヤーループ４４を含む。中間部分３４は細長いストラップ４６を含む。脚の部分３６は１組の横方向に間隔をあけた細長いワイヤーループ４８を含む。ループ４４の端５０はストラップ４６の端５２にヒンジにより接続されている。ループ４８の端５４はストラップ４６の端５６のヒンジにより接続されている。この結果頭の部分３２は中間部分３４にヒンジにより接続されているので、これは端５０、５２においてヒンジした点のまわりを振れることができる。中間部分３４と脚の部分３６を含むマットレスフレームの低い部分も又端５４、５６においてヒンジにより相互接続されている。第２図に見られるように且つ第３図に図式的に示されたように、リンケージ配設１６は、ベースフレーム１８にピボットブラケット７２でピボットされているリンク７０を含む。横方向の部材７４はピボットブラケット７２の近くでリンク７０の間に伸びる。上部のシートのリンク７８はピボット点７９においてその下端の近くでリンク７０にピボットされ、且つ部分３４と３６の間のピボットによる相互接続においてマットレスフレーム１４にピボットされている。一般に８２で示された４つのバー又は平行四辺形のリンケージも又含まれている。リンケージ８２はリンク８４、８６を含み、これらのリンクはベースフレーム１２上のブラケットリンク８８と、リンク９０にピボットされている。リンク８４はピボット点９１においてリンク９０にピボットし、リンク８６はピボット点９３においてリンク９０にピボットしている。リンク９０は上部のリンク８４を越えて伸び頭の部分３２に固定されているブラケット９２にピボットされている。横方向の部材９４（第２図）はブラケット８８の近くでリンク８４の間に伸びる。ストラット（つっぱり）９６は横方向部材７４に固定され且つストラック９８は横方向部材９４に固定されている。コントロールリンク１０２はストラット９６、９８の間に伸びる。この結果リンク８４のブラケット８８のピボット点のまわりのピボット運動はリンク７０のブラケット７２のまわりのピボット運動に転換される。従ってリンケージの配設はマットレスフレーム１４をベースフレーム１２と相互接続するので、マットレスフレームは第３図に示された高い位置と第４図に示された低い位置との間を動かされることができる。本願発明によれば単一のアクチュエーター又は駆動手段１２０がマットレスフレームを上昇させ且つ下降させるために設けられている。アクチュエーター１２０は電気モーター１２２と仲びることができ且つ引込むことができる部材１２４とを含む。第２図及び第５図に示されたように、アクチュエーターの１端はストラット１３０にピボットされ、このストラット１３０は横向きの小片１３２に固定されている。小片１３２はベースフレームの側面のレール１８、２０の間に伸びる。伸ばすことのできる部材１２４はクランクアーム１３６にピボットされている。クランク１３６は背中部分３２と中間部分３４の間のピボット又はヒンジ点の近くで頭又は背中の部分３２に固定される。クランクアーム１３６は中間部分とその下面で係合し、この下面が止めを形成するので部分３２のピボット点１４２の時計方向の動きは制限される。部分３２は部分３４と同じ平面で部分３２を平ら又は水平な構成にする処迄のみ時計方向に動かされることができる。現在の実施例において、アクチュエーター１２０はＶＷ７６のモデル表示でFascoによって市販されているタイプの直線のアクチュエーターである。電気モーター１２２はリードスクリュー１４５を回転させ、このリードスクリューはねじにより伸ばせ且つ引込める部材１２４と係合する。脚のピボットリンク１６０は上端１６２を含み、この上端１６２はブラケット１６３において脚の部分３６にピボットされている。下端１６４はベッドの色々な部分に取付けられる。第２図及び第３図に示された形式においては、中間部分３４はリンク１６０の端１６４を受け入れるための孔１６７を規定する固定したぶら下ったタブ１６５を含む。シートリンク７８は孔又はピボット点１７１を有する延長部分１６９を規定している。第６図及び第７図に示されたように、もう１つの脚のリンク１７３も又含まれてもよい。リンク１７３はピボット点７９においてリンク７０、７８にピボット点９１においてリンク８４、９０にピボットにより接続されている。脚のリンク１７３は孔又はピボット点１８２、１８６を規定している。リンク１６０はシート部分３４に関して脚の部分３６の関節部分の調節を可能とする。操作第３図に示されたようにアクチュエーター１２０が完全に伸ばされた位置にある時、マットレスフレーム１４は部分３２、３４及び３６凡てが共通の平面の中にあって平ら又は水平である。マットレス部分１４はベースフレーム１２に関してその高い位置にある。ベースフレーム１２に関してマットレスフレーム１４のこの位置への動きはリンク７０、７８、８２、９０及び９２によってコントロールされている。クランクアーム１３６はマットレスフレームの部分３４と係合している。アクチュエーター１２０は、第４図に示されたように部材１２４を低い位置に引き込む。部分３２、３４及び３６は共通の平面に留る。リンク７０及び平行四辺形のリンケージ８２はこれらの最も低い位置に下げられている。部材１２４が更に動く又は引き込まれると、背中の部分３２は点１４２のまわりにピボットして、色々な上げられた又は曲げられた位置（第５図）をとる。アクチュエーターが完全に引込まれた位置にある時には、背中又は頭の部分は、第５図において実線で示されたように完全に直立した位置又はすわった位置にある。シーチ部分３４は水平以下に落込み、且つ脚の部分３６は同じ平面に留る。アクチュエーター１２０が逆転され、部材１２４がその外側の限界の方に動かされると、部分３２は水平位置に戻り、且つアーム１３６は部分３４によって規定された止めを支える。アクチュエーター１２０が引続いて伸びると、マットレスフレーム１４を第４図に示された低い位置から第３図に示された高い位置に移行させる。従って単一のアクチュエーターが患者の看護を容易にするためにマットレスフレームの位置の上下を行う。低い方の部分に関して背中の部分を曲げることは、マットレスフレームがその低い位置にある時のみ起る。本願発明による調節可能なベッドは従って代表的な関節結合のベッドの操作の要件の大部分に適合する。脚の部分の曲りは、部分３４に関する部分３６の角度をもった配置であるが、脚のピボットリンク１６０を置くことによって達成される。リンク１６０が孔１６７においてシートタブ１６５に取付けられると、これは実質的に脚の部分３６も平行に伸びる。部分３６はシート部分３４（第３、４及び５図）と同じ平面の中に留る。ピボットリンク１６０はシート部分及び低い方の部分に関して実質的にロックされる。第６図に示されたように、ピボットリンク１６０の端１６４はリンク１８７の上のピボット点１８２に移動されるが、これはブラケット７２の後にある。この位置にあるとき、脚の部分３６は関節で後に曲げられた間、シート部分に関して持ち上げられる。第７図に示されたように、脚のリンク１６０の端１６４は、リンク１７３の孔１８６の中にあるように位置される。このように位置された時、リンク１６０は実質的にシートリンク７８に平行である。このような位置にある時、最低の脚の部分の関節曲げが達成される。脚の部分３６は実質的に平行な平面に留り、一方背中の部分３２とシート部分３４は互いに関して関節で曲げられる。第８図に示されたように、脚のピボットリンク１６０は前方にピボットされて、その低い方の端１６４は、シートリンク７８によって規定されるピボット点１７１と係合する。端１６４が斯くして頭の部分３２の方向に動かされると、脚の部分３６はシート部分３４に関して下降して、患者にひざを折らせる。ベッドが動かされてマットレスフレームが高い位置に上げられると、脚のリンク１６０は脚の部分３６に平行なシート部分のタブ１６５上のその位置に戻される。従ってベッドの足の部分とベッドの上の色々な場所との間にピボットで接続された脚のリンクを用いることによって、脚の関節による曲げの色々異なった特徴を生み出す。色々な患者によって安楽とリハビリのために要求される脚の部分の特定の高さ及び／又はひざのところの曲りは容易に達成される。単一の直線的なアクチュエーターは本願発明に従って一つの限界において、上昇モードで運転してマットレスフレームを患者の世話に適するように高い位置に上げ、且つ又患者の通常の使用のためのその最も低い位置にマットレスフレームを下げる。ベッドが最も低い位置にある時のみ、同じアクチュエーターは又関節曲げをもとにもどすことができる。複数のアクチュエータークランク及びモーターは省略される。本願発明に従ったベッドは従来のモーター付ベッドから大巾に簡素化されたもので他方看護の環境における調節可能なベッドに対する要件又は運転モードの殆んど凡てを満足している。本願発明に従った調節可能なベッドは現在迄に経験されたものより安いコストで比較的容易に製造される。上述の説明にかんがみて、当業者はここに開示された発明の概念から離れることなく色々な改造を想定するであろう。例えば、若しも脚の関節曲げが必要なければ、マットレスフレームは単に２つの部分即ち頭の部分と低い方の部分とを含むことができよう。従って上記は単に好ましい実施例の開示としてのみ考えられることは明らかに意図されている。本願発明の真の精神と範囲は付帯する請求項を参照して決定されるものである。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項【提出日】１９９４年２月１５日【補正内容】請求の範囲１．調節可能なべッドにおいて、べースフレームと、第１の部分と、当該第１の部分にピボットされた第２の部分とを含むマットレスフレームと、当該ベースフレームと当該マットレスフレームに操作的に接続された取付手段であって、通常は共通の平面にあるマットレスフレームの第１の部分と第２の部分をもつ当該マットレスフレームを、ベースフレームに関して高い位置と低い位置との間に動かし、当該マットレスフレームが低い位置にある時のみ当該第１の部分が当該第２の部分に関して上方にピボットして関節により曲げられた位置を規定することができる取付手段と、ピボット的に当該ベースフレームに接続され且つ当該マットレスフレームの当該部分の中の１つに直接接続された単一のアクチュエーターであって、当該マットレスフレームを高い位置から低い位置に当該部分を水平方向のまま低くさせ、且つマットレスフレームが当該低い位置にある時のみ、当該第１の部分を関節により曲げられた位置に上方にピボットする単一のアクチュエーターとを含むことを特徴とする調節可能なベッド。２．請求項１に規定された調節可能なベッドにおいて、当該取付手段は第１の組のピボットにより相互接続されたリンクを含み、当該リンクの中の１つは当該第２の部分にビボットされ、当該リンクの他のものは当該ベースフレームにピボットされていることを特徴とする調節可能なベッド。３．請求項２に規定された調節可能なベッドにおいて、当該取付手段は更に当該第１の部分と当該ベースフレームの間にピボットによって相互接続された第２の組のリンクを含むことを特徴とする調節可能なべッド。４．請求項３に規定された調節可能なべッドにおいて、当該アクチュエーターは当該第１の部分に固定されたクランクアームを含むことを特徴とする調節可能なべッド。５．請求項４に規定された調節可能なべッドにおいて、当該アクチュエーターを伸ばすことができ且つ引込むことができる部材は当該クランクアームに接続されていることを特徴とする調節可能なべツド。６．請求項１に規定された調節可能なベッドにおいて、当該マットレスフレームの当該第２の部分は、脚の部分と、当該脚の部分と当該第１の部分にピボットされた坐る部分とを含むことを特徴とする調節可能なべッド。７．請求項６に規定された調節可能なべッドにおいて、当該取付手段は当該ベースフレームと当該マットレスフレームの間に接続された複数のリンクを含み、当該リンクは当該マットレスフレームを、当該部分を共通の平面に保って当該低い位置と高い位置の間に動かすことを可能とすることを特徴とする調節可能なベッド。８．請求項６に規定された調節可能なべッドは更に、脚の部分のピボットリンクを含み、このリンクの１端は当該脚の部分にピボットされ、他端は選択的に当該取付手段と当該マットレスフレームに接続することができ、当該坐る部分に関して脚の部分を固定し、且つ当該坐る部分に関して脚の部分を関節により曲げることを可能とすることを特徴とする調節可能なベッド。９．請求項８に規定された調節可能なベッドにおいて当該取付手段は、当該ベースフレームと当該マットレスフレームの間に接続された複数のリンクを含み、当該リンクは当該部分を共通の平面に保って当該マットレスフレームを低い位置と高い位置の間に動かすことを可能とすることを特徴とする調節可能なベッド。１０．請求項９に規定された調節可能なベッドにおいて、当該アクチュエーターは当該第１の部分に固定されたクランクアームを含むことを特徴とする調節可能なべッド。１１．請求項１０に規定された調節可能なベッドにおいて、当該アクチュエーターは更に伸ばし且つ引込むことができる部材を含み、当該部材は当該クランクアームに接続されていることを特徴とする調節可能なベッド。１２．第２の部分にピボットされた第１の部分を有するマットレス支持体とベースとを含むタイプの関節結合のべッドのための上昇／下降機構において、当該機構は、背中の部分に取付けられるアームと、べースとマットレス支持体に接続されるよう適合されたリンケージ手段であって、第１と第２の部分を共通の平面の中に保って、支持体をベースに関して高い位置と低い位置の間に動かすことを可能とするリンケージ手段と、べースに取付けられるアクチュエーターブラケットと、当該アクチュエーターブラケットにピボットされ、伸びることができ且つ引き込むことができる素子を有し、当該素子は当該アームに接続されている直線的なアクチュエーターとを含み、当該アームと当該リンケージ手段は、この素子の完全に引き込まれた時に第１の部分は当該第２の部分に関して関節で曲げられて角度をもつ位置となり、この素子が外側の限界の方に伸びる時に、第１の部分は当該第２の部分に関して平らな位置に低められ、且つマットレス支持体はこのとき当該部分を平らにした状態で高い位置に上昇されるように置かれることができ、且つ寸法を持たされていることを特徴とする上昇／下降機構。１３．請求項１２に規定された上昇／下降機構において、当該リンケージ手段は、第１の組のピボットにより相互に接続されたリンクを含み、当該リンクの１つはマットレス支持体の第１の部分にピボットすることができ、且つ当該リンクの中の他のものはべッドのベースにピボットすることができることを特徴とする上昇／下降機構。１４．請求項１３に規定された上昇／下降機構において、当該取付手段は更にマットレスフレームの第２の部分とべッドのベースとの間を接続できる第２の組のピボットにより相互接続されたリンクを含むことを特徴とする上昇／下降機構。１５．請求項１４に規定された上昇／下降機構において、当該リンケージ手段は更に当該第１と第２の組のリンクの間に伸びるコントロールリンクを含むことを特徴とする上昇／下降機構。１６．請求項１５に規定された上昇／下降機構において、当該直線のアクチュエーターは電気モーターとリードスクリューとを含むことを特徴とする上昇／下降機構。１７．請求項１２に規定された上昇／下降機構は更に当該リンケージ手段に選択的に接続できる第２の部分のピボットリンクと、当該第２の部分のピボットリンクをビボットで支持する第２の部分のブラケットであって、マットレス支持体に取付けることができる当該第２の部分のブラケットとを含むことを特徴とする上昇／下降機構。

Claims

【特許請求の範囲】１．調節可能なベッドにおいて、ベースフレームと、頭の部分と、当該頭の部分にピボットされた低い方の部分とを含むマットレスフレームと、当該ベースフレームと当該マットレスフレームに操作的に接続された取付手段であって、通常は共通の平面にあるマットレスフレームの頭の部分と低い方の部分をもつ当該マットレスフレームを、ベースフレームに関して高い位置と低い位置との間に動かし、当該マットレスフレームが低い位置にある時のみ当該頭の部分が当該低い方の部分に関して上方にピボットして坐る位置を規定することができる取付手段と、ピボット的に当該ベースフレームに接続され且つ当該マットレスフレームの当該頭の部分に直接接続された単一のアクチュエーターであって、当該マットレスフレームを高い位置から低い位置に当該部分を水平方向のまま低くさせ、且つマットレスフレームが当該低い位置にある時のみ当該頭の部分を坐る位置の方向に上方にピボットする単一のアクチュエーターとを含むことを特徴とする調節可能なベッド。２．請求項１に規定された調節可能なベッドにおいて、当該取付手段は第１の組のピボットにより相互接続されたリンク含み、当該リンクの中に１つは当該低い方の部分にピボットされ、当該リンクの他のものは当該ベースフレームにピボットされていることを特徴とする調節可能なベッド。３．請求項２に規定された調節可能なベッドにおいて、当該取付手段は更に当該頭の部分と当該ベースフレームの間にピボットによって相互接続された第２の組のリンクを含むことを特徴とする調節可能なベッド。４．請求項３に規定された調節可能なベッドにおいて、当該アクチュエーターは当該頭の部分に固定されたクランクアームを含むことを特徴とする調節可能なベッド。５．請求項４に規定された調節可能なベッドにおいて、当該アクチュエーターの伸ばすことができ且つ引込むことができる部材は当該クランクアームに接続されていることを特徴とする調節可能なベッド。６．請求項１に規定された調節可能なベッドにおいて、当該マットレスフレームの当該低い方の部分は、脚の部分と、当該脚の部分と当該頭の部分にピボットされた坐る部分とを含むことを特徴とする調節可能なベッド。７．請求項６に規定された調節可能なベッドにおいて、当該取付手段は当該ベースフレームと当該マットレスフレームの間に接続された複数のリンクを含み、当該リンクは当該マットレスフレームを、当該部分を共通の平面に保って当該低い位置と高い位置の間に動かすことを可能とすることを特徴とする調節可能なベッド。８．請求項６に規定された調節可能なベッドは更に、脚の部分のピボットリンクを含み、このリンクの１端は当該脚の部分にビボットされ、他端は選択的に当該取付手段と当該マットレスフレームに接続することができ、当該坐る部分に関して脚の部分を固定し、且つ当該坐る部分に関して脚の部分を関節により曲げることを可能とすることを特徴とする調節可能なベッド。９．請求項８に規定された調節可能なベッドにおいて、当該取付手段は、当該ベースフレームと当該マットレスフレームの間に接続された複数のリンクを含み、当該リンクは当該部分を共通の平面に保って当該マットレスフレームを低い位置と高い位置の間に動かすことを可能とすることを特徴とする調節可能なベッド。１０．請求項９に規定された調節可能なベッドにおいて、当該アクチュエーターは当該頭の部分に固定されたクランクアームを含むことを特徴とする調節可能なベッド。１１．請求項１０に規定された調節可能なベッドにおいて、当該アクチュエーターは更に伸ばし且つ引込むことができる部材を含み、当該部材は当該クランクアームに接続されていることを特徴とする調節可能なベッド。１２．脚の部分にピボットされた背中の部分を有するマットレス支持体とベースとを含むタイプの関節結合のベッドのための上昇／下降機構において、当該機構は、背中の部分に取付けられるアームと、ベースとマットレス支持体に接続されるよう適合されたリンケージ手段であって、背中の部分と脚の部分を共通の平面の中に保って、支持体をベースに関して高い位置と低い位置の間に動かすことを可能とするリンケージ手段と、ベースに取付けられるアクチュエーターブラケットと、当該アクチュエーターブラケットにピボットされ、伸びることができ且つ引き込むことができる素子を有し、当該素子は当該アームに接続されている直線的なアクチュエーターとを含み、当該アームと当該リンケージ手段は、この素子が完全に引き込まれた時に背中の部分は当該脚の部分に関して角度をつけられて坐る位置となり、この素子が外側の限界の方に伸びる時に、背中の部分は当該脚の部分に関して平らな位置に低められ且つマットレス支持体はこのとき当該部分を平らにした状態で高い位置に上昇されるように置かれることができ且つ寸法を持たされていることを特徴とする上昇／下降機構。１３．請求項１２に規定された上昇／下降機構において、当該リンケージ手段は第１の組のピボットにより相互に接続されたリンクを含み、当該リンクの１つはマットレス支持体の脚の部分にピボットすることができ、且つ当該リンクの中の他のものはベッドのベースにピボットすることができることを特徴とする上昇／下降機構。１４．請求項１３に規定された上昇／下降機構において、当該取付手段は更にマットレスフレームの背中の部分とベッドのベースとの間を接続できる第２の組のピボットにより相互接続されたリンクを含むことを特徴とする上昇／下降機構。１５．請求項１４に規定された上昇／下降機構において、当該リンケージ手段は更に当該第１と第２の組のリンクの間に伸びるコントロールリンクを含むことを特徴とする上昇／下降機構。１６．請求項１５に規定された上昇／下降機構において、当該直線のアクチュエーターは電気モーターとリードスクリューとを含むことを特徴とする上昇／下降機構。１７．請求項１２に規定された上昇／下降機構は更に当該リンケージ手段に選択的に接続できる脚の部分のピボットリンクと、当該脚の部分のピボットリンクをピボットで支持する脚の部分のブラケットであって、マットレス支持体に取付けることができる当該脚の部分のブラケットとを含むことを特徴とする上昇／下降機構。